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34 『「のび太」という生きかた』

2011年6月29日

最近、様々なメディアで注目されている本があるそうです。

さらに、その本を読んだ中学生の書いた「読書感想文」も、
ネットをはじめ、ツイッターなどでも話題になっているのだとか。

それは、『「のび太」という生きかた』という本です。
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富山大学名誉教授の横山泰行(よこやま・やすゆき)さんがお書きになった本です。

「のび太」は、皆さんもよくご存じの『ドラえもん』に出てくるのび太君です。

この本は、のび太君を徹底的にほめています。
もし、のび太君が、この本を読んだら、間違いなく調子に乗ってしまうと思います。(笑)

でも、のび太と言ったら、ダメな奴の代名詞ですよね。
『ドラえもん』から離れている大人の皆さんは、
「のび太」君から、生きかたを学ぶなんて、想像つかない。
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

でも、のび太は、しずかちゃんと結婚できたのです。
なぜか?
それは、のび太君に魅力があったからです。

横山先生は、「のび太君は、想像以上に人生を上手に歩んでいる」と分析しています。

そして、そんなのび太君の生きかたを
「のび太メソッド」と名付けています。

この本では、のび太君の人がらがわかるお話を挙げて、
のび太流の生きかたを分析しています。

その流れが大変わかりやすい。

しかも、文字だけのお話でも、
絵が見え、のび太君やドラえもんの声が聞こえてくるので
(ちなみに私は昔バージョンですが)、
本を読んでいるという感覚はありません。
まるでアニメを見ているような気分です。

読めば読むほど、のび太君がとても魅力あふれる男の子に思えてきます。
さらに、のび太君のあまりの優しさに泣けてきます。
私は、例として挙げられたお話を読んだだけで、何度も涙。

そうなのです。
のび太君は、優しい子なのです。
偏見がなく、悪口を言わず、誰にでも優しいのです。

さらに、直感で決断し、とにかく動き出すのが早い。
やりたい!と思ったら、すぐに行動します。

今まで、ドラえもんが何でも助けてくれていた、と思いこんでいた私ですが、
そうではありませんでした。
ドラえもんは、あくまでもアシスト。
甘やかしているわけではありませんでした。

久しぶりにドラえもんが見たく(読みたく)なりました。
この本を読んだ後は、『ドラえもん』の見方が変わりそうです。

ちなみに、私は、のび太君の優しさばかりが目について、ずっと泣いていそうです。

そうそう!
しずかちゃんが、のび太君との結婚前夜に、お父さんに不安を漏らした時、
パパが言ったのび太君の魅力についてのひと言が素晴らしかった。

結婚前の方には、是非、この一言を知ってほしいと思います。
どんなひと言かは、是非、本を読んで確かめてね。

私も、しずかちゃんのパパが言ったひとことを
早速、結婚相手の条件に入れました。

『「のび太」という生きかた』は、さらりと読める本です。
難しい解釈で、結局何が言いたいのかわからないビジネス書より、
よっぽど学ぶことが多いと思います。

梅雨空のように、自分の心もなんとなくすっきりしない…
そんなあなたこそ、是非、読んでみてください。

yukikotajima 12:12 pm

13 映画『阪急電車 片道15分の奇跡』

2011年6月23日

昨日、「ゆきれぽ」に、小説『阪急電車』の感想を書いていたら、
無性に、映画『阪急電車 片道15分の奇跡』が見たくなり、
上映時間を調べてみたら、なんてグッドタイミング!
今から行けば、間に合うじゃないか!
ということで、ブログを書いたその足で、映画館へ。

小説もよかったけれど、映画もよかった。

どちらがどうとか比べることなく、
どちらもよかった。

というか、この作品を映画化してくれてありがとう!と言いたいくらいによかった。

配役も合っていましたし。

たまたま電車で乗り合わせただけ、でも、
人生が大きく変わってしまうような出会いにつながることもありますし、
知らない人だからこそ、本音を見せられることもあります。
そして、知らない人だからといって、放っておくこともできない。

それが、人なのですよね。

この作品は、そういった「人」を描いた優しい映画でした。

もちろん、嫌な人もいるけれど、
そういった人たちばかりじゃない。
見てくれる人は見てくれているし、
わかってくれる人もいる。

全員が敵だなんてことは無い。

なんだか、救われる作品でした。

私は、小説を読んでストーリーを知っているにも関わらず、
何度も涙を流し、何度も笑ってしまいました。

いい作品でした。

そうそう!

