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足もみ

2015年1月28日

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分ごろオンエアー)
で紀伊國屋書店富山店の橋本さんにご紹介いただくのはこちら。

『「足もみ」で心も体も超健康になる!/田辺智美(三笠書房)』

『超健康に長生きできる「足もみ」力』

 橋本さんの推薦文は コチラ

1冊目の方は、去年もご紹介しています。
そして、私も買いました。

久しぶりに再読し、この本の通り、夜寝る前に足をもんでみたら、
翌朝、なんとなくいつもより足が軽く感じましたので(あくまでも私の感想です)、
しばらく足もみを続けてみようかなと思っています♪

何よりイタ気持ちいいのがいいんです。(笑)

***

ちなみにこの本を書かれた田辺智美さんは、なんとお隣石川の方なんです!
北陸の方というのも嬉しいですね。

最近、ちょっと体の調子があまりよくなくて…
という方は、ためしに田辺さんの本を購入してみては?

また、この田辺さんのイベントが、
今度の日曜日2月1日に紀伊國屋書店富山店で行われるそうですので、
是非お出かけになって見てください♪

 詳細は コチラ

yukikotajima 11:48 am

水やりはいつも深夜だけど

2015年1月21日

またまた良い本に出合いました。

角川書店から発売された窪美澄さんの

『水やりはいつも深夜だけど』

という本です。

タイトル通り、水やりされたあとのごとく心が潤った一冊でした。
でも、その水の量が多すぎて、目からあふれ出るほどでしたが。(笑)

***

毎日の生活の中で、思い通りにいかないことって、ありますよね。
 
特に、身近な家族とのやりとりの中で、
そうじゃないんだってば…と思うこと、ありませんか?

うまく伝わらなくて、
もういいやとあきらめてしまったり、
逆にイライラしたり。

こんなはずじゃなかったのに…

どうして。

なんでうまくいかないの。

とこっそり涙を流したことのある方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時、どうやって解決させてますか?

あきらめる?

やけになる?

今まさにそんな気持ちでいる方がいらっしゃれば、この本を読んでみて下さい。

いやいや、小説なんかに救われないよ、私の気持ちは…
なんて思った方もいらっしゃるかもしれない。
でも、試しに読んでみて。

ビジネス書のように、
ああしろ、こうしろ、これが正しい、これは間違っている、
などと押し付けるようなことは書かれていませんから。

本のページをめくって、色んな人の心の中をのぞいてみてください。

***

物語は、5つのお話で構成されています。
共通点は、同じ幼稚園に子どもを通わせているということ。
でも、連作というわけではありません。

例えば、

・周囲の評価が気になって仕方ないものの
 セレブママとしてブログを更新し続ける主婦

・仕事が忙しくてなかなか子育てに参加できず
 妻とギクシャクしてきた夫

・父の再婚で突然やってきた義母とその子どもに戸惑う女子高校生

など合わせて5つのお話が収録されています。

しかもどれも様々な植物がタイトルになっています。

それぞれの植物の写真は、この本の特設サイトに載っていますので、
本を読んで気になった方はチェックしてみてください。

特設サイトは コチラ

ちなみに、私が作品の内容にもタイトルとなっているお花にも心惹かれたのは、

サンカヨウ

です。

こちらは、女子高校生が主人公で父が再婚し、
新たにやってきた義母とその子どもに戸惑うというお話で、
最後に収録されています。

もちろんストーリーの中にもサンカヨウが出てきます。

このお花、花びらが透明になるんですって。

特設サイトの写真の花びらは白いですが、
ネットで検索してみたら、確かに透明になっていました。

この花、生で見てみたい!

お花も美しいのですが、物語がまたとてもよくて。

そんなに泣くことも無さそうなお話なのに、涙が出てきてしまいました。

あ!もしかしたら、最後のお話だからというのもあるのかも。
一話ずつ読む毎に心への水やりが増えて、最後にあふれてしまったのかもな。

***

物語に出てくる人たちは、みんな何かしらの問題を抱えています。

そんな彼らが辿り着いた先は?

