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6月23日(日)に第2回KEIRIN女子会を開催します!

2019年6月14日

こんにちは、田島悠紀子です。

6月23日(日)に富山競輪場で
「第2回KEIRIN女子会 in TOYAMA(お弁当編)」
が開催されます。

MCは今回も私、田島悠紀子です。
 
4月に続いて2回目の女子会です。

◎前回の女子会のレポートは コチラ

KEIRIN女子会では競輪観戦や地元選手のトークショーなど、
様々な角度から競輪の魅力に触れることができます。

また、競輪教室もありますので競輪初心者の方でもOK!

今回の女子会のゲストは、
地元富山の松崎貴久選手と竹澤浩司選手です。
さわやかで気さくなお二人です。
イケメン選手と共に楽しい時間を過ごしましょう。

◎選手情報は コチラ

また、今回は、ワークショップ 
「お※食堂のカラダもココロもよろこぶお弁当教室」
も行われます。

カラフルで、味覚はもちろん視覚からも楽しめるお弁当「のり弁」の作り方を
舟橋村の『お※食堂』のオーナー中野小百合さんが紹介してくださいます。
(参加者の皆さんがお弁当を作るわけではありません)

参加費は、『お※食堂』のランチボックスに飲み放題のドリンクが付いて
お一人1,500円です。

それから!
女子会という名前がついていますが、
男性も女性と一緒なら参加できますよー。
ご夫婦、お友達同士、親子でぜひご参加くださいね。

また、女性はお一人での参加もOKです。

ぜひお気軽にご参加くださいね。

締め切りは、6月21日(金)18:00まで!
先着順ですので、お早めに〜。
 
◎詳細&申込は コチラ

yukikotajima 4:13 pm

あなたの右手は蜂蜜の香り

2019年6月12日

あなたは「思い込み」をよくするほうですか?

私は仕事上、「思い込み」をしないように心がけています。
というのもミスのほとんどは、この「思い込み」が原因であることが多いからです。

あなたも「私は○○だと思っていたのですが…」
なんて言い訳をしたことはありませんか?

でも。
私は仕事をする上では思い込みをしないよう意識をしているけれど、
普段はどうかと聞かれたら、思い込みだらけかもなあ。。。

相手の気持ちを考えて行動する時、
それが当たっていればいいけれど、
全く見当はずれなこともありますよね。
例えば、良かれと思ってやったことが裏目に出るような。
でも、相手が本当に望んでいたことなら、きっと喜んでもらえますよね。
相手の気持ちをちゃんと理解できているのか、
それとも独りよがりな思い込みなのか。
それによって相手の反応は大きく異なります。

***

今日ご紹介する小説はこちら。

『あなたの右手はハチミツの香り/片岡翔(新潮社)』

本の表紙には、傘をさして立っている熊のイラストが描かれています。
一見、外国の本かな?と思えるようなシンプルな装丁です。

私が今回なぜこの本を選んだのかと言うと、
今がちょうど雨の季節だからです。

傘をさしている熊のイラストに
主人公の名前が「雨子(あめこ)」で、
おお、この本こそこの季節にぴったりではないか!
と思い、読んでみることにしました。

主人公の雨子は「思い込み」を嫌う女の子です。
知らないことは何でも知りたいと思い、
どんなことでも「どうして?」と聞きます。

例えば、小学三年生のある日、北海道に住んでいる雨子は、
ヒグマが出たことを知って、その熊を見に行きたいと思います。

というのも、みんな熊を恐れているのに、
アニメやぬいぐるみになっていて人気があるのは不思議だと思ったからです。
だから自分の目で熊が怖いのか、かわいいのか確かめたいと。

そして、熊に会いに行くのですが…。

この雨子の行動がきっかけで
ある小熊が動物園に入れられてしまいます。

そのことを自分のせいだと思った雨子は、小熊を救うために生きることにします。
突然、ヒグマの飼育員になるために真面目に勉強をしたり、
動物の世話をするボランティアを始めたりします。

果たして雨子は小熊を救い出すことはできるのか。
そもそも小熊は本当にそれを望んでいるのか。

動物にとっての本当に幸せとはどういうことなのでしょう?

動物園にいれば、いつでも餌がもらえるし、
もし病気になってもすぐに獣医さんに診てもらえます。
でも、ずっと狭い檻の中で暮らさなければいけません。
だからといって動物園で暮らしてきた動物が
ちゃんと自然の中で生きていけるかどうかはわかりません。

さて、雨子はどんな結論を出すのでしょうか。
気になる方はぜひ本のページをめくってみてください。

***

そうそう、このお話は小熊と雨子の物語だけど、
親や幼馴染の男の子や雨子が心を開く女性なども登場し、
彼らとの関係も描かれていきます。
特に幼馴染の男の子とのやり取りが初々しくてかわいいんです!

本の帯には「心がぽうっとあたたまる」とありますが、
私はどちらからというと、ドキドキがずっと続いていたかな。色々な意味で。
ドキドキして、涙して、またドキドキして。
様々なドキドキが味わえた一冊でした。

雨の季節にオススメの作品です。
雨音を聞きながら読んでみては?

yukikotajima 11:53 am

彼女たちの場合は

2019年6月5日

10代の頃、親に内緒でこっそりどこかに出かけたことはありますか?

ちょっとそこまでとか、ほんのわずかな時間ならある、
という方はいらっしゃるかもしれませんが、
置手紙だけ残して旅に出たことのある方は滅多にいないのでは?

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃オンエアー)は、
紀伊國屋書店富山店の奥野さんから
江國香織さんの新作『彼女たちの場合は(集英社)』
をご紹介いただきます。

◎奥野さんの紹介文は コチラ

奥野さんが丁寧にこの本について説明していますので、
本を読む前にチェックしてみてください。

***

私もこの本を読みましたので、軽く感想を。

主人公は、14歳の礼那(れいな)のと17歳の逸佳(いつか)です。
二人はニューヨークの郊外に住むいとこ同士です。

逸佳の両親は日本に住んでおり、
彼女だけ礼那の家族とともに暮らしています。
逸佳は日本の高校を自主退学したのち、アメリカにやってきたのでした。

ある日、二人の少女は“アメリカを見る”旅に出ます。

親にはもちろん内緒で。
といっても、ちゃんと「旅に出ます」と書置きはしますが。
それも「家出ではないので心配しないでね」と。

行先は様々です。
わりと行き当たりばったりで、
その時の気分で決めていきます。

本を読みながら、私も10代に戻って一緒に旅をしている気分でした。

無知でピュアゆえの危なっかしさといったら!
ハラハラドキドキの連続でした。

でも、自分の10代の頃を思い出しながら
彼女たちと一緒になって楽しんでいると
一気に現実に戻されます。

というのも、この物語は、少女たちだけでなく
彼女たちの親目線の物語も同時に進んでいくのです。

親が登場すると一気に現実モードになります。

同じ親と言っても考え方はそれぞれです。
17歳の逸佳の父親は、自分自身が旅慣れしているため
娘を心配しつつも心の中では応援しています。
一方、14歳の礼那の父親は気が気でなく、母親に当たるほどです。

大人の皆さんの中には、お子さん目線よりも
親目線でこの物語を読まれる方もいらっしゃるかもしれません。

私には子どもはいませんが年齢的には親世代なので、
もし自分が親だったら、何を思い、どう対応していくのかしら?
と考えずにはいられませんでした。

その一方で10代の少女たちの気持ちもわかりました。
若いってこういうことだよなーと
彼女たちに過去の自分を重ねてみたりもしました。

少女たちが出会った30代の男性がこんなことを言います。

「大人はふつう、こんなふうに誰かに気持ちをひらいたりしない。
 きみたちはよく笑う。思ったことをはっきり言葉で伝え合うし」

まさにそれ!
10代の頃は、よく笑ったし、何でもよく喋ってましたもん。
今はなんだかんだで空気を読んじゃうもんなー。
ま、それが大人になるということなのかもしれませんが。

また、14歳の礼那は旅の間、どうでもいいことを書き留めていきます。
その理由は、大事なことは覚えているけれど、
そうじゃないことは忘れちゃうから、だそうです。
実はそっちのほうが大事だと。
礼那は旅の思い出を全て忘れたくないと思っているのでした。

私も10代の頃はそうだったかもなあと懐かしく感じました。

今はもう忘れる一方です。
毎日、日記じゃなくても
単語だけでもいいから記録していくのはありかもな。
大事なことも些細なことも。

『彼女たちの場合は』は、
旅気分が味わえるのはもちろん、10代の頃のまっすぐな思いや
待たされる親の気持ちもわかる
色々な意味で読み応えのある一冊でした。

さて、彼女たちの旅はどこに向かっていくのでしょうか。
そして、親たちはこの状況をどう受け入れていくのか。。。

ぜひお読みください♪

ああ、私もアメリカを旅したいなー。
でもその前に英語を勉強しなきゃ…
と言い訳しているところが、ダメな大人の典型だわね。(笑)

yukikotajima 11:16 am

ことことこーこ

2019年5月29日

今このブログをお読みの方の中には、
現在、親御さんの介護をしている方や
今はしていないけれど以前していたという方も
いらっしゃるかもしれません。

今日は、認知症の母親を介護するアラフォー女性の物語をご紹介します。

『ことことこーこ/阿川佐和子(角川書店)』



この本は、去年秋に発売されましたので
すでにお読みの方もいらっしゃるのでは?
そんな方は是非grace宛に感想をお寄せください。

私がこの本を初めて見たのは書店の店頭でした。
大きく取り上げられていたこともあり、気にはなっていたものの
私自身、その当時バタバタしていて心に余裕が無く
「介護=大変」というイメージがあり、
読書の時間まで大変な思いをするのは嫌だ…と読むのを避けていました。

でも、先日書店でまたこの本が目に飛び込んできたため、
今度は手に取って、まず帯を読んでみました。

そこには「笑いと希望の介護小説!」とありました。

介護小説に笑いと希望?と思ったものの、
著者はあの、明るい阿川佐和子さんだし
辛く暗いだけの小説ではないのかもしれないと読んでみることにしました。

ちなみに、読んだのは昨夜なのですが…
泣いて、泣いて、泣きすぎて、昨夜は目が思いっきり腫れていました。

ちなみに、いい涙ですよ。

***

『ことことこーこ』は、去年秋の発売以来、よく売れているそうです。

タイトルだけでは何の話かわかりませんよね。
本のカバーにはスプーンやフォークなどのイラストが描かれていますので、
料理にまつわる小説かな?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
それは半分合っています。料理もたくさん出てきますから。

