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来年こそは…!

2009年12月31日

たじまゆきこです。

今日で2009年も終わりです。
あなたは、どんな1年でしたか?

私は、2009年は軽やかな1年にしたいと思っていたのですが、
(参照・・・2009年1月1日の日記
達成率は、45%くらいでした。

フットワークの軽さは、まあまあ達成できたかなと。
今年も色々出かけましたし。

でも「実際に走る」目標は、達成率2%くらい…。

最初は、よかったんですよ!(いきなり言い訳ですみません。苦笑)
スポーツジムに行って、順調に走っていたのですが、
いきなり飛ばし過ぎて、膝に水がたまり、
(座って、立ち上がった瞬間、ボキッと言ったんですよー!)
しばらく運動が出来なくなったら、運動をしない生活に慣れてしまい、
結局、ほとんど運動をしないまま1年が終わってしまいました。
途中、DVDエクササイズにもちょこっとはまったのですが、
それも1ヶ月くらいでマイブームが去ってしまった…。
はぁ〜。ダメダメですね、私。

運動不足のせいか?肩こりが酷く、マッサージにもよく行きました。
それに、疲れやすかったし、何と言っても、太ったー!!!

そこで、2010年こそは、健康のために、身体を動かそうと思ったのです。
でも、走ることに限定するのはやめます。
普段、歩くこともしていないのに、
いきなりマラソン大会に出ようとした目標が無謀だったんです。はい。

2010年は、一度にたくさん運動するのではなく、
少しずつでも、運動することを習慣にできたらな、と思います!

運動以外の2010年の目標は、また来年にでもお話しますね。

・・・

今年も、「ゆきれぽ」を読んで下さってありがとうございました。
「いつも読んでるよー」、
「ゆきれぽを参考にして映画を見た」、
「ゆきれぽを読んでから本を買いました」
などという嬉しい感想を、この1年もたくさんいただきました。
本当にありがとう!

来年もたくさん、ブログにアップしていきますので、
お暇なときにでも、読んでくださいませ。

それでは、良いお年を♪

yukikotajima 9:20 am

田島の超個人的本ランキング2009!

2009年12月28日

☆ 田島の超個人的本ランキング2009! ☆

先日は、映画ランキングを発表しましたが、今日は、本ランキングを発表します。

今年読んだ本の数は、なんと、73冊!!!
年間目標の50冊を余裕で超えて、目標達成です。
たぶん、人生の中で、一番読書をした1年だと思います。

私が読んだ本の感想は、
ブログのカテゴリー「本」をクリックしていだくと出てきますので、
気になる方は、お時間のある時にでもお読みください。

もしくは、↓をクリック!
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?cat=3

それでは、早速、私、田島悠紀子の、
2009年、満足度の高かった本ランキングの発表です。

●まず総合ランキング!

1位『オリンピックの身代金』奥田英朗
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1106

私の大好きな奥田英朗さんの超・長編小説です。
今年読んだ本の中では一番ボリュームがあったように思います。
奥田さんの本は、人間臭さがあります。
すぐ隣にいそうな人を描いているのです。
本を読む、というよりも人に会いに行く感覚に近いかもな。

 

2位『風が強く吹いている』三浦しをん
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=877

大学の駅伝部のお話です。
秋には映画化もされました。
こちらは、本を読んでいるというより、
自分も一緒になって走っている感覚でした。
こんなに熱い気持ちになれた青春小説は、今まで無かった!
若者たちのがんばる姿の美しいことよ…。
是非、来年のお正月の駅伝の前に読んでみてください。

 

3位『チェーン・ポイズン』本多孝好
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=871

心地いい裏切りを味わった本。
最後の一行まで、ずっと勘違いしたまま読んでいました。
すっかり騙されました。
「だまし絵」を見ているような本でした。
あなたは、そのトリックを見破れるかしら。

 

●心を優しくしてくれた本

『八朔の雪— みをつくし料理帖』高田郁
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1084

主人公の澪ちゃんは、悲しい時や辛い時は辛抱するのですが、
人から優しくされると我慢できずに泣いてしまいます。
ちなみに、この本には優しい人がたくさん出てきます。
それだけ、泣きポイントが満載ということです。
私も澪ちゃんと同じ数だけ泣いていました。
 
 

●生きていく上で大切なことを教えてくれた本

『インターセックス』帚木蓬生
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1105

「自分は無関係だから、偏見ももたないし、干渉もしない、ということが、すでに「偏見」だ。
自分は関係ない、と思うのは無知と等価であり、恥。大切なのは理解」
という文章が、私の心にぐさっと刺さりました。
この文章、単体でも意味がありますが、
本を読んでいただくと、より深い意味を持って心に響きますよ!
是非、読んでいただきたい1冊です。

