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肉匠坂井 富山黒瀬店オープン!

2019年6月27日

今日、6月27日(木)に富山市黒瀬1丁目に
「肉匠坂井(にくしょうさかい)富山黒瀬店」
がオープンします。

先日、一足先に美味しいお肉を頂いてきました〜。

写真は店長の笹川さん♪
オープンおめでとうございます。

肉匠坂井は、焼肉屋さかいが新しい食文化を創るために生み出した
国産牛焼肉食べ放題の専門店です。

ポイントは「国産牛」が食べ放題であるということです。
しかも、肉の匠「肉職人」が
お店でお肉を1枚1枚丁寧にカットしているので、
切り立ての新鮮なお肉を食べることができるのです。

そのカット方法もお肉をより美味しくする独自のカット方法なんだとか。
確かにどのお肉もジューシーで美味しかったです!

中でも美味しくておかわりしたのは、国産牛の焼きすきカルビ焼きしゃぶカルビ

玉子を絡めながら頂いた焼きすきは、
永遠に食べられそうな勢いでした。笑
今思い出しただけでもお腹が鳴りそうです。

また、お肉以外のサイドメニューも充実していました。

ローストビーフ寿司に

チョレギサラダ

そして、デザートの抹茶ティラミス。

もちろん他にも色々頂きました♪

ご注文は3つの食べ放題コースから選ぶだけです!

国産牛焼きしゃぶカルビをはじめとした
71品から選べる2,580円(税込2,787円)から
143品から選べるプレミアムコース3,980円(税込4,299円)まで
120分間好きなものをたっぷり食べることができます。

また、食べ放題以外の単品メニューもありますよー。

注文はタッチパネルで簡単にできるだけでなく、
食べ放題の終了時間もお知らせしてくれますので、
最後のデザートを注文するの忘れたー!
といった心配もありません。

今回、私は143品食べ放題のプレミアムコースを注文したのですが、
あっという間にお腹がいっぱいになってしまい
食べたかったのに食べられなかったものが何品もあったので、
また近いうちにお店に行こうと思います。

次は、ローストビーフ以外の肉寿司や
冷麺やラーメン、カレーなどの麺・ご飯ものも食べたいし、
スープも飲みたい。。。
とメニューを見ながらすでに脳内で注文し過ぎでした。笑

そうなんです。
なんといっても種類が豊富なので、
一度では食べきれないためリピートしたくなるのです!

「肉匠坂井 富山黒瀬店」は、
今日、6月27日(木)に富山市黒瀬1丁目にオープンします。
ぜひお出かけください♪

***

肉匠坂井 富山黒瀬店

住所:富山市黒瀬1丁目3−2

電話:076・461・5529

営業時間:月〜金   17:00〜24:00
土・日・祝 16:00〜24:00

◎肉匠坂井のサイトは コチラ

公式サイトにはお肉のこだわりやメニューなどを見ることができます。

yukikotajima 11:21 am

ライフ

2019年6月26日

あなたは賃貸アパートに住んだことはありますか?
住んだことがある方は、同じアパートの他の住人との交流はありましたか?

今日ご紹介する小説は、アパートが舞台の物語、
小野寺史宜(おのでら・ふみのり)さんの『ライフ(ポプラ社)』です。

主人公は、アルバイトを掛け持ちしながら
独り暮らしを続けている井川幹太、通称かんちゃん27歳です。

かんちゃんは、大学時代から8年半、同じアパートに住み続けています。

大学卒業後は、就職したもののパワハラ上司に耐えられず2年で辞め、
その後、別の会社に就職するものの、こちらもすぐに辞めてしまいます。

今はコンビニと結婚式の代理出席のアルバイトをしています。
真面目にアルバイトをし、休みの日は一人で散歩をしたり
喫茶店に行ってコーヒーを飲みながら本を読んだりして
毎日ストレスなく気楽に生きています。

ところが、ある男性がかんちゃんの住む部屋の真上に
引っ越してきてから生活が一変します。

かんちゃんが「がさつくん」と呼ぶその男性は、音がうるさいのです。
ガンガンドンドン、歩く音もモノを置く音もとにかく大きく、
いつか注意をしたいと思いながら言えない日々が続いていきます。