タイトルの「ことことこーこ」は、主人公とそのお母さんの名前です。
琴子はお母さんで、香子は娘です。

香子は、38歳の女性です。
結婚10年で離婚し実家に戻り、
フードコーディネーターとして新たな人生を歩み出そうとしたものの
なんと母に認知症の症状が現れはじめます。

始めたばかりの仕事を手放したくない。
でも、認知症の母を放っておくわけにはいかない。

結局、香子は仕事と介護を両立させようとするのですが…
という物語です。

***

この物語には、実際に認知症になった
阿川さんのお母様の介護の体験が盛り込まれているのだとか。

お父さんが突然「母さんは呆けた」と3回連呼したり
様々なことを忘れてしまう自分のことを「情けない」と綴った母のメモなどは、
実体験に基づくものなのだそうです。

このメモには涙。
お母さんは、自分が忘れっぽくなっていることをわかっているのですね。
他にもさまざまなメモが見つかるのですが、そのメモにも涙。
詳しくは本を読んでみてください。

同じことを何度も聞いてきたり、
ふらりとどこかに出かけたまま帰ってこなかったりと
認知症になったお母さんとの生活は正直大変です。

私も娘の立場で読んでいましたから
一緒に喜怒哀楽も疲労感も味わっていました。

でも、決して辛さだけを描いているのではありません。
くすっと笑えるシーンも多々あります。
だかといってバカにしているわけではないですよ。
なんといってもこの物語は、誰かを思いやる気持ちにあふれていますから。

今、まさに介護中の方も
そうではない方も是非読んでみてください。

小説としての面白さはもちろん、
「介護」への向き合い方も学べると思います。

それから、この本は読んでいるだけでお腹が減ります。

娘の香子はフードコーディネーターの仕事をしていますので、
美味しそうな料理がたくさん出てくるのです。
具体的な作り方も書かれていますので、実際にその通りに作ってみたくなります。

私が印象に残ったのは、「カレーは冷蔵庫のお掃除屋さん」という言葉。
残り物を入れれば入れるほど深みが出るんですって。
だから、ジャムも飲み残しのコーヒーも硬くなったチョコも入れていいと。

へええ!

心が豊かに、そして、おおらかになる一冊でした。 

yukikotajima 11:41 am

それでも空は青い

2019年5月22日

今日も青空が広がっていて爽やかですね。

あなたは今、どんな気分ですか?
今日の青空のように晴れ晴れとしていますか?
それとも心はどんよりくもり空、あるいは雨がしとしと降っているでしょうか。

青空の日は全員が爽やかな気分かと言ったら、そういうわけではありませんよね。

どんなに青空でも、辛かったり悲しかったりする日もあります。

今日ご紹介する本は、荻原浩(おぎわら・ひろし)さんの
『それでも空は青い<角川書店>』です。

タイトルに「それでも」とあります。
たとえあまりハッピーな気分でなかったとしても空が青い日は青いのです。

この本は7つのお話が収録された短編集です。
本の帯には「人づきあいに悩む背中をそっと押してくれる7つの物語」とあります。
また「読めば心が軽くなる」とも。

たしかにふわりと心が軽くなる作品もありましたし、
え、そういうオチなの?とびっくりしたものや
思わずニヤリと笑ってしまったものなど、
お話ごとに全然異なるスタイルなので
読んでいて全く飽きなかったですし、どのお話も大変面白かったです。

特に終わり方がいい!
お、そうきたか!というものばかりで。

短篇集なのでどのお話もさらりと読めてしまうけれど
しっかりその後も心に残るので、
できれば一気に一冊読んでしまうより
毎晩一話ずつ読んでいくのがいいかもしれません。

***

例えば、どんなお話が収録されているのかというと、
最初のお話は、高校時代に同じ野球部に所属していた二人の男性の物語です。

高校時代は同じようにプロ野球選手になりたいという夢を持っていた二人ですが、
一人はプロ野球選手になって、一人はなれなかった。

物語は、挫折したほうの男性目線で進んでいきます。

この短編集には野球のお話が多く登場します。
キャッチボールのシーンもよく出てきます。

野球以外のところでは、
昔気になっていた女子が出席するかも?と言う噂を聞いて
久しぶりに同窓会に出席した男性の物語や
結婚して半年が経った今、夫との会話が弾まずに悩んでいる女性の物語
などがあります。

新婚夫婦の二人の物語のタイトルは「あなたによく似た機械」です。
何を聞いても「うん」「いや」「ああ」しか言わない夫と
もっと会話を楽しみたいと思っていた妻が掃除中にねじを見つけ、
もしかしたら夫はロボットだったのかもしれないと思う、という物語です。
このお話のラストには涙。

天気予報を見ると、富山はしばらくいいお天気が続きそうです。
青空を心から「爽やかだ〜」と楽しめる人がいる一方で、逆の方もいますよね。
それこそ本のタイトルのように「それでも空は青い」と思ってしまう方が。
そんな方は、是非この本を読んでみてください。

本を読み終えた後は、青空の見え方が少し違って見えるかも。

yukikotajima 11:41 am

心とカラダを整えるおとなのための1分音読

2019年5月18日

こんにちは。

先日の台湾旅のことを
私の個人ブログ「続・ゆきれぽ」にアップしましたので
良かったらお読みください。

・台湾旅その1は コチラ

・台湾旅その2は コチラ

***

さて、今日のネッツカフェドライヴィンのテーマは「言葉」です。

5月18日が「5(こ)1(と)8(ば)」と読めることから
「言葉の日」なんだそうです。

あなたの好きな言葉は何ですか?
人から言われて嬉しかった言葉はありますか?
言葉にまつわるメッセージを是非お寄せください。

◎ネッツカフェドライヴィンのサイトは コチラ

***

いい言葉に出合ったとき、音読をしたくなりませんか?
私は声に出して読みたくなります。

黙読でいいと思った言葉は、
声に出すことでより心に残りやすくなると思います。

あなたは最近、音読をしていますか?

音読なんて学生時代の国語の授業以来していないし、
恥ずかしいよ…と思う方もいらっしゃるかもしれません。

でも、音読には「心とカラダにいいこと」がいっぱいあるのだそうです。

その理由は、最近買った本、
『心とカラダを整えるおとなのための1分音読(自由国民社)』
に書かれていました。

まさに音読のための本で、
タイトル通り小説や随筆、詩や短歌など、
「1分を目安に読める文章」が掲載されています。

例えば、「坊っちゃん(夏目漱石)」、「走れメロス(太宰治)」、
「手袋を買いに(新美南吉)」などが載っています。

文字も普通の本より大きめですし、まるで国語の教科書のようでもあります。

一番のポイントは「1分」で読めるということ。
長すぎると嫌になってしまいそうですが、
1分だとちょっと読んでみようかな、という気になれます。

音読のメリットはたくさんあります。
例えば、気持ちが落ち着いたり、ストレスが解消したりするのだとか。
他にもさまざまなメリットがあるそうですよ。

私も「喋る」仕事をしていますが、
私の場合、声を出した後は頭がすっきりします。
また、高揚感もあります。

ぜひいい言葉に出合ったときは
黙読だけではなく、声に出して読んでみてください。

また、もっと色々音読してみたいと思われたら
今日ご紹介した本を読んでみてください。

ちなみに、この本は2017年に発売されたものなのですが、
今年2月には、続編の『もっと心とカラダを整えるおとなのための1分音読』
が発売されましたので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。

yukikotajima 9:33 am

迷路の外には何がある?

2019年5月15日

今日のキノコレ(13時45分頃〜)は
紀伊國屋書店富山店の奥野さんから
『チーズはどこへ消えた?』の続編、
『迷路の外には何がある?〜『チーズはどこへ消えた?』その後の物語〜』
をご紹介いただきます。

◎奥野さんの推薦文は コチラ

『チーズはどこへ消えた?』は、日本で400万部、
全世界では累計2800万部を突破したベストセラーで
ちょうど20年前に発売されました。
当時、お読みになった方もいらっしゃるのでは?

私も読んだ記憶があります。
でも、当時の私にはあまりぴんときませんでした。
きっと本の内容を理解できるほどの経験がなかったのだと思います。

でも、それから20年が経ち、
社会人として仕事をしたり様々な人との関わりがあったりと、
当時と状況が大きく変わった今、あらためて読んでみたらとても面白くて、
この本が全世界でベストセラーになった理由がやっとわかりました。(笑)

そして、このほど発売された20年ぶりの続編がこれまた面白い!

悩みとか不安とか苛立ちとかそういったもののほとんどは、
自分次第でどうにでもなるのかもしれないと、この本を読んで気づかされました。

大人になればなるほど、変化を恐れがちです。
あらゆることにおいて「変わらなくてもいいのなら変わりたくない」と思う方も多いのでは?
でも、心の奥では「変わったほうがいいのかも」と思う気持ちもあったりしませんか?

変わりたいのに変われない理由は何か?

この物語にも同じような人(正確には小人)が登場します。

続編では、消えたチーズを探さずに同じ場所にとどまった主人公の彼が
その後、何を思い、どんな行動を取ったのかが描かれています。

「チーズ」を自分が欲しいものに、
主人公のヘム(名前です)を自らに置き換えて読んでみると
自分の物語になると思います。

でも、読書は苦手なんだよなあ…
という方でも大丈夫!
これらの本は薄いので、あっという間に読めます。

今の自分を変えたいけれど、どう変えていいのかわからないという方は、
まずはこの作品を読んでみてください。
その際、できれば前作の『チーズはどこへ消えた?』を改めて読むことをおすすめします。

ちなみに、続編で私が印象に残った言葉をいくつかあげてみますね。

・あなたは考えを変えることができる。

・あなたが考えを変えても、あなたはあなた。

・役に立たないことは捨て去ろう。

この本に書かれている言葉はシンプルです。
だから、よりダイレクトに心に響くのかもしれません。
そして、さらりと読めるのに、しっかり心に残ります。
ぜひお読みください!

yukikotajima 12:12 pm

楽天で学んだ100%やりきる力

2019年5月9日

小説を楽しく読み進めていき、
最後にわくわくしながらページをめくったところ
ラスト1ページが無かったとしたら…。

私はそんなの、ぜ〜ったいに嫌です。
小説は100%完成した状態で読みたいですもん!