 

●歴史がキラキラ輝いて見えた本

『邪馬台国はどこですか?』鯨統一郎
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=963

歴史を斬新な視点で論じた本。
といっても、歴史大好きな人たちがバーでトークをするという、
小説スタイルで、小説としても面白い。
もし、本当にそうだったら、と考えるとワクワクできるお話が満載でした。

 

●今年デビューした新人作家ナンバー1

『神様のカルテ』夏川草介 
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1069

現役のお医者さんが書いた医療小説です。
仕事が忙しいことに文句を言いつつも、
とても楽しそうに仕事をしているのが伝わってきて、気持ちいい。
私も頑張ろう!と思わせる爽やかさがあるのです。
心のコリをいい感じでほぐしてくれる本です。

 

他にもオススメ本はたくさんあるのですが、
全部は紹介しきれないので、ゆきれぽの本カテゴリーをチェックしてください。
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?cat=3

来年は、今年以上にたくさんの本を読みたいな。
とりあえず、今年読んだ73冊は超えたいと思います。

yukikotajima 10:15 am

1月2日の『ネッツカフェドライヴィン』のメッセージを受付中!

2009年12月27日

毎週土曜午前11時から、私、田島悠紀子のナビゲートでお送りしている番組
ネッツ富山プレゼンツ ネッツ・カフェ・ドライヴィン』。
いつも聞いて下さっている皆さん、ありがとうございます!

昨日のテーマは、「2009年 思い出のドライブ」でした。

番組宛てにお寄せいただいたメッセージには、
今年の思い出とあわせて、来年は○○に行きたい、と書かれているものが多かったので、
次回、1月2日のテーマを「2010年 私のドライブ計画」にしてみました。

2010年、あなたは、車に乗ってどこに行きたいですか?
なぜ、そこに行きたいのか、理由も合わせて教えてください。
具体的に、ドライブプランを立てていただいてもOKですよ。

メッセージフォームは、FMとやまのHPのインフォメーションにあります。
あなたからのメッセージ、お待ちしています!

(また、今回は、なるべく早めにメッセージをいただけたら、嬉しいです。
 できれば、月曜日の夕方くらいまでに…)

★番組の情報&メッセージフォームはコチラ↓
http://www.fmtoyama.co.jp/contents/info_354.html

yukikotajima 10:28 am

73 小説『サヨナライツカ』

2009年12月26日

1月に映画化される、辻仁成さんの恋愛小説『サヨナライツカ』を読みました。

大好きな西島秀俊さんが出演することを知り、
映画の公開が待てず、先に原作に手が伸びてしまったのでした。

舞台は、1975年のバンコク。
最高級ホテルに住む沓子は、エリートビジネスマン豊と出会い、互いに魅かれ合います。
これだけでしたら、赴任先の海外で出会った2人の素敵なラブストーリーになるのですが、
なんと、豊には東京に婚約者がいるんですね〜。
控えめでお嬢様の婚約者と、まるで正反対の、奔放で妖艶な沓子。
さて、豊は、どのような選択をするのか!?
簡単に説明すると、こんな感じのお話です。

映画では、沓子を中山美穂さんが、豊を西島秀俊さんが演じています。

小説は、豊目線で話が進んでいきます。
最初は、沓子とは結婚式までに別れればいい、と考えていた豊ですが、
美しく、わがままな沓子の強引さに徐々にはまっていっちゃうんですね〜。

沓子は、一体どんな女性なのか、途中まで、まったくわかりません。
何をしている人なのか?何歳なのか?出身地は?
でも、豊は、そんなことは気にせず、
というか、気にならないくらい、沓子に傾倒していきます。

でも、本当に愛している、というのは、そういうことなのかもしれませんね。
その人にまつわる一切の情報や条件ではなく、
その人自身を愛している、ということになりますものね。

この作品には、
「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すのか、それとも愛したことを思い出すのか」
といった問いかけが繰り返し出てきます。

実際、今、ブログをお読みのあなたは、どうですか?

私は、正直言って、今はわからないけれど、
たぶん、愛したことを思い出すのかなあ、という、あいまいな答えのまま、
主人公たちの返答はどうだろう?と読みすすめてみました。

沓子の返答は、私の心をズキンとうならせました。
私もこうでありたい、と思いました。

沓子は、最初は、自由奔放すぎて、私には、相当感じ悪くうつりましたが、
でも、知れば知るほど、その不器用さが切なくて、泣けて仕方なかったです。

私は、映画の公開が待てず、先に小説を読んでしまいましたが、
ストーリーを知ってしまった今は、逆に、感情移入し過ぎて、大泣きしてしまいそうです。

早く映画が見たい〜!
ちなみに公開は、1月23日(土)です。
まだあと1ヶ月近くあるわ…。待てない。

yukikotajima 7:50 pm

田島の超個人的映画ランキング2009!

