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ネッツカフェ・オータム

2018年10月13日

青空広がるドライブ日和の今日は、ネッツ富山高岡店から
『特別番組ネッツ富山プレゼンツ ネッツカフェ・オータム』
を公開生放送でお届けしました。

本当に多くの皆さんにお越し頂きました。
ありがとうございました!
また次回もぜひ遊びに来てね♪

ラジオの放送は終わりましたが、
ネッツ富山全店で今日と明日の2日間は
お得なイベントが盛りだくさんですので、
高岡店をはじめ、お近くのネッツ富山へお出かけください。

***

武内さんからは、この週末、ネッツ富山全店で開催中の
「ネッツ富山創業50周年記念オータムフェア」について教えていただきました。

・最新のナビ、ドライブレコーダー、ボディーコートの無料施工がついた
 お得な限定車「50周年記念ナビ付限定車」を販売!

・ご来場の方には、「ワッフル」「ネッツ富山オリジナルパスポートブック」をプレゼント!
 →北陸3県のレジャー施設や飲食店50店で使えるクーポンが掲載されています。

・試乗・査定された方に「新型シエンタのプルバックカー」をプレゼント!

・店頭でご成約の方に「パティスリーシュゥエトの焼き菓子ギフト詰め合わせ」をプレゼント!

ネッツ富山は、高岡店の他にも、本店、富山西店、富山南店、魚津店、高岡西店、砺波店、
ユーカーステーションの富山・高岡、GRガレージがあります。

***

U-CAR STATION高岡の中野さんからは、
高岡店U-CAR STATION高岡について色々教えていただきました。

高岡店は、高岡製のアイテムが取り入れられた落ち着いた店内です。

高岡店から徒歩3分のU-CAR STATION高岡は、モダンでシャープな外観がオシャレ!

商談スペースは個室です。

高岡店とU-CAR STATION高岡でも今週末はオリジナルイベント開催中です。

例えば、高岡店ではハロウィーンアイテムをみにつけて写真を撮ることができます。

私も撮ってみました。笑

是非、この週末はお近くのネッツ富山へ♪

◎ネッツ富山のHPは コチラ

***

来週はいつも通りFMとやまのスタジオから
『ネッツカフェ・ドライヴィン』をお送りします。

テーマは「読書の秋」

メッセージお待ちしています!

◎詳細は コチラ

yukikotajima 2:58 pm

しずく堂の大人に似合う手編みこもの

2018年10月11日

ここのところの汗ばむような日も落ち着いて、
天気予報通り今日以降、気温は低くなりそうです。
今日も寒い一日となりました。

ニットの季節が近づいてきましたが、
今年は、ご自身で編んでみるのはいかがでしょう。
せっかくなら、オシャレなアイテムを作ってみませんか?

富山県在住のニット作家「しずく堂」さんの
『しずく堂の大人に似合う手編みこもの』という本が、先日発売されました。

この本には、帽子・靴下・マフラー・アクセサリーなどの
25のアイテムが掲載されています。

しずく堂さんは、これまでも本を出されていまして、
今までは、どちらかというとカラフルな編み込み模様の作風でしたが、
今回は、ベーシックな色柄で普段づかいしやすいものや
コーディネートの差し色になるきれいな色の小物など、
しずく堂さんが本当に作りたいものがセレクトされているそうです。

私も実際に読んでみましたが、まず、眺めているだけで癒されました。
また、色合いやデザインは、大人の方はもちろん、
幅広い年齢の方に似合いそうだと思いました。

定番でありながらもシンプルすぎず、
どれも実際に使いたいものばかりで。

また、この本には、作り方や編み物の基礎ものっていますので、
初心者も上級者も楽しめます!
 
寒くなってきたし今年は自分でニットを編んでみようかなという方は
是非『しずく堂の大人に似合う手編みこもの』を読んでみてください。
きっと素敵なアイテムが作れると思いますよー。

ちなみに、しずく堂さんによると
「この本の作品はgraceを聴きながら編んでいたものがたくさんあった」のだとか。

わー!嬉しすぎる!!ありがとうございます。
ということは、graceフレイバーもほんのり入っているってことかしら?(笑)

なお、しずく堂さんは、富山在住のニット作家さんですが、
編み物のワークショップも開催していらっしゃいますので、
直接レッスンを受けることもできます!

◎しずく堂さんのHPは コチラ

yukikotajima 6:11 pm

ある男

2018年10月10日

私が読書を好きな理由の一つは「人の心が覗けるから」です。

職業柄、多くの人に会います。
会う人が多ければ人の気持ちもわかるようになるのか、
と言ったらそんなことも無く。
だって、人によって考えていることはぜんぜん違いますもん!

「この人は多分こう思っているのかな」
と想像することはできても、本当にその通りかどうかはわかりません。

でも、物語の世界なら堂々と覗けるのです。
なぜなら主人公の心の声がそのまま書かれたものこそが小説だからです。

今日ご紹介する本の主人公の男性も正直な心をさらけ出していました。
誰にも言えない思いをまるで吐き出すかのように言葉があふれていました。

今日ご紹介する本は、今話題の本『ある男/平野啓一郎(文藝春秋)』です。

平野さんと言えば、以前ラジオでご紹介した
『マチネの終わりに』が20万部のロングセラーになり、映画化も決まりました。

私の感想は コチラ

***

今回のタイトルは『ある男』です。

本の帯には「愛したはずの夫は、まったくの別人だった」とあります。
今既婚の皆さんは、ご主人や奥様が実は別人だったらどうしますか?

『ある男』のストーリーを簡単にご紹介しましょう。
主人公は、弁護士の城戸(きど)です。
彼は、以前担当したことのある女性、里枝(りえ)から奇妙な相談を受けます。

彼女には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去がありました。

離婚後、長男とともに故郷の宮崎に戻り、そこで出逢った「大祐」と再婚します。
大祐と前の夫との間にできた長男の関係も良く幸せな日々を過ごしていました。
自分の人生でこれほど幸福な時はなかったと思うほどに。

ところが、ある日「大祐」は、仕事中の事故で突然亡くなってしまいます。
そして…「大祐」が全くの別人だったことがわかります。

里枝は前の夫との離婚調停でお世話になった弁護士の城戸に相談。
城戸は亡くなった「大祐」とはいったい誰なのか調べることになり…
というお話です。

***

さきほどの質問に戻ります。
もし、好きになった人がまったくの別人だった場合、
あなたはどうしますか?