その小説をご自身の仕事に当てはめてみてください。
一日の仕事を一冊の小説と考えたとき、
毎日しっかりラスト1ページまで仕上げることはできていますか?

あなたは仕事を100%やりきっていますか?

「やりきる力」とはどんな力なのでしょう?
その答えは、この本に書かれています。

『楽天で学んだ100%やりきる力/廣田大輔(朝日新聞出版)』

著者の廣田さんは、十全化学株式会社の取締役社長です。
富山の方です。

十全化学の前は楽天で仕事をなさっていました。
その楽天時代に学ばれたのが「やりきる力」だそうです。

その具体的な方法をご自身の経験を交えながらわかりやすく解説しています。

いくつか印象に残ったものをピックアップしてみますね。

・ダメだったときのことは、ダメだった後に考えよう。

・結果はどうであれ、行動する。すると何かが必ず動き出す。

・周囲を見ずに、独自のカラーを見出すことばかり考えても勝てない。

・ひそかに近づくドリームキラーに気を付ける。

ドリームキラーとは、夢を殺す人です。
廣田さんのおっしゃることには、人の夢を否定する人は「必ず」出てくるのだとか。

確かにいますねー。

仕事ではありませんが、私が去年富山マラソンに出る!
と決めたあと、ドリームキラーが近づいてきました。笑
もちろん応援してくださった方のほうが圧倒的に多かったですよ。

でも、あからさまに「走るだけの何が楽しいわけ?」とか
「絶対に走れないに決まっている」などと言う方もいました。

仕事上でもいますよね。
何か新しいことを始めようとすると絶対に「否定」する人が。

この本には「ドリームキラー対策」も載っています!

仕事を一生懸命しているだけなのに
何かと邪魔が入ったり否定されたりして
ちょっとめげそうになっている…
という方はいませんか?
そんな方はこの本を是非読んでみてください。
きっと心がスッキリして、よし頑張ろう!という気分になれると思います。

ほかにも、もっと成長したい。
でも、なかなかうまくいかないという方にもオススメです。

廣田さんによると、日本人は優秀な「成長エンジン」を持っているのだとか。
でも、エンジンを動かさなければいずれ使えなくなってしまいます。

ぜひこの本を読んで、あなたもご自身の「成長エンジン」をバージョンアップしてみては?

yukikotajima 11:48 am

カササギ殺人事件

2019年5月8日

長いGWが終わりましたね。
私のGWは仕事もしましたが、
前半は関西にプチ旅
後半は群馬の実家に帰っていました。
それから本もけっこう読みました。

私のGW報告はのちほど個人ブログ「続・ゆきれぽ」にアップしますので、
よかったらお読みください♪

***

さて、今日のキノコレ(grace内コーナー)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介いただく本は
今、話題の海外ミステリです。

イギリスを代表する作家、アンソニー・ホロヴィッツ
『カササギ殺人事件(上・下)』です。

奥野さんの推薦文は コチラ

***

私もこの本を読みましたので、軽く感想を!

この本の何がすごいって、
先月発表された本屋大賞の翻訳小説部門で1位になった他、
『このミステリーがすごい!2019年版』海外編
『週刊文春2019ミステリーベスト10海外部門
『2019本格ミステリ・ベスト10』海外篇
『ハヤカワ・ミステリマガジン ミステリが読みたい!海外篇』
でも1位になるなど、昨年末のミステリランキングを制覇しています。

さらに、第10回翻訳ミステリー大賞、第7回翻訳ミステリー読者賞でも
1位を獲得しているのです。

『カササギ殺人事件』が、
様々なミステリランキングでことごとく1位になっている話題作です。

さらに、この作品は、著者のアンソニー・ホロヴィッツの
ミステリの女王アガサ・クリスティへの愛に満ちたオマージュ作品です。

ですからアガサ・クリスティファンの方にとっては、
きっとニヤニヤが止まらないと思います。

でも、まったく知らなくても大丈夫!
だって、私も楽しめましたから。
私は読書が好きですが、基本的には日本の作品を読むことが多いので、
恥ずかしながらアガサ・クリスティの作品をしっかり読んだことはありません。

でも、『カササギ殺人事件』を読んだことで、
逆にアガサ・クリスティの作品を読みたくなりましたが。

物語は、鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れて亡くなった家政婦の葬儀から始まります。
彼女の死は不慮の事故なのか、それとも殺人なのか。
さらに、同じ町で新たに人が亡くなり…。
余命わずかな名探偵アティカス・ピュントが死の謎に迫っていきます。

2冊合わせて800ページ近くある長編ですし、登場人物も多いので、
読む前は、ちゃんと読めるかしら?とちょっと不安がよぎりましたが、
そんな心配は一瞬で消えました。

夢中で上巻を読み、最後の1行で「えーーーー!!!」と驚き、
下巻にすぐに手を伸ばしていました。
ところが、下巻に入ってからは、なかなか上巻最後の説明がされないまま、
全く別の話が続いていきます。
その話はいいから、上巻の続きをすぐに教えて!
と思って、ますますページをめくる手のスピードがアップ!
気付けば、その話はいいから…と言っていたほうの話にも夢中になっていました。
楽しい読書時間でした。

GWが終わって、次なる楽しみが見つからない…
という方は是非、この本のページをめくってみてください。
きっと楽しい時間が待っているはずです。

ただし!
寝不足にはご注意を〜。

yukikotajima 11:41 am

令和と万葉集

2019年5月1日

今日から「令和」です。

新たな元号「令和」は、現存する日本最古の歌集「万葉集」を出典としています。

奈良時代に編纂された万葉集には、
天皇や貴族だけでなく、防人(さきもり)や農民まで
幅広い階層の人々が詠んだ約4,500首が収められています。

「令和」は、万葉集の中の「梅花(うめのはな)の歌三十二首」の序文から文字が引かれました。

「初春の令月にして、
気淑く風和ぎ、
梅は鏡前の粉を披き、
蘭は珮後の香を薫らす」

730年に大伴旅人が福岡県の大宰府で開いた宴の席で詠まれたものです。

安倍総理は令和について
「厳しい寒さの後に見事に咲き誇る梅の花のように、
一人一人の日本人があすへの希望とともに、
花を大きく咲かせることができる日本でありたいという願いを込めた」
と説明しています。

***

「令和」の出典が万葉集ということで、
いま空前の万葉集ブームとなっています。

先日訪れた紀伊國屋書店富山店にも「万葉集コーナー」がありました。

私もせっかくなら万葉集を学ぼう!と思い、
まず、高志の国文学館館長の中西進さんの『万葉の秀歌(ちくま学芸文庫)』
を買って読んでみました。
万葉集解説の決定版で、よく売れているそうです。

(付箋だらけですみません!)

文庫ですが1,600円+税と単行本と変わらないお値段です。
文庫としてはお高めですが、約550ページあり内容は充実していますので納得のお値段かと。
大変わかりやすく面白い一冊で、万葉集が好きになりました。

例えば、富山にもゆかりのある大伴家持は、音に敏感な詩人だったそうです。
音を聞きとめ、それから映像を組み立てていたのだとか。
実際、家持の歌には鳥のさえずりや風の音などが歌われています。

解説書というより、読み物として楽しめた一冊でした。

この本を読んで、さらに万葉集について知りたい!
と思い、先日、高岡市万葉歴史館に行ってきました。

令和発表後から万葉歴史館には大勢の皆さんが訪れているようですが、
なんと「令和」発表の2〜3時間後からお客様が増え始めたのだとか。
みなさん、はやい〜!

この万葉歴史館でも本を購入。
『よみたい万葉集(西日本出版社)』です。

こちらも万葉集の解説本なのですが、雑誌感覚で読めます。
本を読むのはちょっと苦手…という方でもきっと楽しめると思います。
オールカラーでイラストも多いため、気軽にページをめくることができます。
文章も普段の話言葉がそのまま使われていますので、それこそSNSを読む感覚で楽しめます。

例えば、令和のもとになった梅花の宴を開いた家持の父、大伴旅人のことを
「どこか夢見がちが感覚は、もはやセンチメンタル乙女」と解説し、
その息子、家持は「微妙にダメ男オーラを漂わせている」とあります。
でも知れば知るほど「仕方ない奴だなあ」と思わせる魅力もあるようですが。(笑)

どうですか?
万葉集が身近なものに感じられませんか?

万葉集の歌のやりとりは、今の時代に当てはめるならメールのようなものだそうです。

1300年前も現代と同じように
恋愛で悩んだり、美しい景色に感動したりしています。

せっかくの機会ですし、令和の始まりとともに「万葉集」に触れてみてはいかがでしょう?

また、富山は万葉集ゆかりの地でもあるので、
本を読んだ後は、県内のスポットまわってみてもいいかもしれませんね。

なお、万葉歴史館ではこの秋、
今日ご紹介した本『よみたい万葉集』のイラストを描かれた
絵本作家でイラストレーターの「まつしたゆうり」さんの
企画展が開催されるようですよ。

◎高岡市万葉歴史館のサイトは コチラ

yukikotajima 11:10 am

むかしむかしあるところに、死体がありました。

2019年4月24日

まもなくGWですね。

今年のGWは10連休ありますので
普段本を読まない方でも何か1冊、本を読んでみませんか?

でも、読書は苦手…という方におすすめなのは短編集です。

まず、なんといっても1つの作品が短いので読みやすい!

長編の場合、途中まで読んで後日、続きを読もうとしても
あれ、そもそもどんな話だったけ?とまた最初から読み始めて、
そのうちもういいや、となることもありますが、
短編だったら短いので読み切ることができます。

また、作品を読み終えた!という達成感を得やすいのも魅力かなと思います。

今日ご紹介する短編集も
あまり読書が好きでない方はもちろん、
時間が無いけど何か本を読みたいという方にもおすすめです。

だって誰もが知っている物語をアレンジしている本なのですもの。
登場人物や設定などのベースがわかっていると読みやすくないですか?

