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田島の超個人的本ランキング2009!

2009年12月28日

☆ 田島の超個人的本ランキング2009! ☆

先日は、映画ランキングを発表しましたが、今日は、本ランキングを発表します。

今年読んだ本の数は、なんと、73冊!!!
年間目標の50冊を余裕で超えて、目標達成です。
たぶん、人生の中で、一番読書をした1年だと思います。

私が読んだ本の感想は、
ブログのカテゴリー「本」をクリックしていだくと出てきますので、
気になる方は、お時間のある時にでもお読みください。

もしくは、↓をクリック!
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?cat=3

それでは、早速、私、田島悠紀子の、
2009年、満足度の高かった本ランキングの発表です。

●まず総合ランキング!

1位『オリンピックの身代金』奥田英朗
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1106

私の大好きな奥田英朗さんの超・長編小説です。
今年読んだ本の中では一番ボリュームがあったように思います。
奥田さんの本は、人間臭さがあります。
すぐ隣にいそうな人を描いているのです。
本を読む、というよりも人に会いに行く感覚に近いかもな。

 

2位『風が強く吹いている』三浦しをん
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=877

大学の駅伝部のお話です。
秋には映画化もされました。
こちらは、本を読んでいるというより、
自分も一緒になって走っている感覚でした。
こんなに熱い気持ちになれた青春小説は、今まで無かった!
若者たちのがんばる姿の美しいことよ…。
是非、来年のお正月の駅伝の前に読んでみてください。

 

3位『チェーン・ポイズン』本多孝好
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=871

心地いい裏切りを味わった本。
最後の一行まで、ずっと勘違いしたまま読んでいました。
すっかり騙されました。
「だまし絵」を見ているような本でした。
あなたは、そのトリックを見破れるかしら。

 

●心を優しくしてくれた本

『八朔の雪— みをつくし料理帖』高田郁
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1084

主人公の澪ちゃんは、悲しい時や辛い時は辛抱するのですが、
人から優しくされると我慢できずに泣いてしまいます。
ちなみに、この本には優しい人がたくさん出てきます。
それだけ、泣きポイントが満載ということです。
私も澪ちゃんと同じ数だけ泣いていました。
 
 

●生きていく上で大切なことを教えてくれた本

『インターセックス』帚木蓬生
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1105

「自分は無関係だから、偏見ももたないし、干渉もしない、ということが、すでに「偏見」だ。
自分は関係ない、と思うのは無知と等価であり、恥。大切なのは理解」
という文章が、私の心にぐさっと刺さりました。
この文章、単体でも意味がありますが、
本を読んでいただくと、より深い意味を持って心に響きますよ!
是非、読んでいただきたい1冊です。

 

●歴史がキラキラ輝いて見えた本

『邪馬台国はどこですか?』鯨統一郎
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=963

歴史を斬新な視点で論じた本。
といっても、歴史大好きな人たちがバーでトークをするという、
小説スタイルで、小説としても面白い。
もし、本当にそうだったら、と考えるとワクワクできるお話が満載でした。

 

●今年デビューした新人作家ナンバー1

『神様のカルテ』夏川草介 
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1069

現役のお医者さんが書いた医療小説です。
仕事が忙しいことに文句を言いつつも、
とても楽しそうに仕事をしているのが伝わってきて、気持ちいい。
私も頑張ろう!と思わせる爽やかさがあるのです。
心のコリをいい感じでほぐしてくれる本です。

 

他にもオススメ本はたくさんあるのですが、
全部は紹介しきれないので、ゆきれぽの本カテゴリーをチェックしてください。
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?cat=3

来年は、今年以上にたくさんの本を読みたいな。
とりあえず、今年読んだ73冊は超えたいと思います。

yukikotajima 10:15 am