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カターレ富山初勝利!

2009年3月30日

勝った〜!!!

昨日、富山県総合運動公園陸上競技場で行われた
サッカーJ2のカターレ富山VSザスパ草津の試合を見に行ってきました。

会場に向かう途中、会場付近に雨雲を発見。
一緒に行った後輩の上野アナやgraceスタッフのさや園長と、
「傘ないよー!」
「大丈夫。降水確率20%だし!」
などと言いながら、会場へ。
(結局、天気は心配ありませんでした)

席に着くなり圧倒されたのが、相手チーム「ザスパ草津」の応援です。

私の地元、群馬のチームということで、最初から意識的に気にしていたのもありますが、
多分、意識していなくても、目立っていたと思います。

まず、ユニフォームの紺色と黄色で統一されたカラーは、それだけで目立っていました。
風を利用した旗の立て方もかっこよく、さすが、空っ風の群馬だ!
と思っていたら、凄かったのは、その応援。
何?このまとまり!
私たちが、やや草津よりの場所で見ていたこともありますが、
耳に入ってくるのが、草津の応援ばかりで、
すっかり私たちは、草津の応援に釘付けになってしまいました。
大声で皆が歌いながら応援するスタイルは、カターレも同じですが、
1つだけ、カターレはもちろん、他のチームでも見たことのないものを発見!

なんと「湯もみ」をしていたんです。

草津といったら、草津温泉ですよね。
その草津温泉の伝統風習の「湯もみ」を応援に取り入れていました。

着物を着て、湯もみ板を動かし応援する方たち!
いやぁ、驚きました。

その一体感たるや、ここはホームか!?と思えるくらいの迫力でした。
気付いた時には、頭の中に
「く〜さ〜つ〜♪」
という応援ソングが頭から離れなくなっていました・・・。

さてさて、もちろん、試合もちゃんと応援していましたよー!!!

そんなザスパ草津の応援にもなれはじめた頃の後半13分、
上園選手のスルーパスに朝日選手が、豪快にシュート!

「入った〜!」

一緒にいた私たちは、小躍りしたあと全員で握手。
よくわからないテンションです(笑)。

その後、何度かひやっとする場面もありましたが、
このままJ2初勝利となりました!

一緒にいた上野アナは、
草津のシュートを何度も果敢にセーブしたGK・中川選手にメロメロ。

「ゆうじさまぁ、かっこいい〜〜〜」

最初は、中川選手と言っていたのに、
いつからか「ゆうじさま」に呼び方が変わっていました(笑)。

でも、確かにかっこよかった!

かっこいいと言えば、私は、楚輪監督も素敵な方だと思います。
人をひきつける魅力にあふれた方だなぁと、お話を伺う度に感じます。

前回のホーム開幕戦の後の記者会見で、
「あのときシュートが入っていればよかったというのは、甘い。
 「もしもあのとき」と言っているようでは勝てない」
とおっしゃっていたのが、印象的でした。

今回は、「勝つ」ことよりも「1点とる」ことを目標にされていたそうです。
結局、どちらも1度に手に入れたわけですが。

今日の試合は、今後の活躍に期待がもてる試合だったと思います!

今日の勝利で、順位が、15位から12位になりました。

次回は、4月5日(日)午後1時から、
富山県総合運動公園陸上競技場で徳島ヴォルティスと対戦します。

正直なことを言えば、思ったよりもお客さんが少ないのが気になります。
というか、もったいない!
これから、どんどんあたたかくなりますし、是非、生で味わっていただきたいと思います。

カターレ富山、本当におめでとう!!!

yukikotajima 10:19 am

19『ワルキューレ』&20『ドロップ』

2009年3月23日

今日は、先週金曜日に公開となった開映画2本をご紹介しましょう。

◆『ワルキューレ』

ドイツで第二次世界大戦中に実際にあったヒトラー暗殺計画を描いたもので、
トムクルーズは、その計画の中心的人物を演じています。

ヒトラーを暗殺するための好機をうかがう計画者たちの会話は、言葉ではなく「目」でした。
目を見て言葉を聞いていました。

史実を描いているので、結末はわかっているのだけど、
それでも「もしかしたら・・・」を想像してしまうのが人間というもの。
常に時間に追われる展開に、私もずっとヒヤヒヤ&ハラハラさせられました。

あたたかくてぼ〜っとしがちな春です。
スリリングな世界を味わいたいなら、是非、どうぞ。

でも、次から次へと現れる登場人物についていけなくて、
逆に、気付いたらZZZ・・・とならないように(笑)、
睡眠はたっぷりとってからご覧下さいね♪

あ、こんなこと書くと難しいと思われちゃうかなぁ。
そんなことは無いですよ!
とりあえず、トム・クルーズがわかれば大丈夫(笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆『ドロップ』

お笑いコンビ・品川庄司の品川祐の小説「ドロップ」の映画化です。
品川ヒロシ名義で脚本・監督も手がけています。

自身の青春時代の体験がベースになっているそうです。
「ベース」にね!