あなたと出逢ってからの日々に嘘はありません。
でも、過去には嘘があるかもしれない。

そもそも、あなたは好きな人の「過去」を気にしますか?

一方、あなた自身の過去についてはどうですか?
好きな人に自分の過去をすべて話したいと思いますか?
あるいは、自分自身の過去を捨てて別人になって生き直したいと思ったことはありますか?

***

この物語には、人知れず悩みを抱え苦しんでいる人たちが出てきます。
冷静沈着に見える主人公の城戸もそんな一人です。
他人には見せないだけで。
そんな彼の本心を知ることができるのは私たち読者だけす。

いつもは、そこまで人の心を覗くということは意識せずに本を読むのですが、
この小説に関しては、なぜかずっと城戸の心を覗いている気分でした。
それだけ彼は本音を他人に見せていない、ということなのかもな。
普段はあまり多くを語らないけれど、心の声はお喋りな印象でした。

そんな一見冷静な城戸(既婚者)が
ちょっと気になる女性に出逢ってしまった時の心の葛藤は、
人間味があって良かったです。(笑)
城戸の思いがどこに着地するのか?
色々な意味でドキドキしながら読んでしまいました。

それから『ある男』には、里枝目線のお話も間にはさまれています。
この里枝のお話もよくて、思わず涙。
心がじわっと熱くなりました。
特にラスト何ページかは…。
ああ、言いたいけれど、言えない。
とにかく読んでみてください。

秋の夜長にじっくり読み進めていくのにぴったりの一冊です。

私は読み終えた時、いい本だったという満たされた思いと同時に
終わってしまった寂しさもあり、
また最初からしばらく読んだのですが、
音楽好きの平野さんらしく様々な曲も登場しますので、
曲を聞きながら再度読み返してみるのもいいかもと思いました。

yukikotajima 11:55 am

死に山

2018年10月3日

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45時分頃〜)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介いただく本は、

『死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相
/ドニー・アイカー(河出書房新社)』

です。

奥野さんがこの本について詳しく紹介しています。

キノコレは コチラ

私も『死に山』を読みましたので、軽く感想を。

奥野さんから「この本面白いですよ」と本を渡されたとき、
タイトルの「死に山」を見ただけで
なんだか怖そうな本に思えて「うっ…」となったのですが、
本の帯をよく読んで印象が変わりました。

この本は、ノンフィクションでした。

本の帯には、
「冷戦下のソヴィエトで起こった世界的未解決遭難怪死事件」
とあります。

1952年にウラル山脈で起きた遭難事故は謎だらけです。
極寒の山にもかかわらず、
上着や靴を脱いでいたり、
骨が砕けたり、舌を喪失したメンバーも。

この事件にアメリカ人のドキュメンタリー映画作家が挑みます。

そして、あるい結末にたどり着くのですが…

この物語はノンフィクションですが、
淡々と事実を書き連ねていくのではなく、
大変生き生きとした文章で物語を描いており、
夢中で読んでしまいました。

読み物として大変面白かったです。

かなりボリュームのある本ですので、
週末の3連休にでもじっくり読んでみてはいかがでしょう?

そうそう。
この著者は、最初はネットでこの事件のことを検索していたそうです。
でも結局、現地まで行っています。
結果として、現地に行かなければわからないこともありました。

そうなんですよ!
今の時代、ネットで簡単に検索できます。
そして、行った気になったり知った気になったりしがちですが、
やはり実際に行かなければわからないこともたくさんあるのですよね。

この本は、どこかの資料やネットで得た情報だけでないところがいいのです。

今の時代、ネットの中の記事ならよく読んでいるという方もいると思いますが、
同じ文章を読むなら、やはりプロの書いた本を読んだ方が面白い、と私は思います。

この本に限らず、是非3連休は何か1冊、本を読んでみませんか?

yukikotajima 12:24 pm

論理ガール

2018年9月26日

学生時代、「数学」は得意でしたか?

私は子どもの頃からそろばんをしていたので計算は得意でしたが、
学年が上がるにつれて計算だけではどうにもならず、高校以降は文系でした。

今日のキノコレ(13時45分頃〜grace内コーナー)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介いただく本は、
文系の方でも楽しめる理系の小説です。

『論理ガール〜Lonely Girl〜人生がときめく数学的思考のモノガタリ
/深沢真太郎(実務教育出版)』

奥野さんの推薦文は コチラ

奥野さんからこの本をすすめられたとき、
表紙のイラストを見て漫画かな?と思ってしまいましたが、違いました。

この本は、読むだけで数学的思考力・論理的思考力が身につくという
数学自己啓発小説でした。

自己啓発の本は色々あるけれど、「数学」の本は初めてかも。

「数学でビジネスパーソンを救う」をモットーに活動する
ビジネス数学の専門家である深沢真太郎さんによる初の数学的自己啓発小説なんだとか。

物語は本のタイトルにもなっている
論理的だけど孤独(ロンリー)な17歳の数オタ女子高生・詩織と
チャラめな高校の先輩ホテルマン・翔太が
「数学は人生を救うのか」をテーマに様々な会話をしていくというものです。

と説明すると難しそうですが、全然そんなことはありません!

私は自分のことを、感覚を大事にしつつも論理的な思考もある、と思っていたのですが、
この本の詩織ちゃんの話を聞いて、全く論理的では無かったな…と気付きました。

私はまさにザ感覚的な人生を送っていました。

もちろん自分の感覚も大事だけど、
それだと正直モヤモヤが残ることもあります。
でも数学的考えをすることで心ガスッキリすることもあるのだなと
この本を読んで学びました。

この本、高校生が主人公なのでもちろん高校生にもおすすめですが、
働く大人の皆さんにもぜひ読んで頂きたい一冊です。

それこそ漫画を読む感覚で楽しみながら読めて、同時に学べると思います。

数学オタクの彼女の言うことには
「世の中のほとんどのことは数学で説明できる」そうですよ。

いや、そんなの無理だって!
と思った方こそ読んでみてください♪

yukikotajima 11:28 am

波の上のキネマ

2018年9月19日

最近はどんな映画をどこで見ましたか?

