今日のユキコレ（ｇｒａｃｅ内コーナー13：45頃〜オンエアー）でご紹介する本は、
大人気作家、有川浩さんの新作『旅猫リポート』です。

文藝春秋から11月15日に出たばかりの新作です。

有川さんと言いますと、映画化もされた『阪急電車』や、
『図書館戦争シリーズ』などで知られる作家さんです。

私も『阪急電車』は大好きな作品のひとつです。

『阪急電車』は、偶然同じ電車に乗り合わせた乗客たちの
それぞれのストーリーが描かれていましたが、
新作の『旅猫リポート』は、猫目線のお話です。

私なりに感じた共通点は「心をのぞく」。

『阪急電車』は、電車でたまたま乗り合わせた人のことを、
この人はこんな状況なのかもしれないと想像するだけでなく、
そのままその人の心の中をのぞくような感じのお話でした。

そして今回の『旅猫リポート』でのぞくのは、猫の心の中。

猫目線で物語が綴られていきます。

主人公の猫の名前は、ナナ。
女の子ような名前ですが雄です。

ナナと一緒に住んでいるのが、心優しき青年のサトル。

そんなナナとサトルの旅が描かれています。

旅の行き先は、サトルの親しい人たちが住んでいる場所。

実は、サトルは子供の頃から日本各地に引越しを繰り返してきたのです。
そのため、日本各地に友達がいます。
そんな懐かしい人たちに会いに、ナナを連れて旅に出ます。

行く先々で友人たちと過去の思い出を語り合うことで、
サトルの過去や人柄が徐々に明らかになっていきます。

そして、そういった友人に会う度、一人称が彼らにかわっていきます。
小学校時代の幼馴染のコースケ、
中学時代に仲の良かったヨシミネ、
高校時代を共にしたスギとチカコ。
そして、サトルの母親の妹のノリコ。

彼らから見たサトルとは？

そして、旅の最後は…？

・・・

優しさに満ちたとてもあたたかな作品でした。

私もサトルやナナと友達になりたいと思いました。
いや、友達じゃないな。私はサトルが好きです。大好きです。（笑）
そして、ナナと暮らしたい。

最近、友人のワンちゃんと遊んで以来、
私も犬を飼いたい〜！なんて思っていましたが、
この本を読んでからは、猫と暮らすのもいいかもと現在浮気中です。（笑）

動物を飼っていない私がここまではまってしまったのですから、
動物を飼っている方、特に猫を飼っている方がこの本を読んだら、
私の何倍も感情移入してしまうんだろうなあ。
羨ましい！

