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graceブライダルバスツアー2018

2018年2月19日

昨日の日曜日は、今年で4回目となる
graceブライダルバスツアーでした。

このツアーは、結婚を予定されている方が対象で、
素敵な結婚式を叶えてくれるお店を
バスに乗って一日でまわる、というものです。

私は、毎年ツアーのナビゲートをしています。

今年もまずは、オーダーメイドジュエリーの
「オートクチュール宝飾サロンJ.C.BAR」からスタート。

いつでもさわやかな嶋さん。

最初は、オーダーメイドジュエリーって?
と不安そうな顔をされていた参加者の皆さんも
最後は、私が「皆さん、そろそろバスに乗ってください〜!」
と催促するほど、嶋さんをはじめスタッフの皆さんに
熱心に質問されていました。

次の会場は、結婚式場&披露宴会場の
「ホテルグランテラス富山」

チャペル、神殿を見学したあとは、
ホテル最上階のスカイバンケット「ルーバン」へ。

景色が最高です〜。

こちらで洋食コースのランチをいただきました。

ウェディングケーキも♪

食後は、1階の衣装室や引き出物コーナーを見学。
皆さんから積極的に質問が出ていました。

ホテルのことを色々教えてくださった益田さん、中松さんと。

その後は、ルーバンで
ビューティーサロン痩身館Ayaの河南さんから
正しい食事のとり方や
美しくドレスを着るためには「二の腕」が大事!
ということについてお話頂きました。

午後は、フランジパニグループのウルワツアミーゴへ。

まずは、オーダーメイドスタイルの旅行会社であるヴァケーション
おなじみのツアーのプランニングから。

参加者の皆さんは、ハワイや沖縄旅のプランを楽しそうにたてていました。

いつもニコニコ明るいヴァケーションの金谷さん。

空想旅のあとは、ウルワツアミーゴで人気の
「フレンチトースト&ティラミス」を頂きながら

フランジパニグループのウェディングについて石井さんにお話頂きました。

2次会のパーティー会場の人気はもちろん、
レンタルウェディングドレスも低価格で利用できて人気なんですって。

最後は、オーダースーツ「ヴィンチトーレ」へ。

今、結納返しとして「オーダースーツ」を贈られる方が増えていることもあり、
こちらでは、男性だけでなく女性の方も真剣にお話を聞いていらっしゃいました。

ちなみに、スーツ以外にも、靴、デニム、ネクタイなどもオーダーメイドが可能だそうです。

店長の瀧田さんと。

去年に引き続き今年もバスの運転手さんは、
高岡交通の前田さんでした。

安全運転をありがとうございました!

***

今年も行く先々でお土産やお得な割引チケットなどがプレゼントされたため、
お帰りの際には、皆さん、両手がプレゼントだらけでした。(笑)

それなのに無料で参加できるこのツアーって本当にすごいわ!

帰りのバスの車内で、気になるお店を聞いたところ
皆さん、ほとんどすべてのお店が気になったようでした。

お時間のある時にでもゆっくり行ってみてくださいね。

あらためて、ご結婚おめでとうございます♪♪

そうそう、今回の参加者は特にリスナー歴の長い方が多かったです!

「ヒッツのころから聞いてるよ」
「中学生の時から聞いてるよ」

そうか、中学生だったリスナーさんももう結婚する年ごろになったのね…
そりゃあ、私も年を。。。なんて思っていたら
「10年前から聞いてるけど、ユッキー変わらないね!」
なんて嬉しいことを言ってくれた方も。
お世辞でも嬉しかったよ!(笑)

幸せな皆さんは、優しかった〜。
ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。

また、この度お世話になった皆さまもありがとうございました!

yukikotajima 11:36 pm

屍人荘の殺人

2018年2月14日

今、ある新人作家さんの本が話題となっています。

なんと
「このミステリーがすごい!」
「本格ミステリ・ベスト10」
「週刊文春ミステリーベスト10」
という3つのミステリランキングで1位を獲得されたのです。

デビュー作で3冠を達成したのは、史上初のことなのだとか。

他にも、第27回鮎川哲也賞も受賞し、本屋大賞にもノミネートされています。

売り上げは、去年10月の発売以来、すでに21万部を突破しているそうです。

つまり、今、大変話題の一冊というわけです。

今日ご紹介するのは、こちら。

『屍人荘(しじんそう)の殺人/今村昌弘(東京創元社)』

本の表紙を見ると、まるでホラー映画のポスターのような怖さがあります。

顔に血らしきものがついた女性の顔がこちらをじっと見ている、
というか、にらんでいるように見えます。
しかも顔の半分は隠されています。

タイトルも怖いし、いつもなら手に取りかけて、やはりやめた!
となりそうなところですが(笑)、
でも、あまりにも話題になっているので、読んでみることにしました。

出版社のサイトを見たら、「ネタバレされる前に読んで」とありました。

ですから私も中身については一切知識を入れずに読んでみました。
おかげで最後までドキドキしながら読むことができました。
しかし。。。面白かった!と思うものの、
いざ紹介しようと思ったら紹介しにくいんですよ、この本。
だって、中身を知らないほうが楽しめますから。

ということで、本当に概要だけご紹介します。

主人公は、ある大学のミステリ愛好会の男性会員です。
彼は、愛好会の会長とともに
いわくつきの映画研究会の夏合宿に参加することになります。

合宿の目的は、ペンションを借り切って心霊写真を撮ること。

合宿に参加しているメンバーは、
映研の部員、ミステリ愛好会の会員の他、大学のOBの男性たちです。

合宿一日目の夜、皆で肝試しに出かけたのですが、
そこで、ある事態に遭遇し、ペンションに戻る羽目に。
その上、ペンションの外に出ることが出来なくなってしまいます。

一体、どうなっているの?と不安を感じていたところに、さらなる恐怖が。
なんと、メンバーの一人が密室で惨殺死体となって発見されるのです。

さらに、その後も死体は増え…

一体誰がどのように?またどんな理由で?
また、ペンションの外ではいったい何が起こっているのか?
なぜ?どうして?どういうこと?

本を読みながらページをめくる手がふるえそうになるほど、ドキドキしました。

具体的なことが言えないのが、本当にもどかしい!

是非あなたも本のページをめくりながら、
この緊張感を味わってみてください。

ドキドキしながらもきっと一気に読んでしまうと思います!

yukikotajima 12:19 pm

ネッツ富山 GRガレージ富山新庄オープン!

2018年2月10日

今日は、富山市新庄本町のネッツ富山本店から

特別番組ネッツ富山プレゼンツ・ネッツカフェ・ハッピーバレンタイン

を公開生放送でお送りしました。

お越しくださった皆さん、ありがとうございました。

今日、ネッツ富山本店近くに GRガレージ富山新庄 がオープン!

オープンおめでとうございます。

GRガレージは、クルマがお好きな方ならどなたでも利用できるそうで、
ゆったりお話が楽しめる椅子やドライビングシミュレーターがあります。

私も番組の前に鈴鹿サーキットを走ってきました。(笑)

免許のないお子さまでも運転できるそうです。
しかも体験は無料ですので、気軽にチャレンジしてみて下さいね。

そうそう!
GRガレージに行ってみたい方は、まずは、ネッツ富山本店へ。
スタッフさんが車で送ってくださいます。

GRガレージについては、GRコンサルタントの渡邊さんにご相談ください♪

***

この週末は、ネッツ富山本店も賑やかです♪

チューニングカーを始め、パーツメーカーのブースがずらり。

その他、ヘアセットサロン「クール」の美容師さんによる
無料のヘアアレンジブースも。

私も本番前にアレンジしていただきました。

いつものおなじみストレートヘアから

軽やかなウェーブヘアに。いかがでしょ?

性別、年齢問わず無料で利用できますので、この機会にぜひ♪

他にも「ぜんざい・おでんのふるまい」
「チョコつめ放題」「チャリティーバザー」などお楽しみが満載です。

また、ネッツ富山創業50周年を記念したナビ付き限定車の販売
選べるご成約プレゼントも!

今日と明日の二日間、ネッツ富山で新車をご購入の方には、
「キロボミニ」
「プレミアムコート施工」
「ドライブレコーダー」
「安心サポートバック」
の4つの中からお好きなものをプレゼント。

さらに!「チョコレートギフト」もプレゼント。

豪華〜。新車をご購入の方は、今日と明日の二日間がオススメです。

新車の相談は、ぜひネッツ富山の片桐さんに♪

私が持っているのが「キロボミニ」です。かわいい!ほしい〜。

***

ラジオの放送は終わりましたが、
ネッツカフェのイベントは引き続き開催中です。

・お越しいただいた方には「ワッフル」をプレゼント。

・今日のみ、カーナンバーに「5」と「0」の両方の数字が入っている方に
「エンジンオイル無料交換券」をプレゼント。

このブログの中で一番多い単語は、間違いなく「プレゼント」ですね。(笑)

実際、この土日はプレゼントが満載です!!!
ぜひお気軽にネッツ富山本店をはじめ、お近くのネッツ富山へ♪

***

来週以降は、いつも通りFMとやまのスタジオから
「ネッツカフェ・ドライヴィン」をお送りします。

2月17日(土)のメッセージテーマは「応援」

昨日からピョンチャンオリンピックが始まりましたね!
オリンピックに関するメッセージの他、
日頃応援しているスポーツチーム、有名人、家族など
「応援」にまつわるメッセージをお寄せください。
お待ちしていまーす。

 ネッツカフェドライヴィンのサイトは コチラ

 ネッツトヨタ富山のサイトは コチラ

yukikotajima 3:20 pm

忘れられたワルツ

2018年1月31日

「恋愛とはすなわち○○である」

さて、この○○に入る言葉は何でしょう?

人によって入る言葉は異なると思いますが、
なかなかこの言葉を選ぶ方はいないのでは?