そんなある日、ひょんなことから
「がさつくん」と望まぬ付き合いが始まってしまいます。

ちょっと挨拶するだけではなく、付き合いが始まってしまうのです。
例えば、一緒にご飯を食べたり、
がさつくんの子どもの面倒まで見る羽目になったり。

気付けばわりと仲良くなってしまうのですが、
相変わらず部屋の騒音は減りません。

でも、がさつくんの部屋に行くようになり、
騒音の原因が何であるかはわかるようになります。
その結果、知り合う前とは感じ方は変わって、苦痛が少しだけ緩和されます。

でも、まあいっかと思っているわけではなく
いつかは注意したいと思っているのですが、
仲良くなって逆に言いづらくなってしまったのです。

また、がさつくんとの交流が始まってから
かんちゃんは不思議と近所の知り合いが増えていきます。

誰にも頼らず、ひとりで生きられればいい、と思っていたかんちゃんですが、
彼らと交流する中で自分の心の奥にあったある思いに気づきます。

さて、かんちゃんの人生はどこに向かっていくのでしょうか。
そして、騒音問題は…?
この続きは本のページをめくってください!

***

とても面白い小説でした。

私もこれまでずっと賃貸物件に住んでいますので、
他の住人の皆さんとの距離感や騒音問題には大いに共感。
近所の方となんとなく知り合いになる、というのもわかるなーと。

また、この物語には普通の人たちばかり登場しますので、
小説を読んでいというより、誰か友人の話を聞いているかのようでもありました。

普通と言えば、かんちゃんの友人の女性がこんなことを言っています。

「事故に巻き込まれそうになった時、
自分がいつ亡くなるかわからないから、やりたいことをやろう!
と思ったのに、やりたいことが思い浮かばず、笑ってしまった」と。

結局、この女性は、あることをきっかけに、
やりたいことが特別なことである必要はないと気付くのですが、
そうなんですよね。

やりたいことって、人によって様々でいいはずなのに、
なぜか「特別なこと」を考えてしまいがちなんですよね。

例えば、死ぬまでに海外の名所を訪れたい人もいれば、
家でジャンクフードが食べたい人もいるわけです。

かんちゃんいわく、
私たちは「前向き成長信仰にとらわれている」のだとか。

たしかにそうかも。
あなたはどうですか?
ちゃんと心に正直に生きていますか?
それとも前向き成長信仰にとらわれているでしょうか。

梅雨で心がモヤモヤしがちな時期です。
なんかすっきりしない方は、是非この本を読んでみては?

yukikotajima 11:49 am

第2回KEIRIN女子会報告

2019年6月24日

昨日は、富山競輪場で第2回KEIRIN女子会が行われました。
私は第1回に引き続き司会でした。

◎第1回のレポートは コチラ

ラジオを聞いて参加された方が多く、嬉しかったです。
ありがとうございました。

KEIRIN女子会は、富山の競輪選手、宮越孝治選手プロデュースのイベントです。
写真右上の方が宮越選手です。

 

まず、舟橋村のお※食堂オーナー中野小百合さんによるワークショップ
『お※食堂のカラダもココロもよろこぶお弁当教室』から行われました。

中野さんのお話を聞きながら
「カラダは食べた物で出来ている」
ということにあらためて気付かされました。
これからは、調味料を選ぶ時に裏の表示を見ることを習慣にしていきます!

ワークショップのあとは、お※食堂ののり弁を頂き、午後は競輪タイム。

競輪ティーチャー、いくおちゃんのわかりやすい競輪解説を聞きながら
実際に競輪を生で観戦!

この日の決勝には、女子会をプロデュースした宮越選手が登場したのですが、
なんとゴール直前に勝利し優勝されました!
女子会の参加者からも「キャー」という悲鳴が。笑
多いに盛り上がりました。

こちらは優勝後の宮越選手です。

優勝、おめでとうございます!