フツーの中学生ヒロシは、不良の世界に憧れ公立中学に転校。
不良グループに加わり、ケンカばかりの日々を過ごします。

このケンカシーンが、見ているだけで痛いのなんのって。何度目をつぶったことか。

正直、前半は、ただ激しいケンカシーンが多く、
もしやずっとこのままケンカシーンだけなのか!?
と頭に不安がよぎりましたが、そんなことはありませんでした。
でも、少なくはありませんでしたが(笑)。

この映画では、不良になりたい!と形ばかりにこだわっているヒロシが、
友達や家族と触れ合うことで、成長していく様子が描かれています。

ワルなのに、実は、みんな友達思いで、
一度仲良くなると、とても友情に厚かったりするんです。

ヒロシ役の成宮寛貴君も、不良になりきれない中途半端な感じが、とてもよかった。

なんか、みんな憎めないんですよね。
かっこつけてても、卒業式には、みんな大泣きだし(笑)。

そうそう、この映画は、突込みどころ満載なのですが、
まぁ、映画だしね〜の一言で片付ければ、許せます(笑)。
だって、中学生の話ですよ〜。

でも、リアルな部分もあります。
当時の服装や持ち物などは、再現されていたように思います。
とくにヒロシの部屋。
この部屋は、何度も出てくるので、色々見てみてください。

それから、この映画に使われている曲も映画にはまっていました。
特に、湘南乃風のエンディングはピッタリ!
映画を、そして映画を見ている人たちの気持ちもギュッと締めてくれる感じでした。

この映画の感想を一言で言うなら・・・なんか悔しいのだけど(笑)、面白かったです!

そうそう。
不良役を芸人さんたちが演じているのですが、
もうね〜、誰が誰だか公式サイトを見るまで気付きませんでした。
といっても見てもわからない人もいるのですが(苦笑)。
中でも、レイザーラモンHGには、ビックリさせられました。
あの役だったとは!!!
全く誰だかわかっていなかった私は、見終わった後、一緒に見ていた上野アナに、
「あの人かっこいい!誰だろ・・・」なんて言っていました(笑)。
なんか悔しいな〜(笑)。

さ〜って、あなたはわかりましたか?

yukikotajima 8:46 pm

10『アップルの人』

2009年3月22日

3連休にあわせて、毎日1冊の本を紹介してきましたが、これでとりあえず最後です。

今日ご紹介するのは、『アップルの人』。
劇作家・演出家・作家である、宮沢章夫(みやざわ・あきお)さんのエッセイです。

以前、彼のエッセイ『わからなくなってきました』を読んだ時、
彼の独特な視点にはまり、今回も買ってみました。

アップルの人、というのは、食べる林檎ではなく、パソコンの方です。

作者自身のデジタル社会との格闘を綴っています。
私もパソコンは、そんなに詳しくないので、
一体何のことを言っているんだ???と思うようなエッセイもありましたが、
基本的には、誰もが一度はやったことがあるであろう、デジタルとの格闘について、
宮沢さんの独特な視点で書かれています。

正直、くだらないです(笑)。
でも、だからこそ面白いのです。

私は、電車の中で読んでいたのですが、ずっと笑っていました。
きっと、ずっとヘラヘラ笑っていて、あやしい人だったかもしれません。。。

例えば・・・
*「限定」に弱い人は多いと思うが、「即納」も魅惑的。

*ネット上で、あるキーワードを調べているうちに、
 その言葉に関連する様々な情報にたどり着き、
 知らないうちに、どうでもいい情報に詳しくなっていたりする。

*迷惑メールのタイトルの進化について。

*ノートパソコンは人をだめにする。その理由について。

⇒ノートパソコンについては、
マジメな文章を書いているのに、布団の上だったりすると、
自分自身のテンションがよくわからなくなってきたり、
ノートパソコンの周りに資料がたまり部屋が汚くなったりする。
といったことが書かれています。

大袈裟な〜!と思いながらも、おかしくて仕方ない!