「雑用」

本のページをめくった最初の言葉が、
まさかの「恋愛とはすなわち雑用である」で、
思わず吹き出してしまいました。
その後に続く言葉が「不要ではなく雑用」。

いらないものではない。
でも、雑用だと。

この最初の一行に心をつかまれ、
本のページをめくっていきました。

***

この「恋愛とは雑用」という言葉から始まる本とは、
絲山秋子さんの『忘れられたワルツ』です。

7つのお話が収録された短篇集です。

最初の1行もそうですが、言葉選びもリズムも最高でした。
声に出して読んでいるわけでは無いのだけど、
息つぎのタイミングが心地いいので
読みながら気持ちよかったです。

この作品は、2013年に発売され、今月、文庫化されました。
ですので、以前この本を読んだという方もいらっしゃるかもしれません。

2013年といえば、東日本大震災から2年が経った頃です。
絲山さんは、この作品を震災後の空気のなかで集中して書き続けたのだそうです。

ですから「震災後」であることがいたるところで感じられます。

例えば、災害派遣の自衛隊車両を目にして涙を流す女性もいれば、
地震計の揺れを配信する強震モニタばかりを見ている女性もいます。

『忘れられたワルツ』は、震災後の日常を生きる様々な人たちの物語です。

「ふつう」がなくなってしまった世界のお話ですが、
決して暗いだけのストーリーではありません。

例えば、最初の「恋愛雑用論」のお話なんて、ほんと笑いましたから。

主人公のアラフォー独身女性の恋愛トーク、面白過ぎました。
詳しくは本を読んで楽しんで頂きたいので控えますが、
恋愛は雑用と言いつつ、不要ではないから関わってしまう、
というところが何とも可愛いなあと思うのです。

基本的に、どのお話も人間関係がベタベタしていません。
でも、決して冷たいわけではないので、読後感がいいのです。

ちなみに、恋愛は雑用と言い放つアラフォー独身女性の話以外には、
SNSを使いこなせずにいるバブル女性2人の話や
雪道の高速のパーキングエリアで
オーロラを運んでいるという女性に出会った男性の話、
鉄塔が好きな女性の話、
女装に目覚めた老人の話などがあります。

どのお話もタイプが異なるので、それぞれの世界観が楽しめます。
ちなみに私は、雪道のお話が好きです。

***

また、物語として面白かったのはもちろん、
震災についてもあらためて考えさせられました。

物語の中で、ある女性が言った「毎日が震災前」という言葉が印象的でした。

震災からまもなく丸7年を迎えます。

あの震災のことは忘れていない、と思っていても、
被災地ではない地域の皆さんは、
正直、少しずつ忘れてきてはいませんか。

私は、この本を読んで震災後の「感情」がよみがえりました。
あの頃、感じていた不安や疑問などが
主人公たちの言葉によって思い出されていきました。
そして、私も同じだ、と思いました。
当時、心の中で感じつつも言葉にしなかった、いや、できなかったことを
もしかしたら多くの人も同じように感じていたのかもしれないなあと
この本を読んで感じました。

色々な意味で読み応えのある一冊でした。

『忘れられたワルツ』は、文庫になってお求めやすくなっていますし、
短篇集ですので、まとまった時間が取れない方でも読みやすいと思います。
ぜひお読みください。

yukikotajima 11:49 am

サハラの薔薇

2018年1月24日

今日ご紹介する本は、読みながらとにかく喉が渇きました。

読書のお供にコーヒーを用意していたので、
飲もうと思ったらいつでも飲めるのに
その存在をすっかり忘れるほど作品に没頭していたのはもちろん、
舞台が砂漠というのも大きな理由です。

今日ご紹介する本はこちら。

『サハラの薔薇/下村敦史(しもむら・あつし)(角川書店)』

本の帯には「この10年で最高の徹夜本‐完読せずには眠れない‐」とあります。
たしかに私もノンストップで読みました。

主人公は、エジプトで発掘調査をしていた日本人の考古学者です。
発掘調査の終わった彼は、仕事のため飛行機に乗ってパリへ向かっていたのですが、
なんとその飛行機が墜落してしまいます。
それも、何もない砂漠の上に。

生き残った乗客たちは、墜落現場にとどまるか、オアシスを目指して歩くか、
決断を迫られます。

結局、半分が残り、もう半分は移動することに。
主人公の考古学者はオアシスへ向かうことにしました。

ただし、同行者は癖のある人ばかり。
ベリーダンサーの美女、何か裏がありそうなエンジニアの日本人、
不気味な呪術師、オアシスの場所を知っているというフランス人男性など。

しかし、オアシスを目指して何もない灼熱の砂漠の上を歩くものの、
なかなかオアシスは見えてきません。

手持ちの水分も残り少なくなっていきます。

同行者の数が減れば、水分や食料を自分のものにできるため、
殺人をちらつかせる人も出てきます。

また、進むべき方角も人によって違う方角を主張しはじめ…。

一体誰を信じればいいのか。

毎回、困難に直面するたび、自ら選択していかなければならないのですが、
この選択が生きるか死ぬかに直結してくるため、簡単には決められません。

灼熱の砂漠でただでさえ喉が渇くのに、
水分は限られていて、
オアシスに辿り着けるかも不明。
さらに、同行者の素性はまったくわからず、
殺されてしまうかもしれない…
という極限状態の中で物語が進んでいきます。

冒頭の話に戻りますが、
だから、喉が渇くのです!

この物語は、オアシスに辿り着くことが目的ではありません。
物語の後半は、同行者たちの素性が明らかになり、
なぜ、パリ行きの飛行機に乗っていたのか、その理由もわかります。

この本を読み終えた後、知らぬ間に体に力が入っていたことに気付きました。
最後までハラハラドキドキが続いていました。

富山はしばらく雪の毎日となりそうです。
雪の夜長は、冒険小説でも読んでみてはいかがでしょう?

家にいながら冒険気分が味わえますよー。

ただし、没頭して寝不足にならないようご注意くださいね。(笑)

yukikotajima 11:55 am

夏の祈りは

2018年1月17日

graceの本紹介コーナー、キノコレとユキコレの日が今月はいつもと違います。

1月10日、17日はキノコレ、
1月24日、31日はユキコレです。

ということで、今日はキノコレ。

紀伊國屋書店富山店の奥野さんから
今話題の本をご紹介いただきます。

『夏の祈りは/須賀しのぶ(新潮文庫)』

 奥野さんの紹介文は コチラ

『本の雑誌が選ぶ2017年度文庫ベストテン』1位!
『2017オリジナル文庫大賞』大賞!
の史上初の2冠を達成し、
世代を超えて読まれているそうですので、
すでにお読みの方もいらっしゃるのでは?

私もツイッター上で盛り上がっているのを見て、
これは読みたい!と読んでみました。

涙!涙!涙!

去年の今頃、私は、恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』を読んで号泣しましたが、
今年は、『夏の祈りは』を読んで涙が止まりませんでした。

どちらも涙の種類は同じ。
感動の涙です。
そして、どちらも頑張る若者たちの物語です。
大変いい本でした!

何か本を読みたいなあ、と本をお探しの方は、
とりあえず、この本を読んでいただきたい。
いや、読むべきです。

高校野球が好きな方、元高校球児だった方、
高校時代に野球はしていないけれど母校の野球部は応援している方などは、
必ず読んでください。必ず、です!

野球とはそれほど縁の無い私が読んでこんなに感動したのだから、
きっと野球と繋がりのある方が読んだら、もっともっと心に響くと思います。

***

舞台は、文武両道の県立高校の野球部です。

これまでの最高順位は、昭和33年の県大会での準優勝。
甲子園には届きませんでした。

物語は、準優勝した30年後の昭和63年から始まります。
この世代は、一番甲子園に近いと言われていました。

次は、その十年後、部内に二人のエースがいた時代の物語。

また、これまでいなかった女子マネージャーが入部し、活躍した年もありました。

そして、今年の野球部は、まったく期待されていないハズレ世代…

と『夏の祈りは』は、それぞれの時代の野球部のことが描かれた連作短編集となっています。

***

高校野球の面白さは、誰もがたった3年しか所属できない、
というところにあると思います。

3年経てば皆、OBになります。
この物語には、野球部のOBたちもたくさん登場するのですが、
年代が進むにつれ、大人になった元球児が
成長した姿で登場するのも面白かったです。

野球部といっても携わる人はたくさんいます。
選手にしたって、エースもいれば、活躍できない選手もいます。
他にも、マネージャーや監督、OBなども。

物語には、そんな野球に関わる様々な方たちが登場します。
そして、皆、それぞれの悩みを抱えています。
なんといっても一度も甲子園に出場していないですからね。

彼らがいかにして成長していくのか。
若者たちの成長物語に涙が止まりませんでした。

久しぶりに、とにかくみんなとりあえず読んでみてよ!!!
とゴリ押ししたくなる本に出合えました。

文庫で、税別520円とお求めやすいのも魅力的です。

yukikotajima 11:51 am

13・67

2018年1月10日

graceの本紹介コーナー、キノコレとユキコレの日が今月はいつもと違います。

1月10日、17日はキノコレ、
1月24日、31日はユキコレです。

ということで、今日はキノコレ。

紀伊國屋書店富山店の奥野さんから
去年のミステリ—ランキングで評価の高かった作品をご紹介いただきます。

『13・67(いちさん ろくなな)
 /陳浩基(ちん・こうき) 訳・天野健太郎(あまの・けんたろう)<文藝春秋>』

こちらに奥野さんの推薦文がありますので、まずはこちらをお読みください。

→ https://secure.fmtoyama.co.jp/contents/info_program_3233.html

私も『13・67』を読みましたので、軽く感想を。

香港出身の作家による作品で、舞台も香港です。

上下2段の約500ページとかなりのボリュームですが、
6つのお話にわかれており少しずつ読める分、見た目より読みやすいです。
まあ、面白いので、結局一気に読みたくなってしまうかもしれませんが。(笑) 

この作品は、2013年から1967年へと時代がさかのぼっていく
逆年代記(リバース・クロノロジー)形式の本格ミステリーです。

まさに『13・67』のタイトルの通りです。

どの作品にも登場するのは、一人の刑事。

若い刑事が年を重ねて成長していく物語はよくありますが、
この物語は逆に若くなっていきます。

どの作品も意外性に満ちていて面白かったです!