優しさに飢えている方、
なんで自分ばかりがこんな目に！と思っている方、
あたたかなストーリーをお探しの方。

有川浩さんの『旅猫リポート』を是非読んでみてください。

心にしみますよ〜。

あ、そうそう、
コチラの作品、舞台化されるそうです。
見てみたい！

・・・

◆紀伊國屋書店富山店からのお知らせ◆

クリスマスまで1ヶ月を切りましたが、
紀伊國屋書店富山店では、現在、

『洋書クリスマス絵本フェア』
　

を開催中です。

その数およそ１００冊！

是非お子さんのプレゼントいかがでしょう？

本の装丁がオシャレなものも多いですから、
お部屋に飾っておくだけでもおしゃれですね。
（もちろん、中身も読んでいただきたいですが。笑）

◎紀伊國屋書店富山店のＨＰはコチラ

先週のサンレポとやまは、
今年オープン15周年のブルーコムブルー各店からお届けしました。

各店のスタッフの皆さんのおすすめコーディネートを教えて頂き、
私とヨッシーが実際に着てみました。

その模様を放送でお届けしたのですが、
聞いていただけますか？

残念ながら聞けなかった方も、
graceサンレポとやまブログに写真とともにアップしましたので、
よかったらご覧下さい。

また、ヨッシーブログにも感想が載っていますので、
そちらもご覧下さいませ。

あらためて私も、こちらのゆきれぽに感想を。

・・・

私は、月曜に富山市のパラディアーナからお届けしました。

★パラディアーナの報告ページはコチラ

パンツスタイルばかりで、
普段なかなか足を見せない私が（笑）、
こんな短いショートパンツに挑戦！

実は、試着する前は、

「いや、絶対に無理です！！！」

なんて言っていたのですが、
試着室から出て、鏡にうつった自分の姿を見ながら
思わずひと言。

「あ、ありですね…」

と。

自分で言うな！って感じですよね。（笑）

いや、でもね、このショートパンツは、
魔法のショートパンツなんですよ！

足を細く見せる効果があるんですって。

素敵過ぎます♪

ショートパンツを履きたいけれど…
と悩んでいる大人の女性にオススメです。

まずは、一度試着をしてみてー！！

きっと私と同じように「ありかも！」と思うはずです。（笑）

窪田さん、新たな世界を教えて頂き、本当にありがとうございました。
試着、とても楽しかったです♪

また、これからも定期的に行きますので（笑）、どうぞよろしくお願いします！

◆パラディアーナのＨＰはコチラ

・・・

そして火曜日は、高岡市のデュプレックスからお届けしました。

★デュプレックスの報告ページはコチラ

この日は、水巻さんのコーディネートでした。

どれも、シンプルでおしゃれなだけじゃなく、
かなり着やすいことにびっくりしました。

さらに、他のアイテムにも合わせやすいものばかりで、
本気でこのまま一式欲しくなりました。

仕事でお話を伺っている、というより、
すっかり実際のお買い物をしている気分でした（笑）。

しかも、実は、ちゃっかり放送後、本当に買っちゃったのですが…。

もちろん、このコーディネートのアイテムも欲しかったのですが、
それは、また日をあらためてじっくり買いにきますね、と約束し（笑）、
今回はワンピースを購入。

というのも、木曜の夜に、
ブルーコムブルーの15周年を記念したパーティーがあり、私は司会をしたのですが、
お店でこのワンピを見るなり、パーティーの時に着たい！と思いまして。

★デュプレックスのＨＰはコチラ

あらためて、水巻さん、ラジオだけじゃなく、
私のマジ買い物にお付き合いいただき、ありがとうございました。

・・・

せっかくですので、パーティの報告も♪

ちなみに私が購入したのは、こちらのワンピです。
（上半身だけしか見えませんが…）

パーティーでは、松田さんと会場限定のｇｒａｃｅスペシャルをお届けし、
15周年を映像と音楽で振り返りました。

また、ブルーコムブルーがオフィシャルパートナーとして応援している
プロバスケットボールチーム・富山グラウジーズのダンスチーム
ＧＯＷの皆さんのダンスも披露されました。

その他にもたくさんの皆さんのお祝いのメッセージや、
社員の皆さんによるパフォーマンスなどもあり、
終始賑やかなパーティーとなりました。

お花もたくさん届いていました。
（おっ。ＦＭとやまの名前もある！）

司会をしながら、
ブルーコムブルーは、お客さんはもちろん、
取引先や社員の皆さんなど、
本当にたくさんの皆さんに愛されているなあ、ということを実感。

例えば、突然マイクを振られても、
皆さん、悩むことなくすっとブルーコムブルーとの思い出が出てくる！
しかも笑顔で楽しそうにお話になるのです。

それぞれ、全く異なるエピソードなのだけど、
共通しているのは、
ブルーコムブルーへの愛が感じられることと、
社長の松田さんが、どなたともまっすぐ向き合って接していらっしゃること。