エンドロールに、原作ファンへのサプライズがありますので、
どうぞお見逃しのないように♪

それにしても、中谷美紀さんは、美しかった。
『仁』の野風さんも美しいけれど、今回もキレイでした。

yukikotajima 12:30 pm

32,33 最近読んだ本

2011年6月22日

最近、というか、実はだいぶ前に読んだまま、
ブログにアップしていなかった本を2冊軽くご紹介。

■『お台場アイランドベイビー/伊与原新(いよはら・しん)』

著者の伊与原さんは、大阪生まれですが、
現在は、富山在住の作家さんです。

第30回横溝正史ミステリ大賞受賞作ということと、
富山在住の作家さんということで、去年、話題になりましたので、
既にお読みの方も多いかもしれませんね。

私は、5月に読んだのですが、
この本は、東日本大震災前と後では、
だいぶ印象が異なるかもしれません。

というのも、この本は、東京を襲った大地震の4年後という設定だからです。

どこかつくりもののお話とは思えず、
現実味を帯びた話として、今回の震災と重ねながら読んでしまいました。

今から4年後、小説のような世界に、
日本がなっていないことを心から願います。

・・・・・

■『阪急電車/有川 浩』

こちらは、graceの中でも、何度かご紹介していますので、
すっかり「ゆきれぽ」にも感想を載せているつもりでいました。

今、TOHOシネマズファボーレ富山では、映画も上映されていますね。
見に行きたいと思いつつ、実はまだ見ていません。
早く見に行かなきゃ。

こちらは、偶然、阪急電車に乗り合わせた乗客たちのそれぞれのストーリーが、
連作で紡がれています。

電車の中で、たまたま目の前に座った人のことを、
あれこれ勝手に「こんな人かな?」と想像したこと、ありませんか?
そんな欲求が満たされます。(笑)

さらに、この本は、読んだ後が気持ちいいのです。

って、本のことを思い出していたら、
ますます映画を見たくなってきたー。
今夜にでも行ってこようかしら。

yukikotajima 6:28 pm

『ゆっきーと行く!ハイ♪ハイ♪ハイキング♪VOL.2』

今日の番組でもお知らせしました通り、

『ゆっきーと行く!ハイ♪ハイ♪ハイキング♪VOL.2』

の開催が決定しました。

やった〜!

去年に続き、2回目の開催です。

去年も本当に楽しかったなあ。
今年も開催が決定して、一番喜んでいるのは、私自身かもしれません。(笑)

今回は、コースを変えて山を歩きます。
よかったら、一緒に清々しい山の空気を感じながら、山歩きをしませんか?

そして、ハイキングのあとは、バーベキュー♪
いい汗をかいた後のご飯の美味いことといったら!
あの美味しさは、ハイキングをした人にしかわかりません。
共に、美味しく頂きましょう。

ご参加、お待ちしています!!!

■詳細&申し込みはインフォメーションをチェック。
 ⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/contents/info_959.html

今回、私は、こちらの格好で参加します。
今年もランプジャック掛尾店の北村さんのコーディネートです♪
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yukikotajima 5:44 pm

31 『錦繍』とコミック『花もて語れ』

梅雨の季節に何かしっとりと恋愛の本でも、と思って、
今日のユキコレ(13:45〜オンエアー)では、
紀伊國屋書店の書店員の皆さんが選んだ文庫
『紀選文庫(きせんぶんこ)』の中から、恋愛の本を1冊、ご紹介します。

