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2011 田島的本ランキング?

2011年12月28日

まだ今年は終わっていませんが、
本の紹介も今日が年内最後ですので、
毎年恒例の私が読んでよかった本ランキングを発表します。

今年は、76冊の本を読みました。

しかし。
今までの自分のブログを振り返ってみましたが、
なかなかしぼれません。

そこで、ランキングにはしないことにしました。(笑)

76冊の中から、ぜひこれだけは読んでほしい、
という5冊を選んでみました。

ちなみに、あくまでも私が今年読んだ本であり、
今年発売された本というわけではありませんので、ご了承ください。

では、読んだ順にご紹介します。

・・・
■ 『小暮写眞館/宮部みゆき(講談社) 』
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1770

登場人物が全員いい人!
優しい気持ちになれる本。
私は涙が止まらなかった。
それもいい涙が。

・・・
■ 『神様からひと言/荻原 浩 (光文社文庫)』
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1852

仕事に対してのストレスがマックス!!
という方におすすめ。
元気が出ます!

文庫で、1冊686円(+税)。
栄養ドリンクを飲むより、即効性&持続力があるかも!?

・・・
■ 『ピエタ/大島真寿美(ポプラ社)』
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1880

悲しみの中の喜び、ぬくもり、希望。
読んだ後の、あの優しい充足感を感じてほしい。

BGMはヴィヴァルディで♪

・・・
■ 『錦繍/宮本輝(新潮文庫)』
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1908

約30年前の本。
元夫婦の往復書簡のみで構成された小説。
美しい言葉づかいの中にある熱い思い。
絵文字なんかでごまかされない文字だけの表現をご堪能ください。

・・・
■ 『ジェノサイド/高野和明(角川書店)』
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1918

まるでジェットコースターのような本。

ゆっくりじっくり地味に進みながら、
途中からは、ノンストップのワクワク感を味わえます。

この刺激をぜひ味わって!!

・・・
■ 『下町ロケット/池井戸潤(小学館)』
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1975

「仕事は好き。
でも、うまくいかない!
だってぇ…」

愚痴を言っている暇があるなら、この本を読みましょう。

・・・

以上です。
あれっ。

5冊と言っておきながら、6冊になってしまった!(笑)

もちろん、他にも読んでいただきたい本はたくさんあるのですが、
どれを読めばいいのかわかならない!という方のために、
ぜひ、これだけは読んでいただきたい、
と思う本を選んでみました。

よかったら、年末年始のあいている時間などに読んでみてください。

さあって、来年こそは、年間100冊を目指します!

今年も、毎度毎度、長い私の読書ブログにお付き合いいただき、
ありがとうございました。

来年もよかったら、お付き合いくださいませ。

yukikotajima 10:53 am

75.76 レイルウェイズ関連の本

2011年12月27日

現在大ヒット公開中の映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』。

もうみなさんはご覧になりましたか

私ももちろんみましたが、
富山が舞台ということを抜きにしても、
とてもいい作品だったと思います。

そして、実は今、このレイルウェイズ関連の本が、よく売れているようです。
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まず、12月15日に発売された
『富山から拡がる交通革命
—ライトレールから北陸新幹線開業にむけて
/森口将之(交通新聞社新書)』。

映画『レイルウェイズ』の舞台、地鉄の話はもちろん、
富山の乗り物事情について書かれています。

ただし、富山にはこんな乗り物がありますよ、
というような乗り物の紹介で終わるのではなく、
人と環境に配慮した乗り物を軸としたまちづくりを進める
「富山」について書かれています。

また、富山の過去、現在、そして未来についても触れられていて、
客観的に富山を知るという点でも、大変勉強になる1冊だと思います。

ちなみに、本を書かれたのは、東京出身のモータージャーナリスト、森口将之さん。

日本のみならず、世界各地の交通政策を取材された交通のプロの目に、
富山はどのように映ったのでしょうか?