そして、最後まで読んで、また最初から読みたくなりました。
本当は色々言いたいことがあるのだけれど、
それでは、これから読む人の楽しみを奪うことになるので、我慢…。

久しぶりにミステリーを読みましたが、ミステリーもいいですね。
ミステリー熱に火が付きました。(笑)
また、面白いミステリーを読みたいなあ。

そうそう、この本は、香港ではもちろん、
いま世界各国で話題となっているそうですよ。

そして、香港のウォン・カーウァイ監督が、
この作品の映画化権を取得したのだとか。

たしかにこの作品、映画向きかもな。

映画も楽しみ!

yukikotajima 12:01 pm

2018年もよろしくお願いします。

2018年1月4日

あけましておめでとうございます。

今日は2018年最初のgraceでした。
graceブログにも書きましたが、
本当にたくさんのメッセージ&年賀状をありがとうございました。

今日のgraceでもお話した通り、
お正月は群馬でのんびり過ごしました。
といっても、ほとんど2歳の甥っ子姪っ子と遊んでいるだけでしたが。(笑)
しばらくこども目線で過ごしていたので
仕事モードに戻れそうな気が全くしない…と思いましたが、
群馬から富山に戻る新幹線の中で
「トランヴェール」を読んで仕事スイッチがオンに!

というのも、沢木耕太郎さんのエッセイに
「どんな小さな仕事でも手を抜いたことが無い」
とあったのです。

私も日々まじめに仕事と向き合っているつもりだったけど、
何年も仕事をしていく中で、無意識のうちに手を抜いていなかったかしら?
とハッとし、あらためて基本を大切にしていこうと思いました。

思いがけず、心に響くひとことと出合えました。

実は私、この新幹線内の冊子「トランヴェール」が好きで
新幹線に乗る度、隅々まで読んでいます。

ちなみに1月号は「北陸」特集なので、いつも以上に楽しめました。

今月中に新幹線に乗る予定の方は、ぜひ読んでみてください!

***

話は変わり。
2018年になったので、あらためてブログのご案内♪

私は今、ブログを3つしています。

*まず、こちらの ゆきれぽ では、
本の紹介や番組イベントの報告などをしています。

* graceブログ は、番組のおさらいとしてお読み頂ければと思います。

* 続・ゆきれぽ は、私の個人ブログです。
仕事以外の個人的なことなども気まぐれでアップしています。

*また、ツイッターもしています。
graceの生放送中は、FMとやまのアカウント @fmtoyama827  を使っていますが、
個人的な内容のものは @yukky713  でつぶやいていますので、
よかったらフォローしてください♪

今年もラジオはもちろん、ブログやツイッターもよろしくお願いします!

yukikotajima 7:09 pm

2017本ランキングベスト3

2017年12月27日

今日のgraceが2017年最後のgraceです。

そこで、今日のgraceピックアップでは、
私、田島がこの1年読んでよかった本のベスト3をご紹介します!

このブログにもあげておきますね。

今年読んだ本はどれもそれぞれの良さがあるのでかなり悩みましたが、
読んだ後もしばらく興奮がおさまらなかったり
ふとした瞬間に思い出したりする本を基準に3冊選んでみました。

***

1位:恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷(幻冬舎)』

◎私の感想は コチラ

直木賞&本屋大賞を受賞した話題作です。
ピアノコンクールが舞台の物語なのですが、
この本の熱量には圧倒されました。

豊かな表現にも満たされた大好きな作品です。


2位:川上弘美さんの『森へ行きましょう(日本経済新聞出版社)』

◎私の感想は コチラ

こちらは、先月紹介したばかりなので、
覚えている方もいらっしゃるかもしれません。

同じ日に生まれた、パラレルワールドに生きるふたりの女性の物語です。
彼女たちはよく似ています。
でも、彼女たちは異なる選択をしていきます。
結婚をする人生、しない人生など、私たちは日々様々な選択をしていますが、
それぞれの選択でどのように人生が変わるのかが描かれていて、大変面白かったです!


3位:坂元裕二さんの『往復書簡 初恋と不倫(リトルモア)』

◎私の感想は コチラ

こちらは、ドラマ『カルテット』の脚本家である坂元さんの作品です。

以前、朗読劇として上演されているそうで、
とにかく会話というか往復書簡のやりとりのテンポがいい。

突拍子もない会話の流れも心地よかったです。

***

以上、私、田島の2017年の本ランキングベスト3を発表してみましたが、いかがでしたか?
どの本も面白いので、よかったら読んでみてね!

今年も一年、私の本紹介にお付き合い頂きありがとうございました。

また、来年もラジオとブログで様々な本をご紹介していきますので、
お付き合い頂けたらと思います。
どうぞよろしくお願いします。

yukikotajima 12:41 pm

琥珀の夢 小説 鳥井信治郎(上・下)

私は年末年始のこの時期は、
ボリュームのある本を読みたくなります。

それも、人生の指針となるような
読んでためになるような本を。

年のはじめには、誰もが今年の抱負を立てると思いますが、
もう来年の抱負は決まっていますか?

もしまだ決まっていないなら
この本を読んでから決めてみてはいかがでしょう?

『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎(上・下)/伊集院静(集英社)』

今日のユキコレ(grace内コーナー13時45分頃〜オンエアー)は、
年末年始のお休み中に読んでいただきたい
上下合わせて約700ページの小説をご紹介します。

鳥井信治郎(とりい・しんじろう)さんはご存知ですか?

サントリーの創業者です。

朝ドラ『マッサン』で堤真一さんが演じていた「鴨居の大将」は、
鳥井さんがモデルです。

小説にもマッサンやその奥様が出てきますので、
朝ドラファンの方も楽しめると思います!

『琥珀の夢』は、鳥井さんがどんな思いで
サントリーという会社を作ったのかが描かれています。

主な話は、葡萄酒の製造販売や日本初の国産ウイスキー造りについてですが、
恋愛や家族の話、鳥井さん亡き後のサントリーについても描かれています。

私は、この本を読み終えた直後に
サントリー商品を買って飲んでしまいました。(笑)

まず、ザ・プレミアム・モルツを1本。
その後、ウィスキーの角瓶を炭酸で割ってハイボールにして飲んでみました。

どちらもこれまで何度も飲んでいるのに、
この小説を読んだ直後は、とびきり美味しく感じられました。

でも、私だけではなく、この小説を読んだ方はきっとプレモルや角を飲んでいるはず!

ですから、この小説を買う時に、あわせてサントリーのお酒も買うと、
読んだ後も楽しめると思います。(笑)

***

本を読んだ後、サントリーのお酒が飲みたくなっただけでなく(笑)、
他にも様々なことが心に残りました。

一番印象に残ったのは、「やってみなはれ」の精神。

とりあえず、やってみる。
失敗したっていい。そこから学ぶこともあるのだから、と。

また、仕事は辛いことがなかったら何ひとつ身につかない、とも言っています。

それから、鳥井さんは、商いのために使うお金は惜しまず、
当時は珍しかった広告にも力を入れていました。
そして、仕事はその分野のプロを信じて任せます。

その一方で妥協はしません。
自分が求めるものとピタリとくるものでなければ、
何度もやり直しをさせます。

などなど、鳥井さんが仕事をする上で、
どんなことを大切にしていたのかを知ることができます。

他にもたくさんの素敵ポイントがあるのですが、
私がすべてばらしてしまうのもつまらないので、
この続きは、是非本のページをめくってみてください。

私は、学びと気付きの連続でしたよ!

そうそう。
仕事以外の点では、若かりし頃の信治郎の恋のお話もよかったです。
信治郎さんが惚れる「しの」さんが素敵な女性で。

自分の仕事に誇りを持ち、かっこいい。
でも、やさしさやしなやかさもあって、
信治郎さんが好きになる理由がわかります。

新しい年を迎える前に、この本を読んでよかったです。
ぜひ皆さんも読んでみて下さい。

***

それから、今年のgraceは今日で最後です。
そこで、今日のユキコレでは、『琥珀の夢』をご紹介しますが、
14時15分頃からのgraceピックアップでは、
私、田島の2017年の本ランキングをご紹介します!

合わせてお楽しみください。

yukikotajima 12:16 pm

漫画 君たちはどう生きるか

2017年12月20日

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃オンエアー)は、
今年最後の放送ということで、
紀伊國屋書店富山店の奥野さんから
今年の 年間ベストセラー をご紹介いただきます。

また、その中から、最近人気の一冊として

『漫画 君たちはどう生きるか』

もご紹介いただきます。

★ 奥野さんの紹介文は コチラ

この本、読んだことはありますか?

なんと原作は、80年前に書かれたそうです。
そして、今年、漫画版が発売され、今話題となっているようです。
漫画と言いつつも、本としても読みごたえがあります。

主人公は、旧制中学校に通う15歳の少年、コペル君です。
コペル君と叔父さんとのやりとりをメインに描かれています。

ある日、叔父さんはコペル君にノートを渡します。
すべてコペル君に向けて書かれた手紙のようなノートです。

そのノートの部分だけは、全て文字のみで構成されています。

ちなみに、ノートの部分は実際にノートの形をしており、
そのノートを持つ手まで描かれているので、
まるで、私自身がそのノートを手に持っているような気分になれます。

コペル君は、叔父さんとの対話の中で
ものの見方や貧困、差別といった社会の構造、人間関係について学んでいきます。
でも、叔父さんは簡単には答えを教えてくれません。

本を読みながら、私もコペル君と一緒に考えたり悩んだりし続けました。

また、この本は、80年前に出版されているということにびっくりしました。

どんなに便利な世の中になったとしても、
人間の本質は変わらず、
ずっと同じようなことで悩んだり喜んだりしているのかもしれません。

年末年始に読むのに、ぴったりの1冊だと思います。

新しい年をどう生きていくのか。
この本を読んでかんがえてみませんか?

yukikotajima 11:42 am

メガネと放蕩娘

2017年12月13日

今日のユキコレ(grace内コーナー13時45分頃〜オンエアー)には
このコーナー初のゲストが登場します!