いきなりパソコンが、うんともすんとも言わず青ざめた経験がある方など、
このデジタル社会で、一度は「イラッ」ときたことがある方は、是非、読んでみてください。
共感ポイント満載です。

yukikotajima 12:18 pm

9『ポトスライムの舟』

2009年3月21日

第140回芥川賞受賞作『ポトスライムの舟』を読みました。
作者は、私と同じ1978年生まれの津村記久子(つむら・きくこ)さん。

この本に、彼女は、このようなコメントを寄せています。

持てるものは少なくとも、工夫と信頼で人生は楽しめるのでは・・・

と。

主人公は、29歳の女性。契約社員のナガセ。

彼女は、工場で契約社員として働きながら、
友達のカフェとパソコン教室でバイトをする日々を送っています。

そんなある日、工場の掲示板であるポスターを見つけます。
それは、世界一周旅行のポスターでした。
その旅行費用は、163万円。工場での年間の手取りとほぼ同額です。
ふいに「行きたい」と思った彼女は、その費用を貯めることに。

最初は、その費用をいかにして貯めるか、が書かれた作品だと思ったら、
それだけではありませんでした。
どちらかというと、彼女の周りの様々な人との交流が、主といってもいいかもしれません。
あ、こういう人いる!と思えるような、フツーの人たちがたくさん出てきます。
まるで、友人の話を聞いているような近さ。

なんでわざわざ本を読んでまで、
友人の愚痴を聞かされなければいけないの、と思うようなところもあったり、
かと思えば、他人事とは思えないほど、リアルに共感したり、
とにかく、本と自分の距離が近いのです。

私たちのさりげない日常が、そのまま切り取られていました。

主人公ナガセを「たまたま駅ですれ違った女性の話」に置き換えて、読んでみると、
とてもリアルに響くかも!

yukikotajima 11:54 am

8『ゲバラ最期の時』

2009年3月20日

今日から3日間は、最近読んだ本を1日1冊ご紹介します。

◆『ゲバラ最期の時』

映像ディレクターで作家の戸井十月(といじゅうがつ)が、
伝説の革命家、チェ・ゲバラについて、現地の取材をもとに書いたものです。

「チェ・ゲバラ」とは、どんな人物だったのかや、
長い間、隠されつづけていたチェの最期について、
カストロをはじめ、最期の食事を運んだ少女や、
遺体に触れたジャーナリストなどのインタビューをもとに綴られた、ドキュメンタリーです。

私は、映画を見てすぐ、この本を買ったのですが、読んだのが、今(笑)。
遅いですねー。

でも、この本を読んだことによって、歴史的な背景も鮮明になりましたし、
DVD『モーターサイクル・ダイアリーズ』から始まった、
私のチェ・ゲバラをたどる旅が一段落したように思います。

私は、この本を読みながら、まるで、作者の戸井さんとともに、現地を旅しているような、
そして、次第に、当時をともに味わっているような不思議な感覚になっていきました。
さらに、私は、ゲバラにじっと見つめられながら、
自分の心を見透かされているような気持ちになりました。

ゲバラの目は強かった。

実際に会ったわけではないのに、とても衝撃的でした。

彼がスゴイのは、目的に向かって、ただ闇雲に突き進むのではなく、
ちゃんと「勉強」しているということ。
キューバ革命前には、キューバの勉強を徹底的にしています。
そして、仲間たちにも勉強させています。
彼は、思い込みで動いたりしないのですね。
ちゃんと知る努力をしている。
「知りたい!」と思ったら、自分の目で見ないと気がすまないのです。

まもなく新年度ですね。
新年度を前に自分を奮い立たせたい!
と思っている人には、いい刺激になるんじゃないかな〜。
 

yukikotajima 11:30 pm

18『釣りキチ三平』

2009年3月19日

明日、20日に、『おくりびと』の滝田洋二郎監督、最新作
『釣りキチ三平』が公開となります。

矢口高雄さんの人気コミックの映画化です。
私は、実際にマンガを読んだことはありませんでしたが、
新鮮な気持ちで映画を楽しめました。
なので、まったく知らなくても大丈夫です!

簡単にストーリーをご紹介しましょう。
13歳の三平三平(みひらさんぺい)は、
和竿作りの名人・祖父の一平の指導のもと、
天才釣り少年としてどんどん成長しています。

ある日、アメリカで釣りのプロとして活躍する鮎川魚紳から、
「夜鳴谷の怪物」と言われる巨大岩魚の伝説の話を聞き、
三平や魚紳たちは、夜鳴き谷を目指して出発。
果たして、巨大岩魚を釣り上げることはできるのか〜?
といった感じの内容です。