気になる方は、ぜひ読んでみてください。

私はこの本を読んで、富山の未来が楽しみになってきましたよ♪

・・・

そして、もう1冊が、
映画『レイルウェイズ』で主演をつとめた
三浦友和さんの初めての自伝的「人生論」、
『相性(小学館)』です。

タイトルとなっている『相性』とは、
奥様である、元歌手、山口百恵さんとの
「夫婦円満の秘訣」に対する答えのことなんだとか。

この本には、百恵さんとの出会いや結婚生活のほか、
子どものころの話や子育ての話などがつづられています。

私は、読みながら、
以前、別の映画でインタビューをさせていただいたときの
穏やかな語り口&表情を思い出していました。
というのも、本当に三浦さんが喋っているような感じなのです。

それもそのはず。
この本は、三浦さんへのインタビューをもとに構成されていました。

とにかく自然体なのです。

愛を語ることに慣れていない日本人が、愛を語ろうすると、
どこか恥ずかしさがあったり、
言えば言うほど胡散臭くなってしまったりしがちですが、
三浦さんが奥様への愛を語っても、全然おかしくないのです。

私は、以前、インタビューをしたとき、
お久しぶり〜、と言わんばかりに(もちろん初めてですが)、
普通に接して下さったことで、
すっかりファンになってしまったのですが、
この本を読んで、ますますファンになりました。

まえがきに書かれた(本の帯にも書かれています)言葉も素敵です。

「私は、素晴らしく相性の合う女性と出会い結婚できたといえる。
出会いから30数年倖せに暮らせているのだから、
たぶん勘違いではなさそうだ」

って、私も結婚して30年たった時に言われたい!
というか、そうお互い言い合えるような相性のいい人と結婚したい。(笑)

それから、この本は「人生論」なのですが、
ラスト2ページに書かれた言葉のような人生を私も送りたいと思いました。

どんな言葉かって?
それは、ぜひ「相性」を読んでみてね。

yukikotajima 11:47 pm

74 『限界集落株式会社/黒野伸一(小学館)』

2011年12月21日

今日のキノコレは、紀伊國屋書店富山店の橋本さんから、
こちらの本をご紹介頂きます。

『限界集落株式会社/黒野伸一(小学館)』
111221kinokore.jpg

まずは、橋本さんの紹介文をお読みください。
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_1510.html

私も読みました。
橋本さんも書いていらっしゃいますが、
気持ちよく読めた1冊でした。

企業再建のプロが、会社を辞め、ちょっとのんびりしようとやってきた某田舎。
ひょんなことから、彼は、いつ消えてもおかしくない
そんなド田舎を立て直すことになります。

野菜も虫も嫌いだし、
農業なんてしたこともない彼が、
田舎を蘇らせるべく、立ち上がり…

といったお話です。

何よりも、登場人物が魅力的で、
それだけでも、読んでいて面白かったです。

また、小さな田舎の世界のお話かと思いきや、
今の日本の問題点が次々に登場します。

それらと真面目に向き合いながらも、決して重く無く、
小説としての面白さもあり、とても楽しめました。

本の帯には

「地域活性エンタテインメント」

とあります。

農業、まちおこし、人を呼び込むには?など、
「地域活性化」に興味をお持ちの方は、是非読んでみてください。

きっと、この本から学ぶことはたくさんあると思います。

あ〜、あともうひとつ。
恋愛に素直になれないあなたも読んでみてね♪(笑)

それから、本の帯といえば、
なんと、橋本さんのコメントが載っていますので、
是非、そちらもチェックしてね♪

最後に、私が印象に残った言葉を。
表現は違うけれど、こんな内容のことが書かれていました。

視野がせまくなると、
すぐ近くの人しかみえないし、
未来より明日のことしか考えない。

ドキッとしました。
せまい範囲の中での苛立ちばかりを気にしている自分に気づきました。

本当にこの本を読んで良かった!

なんだか色々なことがうまくいかず、
でも、どうにかしたい!
とイライラしているあなたこそ、是非読んでみてくださいな。

yukikotajima 12:16 pm

72,73 ミレニアム2

2011年12月16日

先日、ミレニアム3部作から、
ミレニアム1』をご紹介しましたが、
ついに『ミレニアム2』を読みました。
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またもや、文庫2冊を一気読みっ!