FMとやまの番組「オッケートーク」でおなじみの
富山市出身の作家、 山内マリコさん です!

山内さんには、先月発売された新作をご紹介いただきます。

『メガネと放蕩娘/山内マリコ(文藝春秋)』

『メガネと放蕩娘』は、地元の商店街を活性化するために奮闘する姉妹の物語です。
タイトルの「眼鏡」がお姉さん、「放蕩娘」が妹です。

この本、とくに地元富山でよく売れているそうですよ。
というのも、モデルとなっているのが、富山市の中央通りなのです!

山内さんは、この本を書くにあたって、
中央通りをはじめ富山の商店街を徹底的に取材されたそうです。

だから、物語はとてもリアル!

もちろんフィクションなのだけど、
まるでドキュメンタリーのようでもありました。

執筆中、友人である彼女から
この本に関して様々な話を聞いていたのですが、
山内さんは、とにかくたくさんの人に会って
「商店街」の話を聞いているのが印象的でした。

また、ただの夢物語にはしたくない、ともおっしゃっていました。
でも、悲しい未来にするのも嫌だと。

さて、山内さんはどんな商店街の未来を書いたのでしょうか。

気になる方は、是非本のページをめくってみてください。

読みたいけれど、忙しくて本を読む時間が…
という方でも大丈夫です!

この物語は、2013年から2022年まで7章にわかれていますので、
本を読む時間の無い方でも章ごとに少しずつ読むことができますよー。

『メガネと放蕩娘』は、
商店街がどのように変わっていくのか
を追っていく楽しみももちろんありましたが、
面白さはそれだけではありません!

テンポのいい会話は心地いいですし、
仕事をする上での男女の感覚の違いには、
「そうそう!」と本に向かって声を出して共感。

読み物としても大変面白かったです。

そうそう、山内さんから
この本に出てくるフリーアナウンサーの
「ミッチー」は、ユッキーをイメージしてみた、
と言われました。(笑)

山内先生〜、ありがとうございます♪♪


yukikotajima 12:11 pm

viva2017 X’masスペシャル

2017年12月3日

昨日の特別番組「viva2017 X’masスペシャル」
をお聞きくださった皆様、ありがとうございました。

今年もナベッチ&田島コンビでお送りしました。

こちらは、打ち合わせ中の私たち。

たくさんのリクエスト&メッセージ、嬉しかったです。

それから、私とナベッチの
超個人的リクエスト合戦にもお付き合いくださり、
本当にありがとう〜!

結果は、今年も!!
私、田島の勝利でした〜。

わーい!

ナベッチ、なんて顔してるんだ。。。(笑)

***

さてさて。

今年もナベッチは、
イタリアンバルViVa富山駅前店
からの電話レポートでスタートでした。

ラジオだけど、サンタの衣装でレポート。(笑)

ビバのイケメンスタッフ、キナリくんにお話を伺いました。

毎年恒例のピザの試食も。

こちらは、冬限定のカニマヨ
富山のベニズワイガニが使われています。

こちらは、私のお気に入り♪
人気のゴルゴンゾーラ&メープル

ViVa(ビバ)は、アパヴィラホテル富山駅前の1階にある
ワンコインで楽しめるイタリアンバルです。

ここで、ビバ情報をおさらい♪

ピザもアルコールも500円!

ワインボトルはなんと1,900円!

大人気の宴会コースもありますよ〜。
7品2時間飲み放題3,480円!
女子会コースは、3時間飲み放題で3,480円です。
3人以上で前日までに予約してね。

また、12月22日(金)〜25日(月)の4日間限定で
クリスマスディナーコース4,500円もあります。
サラダ、前菜、肉料理(サーロインステーキ)、
ピザ、パスタ、ドルチェ、2時間飲み放題付きです。
さらに、スパークリングワインハーフボトルがプレゼントされます♪
ご予約はお早めに〜。

ちなみに、ビバは毎日営業しています。
土日祝日は夜のみ(17時〜)ですが、
平日(月〜金)はランチ営業も。なんと、昼からお酒を飲めちゃいます。
年内は休みなしで営業されるそうですよ。

また、12月28日(木)〜31日(日)の4日間は、
22時〜年越し蕎麦が食べられるんですって。

このお蕎麦は、ビバグループの「蕎麦やまがみ」のものです。
やまがみは、ビバの近くにあるお蕎麦屋さんで
ランチのみ(11時30分〜14時)の営業です。
    
オススメは、白えびのかき揚げ蕎麦+ミニ丼!

ビバと合わせて、蕎麦やまがみにも行ってみてね。

イタリアンバルViVa富山駅前店のサイトは コチラ

◎電話番号:076-441-4577

***

そういえば…

放送中「このあとビバ行っちゃう?」とお話していた私たちですが、
本当に行ってしまいました。(笑)

キナリくんオススメの窯で焼いたイタリアンオムレツ、美味しかった〜♪

具だくさんでとろ〜りチーズも入っていて、
これは人気があるのがわかる!

あなたもぜひ食べてみてね♪

yukikotajima 10:44 am

森へ行きましょう

2017年11月29日

もしあの時、違う選択をしていたら、
どんな人生を送っていたのだろう…

ときっと誰もが一度は考えたことがあると思います。

私もあります。

・大学卒業後、そのまま東京に残っていたら
・結婚して子どもがいたら
・全然違う仕事に就いていたら

なんてことを考えたことが。

もし富山でアナウンサーにならず、
東京で全く別の仕事をしていたら
20代で結婚して今は小学生のママだったかもしれません。

「お母さんは学生時代はアナウンサーになりたかったのよ」
なんて言いながら近所の朗読教室に通っていたかもしれません。

そして、もしアナウンサーになっていたらどんな人生を送っていたのかしら?
なんてことを時々想像していたかもしれません。

***

今日ご紹介する本は、
1966年の同じ日に生まれた二人の女性の物語

川上弘美さんの『森へ行きましょう(日本経済新聞出版社)』

です。

二人とも似たような環境の中で
同じ人に出会って、それぞれ生活を送っています。

でも、二人が生きる場所は違います。

そう。描かれるのはパラレルワールド。
二人が交わることはありません。

一人は、留津さん。
もう一人は、ルツさん。

耳で聞くと同じ「るつ」さんですが、表記は違います。

1966年に生まれたところから
2027年の60歳までの人生が交互に描かれていきます。

一人はずっと独身で、仕事を続けています。
もう一人は結婚し、子どももいます。

二人が出会う人たちは基本的には同じです。
絡み方は違いますが。
出会い方次第では親友にもなるし、
ただの知人で終わることもあります。

女性の大きな分岐点は結婚&出産かなと思いますが、
この二人もやはりそこが分岐点となります。

でも、分岐点はそこだけではありません。
その後の人生にもたくさんの選択肢が待っています。

二本にわかれた道のどちらを選んでも、すぐにまた道は二本にわかれます。
人生が進むにつれて、選択肢がどんどん増えていくのです。

この物語も最初は二人の「るつ」さんだけのお話でしたが、
後半は、他の「るつ」さんたちも登場します。

独身の「るつ」さんにも
一人暮らしではなく、実家暮らしをする「るつ」さんや
不倫をしている「るつ」さんが出てきます。

同じ男性とお付き合いすることになったとしても、
出会いのタイミング次第で全く異なる人生になるのも面白かったです。

若いころに出会えれば、結婚して子どもができる可能性もあります。
せっかく好きになっても、すでに別の人と結婚していれば、
二人の関係は不倫になってしまいます。
また、出会ったのが遅ければ、自分たちの子どもをのぞむことはできません。

***

川上弘美さんの『森へ行きましょう』は、大変面白く興味深い一冊でした。

現実的に考えれば、過去に戻って人生をやり直すことはできないけれど、
この先の人生は自分で選んで進んでいくことができます。

残りの人生は、いくらでも変えられるのです。

「るつ」さんたちの人生を傍観しながら、
私自身の人生についても考えずにはいられませんでした。

目の前だけを見ていると、道は一本しかないように思うけれど、
実際は人生の終わりまで誰にでも道は何本も用意されていて
自分で選んでいくことで人生が作られていくのですよね。

そして、自分次第で道は増やせるものなのかもな、
なんてことをこの本を読んで感じました。

ほんっと面白かった!

実はこの本、500ページを超えています。
長いです。重いです。まるで辞書のようです。
まあ、人の人生を描いてますからね、軽いわけないですよね。(笑)

でも、実際読んでみると一気読みの面白さでした。
自分自身を重ねながら読んでいたからかもしれませんが、
久しぶりに読書に没頭しました。

あなたも「いたかもしれないもう一人の自分」
を想像しながら読んでみてください。

yukikotajima 11:46 am

踊る星座

2017年11月22日

時々、自分の思い通りに行かない日があります。
いや、時々ではないか…。(苦笑)

打ち合わせに行ったら担当者が日時を間違えていていなかったり
買い物に行ったら私が欲しかったものだけ売り切れていたり
一方的に「これしておいて、お願い」というメールが次々に届いたり。
また、仕事が忙しい時に限って、仕事以外の連絡も増えるという不思議。

そうなんです。
たいてい思い通りに行かないときは、誰か他の人が絡んでいます。

あなたにも人に振り回されて一日が終わってしまったこと、ありませんか?