テレビでレンタル作品見た方もいれば、
スマホでネットにアップされた作品を見た方もいるかもしれません。

今は映画を見るスタイルも様々ですが、
以前は映画を見ると言ったら、映画館で見ていましたよね?
富山にもたくさんの映画館がありました。

私が富山に来た2001年もまだ今よりも映画館の数は多く、
当時車を持っていなかった私は、
仕事が休みの日は、よく街なかに映画を見に行っていました。

今日ご紹介する本は、商店街のはずれにある小さな映画館の物語です。

『波の上のキネマ/増山実(集英社)』

主人公は、小さな映画館「波の上キネマ」を
父から引き継いだ40代の男性「俊介」です。

駅前のシネコンに比べると
波の上キネマは、スクリーンは1つ、座席数は100余りで、
場所も商店街のはずれにあり、収益は落ち込む一方でした。

不動産業者から閉館と買収の話を持ちかけられるほどです。

しかし、祖父が創業した映画館を閉めたくない俊介は悩みます。

収益のことを考えると閉めたほうがいいけれど閉めたくない俊介は、
いつか閉めることになったとしても
祖父が始めた映画館がこの世に生まれた証を残したい、
と映画館の歴史を調べることにします。

調べていくうちにいろいろなことがわかってきました。
祖父は最初から映画館の仕事をしていたわけでありませんでした。
なんと若い頃の祖父は、ある密林の中で強制的に働かされていたのです。

そこは脱出不可能と言われる場所で、仕事も大変なものでした。
そして、なぜかその密林の中に映画館があったのだとか。

祖父はなぜそこに行ったのか。
また、脱出不可能の場所からどのようにして脱出して
尼崎で映画館を始めたのか。
そもそも密林の中の映画館とは?

俊介は祖父が若かりし頃働いていたその場所に向かうことにします。

ここから、俊介のおじいちゃんの若かりし頃の物語が始まります。
時は戦前。小林多喜二が亡くなった1933年頃のことです。

若者だったおじいちゃんが、
どのように生き、おばあちゃんと出会い、
尼崎で映画館を始めたのかが描かれるのですが、
このおじいちゃんの物語がとにかくすごかった。
夢中で読み進めてしまいました。
いや、この作品は文章を読んでいるというより
映像を見ている気分、というか私もそこにいました。
すっかり作品の世界に入っていました。

時々本を読みながら世界に入り過ぎてしまうことがあるのですが、
この作品もそんな一冊でした。

本当に面白かった!

そうそう、今年没後50年の藤田嗣治らしき「藤田さん」も登場します。

話はそれますが、藤田嗣治といえば、富山県美術館にも作品がありますよね。
また、今、東京都美術館で「没後50年 藤田嗣治展」が開催中です。

私は昨日、東京にいたので見たかったのですが、
昨日は休館日で見られなかったのです…。
ああ、残念。見たかったなー。

ちなみに、展覧会は10月8日まで行われています。

話を戻します。
この小説には「藤田さん」も登場しますので、
ぜひ藤田ファンの方もお楽しみください。
きっとニヤニヤしながら楽しめると思います。

また、この作品はとにかく映画愛にあふれています。

たくさんの名作が登場し物語を彩っていますので、
映画好きの方はより楽しめると思います。

例えば、この作品は22の章にわかれているのですが、
それが全て映画のタイトルになっています。
『七人の侍』『タクシードライバー』『伊豆の踊子』といった具合に。

この本を読んで、これらの過去の名作も見たくなりました。

それぞれの映画を見て、もう一度この本を読んだら
さらに楽しめそうだなと思いまして。

様々な角度から楽しめる、秋にオススメの一冊です。
早速、今週末の連休にいかがでしょう?

yukikotajima 12:30 pm

花まみれの淑女たち

2018年9月12日

今週末は3連休ですね。
最終日17日の月曜は「敬老の日」です。
敬老の日は、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に過ごす
という方もいらっしゃるのでは?

今日ご紹介するのは、おばあちゃんたちが活躍する小説です。

『花まみれの淑女たち/歌川たいじ(角川書店)』

本屋さんをぶらぶら歩いている時に、
色とりどりのお花に囲まれた
女性たちのイラストの表紙があまりにも目立っていて、
思わず手に取ってしまいました。

おばあさんたちの物語と言いつつ、
主人公は、32歳の女性の由佳です。

ときはリーマンショックの翌年です。つまり2009年ですね。
このリーマンショックによって勤務先の会社が傾き
由佳はリストラされてしまいます。

何もする気が起きず、だらだら過ごしていた彼女は、
ある日、北新宿の「花まみれビル」に
集まって暮らすおばあちゃんたちに出会います。

見た目は、ほのぼのとしたシニアグループでしたが、
実は、スゴイおばあちゃんたちの集まりでした。

彼女たちは、このビルでお花を育てながら
様々な「お花の仕事」をしています。
例えば、ガーデニング教室をしたり、お店にお花を活けに行ったり。
また、東京で育てられないお花は
地方の高齢者たちが育てるお花を仕入れるなど、
なんと日本中にお花のネットワークを持っています。

これだけでもすごいのに、このおばあちゃんたち、実は探偵をしているのです!

ちなみに、メンバーのおばあちゃん曰く、
おばあちゃんというのは、探偵に向いているのだそうです。

若者がいないところでも必ずおばあさんは歩いているけれど、
世間はおばあさんたちを無視しているから目立たないのだとか。
また、写真を撮ったところで、まごついて立っているようにしか見えないと。

つまり、おばあちゃんであることを武器にしているのです!

そんなある日、オレオレ詐欺の被害にあったおばあさんを助けようと
おばあさん探偵たちは動き始めます。

警察ですら犯人を捕まえられずにいるのに
おばあちゃんたちに犯人を捕まえることはできるのでしょうか。

ところで、主人公のリストラにあった32歳の由佳ちゃんですが、
彼女は、結局このおばあちゃんたちとともに行動していくことになります。
さらに、恋をするもののなかなかうまくいかず…。

おばあちゃんたちの活躍と由佳の恋、
どちらも応援したくなる大変面白い一冊でした。
本のページをめくるのが本当に楽しかった!