したかったのですが、
この時期は、色々忙しくなかなかな時間も取れない。
でも、読みたい。
ということで、毎日、ストップウォッチを使って、
空き時間に読んでいました。

なぜ、時間を決めなければいけないのかというと、
ついつい集中してしまって、時間の感覚が無くなってしまうからです。(笑)

でも、上下巻のうち下巻は、時間の区切りを設けることはできませんでした。
一気に、またもや夜中まで読んでしまいました。(笑)

しかし。
文庫の解説を読んでみれば、
2の話は3に続く、とあるではないか!

1と2は、登場人物は同じでも話は別物だったのですが、
2と3は続いていく、とあれば、もちろん読まなければいけないわけで。

今年の年末は、まだまだ『ミレニアム』とともに過ごすことになりそうです。

このほど、文庫化された『ミレニアム』三部作。
全部で6冊あります。
しかも、結構分厚いです。

でも、きっと満足できると思います。

是非、年末年始のお休みのときに、じっくり味わってみては?

あ!
肝心のストーリーですが、
前回は、ジャーナリストのミカエルが中心のお話でしたが、
今回は、そのとき相棒をつとめた調査員リスベットが中心です。

リスベットは、ある事件に巻き込まれ、
なんと容疑者として指名手配されてしまいます。
さらに、別ルートからも追われるはめに。
その中で、リスベットの壮絶な過去が明らかになっていき…
というストーリーです。

どうです?
気になりませんか?

ちなみに、『ミレニアム1』の私の感想はこちら。
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=2104

yukikotajima 11:56 am

成政酒造の冬の新酒!

2011年12月15日

新酒の美味しい季節です。

お酒が大好きな私は、飲むだけでなく、
ついに酒蔵まで行ってしまいました。(笑)

私が訪れたのは、南砺市にあります、成政(なりまさ)酒造株式会社。
明治27年創業の小さな蔵です。
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周囲は豊かな自然に囲まれていて、のんびりとした雰囲気でした。

でも、一歩酒蔵に足を踏み入れると、
真剣な表情でお酒造りをされている杜氏さんたちがいらっしゃいました。

酒作りは、毎年、秋から翌年の春まで行われます。
新米が取れるのはもちろん、
気温が低いことやお水が綺麗なことから、
この時期にお酒作りが行われているのだそうです。

今回、お酒のことを色々教えて下さったのは、
杜氏の林成明(はやし・なりあき)さん。
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お酒は、麹作り、お酒の元になる酒母(しゅぼ)作り、
「三段仕込み」といわれる3回に分けて行われる仕込みなどを経て、
お酒ができるのですが、一番大変なのは見極めなのだとか。
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お酒によって対応の仕方が変わってくるので、
先を見る目や素早い決断が大切になってくるそうです。

また、ある杜氏さんから、こんなことを言われたそうです。

「杜氏は、どんなベテランでも毎年が一年生だ」

毎年、米の出来や気温は異なる。
だから、毎年、同じ作り方をしていてはダメだ、と。

また、「いいお酒」について、林さんは、
「いいお酒かどうかは、お酒を味わった方が「美味しい」と思えば、いいお酒です」
とおっしゃっていました。

そこで、私もいいお酒かどうかを確かめるべく、
ドキドキしながら、お酒を飲んでみました。

飲んだ瞬間、自然と口から出てきたのが
「美味しい」という言葉。
まるで息を吐き出すかのように、
「美味しい」と言う言葉が出てきました。

いいお酒でした。

ちなみに、出来栄えは、
去年は、綺麗なお酒だったけれど、
今年は、去年に比べると、しっかりと味ののったお酒になったそうです。

私が飲んだのは、先週の月曜日に発売されたばかりの
季節限定の2種類のお酒です。
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?「純米しぼりたて【生酒】」

⇒微炭酸のシュワッとした風味が持ち味の濁り酒。
 瓶の中で酵母が生きているので、シュワシュワッとしています。
 普段お酒を飲まない方たちからも人気があるそうです。
 
 そうそう、こちらのお酒は瓶をふらずに飲んで下さいね。

?「雄山錦純米無濾過生原酒」
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⇒独特の芯のある旨みと、甘く鋭い麹の強靭な風味が特徴の生酒。
 毎年大人気のお酒。
 特にツウの方から支持を得ているのだとか。

