ゆきれぽ

2026年6月17日

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新装版『森崎書店の日々』、新装版『続・森崎書店の日々』

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週の真ん中、水曜日。そろそろ疲れが出てくる頃でしょうか。この週末は癒されたいな、と思っている方もいるのでは。

今日は、読むと心が癒されると話題のヒーリング小説をご紹介します。

新装版『森崎書店の日々』

新装版『続・森崎書店の日々』

八木沢里志
小学館

あれ、この作品、読んだことかあるような…。同じタイトルの映画を見たことがあるかも。と思った方もいるかもしれません。その記憶あってます。この本が発売されたのは2010年です。その後、映画化され、第2弾の『続・森崎書店の日々』も刊行されました。

また、海外でも高く評価されていて、2024年にはイギリスの文学賞、ブリティッシュ・ブックアワードにノミネート。英訳版は60万部を突破し、今では世界50言語で翻訳オファーがあるのだとか。

そんな世界で話題の小説が、日本でも再び注目されています。去年秋に書き下ろしの掌編が収録された新装版が刊行されたのです。今日ご紹介するのは、その新装版です。

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主人公は、恋人と仕事の両方を失った25歳の貴子です。恋人から突然、「他の女性と結婚する」と言われてしまったのです。また職場恋愛だったため、彼女は仕事も辞めることに。

深く傷つき、家にこもっていた彼女のもとに、東京の神保町で「森崎書店」という古書店を経営している叔父から「店に住んで、仕事を手伝って欲しい」と連絡がきます。叔父は妻の桃子が家出をしてしまったため、今は一人で仕事をしているのでした。

貴子は飄々としてつかみどころがなく、妙にへらへらしている叔父のことがあまり得意では無かったのですが、このまま引きこもっていたらお金が尽きてしまうと思い、結局書店に住むことに。とは言え、やる気もなく本にも興味はわかず、手伝い以外の時間は寝てばかりいるのですが。

ただ、ある日、お店の古い本を読んだこときっかけに、本を読むようになります。この物語は、そんな貴子が森崎書店で過ごした日々が描かれます。

また、新装版には、「書き下ろし掌編」と著者の八木沢さんによる「あとがき」も収録されているのですが、その「あとがき」を読んだら続編も読みたくなってしまい、すぐさま明文堂書店 高岡射水店に買いに行ってしまいました。

結果として続編も読んで良かったです。ですので、これから読む方は最初からセットで買われるのがいいと思います。詳しいことは言いませんが、続編には泣かされました。こちらもいいお話でした。

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ところで、物語は貴子が森崎書店で暮らした日々を振り返るところからはじまります。貴子にとって森崎書店は、本当の人生をはじめるきっかけを与えてくれた場所だそうです。森崎書店で過ごした日々の中で、貴子はどのようにして前を向けるようになっていったのでしょう。

最近お疲れ気味の方は、ぜひ森崎書店に行ってみてください。

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私もすっかり神保町で暮らしている気分で読んだのですが、世界一大きな古本街である神保町はとても魅力的な街で、私もここで暮らしたいと思ってしまいました。人も面白いし、どこかのんびりしているのもいいなと。

また、古い本も読みたくなりました。と言うのも物語にはたくさんの実在する本が出てくるです。しかも登場人物たちが本の感想を楽しそうに話すのです。おかげで今や読みたい本だらけです。

できれば、いつか神保町の古書店で古本を買って、神保町の喫茶店でコーヒーを飲みながら読めたら最高だなー。

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