
2025年6月18日
- #本
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『それ、すべて過緊張です。』
あなたはオンとオフの切り替えは上手くできていますか?
いつも仕事が頭から離れなかったり、
常に時間に追われて落ち着かなかったり、
そのせいでイライラしたり不安になったりしていませんか?
今日はそんな方たちに読んでいただきたい本をご紹介します。
『それ、すべて過緊張です。』
奥田弘美
フォレスト出版
本を書かれたのは、精神科医・産業医として長年にわたって
働く人のメンタルケアに関わってこられた奥田弘美さんです。
「過緊張」とは、高ストレスで緊張がほどけない状況のことで、
その状態が続くと、心身に本格的な不調があらわれてしまうそうです。
また、働く人なら誰でもなりやすいそうで、
奥田さん自身も過緊張に陥ってしまうことがあるのだとか。
そんな時に大事なのがセルフケアだそうで、
この本には奥田さん自身も実践しているケアの方法が紹介されています。
奥田さんによると、過緊張の要因はストレスで、
そのストレスが自律神経系のバランスを崩してしまうそうです。
つまり、交感神経系が過剰に興奮して、ずっとオンの状態が続いているということです。
そのため過緊張ケアで大事なのは「緩める」ことだそうです。
緩め方は色々あるのですが、大事なのは順番なんですって。
この順番を間違えると、かえって症状が悪化してしまうこともあるそうですよ。
具体的にどんな順番で、どんなケアをしていけばいいのかは、本を読んでお確かめください。
ちなみに、真っ先に行うことは「しっかり寝ること」だそうです。
この睡眠に関するアドバイスもたくさん書かれていますので、
睡眠に悩みを抱えている方はきっと参考になると思います。
また、過緊張のケアだけでなく予防法も紹介されているため、
今、過緊張の状態に無い方にもオススメです。
どのアドバイスも実践的なので、すぐに始められますよ。
それから、この本では自分が過緊張状態にあるかどうかや、
自分がどんなタイプかをチェックすることもできます。
私は5つのタイプのうち、「完璧主義タイプ」でした。
自分ではオンオフの切り替えはできているつもりだったのだけどなー。
と思っていること自体、完璧主義ってことなのかもしれませんね。(笑)
もうちょっと緩めていきます。
また、頭ではわかっていても、できていないことも色々とありました。
奥田さんが「知っている」ことを、「実践できている」人は少ないのでは?
とおっしゃっているのですが、まさにその通り。
私も早速できることから実践してみます!
最後にもうひとつ。
仕事による過緊張は本人だけでなく、職場の迅速な対応も必要だそうですので、
ぜひ職場全体で「過緊張」について学んでみてはいかがでしょう。
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プロフィール
田島 悠紀子
Tajima Yukiko
7月13日生まれ。群馬県出身。
B型。 -
担当番組
・富山ダイハツ オッケイウィークエンド
(毎週土曜 11:00~11:55)・ヨリミチトソラ
(毎週水曜・木曜 16:20~19:00) -
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