宮本輝さんの『錦繍(きんしゅう)』です。
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昭和57年3月の作品。
つまり今から約30年前の本です。

当時ベストセラーになりましたので、
すでにお読みになっている大人の方も多いことと思います。

また、ラジオドラマや舞台化もされていますので、
そちらでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

ちなみに、私がこの本を読むのは初めてでしたが、
30年前とは思えないほどの鮮度を感じました。

『錦繍』は、元夫婦の往復書簡のみで構成された小説です。

ある事件のせいで愛し会いながらも離婚した2人が、
紅葉の美しい季節の蔵王のゴンドラ・リフトの中で、
偶然、10年ぶりに再会したことをきっかけに、手紙のやりとりが始まります。

なぜ、2人は別れることになったのか?
今、2人は、何を考え、どういう状況なのか?

そういった心の内が、丁寧な表現で綴られていきます。
言葉遣いがとても美しく、私はそれだけで、この本を好きになりました。

表現の美しい本に出会う度、私は、声に出して読みたくなるのですが、
この本は、読みたくなる、だけでなく、実際、声に出して読んでいました。

普段の喋りの練習にもいいなと思いました。
美しい表現、きれいな言葉づかいは、
普段から口にしていないと、
いざという時、出てこないものですしね。

そういった意味でも、勉強になる本でした。

また、今の時代、携帯メールの普及から、
絵文字が当たり前になっていますが、
絵文字でごまかされることなく、表現だけで伝わるということは、
なんて気持ちがいいんだと、実感した本でした。

丁寧な表現になると、冷たさを感じることもありますが、
巧い表現だと、冷たさは感じさせないのですね。

表現力をあげなければ、と強く感じた本でした。

手紙は、元夫婦のやりとりですが、
浮気をした男性ならではの言い訳が、
私自身、今まで様々なところで聞いてきた言葉とまるで同じで、
思わず、声に出して読んでわらってしまいました。

元奥さまに、浮気相手を褒めることを書いたり、
浮気を「男の本能」と開き直ったり…。

今の女性は昔に比べると強くなった、なんて言われるけれど、
いえいえ、そんなことはありません。
女性はずっと強いのです。

女性の心の強さ、たくましさこそ、本能かもしれないな、と思いました。

・・・・・

さて、『錦繍』を、思わず声に出して読んでしまった私ですが、
今日は、某コミックもご紹介しましょう。

それは、『花もて語れ』という朗読漫画です。

例えば、「クラムボンはわらったよ」でおなじみの
宮沢賢治さんの「やまなし」を朗読する時、
どうイメージして、声に出して読むのかが、
わかりやすいイラストともに表現されています。

朗読だからこそ、漫画で表現、というのは、とてもいいなと思いました。
これは、小説ではなく、漫画だからこそ成り立つものだなと。

こちらも、勉強になりました。

漫画を読み終えた後は、もちろん、
「やまなし」を声に出して何度も読んでしまいました。

黙読は黙読で楽しいけれど、
声に出して読むと、より理解できるような気がします。

今日はいいお天気ですが、夕方から天気はまた下り坂のようです。
雨の季節。
お家で、声を出しながら本を読んでみるのはいかがでしょう?

yukikotajima 12:11 pm

ネッツカフェ@本店 

2011年6月18日

ありがとうございました〜。

ネッツ富山本店から公開生放送でお届けしました、
特別番組『 ネッツ富山プレゼンツ ネッツ・カフェ・アーリーサマー』。

ご家族連れの方を中心に、たくさんの方にお越しいただきました。
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お子さんたちが楽しめるイベント満載でしたが、
一緒に来ていたパパやママの方が真剣になっている様子が、
見ていて楽しかったです。(笑)
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また、放送後、たくさんのリスナーの皆さんとお話できて、嬉しかった。
差し入れして下さった方もいらっしゃいました。ありがとう〜!