ちなみに、決して暗いお話ではありません。
希望が感じられる、あたたかくていい本です。

幼稚園にお子さんを通わせている親御さんが
一番リアルに共感できると思いますが、
独身の私が読んでも心を動かされましたので、
どなたが読んでもきっと、心の水やりになると思います。

誰かに話を聞いてもらいたい。
でも、こんなこと、人に話すことでもないし・・・。

そんな方は、まずは、この本のページをめくってみてください。

何かしらの解決のヒントが得られるかもしれませんよ。

yukikotajima 11:32 am

graceブライダルバスツアーを開催します!

2015年1月14日

結婚を予定されているカップルの皆さん!!

今度の日曜、 1月18日に

FMとやま graceブライダルバスツアー 

を行いますので、ぜひご参加ください。


様々なオーダーメイドウェディングをご体感頂けます♪♪


こだわりの結婚式を実現したい!と思っていらっしゃる

カップルの皆さんにオススメです。


ランチ&スイーツ付きで参加は無料です!

当日はgraceパーソナリティーの私、田島がナビゲートします。


お申し込みは先着順です。

もう残りわずかですので、お早めに〜!


 詳細&申込は  こちら

yukikotajima 12:02 pm

キャプテンサンダーボルト

今日のキノコレで、
紀伊國屋書店富山店の橋本さんから
ご紹介いただく本はこちら。

『キャプテンサンダーボルト/阿部和重、伊坂幸太郎(文藝春秋)」

 橋本さんの紹介文は コチラ

私もこの作品を読んでみましたが、
スピード感があって、主人公がとにかく逃げるので、
映画化もされた伊坂さんの『ゴールデンスランバー』
を思い出しました。

そしてそして、この本を紹介するのはなかなか難しい。

私は、まず本の帯に書かれたいくつかのキーワードを見ましたが、
その関連の無さに、いったい何の話なんだ?
と思ってしまいましたもの。

B29、世界を救う二人、公開中止の映画

という言葉を見て、戦時中の話?

と思って本のページを開いてみれば、いまのお話でした。

しかも女性の目線で物語がスタート。

その後、アラサーの男性が登場し、
彼が主人公か?と思いきや、そうではない。

いったい誰の何の物語?と思っているうちに、物語に引き込まれ、
気付けば、主人公たちと一緒に逃げながらドキドキしている自分がいます。(笑)

で、どんなお話よ?と思った方は、
ぜひ本を読んでみてください。

毎日が平凡でつまらない・・・
と思っている方には、かなりのスパイスになると思います。

本を読んでいるだけなのに、
自分まで追いかけられているような気分になり、
逃げて逃げてで、ドキドキがたまらないですから!

***

それから、この物語の何がすごいって、
作者が二人いるんです。

本を書かれたのは、阿部和重さんと伊坂幸太郎さん。

登場人物によって作者が変わるというようなものではなく、この本は合作です。
お二人が一緒に物語を作っていったそうです。

そのあたりの本気度と楽しんでいる様子は本を読みながら伝わってきます。

それから・・・
伊坂さんの作品は、ほぼ映像化されていますので、
この物語もきっといずれ映像化されるように思います。
ストーリー的に映画化かな。

主人公はそうだなあ。誰がいいだろう・・・。

なんてことを想像しながら読むのも楽しいかも。

yukikotajima 11:56 am

富山に関連した本を3冊ご紹介!