今日ご紹介する本はこちら。

『むかしむかしあるところに、死体がありました。
 /青柳碧人(あおやぎ・あいと)<双葉社>』

本屋さんで本を選んでいる時に、
人気イラストレーター五月女ケイ子(そおとめ・けいこ)さんの
シュールなタッチで描かれた桃太郎や鬼の絵が目に飛び込んできて
思わず手に取ってしまいました。

本の帯には「昔ばなし×ミステリ」とあります。

『むかしむかし〜』は、
「浦島太郎」や「桃太郎」といったおなじみの「日本昔ばなし」に
ミステリ要素が加わった短編集です。

お話のタイトルも変わっています。
「浦島太郎」は「密室龍宮城」に
「桃太郎」は「絶海の鬼ヶ島」になっています。

ちなみに、一寸法師、花咲か爺さん、鶴の恩返し、浦島太郎、桃太郎
の5つが新しいお話に生まれ変わっています。

例えば、桃太郎がベースの「絶海の鬼ヶ島」は、鬼目線で物語が進んでいきます。

鬼ヶ島では過去に桃太郎に退治されずにすんだ鬼たちがひっそりと暮らしていました。
桃太郎のことを知るのは長老の鬼のみ。
若い鬼たちにとって桃太郎はすでに過去の人でした。

そんなある日、鬼ヶ島の鬼たちが次々に殺されます。
遠い昔、キジや猿たちに殺されたのと同じような殺され方で。

もしやまたあの桃太郎たちがやってきたのか…。
鬼たちを殺したのはいったい誰なのか?

というような感じで描かれていきます。

***

私はこの本を読んで
2017年の気まぐれな朗読会の時に披露した
星新一さんの『未来いそっぷ』を思い出しました。

朗読会の報告は コチラ

『未来いそっぷ』は星さんのアレンジが加わったイソップ物語です。

例えば、アリとキリギリスなんて
働き者のアリより遊んでばかりのキリギリスのほうが
魅力的に見える描き方をしています。

もしよければ、『むかしむかしあるところに、死体が〜』の本と合わせて
星新一さんの『未来いそっぷ』も読んでみてください。 

どちらもおなじみのベースの物語をそれぞれアレンジしたものなので、
きっと豊かな読書時間を過ごせると思います!
それから頭が柔軟になるかも。

yukikotajima 11:45 am

映画『キングダム』

2019年4月17日

明後日19日の金曜日に話題の映画『キングダム』が公開されます。

2006年1月から「週刊ヤングジャンプ」で連載がスタートした
原泰久さんの大人気漫画を実写映画化したものです。

舞台は、紀元前の中国春秋戦国時代。
大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年と
中華統一を目指す若き王の物語です。

戦災孤児の少年を山崎賢人さん、若き王を吉沢亮さんが演じています。
そのほか、長澤まさみさん、要潤さん、大沢たかおさんも出演しています。

監督は「アイアムアヒーロー」「図書館戦争」などの佐藤信介さんです。

一足早く『キングダム』を鑑賞してきました。
私は原作漫画を読んだこともないし、中国春秋戦国時代のことも詳しくありません。
それに、登場人物もとても多そうだし、作品を理解できるかしら… 
と正直、不安を抱えながら映画を見始めました。

が。
そんな不安は一瞬で消えました。
あっという間に物語に夢中になっている私がいました。

俳優陣のイケメンっぷり注目される映画ですが、
物語そのものが面白いので原作の人気がある理由がわかりました。
そして、漫画も読みたくなりました。

漫画を読んでいない私でも思う存分楽しめましたが、
逆に原作ファンのほうが本当に楽しいの?と思っているかもしれません。

私も読書が好きなので、好きな作品が映像化される度、
つい原作と比較してしまうので気持ちはわかります。
でも、この『キングダム』に関しては、
原作者の原泰久さんが脚本に関わったそうですよ。
そして、原作とは異なる場面の追加なども
原さん自身がなさっているのだとか。
ですから、きっと原作ファンの方も楽しめると思います!

それから、この作品、なんといっても出演者も豪華ですので、
そういう意味でも楽しめると思います。
中でも印象に残ったのは、大沢たかおさんです。

私がよく知る大沢さんではありませんでした。
一瞬、ん?誰?となったほどです。

なんと半年以上かけてトレーニングし、体重を増やしたのだとか。
作品の中の大沢さんはまるでプロレスラーのようでした。
あとで原作のキャラクターを見たらそのままで、
素晴らしい再現度!と感動しました。(笑)

映画『キングダム』は、明後日4月19日(金)に公開されます。
ぜひご覧ください。

『キングダム』の公式サイトは コチラ

yukikotajima 11:51 am

思わず考えちゃう

今日のキノコレ(13時45分頃〜)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介いただく本は
絵本作家ヨシタケシンスケさんのスケッチ解説エッセイ
『思わず考えちゃう(新潮社)』です。

◎奥野さんの解説文は コチラ

私もこのエッセイを読みましたので、軽く感想を。

エッセイのタイトルのとおり、ヨシタケさんは、
「ついつい考え過ぎちゃう」のだそうです。

でも、ヨシタケさんは考え過ぎて辛くなるのではなく、わりと楽観的で、
世の中の99%はどうでもいいことだけど、
そこにこそ、その人らしさがにじみ出ていると言います。

そして、「すべてのものが何かの役に立てられるはずだ」
と思うようにしているそうです。

これ、私も同じことを思っています。

私の人生を振り返ってみても、
ああ、やっちまった〜!ということだらけだけど、
それも含めての私だし、
ま、この失敗もきっと意味があったんだよ、と思うようにしています。

だから、ヨシタケさんの気持ちがよくわかる!

クスッと笑ったり、わかるー!と共感したりすることの多いエッセイでした。

エッセイの中で印象に残った言葉は「心の中にゴミやしき!」です。
これ、どうでもいいことばかり考えている
ヨシタケさんの心の中を表現されたものなのですが、
おもわず「うまい!」と声を出してしまいました。

まるでファミレスで飲み放題のドリンクを飲みながら
ヨシタケさんとお喋りをしているような気分で読めました。

ちなみに、この本は『思わず考えちゃう』がタイトルですが、
本の表紙には「あわよくば、生きるヒントに。」とあります。

「あわよくば」というのがヨシタケさんらしいのですが、
実際、このエッセイを読んだ後は、ヨシタケさん的目線になって、
今まで気付かなかったことに気付けて
世界がちょっと面白く見えるかもしれません。

ヨシタケさんのスケッチ(ゆるいタッチのイラスト)がメインのエッセイですので、
長文を読むのが苦手…という方にもおすすめです!

ぜひ軽い気持ちでページをめくってみてください。

yukikotajima 11:11 am

4月28日に開催!「KEIRIN女子会 in TOYAMA 」

2019年4月12日

女性のみなさーん!
カップルのみなさーん!

4月28日(日)に富山競輪場で
「KEIRIN女子会 in TOYAMA 」
を開催します!

MCは私、田島悠紀子です。
 
オシャレなラウンジで地元選手と一緒に競輪を楽しみませんか?

ガールズケイリンを間近で観戦する他、
スポーツアロマコンディショニングトレーナーによるワークショップ、
地元選手のトークショー、競輪教室と盛りだくさんです。

舟橋村の『お※食堂』のランチボックス+ドリンク飲み放題付きです。

参加は、競輪初心者でも
お一人でも
カップルでもOK!
 
参加費は、1,500円です。

締め切りは、4月25日(木)18:00まで!
先着順ですので、お早めに〜。
 
◎詳細&申込は コチラ

yukikotajima 4:59 pm

あたしたちよくやってる

2019年4月10日

昨日、本屋大賞が発表され、
瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された(文藝春秋)』が大賞に選ばれました。
おめでとうございます〜。
この作品はラジオでご紹介したので嬉しい!

◎私の感想は コチラ

血のつがなりの無い複数の親たちに育てられた少女の物語です。
優しさに満ちた愛あふれる作品です。
ぜひお読みください。

***

さて、今日のgrace内コーナー「ユキコレ」でご紹介するのは、
FMとやまでもおなじみの富山出身の作家、山内マリコさんの新作です。

『あたしたちよくやってる(幻冬舎)』

これまで私は山内さんの作品をほぼ読んでいますが、
毎回思うのは本のタイトルが絶妙だということ。
今回のタイトルも最高です。

仕事で疲れているときや
人から嫌なことを言われたとき
何もかもがうまくいかないとき
本屋さんでこの言葉を目にしたら、
その瞬間、涙がこぼれ落ちそうだもの。

「わたし」じゃなくて「あたし」なのもいい。

『あたしたちよくやってる』には、短編小説とエッセイ、合わせて33編が収録されています。

どんな内容なのか、著者の山内さんからコメントを頂きました。

***

graceリスナーのみなさん、こんにちは! 山内マリコです。

新作『あたしたちよくやってる』は、
デビュー以来さまざまな雑誌や新聞に書いてきた
短編小説やエッセイがたくさん詰まった一冊です。
そして、女性の方にぜひともぜひとも読んでもらいたい一冊です。

わたしが30代をとおして痛感した、女性の役割の重さ、複雑さ、
その瞬間瞬間の正直な気持ちや課題、悩み、葛藤が詰まっています。

この本が、〜しなければ、〜であらねば、
という無言のプレッシャーにさらされながら、
毎日生きている女性たちの、心をふわっと軽くする、さりげない祝福となりますように!

***

山内さん、コメントありがとうございました♪

私もこの本を読んで心が軽くなりました。
解放感がありました。

日々の嫌なことに対して、イラッとしたり落ち込んだりしながらも
大人だし、いちいち気になんかしていられれない、
と自分の感情に気づかないふりをしている方もいらっしゃると思います。

私自身も何を言われてでも大丈夫!と強くなった気でいたけれど、
この本を読んで、本当はあれもこれも本当は嫌だったんだなと
私の中の「嫌だ」という感情があらわになりました。
まさに解放です!