それから、メッセージを送って下さった皆さんも本当にありがとうございました。

明日が父の日ということで、お父さんへの感謝の気持ちが綴られていました。

番組中、読みながら、私もかなり目頭が熱くなってしまいました。
さらに、目の前で泣き出してしまった方も…。
それにつられ、私までウルウル。

せっかくたくさんのメッセージをいただいたのに、
全てご紹介できず、今回は、いつも以上に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

メールでメッセージを送って下さった方は、同じメールをお父さんにも送って下さいね。
また、手書きの方は、もう1枚、同じ内容のものをパパに渡して下さい。

感謝の気持ちが、ちゃんとパパに届きますように…。
そして、明日は、よい父の日を過ごして下さいね。

放送は終わってしまいましたが、
今日この後と明日も、イベントは続きますので、
ぜひ、お近くのネッツ富山のショールームにおでかけください♪

番組には、ネッツとやまのおとこまえなお二人にご出演頂きました。

まず、窪田さん。今日は、いつものメガネをはずしての登場!
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プリウスαの試乗が今日からスタート。
私も窪田さんと、放送前に試乗してきました。
目線が高く車内も広いので、快適でした。

そして、初登場の吉森さん。
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吉森さんからは、オススメサービスをご紹介頂きました。
こちらは、「IRカットフィルム」の体感ボックス。
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IRとは、赤外線のこと。
このフィルムを貼ることで、車内の温度の上昇を低減できるんですって。

フィルムが貼られた方は、全然熱くなくてビックリしました。
ぜひ、あなたも体感してみてね。

あらためて、ネッツ富山本店の皆さま、ありがとうございました。

さて、来週6月25日は、FMとやまのスタジオから
『ネッツ・カフェ・ドライヴィン』をお送りします。

メッセージテーマは「好きな香り」。

あなたの好きな香りを教えて下さい。
メッセージは24時間受付中!

●メッセージフォーム → http://www.fmtoyama.co.jp/contents/info_539.html

yukikotajima 2:29 pm

明日18日はネッツ富山本店から公開生放送!

2011年6月17日

明日は、ネッツ富山本店から、
特別番組『 ネッツ富山プレゼンツ ネッツ・カフェ・アーリーサマー』
を公開生放送でお届けします。

午前11時〜11時55分までの放送です。

DJは、私、田島悠紀子です。

ネッツ「カフェ」ということで、
お越しいただいた皆様をスイーツとお飲物でおもてなし♪
もちろん無料!

よかったら、ドライブがてら、遊びにきてねー。

●詳しくは、インフォメーションを見てね。
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_885.html

では、また明日!

yukikotajima 8:13 pm

ANA LET’S ENJOY TOKYO 〜はとバス〜

2011年6月15日

先週の金曜日、飛行機に乗って東京へ行ってきました!
めいっぱい東京を満喫してきました〜。

『ANA LET’S ENJOY TOKYO』
〜「ANA富山‐東京便」を利用してTOKYOを楽しもう!〜

私、田島悠紀子が、月に1度、ANAを利用して、東京の観光スポットを訪れ、
あらためてTOKYOをgrace&ブログでご紹介していくというものです。

今回、1回目の旅は、「はとバス」。
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まずは、東京観光の定番をおさえよう!と、
皇居・浅草・東京タワーの3大スポットを巡るベーシックコース
「東京三大見どころ巡り」ツアーに参加しました。

ANAスカイホリデーを利用すると、
空港を降りたらすぐ、はとバスに乗れちゃうのです♪
私が利用した富山・朝8時55分発なら、空港到着後、すぐにバスに乗れます。
なんて便利!