そのまっすぐで熱い思いが、この15年のブルーコムブルーを引っ張り、
そんな社長を個性的で優秀なスタッフの皆さんが支えてきたんだな。

ほんと、素敵な会社だな。

と思いました。

素敵なひとときのお手伝いが出来て、私も幸せな気持ちになりました。
ありがとうございました。

あらためて、ブルーコムブルー15周年、おめでとうございます！！

★ブルーコムブルーのＨＰはコチラ

今日のキノコレは、紀伊國屋書店富山店の橋本さんから

ビートたけしさんの『間抜けの構造（新潮新書）』をご紹介頂きます。

橋本さんの推薦文はコチラ。

間（ま）の大切さは、私はアナウンサーになってから意識するようになりました。
喋るスピードも大切だけど、それ以上に大切なのは、この「間」です。

気持ちのいい喋りの人は、この間が絶妙です。

逆にたとえ、とちらずキレイに喋っていたとしても、
間の悪い人の喋りは、どうしても聞きづらくなってしまいます。

私も今でもディレクターから、間についてのダメだしをされますし、
自分で喋る時にもかなり意識します。

『間抜けの構造』は、
そんな喋りの間はもちろん、
会話の間についても書かれています。

独特なたけしさん節で書かれていて、
本を読んでいるというより、たけしさんの話を聞いている感じです。

例え話も多く、そのどれもが笑えます。
電車の中やカフェで一人で読む時には相当注意が必要です。
ニヤニヤ顔ならまだしも、
下手したら吹き出す恐れがあります。（笑）

まと、たけしさんらしい毒もあり、
ただ面白いだけで終わらせていません。

ピリリとしつつも心地いい。
それこそ気持ちのいいの間を感じられる作品でした。

一番はラストの一文。

絶妙の間です。
さすがたけしさんです。

今日のユキコレで紹介するのは、
横山秀夫さんの新作『６４（ロクヨン）』です。

映画化された『半落ち』や『クライマーズ・ハイ』
は読んだことがある、という方も多いのでは？

『６４』は１０月２６日に文藝春秋から出たばかりの７年ぶりの新刊。
全６４８ページの長編ミステリーです。

横山さんファンの皆さんにはもうおなじみかもしれませんが、
今回は、人気のＤ県警シリーズの新作です。

私は、過去のシリーズは未読なのですが、
『６４』を読んだら、他の作品も読みたくなりました。

さて。

タイトルの「６４（ロクヨン）」とは、
たった７日間しかなかった昭和６４年に起きた未解決の少女誘拐事件のことです。

その事件から１４年後。

Ｄ県警の広報が、記者クラブに対し、
ある事故の加害者の名前を伏せたことで、
記者クラブと対立してしまいます。

そんな中、警察庁長官による、時効の迫った「６４」の視察が１週間後に決定します。

刑事出身の広報官、三上は、それらの対応に追われる羽目に。

また、元いた刑事部と今いる警務部、
それぞれからまったく逆の指示をされてしまいます。

この刑事部と警務部はもともと関係があまりよくなかったのですが、
「６４」をめぐり、ますます悪化していきます。

警察内部の対立に加えて記者との対立。
様々な対立の中で、三上はどんな選択をし行動を取るのか？

そんな中、三上は６４のある謎のキーワードに辿り着きます。

１４年前の『６４』において、
当時の関係者たちが隠していることとは一体何なのか？

さらに、仕事以外のところにも悩みが。
なんと三上のひとり娘が家出をしてしまうのです。

三上は全ての問題を解決することができるのか？

７００ページ近い本の重みそのものが、内容の重みと重なりました。

なんといっても、登場人物たちの会話が非常に不快です。（笑）

あ、いや笑えないな。

何でこんな言い方しかできないのよ？（怒）と、
不機嫌な態度を通りこし、
カッとなってしまいそうなほどの嫌みな会話を読む度、
わざわざ嫌だなと思う世界をのぞいてしまう私は、
一体何をやっているんだ、と思うのだけれど、
本を閉じることができませんでした。

主人公の三上が何を思い、どのような選択をするのかも気になるし、
何より真実が気になって仕方なかったから。

そして、終盤、どどどっと物語が動きます。猛スピードで。

全てを読み終えた後、もう一度表紙を一枚、二枚めくってみてくだい。

最初は目にもとめずめくってしまったその写真が、
きっとこの物語の余韻を感じさせてくれるはずです。

・・・

そういえば、この本を読みながら印象に残った言葉があります。

「たまたまが一生になることもある」

という一節です。

たしかに、そういうことってあるように思うんですよね。

今後の人生でも、ふとした瞬間に思い出してしまいそうです。

「たまたま」紀伊國屋書店富山店で書店員の橋本さんから
オススメいただいた小説『６４』。

でも、そのおかげで様々な感情が動き、
またひとつ知らない世界を知ることができました。

そして「たまたまが一生になることもある」という言葉に出会えました。

それこそ、あなたも、たまたま「ゆきれぽ」を読んだら、
『６４』が紹介されていただけ、と思うかもしれません。

でも、それがあなたの何かを変えることもあるかもしれない。

もし少しでも読んでみたいなと思ったなら、『６４』を読んでみてくださいな。

今日はネッツ富山魚津店から

特別番組『ネッツ富山プレゼンツ　ネッツカフェ・オータム』

を公開生放送でお届けしました。

お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。
今朝の新聞に載っていましたが、
魚津では加積りんごの収穫がいよいよはじまりました。