大人だからという理由で我慢していた様々なことに対して
「我慢しなくていいよ。あたしたちよくやってるよ!」
と言われているような気分になり、作品を読みながら涙。

私は誕生日を迎えるたびに
「今が残りの人生の中で一番若い」
と思うようにしています。

そうしないと残りの人生、ずっと「もう若くないから…」と言いながら、
色々なことを年齢のせいにしてあきらめてしまうような気がするので。

でも、別に「若い」ことを意識しなくてもいいなと。
今が残りの人生の中で一番若いのは確かだけど、
若さは関係なくて、ただ「今」を楽しめばいいんだなと
この本を読んで気付かされました。

33ある作品のうち、お気に入りの作品はたくさんあるけれど
特に好きなのは最後の作品。

ショートストーリー「超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史」

どんな話なのかは何も知らずに読んでいただきたいので言いませんが、
この作品でも私は泣きました。

ああ、ヒサコかっこいい!!!
私もヒサコみたいな人生を送りたい。

それから、この作品は様々な映画や音楽が登場しますので、
本を読んだ後に登場した作品を見たり聞いたりしたくなります。

あ、あと「しずかちゃんとジャイ子」が登場する作品もあります。
えーあのしずかちゃんが!と思うような物語ですが、私はスカーッとしました。(笑)

女性の皆さん、必読の一冊です。
ぜひお読みください。

yukikotajima 12:11 pm

新年度にぴったりの2冊

2019年4月3日

こんにちは。田島悠紀子です。

2001年のアナウンサー生活からこの春で19年目となりました。

今年度もFMとやまでは
graceの水曜、木曜土曜のネッツカフェドライヴィン
を担当していきますので、引き続き、よろしくお願いします。

さて、今日のgrace内コーナーのキノコレは、
紀伊國屋書店富山店の奥野さんから児童書を2冊ご紹介いただきます。

◎奥野さんの推薦文は コチラ

私も読みましたので、軽く感想を。

『メシが食える大人になる!よのなかルールブック/高濱正伸(日本図書センター)』

この本は、著者の高濱さんが、
これから社会に出ていくこどもたちに伝えておきたい本当のことを
50の「よのなかルール」としてまとめたものです。

こども向けですが、どちらかというと大人にこそ必要な1冊です!
新社会人の方にはもちろん、ベテランの皆さんにこそ読んで頂きたい。

大人になるにつれ、なんでもわかった気になったり、
自分が一番正しく他人が間違っていると思ったり、
他の人の意見を受け入れなかったりする大人たちのなんと多いことか!

私ももう若手と言えない年齢になってきたからこそ、
この本を読んで、自分がなりたくない大人にならないように気を付けようと思いました。

ちなみに私が大人の皆さんに伝えたいと思ったのは

・すぐに「きらい」「苦手」と言って自分の世界をせばめない

・自分とはちがう意見にも素直に耳をかたむける

そして私自身の心の響いたのは

・合わない人がいるのは「よのなかの当たり前」だと知る

です。
最近、特にそれを感じることが多かったので、はっとさせられました。

新年度にぴったりの1冊です。
大人の皆さんこそ、ぜひ読んでみてください。

***

『身近なモノをなんでも数えてみたくなる!数え方図鑑
 /イラスト:やまぐちかおり(日本図書センター)』

こちらもお子さんだけでなく、大人の方にもおすすめです。
様々な者の数え方が載っています。

例えば、「3回」と「3度」では、意味合いが違うのだとか。

「回」はくりかえしおこなわれ、これからも起こる可能性があるものに対して、
「度」は、これっきりという意味が込められているのだそうです。

例えば「3度目の正直」とか「2度目の結婚」はあるけれど、
「回」ではないそうです。
結婚の場合は「回」の場合もあるかもしれないけれど…。

また、人を数える時は
人数がわかればよい場合は「人」で
名前が特定できる場合は「名」で数えるのだとか。

大変勉強になりました。

どちらの本もイラスト付きで大変読みやすいので、
ぜひご家族でお読みください。

yukikotajima 11:52 am

本と鍵の季節

2019年3月27日

ちょうど今、学生さんたちは春休み期間中ですね。
春休みはどのように過ごしていますか?
よかったら何か1冊、本を読んでみませんか?

読書なんてめんどくさい!と思うかもしれませんが、
でも、何か1冊でいいので読んでみてはいかがでしょう。

なんといっても1冊読んだという達成感が得られると思いますし、
もし今退屈な毎日を送っているのなら
きっとそれも解消できるはずです。

でも、何を読めばいいのかわからない方は、
いきなり背伸びせず、同世代が主人公の本を選んでみてはいかがでしょう?

こちらの本も男子高校生が主人公です。

今日ご紹介するのは、米澤穂信(よねざわ・ほのぶ)さんの新作
『本と鍵の季節(集英社)』です。

主人公は、高校2年生の図書委員の男性二人です。

一人は、堀川次郎。
もう一人は、松倉詩門(しもん)です。

堀川君は、成績はそこそこ優秀で、
他人から頼み事をされやすい男子です。
物語は彼の目線ですすんでいきます。

一方の松倉君は、背が高く顔もよく目立ちます。
その上、スポーツも勉強もできるという
まるで少女漫画に出てきそうな男子ですが、
手先は不器用で、皮肉屋でどこか大人びています。
そして、「詩門」という自分の名前が好きではありません。

そんな二人は図書委員をしています。

二人でほとんど利用者のいない図書室で当番を務めながら、
基本的にはどうでもいい会話をして、のんびり過ごしています。

ところが、この二人のところに様々な謎が持ち込まれます。

例えば…
図書委員の先輩からは、亡くなった祖父が遺した
開かずの金庫の鍵の番号を探り当ててほしいと頼まれ、
後輩男子からは、盗みの疑いがかけられた
兄のアリバイをみつけてほしいとお願いされます。

そして、この二人で様々な謎に挑んでいくという図書室ミステリです。

短篇集ですので、少しずつ読み進めていくことができます。
でも、それぞれが独立したお話でありながらもゆるやかに繋がっています。

また、図書委員として出会ったばかりの二人の友情が
謎を解いていくうちに深まっていく様も描かれています。

そんな二人が最後にある謎を解くことになるのですが…。

***

男子高校生二人の物語ですが、
言葉遣いが大人びていて、落ち着いたテンションの二人なので
ちょっとおじさんくささもあります。(笑)

でも、ふとした瞬間に見せる初々しい姿はやはり高校生で
どこか生意気な雰囲気もあるものの、憎めません。

また、若さゆえの失敗もあります。
たとえば、正しいことは言っているけれど、
その言い方は「正解」ではないというような。

でもこれ、大人にもありますよね?
言っていることは正しい。
でも、言い方がまずいから、相手を不快な気持ちにさせてしまう。

私にも経験はあります。
言われて不快になったことも
逆に相手を不快にさせたことも。

ミステリとしての面白さはもちろん、
高校生二人のやり取りから気づかされることも多かったです。

それから、最近「図書室」や「図書館」に行っていないので
久しぶりに行ってみたくなりました。

高校生が主人公ですが、もちろん大人の方にもオススメの一冊です。
主人公二人のテンションが高くないので、
大人の方でもじっくり楽しめると思います!

yukikotajima 12:06 pm

インソムニア

2019年3月20日

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんからご紹介いただく本は、
富山出身の作家、辻寛之(つじ・ひろゆき)さんの
小説『インソムニア(光文社)』です。

奥野さんが本について詳しく紹介していますので、
ぜひ コチラ をお読みください。

私もこの本を読みましたので、軽く感想を。

この本は第22回 日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した作品です。

選考委員をつとめた篠田節子さんは「テーマ、プロット、創作姿勢、すべて良し」、
朱川湊人さんは「深いリアリティーと迫力でぐいぐい読ませる作品」と絶賛しています。

物語は、アフリカに派遣されたPKO部隊の陸上自衛官七名のうち
一人が現地で死亡し、一人は帰国後自殺したことで、
メンタルヘルス官の男性が精神科医の女医と共に
残された隊員五名の心のケアをおこなっていくというものです。

ただ、現地で起きたことについての証言は全員食い違っており、
何かを隠している。。。と思った二人は、
PKO部隊の派遣先でいったい何がおこったのか調べ始めます。

フィクションですが、リアリティーがあって
まるでノンフィクションを読んでいるかのような錯覚に陥りました。

アフリカから帰ってきた隊員たちが眠れない夜を過ごしている
その理由を知りたいと思うのと同時に
踏み込んだら嫌な気持ちになりそうな気もして、
読みたい。いや、こわい。どうしよう?
といった相反する気持ちで本のページをめくっていきました。
独特な緊張感がありました。

いやあ、ほんとすごい世界でした。

ぜひあなたも本のページをめくりながら
スリリングな世界を味わってみてください。

それから、著者の辻さんは富山出身ということで
富山の食べもの&飲み物が出てきますので、
きっと富山の方はニヤニヤしてしまうと思います。

yukikotajima 11:36 am

熱帯

2019年3月13日

今日ご紹介するのは、今年デビュー15周年、
森見登美彦(もりみ・とみひこ)さんの新作『熱帯(文藝春秋)』です。

この本は、直木賞候補になったほか
4月に発表される本屋大賞にもノミネートされている話題作です。

すでにお読みの方もいらっしゃるのでは?
そんな方は是非grace宛に感想をお寄せください。

***

この『熱帯』は小説ですが、まるでエッセイのような始まりです。

まず、次にどんな小説を書くべきか分からずにいる小説家が出てくるのですが、
その方こそ森見さんご自身なのです。

森見さんは、小説が書けないので様々な本を読んで日々を過ごしています。
そんな中で最後に読み始めたのが『千一夜(せんいちや)物語』でした。

『千一夜物語』、あなたは読んだことはありますか?