今日ご紹介する本の主人公の女性も
様々な人から振り回され続けています。

***

今日ご紹介する本はこちら

『踊る星座/青山七恵(中央公論新社)』

主人公は、ダンス用品会社のセールスレディです。
ダンス用のドレスや靴などを販売しています。

そんな彼女の長い一日が書かれた連作短編集のような一冊です。

例えば…
・電車の中で某小説を読んでいたら、いきなりその小説の著者に話しかけられ絡まれる。
・タクシーに乗ったら運転手から「一緒に死のう」と言われてしまう。
・見知らぬ女の子から突然「ママになって」と言われる。
・なんとか会社に戻ってきたら弟がいて家族の問題に巻き込まれる。

もうハチャメチャです。

ただでさえ仕事で忙しいのに、仕事以外のところで振り回され、
その上、家族の問題まで生じ…。

主人公の彼女は、次々に珍事件に巻き込まれていくのですが、
こういう時はどうしたらいいの?なんてことは考えずに、
全て受け入れていきます。

ママになってと言われたら「はい」と答え、
「死のう」と言われれば、「そうか、私は死ぬのか」と受け入れます。

たぶん、あまりにも色々なことが起こり過ぎて
深く考えることを頭が放棄してしまっているのかもしれません。

でも、仕事の約束の時間だけはしっかり覚えていて、
遅れないようにしなきゃと、常に時間に追われています。

そんな彼女の長〜い一日が綴られているのですが、とても面白かったです。

思わずぷっと笑ってしまったり、
ついニヤニヤしてしまったりするような面白さが散りばめられていました。

ガハハというよりニヤニヤな感じです。

小説を読まなくても、私も毎日のように人に振り回されているよ…
という方もいるかもしれません。

そんな人こそ、この本を読んでみて下さい。

忙しさの種類も振り回され方も
もちろん人によって異なりますが、
でも、彼女の気持ちは理解できると思います。

私は、彼女の出来事が他人事とは思えませんでした。

正しいのは私とか勧善懲悪とか
そういったわかりやすい物語ではありません。

突拍子もなく様々なことが淡々とおきていきます。
でも、それが面白い。じわじわきます。
このじわじわ面白い感じが、いいんです!

文章のリズムも心地よく、充実の読書時間でした。

yukikotajima 11:54 am

ガールズKEIRIN観戦&美姿勢レッスンツアー

2017年11月19日

18日(土)は、

女性限定!貸切ポートラムで行く!
ガールズKEIRIN観戦&美姿勢レッスンツアー

でした。

ご参加くださった皆さま、
お世話になった皆さま、
ありがとうございました。

ツアーは、まず、富山駅北に集合!
貸切ポートラムに乗って富山競輪場へ。

車内では、地元の競輪選手の谷本奨輝(たにもと・しょうき)選手から
競輪選手になろうと思ったきかっけや
普段の練習、レースについてお話を伺いました。

競輪場に到着後は、
美姿勢・美脚ボディメイクトレーナー寺口雅代さん
通称テラさんによる美姿勢レッスン♪

谷本選手をモデルに正しい姿勢を教えて頂き、
後半は音楽に合わせて体を動かしました。

実は、私、時々、テラさんに
体や顔のゆがみの矯正やほぐしをして頂いているのです。
終わった後は、毎回、スッキリ!
リフレッシュできます。

◎詳しくは コチラ

富山競輪場のマスコットキャラクターのライちゃんも
一緒に美姿勢レッスンを受けていました。
私たち、美しくなったかしら?(笑)

体が温まったところで、外へ出てガールズ競輪を観戦!
かなりの迫力&スピードに参加者の皆さんも興奮されていました。

その後は、再びお部屋でランチ♪

バクハウスのランチボックスは、
野菜たっぷり&具沢山でおいしかった〜♪
食後のガトーショコラも大好評でした。

◎バクハウスのサイトは コチラ

お腹が満たされた後は、
競輪ティーチャー“いくおちゃん”による競輪レッスン。
いくおちゃんの解説は、大変わかりやすくて勉強になりました。

競輪の見方、車券の買い方などを教えて頂き、
参加者の皆さんも実際に車券を購入。

なんといきなり万車券を当てた方も。
わーお!おめでとうございます〜。うらやましい!!(笑)

競輪観戦&予想の合間に
固定された自転車に乗ってタイムを競う
サイクルストリートゲームも行いました。

自転車から降りた皆さんは、
足がガクガク〜!と言いながらも(笑)
満たされたお顔をされていました。

***

今回のツアーは、美姿勢レッスンや美味しいランチの他、
競輪選手のお話を聞いたり
生で競輪のレースを見たり
自転車に乗って選手体験をしたりと
様々な角度から競輪に触れて頂いた一日となりました。
あらためてご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

◎ツアー終了後に、テラさん、谷本選手、いくおちゃんと記念撮影♪

富山競輪場は、冬は雪のためレースは行われません。
今シーズン最後のレースは、11月29日(水)〜12月1日(金)です。
是非また富山競輪場へ行ってみてくださいね♪

◎ドリームスタジアムとやま富山競輪場のHPは コチラ

yukikotajima 11:00 am

嘘みたいな本当の話

2017年11月16日

こちらは、今日のgraceのオープニングでご紹介した本です。

『嘘みたいな本当の話』です。

これは、アメリカの『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』の日本版です。
「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」は、
ラジオに送っていただいたショート・ストーリーを
アメリカの作家ポール・オースターが朗読する、というものです。
ショート・ストーリーは、作家さんたちではなく普通の人々が書いたものです。

私も日々、リスナーの皆さんから様々なメッセージを頂いていますので、
ラジオがきっかけのものなら読んでみたい!と思い、読んでみました。

日本版の『嘘みたいな本当の話』もアメリカ版と同じく
あくまでも普通の人々に起こった出来事が書かれたています。

例えば
・戻ってくるはずがないのに、戻ってきたものの話
・あとからぞっとした話
・そっくりな人の話
・ばったり会った話
・予知した話
などがあります。

思わず「ははは」と笑ってしまうものものあれば
「こわっ!」と思えるようなものまで様々で、
あっという間に一冊読んでしまいました。

作り話ではなく、どれも普通の人々の本当の話というのがいいのです。

そして、私も自分の人生を振り返って、
嘘みたいな本当の話があるかしらと考えたところ、
ひとつ思い出しました。

ある日、今は亡き祖父が夢に出てきました。
私の祖父は、とても穏やかで、いつもニコニコしていたのですが、
その夢の中では、祖父は怖い顔で私に怒鳴ってきたのです。
あまりにも怖くて飛び起きたら、寝坊していました。
なんとか無事遅刻せずにすんだのですが、
間違いなくおじいちゃんのおかげだと思いました。
おじいちゃん、ありがとう!と天国の祖父に心から感謝しました。

作り話っぽいですが、本当の話です。

今日のgraceには、ラジオをお聞きの皆さんからも
たくさんの「嘘みたいな本当の話」が届きました。
ありがとうございます!
偶然の再会や偶然の共通点など、どれも面白かったな。

また思い出したり、まさにびっくりな出来事が起きたりした時は、
grace宛にメッセージをお寄せくださいね♪

嘘みたいな本当の話、いつでもお待ちしています!

yukikotajima 5:57 pm

たゆたえども沈まず

2017年11月15日

富山県高岡市出身の 林忠正(はやし・ただまさ) という人物をご存知ですか?

彼は今から約130年前にパリで日本の浮世絵を売りさばいていた画商です。

ちょうどその頃、パリでは日本美術ブームが起こっており、
浮世絵が大ヒットしていました。
当時の画家たちの中には、浮世絵から影響を受けている人もいました。
たとえば、マネ、モネ、ドガ、ピサロ、ルノワールなどです。

ゴッホもその一人です。

今ではゴッホの名は世界中の人に知られていますが、
当時は全く売れない画家でした。

そんな彼をサポートしていたのが、弟のテオです。
テオはパリで画商をしながら兄を献身的に支えていました。

そんな彼らのことが書かれた小説が先月発売されました。

アート小説と言ったらこの方!

原田マハさんの『たゆたえども沈まず(幻冬舎)』です。

詳しくは、今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜)
で紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介頂きます。

◎奥野さんの紹介文は コチラ

私も作品を読みましたので、軽くご紹介しますね。

物語は、ゴッホ兄弟と林忠正の交流が描かれています。
でも、実際、彼らが出会ったという文献は残っていないのだそうです。

とは言うものの、ゴッホは日本に憧れていて、
林はパリで日本美術を販売していたわけですから、
出会っていてもおかしくありません。

そこで、原田さんは小説の中で彼らを出会わせ交流させました。
また、林の助手の重吉(じゅうきち)も架空の人物として登場させています。

物語は、この重吉とゴッホの弟テオの目線と
このふたりの交流を軸に進んでいきます。

ですから実際にはゴッホや林の心のうちというのはわかりません。
あくまでも重吉とテオを通して描かれています。

私はこの物語を読むまで
100年以上前にフランスで活躍していた日本人がいたということを
恥ずかしながら知りませんでした。

富山の皆さんはご存じでしたか?

『たゆたえども沈まず』は史実がベースのフィクションです。
でも、この物語を読んでいると、
もしかしたら本当に林とゴッホには交流があったかもな、
と思えてワクワクしてきます。

また、この本を読むとゴッホの絵が見たくなるのですが、
なんと本の帯に「ゴッホ展」の割引引換券がついています。(笑)

ちょうど今、東京都美術館では
「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」が行われているのです。
来年1月8日までの開催です。

また、ゴッホの映画「ゴッホ最期の手紙」も上映中です。
富山ではJMAX THEATERとやまで見られます。

本と合わせて、この秋は徹底的にゴッホを堪能してみるのもいいかもしれませんね。

私は、まずは近々映画を見に行こうと思います!

yukikotajima 11:32 am

ふたご

2017年11月8日

藤崎彩織(ふじさき・さおり)さんという作家さんをご存知ですか?

初めて聞く名前だなあ、という方もいらっしゃるかもしれません。
実はいま、彼女の初の小説が大人気なのだとか。
先日、紀伊國屋書店富山店に行ったとき、
書店員さんも「よく売れています」とおっしゃっていました。

もうひとつ質問です。
SEKAI NO OWARIはご存知ですか?