・・・・・・・
 
■純米しぼりたて【生酒】 720ml 1,260円/1.8L 2,520円【税込】
   
■雄山錦純米無濾過生原酒 720ml 1,575円/1.8L 3,150円【税込】

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いずれも3月までの期間限定販売ですが、
無くなり次第終了ですので、お早めにお求めください。

またいずれも富山市と南砺市を中心とした県内の酒屋さんで扱っているそうですが、
詳しくは、直接お電話でお問い合わせください。
        
◎お問い合わせ  0763−52−0204

お電話では、お酒の相談にものってくださるそうですので、
お気軽にお電話なさってみてくださいね。

◎成政酒造株式会社HP
http://www1.tst.ne.jp/narimasa/index.html

そういえば、杜氏の林さんが、こんなこともおっしゃっていました。

「自分は、成政じゃないとダメなんだ。という人がたくさん増えたらいいな」

yukikotajima 12:32 pm

70,71 ミレニアム1

2011年12月13日

やや寝不足です。(笑)
でも、満足度が高いので、心地よい疲労感ですが。

というのも、久しぶりに、明け方近くまで読書に夢中になってしまいました。

私は、本を読む前に、
本の厚さや文字の大きさなどから、
この本は読むのにだいたいこれくらいの時間がかかるかな?
と予想をし、読書計画を立てるのですが、
今回の本は、読書計画なるものは全く役に立たず、
結局、時計を見ることなく、読み進めてしまいました。

先が知りたくて、どうしてもやめられない作品に出会う時というのが、
年に何回かあるのですが、今回もまさにそのような作品でした。

私が読んだのはスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』です。

スウェーデン生まれのこのミステリは、
全世界で6000万部の売り上げを記録していますので、
既にお読みの方も多いかもしれませんね。

実は今またこの『ミレニアム』が、日本でじわじわ人気となっているようです。
というのも、この秋、このミレニアムが文庫化されたからなのです。

先週、12月8日に、三部作の最後、3の文庫版が発売されたことで、
まとめて買われる方が多いようです。

私も今まで読んだことが無かったので、この機会に読んでみました。

まず読んだのは、その1作目、
『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』です。

主人公は、月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエル。
彼は、大物実業家の違法行為を暴く記事を発表するものの、
名誉毀損で有罪になり、『ミレニアム』を離れます。

その直後、ミカエルは、
大企業グループの前会長ヘンリックから、
およそ40年前に失踪した兄の孫娘ハリエットの事件を
調査してほしいとという依頼を受け、ミカエルは、調査を始めます。

また、彼とともに事件を解決することになるのが、
女性調査員リスベット。

さて、ミカエルとリスベットは、
事件を解決することはできるのか?

というお話です。

また、この作品には、ただ事件を解決するだけでなく、
たくさんの人が登場します。

最初は、この人誰だっけ?
と何度も頭にクエスチョンが浮かびましたが、
本の中に登場人物の一覧が折り込まれていたので、
そちらを見ながら、本を読み進めることができました。

ちなみに、途中からは、その登場人物案内もほとんど必要ありませんでした。
なぜなら、皆キャラが濃いから。

様々な謎が複雑に絡みながら、
最終的に一つの答えに繋がっていきます。

また、ただの謎解きだけでなく、
女性調査員リスベットの心がどう変化していくのかを見ていくのも楽しかったです。

なぜ変化したのか、
また、どう変化したのか、については、
是非、本を読んで確認してください。

さあって。
私は、3部作のうちの1作目を読みましたが、
まだまだ3部作は始まったばかり。

早速、今夜にでも2作目を読んでみようと思います。

しばらくは寝不足の日々が続きそうだ…。(笑)

そうそう!
『ミレニアム』は、本国スウェーデンでは、既に映画化もされ大ヒットしたのですが、
なんと、ハリウッド版の映画が、来年2月に日本で公開されるそうです。
主演は、ダニエル・クレイグ。

こちらも楽しみ〜!
公開されたら私ももちろん見ようと思います。

yukikotajima 1:05 pm

ネッツカフェ@魚津でりんご!?