年を重ねるのも悪くない、と思えました。
私もおばあちゃんになったら
おばあちゃんたちが暮らす「花まみれビル」に住んでみたいな。

誰も面倒を見てくれないのなら、
自分たちでどうにかするしかない!
とこれまでに自分たちが得た知識や人脈を使って仕事をし、
人生を楽しむおばあちゃんたちのなんて素敵なことか。

また、おばあちゃんたちの言葉が心に染みるのです。

例えば
「どいつもこいつもなんて思うときはね、たいてい自分が悪い」
「歳をとったからって、初めてのことがなくなるわけじゃない」
さらに、
「一番大事なのは、自分で自分に○○すること」なのだとか。

この○○は、何だと思いますか?
答えが知りたい方は是非本を読んでみて下さい。

この本を読む前と読んだ後では、
私自身の生き方が少し変わったように思います。
この本に出合えてよかった!
読むと元気になれます。
あなたも是非この連休中に読んでみて下さい。

『花まみれの淑女たち』、いつかドラマ化されないかな。
映画だと短すぎるので、ドラマとして丁寧に描いてほしい!

yukikotajima 11:56 am

わけあって絶滅しました。

2018年9月5日

今日のキノコレで紀伊國屋書店富山店の奥野さんからご紹介いただく本は、
今話題の本『わけあって絶滅しました。(ダイヤモンド社)』です。

奥野さんがこの本について詳しく紹介していますので、
まずは、こちらからお読みください。

奥野さんの紹介文は コチラ

私もこの本を読みましたので軽く感想を。

大変面白かったです!

それぞれのいきものが自分が絶滅した理由を述べているのですが、
いきものたちは、性格も喋り方もまるで違って、わかりやすい!

これ、朗読会で読んだら面白そうだ!
と思ってしまったほどです。(笑)

例えば、ネアンデルタール人さんが絶滅した理由は
「想像力が足りなくて」なのですが、
まさかのラップ調で、どうして絶滅したのか語っています。

これには笑ってしまいました。

ちなみに、絶滅した理由も様々で
ネアンデルタール人以外で印象に残ったものは

・角に栄養を取られて絶滅した「オオツノジカ」さん

・イヌに病気をうつされて絶滅した「ニホンオオカミ」さん

などです。

ちなみに、「絶滅しそうで、してない」いきものも紹介されているのですが、
そちらでは、富山の県鳥「ライチョウ」さんも紹介されています。

ライチョウさんが助かった理由は…
気になる方は是非この本を読んでみてください。

この本では、いきものたちには「さん」がついていましたので、私もならってみました。

お子さんはもちろん、大人の皆さんにもオススメです。

yukikotajima 10:54 am

企業交流リレーマラソン

2018年9月4日

一昨日の9月2日(日)に富山県総合運動公園で
企業交流リレーマラソン IN TOYAMAが行われました。

graceでも「リレマララジオ」のコーナーで
ランの魅力を様々な角度からお届けしてきましたが、
ついに本番当日を迎えました。

日曜は朝から青空の広がるマラソン日和に♪

このリレーマラソンは、
1周1.5キロをフルマラソンの部は28周、
ハーフマラソンの部は14周走ります。

FMとやまチームはフルマラソンの部に参加!
応援してくださった皆さん、ありがとうございました。

田島はもちろん、ナベッチや吉本アナも走りました。

私は第1走者を担当。(青い帽子にピンクのベストが私です)

最初は気合いを入れて先頭に並んだものの
初心者の私は他の人の邪魔になる!と気付いて後ろへ。(笑)
途中、「ユッキー!」という声に気付いてポーズ。

その後、結局一番後ろへ。(笑)

 

第一走者は全員スタートからダッシュでかけぬけていき、
私もあとを必死に追っていきました。

そのおかげで後ろを走りながらも
いつものペースよりもだいぶ速いタイムとなり、
やればできることを知りました。(笑)

ちなみに、私はこの日3周走りました!
たくさんの声援、ありがとうございました。
私、笑顔で走ってました。(笑)

声援にこたえるナベッチ。

走る前から余裕の表情のヨッシー。

吉本アナは、アンカーもつとめました。

FMとやまチームもみんなでヨッシーと一緒にゴールしようと思ったのだけど、
ヨッシーが早すぎて子どもたちしか追いつけずバラバラ。(笑)

でもヨッシーは最後に1人抜きました〜。

50位以内の目標で、結果は47位!
目標達成です。

終わってみれば、楽しい一日となりました♪

そうそう、私は走るだけでなく
途中マイクを持って参加者の皆さんにインタビューもしました。

全チームにお話を伺えなかったことが残念ですが、
インタビューにお答えくださった皆さん、ありがとうございました。

さて、これで私の次の目標は来月の富山マラソン1本になりました。

今回のリレマラに出たことで、
大会では自分のペースが思いのほか早くなってしまうことや
声援が力になることを改めて実感しました。

富山マラソンでは、なるべく自分のペースを崩さず走っていきたいな。

初のフルマラソンは完走目指して頑張ります!

yukikotajima 4:45 pm

おやすみ、東京

2018年8月29日

去年の気まぐれな朗読会で私が読んだ作品は、
吉田篤弘さんの『台所のラジオ』から「毛玉姫」でした。

吉田さんの作品は、何か大きな事件が起きたり
ハイテンションな人が出てきたりするわけでは無いのだけど、
一度、吉田作品の世界をあじわうと、
この世界から抜けたくないと思わずにはいられない、心地よさがあります。

登場人物たちは、一見ふつうの人もちょっと変わった人も
知れば知るほどそれぞれの魅力が引き出されていって、
読んでいるうちにみんな私の友人に思えてきます。
まるで昔からよく知っているかのような。

以前、吉田先生の作品を紹介した時に
「いたって真面目な雰囲気なのに
どこかとぼけたところがあって、
真面目な部分とゆるさの按配が絶妙」
と私は感想を述べたのですが、今回もその絶妙な面白さを堪能しました。

***

今日ご紹介する本は、吉田先生の最新作、

『おやすみ、東京(角川春樹事務所)』

です。

今回の作品を読んで、あらためて吉田作品の空気感が好きだと実感!
たった1冊読んだだけとは思えないほどの充実感がありました。

というのも、この作品は12の短編が収録された連作短編集なのです。

舞台は、夜の東京です。
登場人物たちは夜の東京で働いています。

例えば、ある女性は映画会社で調達屋をしています。
その名の通り、撮影で使う小道具を調達するのが仕事です。

なかなか大変な仕事で、深夜に突然「明日の朝までにびわを用意して」と言われることも。

深夜に「びわ」が売っているお店はどこか。
そもそも今の季節に「びわ」は手に入るのか。
困った彼女は、夜に営業しているタクシーの運転手に電話をします。
調達屋の彼女はこのタクシーの常連でした。