セカオワなら知っている!という方も多いのでは?
そうです。あの、ピエロが印象的な人気バンドです。
藤崎彩織さんは、セカオワでピアノ演奏とライブ演出を担当している
バンドの紅一点のSaoriさんのことです。

今日ご紹介するのは、
彼女が5年間かけて書いた小説 『ふたご(文藝春秋)』 です。

私は本に対する知識を入れないまま読み始めたのですが、
すぐに、これは、セカオワのボーカルのFukaseさんとSaoriさんの物語なのかも、と思いました。

実際のところは、事実をそのまま書いているのではなく、
セカオワ誕生の出来事がベースになった「小説」なんだそうです。
たしかに登場人物の名前は違います。
と言いつつも、限りなくセカオワの物語なのだと思いますが。

***

簡単にストーリーをご紹介しましょう。

主人公は、ピアノだけが友達の孤独な中学生の夏子、なっちゃんです。

そんなひとりぼっちの夏子にできた友達が、
不良っぽく見えるけれども人一倍感受性の強い
月島という、ひとつ年上の男性です。

彼は自分たちのことを「ふたごのようだと思っている」と言います。
そして、いつも滅茶苦茶な行動で夏子を困らせています。

夏子は彼に振り回されて頭にきつつも、彼のことが好きなんですね。
結局、誘われるまま彼のバンドに入ることになります。

そして、まずはバンドをする場所を作ろう!と、
ある地下の部屋を借りて自分たちでライブハウスを作ることになります…。

***

恋愛にバンドという言葉が並ぶと爽やかな青春物語のようですが、
決してハッピーなことばかりではありません。

夏子は彼のせいで、ずっと葛藤しています。
小説には、そんな彼女の心のうちが包み隠さず表現されています。

不器用な彼女の気持ちがよくわかる!
という女性の読者、結構いるような気がするなあ。

ちなみに私もそんな一人です。
たぶん、かわいげが足りないのだと思います。なっちゃんも私も。(笑)

先日もある知人の男性から、
女性には「姫タイプ」もいれば「武士タイプ」もいるけど
田島は間違いなく「武士タイプ」だね、と言われ、
確かにそうだなと納得しつつも
できれば「姫」になりたかったなー。
なぜ私は「姫」になれなかったんだ!
何が違うんだ?
なんてことを思ったばかりだったのですが(笑)、
この主人公の夏子も間違いなく
本当は「姫」になりたい「武士タイプ」だと思いました。

『ふたご』には、そんな彼女の不器用な恋愛の他、
バンド誕生の過程も描かれています。

バンドがどのようにできていくのかも興味深く読めました。

この本は、10代、20代の皆さんだけでなく、
最近、「今どきの若者は…」ということを言い始めた方にこそ
読んでいただきたい1冊かも。

自分にもこんな時代があったな、
と思い出してみるのも悪くないと思います。

私もたくさん懐かしい感情が蘇ってきました。
そして思い出しました。
私もなっちゃんのように、ずっと悩んでいたなあって。(笑)
懐かしいひりひりとした痛みを感じました。

そうそう。
この本、終わり方がいいんです!
どういいのかは、ぜひ読んで感じていただきたいのですが、
私は、本を閉じた瞬間、私の瞳は20代のあの頃と同じ輝きを放っていたと思います。

yukikotajima 12:00 pm

一汁一菜でよいという提案

2017年11月2日

毎日ご飯を作っている皆さんは、
いつも何品作っていますか?

毎日の献立を考えるのは本当に大変ですよね。

でも、「一汁一菜」ならどうですか?
ご飯とお味噌汁と漬物だけ。
それならどうにかなりそうですか?

私は料理を作るのが正直あまり好きではないのですが、
そんな私でもこれならどうにかなります。
というか、すでに実践しているのですが、どうにかなっています。
しかも満足度も高いです!

なぜ私が「一汁一菜」生活を始めたのかというと、この本を読んだから。

『一汁一菜でよいという提案/土井善晴(グラフィック社)』

この本の最初の一行で心をつかまれました。

「この本は、お料理を作るのがたいへんと感じている人に読んで欲しいのです」

どうですか?

私は、この一行を読んで買いました。

この本の表紙の白は「お米」、文字の緑は「菜」、茶色の帯は「味噌」の色なのだとか。
面白いですね。

著者の土井善晴さんは、テレビ番組「きょうの料理」でもおなじみの料理研究家です。

そんな土井さんが、日本古来の「一汁一菜」を通して
現代日本の食文化の見直しを提言しています。

一汁一菜というのは、ご飯と具沢山の味噌汁と漬物のこと。

お味噌汁の具は、なんでもいいそうです。
それこそ、前の日の残りのから揚げを野菜と煮込んで味噌汁にしてもOKだし、
パンと合わせてもいいのだとか。

なんて自由!

でも、なるべく季節の素材を使うのがいいそうですよ。それもできる限り地元のものを。

この本には、一汁一菜の具体的な実践法をのほか、
家庭料理の役割や食文化の変遷についても書かれています。

この本を読んでよかった!

きっと毎日の献立に悩んでいる方には救いの一冊になると思います。
あた、普段料理をしない方にも読んでいただきたいな。

奥さまが料理を作っているのであれば、
奥さまだけじゃなく、ご主人こそ読んでほしい。
知らなければ「なんでおかずが漬物だけなんだ!!」と怒り出しそうですからね。

是非、ご夫婦でお読みください♪

それこそ、これから寒くなる時期は、
具がたっぷり入ったお味噌汁は体もあたたまりそうですね。

yukikotajima 12:39 pm

おすすめの短編集

2017年10月28日

今日の ネッツカフェドライヴィン のテーマは

「読書の秋」

でした。

本好きの一人としては、もっとたくさんの方に本を読んでいただきたい!
と思うものの、読書は苦手、忙しくて本を読む時間がないという声もよく聞きます。

そんな方たちにオススメなのは 「短編集」 です。

読書ビギナーの方へイチオシは、
若手ショートショート作家、 田丸雅智(たまる・まさとも)さん の短編集です。
ほとんどの作品が1話5分で読めます!

◎田丸さんの公式サイトは コチラ

***

そのほか、私が最近読んだ短編集を3冊ご紹介しました。

まず、1冊目は 『走る?(文春文庫)』 というRUN小説です。

明日の富山マラソンに合わせて選んでみました。
「走る」をテーマに14人の作家さんたちが書いた短編が収録されています。

例えば…

「パン、買ってこい/中田永一(なかた・えいいち)」

ある男子高校生が、クラスの不良から昼休みに
「パンを買ってこい」と言われます。
それも「5分以内に買え」と。

購買で買ってから不良のいる体育館にパンを届けるには
走らないと間に合わないため彼は全力疾走します。

結局、彼は毎日不良にパンを届けることになるのですが、
どうしたら早く届けられるか、
また、どんなパンを選ぶのが正解なのかを研究し始め…

という物語です。

最初はイジメの話?と思いましたが、
読んだ後の気持ちは爽快でした。

彼はこのあとどうなるのか?
この続きは是非本を読んでみて下さい。

走ることが大好きな方も最近走り始めた方も
走ってみたいけれど走るのは苦手という方も
「走る」ことに興味がある方でしたらどなたでも楽しめると思います!

***

2冊目は、 『猫が見ていた(文春文庫)』 。

こちらは、湊かなえさん、北村薫さんといった7人の人気作家たちが
猫への愛を込めて書いた猫小説です。

私が好きなのは、作家の家の庭に住みいてしまった野良猫の話 「マロンの話」 
湊かなえさんの作品です。
こちらは、夏目漱石の『吾輩は猫である』のように主人公は猫です。
物語は「ボクはミル」から始まります。
湊さんの作品ですが、読後はあたたかいです。(笑)

猫好きの方は是非♪

***

3冊目は、原田マハさんの短編集 『あなたは、誰かの大切な人(講談社文庫)』 。

本の帯には「疲れた心に必ず効く、読む特効薬」とあります。
この本に登場する主人公は、全員大人の女性。しかも独身です。

原田さんらしい優しさを感じるあたたかい短編集でした。

そうそう、この短編集には、
以前読んだ原田さんの短編集 『さいはての彼女』 に登場した
旅好きの女性二人の別の物語があり、そういう意味でも楽しめました。

『さいはての彼女』は、旅気分を味わえる一冊です。
旅のお供にもいいかも♪

***

色々ご紹介しましたが、
なかなか本を読む時間が取れない方や
長時間読書をするのはしんどい方に
「短編集」はオススメです。

私も好きでよく読んでいます。
忙しい時でも読書欲を満たしてくれますし。
知らない作家さんに出会えるのも短編集の魅力の一つです。

あなたもこの秋は、なにか一冊短編集を読んでみては?

yukikotajima 12:00 pm

失恋バスは謎だらけ

2017年10月25日

そろそろ紅葉の季節ですが、
この秋はバスツアーに参加して紅葉の名所に行く予定♪
という方もいらっしゃるかもしれません。

このバスツアー、今は色々なツアーがありますよね。

例えば、行先のわからないミステリーツアーや
最近では婚活バスツアーなどもあります。

もし、こんなバスツアーがあったら参加してみたいですか?