2011年12月11日

昨日は、ネッツ富山魚津店から、
『特別番組 ネッツ富山プレゼンツ・ネッツカフェ・ハッピークリスマス』
を公開生放送でお届けしました。
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お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

魚津店は、ネッツカフェ誕生の地です。
5年前にリニューアルした時に、公開生放送をしたことがきっかけで始まりました。

あれから5年がたったのですねえ。
早いなあ。

私は、少しお姉さんになりましたが(笑)、
魚津店は変わらずキレイなまま。

でも、今回は、5年前には無かったものを発見!

りんごMAPです。
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魚津と言ったら加積りんご。

そのりんご園の手作り地図がありました。

さらに、ネッツカフェ当日は、特別にりんごの販売も!
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私も生放送中にりんごをいただきました。
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甘いのはもちろん、程よい酸味&品のいい香り。
そして、ジューシー♪
本当に美味しかったです。

そのりんごをむいて下さったのは、八木さんです!
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八木さんからは、プリウスPHVについて教えていただきました。

こちらは、ラーメン大好き山ちゃんこと、山田さん。
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タイヤストックについて教えていただきました。

今回、ネッツ富山魚津店は、地元の皆さんに愛されているお店なんだな、
ということをあらためて実感。

是非、魚津付近にお住まいの皆さん、
お気軽にお店に行ってみてください♪

さて、次回のネッツカフェは、
FMとやまのスタジオから『ネッツカフェドライヴィン』をお送りします。

メッセージテーマは、「自分へのご褒美」

今年もあとわずか。

今年1年頑張った自分にプレゼントをするなら、
どんな言葉をかけ、何をプレゼントしますか?

メッセージは、24時間いつでも受付中!!!

◎メッセージはこちらから送ってね↓
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_903.html

■ネッツトヨタ富山のHP
http://www.netz-toyama.co.jp/

yukikotajima 10:30 am

68、69 落合さん&澤さんの頭の中は?

2011年12月7日

今日のキノコレ(13:45頃〜オンエアー)は、
紀伊國屋書店富山店のスポーツ大好き、橋本さんから、
スポーツの世界で活躍されているお二人の本をご紹介頂きます。

◎橋本さんの紹介文はこちら
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_1490.html

私も読んでみました。

まず読んだのは、私と同い年、33歳の澤穂希さんの本
『夢をかなえる。』

試合中の真剣な表情、
試合後の冷静なコメント、
そして、バラエティ番組などに出演している時の穏やか笑顔など、
様々な面を持っていらっしゃる澤さん。

私と同い年ということもあり、
特に彼女が普段、どんなことを考えているのか、興味を持っていました。

文章からは、あたたかで穏やかな人柄が伝わってきました。

サッカーを通してみる澤さんは、カッコイイイメージですが、
実際の澤さんは、女性らしくて、かわいらしい方でした。

お肌のお手入れもするし、エステもする。
それに、恋愛だってする。
そういう普通の女性の部分も綴らていて、
新たな、というか、素の澤さんを知ることができ、
澤さんを身近に感じられました。

例えば、澤さんの苦手なことの1つは、
「好きな人への告白」なんだとか。

しかも、負けず嫌いの性格も
恋愛においては全く発揮されず、
彼氏のことはだいたい許してしまうのだとか。

かわいい〜!

私は許せないものは許せないもん。(笑)