2015年1月7日

あけましておめでとうございます。

今年もたくさんの本の紹介をしていきますので、よろしくお願いします。

さて、いよいよ約2か月後、北陸新幹線が開業します。

先日、群馬に帰った時に、北陸新幹線のテレビCMを拝見しましたが、
客観的に見ながら、お、北陸行ってみたいなあ、と思いました。

北陸、いいところですね。(笑)
自然豊かでのんびりしていて、ほっとできそうな感じがしました。

東京に住む友人知人からも、
最近、「富山フェア」をよく見かけると連絡がきます。

東京をはじめ、関東の皆さんが、
じわじわ「北陸」に興味を持ち始めていることを実感しています。

県外の皆さんが北陸に注目をしはじめている今、
富山の皆さんもあらためて、
富山のことを勉強してみてはいかがでしょうか。

今日ご紹介する本は、富山に関連する3冊です。

***

まず1冊目は、こちら。

『意外と知らない富山県の歴史を読み解く!
 富山「地理・地名・地図」の謎/実業之日本社・編』

こちらは、実業之日本社による富山の雑学本です。

たとえば、

*“赤いきつね”と“緑のたぬき”の東日本版と西日本版の両方が販売されている

* 他県の人は絶対読めない?“総曲輪”

などが、わかりやすい文章でつづられています。

赤いきつねの食べ比べが、富山では簡単にできちゃうのですね。
全く意識したことがありませんでした!

総曲輪は、そうきょくりんと読みたくなりますよね。
私も富山に来たばかりの頃、
何度も「そうがわ」「そうがわ」と言いながら覚えました。

この本では、富山県の地理や地名、地図に隠された意外な歴史が紹介されています。
「そうそう」と思うだけではなく、
「へえ」と初めて知る富山雑学もあるかもしれませんよ〜。

***

2冊目も富山の雑学本です。

『富山ふしぎ探訪/富山新聞社』

こちらは、地元の新聞社、富山新聞社が出した本です。

先ほどの本とかぶる内容もありますが、
こちらにしか載っていない富山ネタもたくさんあります。

たとえば、

*最強怪獣キングギドラは黒部ダムに隕石で飛来した

*越中に幕府があった。ただし6年間だけ

といった富山のうんちく話が、なんと80も載っています。

しかも本のタイトルに「探訪」とあるとおり、
現地を訪れるのに便利な地図もついているので、
本を読んで「へえ」で終わらずに、現地に行きたくなります。

あなたもこの本を片手にこの1年、富山を旅してみては?

***

3冊目は、富山出身の作家、山内マリコさんの小説です。

FMとやまの番組でもおなじみの山内さんの新作、

『パリ行ったことないの/CCCメディアハウス』

です。

この小説には、パリに行ったことのない女性たちが登場します。
彼女たちは、住むところも年齢も立場もバラバラです。
そんな彼女たちが、パリ行きを決め…。

というお話なのですが、
山内さん自身がパリに行ったことが無かったそうで、
そのことが物語を書くきっかけになったそうです。

10人の女性が登場するのですが、
まるで山内さんの物語でもあるようで、
でも、私とちょっと似たタイプの人がでてきたり、
友人や知人女性の顔がちらついたりしました。

きっと女性の方なら、
自分を登場人物の誰かと重ねながら読んでしまうのではないかしら。

山内さんにこの本をどんな方に読んでもらいたいか聞いたころ、
このようなメッセージを頂きました。

『お正月に毎年海外旅行に行くなんて、遠い世界の話だわ、
 パリなんてとてもじゃないけど行けないわ、
 そう思っている人にこそ、読んでもらいたい。
 
 忙しい合間にさっと読んで、ふわっといい気分になって、
 日々の疲れが吹き飛んだら、こんなにうれしいことはありません。
 ぜひ楽しんで読んでくださいね!』

このお正月は、特にどこかに出かけたわけでもなく、
だらだらっと過ごしていたら、お正月休みが終わって、
気付いたら、いつもの日常の中にいた、
という方もいらっしゃるのでは?

そんな方は、是非この本を読んでみて下さい。

きっと本を開いた瞬間から日常と離れることができると思います。

私、いつも、読書は旅だなあって思うのです。
ここではないどこかに一瞬で連れて行ってくれるのが、本です。

是非、読書という名の旅にあなたもおでかけになってみては?

私も今年もたくさんの本の旅に出ようと思います!
今年も熱い本紹介をたくさんしてまりいますので、
よかったらお付き合いくださいませ。

そして、皆さんも本、読んでくださいね。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

yukikotajima 11:23 am