「失恋バスツアー」

今日ご紹介する本は、

『失恋バスは謎だらけ/森沢明夫(双葉社)』

です。

このツアーは、とある旅行会社が企画したツアーです。

失恋バスツアーというと、
美しい景色を見たり美味しいものを食べたりして元気になろう!
というツアーを想像してしまいそうですが、
そうではありません。

最後は元気になっていただきたい!というところは同じですが、
失恋した参加者たちにどん底まで落ち込んで頂くというツアーなのです。

バスの中では失恋ソングが流れ続けますし、
食事はわびしく、宿泊場所はひなびた旅館。
観光地はどこも寂しいとろこばかり…
と悲しい気持ちになれる要素が満載です。

実際、廃校に泊まったり、ご飯は卵かけごはんだけだったり、
つぶれた遊園地に行ったりしています。

今回のツアー参加者は9名。
いつもは女性たちが多いのに、
今回は男性、しかもおじさんたちが多く、
女性も見た目からしていつもよりキャラが濃そうな人ばかりが参加しています。

声がでかく元気いっぱいの金髪ハーフ美女、
自称パンクロッカー、自称霊媒師、
常に上から目線の発言をする謎の中国人社長、
お嬢様女子大に通う20歳の女性、フリーターなど。
年齢は20歳から73歳まで。
職業も年齢もみんなバラバラです。

そしてこのツアーの添乗員の男性も実は失恋直後なのです。
ふられた相手はカウンセラーとして同じく添乗している女性です。

物語は基本的にはこの失恋したばかりの男性添乗員の視点で進んでいきます。

今回のツアーは、参加者がとにかく濃い上に
なぜかハプニングが次々に起き、
その上、別れたばかりの元カノのカウンセラーはツレない態度。
さらに、会社がつぶれるかも?という話まで出てくるなど、
添乗員の彼には困ったことが起き続けます。

そんな中、徐々にツアー参加者たちの悩みも明らかになっていきます。
そもそも「失恋バスツアー」ですからね。
ハッピーな気持ちで参加している人はいません。

ツアーは4泊5日。
この5日間でこのバスに乗った参加者+添乗員たちスタッフはどう変わるのか?
そして、無事、失恋の傷は癒えるのか?

この続きは、是非「失恋バス」に乗車してみて下さい♪

ツアー料金は、たったの1,700円+税です。
本のページをめくれば、いつでもどこでもツアーに参加できます。
本を読んでいるうちに、きっとツアー参加者の一人の気分になってくると思います。

泣いて笑って、本当に濃い時間でした。

また、映像がわきやすい作品でしたので、
読書と映画と旅を同時に味わっているようでもありました。

この作品もいつか映像化されそうだなあ。
BSあたりで連続ドラマ化されそうな予感がする。(笑)

ノリは軽いタッチだけど、人間の描き方は丁寧な、いい物語でした。

あ、そうそう!
著者の森沢さんは、富山も舞台になった
高倉健さん主演の映画『あなたへ』を書かれた方なんですよー。

yukikotajima 12:03 pm

その調理、9割の栄養捨てます!

2017年10月18日

きのこの美味しい季節ですが、
私、これからはきのこは冷凍してから食べることにします。

だって、冷凍することで
おいしさも栄養価も3倍になるんですよ!

また、小松菜は冷凍すると味も栄養も60%アップするんですって。

ほかにも、納豆は70度で酵素が死滅してしまうので、
あつあつご飯に納豆はダメ!

な〜んてことが、この本に書かれていました。

『その調理、9割の栄養捨ててます!(世界文化社)』

毎日しっかり食べているつもりでも、
実は栄養が取れていないかもしれないのだとか。

私たちの食べ方がどう間違っているのかが、
この本に書かれていますので、気になる方は是非読んでみて下さい。

また、今日のキノコレ(grace内コーナー13時35分頃オンエアー)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんからもご紹介いただきますので、
今日のラジオも聞いてくださいね!

 奥野さんの推薦文は コチラ

yukikotajima 11:06 am

明日14日はネッツカフェの公開生放送!来てね♪

2017年10月13日

明日14日(土)は、ネッツトヨタ富山 富山南店から

特別番組『 ネッツ富山プレゼンツ・ネッツカフェ・オータム』

を公開生放送でお送りします!

時間は午前11時〜11時55分です。

富山南店はちょうど1年前にリニューアルし、
とても素敵なお店になりました。

◎1年前のネッツカフェの様子は コチラ

まるで都会のカフェのような雰囲気です。

「五感でくつろいで頂きたい」と思ってリニューアルされたそうですよ。

実際、とってもリラ〜ックスできます。

ぜひくつろぎにネッツトヨタ富山南店にお越しください♪

メッセージテーマも「リラックス」です。

メッセージもお待ちしています!

また、この日は、お店がまさにカフェ空間になります。
お越しいただいた皆様にはお飲物とスイーツが振る舞われます。
無料です!

カフェ気分を味わいながらラジオの公開生放送をお楽しみください。

◎ネッツカフェ・オータムの詳細は コチラ

◎ネッツトヨタ富山 富山南店の詳細は コチラ

また、14日限定の「ラッキーナンバープレゼントキャンペーン」もあります。
カーナンバーに 8 と 9 両方の数字 が入っている方に 
エンジンオイル無料交換券 がプレゼントされます。

こちらは、ネッツトヨタ富山全店のキャンペーンです。

また、富山南店オリジナルのイベントも盛りだくさん!

・オリジナルエコバッグ作り

・野菜のつめ放題

・素敵なプレゼントが当たるビンゴ大会!(※放送終了後におこないます)

しかも、これらはすべて 無料 なんですよー!!

無料でこんなに楽しめちゃうなんて嬉しすぎますよね!

『ネッツカフェ・オータム】の公開生放送は、
明日14日(土)の11時から
富山市上野のネッツトヨタ富山 富山南店からお届けします。
このブログをお読みの皆さんも気軽にお越しくださいね。
お待ちしていますー!

yukikotajima 3:19 pm

ハリーズ富山

2017年10月12日

先週の金曜日10月6日に富山第一ホテルに

モルトウイスキーバー「ハリーズ富山」

がオープンしました。

おめでとうございます!

***

場所は、ホテル1階のカフェ&バー「ボルベール」があったところです。

スコッチを中心としたウイスキーの種類はなんと100種類以上!

砺波にある、北陸で唯一のウイスキー蒸留所
「三朗丸(さぶろうまる)蒸留所」のウイスキーをはじめ、
世界の様々なウイスキーを楽しむことができます。

と言っても。。。
私、田島はウイスキーの知識が全くありません。

そんな私でも楽しめるかしら?
と思ったのですが、心配ありませんでした。

バーテンダーさんに希望を伝えれば、
オススメのウイスキーを用意してくださるのです!

ちなみに私は「飲みやすいタイプで面白いウイスキー」という
なんとも矛盾したリクエストをしたところ、
おすすめしていただいたのが、こちら。

「ブルックラディ ザ・クラシック・ラディ」

エメラルドグリーンのボトルがオシャレなウイスキーです。
そのままお部屋に飾りたい!と思ったほど素敵なボトルでした。
味も飲みやすく美味しかったです♪

お料理も富山の食材にこだわったものが楽しめます。

例えば「富山の猪のリエット」「射水の桜鱒のスモーク」など。

また、金沢市のパティスリー「パティスリーオフク」が
富山のウイスキー「サンシャインプレミアム」を使って作った
オリジナルショコラ「ショコラサンシャインプレミアムが美味しかったー!

大人味で甘すぎず、口の中でウイスキーの上品な香りが広がっていき、
しあわせな気分になりました。

それから、ハリーズ富山はモルトウイスキーバーですが、
ウイスキー以外のビールやカクテル、ソフトドリンクもありますし、
ホテル内のバーでありながら、路地からの出入りも可能ですので、
気軽に利用することができます。

カウンターの他、個室もありますので、
ひとりでふらりと入っても大勢でもゆっくり楽しめますよー。

***

ハリーズ富山では、10月31日(火)まで お得なオープン記念企画 を行っています。

・モルト飲み比べ3種セット 1,000円

・ウイスキーのためのアペタイザー5種盛特製ワンプレート 1,000円

などの特別価格メニューがありますので、この機会にぜひご利用になってみてください♪

モルトウイスキーバー「ハリーズ富山」のHPは コチラ

電話番号 076・442・4052(直通)

yukikotajima 12:07 pm

バック・ステージ

2017年10月11日

仕事をしていると、
自分のミスを人のせいにしたり
逆ギレしたりする人に時々出会います。

このブログをお読みのあなたも
仕事をしていて理不尽だなと感じたこと、ありませんか?

私は逆ギレしている人を冷めた目で見ながら、
心の中で「いつか痛い目にあいますように」と何度思ったことか。(笑)

私も性格悪いですね…。ハハハ〜。

今回読んだ本にもまさにそんな男が出てきました。
営業成績はいいものの、理不尽な説教を部下にし続ける嫌な男です。

読んでいて本当にイライラしました。(笑)

***

今日ご紹介するのは、そんなパワハラ上司の不正の証拠を見つけることになった
2人の男女の物語から始まる小説です。

『バック・ステージ/芦沢央(あしざわ・よう)(角川書店)』

でも、すべてがこの2人の物語で構成されているわけでなく、
この2人の周辺で、ある4つの物語が同時に進行していくという連作短編集です。

例えば、どんな人が登場するのとかというと

・なかなか友達が作れずにいる息子のことを心配するママ

・好きな女性にふられた男子大学生

・人気演出家の舞台に抜擢されたのに
 本番直前に「舞台に出るな」という脅迫状を受け取ってしまった新人俳優
 
・認知症の兆候が表れた大女優を長年支えているマネージャー

といったそれぞれ全く関わりの無い人たちの物語が描かれています。
そして、それぞれの物語に最初の男女2人が偶然繋がっていきます。

果たして、物語はどこに向かっていくのでしょうか?

***

ここまでの紹介では、あまりにもバラバラ過ぎて
何が面白いの?と思われてしまいそうですが、
このバラバラな物語が面白いように繋がっていくのです。

もちろん、最初に登場したパワハラ上司も忘れられていません!(笑)

後半は、とある舞台の本番がそのまま描かれているので、
舞台の緊張感も加わり、よりスリリングな展開になっていきます。

そして、最後まで読んで、ああ、面白かった!と思うのですが、
それで終わらない遊び心がこの本にはあります。

なんと本のカバーをめくると「お楽しみ掌編」が特別に収録されているのです。

この最後の物語がとてもいい!