また、今回の女子会は、富山のイケメン2トップの
松崎貴久選手と竹澤浩司選手の現役競輪選手のお二人が
ゲストとしてイベントを盛り上げてくださいました。
ありがとうございました。
写真左がタッキーこと竹澤選手、右がザッキーこと松崎選手です。

そうそう!
お二人ともトップクラスのS級の選手なんですよー。
イケメンなのはもちろん、競輪選手としても大活躍です。
これからもがんばってくださいね。応援しています♪

次回の女子会は、7月27日(土)に開催予定です。
詳しくは、後日、富山競輪場のHPにアップされるそうですので、
ぜひご参加ください。

◎富山競輪場のサイトは コチラ

yukikotajima 5:05 pm

百花

2019年6月19日

最近、お笑いシネマライブやアイスショー、ミュージカルなどを
立て続けに見てきました。

これらの報告は私の個人ブログ「続・ゆきれぽ」にアップしましたので、
よかったらお読みください。

***

さて、先日、認知症の母親を介護するアラフォー女性の物語
『ことことこーこ/阿川佐和子(角川書店)』
をご紹介しました。

認知症と言えば、現在公開中の映画『長いお別れ』も同じテーマです。

個人的な話をすると、
先日見たドキュメンタリー映画『徘徊 ママリン87歳の夏』
も認知症になった87歳のお母様との生活を追った作品でした。

ここのところ、認知症がテーマの作品が増えています。

今日のキノコレ(grace内コーナー 13時45分頃オンエアー)
で紀伊國屋書店富山店の奥野さんからご紹介いただく本も
認知症がテーマの小説です。

『百花/川村元気(文藝春秋)』

◎奥野さんの紹介文は コチラ

川村元気さんというと、
『電車男』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は。』
などの映画を製作してきた映画プロデューサーです。

また小説家としても活躍し、
映画化もされた『億男』や『世界から猫が消えたなら』などを執筆されています。

そんな川村さんの最新作です。
今回、認知症をテーマにしたのは、
川村さんのお婆さまが認知症になったことがきっかけで、
ご自身のエピソードもそのまま小説の中に登場しているそうです。

小説では主人公の男性の母親が認知症になっていく様が描かれています。

最近、認知症を扱った作品に触れる機会が多いのですが、
共通しているのは、皆、悩みながらも優しさに満ちているということ。

『百花』も優しい物語でした。

また今回は自分の「記憶」について考えさせられました。
私がこうだったに違いないと思っている過去の記憶は
いつの間にか私の頭の中で変化していっているのかもしれないなと思って
ためしに母に電話で確認したら、
案の定、私の記憶は事実と異なっていました。

いつ、どのタイミングで書き換えられてしまったのだろう…。
子どもの頃の記憶って結構曖昧なのかもな。

時々親と自分が子どもの頃の話をして、
記憶の修正をしてみるのもいいかもなと思いました。

あなたは過去の記憶に自信はありますか?

また、この物語は「認知症」だけの物語ではありません。
母と子の過去のある事件や
主人公が働くレコード会社での仕事についても描かれており
「お仕事小説」としての一面もあり、
ラジオの仕事をしている私としては音楽業界の裏側のお話も興味深かったです。

yukikotajima 11:40 am

6月23日(日)に第2回KEIRIN女子会を開催します!

2019年6月14日

こんにちは、田島悠紀子です。

6月23日(日)に富山競輪場で
「第2回KEIRIN女子会 in TOYAMA(お弁当編)」
が開催されます。

MCは今回も私、田島悠紀子です。
 
4月に続いて2回目の女子会です。

◎前回の女子会のレポートは コチラ

KEIRIN女子会では競輪観戦や地元選手のトークショーなど、
様々な角度から競輪の魅力に触れることができます。

また、競輪教室もありますので競輪初心者の方でもOK!