その他、夜に電話で悩み相談を受けるオペレーターや
使わなくなった電話を回収する業者、
夜のみ営業している古道具屋、
同じく夜のみ営業している食堂で働く女性たちも登場します。

また、何かを探している人も少なくありません。
調達屋の女性は映画で使う小物を
ある女性は家を出たまま帰ってこない弟を
探偵の男性は脇役専門の俳優だった父が出演した映画を探しています。

『おやすみ、東京』は、連作短編集ですので、
ある話では脇役だった人が別の話では主役になるなど、
物語の主役が次々に入れ替わっていきます。
そしてゆるやかに登場人物たちが繋がっていきます。

ちなみに、夜のみ営業しているタクシー運転手によると
東京という街は思いのほか狭いそうで、
実は偶然出くわす確率が圧倒的に高いのだとか。

えー、そんなことないって!と思った方は、
小説の中の運転手さんの話を聞いてみてください。
この件について、たっぷりお話になっていますので。(笑)

東京が狭いかどうかは別としても、
登場人物たちの繋がりには、深夜ならではの特別感があるようには感じました。
深夜に起きて働いているからこそわかる共通の思いのようなものが。

例えば、普通、朝食は一日のはじめに食べるものだけど、
夜に働く人たちにとって朝食は仕事終わりに食べる夕食のようなものです。
私のような普通の暮らしを送る人にとってみれば、それだけでも特別に思えます。

この物語にも登場人物たちが仕事終わりの朝に食べに行く食堂が出てきます。

深夜の食堂って、まるで某ドラマのようですが(笑)、
この小説の食堂は渋い男性ではなく女性4人で営業しています。
大変美味しいということで人気があり、タクシーの運転手さんも行きつけです。
ああ、私も「ハムエッグ定食」を食べたいなあ。

***

『おやすみ、東京』は、まるでオムニバス映画を見ているようでもありました。

連作短編集ですので、紹介しすぎるとネタバレになってしまうため、
ぼんやりとした紹介になってしまいましたが、
とにかくとても良かったです!

夜の物語ですので、是非夜に読んでみてください。

いつか本当に映画化されてほしいなあ。
できれば、『深夜食堂』のような雰囲気で。

yukikotajima 12:34 pm

星空の16進数

2018年8月22日

ここ数日、県内を車で走らせながら
富山の夏の景色の長閑な美しさに触れています。

目に映る景色は、上から青空、濃い緑の山、そして下半分は田んぼの緑です。
美しい田舎の夏の色ですね。

今の季節は、青や緑のシンプルな色が目に飛び込んできますが、
じっくり見てみると、緑といっても色々な緑があります。

さて、あなたの目の前には何種類の色がありますか?

普段の生活では、色の数を意識することは、それほど無いのでは?
でもいざ色を数えてみると、世界は様々な色で満ちていることに気付くと思います。

今日ご紹介する小説の主人公の女性は、
目に映る色の名前が次々に頭に浮かんでくるほど、
「色彩」が生活に溶け込んでいます。

今日の本は、『星空の16進数/逸木裕(いつき・ゆう)』です。

主人公は、ウェブデザイナーとして働く17歳の藍葉(あいは)です。

高校は、他人とうまく会話することができずに退学しています。
学生時代は「空気が読めない」とよく言われていました。

例えば、遠足で訪れた田舎の景色を見て感動した友人が
「田舎は色があふれていていいな」と言えば、
「21個しかないよ」と答えてしまうような感じです。
そして、藍葉は田舎より都会のほうが圧倒的に色が多いと思います。

そんな彼女は、「混沌とした色彩の壁」の前に立つ夢をよく見ます。
それは以前誘拐されたときに見た光景でした。

実は、藍葉は子どもの頃、誘拐されたことがあります。
そして、その時に見た色彩の壁がいったい何だったのか、ずっと気になっています。

ある日、私立探偵のみどりという女性から
「以前は、大変なご迷惑をおかけしました」
というメッセージと100万円を渡されます。

ある人から藍葉に渡すように頼まれたのだそうです。

藍葉は誘拐事件の犯人からかもしれないと思い、
みどりに犯人の捜索を依頼します。

そして、みどりはかつての犯人が今どこにいるのか捜すことになります。

藍葉が誘拐されたときに見た色彩の壁とは?
そもそも犯人はなぜ誘拐をしたのか。

物語は、藍葉とみどりの二人の視点で進んでいきます。

***

私立探偵のみどりのお話には、17歳の藍葉だけではなく
読者である私自身も心が軽くなるようなものが多く、勉強になりました。

例えば、「私は空気が読めない」という悩みに対しては、
それは「個性」だと言います。

同じ写真を見ても、いいと思う人もいれば、そう思わない人もいる。
情報の解釈の違いは「個性」である、と。

また、その個性には後天的な技術、
つまり、これまで得た知識も関わっているのだそうです。

みどりさんの言うことには、センスと技術を合わせたものが個性なんだとか。

確かに、生まれ持ったセンスだけを個性と言ってしまいそうですが、
そうではない、ということをみどりから気づかされました。

情報を読み取る力が、後から得た知識も関係しているというのは、
絵画鑑賞にも同じことが言えますよね。

絵画作品を見るとき、自分のセンスだけで見るのもいいと思うけれど、
その絵画の情報を得たうえで鑑賞すると見え方が変わってきますものね。
ぼんやりとしていた作品がより鮮明に浮かび上がってきて。

この物語もまさに様々な情報を得るにつれ
最初に描いていたイメージ、見え方がどんどん変わっていきました。

私はこの本を読んだ後、世界に映る色を意識せずにはいられませんでした。
ああ、世界はこんなに色にあふれているのかと。
また、同じものを見ていても見え方は
人によって、知識によって、全然ことなるものだなとも思いました。
全ての人が自分と同じように物事を見ているわけではないのですよね。
そんな当たり前だけど忘れてしまいがちな大切なことに気付かされました。

ちなみに、小説のタイトルの「16進数」とは、ウェブデザイナーが使う色の示し方です。
小説の中には、独特な色の表現が繰り返し出てきて、
思わずどんな色か検索せずにはいられませんでした。(笑)

学生さんたちはまもなく夏休みも終わりですが、
この物語は17歳の女性が主人公で大変読みやすいですし、
色々大切なことも学べますので、
夏の終わりに読んでみてはいかがでしょう?