実は「はとバス」は初体験の私。
黄色い車体を見つけただけでハイテンション!(笑)

まず向かったのは、皇居前広場。
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一緒に行ったディレクターは、
バスを降りるや否や「落ち着くなあ」とぼそっとつぶやいていました。

確かに、気持ちよかったです。

豊かな緑に静かな環境。
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お昼寝中の方やベンチでランチ休憩中の方がたくさんいました。
このあたりで仕事をしている方たちをとても羨ましく感じた瞬間でした。

その後、バスに乗って、向かった先は、浅草!
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町全体が活気にあふれていて、
たとえるなら・・毎日が山王さんのような雰囲気でした。
わかりやすいでしょ?(笑)
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威勢のいい仲見世通りからは、いい匂い〜。
人形焼、雷おこし、おせんべい、そして、芋ようかん。

私も何か食べたいなあ、とキョロキョロしながら見つけたのは、
「舟和の芋ようかんソフトクリーム」。
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おなじみの芋ようかんもちょびっと添えられたソフトクリームの味は、
まさに、芋ようかんそのもの。
濃厚だけれど、後味はさっぱりで、とてもおいしかったです。

仲見世通りを少し外れると、がらっと街の様子が変わります。
静かにゆっくり過ごせる大人の雰囲気。

昔ながらの喫茶店、手ぬぐい屋さん、
それから、ギャラリーが併設されたスイーツショップまで本当に様々。
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浅草に行かれる際には、仲見世以外の通りもぜひ散策してみてくださいね。

最後、おみくじを引いて、浅草の旅も気持ちよく終了…

のはずが、私がひいたのは、こちら。
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それにしても私「凶」をよくひきます。(笑)

今が底なら、あとは上がるだけ!
とりあえず、高いところを目指して(?)、
まずは、車窓から、スカイツリーを見学。
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遠くから見ると、とても華奢に見えますが、
近くで見ると、当たり前ですが、立派な骨組み!
細そうに見えて実はがっしりしている男性を見ているような気分でした。(笑)

スカイツリーを見学した後は、おなじみの「東京タワー」。
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運気上昇のため(?)、特別展望台までのぼり(遠くにスカイツリーを発見!)、
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さらに、下が透けて見える迫力満点の窓からの空中散歩を楽しみ、
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(といいつつ、実は強がっているだけで、足がすくんでいましたが)

旅も終了。

東京駅で解散となりました。

バスの車中では、ガイドさんが、
外に見えるものを終始、案内してくださいます。
地名の由来、昔、その場所はどんなところで、何があったのか?などを、
とてもわかりやすく説明してくださり、
そのたび、首を右に向けたり、左に向けたり、カメラを構えたりして、
ずっとワクワクしっぱなしでした。

車内からは、歌うように続く「へぇ」「へぇ」「へぇ」。(笑)

私は乗り物に乗ると、すぐに寝てしまうのですが、
はとバスは、まったく眠くならず、移動中も本当に楽しかったです。

私も一緒にいったディレクターも、
すっかり「はとバス」のファンになり、
次、東京に来たときは、どのツアーに参加しようかしら、
とパンフレットを見ながら、想像をふくらませていました。

こんなに無駄なく充実した東京旅は初めてでした。
この満足感を、今、ブログをお読みのあなたにも味わっていただきたい!
と心から思います。ぜひ、あじわって〜。楽しいから!

あらためて、最後に、私が今回の旅でいいなと思った点を箇条書きであげてみますね。

・飛行機で、あっという間に東京に着くため、移動疲れが無い!体が軽い〜。

・空港を降りてすぐ「はとバス」に乗れるので、移動が楽。

・優雅なバス移動なので、体も楽。

・電車の乗り換えや駐車場探し・駐車場代などの心配をする必要がない。

・知らない東京に出会える。

 東京をあまり知らない人はもちろん、
 東京に住んだことのある方や何度も行っている方こそ、
 利用してみてください。
 電車や車、徒歩では知ることのできない、新しい東京を味わえると思います。

・ANAスカイホリデーで申し込むと、
 今日ご紹介したはとバスツアーを3,500円で利用できます。

・さらに!ANAの『スーパー旅割』を利用すると、富山‐東京便が、片道9,600円〜。

★ANAでは、7/1〜9/30のご搭乗分のご予約を受付中です。

 45日前までの予約・購入でお得な運賃 『スーパー旅割』を利用すると、
 富山発東京行きが、なんと9,600円〜と、とってもお得!