2009年12月23日

明日の昼12時から『シネマの細道スペシャル』が放送されます。
出演は、牧内直哉さんとTOHOシネマズファボーレ富山支配人、志村秀人教授です。

それに合わせ、私もこの1年、鑑賞した映画を振り返ることにしました。

それでは、勝手に田島の超個人的映画ランキング2009!の発表です!

(※ただし、TOHOシネマズファボーレ富山・高岡で鑑賞した作品に限る)

●作品賞●

1位 『劔岳 点の記』(+『撮影の記』もセットで)

木村監督の映画にかける愛をひしひしと感じました。
厳しすぎる撮影の、この映画を見たことで、
他の作品を見る目が厳しくなってしまった…。(苦笑)

2位 『チェ・28歳の革命』『チェ・39歳別れの手紙

スティーヴン・ソダーバーグ監督は、7年間リサーチを重ね、
チェと共に革命を体験することにこだわったのだとか。
劔岳の木村監督と同じ精神です。

3位 『スラムドッグ$ミリオネア

とにかくひきこまれました。
映画鑑賞中の瞬きの回数は、ダントツ少なかった映画です。たぶん。

●男優賞●

・ベニチオ・デル・トロ 『チェ・28歳の革命』『チェ・39歳別れの手紙』

役のために25キロの減量に挑んだのだとか。
確かに、彼は、チェ・ゲバラそのものでした。
彼の演じるチェを見て、私は、チェ・ゲバラという人物に興味を持ちました。

●女優賞●

・麻生久美子 『おと・な・り』『インスタント沼』

彼女が演じる女の子は、一見フワフワしているように見えて、
実は芯が強い女の子が多いように思う。
女子が共感しやすい女子なのかもな。
 

◇ここからは、田島オリジナル◇

●音楽映画ベスト5●

3位までには入らなかった、
というか、あえて別枠を設けることにし、外した映画。
音楽がキーワードになっています。
どの作品も、3位以内に入ってもおかしくない映画です。

1位『This is it』
2位『パイレーツ・ロック』
3位『ハイスクール・ミュージカル』
4位『幸せはシャンソニア劇場から』
5位『シャイン・ア・ライト』

今回、上位3作品がなかなか選べなかったので、
音楽が関連している作品は、別枠を用意してみました。
どの作品も、最高に良かったです。

●勝手に男前ランキング●

1位 岡田将生

『重力ピエロ』のハル役がよかった〜!
ちょっと不貞腐れた中の隠しきれないピュアな表情がいい。

2位 チョン・ウソン

『グッド・バッド・ウィアード』のグッドです。
カウボーイの下からのぞきこむように見つめる流し目にうっとり。

3位 TELYAさま(田辺誠一)

『少年メリケンサック』のビジュアル系アーティストTELYAさま。
「♪アンドロメダ おまえ」という曲で是非、本当にデビューしてほしかった。
かっこいいというより・・・インパクトがありました。(笑)
たぶん、他にも男前な人はたくさんいるはずなのですが、
どうしても彼が頭から離れなかった。

と、この1年間見た映画を振り返っての田島ランキングでした。

FMとやまリスナーが選ぶランキングの発表は、
明日昼12時からの『シネマの細道スペシャル』を聞いてね〜。

yukikotajima 10:40 am

70〜72 クリスマスプレゼントにオススメの本を♪

2009年12月21日

今日の『キノコレ』で、
紀伊國屋書店富山店の朝加さんにオススメ頂く本を、
私も読んでみました。

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★まず、こちらは、絵本。

『かいじゅうたちのいるところ』 

全世界に2000万人ものファンがいて、1月には映画化も決まっている絵本です。
お子さんに読み聞かせながら、ママがウルッときてしまいそうです。
絵、そのものは、芸術的で、どちらかというと、大人が好きそうな感じです。

ストーリーに関しては・・・
すでに50年近く前に出ている本ですし、ここでは、あえて書きません。

是非、読んでみてください!

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★こちらも絵本です。

『ちか100かいだてのいえ』 

なんと本を縦に開いて、めくっていくという変わったスタイルです。
見開き2ページで、10階分のお部屋が描かれています。

住人達は、動物や虫など。
蝉の幼虫やみみずなど、虫が苦手な私には、
名前だけ聞くと「うっ・・・」と顔をそむけてしまいそうなものばかりですが、
とても愛らしく描かれているので、大丈夫!というか、かわいい!

実際、本物の虫に触れる機会の少ない、今のお子さんたちにとっては、
絵本で、虫はこわくない、と学んでおくことはいいことかもしれません。

みみずの描き方なんて、とってもかわいいですし♪

飛び出す絵本ではないけれど、それくらいのインパクトがあります!