ここに、東京に住んでいる三平の姉が絡んでくるのですが、
続きは、スクリーンでお確かめ下さい♪

『釣りキチ三平』は、色々な観点で見られる映画ですが、
私は、この映画の一番の魅力は、
須賀健太君のコロコロかわる豊かな表情だと思うのです。

魚を釣り上げる時の、一生懸命な表情、
釣り上げた時の満面の笑み、
ちょっとイタズラした時のやんちゃ顔。

作り笑いなどは一切ない、素直でピュアな感情が、その顔に表れていました。

そして、壮大な自然。
秋田で撮影されたそうですが、この映画は、全編を通して、
日本の現風景とでも言うべき、豊かな自然にあふれており、
その壮大な自然と、ピュアな三平を見ているだけで、
心がゆっくりほどかれていくのを感じました。

人を信じたり、心から1つのことに熱中したり、好奇心をもって突き進んでいったり・・・。
その無邪気さが、とてもまぶしかったです。

そして、もう1人。
渡瀬恒彦さん演じる三平のおじいちゃん、一平も素敵な方でした。
おじいちゃんというより、三平にとっては、友達みたいな感じで、
全然、上から物を申したりしないんです。
ちょっとイタズラ好きなところは、三平にも通じるなぁと、
というか、三平が、おじいちゃんゆずりなのか!(笑)

好きなものを好きと言える強さ。

大人になると、頭でっかちになって、
あらゆることに、いちいち意味をもたせようとしてしまいますが、
そうじゃないんですよね。
わりと何でもシンプルだったりするんですよね!
頭で考え無理やり言葉を探すのではなく、
心で感じた言葉を丁寧に並べればいいのですね。

この映画を見て、私が感じたことです。

あなたは、何を感じるかしら?

公開は、明日20日です。

そして!
主演の須賀健太君のインタビューを今日のgraceで14時〜お届けします。
インタビューアーは、牧内直哉さんです。
是非、お聞きください。

yukikotajima 1:00 pm

FOOD ACITON NIPPON

2009年3月18日

最近、ブログを3つかけもちしている田島悠紀子です。

この『ゆきれぽ』と、
私が担当している『graceブログ』と、
FOOD ACITON NIPPONブログ』です。

『FOOD ACITON NIPPON』、
最近、ラジオCMでもよく耳にしますよね〜。

これは、農林水産省の呼びかけではじまった、
日本の食糧自給率をアップさせよう!という国民運動のことです。
 
そして、FMとやまをはじめJFN38局では、この運動を応援する
おいしいニッポン応援団」を結成!
現在、キャンペーンを実施中です。
 
「おいしいニッポン応援団」のHPには、
各局のブログの他、全国各地の地元食材のプレゼントなど、
タメになって、さらにお得な情報が満載です。
 
その中のFMとやまブログを、私、田島が書いているんです!

そして、プレゼントは、
富山からは、氷見市の「ニューちどり」さんの
『富山県産のお米と採れたて卵で作った米粉ロールと餅粉ロールセット』
を3名の方に差し上げます。
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応募の締切は、3月22日(日)の24:00です!

プレゼントの応募は、「おいしいニッポン応援団」のサイトから♪

yukikotajima 9:38 pm

ネッツ・カフェ・スプリング

2009年3月14日

春の嵐の次は冬の嵐。
そんな嵐と嵐の間のひととき、
ネッツ富山・高岡店から、
『特別番組 ネッツ富山プレゼンツ・ネッツ・カフェ・スプリング』
の公開生放送をお届けしました。
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お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。
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話題のiQに新色が登場!
鮮やかなイエローは大人気なんだとか。
春ドライブにオススメ♪

「サプラ〜イズ」な車、iQは、武内さんに教えていただきました!
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先月登場したばかりの女性による女性のための車「シャンブル・ア・パリ」は、
滝尾さんが教えてくださいました。
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放送終了後は、村上店長と一緒に、「大じゃんけん大会」を開催!!!
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全員参加のじゃんけん大会は、
途中、プレゼントの追加もあって、大盛り上がりでした☆

高岡店の皆さん、お世話になりました。

ネッツ富山全店では、3月末までの期間限定のお得企画盛りだくさんです!!!
お車を買いたいな〜と思っている方は、絶対に、3月中がお得ですよ〜。

さて、来週は、FMとやまのスタジオから
『ネッツ・カフェ・ドライヴィン』をお送りします。

メッセージテーマは『五感で感じる春』です。
メッセージは、FMとやまのHPのインフォメーションからお願いします。

☆今日のお昼☆
ネッツ・カフェのあとは、必ず「カレー」を食べに行っています。
今日は国道8号線沿いの「カシミール」に行ってきました。

まずこちらのお皿とマンゴージュースが出ました。
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そのあと大量の焼きたてナン!
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このナンがもっちもちで美味しかったです。
それにしてもビッグサイズ!
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そしてカレー。チキンがたっぷり!
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美味しいカレーが食べられるお店をご存知の方、よかったら教えてください♪