物語を読んだ後は、ぼんやりしていた世界が少しくっきり見えるかも。

yukikotajima 12:06 pm

れもん、よむもん!

2018年8月18日

ネッツカフェドライヴィンの今日のテーマは「久しぶり」でしたが、
お盆に実家に帰った時に、地元の本屋さんで買って帰りの新幹線の中で読んだ本が、
まさに今日のテーマ「久しぶり」にぴったりでした。

その本とは、はるな檸檬さんの
『れもん、よむもん!』というコミック・エッセイです。

漫画です!

大変面白い一冊で、新幹線に乗っている間に読み終えてしまいました。

著者のはるな檸檬さんは、子ども頃から本を読むのが大好きで、
国語の教科書はもらったその日に一年分を一気読みしてしまうほどです。

『れもん、よむもん!』は、そんなはるなさんの学生時代の愛読書が紹介された一冊です。

ゆるいタッチのイラストで内容もゆるめなので楽しく気軽に読めます。
でもただ軽いだけでなく、本を愛する気持ちは全てのページから感じられました。

また私も本好きなので共感の連続でした。

例えば、心動かされた本に出合ったときの感動をはじめ、
難しくて理解できなかった本を読んだあとの素直な反応にも共感。

また、本を読んでいる時に姿勢がころころ変わっていく様には、
これはまるで私だ!と笑ってしまいました。

どんなに本が面白くても、ずっと同じ姿勢は疲れるもので、
無意識のうちに読む姿勢が変化していくのですよね。

私も寝転がったり、片膝を立てたり、あぐらを組んだり、とにかくいろいろ試したものです。
いや、過去形ではないかも。
大人になった今も家で読む時には、色々な姿勢で読んでいるかも。(笑)

また、この本には私自身が過去に読んだ本も登場しており、
また読んでみたいなーと思いました。
とりあえず、山田詠美さんの『放課後の音符(キイノート)』はまた読みたい!

著者のはるなさんも昔読んだ本をあらためて読んで、
昔は全然理解できなかった本が、実はとても面白かったことに気付いたり、
昔感じたことをまた同じように感じたりされたのだとか。

そんなエピソードを読む度、私も昔読んだ本をまた読みたくてたまらなくなりました。

出たばかりの新作を読むのもワクワクして面白いけれど、
昔読んだ本を再び読むのも別の意味でワクワクできそうじゃないですか?

今ブログをお読みのあなたも、
子どもの頃の思い出の本を久しぶりに読んでみてはいかがでしょう?

忘れていた大切なことを思い出すかも〜。

yukikotajima 11:58 am

火のないところに煙は

2018年8月8日

ここ数日はそれほど暑くないですが、
この夏はとにかく暑いですよね。

暑い夏を涼しく過ごす方法は色々ありますが、
怪談も涼しくさせてくれますよね。

夏の夜、こわい話を読んだり、ホラー映画を見たり
時には、肝試しをしたり…。

今日ご紹介する本は、今話題になっている小説
芦沢央(あしざわ・よう)さんの
『火のないところに煙は(新潮社)』です。

芦沢さんというと、以前、『バック・ステージ』をご紹介しました。

◎私の感想は コチラ

『バック・ステージ』は、本のカバーをめくると
「お楽しみ掌編」が収録されており、
本を読み終えた後にも楽しみが待っていましたが、
今回は本の裏表紙に仕掛けがありました。

本を読んだ方だけが楽しめるものです。
是非ルーペをご用意してお楽しみください。

今回の作品は、そういった演出のほか、
作品そのものがこれはどういうことなの?
と思わずにはいられない内容になっています。

最初からエッセイなのかフィクションなのか
わからないスタイルで話が進んでいきます。

話は芦沢さんらしき作家さんのもとに、
東京の神楽坂を舞台に怪談を書かないか、
という依頼がくるところから始まります。

ある理由からできれば断りたいと思ったものの、
結局、怪談を書くことなります。

『火のないところに煙は』は、6つの話が収録された連作短編集です。
それぞれ人から聞いた話で構成されています。

ただ、最初のお話だけは作家の友人の話であり、
作家自身も少し関係しています。

ある日、大学時代の友人から、お祓いのできる人はいないか相談されます。

というのも、友人カップルが、
ある占い師から「結婚をすると不幸になる」と言われ、
本当に不幸になってしまったそうなのです。

悩みを聞いているだけの作家自身でしたが、
彼女も不思議な現象を目にすることになります。。。

その瞬間の怖さといったら…
是非本のページをめくって味わってください。

他には、

・狛犬の祟りに怯える女性

・起きてもいないことをまるで見たかのように話す隣の家に住む女性

・ある家に住むようになってから恐ろしい夢を見るようになった女性

・一人暮らしを始めたアパートで怖い体験をした大学生

の話などが収録されています。

そのどれもが、フィクションというよりも
まるで実話のように書かれています。

だから、こわい!

また、芦沢央さんは新ミステリの女王と言われている作家さんです。
怪談としての怖さもありますが、ミステリ小説としての面白さもあり
最後までゾクゾクさせられました。

ネタバレになるので、あまり具体的なことが言えないのが残念なのですが、
怖いのはもちろん、とにかく面白かったです。

私は、夜に本を読むことが多いのですが、
この本は、あえて午前中に読みました。
それでも、突然音が聞こえたりすると
うわあーっ!!といちいち驚いていました。
さらに、夜お風呂に入る時も寝る時もいちいちビクビク…。