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★こちらは、本です。かなり分厚いです。

『365日のベッドタイム・ストーリー』

なんと言っても、365日分のストーリーがおさめられていますから。

読み聞かせ用ということですが、大人の皆さんが読んでも十分楽しめます。

お話は、日付ごとにわかれていますが、
他にも、テーマ別、キーワード別にわかれていますので、色々な読み方が出来ます。

日本の昔話、グリム童話、イソップ物語などのおなじみのお話の他、
世界各地のお話も収録されています。

また、国によって結末が異なる場合は、それぞれの国のお話が入っています。
例えば、『シンデレラ』など。

この本は、どこから読んでもOKですが、
私は、やっぱり自分の誕生日から読んでしまいました。
ちなみに私の誕生日、7月13日は『ロバの影』。
短いお話ですが、印象に残るお話で、身につまされました。

この本には、「生き方のお手本」がたくさん詰まっています。

毎晩、1話読むことで、翌日の自分のテーマが決まりそうです。
例えば、「明日は、嘘をつかない」とか、「明日は、感謝の気持ちを忘れない」とか。
当たり前のことだけど、ついつい忘れてしまいがちじゃないですか?

もうすぐ2010年です。
抱負がまだ決まっていないという方、この本とともに、1年を送ってみては?
生きていく上で大切なことが、短いお話の中にたっぷり詰まっていますよ!

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★『キノコレ』は、今日の13:45〜の放送です。聞いてね〜。

★朝加さんの書評は、graceインフォメーションをチェックしてね。

yukikotajima 10:33 am

レイトンの続き…

2009年12月20日

18日の日記に、「レイトン教授シリーズ」のゲームはやったことはない、と書きましたが、
たまたま、その後、私の携帯電話の内蔵アプリに、
「レイトン教授と不思議な町」が入っていることがわかり、
試しにやってみよう、と思ったら、一瞬ではまってしまいました。

このゲームは大人がはまる!という理由がわかりました。
だってナゾトキが面白いんですもん!

ナゾトキの監修は、大ベストセラー『頭の体操』の多湖輝(たごあきら)教授。

このナゾトキが面白く、そして難しい。コツをつかむまでが大変でした。
まあ、コツをつかんでしまったら、快感なのですが♪
自分の得意、不得意もわかりました。
私は、そろばんをしていたので、数字関係は得意なのですが、図形関係が苦手。
もうお手上げ…と、何度、携帯を投げたく、いや、閉じたくなったことか。(笑)
でも、そう思った瞬間、答えがわかったりするから不思議です。
その謎が解けた時の快感が忘れられず、結局、最後までやってしまいました。
この週末、何時間、ナゾトキをしていたんだろ…私。(苦笑)

今回、ゲームにはまり、ナゾトキを楽しみながら、
物事を多面的に見ると、答えは簡単にわかる、ということを、
改めて教えてもらったように思います。

日々の生活も、結構、謎だらけだったりしますしね!
頭も心も柔軟にしていかなきゃね〜。

それにしても謎解きは面白い。
多湖先生の本、買ってみようかな。

yukikotajima 11:00 pm

55『映画 レイトン教授と永遠の歌姫』

2009年12月18日

今日は、明日19日(土)公開の映画『映画 レイトン教授と永遠の歌姫』をご紹介します。

大人気のニンテンドーDS用ソフト「レイトン教授」シリーズの映画化です。

人気ゲームの映画化ということだけじゃなく、
声優が豪華ということでも話題になっています。

例えば、レイトン教授の声を大泉洋さん、ルーク少年を堀北真希さん、
そのほかにも、渡部篤郎さん、相武紗季さんなど。

そして、この作品は「謎解き」も見どころの1つです。
私もスクリーンを眺めながら、真剣に謎解きにチャレンジしちゃいました。

先の読めない展開や、次から次へと場面が変わっていく様は、まさにゲームさながら。

と言いつつ、私はレイトン教授シリーズのゲームをしたことは無いのですが…。
でも、そんなまったく知識0の私でも十分楽しめました!
ただし、知っていれば、より細かいところまで楽しめるようですので、
是非、ゲームファンの方は、細部までチェックしてみてください♪

そうそう、実はこのレイトンシリーズは、富山で生まれたんですよ。
アニメーションパートの制作を担当されたのは、
富山県の城端にスタジオをかまえるPAワークスさんなのです。

そういった意味でも、富山の皆さんにとっては、注目の映画です!

公開は、明日19日(土)〜です。
是非、ご覧ください。

yukikotajima 4:41 pm

氷見魚市場リポート!