yukikotajima 4:54 pm

17『ホノカアボーイ』

2009年3月13日

今日は、明日14日公開の映画『ホノカアボーイ』をご紹介します。

映画館の扉を開けたら、そこはハワイ島の北の町、ホノカアでした。
ほんのひととき、私は旅に出ていました。

どこまでも広がる青い海。
さわやかな風と柔らかな太陽の日差し。
そして、のんびり穏やかな町のリズム。

よく私は、1、5倍速で生きてる(笑)なんて言われますが、
ここの町の人たちは、逆に1、5倍ゆっくり生きているように見えました。

原作は、熱狂的なファンを持つ吉田玲雄さん。
そして、主人公のレオを演じるのが、
人気ドラマ「イケパラ」の関目役でおなじみ!岡田将生(まさき)くん。

おなじみ?関目って誰?と今、突っ込みが入ったような気がする・・・笑。
そんなに目立つ役ではありませんでしたが、私は、関目が一番好きだったんです♪
すみません。ただそれだけです。。。

原作者の名前は「玲雄」。
主人公の名前は「レオ」。

公式サイトをみると、
「実在する登場人物と物語上の人物がいりまじりながら・・・」と書かれているので、
どうやらベースは、作者の実体験がベースになっているようです。

レオは、大学を休学し、以前、元カノと訪れたホノカアにやってきます。
そして、ホノカアの映画館で映写技師として働くことに。
不器用なところは、イケパラの関目にも通ずるかも。それと色は違うけど髪型も。

ホノカアの町で、レオは様々な人と出会います。
いたずら好きのおばあさん、ビーさんをはじめ、
レオの親友のおじいさん、コイチ、
ホノカア最長老のポップコーン売りのおじいさん、ジェームス、
ホノカアで一番のくいしんぼう、エデリなど。

個性的だけど、優しい人たちです。

とくに、レオは、いたずら好きのおばあさん、ビーさんと仲良くなり、
毎日、ビーさんの作るご飯を食べに行くようになります。

そのビーさんの作るご飯が、どれもとても美味しそうなの。
そして、それらをレオが大きな口をあけてとても美味しそうに食べるんです。

お茶目で乙女心を忘れないビーさんは、とてもかわいいおばあちゃんです。
そんなビーさんは、レオのために、あることをするのですが、
レオが、全く気が付かないの!

レ〜オ〜〜!気付け〜!と、私は、両手で私のワンピをギュッとつかみながら、
はがゆくて、もどかしくて、胸の奥がドズキンと鈍く痛みました。

『ホノカアボーイ』は、全体的にとてものどかな雰囲気ですが、
ただ優しいだけではないのです。

気付かないうちに人を悲しませていたり、
その逆、人を喜ばせていることもありますよね。

現実逃避した〜い!と言って、旅に出たからといって、
その場所で生活をしている人にとっては、そこが「現実の世界」なわけで、
いいこともあれば悪いこともある。

その現地の人たちの現実の世界にレオは入っていったわけです。

この映画は、色々はっきりしないところもあったけれど、
レオと同じく、旅人感覚で見ている私たちには、
これくらいで十分なのかもしれないなぁ。

旅(映画)の終わりに流れる小泉今日子さんの歌声もとても素敵です。
ちなみに作曲は、斎藤和義さんです。

2時弱の上映時間でしたが、
もっと長い間、ホノカアの町を旅しているような気分になりました。

よく人生は旅に例えられるけれど、
この映画を見た後は、よりその感覚が強くなりました。
毎日の生活の全てを「旅」だと思ったら、毎日がとても新鮮に感じられて、
なんか、いい感じです♪ 

yukikotajima 5:59 pm

16『ララピポ』

2009年3月12日

明日で残念ながら上映終了となる『ララピポ』を、
今日、仕事が終わってから見てきました。

昨日、ファボーレ東宝の志村教授から、「今週金曜までだよ!」と言われ、
あわてて手帳をチェック!
木曜なら行けるかもしれない!と思い、
なんとか仕事を終わらせ、ファボーレ東宝へ。
頑張りましたが、3分遅刻・・・。
ちょっとショック!
ま、席についた瞬間、そんなことは忘れちゃいましたが。

さて。
上野アナの日記にもありますが、私は原作者、奥田英朗さんの大ファン!
もちろん『ララピポ』ももっています。

でも、だいぶ前に読んだので、実はストーリーをうっすら忘れていました。

なので、映画を見ながら、
「お〜!そうだった、そうだった、こんな話だった!」
と、ストーリーが進むにつれ、私の記憶も鮮明になり、
映画の世界はもちろん、記憶がよみがえっていく、その過程も楽しく、
楽しみが二倍!一度で二度美味しい感じでした♪