この本は謎の本なんですって。
というのも、世界中に広がっていく中で
偽物が出てきたり、恣意的な翻訳がされたりしたため
物語の本当の姿を知る者はいないのだそうです。

別名、アラビアン・ナイトとも言われています。
また、有名な「シンドバッド」「アラジン」「アリババ」などは
『千一夜物語』には含まれていないのだとか。

その謎の本『千一夜物語』を読み始めてから
森見さんはある一冊の本を思い出します。

それは『熱帯』というタイトルの本でした。
森見さんが学生時代に読んだ本で、
半分ぐらいまで読んだ後、なぜかその本が消えてしまったのだそうです。

それから16年。
森見さんは幻の本『熱帯』を探し始めます。

ある日、この本の秘密を知る女性と出会うのですが、
彼女から衝撃的な一言を言われてしまいます。

「この本を最後まで読んだ人間はいないんです」と。

その後、森見さん以外にも『熱帯』を読んだ人間たちが次々に登場します。
しかし誰もが最後まで読んだことはなく、
物語の内容に関しても途中からの記憶が曖昧です。

それぞれが覚えていることを話すことで
物語が明らかになっていくかもしれないと
『熱帯』を読んだ人たちが集まって語り合います。

そして、幻の本『熱帯』をめぐる冒険が始まります。

ん?語り合うだけなのに冒険?そんな大げさな!
と思いますよね。

これがまさに「冒険」なんです。

それも、とんでもなくハチャメチャな冒険です。(笑)

どんな冒険なのかは是非本のページをめくって楽しんで頂きたいので伏せますが、
森見さんらしい世界観がこれでもかというほど詰まっています。

めまぐるしく物語が変わっていくので、
本を読みながら私はまるで夢を見ているようでもありました。

寝ている時に見る夢って突然突拍子も無いことが起こったりしません?
まさにそんな感じでした。

あっちに行ったりこっちに行ったり、
あんなことやこんなことが起こったりと
飽きることなく世界が繰り広げられていきます。

さて、幻の本『熱帯』とはどんな本なのでしょうか。
是非、あなたも大人の大冒険へ!

ただ、この本は500ページ以上ある長編ですので、
お時間のある時に読むのがいいかも。

あ、それから、私は、本を読む時に本のカバーを外してから読むのですが、
おかげで、よりこの本を楽しめました。

普段カバーを付けたまま読む方も是非外してみてください。

yukikotajima 11:15 am

そして、バトンは渡された

2019年3月6日

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介いただく本は、
『そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ(文藝春秋)』です。

こちらの本はキノベス!で1位になった作品です。
キノベス!は紀伊國屋書店スタッフオススメの本ランキングのことです。

キノベス!について詳しくは コチラ

◎奥野さんの紹介文は コチラ

私もこちらの本を読みましたので、軽く感想を。
とても温かく優しさに満ちた一冊でした。

主人公は17歳の森宮優子です。
本のタイトルは『そして、バトンは渡された』ですが、
彼女自身がバトンのように様々な親の間をリレーされ、
4回名字が変わり、家族の形態は7回も変わっています。
でも物語はとても温かいのです。

血の繋がらない各時代の親たちは皆優しいし、ちゃんと娘を愛しています。
そして娘も親たちのことが好きです。

様々な事情があって親が次々に代わっていき、
17歳の今、彼女の父親をしているのは37歳の森宮さんです。
母親はいません。

この森宮さんとの生活をベースに
彼女がこれまでどんな親たちに育てられたのかが描かれていきます。

一番登場シーンの多いのが今のパパである森宮さんです。
この森宮さんがとてもいい人で、
血の繋がりのない17歳の娘を大切にしているのが良く伝わってきます。

でも、時々娘への思いが強すぎて失敗したり、過去の父親たちに嫉妬したりと
可愛らしい部分もあり、いい味を出しています。

17年間で7回も家族の形態が変わるというと
それだけで「不幸」だと思ってしまいそうですが、
彼女の人生は幸せです。

読みやすいのでさらりと読めてしまいますが、
でも、読んだ後もずっと心の中に作品が残り続けます。

もし私が、この物語の親の一人になったとしたら
どんなことを感じるのかな?と思わずにはいられませんでした。

様々な世代に読んで頂きたいけれど、
特に、頭がかたくなりがちな上の世代の方たちに読んで頂きたいかな。

もう若手とは言えない年齢になった私も、この本と出合えてよかったです!
この本を読む前と後では家族の形に対する思いがだいぶ変わりました。

yukikotajima 11:54 am

発現

2019年2月27日

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃オンエアー)
で紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介いただく本は、こちら。

『発現/阿部智里(NHK出版)』

作品については奥野さんが紹介していますので、
是非お読みください。

◎奥野さんの紹介文は コチラ

私もこの本を読みましたので、軽く感想を。

著者の阿部さんは1991年生まれの今年28歳。
お若い作家さんです。
出身は私と同じ群馬県!

『八咫烏シリーズ』が累計100万部を突破している人気作家です。

私は新作の『発現』を全く知識を入れずに読んだのですが、
いやあ、怖かった。。。
タイトル通り何かが「発現」する、、、つまり現れ出るのですが、
その「何か」の怖いこと怖いこと。

私が味わった恐怖を皆さんにも同じように味わっていただきたいので
具体的なことは伏せますが、
私は夜中、静まり返った中でこの本を読んだため
一層怖さが増しました。

この本の魅力を存分に堪能して頂くなら
私と同じように静かな夜に読むことをおすすめします!

物語は平成と昭和の出来事が交互に展開していきます。
そして二つの時代で似たような不可解な事件が起きます。

いったいなぜそんなことが起きたのか?
それぞれ、事件についての調査が行われます。
彼らが辿りついた答えとは?

***

本を読み終えた後、眠いにもかかわず
怖さのあまりなかなか寝付けませんでした。(笑)

客観的に読み始めた作品なのに
気付けば私自身が当事者の気分でした。

最近、毎日が退屈で何か刺激が欲しいなあという方は、
是非本のページをめくってみてください。

退屈は気分は一瞬で吹き飛ぶはずです!

yukikotajima 11:49 am

グリーンブック

2019年2月22日

日本時間の来週の月曜にアカデミー賞受賞式が行われます。
様々な話題作がノミネートされていますが、
アカデミー賞最有力と言われているのが『グリーンブック』です。

アカデミー賞の前哨戦として知られるトロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞、
ゴールデン・グローブ賞では作品賞をはじめ最多3部門受賞しています。

映画のパンフレットには「おじさん二人の物語」とあります。(笑)

時は1962年。
おじさんの一人は、孤高の天才黒人ピアニスト、ドクター・シャーリーです。
高級マンションに住み、大統領のためにホワイトハウスでも演奏をするほどです。
彼はアメリカ南部にコンサートツアーに行くための運転手を雇うことにします。
その運転手が、もう一人のおじさん、トニー・リップです。
がさつで教養の無いイタリア系の白人で、まさに仕事を探しているところでした。

そんな二人が一台の車に乗って2ヶ月間、一緒に過ごすことになるのですが、
タイプの異なる二人は最初は衝突ばかりでした。

しかし、少しずつお互いの良さに気付き笑顔も増えていきます。

ただ、この時代、二人がツアーでまわるアメリカ南部は
まだまだ黒人差別が色濃く残っていました。

タイトルの「グリーンブック」は、
1936年から1966年まで毎年出版された
黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブックのことです。

この映画では、ツアー中、運転手のトニーが
グリーンブックを使ってピアニストのドクターが泊まれる宿を探していきます。

果たしてコンサートツアーは無事成功するのか?
という物語です。

***

『グリーンブック』は、3月1日(金)に公開されるのですが、
私は一足早く映画を見ました。

と、て、も、良かったです!

あらためて先ほど予告編を見たら
感動が蘇ってきてそれだけで泣けてきたほどでした。
心がほぐれました。

人種差別というと重たい雰囲気になりそうですが、
この作品はおじさん二人のやり取りが軽快なので
それほど重苦しさはありません。
そこがとてもいい!

ずっと二人の旅を見ていたい気持ちになりました。
映画が終わるのが寂しく感じられたほどです。
でも、最後もこれまた良くて。。。(涙)

また、おじさん二人だけでなくトニーの奥様も素敵です。
女性としても人としても魅力的で。

それから、この映画は実話がベースになっていることも注目ポイントの一つです。
運転手のトニーの息子さんが制作と共同脚本を手がけたのだとか。

映画『グリーンブック』は3月1日(金)の公開です。
ぜひご覧ください。

アカデミー賞を受賞してほしいなあ!

◎映画『グリーンブック』の公式サイトは コチラ

yukikotajima 11:59 am

ひとつむぎの手

2019年2月20日

毎年4月に本屋大賞が発表されます。

「売り場からベストセラーをつくる!」をモットーに
書店で働く書店員の投票だけで選ばれる賞のことです。
大賞はもちろんノミネート作も小説が読まれるだけではなく
次々に作品がドラマや映画に映像化されています。

例えば、2017年に2位だった森絵都さんの『みかづき』はドラマ化され、
ちょうど今放送されています。

書籍に関する賞は色々ありますが、
身近な賞でもある本屋大賞は
毎年必ずチェックしているという方もいらっしゃるのでは?

今年もノミネート10作品が発表されました。

◎ノミネート作品は コチラ

発表は4月9日(火)です。

今年はどの作品が大賞を受賞するのでしょう?
楽しみですね!

***

今日は、そのノミネート作品の中の一冊をご紹介しましょう。

『ひとつむぎの手/知念実希人(ちねん・みきと)(新潮社)』

 

知念さんと言いますと、去年も本屋大賞に作品がノミネートされ、
『崩れる脳を抱きしめて(実業之日本社)』が8位に選ばれました。

また、『神酒(みき)クリニックで乾杯を』がドラマ化され、
現在、BSテレ東で放送中です。

知念さんは今注目の作家さんのお一人です。
しかもこの方、現役の医師でもあります。

『ひとつむぎの手』も病院が舞台です。

主人公は、大学病院で働く三十代半ばの心臓外科医、平良(たいら)です。
仕事が忙しく病院に泊まり込む日々です。

そんな中、医局の最高権力者・赤石教授から三人の研修医の指導を指示されます。
ただでさえ忙しいのに、研修医の指導なんて無理!
それも3人同時になんて絶対無理!
と思った平良でしたが、
彼らを入局させれば、心臓手術件数の多い病院への出向を考えてもいいと言われます。
心臓外科医としては、出向先でどれだけ経験を積めるかが大事なんだとか。

これはチャンス!と研修医の指導をすることになります。
ところが、個性派ぞろいの研修医たちとなかなか距離を縮められません…。

通常の仕事も忙しく、その上、研修医の指導をしてヘトヘトの平良でしたが、
ある日、医局の最高権力者である赤石教授を告発する怪文書が出回り、
明石から「犯人探し」を命じられます。

さて、平良はすべての問題を無事、解決することはできるのか?
という物語です。

***

物語は勢いがあって面白かったです!