◎詳しくはANAホームページをみてね。
 ⇒ http://www.ana.co.jp/

***

「休夏しよう!」

今年の夏は旅をしよう!
家族と、誰かと、ANAで。

『ANA LET’S ENJOY TOKYO』

リポートは、今日15日(水)のgraceの中で、14:35頃からお届けします。
放送もお楽しみに〜。

今回は、超ロングレポートになってしまいました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

yukikotajima 8:52 am

30『ハタラクオトメ』

2011年6月8日

「その自慢話、あとどれくらい続きますか?」

「男は、言うほど働いていない」

「見栄、メンツ、根回し。なんで働く男は「仕事以外」で忙しいの?」

これらの言葉に思わず反応してしまった、
働く女性の皆さんにオススメの痛快お仕事小説があります。

その名も『ハタラクオトメ』。
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ちなみに、これらの言葉は、私の言葉ではなく、
本の帯に書かれた言葉ですので、悪しからず!

映画化もされ話題になった『県庁の星』の著者、
桂 望実(かつら・のぞみ)さんの最新作です。

主人公は、身長157cm、体重100kgの「ごっつぁん」。

中堅時計メーカーに就職して5年のOLさんです。
ちなみに、このあだ名は、自ら、こう読んでほしいとお願いしたもので、
いじめられているわけではありません。
ごっつぁんは、皆から好かれる愛されキャラなのです。

そんなごっつぁんが、「女性だけのプロジェクトチーム」のリーダーをまかされます。
任務は、新製品の開発。

メンバーは、6人。全員女性。
部署はバラバラ。開発のプロは誰もいません。

『ハタラクオトメ』は、
モノづくりは素人の女性たちが、新製品を開発していく様が描かれています。
そして、その様が、とても面白いのです。

あぁ、こういう人、いる!いる!
と思わず、うなづきたくなってしまう男たちが次々に登場します。

彼らに対し、ごっつぁんたちは、
正面からぶつかっていくのではなく、
彼らのプライドを傷つけないように、
うまく「利用」していきます。
(本音では、くだらない!と思いながら。(笑))

私が読んでいて、思わず笑ってしまったのが、会議での様子。

お偉いさんたちは、すぐに何かとケチをつけ、
言うことが無くなると、過去の話(自慢話)を始める…。

そんな様子を目の当たりした、ごっつぁんたちは、
会議を重ねるうちに作戦を立てます。

きっと、あちらはこうくるから、私たちはこう答えようと。

まさに、その通りになるのですが、
そのたび、「また〜〜〜!(怒)」ではなく、
「ほい、きた」、「それも予想通り!」と、楽しんでしまうのです。

そこが素晴らしい。

彼女たちの手にかかると、
男性たちが、なぜかとてもかわいく思えてくるから不思議です。(笑)

男性の上司や同僚に対して、「なんなの?」と怒りを常に感じている、
OLの皆さん、是非、一読を。

そうそう、女性がこの本を楽しめる理由はもうひとつあります。
それは、美味しそうなお菓子や料理がたくさん登場すること。

ごっつぁんの体が大きいのは、よく食べるからなのですが、
自ら食べるだけではなく、作るのも大好きで、
痩せた人をみると、自分の家に連れて行き、
手作りのご飯を食べさせたい!と思ってしまうほど。
また、仕事中も、お腹を満たすことばかりを考えており、
様々なお菓子が次々に登場し、それをとても美味しそうに食べるのです。
その食べっぷりも爽快!

『ハタラクオトメ』は、
梅雨を前に、すでに梅雨明けのような清々しさを味わえる1冊です。

それから!
男性の皆さんも、この本を読むことによって、
色々気付くことがあると思います。
楽しめるかどうかは・・・、
いや、楽しめるな。
ごっつぁんパワーに癒されると思いますよー。

ごっつぁ〜ん、素敵なひとときを、「ごっつぁん」でした♪

yukikotajima 11:56 am