本を読んだ時、映画化は絶対に無理だと思っていたのですが、
脚本を担当した中島哲也さんは、さすがですね。
原作の世界を、よりポップに濃く色づけされていました。

楽しそうに見える人の心にも実は、暗い部分があって、
というか、誰でも皆、心の中に闇を抱えているのですよね。
他人から見れば、たいしたこと無いことでも、
その人にとってみたら、一大事なこともあるわけで。

人間は、弱くてもろくて傷つきやすいけれど、優しさも必ずもっている。

なんで自分ばかりこんな目に・・・と思うことはよくあるけれど、
そんなどん底の中にいるからこそ気付けることもあります。

映画の設定は、なかなかタブーな世界に踏み込んでおり、
役者さんたちも、今までにない役柄に体当たりで挑戦しています。
その辺も見どころです!

たまたま道ですれ違った人たちの人生をこっそりのぞいているような感じの映画でした。

yukikotajima 11:34 pm

7『夜は短し歩けよ乙女』

2009年3月11日

ここ数年ずっと話題になっている
森見登美彦(もりみとみひこ)さんの
『夜は短し歩けよ乙女』をやっと読みました。

2007年に本屋大賞2位を受賞した、本好きが好きな本です。
最近、文庫化されたのを機に読んでみました。

舞台は京都。
京都のある大学に通う私(主人公の男子)は、
「黒髪の乙女」にひそかに思いをよせ、
偶然を装い、いつも彼女の近くをウロウロする日々。

一方、黒髪の乙女は、そんな男の先輩の必然的すぎる偶然には、
まったく疑いをもつことなく「よく会うなぁ」と思う程度。

そんな2人の主人公が入れ替わりながら、話が進んでいきます。

先輩目線のときは、会話は全て「である調」、
黒髪の乙女目線のときは「ですます調」です。

主人公の2人は若者で、今の時代の話(たぶん・・・)なのですが、
文章が、まるで過去の名作を読んでいるかのような独特な表現なのです。
例えば「作家さん」というよりも「文豪」と呼びたくなるような。

淡いベージュの紙の上の黒い文字だけをおっているはずなのに、
頭に浮かぶは、色鮮やかな世界。
そして、言葉たちが音を奏でるがごとく、
また時には、踊るように自由自在に飛んでいくのです。
集中しながら読まないと、文字がそのまま紙から離れてしまいそうな程。
ひょいっと手を伸ばし、文字をつかまえながら読んでいる気分でした。

ストーリーはというと、
個性的というか、クセのある人たちが次から次へと登場し、
不思議な出来事が次々に起きていきます。

空回りばかりの先輩をよそに、どんなときでも一定のテンポで歩く乙女。
天然系でマイペース。でも人に優しく、いつでも穏やか。
私だったら絶対に許せないであろう、あんなことをされても、
広い心で許してしまう君(きみ)。
ただの天然女子は、同性から嫌われやすいですが、
この乙女は、あまりにもマイペースすぎて、
しかも誰にも媚びず、感謝の気持ちを忘れない子なので、
悔しいことに嫌いになれない(笑)。

2人の間に起こる出来事は同じでも、
2人の感じ方、見え方はまったく別物で、
あることがらを客観的に2人の視点から理解できるので、
しっかりと心に残ります。

どこまでも不器用で間が悪い先輩は、
全ての行動が裏目に出てしまうのだけど、めげないんですね〜(笑)。
その強さをもっと別のものに使えないものか、と思いながらも、
そんな不器用さがひとごととも思えず、
彼の行く末をおせっかいにも見守りたくなってしまい、
結局、最後までするすると読んでしまいました。

春は出会いの季節。
本の中にも出会いはあります。
ぜひ、本の門をくぐってみてください。

yukikotajima 11:54 pm

15『ザ・ムーン』

2009年3月9日

今日ご紹介するのは、映画『ザ・ムーン』です。

マッキーが『シネマの細道』で、人生の3本に入る映画だ!!!
と相当興奮気味に紹介していたこともあり、早速見に行ってきました。

この映画は、人類初の月面着陸の様子を描いたドキュメンタリーです。
実際に月に行った宇宙飛行士の言葉と当時の映像で振り返っています。

当時、私は生まれておらず、
リアルタイムで月面着陸の様子を見ていません。
でも、この映画は、まるで今この瞬間に、
月に降り立っているのを見ているような感覚でした。

当時、この様子は、世界中で生中継されていましたが、
映画では、その世界各地の映像もうつしだされていました。
食い入るようにテレビを見つめる表情が、どこの国の人も同じで、
肌の色とか文化とか言葉とか、色々なものが違っても、
結局同じ「人間」なんだなぁって、
世界の人々の表情を見ながら、あらためて感じました。

宇宙飛行士の話も、それぞれ興味深く楽しかったです!
言葉を選びながら丁寧に話す人もいれば、
もう40年も前のことなのに、
まるで今さっき月に行ってきたといわんばかりに、
興奮気味に話す人もいて、本当に楽しかった!