2009年12月15日

今日の『grace』の中でお伝えした、氷見魚市場リポート!
お聞きいただけましたか?

残念ながら聞けなかった方は、
ポッドキャストで、PC上で聞けますので、是非、聞いて下さい。

「ゆきれぽ」では、写真報告をします!(ロングリポートです!)

先週の金曜日の朝、氷見魚市場に行ってきました。
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たくさんの魚介類。
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まるで、絵画のようです。芸術です!
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こちらは、セリの様子。
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近くで見るとこんな感じ。
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かなり威勢がよかったです。
私も見ながら興奮しました!
でも、独特な言い回し&早口で、半分以上聞き取れませんでしたが。
ちなみに、私がわかったのは、「たこちゃん」のみ。(笑)

今回、氷見魚市場について、色々教えて下さったのは、
氷見漁業協同組合・参事の廣瀬達之さんです。
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笑顔は穏やかですが、その心は、とても熱い方でした!

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アスファルトに直にお魚が置かれていることにびっくり!
実は、市場内は、常時、ろ過殺菌水を流しているため、とてもキレイなのだとか。
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実際、魚の生臭い匂いや潮の香りがあまりしませんでした!
確かに、車から降りた時の方が、潮の香りがしました。

市場の2階には、新鮮な海の幸を味わえる、
「氷見市場食堂『かいほう』」があります。
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取材後、「かぶす定食」を頂きました。
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美味しかったです!でも、かなりの量で、朝からお腹いっぱいでした。
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そうそう、漁師さんたちは、
美味しいお魚を食卓に届けるために、魚をとった直後、あることをしています。

それは、氷の中で魚を冷やすこと。
氷見のブリは、死後硬直していたら、値段が落ちるんですって。
沖できちんと始末されたブリは柔らかく、始末の悪いブリは硬いのだそうです。

それから、氷見は、定置網漁ですが、
日本海を春から夏にかけて北上し、秋から冬にかけて南下する回遊魚のため、
氷見でとれる魚は、皆、その時期に美味しい旬の魚なんだそうです。

ちなみに、この定置網は、魚をとる網としての役割だけではなく、
長年の歴史の中で、すでに、海の生態系の一部になっているのだとか。

例えば、アオリイカやヤリイカが網に卵をうみつけたり、
網を固定している部分の石に、魚が根付いたりと、
網自体が魚礁のような役割も果たしているのだそうです。

今回、色々教えていただいた、
氷見漁業協同組合・参事の廣瀬さんが、こんなことをおっしゃっていました。

「よく、本当においしい魚は、県外に流れてしまう、なんて言うけれど、
 そういうなら、地元の人が、もっと地元の魚を食べてほしい」と。

地元の人があまり食べなくなってしまったからこそ、
県外、そして、最近では外国、特に中国に行っているのだとか。

中国では、今まで、魚と言えば、川魚が中心だったそうですが、
最近、海の魚の人気が高まっているそうです。
また、日本の食=安全・安心ということも人気の理由の1つなのだとか。
逆に、日本人が安い中国の加工品を買っている、
でも、そのことに、日本人、気付いていないそうです。

このまま、魚離れがすすめば、
日本でとれた美味しい魚は、みな中国などの海外にいってしまう。
だから、日本の魚を守らねば!と、廣瀬さんは、おっしゃっていました。

私は、海なし県の群馬出身だからこそ、
新鮮でおいしいお魚をお安く食べられる富山は、本当に贅沢だと思います。

富山の皆さん、もっともっと地元でとれたお魚をたくさん食べましょう!

★左から、食育コミュニケーターの牧野さん、
 氷見漁業協同組合の廣瀬さん、
 そして、私です。
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廣瀬さんをはじめ、氷見魚市場の関係者の皆さま、
先日は、お忙しい中、取材をさせていただき、ありがとうございました。

yukikotajima 9:52 pm

69『天地明察』

2009年12月14日

冲方 丁(うぶかた・とう)さんの
11月30日に出たばかりの時代小説
『天地明察(てんちめいさつ)』を読みました。

初めて日本独自の暦を作った、
渋川春海(しぶかわ・はるみ)の生涯を描いた作品です。

時代は、江戸時代、四代将軍家綱のころ。
碁打ちの仕事をしながら、和算(数学)や天文にも興味を持っていた春海は、
日本独自の暦を作ることを命じられます。

それまでの日本にはいくつかの暦があったものの、
それらの暦には誤差が生じていました。
そこで、春海が初めて日本独自の暦を作ることになるのですが、
これが、なかなか思うようにはいかず、挫折の繰り返しでした。