もちろん本編で完結しているのだけど、
この短い物語あることで、ニヤニヤ度が増します。

「お楽しみ掌編」はカバーの裏にありますので、
忘れないように気を付けてくださいね。

***

この本は面白かったのはもちろん、大切なことにも気付かされました。
人は知らないうちにたくさんの「勘違い」をしているものなんだな、と。

例えば、この人は私のことが嫌いに違いない!と思っているのは自分だけで、
実際は相手は何も考えていなかったりする、というような。

どうでしょう?
あなた自身、自分の思い込みで悩みを大きくしてしまっていませんか?

物事を大事(おおごと)にしてしまっているのは自分自身なのかも。

***

表紙を見る限り軽〜い物語のように見えますが、内容は濃いです。
様々な登場人物がいますし、老若男女、誰もが楽しめるはずです。
秋の夜長に是非読んでみてください♪

yukikotajima 11:56 am

ナラタージュ

2017年10月4日

今週末、10月7日(土)に富山で撮影された映画『ナラタージュ』が公開されます。

●映画の公式サイトは コチラ

この映画は、島本理生(しまもと・りお)さんの恋愛小説を映画化したものです。

高校教師と生徒として出会った二人が、
時が経ち再会したあと、恋に落ちる…というものです。

高校教師の葉山先生を松本潤さん。
生徒の工藤泉を有村架純さん、
また、泉を思う大学生・小野礼二を坂口健太郎さんが演じています。

そして、この映画のメガホンをとったのが、行定勲(ゆきさだ・いさお)さんです。

今日のgraceでは、行定監督のインタビューをお届けします。
15時からの放送です。どうぞお楽しみに!

私は、ひとあし早く映画を見てきました。
また原作も読んでいるのですが、
この作品に関しては、原作を読んでから映画を見るのがいいかも。

ちなみに内容はすこ〜し違います。
ラストも異なります。

原作の終わり方もいいけれど、
私は映画のラストのほうが好きかな。

ネタバレになりますので、
私がラストでどう感じたか言えないのがもどかしいー!

とにかくとてもいいラストでした。

ああ、言いたい。(笑)

yukikotajima 12:29 pm

院長選挙

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜

紀伊國屋書店富山店の奥野さんから

久坂部羊(くさかべよう)さんの『院長選挙』をご紹介いただきます。

 奥野さんの紹介文は コチラ

私もこの本を読みました。

本のタイトル通り、お医者様たちの物語です。
超エリート大学病院で開かれる院長選挙の候補者4人の副院長たち
による戦いが描かれています。

この4人は、それぞれ仕事はできますが、性格が最悪です。

他の科の悪口を言い始めたら止まりません。
全員が自分が一番だと思い、周りを下に見ています。
とにかく傲慢!

ちなみに著者の久坂部さんは、現役のお医者様なんだとか。
だからあんなにリアルな悪口が出てくるかと納得。
もしかしてこの本を書きながら一番ストレス発散していたのは、
久坂部さんだったりして!?

ほぼ人の悪口だけで構成されているこの物語ですが、
一度だけ4人がそれぞれを褒め合います。
まあ、褒め合いつつも言い方を変えれば結局は悪口なのですけどね。

言い方ひとつでこんなにも変わるものなのかと笑ってしまいました。

普通は、むかつくと思っても実際言えない、
いや、言わないのが大人ですが、
この本に出てくるお医者様たちは思ったままを口にします。、

そういう意味ではストレス発散になります。
ああ、私もこれくらい言ってしまいたい!!!と。

この本を読みながら笑っている私も性格悪いなあと思えてきますが、
でも、そんな時間も必要なのかも。(笑)

言えずにいる不平不満がたまりにたまっている皆さん、
ぜひこの本のページをめくってみて下さい。

ただし、読み終えた後、自分も強くなった気がして
彼らと同じような態度をとったら間違いなく嫌われますのでご注意ください。(笑)

yukikotajima 12:19 pm

騙し絵の牙

2017年9月27日

小説は漫画や映像のように絵や写真が無いので、
小説を読む時は、登場人物の容姿を読者一人一人が勝手に想像して
物語のイメージを広げていきますよね?

ですから、実際に映像化されたときに、
自分のイメージ通りのこともあれば、
イメージと異なり、うーん、なんか違う…とがっかりすることもあります。

でも、この本に関しては、主人公の顔や声は全員が同じ人を想像するはずです。

その本とは、

『騙し絵の牙/塩田武士(株式会社KADOKAWA)』

です。

本の表紙は、スーツを着て後ろを振り返る大泉洋さんの写真です。

そう。この小説の主人公は、俳優の大泉洋さんを「あてがき」したものなのです。

また、ページをめくっていきますと、
ストーリーにあった大泉さんの写真が何枚も出てきますので、
小説を読みながら、まるでドラマや映画を見ている錯覚に陥ります。

といっても大泉さん以外の人物は読者一人一人のイメージになりますが。

大泉さんが演じているのは、大手出版社で雑誌編集長を務める速水(はやみ)です。
いや、演じていないな、実際には。
でも、私の脳内では演じているのです。(笑)

この速水は、誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力的な男性です。

とにかく明るく面白い。そして、かしこい。
おじさんたちの嫌味な発言にもユーモアを交えて返したり、
空気の悪くなった会議も一瞬で笑いのある空間に変えたりと
彼がいるだけで、ほとんどの物事が穏やかに解決していきます。

例えば、ある大物作家さんに文章を依頼したものの、出来が悪かったとします。

オブラートに包まずに言えば
「これではだめです。書き直してください」となるところを、
速水は、
「初稿も面白かったけど、これ以外の設定も読んでみたい。
 先生のように打てば響く方ですと、私も欲張ってしまうのです」
と言うのです。
もし私がこの作家だったら、嫌な気持ちはしません。
それどころか、そうか、では別の設定でも書いてみようかな、
と逆にやる気が湧いてきます。

こんな上司がいたら、私は間違いなくついていきます。
また、人としてはもちろん、男性としても好きになってしまいそうです。(笑)

でも、仕事ができるからと言っても
何もかもがスムーズに進んでいくわけではありません。

ある日、上司から自身の雑誌の廃刊を匂わされてしまいます。
そして、速水は組織に翻弄されていくことになります。。。

果たして、速水が編集長をつとめる雑誌はどうなってしまうのしょうか?

***

小説『騙し絵の牙』、大変面白かったです!

大泉洋さんの顔だけでなく
著者の塩田さんの文章が映像的なので、
物語が鮮やかに頭に浮かんできて
物語を読みながらも映像作品を見ている気分でした。

ちなみに、塩田さんは、もと新聞記者なのだとか。
この小説にも徹底的に調べつくしているからこそのリアルな空気感がありました。

また、会話の内容やテンポもウイットに富んでいて
読んでいて何度もニヤリとしてしまいました。
ああ、なんて頭のいい人たちの会話なの!
と読みながらストレス発散になったほどです。(笑)

さらに、出版業界の裏側が包み隠さず描かれているのも面白かったです。
実際、廃刊に追い込まれている雑誌も多いそうです。残念ながら。
でも、私は今でも雑誌も小説も買っていますし、
本屋さんという場所も好きです。
ですから、これからもずっと出版業界には頑張っていただきたいと心から思います。

ネットの普及で誰でも簡単に情報を発信したり
無料で情報を得たりすることができる世の中ですが、
だからこそ、私は、よりプロの作品を選ぶようになりました。

読み物に関しては圧倒的にプロのほうが面白いですしね。

同じものを見ていても同じことを感じても
プロが表現するのと素人が表現するのでは全然違いますし。

自分の言いたいことをぴたりとくる言葉を選んで表現する。
その表現力の豊かさは、やはりプロにはかないません。

でも、これ、すべての業界に言えますよね?

趣味とプロの違いや、プロのプライドなど
そういったことも頭に浮かび、
私も「プロ」の仕事をしていきたいと思いました。

ほんっと面白い本だった!

yukikotajima 11:44 am

彼女の人生は間違いじゃない

2017年9月20日

今日のgraceでは
15時から映画『彼女の人生は間違いじゃない』
主役の金沢みゆきを演じた女優の瀧内公美さんのインタビューをお届けします。

瀧内さんは、なんと富山出身なんです!

 

瀧内さんは、映画で見る限り
大人っぽいキレイなお姉さんに見えましたが、
実際の瀧内さんは、とにかくよく笑う
笑顔がキュートなかわいい女性でした。

また、よく喋る!(笑)
映画では、それほど喋る役ではなかっただけに、
こんなに喋る方だったのか、とびっくりしつつも
たくさん喋って頂いて嬉しかったです。

おかげでインタビューはかなり長くなってしまいました。(笑)

せっかくなので、今日はノー編集でそのままオンエアーします!

放送は、今日20日の15時からです。

ぜひお聞き下さい♪

●映画の公式サイトは コチラ

映画『彼女の人生は間違いじゃない』は、
富山ではジェイマックスシアターで
今週末9月23日(土)から上映されます。

映画は震災後の福島が描かれています。
福島で暮らす人々が今どんな気持ちでいるのか、
正直、私はわかっていませんでした。

市役所の職員に大学生の女性が
卒論のテーマにしたいと震災のことを根掘り葉掘り聞くシーンがあるのですが、
良かれと思ってやっていることが人を傷つけることもあるのですよね。

人の気持ちに寄り添っているようでいて
実は自分のことしか考えていない。

ドキリとしました。

この映画からは、たくさんのことを気付かされました。
私はなんて無知で世界が狭かったのかと。

まるでドキュメンタリーのようなリアルな空気感の作品でした。

見てよかった。

あなたも是非ご覧ください。

●ジェイマックスシアターのサイトは コチラ

映画を観た後に原作も買って読んでみました。

私は映画を見たあとに原作を読む方が好きですが、
この作品は、原作を先に読んでもいいかも。

ちなみにストーリーはちょっと違います。

そして映画のほうがより深さがあるように感じました。

yukikotajima 11:55 am