真っ暗な映画館で見る、月での様子は、
ともに体感しているような錯覚を覚えました。

月から見れば指をかざせば簡単に消えちゃうくらいの小さな星、地球。
なのに、次から次へと問題がおこるはどうしてなのでしょう。
大きいようで小さな地球。
地球だけじゃなく、私たちの身近に起きる様々なことが、
大きいようで実は小さいのかもしれないですね。

まさに、地球全体が井の中の蛙状態なのかもなぁ。

夜空に輝く月は、どんな思いで地球をみつめているんでしょうね。
ゲコゲコまたケンカしてるよって、ふふって笑っているのかなぁ。

yukikotajima 9:20 am

GOGO報告♪

2009年3月8日

ありがとうございました〜!

先ほど、富山市婦中町のインテリアショップ・アクタス富山店で、
オープン2周年を記念して行われた「GOGOプレゼントキャラバン」
にお越しいただいた皆さん、ありがとうございました!

graceリスナーの皆様に、プレゼントのアイデアを出していただき、
私とアクタス富山店のスタッフの皆さんと一緒に考えてセレクトしたのがこちら!
「アクタスオリジナル ステーショナリーセット」です。
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限定50個を先着50組の皆様にプレゼントさせていただきました。

しかし、プレゼントをお配りする時間の13時前から、
すでに列ができていました。階段にずら〜っと行列が!
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早い方は午前中からいらっしゃっていたそうで。
実は、すでに13時前には50組以上のお客様がいらっしゃっていました。
そこで急遽、アクタス富山店さんに特別にメモ帳のプレゼントをご用意いただきました。
アクタス富山店さん、ありがとうございます〜!

プレゼントをお渡ししているときに、
皆さんから、
「graceきいてるよ〜!」
「これからも頑張ってね〜」
と、あたたかいお声をかけていただき、泣きそうになってしまいました。本当に。
春は涙もろくなる季節なんでしょうか。
↓プレゼントをお渡ししているときの様子。
actus4.jpg
↓こちらも。
actus3.jpg
プレゼント50個は、あっという間になくなりました。
お越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

皆様にプレゼントをお渡しした後、
目をキラキラ輝かせた福岡店長から
「田島さ〜ん!一押しの商品があるんです!これです、これ!」
とご紹介いただいたのが、
「QUER(クエール)」のバッグ。
こちらは、スイスとドイツの会社のコラボレーション企画によって生まれたバッグで、
オシャレなデザインはもちろん、機能性にも優れているため、
今、バッグ好きの間では、かなり話題になっているのだとか。

アクタス富山店さんの1月30日のブログに詳しく載っています!

色も形もとにかく種類が豊富!
私は、ピンクのトートバッグが気になっています。
2つのバッグの間で揺れて揺れて、結局選べず、カタログを頂きました。
そして今も、カタログを見ながら、紙上ショッピングを楽しんでます。

ピンクもかわいいけど、オレンジもいいし、白もいいし、
リュックタイプや斜めがけバッグもかわいい。
あぁ、どうしよう!と悩む私。
2つのバッグの間で悩んでいたのに、今では、いくつの間で揺れているんだ、私。
でも、楽しいんですけどね〜(笑)。

そうそう、このバッグ、あまりにも種類が多いので、予約販売のみの扱いだということです。

ビジネスバッグも充実していますので、男性の方にもオススメです。
気になる方は、是非、アクタス富山店へ!

その他、「おしゃれ家電」も充実していますし、
結婚間近の(うらやましい!)カップルの方限定のお得な
「ブライダルフェア」も今月23日(月)まで開催中です。

それにしても、クエールのバッグ、どうしよう・・・。
しばらく、カタログとにらめっこしてみます。

yukikotajima 4:53 pm

14『ヤッターマン』

2009年3月6日

今日は、明日7日(土)公開の映画『ヤッターマン』をご紹介します。

と言っても、『ヤッターマン』については、
たぶん皆さんの方がお詳しいと思いますので、
中身については割愛します。

今日、仕事で伺った先で、男性の皆さんから、
一足お先に映画を見た私に質問が集中しました。

「ドロンジョさまは、どうだった?」

と。

映画の感想ではないのです(笑)。
男性の皆様がお知りになりたいのは、ドロンジョさまなのでした。

たしかにフカキョン演じるドロンジョさまは、美しかったです。
細すぎず太すぎずの、女性らしいボディラインにあの衣装。
いやいや、女性の私ですら、どこをどう見ていいものやら。
といいつつ、全身くまなくじっくり見ちゃいましたが♪