より怖さを感じたい方は静かな夜中にお読みください。
きっとかなり涼しい夜を過ごせると思いますよ。

私はしばらく夜にはこの作品を思い出してしまいそうです…。

yukikotajima 12:16 pm

ファーストラヴ

2018年8月1日

今日のキノコレは、紀伊國屋書店富山店の奥野さんから
先日、直木賞を受賞した話題作

島本理生さんの『ファーストラヴ』

をご紹介いただきます。

◎奥野さんの推薦文は コチラ

私も読みましたので、軽く感想を。

女子大生が父親を刺殺した容疑で逮捕されるという事件が起きます。
主人公は、この事件をテーマとした本の執筆を依頼された臨床心理士の女性です。

「殺した動機が分からないから、そちらで見つけて」
という女子大生と面会を重ねていくうちに
少しずつ彼女の過去が明らかになっていきます。

また、臨床心理士自身の過去も徐々にわかってきます。
ページをめくりながら、女子大生の動機が気になりつつも
臨床心理士も何かを抱えているよね?
と思わずにはいられず、モヤモヤが続きました。

だからこそ、登場人物たちの本音がわかった時は、
待ってました!とばかりに、より作品に没頭。
物語の空気ががらりと変わるあの瞬間が、私は大好きです。

島本さんの小説は、複雑な心の動きがとてもリアルなんですよね。
心は常に同じではなく揺れるものです。
その微妙な揺れの描き方が抜群です。

言ってみれば読書は文字を目で追っているだけですが、
それは人の心の中を覗いているということでもあるのですよね。
堂々と心の中を覗けるものは、読書くらいだと思います。

そういう意味でも読書の面白さを感じた作品でした。

最後になりましたが、
島本さん、直木賞受賞、おめでとうございます!

yukikotajima 12:46 pm

TOTOでお皿をゲットしましたか?

2018年7月31日

現在、graceでは、

TOTOショールームに行って、graceオリジナル小皿をGETしよう!キャンペーン

を開催中です。

みなさーん!
ぜひショールームに行って、お皿を手に入れてくださいね。
お皿は無料です。

ちなみに、プレゼントの配布は、
月曜、火曜、木曜、金曜のみです。
また、限定100枚ですので、お早めに。

詳しくは コチラ 

今日は垣田さんデザインのお皿に
田島の京都土産のマンゴーの八ッ橋をのせてコラボ☆
実は私、昨日一昨日と関西に出かけていました。

垣田さんが八ッ橋を手にされる瞬間を激写!(笑)

マンゴー八ッ橋、おいしかった〜!
関西旅の報告は今週のラジオで♪

yukikotajima 5:33 pm

grace湯来楽貸し切り祭り♪

こんにちは。田島悠紀子です。

先週金曜におこなわれたgraceリスナー限定のイベント

天然温泉湯来楽 砺波店リニューアルオープン記念!
〜grace湯来楽 貸し切り祭り〜

にご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

参加された皆さん、新しくなったゆららはいかがでしたか?
grace宛に感想をお寄せくださ〜い。お待ちしています!

 graceのサイトは コチラ

私も新しくなったゆららを体験してきました!

その模様を 私の個人ブログ 続・ゆきれぽ にアップしましたので、
よかったらお読みください。

そして、ゆらら砺波店にも是非行ってみてね!

★ 湯来楽砺波店のサイトは コチラ

yukikotajima 5:10 pm

蕎麦、食べていけ!

2018年7月25日

すでに学生の皆さんは夏休みに入っているようですが、
この夏は、ぜひ課題図書以外の本も読んでみませんか?

今日は、夏休み中の高校生の皆さんにも読んで頂きたいと思いまして、
高校生が登場する物語をご紹介します。

高校生が町おこしに関わるという
江上剛(えがみ・ごう)さんの『蕎麦、食べていけ!(光文社)』
という小説です。

本の帯には「高校生の蕎麦打ちサークルが町おこしに!?」とあります。

「蕎麦」ではなく、「蕎麦打ちサークル」が町おこしって、
いったいどんな物語だろうと気になり、読んでみました。

読み始めてすぐに、群馬出身の私は、あ、これ知ってるとぴんときました。
群馬が舞台でした。

大阪から群馬の祖父母の家に引っ越してきた女子高校生「春海」が、
群馬の自然豊かな森の中の道を走る描写から始まります。

ランニング中、彼女は地元の信用金庫に勤める若い男性「勇太」と出会います。

物語はこの二人を軸に進んでいきます。

二人が住むのは、かつてのにぎわいを失った温泉街です。
その温泉街にもう一度観光客を呼び込もうと
勇太は、地元活性化案を企画し実行に移していきます。

その内容は、地元に伝わる大蛇伝説をベースにした新たなお祭りの開催です。
目玉は、伝説の大蛇の形の大きなお神輿と、
もう一つは、地元の蕎麦粉を使って蕎麦を打ち、
観光客の皆さんに食べていただく蕎麦打ちイベントです。

春海は、全く蕎麦打ちに興味がなかったものの、
あることがきっかけで高校の蕎麦打ちサークルに入り、
全国高校生蕎麦打ち選手権大会に向けて、日々特訓に励んでいます。

そして、彼女たちのサークルも地元のお祭りのために協力することになります。

そんな中、東京のメガバンクに勤める勇太の兄が地元にやってきて
温泉街のリゾート計画の話を持ちかけます。
兄の言うことには、リゾート化することで大勢のお客さんが温泉街を訪れ、
かつての賑わいを取り戻せる!と。

その話にのろうとする温泉街の人たち。
それに反対する勇太。
そこに春海たち高校生も絡んで…。

果たして、温泉街を活性化するための勇太のプランは、どうなってしまうのか!
という物語です。

途中、地元の信用金庫VS東京の大手メガバンクの戦いのようでもあって、
まるで池井戸潤さんっぽい雰囲気だわ、と思ったのですが、
著者の江上さんは元バンカーなのだとか。
銀行の細かい描写が多かったのは、そういうことか!と納得。

大手メガバンク、地元の信用金庫それぞれの違いや役割などを
わかりやすく表現されており、そういう意味でも勉強になりました。
また、対決も面白かった!

田舎の小さな温泉街活性化の物語ですが、
出てくる人みんながとにかく明るく元気で
楽しい気分で読むことができました。

高校生の物語でもありますので、
ぜひ高校生の皆さんも読んでみて下さいね。
そして、この夏、自分が住んでいる町のことを
少し考えてみてはいかがでしょう?