でも、失敗ばかりの春海でしたが、
彼は、関わる人たちには恵まれていました。
名だたる時の権力者たちから、様々な支援を受けていたのです。

有名なところでは、
将軍家綱の後見人の保科正之、
天下の副将軍、水戸光圀、
そして、和算の大家、関孝和(たかかず、または、こうわ)。
彼らをはじめとしたたくさんの人々が春海を影で支えていました。

ちょっと話がずれますが、
「和算の大家、関孝和(わさんのたいか、せきこうわ)」
は、群馬県民なら誰もが知っているフレーズです。
群馬独自のかるた、上毛かるたの「わ」の札なのです。
群馬県の藤岡市とつながりがあったようです。

さて、話を戻します。
春海は、彼らの支えを頼りに、その生涯を新しい暦作りにささげます。

時代小説と言いながら、合戦は一切出てきません。
亡くなる方もたくさん登場しますが、ほとんどが、病死によるものです。

でも、作品には、勢いがあります。
春海は、ガムシャラに熱い人ではありません。
どちらかというと、ひょうひょうとしています。
でも、あきらめないのです。
挫折を何度しても、乗り越えていきます。

1度や2度失敗したくらいで、もう自分はだめだ、と、
落ち込むだけじゃなく、やけになってしまう人の多い、
今の時代にこそ必要な作品ではないかな、と思いました。

『天地明察』は、11月30日に出たばかりなのですが、
すでに、書店の店員や作家さんたちの間では、かなり話題になっているそうです。

474ページもある大作で、読み応えがありますが、
その分、満足度もかなり高いと思います。
今週は、雪マークが並んでいます。
雪の夜、毎晩、本の世界に没頭してみるのはいかがでしょう?
本を読み終えたときには、
早くも雪解けの春の訪れのようなあたたかな気持ちになることでしょう。

yukikotajima 9:49 am

桜ヶ池クアガーデンのクリスマスディナー♪

2009年12月13日

先日(12月3日)、graceでお伝えした、
桜ヶ池クアガーデンのクリスマスディナーの試食をさせていただきました。
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桜ヶ池クアガーデンでは、12月19日(土)〜25日(金)まで、
「クリスマスディナー2009」を行います。
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メニューは、税込7,350円のAプランと、
税込9,450円のBプランの2種類があります。
メニューBには、スパークリングワインなどのワンドリンクが付きます。

早速、写真でご紹介。

まず、アミューズは、「タラバ蟹のパイ包み焼き」。
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一口サイズなのですが、蟹の風味が食欲をそそりました。

見た目の美しい、「冬野菜と海の幸取り合わせ ガトー仕立て」。
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オクラ、トマト、サーモンといった鮮やかな色を使った、
まるで、絵画のようなお料理でした。

そして、こちらも鮮やかでした。
「ポティロンのスープ アスパラガスとトリュフ入り」です。
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ちなみに、ポティロンとは、フランス語で、かぼちゃのことです。
身体をあたためてほしい、という思いも込められているのだとか。

「伊勢海老のフリカッセとアワビのポワレ エストラゴン風味ソース」
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贅沢すぎて、食べるのがもったいなかったです。

お口直しの「ロゼシャンパンのシャーベット」。
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上品な味わいで、口の中が一瞬ですっきりしました。

こちらは「合鴨ロースのポワレ 牛フィレステーキ フォアグラ添えの饗宴」
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たっぷりのお肉にたっぷりのお野菜。

さらに、「クリスマスサラダ」まで。
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桜ヶ池クアガーデンのレストラン「ジョウハナーレ」は、
「畑から最も近い食卓」がテーマになっているのですが、
確かに、お料理には、新鮮な野菜がふんだんに使われていました。

実際、近くの畑で取れた野菜もたくさん使われていました。

よく、外食は、野菜が少ない、と言われがちですが、
桜ヶ池クアガーデンにいたっては、その心配は必要ありません。

さらに、栄養面だけでなく、
様々な野菜が使われることで、見た目にもカラフル、鮮やかで、
華やかなクリスマス気分を演出していました。

食後には、コーヒーか紅茶と、「ブッシュ ド ノエル」が♪
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アイスとフルーツも添えられた、豪華なスイーツです。

と、大満足のディナーでした。

これだけの内容で、9450円は、かなりお得です!
人気のある日にちから、予約が埋まっているそうですので、あなたもお早めに!!!
大切な方とゆっくりのんびり過ごしてみてはいかがでしょう?