今回の女子会のゲストは、
地元富山の松崎貴久選手と竹澤浩司選手です。
さわやかで気さくなお二人です。
イケメン選手と共に楽しい時間を過ごしましょう。

◎選手情報は コチラ

また、今回は、ワークショップ 
「お※食堂のカラダもココロもよろこぶお弁当教室」
も行われます。

カラフルで、味覚はもちろん視覚からも楽しめるお弁当「のり弁」の作り方を
舟橋村の『お※食堂』のオーナー中野小百合さんが紹介してくださいます。
(参加者の皆さんがお弁当を作るわけではありません)

参加費は、『お※食堂』のランチボックスに飲み放題のドリンクが付いて
お一人1,500円です。

それから!
女子会という名前がついていますが、
男性も女性と一緒なら参加できますよー。
ご夫婦、お友達同士、親子でぜひご参加くださいね。

また、女性はお一人での参加もOKです。

ぜひお気軽にご参加くださいね。

締め切りは、6月21日(金)18:00まで!
先着順ですので、お早めに〜。
 
◎詳細&申込は コチラ

yukikotajima 4:13 pm

あなたの右手は蜂蜜の香り

2019年6月12日

あなたは「思い込み」をよくするほうですか?

私は仕事上、「思い込み」をしないように心がけています。
というのもミスのほとんどは、この「思い込み」が原因であることが多いからです。

あなたも「私は○○だと思っていたのですが…」
なんて言い訳をしたことはありませんか?

でも。
私は仕事をする上では思い込みをしないよう意識をしているけれど、
普段はどうかと聞かれたら、思い込みだらけかもなあ。。。

相手の気持ちを考えて行動する時、
それが当たっていればいいけれど、
全く見当はずれなこともありますよね。
例えば、良かれと思ってやったことが裏目に出るような。
でも、相手が本当に望んでいたことなら、きっと喜んでもらえますよね。
相手の気持ちをちゃんと理解できているのか、
それとも独りよがりな思い込みなのか。
それによって相手の反応は大きく異なります。

***

今日ご紹介する小説はこちら。

『あなたの右手はハチミツの香り/片岡翔(新潮社)』

本の表紙には、傘をさして立っている熊のイラストが描かれています。
一見、外国の本かな?と思えるようなシンプルな装丁です。

私が今回なぜこの本を選んだのかと言うと、
今がちょうど雨の季節だからです。

傘をさしている熊のイラストに
主人公の名前が「雨子(あめこ)」で、
おお、この本こそこの季節にぴったりではないか!
と思い、読んでみることにしました。

主人公の雨子は「思い込み」を嫌う女の子です。
知らないことは何でも知りたいと思い、
どんなことでも「どうして?」と聞きます。

例えば、小学三年生のある日、北海道に住んでいる雨子は、
ヒグマが出たことを知って、その熊を見に行きたいと思います。

というのも、みんな熊を恐れているのに、
アニメやぬいぐるみになっていて人気があるのは不思議だと思ったからです。
だから自分の目で熊が怖いのか、かわいいのか確かめたいと。

そして、熊に会いに行くのですが…。

この雨子の行動がきっかけで
ある小熊が動物園に入れられてしまいます。

そのことを自分のせいだと思った雨子は、小熊を救うために生きることにします。
突然、ヒグマの飼育員になるために真面目に勉強をしたり、
動物の世話をするボランティアを始めたりします。

果たして雨子は小熊を救い出すことはできるのか。
そもそも小熊は本当にそれを望んでいるのか。

動物にとっての本当に幸せとはどういうことなのでしょう?

動物園にいれば、いつでも餌がもらえるし、
もし病気になってもすぐに獣医さんに診てもらえます。
でも、ずっと狭い檻の中で暮らさなければいけません。
だからといって動物園で暮らしてきた動物が
ちゃんと自然の中で生きていけるかどうかはわかりません。

さて、雨子はどんな結論を出すのでしょうか。
気になる方はぜひ本のページをめくってみてください。

***

そうそう、このお話は小熊と雨子の物語だけど、
親や幼馴染の男の子や雨子が心を開く女性なども登場し、
彼らとの関係も描かれていきます。
特に幼馴染の男の子とのやり取りが初々しくてかわいいんです!