男性の皆さんに、
「こんなシーンやあんなシーンがありました」
といくつかドロンジョさまについてご紹介したところ、
皆「お〜!」と声をそろえて興味津々。

「続きは、映画館で!」と申しましたら、今度は、
「この映画は誰と見に行くのがいいのか」について、
ひとしきり盛り上がっていました。

男1人は恥ずかしいかなぁ、
男2人というのもなぁ、
じゃあ男だらけで大勢でいくのは、、、う〜ん。
あ!奥さんと・・というわけにもいかないし、
子供と行くにしても、なんか微妙だし・・・。

と、まったく結論が出る気配なしでした。(笑)
でも、困りながらも、皆さん、とても楽しそうでしたが!

それで、、、結局、どなたと行くことになったのかしら!?

そうそう!
ドロンジョさまが美しいのはもちろんなのですが、
考古学者の娘の女の子もかなり目立っています。
ピュアな外見だからこそ、そのギャップが激しいのです。
気になる方は映画館でお確かめください♪

女性ばかりに目がいきがちな『ヤッターマン』ですが、
私の目に一番焼きついた、というか、印象に残ったのは、ボヤッキーです。
生瀬勝久さん、はまりすぎです!
そのまま漫画の世界から飛び出してきたかのようで、
彼だけ漫画のままに見えました(笑)。

見どころ満載の『ヤッターマン』。
公開は、明日7日(土)から!

絶対みるべぇ〜。

yukikotajima 6:25 pm

私の生まれた町、尾島町。

2009年3月2日

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群馬といったら「だるま」。
高崎駅にありました。

(※PCの方は、写真をクリックすると大きくなります)

週末に、実家の群馬に帰省していました。

私の生まれた町は、太田市です。
正確には、尾島町(おじままち)。
2005年に合併して、太田市になりました。

昨日、尾島の町をドライブしていましたら、
古い観光案内看板の一ヶ所だけが、どうみても変。
どうやら「おじま」を「おおた」と書き換えたようなのです。
でも、あきらかに文字の大きさも大きすぎるし、まわりの色との違いも目立っている。
そこまでして「おじま」の名前を消してしまわれるのか、と寂しく感じました。

旧・尾島町は、利根川をはさんだ向こう側は埼玉県です。

名産は、やまといも。
富山のスーパーにも、尾島のやまといもはあります。
以前、あまりにも懐かしくて買ったことがあります。

そして、昔、津軽藩と交流があったため、夏には「ねぷたまつり」が行われています。

また、尾島町は、徳川発祥の地と呼ばれ、様々な史跡が点在しています。
有名なのは、世良田東照宮(せらだとうしょうぐう)です。

その他、日本に2つしかない幕府公認の縁切寺、満徳寺もあります。
ちなみにもう1つは、鎌倉市の東慶寺です。

と、尾島町は、歴史あふれる町なのです。
そこで、せっかく実家に帰ってきたのだからと、
昨日、久しぶりに、東照宮に行ってきました。

そういえば、なんで、徳川発祥の地なんだろう?
と思って調べてみたところ、どうやら、
家康の先祖にあたる人が、この地をおさめていたそうなのです。

なるほどね〜。何も考えずに、今まで「徳川発祥の地ですよ〜」
と言いふらしていた私ですが、これからは、堂々と言えます。

★ここからは、世良田東照宮を写真で散歩してみましょう!
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↓ここは、縁結び門。
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どうやら、この門を通って参拝すると良縁が成就するそうな。

境内には春の花が咲いていました。
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↑まず、河津桜(かわづざくら)。
濃いピンクの花びらが、とても鮮やかでした。
近くで写真を撮ろうとしたら、ハチさんだらけで、思わず後ずさり。

↓こちらは、梅の花。
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そして、まだ咲いていませんが、
↓こちらは、群馬で一番太いソメイヨシノです。
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もし、群馬にお越しになることがあれば、
ぜひ、旧・尾島町(現・太田市)にもちょっと立ち寄っていただければ、嬉しいです。
空って、こんなに青くて広くて明るいんだ〜と感じられると思います。

ということで、今日は、私の生まれた町、尾島町を軽くご紹介してみました♪

yukikotajima 10:49 am