ディナータイムは、17:00〜22:00です。
また、ランチタイム(11:00〜14:30)でも、召し上がっていただけます。

予約は、0763・62・8181 桜ヶ池クアガーデンまで。

支配人の丸山巧さんです。
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★クリスマスディナーについて詳しくは、コチラをご覧ください↓
http://www.sakuragaike.co.jp/restaurant/index_restaurant.html
★宿泊もセットになったお得なクリスマスプランも色々あります↓
https://asp.hotel-story.ne.jp/ver3d/planlist.asp?hcod1=03700&hcod2=001

☆☆☆プレゼントのお知らせ☆☆☆

FMとやまでは、
「桜ヶ池クアガーデン レディースクリスマス宿泊プラン」
 女性限定 2名1組様(12月20日 日曜日ご宿泊)をご招待します。

※こちらのディナーは、
 今回ご紹介したクリスマスディナーとは異なりますので、ご了承ください。

応募は、15日(火)までです!応募は、コチラから↓
http://www.fmtoyama.co.jp/contents/info_present_198.html
◎桜ヶ池クアガーデンのHP↓
http://www.sakuragaike.co.jp/

yukikotajima 4:28 pm

ネッツ・カフェ・ハッピー・クリスマス☆

2009年12月12日

今日は、ネッツ富山本店から
『特別番組 ネッツ富山プレゼンツ ネッツ・カフェ・ハッピー・クリスマス』
を公開生放送でお届けしました。

国道41号線沿いには、ずらっとiQが7台。カラフルです。
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そして、店内はクリスマスムードに包まれていました。

ビッグサンタさんです。
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私もサンタになりました。(笑)
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天井から吊るされたツリーです。
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これは、クリスマスツリーの発祥の地、
フランス・セレスタのサンジョルジュ教会をイメージしているのだとか。
さらに、車の展示の邪魔にならないように、という配慮もあるのだそうです。

さて、今回、番組には、今年入社のルーキーのお2人に出演していただきました。

こちらは、ゴルファーの池田 勇太さん似の出村哲哉さん。
先日発売されたばかりの新型車『SAI』の魅力をご紹介いただきました。
満面の笑みです。(笑)
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今日と明日の2日間、本店&高岡店では、SAIを試乗できるそうですよ!
是非、静かで快適な乗り心地を味わってみてください。
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そして、こちらは、ネッツ富山初のセールス・レディ、小崎美奈さん。
女優の北川景子さんに似た美女です!
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小崎さんには、ネッツ富山本店について色々教えていただきました。
小崎さんによると、
今回公開生放送をお届けした場所、
コンコース「ネッツ SKY DOME」の3分の1程度を
フリースペースとしてお貸ししているそうです。
ライブや絵画などの作品展示の場として、あなたもいかがでしょう?
詳しくは、ネッツ富山本店にお問い合わせください!

お越しいただいた皆さま、そして、ネッツ富山本店の皆さま、ありがとうございました。

来週は、再びFMとやまのスタジオから
『ネッツ・カフェ・ドライヴィン』をお送りします。

メッセージ—テーマは「クリスマスプレゼント」です。

詳しくは、インフォメーションをご覧ください。
メッセージも↑からお願いします。

yukikotajima 4:36 pm

54『スノープリンス』

2009年12月10日

今日は、今週末12日(土)に公開の映画
『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』をご紹介します。

監督は『東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜』の松岡錠司さん、
脚本は『おくりびと』の小山薫堂さんと、とっても豪華。

全体的に雪に覆われた映像は、透明感でいっぱいでした。

そして、主人公の草太を演じるのはジャニーズJr.の森本慎太郎くん。
1万人の中から、監督が「澄んだまなざしを見て、直観で選んだ」という通り、
キラキラっとしたピュアな瞳をしていて、かなりかわいい。
淀みきった心をピュアに浄化してくれくれそうな、彼のあどけない笑顔を見る度に、
自分の心の汚い部分があらわになるような感覚になりました。

舞台は、昭和はじめの雪深い北国の村。
その村で暮らす、貧しい少年(森本君)と裕福な少女の切ない初恋が描かれています。

そうそう、この映画のキーワードを挙げると、ある作品が浮かんできます。
絵描きを夢見る男の子、犬、おじいちゃん、裕福な少女、不幸な境遇…。
これらの言葉を見ただけでも涙がにじんできそうですが、
「フランダースの犬」を思い出しませんか?
実際、パンフレットには「日本版フランダースの犬」と書かれていました。

確かに、設定だけでも泣けてくるのですが、
私は、主人公の草太を演じる森本君のあどけない表情に一番泣けました。

まだ未婚で子供もいない私ですが、
私がお母さんになるよっ!と何度思ったことか。

それから、この映画は、大人を演じる方たちが豪華なんです!
私が一番印象に残ったのは、少女の父親役の香川照之さん。
最近は、一歩後ろに下がって誰かを支えるという役が多かったように思いますが、
今回は、社長として引っ張っていく役で、ちょっと新鮮でした。
彼の心や表情がどのように変化していくのか、そこも見どころの1つです。

それから、浅野忠信さんもキーマンです。

あ!『劔岳 点の記』コンビだ!