ということで、今日の魚津店は、りんご一色でした。

なんと、加積地区のマスコット「かづりん」まで駆けつけてくれました！

そして先着１５０名の方には「加積りんご」の「王林」がひとつプレゼントされました。

ずらりと並んでいますが、あっという間になくなってしまいました。

魚津店では「りんごマップ」も配られていました。
私も放送終了後、近くの直売所でりんごを買って帰りました。

番組でも「加積りんご」の紹介をしましたが、
あらためて、ネッツ富山さんは、地域に溶け込んでいるなあと思いました。

番組ではりんごだけでなく、もちろん車の紹介もありました！

三浦さんからは、「ミニバン５」について教えて頂きました。

私の弟？（笑）田島さんからは、
「スタッドレスタイヤ」についてお話し頂きました。

※ネッツ富山魚津店では、今日と明日の二日間、
　スタッドレスタイヤが通常価格より１０％オフとなり、とってもオトク！
　
※また、ネッツ富山全店で、今日と明日の二日間、
　新車をご成約された方に、加積りんごが一箱プレゼントされます。

オトクなこの機会をどうぞお見逃しなく♪

魚津店の皆さん、お世話になりました。
ありがとうございました！

来月は、また県内のどこかのショールームから公開生放送をお届けしますので、
どうぞお楽しみに〜！

また是非遊びに来てね。

・・・

来週は、いつも通りＦＭとやまのスタジオから
『ネッツカフェドライヴィン』をお送りします。

メッセージテーマは「LIVE!!」です。

生で見て感動したコンサートやスポーツの試合など、
あなたのライブ報告をお待ちしています。

メッセージは二四時間いつでも受付中です。

◎メッセージフォームはコチラ

★ネッツ富山のＨＰはコチラ

今日のお昼は、回転寿司に行ってきました。

美容にいいと知ってから、必ず食べているのが、鮭。

お寿司屋さんに行ったら、ほぼ毎回鮭と鯵は食べています。

ちょうど秋鮭がお安くなっていたので、
秋鮭と秋鮭ハラス、そして旬の秋刀魚も食べてきました。

秋づくし。幸せでした〜。

先日、ズワイガニ漁も解禁されましたからねえ。
今度は、カニ食べ行こう〜♪

と書いた瞬間、頭からパフィーが離れない。
ああ、どうしよう。（笑）

さて。

そんな秋の味覚、あなたは何を召し上がりましたか？

明日のネッツカフェのテーマは「味わっていますか？秋の味覚」です。

そして、明日はネッツ富山魚津店から公開生放送です。

お時間のある方、ドライブがてら是非遊びにお越しください♪

明日は、ネッツ「カフェ」ということで、
スイーツ＆お飲物が無料でふるまわれます。

さらに、魚津店では色々嬉しいこともあるかも〜。

待ってまーす！

★『ネッツカフェオータム』についての詳細はコチラをご覧ください。

今日は火曜日ですが、ｇｒａｃｅにちょこっと出演しました。

聞いていただけたかな？

残念ながら聞けなかった、という方のために、
どんなお話をしたのか、ブログにアップします！

富山県は、11月1日から、
ＤＶの防止啓発を目的とした

「とやまパープルリボンキャンペーン２０１２」

を実施しています。

「ＤＶ、ドメスティックバイオレンスをなくそう！」
ということで、様々な取り組みが行われています。

その一つとして、
今度の日曜日、11月11日の午後2時から、
射水市の高周波文化ホールでシンポジウムが行われます。

まず、14：00〜15：30まで
山口のり子さんによる講演

「ＤＶとは何か？なぜするのか？」

が行われます。

その後、15：45〜16：30まで

朗読劇「ひまわり〜ＤＶをのりこえて〜」

が行われます。

この朗読劇には、
元富山テレビアナウンサーの下岡陽子さん、
富山県立魚津高等学校放送部の皆さん、
そして、私、田島悠紀子が出演します。

昨夜も全員で読み合わせをしてきました。
出演者、スタッフ全員、真剣に作品と向き合って練習に取り組んでいます。

作品を聞くことで、きっと何かしら感じることがあるはず！

この機会に、ＤＶについて考えてみませんか？

詳しくは、コチラのサイトでご確認ください。

※朗読劇の模様は、11月23日（祝・金）の13：00〜13：30まで
ＦＭとやまで特別番組として放送します。

こちらも是非お聞きください。

・・・

また、『grace』でもＤＶについて考えて行きます！

あす11月7日から毎週水曜14：25ごろ〜4回シリーズで
ＤＶについてお届けします。

■放送日時　11月7日（水）14日（水）21日（水）28日（水）14：25〜

・・・

◎とやまパープルリボンキャンペーン2012に関して詳しくは、
　『パープルリボンとやま』特設ウェブサイトでご確認ください。
　http://www.purpleribbon-toyama.jp/