キリリとしたサッカー選手の顔と、
ふんわりとした優しい女性の顔。

様々な顔を見ることができた1冊でした。

・・・

もう1冊は、中日ドラゴンズの前監督、落合博満さんの本
『采配』です。

落合前監督の「オレ流」と言われるこれまでの言動の理由が、
落合さんの言葉で綴られています。

落合さんの今までの言動に対し、
なぜ、そんな態度なんだ?
なぜ、そんなことを言うんだ?
と思ったことのある方こそ、読んでみてください。

あるひとつのことがらだけを見て、
「勝手なことを言って(して)」
と言っているあなたの方が、
勝手な発言(ふるまい)であることだってあります。

落合さんは、まわりから何を言われようが、
自分の信念を貫き通します。

ぶれない、のですね。

でも、そのぶれない考えには、意味がある。

裏の無い、まっすぐな落合節は、読んでいて爽快でした。

読みながら、私は落合さんのことがどんどん好きになっていきました。

正直、私は落合さんのことを今までそんなに詳しく知りませんでした。
でも、この本を読み、
落合さんの考えを知れば知るほど、
落合さんの言葉に触れたくなりました。

この本は、野球をする人だけではなく、
ビジネスマン、また、何かに対して一生懸命取り組んでいる人、
また、トップの皆さんにも是非読んでいただきたいかな。

きっとあなたが知りたい言葉に出会えるはず。

私もたくさんのいい言葉に出会えました。

例えば・・・

・プロだから見なくてもわかると言う人は、自分が経験した野球で時間が止まっている。

これ、どんな世界でもベテランの方こそ、
気をつけなければいけませんよね。

どんな世界も進化をしています。
それを知ろうともしないことは、自分で世界を狭めているのと同じこと。
プロこそ、自分の目で見ることが大切なのですよね。

・データ頼りになってはいけない。もっとも信頼すべきは自分自身の感性。

さらに、どれだけのデータを持っているかではなく、
大切なのは分析力だともおっしゃっています。

現場を知ろうとせず、過去の経験や、資料やデータなどの紙だけをみて判断する人。
あなたの周りにもいませんか?

私は自分自身への戒めとしても、
この二つの言葉が特に響きました。

・・・

今日ご紹介した2冊は、どちらも今このタイミングで出会えてよかったです。
素敵な言葉にたくさん出会えました。

厳しい勝負の世界、スポーツの世界で、
トップを味わったお二人の心の中を
あなたものぞいてみませんか?

yukikotajima 11:58 am

23.24 鯨とりとレイルウェイズ

2011年12月2日

今日は、最近見た映画をご紹介します。

最近といっても、こちらは1ヶ月近く前ですが。
富山水辺の映像祭で上映されていた作品です。

『鯨とりナドヤカンダ』

1984年、韓国で大ヒットしたロードムービーです。
男2人女1人の3人の逃避行は、笑いどころ満載で、とても面白かったです。

韓国の映像作品というと、
美男美女が出てくる美しい作品が多いイメージを持っていましたが、
この作品は、とても自由。
見た目よりおもしろさに重きが置かれていて、
今から30年近く前の韓国に、こんな自由な作品があったことにビックリしました。

今の韓国の映画やドラマにはまっている方たちが、
この作品を見たら、きっと驚くのではないかしら。
というか韓流ファンの方にこそ、是非見ていただきたいなあ。

テンポも音楽も気持ちのいい映画でした。

・・・

そして、もう1作品は、公開2日目に見ました。
富山が舞台となった映画。

『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』。

こちらは、公開まで待てず、
先に小説を読んでしまったのですが、
この作品に関しては、小説を読んでから映画を見ても、
まったく違和感はありませんでした。
どちらかというと、あえて読んでいただきたいくらいです。
映画をご覧になってから読んだら、より作品世界を深く理解出ていいかも。

ちなみに、私の小説の感想はこちら 
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=2049

本の感想に、主人公のあるセリフに感動し、
もし映画の中で登場したら泣いてしまいそうだ、と書きましたが、
まさに、泣いてしまいました。

あらためていいセリフだなと。

でも、そんないいセリフを言う主人公なのに、
近い存在の人には肝心のひと言が言えないのですねえ。

素直になれない大人たちに、
なにやってんのよ!と、心の中で突っ込みつつも、
では私は素直か?と言えば、
はいっ!と即答できる自信も無く。

ご夫婦はもちろん、本当は素直な気持ちを伝えたいのに、
なかなかできずにいる方には、見ていただきたい映画です。

でも、一番は、世の中の頑固なお父さんかな。(笑)

私の父も頑固ですので、もちろんすすめておきました。
でも、見に行くかなあ。
今度、父と母に、映画チケットでも贈ろうかしら。
そうでもしないと、父は母と二人で映画を見に行くこともしなそうだからなあ。

映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』は。
富山は先行で11月19日に公開されましたが、
全国公開は、明日12月3日です。

是非、このブログをお読みの県外の皆さん、
富山だから、ということだけでなく、
作品としてとても素敵な作品ですので、是非ご覧下さいませ。

富山の美しい景色も見どころの1つですよ♪

yukikotajima 3:46 pm