次々に問題が続出するので、
複雑になり過ぎて理解できなくなりそうなところを
まるできれいに手術するかのごとく、物語をおさめていきます。

さすが現役医師!

よくある医療モノは、腕のいいドクターが難しい手術を次々に成功していきますが、
平良はスーパードクターではありません。
もちろん仕事はできるけれど、他にも腕のいいドクターはいるし、
人としても嫉妬したり、選択を間違えたり、落ち込んだりもします。
だからこそ身近に感じられます。

平良には、仕事をするうえで大事にしていることがあります。
一瞬、心が揺らぐことがあったとしてもぶれません。
そこが彼の魅力です。
ちなみに、後輩たちからは「お人好し」と言われています。

本の帯に「ラスト30頁、あなたはきっと涙する」と書かれているのですが、
天邪鬼な私は、人から「きっと泣くよ」と言われると
絶対に泣かない!と思ってしまうのですが、
悔しいかな、この作品は泣きました。(笑)
まあ、その前にもすでに何度か泣いていたのですが。

この作品も2年後くらいにドラマ化されそうだなあ。
そしたら絶対に見たい!

yukikotajima 11:27 am

graceブライダルバスツアー報告♪

2019年2月18日

昨日はgraceブライダルバスツアーでした。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

このツアーは、式場、ブライダルエステ、ジュエリー、ハネムーン、パーティーなどの
素敵なウエディングを叶えてくれるお店をバスに乗って一日でまわる
結婚を予定されている方が対象の毎年恒例&好評のツアーです。

今回も幸せオーラ満載のツアーとなりました♪
軽く一日を振り返ります〜。

すっかりこのツアーでは同じみ
高岡交通のドライバー、前田さんです。

まずは、ジュエリー王子こと
オートクチュール宝飾サロンJ.C.BARの嶋さん
オーダーメイドジュエリーの魅力をお話いただきました。

なんとツアーの後、さっそく指輪のご相談があったのだとか!

オートクチュール宝飾サロンJ.C.BARのサイトは コチラ

続いて、フランジパニグループのウルワツアミーゴへ。
ハネムーン、海外ウェディングのヴァケーションの金谷さんから
オーダーメイドの旅の魅力を伺いました。

参加者の皆さんには、明日から海外挙式&ハネムーンでハワイに行く!
という設定で旅のプランを立てていただきました。

ちなみに、去年の参加者の方の中には
このブライダルツアーがきっかけで実際にハワイに行った方が
何組もいらっしゃったそうですよ!

ヴァケーションのサイトは コチラ

妄想ハワイ旅のあとは、ウルワツアミーゴの美味しいランチをいただきました。

豪華〜♪
イチゴのティラミスがとても美味しかったです。
また食べたいなー。

食後は、フランジパニグループのレンタルウェディングドレスのお店
「ロデオインターナショナル」へ。

メンズのタキシードや小物も豊富です!

こちらでは、女性より男性のほうが衣装選びに時間がかかっているのだとか。
手の届く価格で種類豊富なのが魅力です。

フランジパニグループの石井さん、
ロデオインターナショナルの大江さんと♪

グループでは年間300組の方がウェディングパーティーをされているそうですよ。
大人気ですね!

フランジパニグループのサイトは コチラ

続いて、ホテルグランテラス富山へ。

式場や披露宴会場をまわった後は、
ホテルスイーツを召し上がっていただきました。

こちらでは結婚式の列席者の宿泊代が無料になることに
参加者の皆さんは衝撃を受けていました。

ご案内くださったのは超晴れ男のホテルグランテラス富山の益田さんです。

担当された結婚式はほとんど晴れだとか。
ちなみに、ツアー当日も青空でした。
益田さんパワーですね!

ホテルグランテラス富山のサイトは コチラ

最後は、ウェディングドレス姿で登場された
ビューティーサロン痩身館さやの花房沙耶さん

花嫁さんの気分を味わうために、ドレスを着たそうですよ。
本当にお綺麗です♪

ご自身の経験談を交えながらダイエットについてわかりやすくお話いただきました。

痩身館さやのサイトは コチラ

参加者の皆さんも最後まで楽しんでいただけたようで、
帰りのバスでは皆さん、柔らかないい表情をされていました。
あらためてご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
また、各店の皆さまも大変お世話になりました。

参加者の皆さんの結婚式がステキなものとなりますよう、私も願っております!

あらためて、ご結婚おめでとうございます♪

yukikotajima 9:56 am

82年生まれ、キム・ジヨン

2019年2月13日

今、ある本が女性たちを中心に話題になっているそうです。

その本とは、韓国で100万部を突破し映画化も決まったベストセラー小説
『82年生まれ、キム・ジヨン/チョ・ナムジュ 訳:斎藤真理子(筑摩書房)』です。

先日、紀伊國屋書店富山店に行った時に
文芸担当の書店員さんに何かオススメの本はあるか聞いたところ、
教えて頂いたのが、この『82年生まれ、キム・ジヨン』でした。

韓国では、国会議員が「女性が平等な夢を見ることができる世界を作ってほしい」
と願ってムンジェイン大統領にプレゼントしたのだとか。

その一方で、この本を読んだと発言したアイドルが炎上するなど、
韓国では社会現象になったそうです。

その韓国で話題の小説が日本でも去年12月に発売され、日本でも話題になっています。
また、すでに発売された台湾でもベストセラーになり、
現在、ベトナム、英国、イタリア、フランス、スペインなど17か国で翻訳が決定しているそうで、
今や韓国だけでなく、世界的に話題になっています。

***

『82年生まれ、キム・ジヨン』は、小説です。

タイトルの「キム・ジヨン」は、
韓国で82年生まれに最も多い名前なんだとか。

この小説は、彼女がこれまでの人生で
女性というだけで受けてきた困難や差別について描かれています。

例えば、年上の姉たちよりも男性というだけで弟が優遇されたり、
大学時代のサークルでは女性は会長にはなれなかったり。

また、就職活動では女性だけが苦戦。
優秀な女性は「女があんまり賢いと会社で持て余す」と言われてしまうし、
面接では女性だけセクハラ質問を受けます。

この本を読みながら泣けてきました。
これ、私も経験あるな、というエピソードが数多くあって。

セクハラ質問は、私も就職活動中にありました。
結局その会社は落ちましたが、落ちてほっとしたほどです。

キム・ジヨンが受けた差別は、就職した後も続きます。
また、差別に負けないように必死に働く一方で、
それが本当に正しいのか、とも思います。
例えば、妊娠中に与えられた権利を彼女は拒否してしまったことで、
女性の後輩の権利を奪ったかもしれないと気付きます。

その後も、結婚、出産、育児と頑張り続ける彼女でしたが、ある日、おかしなことを言いだします。
そして、精神科に通い始め…。

***

この小説は韓国の女性の物語ですが、
韓国だけでなく、世界中の女性たちから共感を得ています。

でも、この本を男性にこそ読んで頂きたいと私は思います。

もしかしたら、なんでこんなに辛いと思うの?とか、これの何がおかしいの?
と何も感じない男性もいるかもしれません。

でも、中には女性の辛さを理解してくれる男性もいるはずです。

全員が理解をするのは難しいかもしれないけれど、
でも、この一冊から世の中が変わり始めているのは確かなことです。

ぜひお読みください。

yukikotajima 11:38 am

ネッツカフェウィンター

2019年2月9日

今日は、富山市新庄本町のネッツ富山本店から
特別番組『ネッツカフェ・ウィンター』を公開生放送でお届けしました。

お越しくださった皆さん、ありがとうございました!

GRコンサルタントの渡邊さんからは、
2月1日にオープン1周年を迎えた
GRガレージ富山新庄の1周年イベントについてお話頂きました。

<1周年イベント>

・オリジナルトートバック作り

・ホットドッグのふるまい

・来場特典としてGR×MFゴーストのコラボグッズ
 &1周年オリジナル缶バッジをプレゼント

・渡邊さんオススメのメーカーパーツが最大15%オフに

・16日(土)にグランツーリスモGRガレージカップ予選大会を開催

・17日(日)に決勝!
 ネッツ富山レーシングドライバーの松井孝允選手が来店!
 松井選手のデモもあるかも!?

◎1周年イベントについて詳しくは コチラ

GRガレージでは、コッフェの美味しいコーヒーを無料で飲めます。
ちなみに、渡邊さんがブレンドしたオリジナルだそうですよ。

黒畑さんにはネッツ富山ビッグセールについて伺いました。

今日と明日の土日の二日間、
ネッツ富山でお車をご成約の方には
ムッシュ・ジーの「マカロンギフト」
ゴディバの「クッキー&チョコレート」がプレゼントされます♪

その他、ネッツ富山本店でも
いつでも参加可能なビンゴゲームや
中華ワンタンスープのふるまいなど
様々なイベントを行っています!

◎ネッツ富山本店のイベント情報は コチラ

また、ネッツ富山全店で、今日9日(土)のみ
カーナンバーに4が2つ入っている方にエンジンオイル無料交換券がプレゼントされますし、
この土日は、ベルギーワッフルのプレゼントもありますよー。

ぜひこの週末は、本店をはじめ、
お近くのネッツ富山のお店へお出かけください♪

***

来週からはいつも通りFMとやまのスタジオから
ネッツカフェドライヴィンをお送りします。

来週16日のメッセージテーマは「ヘアスタイル」です。
メッセージお待ちしています。

◎番組情報&メッセージは コチラ

◎ネッツ富山のサイトは コチラ



yukikotajima 3:34 pm

ファクトフルネス

2019年2月6日

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜)では、
紀伊國屋書店富山店の奥野さんから、今話題の本

『FACTFULNESS(ファクトフルネス)
 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
 /ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド(日経BP社)』

をご紹介いただきます。

◎奥野さんの紹介文は コチラ

私もこの本を読みましたので、軽く感想を。

この本を見た最初の印象は「なんだか難しそう…」でしたが、
読み始めてすぐ、それは間違いだったとすぐに気付きました。

大変興味深い話題が続き、気付いた時には著者のハンス・ロスリングの話に夢中でした。

今の時代、ネットでどんなことも簡単に調べられるけれど、
情報が溢れすぎていて、何が真実かわかりにくくなっています。
また、昔は正しかったことも今は間違いということもあります。
つまり、私たちが学生時代に学んだことの中には
もう事実ではないものもあるのです!

