ゆきれぽ

2026年8月5日

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『我らが音楽に祝福あれ』

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今日は8月最初の「ゆきれぽ」ですので、明文堂書店とのコラボ回!高岡射水店の書籍担当 野口さんのオススメ本です。(もちろん田島もね)

『我らが音楽に祝福あれ』
瀧羽麻子(たきわ・あさこ)
ポプラ社

今日ご紹介するのは、音楽に人生を捧げた一人の指揮者の物語です。

物語は1950年から始まります。主人公は、佳和(よしかず)という5歳の男の子です。彼は、お屋敷に住み込みで働く母とともに暮らしているのですが、ある日、お屋敷の娘に誘われて行った教会で、聖歌を聞いて、それまで退屈に感じていた気持ちが瞬時に吹き飛んだほど、音楽に魅了されます。

その後、中学生になった佳和は、ひょんなことから吹奏楽部に入ってトランペットにのめり込みます。高校生になると、生涯の友となる音楽仲間と出会い、ますます音楽に夢中になり、ついには音大へと進学します。そして、そのままトランペット奏者を目指していくのかと思いきや、いろいろあって彼は指揮者へ転向することにします。

物語はその後、2025年まで続きます。1950年からなんと75年です。5歳の時に音楽に魅了された男の子が、その後どんな音楽人生を送ったのかが、さまざまなクラシック音楽と共に描かれます。

ですから物語に出てくる曲を聴きたくなるのですが、ポプラ社のYouTubeチャンネルには、作品に出てくる曲を集めた読書用BGMがありますので、ぜひ曲を聴きながらお読みください。より作品の世界に深く入り込めると思いますよ。

◎読書用BGMは コチラ

それにしても指揮者というお仕事は大変です。指揮者は演奏している大勢のオーケストラに自分のやりたい音楽を理解してもらわなければいけないわけですが、そこに信頼関係が無ければ、いい音楽はうまれません。ただ音楽が好きというだけではできない仕事です。演奏する側にもプライドがありますしね。だからこそ全員がひとつになって、いい音楽を生み出せたときは、より大きな感動があります。

佳和はそんな緊張感と充足感を繰り返しながら、指揮者として忙しい毎日を送っていきます。そして、いつの間にか時代も変わり、佳和自身も年を重ね、ずっと同じというわけではいられなくなり…。

5歳で音楽に魅了された少年は、その後どんな音楽人生を歩んでいったのでしょう。

ではここで、この本を大プッシュしている明文堂書店 高岡射水店 書籍担当 野口さんのコメントをご紹介しましょう。

音楽が好きな人は、もちろん読んでほしい。
むしろ音楽に縁のない人にこそ読んでほしい物語です。
様々な楽器が織りなすハーモニーと指揮者との一体感をぜひこの物語でご体感ください。
音楽は尊い!
そして、タイトルがこれ以上ないくらいに素晴らしいと思いました。

✳︎

野口さんもおっしゃっているように、一体感が最高でした。また、緊張と感動の連続からくる程よい疲労感も私には心地良かったです。そして本を読んだ後に、あらためてこの本のために集められた読書用BGMを聴きながら目を閉じて物語の余韻に浸ってみたのですが、なんとも満たされた気持ちになりました。

大人の皆さんはもちろん、高校生や大学生にもオススメです。ぜひ夏休み中に読んでみませんか。特に今やりたいことがあるという学生さんはぜひ。

『我らが音楽に祝福あれ』は、富山県内の明文堂書店全店「ヨリミチトソラ ゆきれぽコーナー」にありますので、ぜひチェックしてくださいね。

高岡射水店の「ゆきれぽ」の場所が変わりました。というか高岡射水店の店内がガラリと変わりました。ぜひ店内を歩きながら楽しんでみてください。本屋さんですが、美味しそうな食べ物も増えていましたよ!

◎明文堂書店のサイトは コチラ

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