本の帯には「心がぽうっとあたたまる」とありますが、
私はどちらからというと、ドキドキがずっと続いていたかな。色々な意味で。
ドキドキして、涙して、またドキドキして。
様々なドキドキが味わえた一冊でした。

雨の季節にオススメの作品です。
雨音を聞きながら読んでみては?

yukikotajima 11:53 am

彼女たちの場合は

2019年6月5日

10代の頃、親に内緒でこっそりどこかに出かけたことはありますか?

ちょっとそこまでとか、ほんのわずかな時間ならある、
という方はいらっしゃるかもしれませんが、
置手紙だけ残して旅に出たことのある方は滅多にいないのでは?

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃オンエアー)は、
紀伊國屋書店富山店の奥野さんから
江國香織さんの新作『彼女たちの場合は(集英社)』
をご紹介いただきます。

◎奥野さんの紹介文は コチラ

奥野さんが丁寧にこの本について説明していますので、
本を読む前にチェックしてみてください。

***

私もこの本を読みましたので、軽く感想を。

主人公は、14歳の礼那(れいな)のと17歳の逸佳(いつか)です。
二人はニューヨークの郊外に住むいとこ同士です。

逸佳の両親は日本に住んでおり、
彼女だけ礼那の家族とともに暮らしています。
逸佳は日本の高校を自主退学したのち、アメリカにやってきたのでした。

ある日、二人の少女は“アメリカを見る”旅に出ます。

親にはもちろん内緒で。
といっても、ちゃんと「旅に出ます」と書置きはしますが。
それも「家出ではないので心配しないでね」と。

行先は様々です。
わりと行き当たりばったりで、
その時の気分で決めていきます。

本を読みながら、私も10代に戻って一緒に旅をしている気分でした。

無知でピュアゆえの危なっかしさといったら!
ハラハラドキドキの連続でした。

でも、自分の10代の頃を思い出しながら
彼女たちと一緒になって楽しんでいると
一気に現実に戻されます。

というのも、この物語は、少女たちだけでなく
彼女たちの親目線の物語も同時に進んでいくのです。

親が登場すると一気に現実モードになります。

同じ親と言っても考え方はそれぞれです。
17歳の逸佳の父親は、自分自身が旅慣れしているため
娘を心配しつつも心の中では応援しています。
一方、14歳の礼那の父親は気が気でなく、母親に当たるほどです。

大人の皆さんの中には、お子さん目線よりも
親目線でこの物語を読まれる方もいらっしゃるかもしれません。

私には子どもはいませんが年齢的には親世代なので、
もし自分が親だったら、何を思い、どう対応していくのかしら?
と考えずにはいられませんでした。

その一方で10代の少女たちの気持ちもわかりました。
若いってこういうことだよなーと
彼女たちに過去の自分を重ねてみたりもしました。

少女たちが出会った30代の男性がこんなことを言います。

「大人はふつう、こんなふうに誰かに気持ちをひらいたりしない。
 きみたちはよく笑う。思ったことをはっきり言葉で伝え合うし」

まさにそれ!
10代の頃は、よく笑ったし、何でもよく喋ってましたもん。
今はなんだかんだで空気を読んじゃうもんなー。
ま、それが大人になるということなのかもしれませんが。

また、14歳の礼那は旅の間、どうでもいいことを書き留めていきます。
その理由は、大事なことは覚えているけれど、
そうじゃないことは忘れちゃうから、だそうです。
実はそっちのほうが大事だと。
礼那は旅の思い出を全て忘れたくないと思っているのでした。

私も10代の頃はそうだったかもなあと懐かしく感じました。

今はもう忘れる一方です。
毎日、日記じゃなくても
単語だけでもいいから記録していくのはありかもな。
大事なことも些細なことも。

『彼女たちの場合は』は、
旅気分が味わえるのはもちろん、10代の頃のまっすぐな思いや
待たされる親の気持ちもわかる
色々な意味で読み応えのある一冊でした。

さて、彼女たちの旅はどこに向かっていくのでしょうか。
そして、親たちはこの状況をどう受け入れていくのか。。。

ぜひお読みください♪

ああ、私もアメリカを旅したいなー。
でもその前に英語を勉強しなきゃ…
と言い訳しているところが、ダメな大人の典型だわね。(笑)

yukikotajima 11:16 am