『劔岳 点の記』とは、ま〜ったく違う2人にもご注目ください。

『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』は、12日(土)に公開です。

yukikotajima 8:18 pm

53『パブリック・エネミーズ』

2009年12月8日

今日は、今週末12日公開の映画『パブリック・エネミ—ズ』をご紹介します。

主人公は、1930年代前半の大恐慌時代のアメリカで、
脱獄&銀行強盗を繰り返す、ジョン・デリンジャー。実在の人物です。

彼は、強者からお金を奪っても、弱者からは一銭も奪わない独自の美学から、
国民からは、まるでロックスターのようにもてはやされていました。
また、仲間や愛する女性を大切にするという、人情味あふれる男性でした。

そんなジョン・デリンジャーを演じるのは、ジョニー・デップ。ずるい配役です。
今回は、何も塗りたくられていない、久しぶりの素顔でした。(笑)

ただでさえかっこいい役なのに、デップが演じているため、かっこよさが倍増です。
例えば、一目惚れをした女性ビリーに、
あのクールな眼差しで、まくしたてるように告白するシーンは本当に素敵です。
名シーンです。セリフがいいんだ、これが。
是非、劇場でお確かめ下さい。
あんな風に、考える暇が無いくらいに強引に、ストレートに、気持ちをぶつけられたら、
誰でも、頭ではなく心がストンと受け入れちゃうと思います。

それから、ビリー役のマリオン・コティヤールも美しかった!

そんな美しすぎる2人の障害だらけのラブストーリーときたら、
女性が好きそうですが、その通り。
銀行強盗のお話なので、一見、男性の方が好きそうですが、
たぶん、はまるのは、女性のような気がする。
でも、独身女性の方は、ご注意ください。
見終わった後は、好みの男性のレベルが上がってしまう恐れがあります…。(苦笑)

『パブリック・エネミ—ズ』、公開は12月12日(土)からです。

yukikotajima 6:13 pm

68 川上未映子『ヘヴン』

2009年12月7日

川上未映子さんの『ヘヴン』を読みました。

いじめが題材になっています。
私は、この手の本は、はっきり言って苦手です。
きっとみんなそうだと思いますが、
本を読んでいる間は、主人公に自分を重ねてしまうため、
同じ痛みを味わうのが辛いのです。
でも、今回、読み終えて思ったのは、読んでよかった、ということ。
確かに辛かった。
でも、残った感情は、それだけではありませんでした。

私が、読書が好きな理由の1つに、
「様々な考えの人に出会う」というのがあります。
もちろん、生身の人間に会うことも大切だけれど、
本には彼らの心の中が丁寧に描かれいるから、
人の気持ちにどこまでも近づけるのが好きなのです。

本を読めば読むほど、世界が広がり、私の考え方の幅も広がる、
ということを、今回、あらためて思いました。

例えば、この本だったら、
「いじめ」の受け止め方は、人それぞれだということが書かれていました。
物事の捉え方も。
捉え方ひとつで、物事の見え方は、大きく変わります。

登場人物たちが発する言葉によって、
私の心がかき乱される感覚を何度も味わいました。

自分の中には無い考え方もたくさんありました。

すぐに「みんな」という言葉を使っていしまいがちだけれど、
その言葉は「全員」というわけではないのですよね。

『ヘヴン』、出会えて、そして気付けてよかったです。

yukikotajima 10:34 am

52『沈まぬ太陽』

2009年12月3日

10月24日に公開された映画『沈まぬ太陽』をやっと見ました。

映画に関しては、もうご存知だと思いますので割愛しますが、
とにかく、たくさんの人が出てきました。
そして、出てくる人の数だけ、様々な考えがあり、
私は、常にもし私がその立場なら…ということを考えながら、見ていました。

そして、自分の弱さを知りました。

私だったら、もっとずるい判断をしていたかもしれないな、と、
主人公、恩地(渡辺謙)のゆるぎない強い信念に、
自分自身の器の小ささを思い知らされ、
恥ずかしさで顔がじわっと熱くなりました。

耐える強さ、私には、もっとも無い強さかもしれません。

どうして自分ばかりがこんな目に合わなければいけないの、
と、うな垂れた日々を送っている、そんなあなたには、是非、見ていただきたいな。

実は、つまらない日々にしているのは、誰のせいでもなく、
言い訳して、不貞腐れて、自分の殻に閉じこもってばかりの、
誰かさん自身だということに気付かされると思いますよ。

それから、graceのブログにも書きましたが、
この作品は、3時間30分という長編なのですが、
途中、休憩が入るため、トイレの心配が無いのです。
その配慮がとても嬉しかったです。

yukikotajima 6:32 pm