この本の表紙には
「あなたの“常識”は20年前で止まっている!?」とあります。

どうですか?
今ブログをお読みのあなたは、ちゃんと様々な知識をアップデートできていますか?

ご自身の知識が最新のものかどうかは、
この本に出てくる13問のクイズをしてみればわかります。
あなたはどれだけ正解できるでしょう?

ちなみに、タイトルの「ファクトフルネス」とは 
データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣のことです。
世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキル、
それが、「ファクトフルネス」です。

「データ」にもとづき、というと、
数字ばかりでは、正しい判断はできない!
という現場至上主義の方からの批判がありそうですが、
この本はでは「数字だけがすべてではない」と言っています。

例えば、モザンビークの首相は、数字を見つつも現場にも足を運びます。
首相はお祭りにやってくる市民の履いている靴を観察して、
どんな靴を履いているかで、国の経済が発展しているかどうかを
前の年と比べているのだとか。

また、この本に書かれている「事実」が間違っているかもしれないじゃないか!
と思う方もいるかもしれませんが、
この本の最後には「もし間違いを見つけたら教えてほしい」と
メールアドレスが掲載されています。

ここまで徹底していることに感動しました。
「本当に正しい情報」を伝えるというのは、こういうことだなと。

間違いを否定されて、怒ったり事実を隠したりするようではダメですよね。
間違いを受け止め、正しい情報を発信していく。
そういう姿勢が世界に広がっていけば、
ちっぽけなプライドを守るためだけの嘘が無くなっていくのかもな、
と思いました。

あなたも学生時代に学んだ常識をこの本でアップデートして
「世界の本当の姿」を見てみませんか?

この本を読む前と後では、世界の見え方がガラリと変わると思います。

この本は、世の中のたいていのことは知っている…
いや、知った気になっている大人の皆さんに読んで頂きたい。
「大人の課題図書」と言ってもいいくらいです。

また、世界はどんどん不幸になっている…
と悲観的に見ている方にも。

世界は、思っているほど不幸ではないようですよ。
詳しくは、本のページをめくってみてください。

yukikotajima 11:34 am

気まぐれな朗読会2019

2019年2月4日

先週、2月2日土曜日の「気まぐれな朗読会2019」にお越しくださった皆さま、
ありがとうございました。

女将と仲居…ではございません。(笑)

気まぐれな朗読会は、
気ままプランの廣川奈美子さんと
graceの私、田島でお届けしている朗読会で、
今回で3回目でした。

1回目は コチラ

2回目は コチラ

今日のgraceには、たくさんの感想を頂戴しました。
それも嬉しい感想ばかり…涙。

ありがとうございます!

***

今回の「気まぐれな朗読会2019」も今までと同じく三部構成でお届けしました。

第一部は、気まぐれなバスツアー「とやま短望(たんぼう)」と題し、
県内各地の立山ビューポイントを美しい映像とともにご紹介しました。

私は、バスガイドになりました。(笑)

この写真、まるで旅行会社のHPに載っていそうだな。(笑)

格好はこんなでしたが、中身はいたって真面目にお届けしました。

写真中央のバスの運転手役の室田さんには第二部でもご活躍いただきました。
ありがとうございました!
ちなみに、この朗読会でおなじみの室田さんは富山で俳優をされているのですよ。

***

第二部は、以前graceでご紹介した去年のベストセラー
『わけあって絶滅しました。世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』
をスペシャルゲストを迎えて演劇仕立てでお届けしました。

(◎以前書いた私の本の感想は コチラ ← 私の予想通りになりました。笑)

FMとやまの堀池アナ(左)と吉本アナ(右)がゲストとして登場!

局アナになる前は、こんな姿になって朗読することになるとは、
きっと二人とも思っていなかっただろうなあ…。(笑)

でも、実は二人ともノリノリでした!(特に堀池アナが!笑)

私は、足の長さだけで2メートルもある「ジャイアントモア」を担当しました。

実際に2メートルの足をステージ上で再現!
私は右上の白く光っている高いところで朗読しました。

そして、第二部を大変素敵な物語にしてくださったのが、歌、ギターの大谷氏!
まるでスナフキンのような大谷さんの音楽、最高でした。
大谷さん、ありがとうございました。

こちらは、休憩中の廣川姉さん…。
リアルに怖いっ!!!(笑)

***

第三部は、私と廣川さんがそれぞれ山本周五郎の短編を読みました。

私は、戦に出ている夫の代わりに約1ヵ月、女城主として戦った
真名女(まなじょ)の物語『笄堀(こうがいぼり)』を読みました。

城にはたった300人しかいない。しかも老人や女性、子供たちばかり。
それに対し、敵の石田三成の軍は3万!
しかし、真名女はこの戦いに挑みます。

自分には無理かもしれないと思っても、
できないと逃げるのではなく
自分にできることを精一杯した真名女。

真に強い人というのは、彼女のような人のことを言うのだと思います。

『笄堀』は、短篇集『日本婦道記』に収録されていますので、ぜひ読んでみてください。
左のナビの本もおすすめです。
私は今やすっかり山本周五郎ファンです。

なお、廣川さんは同じく山本周五郎の『鼓くらべ』を朗読。
さすがの貫禄でした。

***

そして、今回の朗読会も
演出の広田さんやカメラマンの小笠原さんをはじめ、
舞台監督、音響、照明、メイク・着付けなど
大勢のスタッフの皆さまとともに作り上げました。

お世話になったスタッフの皆さまも本当にありがとうございました。

そういえば、今日のgrace宛に届いたメッセージには、
「来年も絶対に行きます」というコメントが多かったです。
さっそくご予約ありがとうございます〜。(笑)
また、来年お待ちしています!

***

残念ながら来られなかった方も
第三部の山本周五郎作品のみ、
FMとやまで特別番組として放送します。

特別番組『気まぐれな朗読会2019』

3月3日(日)18時〜19時

ぜひお聞き下さい♪

yukikotajima 8:02 pm

七つの会議

2019年1月30日

去年の秋に、池井戸潤さん原作のドラマ『下町ロケット』が放送されていました。
毎週、楽しみに見ていたので、終わってしまって寂しいというか、
なんか物足りない…という方もいらっしゃるのでは?

そんな方は、是非この映画をご覧になってみてはいかがでしょうか?

明後日2月1日(金)に映画『七つの会議』が公開されます。

池井戸潤さんの企業犯罪小説を、野村萬斎さん主演で映画化したものです。

私は一足早くこの映画を見たのですが、
池井戸ドラマの空気がそのまま映画にも出ていました。

それもそのはず、
まず、監督が「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」など、
一連の池井戸ドラマの演出を手がけた福澤克雄さんなのです。

出演者もドラマでおなじみの方ばかりです。
例えば、香川照之さんは、この作品でもすさまじい表情を披露していますし、
『下町ロケット』に殿村役で出演されていた立川談春さんも出ています。
他にも「池井戸ドラマで見たことある!」という方たちが大勢出演されています。

また、音楽も池井戸作品をこれまで担当されてきた方なので、
池井戸ドラマファンにはたまらないと思います。

『七つの会議』は、ある中堅企業が舞台のサスペンスで、
とある秘密が徐々に明らかになっていく様が描かれています。

会社の秘密を暴くべくこっそり動いていくのが
及川光博さんと朝倉あきさん演じる男女なのですが、
緊張感が漂うぴりっとした空気の中で、
この二人の男女のやりとりだけはほのぼのとしており、癒されました。

映画はドラマと違って1週間待たずに結末を知ることができますし、
何より映画は大きなスクリーンなので迫力があります。
香川照之さんのおなじみの表情もスクリーンで見ていただきたい!(笑)

池井戸ドラマファンの方はもちろん、
テレビドラマをこれまで見ていない方でも楽しめると思います。

映画『七つの会議』は、明後日2月1日(金)の公開です。
ぜひご覧ください。

◎映画の公式サイトは コチラ

yukikotajima 11:35 am

いい女、ふだんブッ散らかしており

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜)
で紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介いただく本は、

『いい女、ふだんブッ散らかしており/阿川佐和子(中央公論新社)』

です。

◎奥野さんの紹介文は コチラ

私も読みましたので、軽く感想を。
テレビでおなじみの阿川さんの最新エッセイです。

阿川さんと言いますと、2012年に『聞く力』がベストセラーになりました。
私も、もちろん読みました。

私の中では、デキル女!という印象なのですが、
この本を読んで、ちょっと印象が変わりました。

なぜなら、本のタイトル通り、
一見、阿川さんは完璧な女性に見えて
実は色々やらかしているのです。

この本を読むと、阿川さんがいかにお茶目であるかがわかります。

実はモノを捨てられない人で、家の中は荷物だらけなのだとか。
その他、色々お茶目なエピソードが綴られています。

そんな中で好きなのは、
「あれは2年ぐらい前のこと?」と思ったことは、
だいたいその倍の年月の経っている場合が多い、
というもの。

これ、私も最近同じことを思っていたので、
本を読みながら「わーかーるー!」と心の中で思いっきり共感していました。

何歳になっても「初心者になれる」ことが好きというエピソードも好きです。
テレビドラマに女優として出演したことについて書かれたものなのですが、
私も何歳になっても新しいことを初めて「教わる」ということは好きなので、
気持ちがよくわかりました。

頑固なお父様への思いは、
お父さんのこんなところがダメ!と言いながらも
愛が感じられました。

なんだかんだ言って、お父さんのことが好きなんだな、と。

でも、お父さんの特技を書くなら
「想像して腹を立てることができる」
というのには笑えました。
なんとお父様のことを「ネガティブオーラじいさん」と書いているのです!

本を読んでいると、阿川さんの明るい笑顔が浮かんでくるはずです。
本を読んでいるというより、お喋りに近い感じかな。

是非、阿川さんのお喋りに耳をかたむけてみては?

yukikotajima 11:04 am