見慣れた町の景色も視点を変えて見てみると
新たな発見があると思いますよ。

また、親御さんをはじめ、おじいちゃんやおばあちゃんに
子どもの頃は、どんな町だったのか聞いてみては?
一緒に町を散歩しながら話を聞くのもいいかも。
(ただし、熱中症にならないよう、暑い時間帯は避けてね)

私の祖父母はもう天国にいるため、直接話を聞くことができません。
もっと昔の町のことを聞いておけばよかったなあ、
とこの本を読んで思いました。

その分、お盆に実家に帰った時に
父と母に昔の町の様子などについて話をきいてみようと思います。

本を読んで「ああ、たのしかった!」で終わりではなく、
その後も様々な行動につながっていく本っていいなあと改めて実感。

是非ご家族みんなでよんでみてください。

この作品、いつかドラマ化されそうな予感。
もしドラマ化されるなら、
美しくて強い春海のママを
群馬出身の篠原涼子さんに演じてほしいな。

yukikotajima 12:00 pm

日本で1日に起きていることを調べてみた

2018年7月18日

今日のキノコレ(13時45分頃オンエアー)では、
紀伊國屋書店富山店の奥野さんから

『日本で1日に起きていることを調べてみた/宇田川勝司(ベレ出版)』

をご紹介いただきます。

◎奥野さんの推薦分は コチラ

***

私もこの本を読みましたので、軽く感想を。

この本は、タイトルの通りです。
1日のうちに日本でどんなことが起きているのかが
具体的な数字で表されています。

この「1日」を尺度にして数字に表すことで
現代日本の実像が見えてきます。

しかも、その内容は多岐にわたっていて面白く、例えば…

・1日に日本のどこかに「くまモン」が現れる回数

・女子高生が1日にスマホを使う時間

・1日あたりの東京ディズニーリゾートの入園者

・香川県民が1日に食べるうどん

などがあります。

富山の話題も出てきますよ!
富山が日本一の話題が何度か出てきます。
どんな話題なのか気になる方は、是非本を読んでみてね。

その他、気温変化が売れ行きに影響するコンビニ商品
なども紹介されていて、なるほど!と納得。

気温が25度を超えるとアイスクリームの売れ行きが伸びるけど、
30度を超えると逆に売り上げが落ちるのだとか。
そして、かき氷やシャーベットが売れ始めるそうです。

今日は30度を超えていますから、
かき氷がよく売れていそうですね。

たしかに食べたい!(笑)

などなど、様々な角度から今の日本について学ぶことができる1冊です。
今の日本を知るために、是非読んでみては?

また、この本は大人向けですが、
お子さんの夏休みの自由研究にも良さそうな話題が満載ですので、
ご家族で読んでみてもいいかも。

yukikotajima 11:22 am

三千円の使いかた

2018年7月11日

「人は三千円の使い方で人生が決まる」のだそうです。

三千円という金額、あなたはどう感じますか?

私なら、ランチの三千円は高級ランチだけど、
夜の宴会の三千円は高くは感じません。

でも、実際の中身を見たら
ランチの三千円のほうが本当はオトクかもしれないのですよね。

例えば、ディナーが最低でも一万円のお店なら
三千円のランチはオトク感があります。
一方、つまみを少しとビールを数杯飲むだけの宴会なら
三千円は高いと思いませんか?

外食が多めの私は、三千円と聞いて、まずそんなことを思いました。

この三千円のイメージは人によって大きく異なると思います。

今日ご紹介するのは、
「人は三千円の使い方で人生が決まる」
という一文から始まる本です。

原田ひ香さんの『三千円の使いかた(中央公論新社)』

タイトルからお金にまつわるお話かな?と想像できますが、
そのとおり。この本は、ある家族のお金にまつわる連作短編集です。

でも、三千円の使い方だけが紹介されているわけではありません。

ある家族の20代の娘二人とお母さん、そして、おばあちゃんのお話がメインです。

人生の節目には必ずお金の問題が出てきます。
例えば、結婚、子育て、入院、離婚、老後など。
世代ごとにお金の悩みも異なります。

例えば、20代の独身の妹は
これまで自由にお金を使ってきましたが、
あることがきっかけでお金を貯め始めます。
まず、一日百円貯めてみては?とアドバイスされ
「それなら、貯金箱を買わなきゃ!」
といきなりお金を使うことを考え、
「お土産の缶で十分!貯金箱代も貯金しようよ」
とダメだしされます。

あ、これ、私だ…と思った方もいらっしゃるのでは?
私もそんな一人です。

またこの妹は、残業後の疲れたときに
ついコンビニスイーツや高級食材を買ってしまうのですね。

これ、まるで私です。(笑)
そりゃあ、お金が貯まらないよなあ、
と妹を見ながら自分自身のお金の使いかたを反省。。。

妹以外の女性たちもそれぞれ悩みを抱えています。

50代のお母さんは病気をしてから考え方が変わります。
家事をしない夫の料理をするだけの日々は嫌だと気付きます。
でも、お惣菜を買ってばかりではお金もかかるし、
どうしようと悩んでいます。

また、70代のおばあちゃんは、
おじいちゃん亡き後、貯金や年金はあるけれど、
この先、生活していけるのかしら?
と不安になり、パートを始めます。

それぞれの世代の女性たちが直面するお金の問題が出てくるのですが、
どれも具体的な悩みや解決法が出てきて、大変勉強になりました。

ストーリーとしての面白さはもちろん、
節約やお金の使いかたについても具体的に学ぶことができて
大変タメになりました。

私が、早速実践しようと思ったのは、
毎月、最後の週は、家にある食材だけで過ごすというもの。
だいたい台所には一週間くらいの食材はあるものなんですって。

たしかに一人暮らしの私の家にも買い置きの食材はあります。
そして、それらは食べずに賞味期限ギリギリになって
あわてて食べたりしている…。

でも、毎月最終週に食材を一掃できたら気持ちよさそうじゃないですか?

という感じで、お金や生活に関して学ぶこともできる一冊でした。

節約したいけれど、節約のための本を読むのはなあ…
という方には、この本がおすすめです。
なんといっても小説を楽しみながら学べちゃいますから!

yukikotajima 11:03 am

2つの家族の物語

2018年7月5日

先日、映画を2本連続で鑑賞してきました。

まずは、是枝裕和監督の『万引き家族』
カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した話題作です。

6月8日の公開からまもなく1ヵ月。
人気作品とはいえ、もたもたしてたら終わってしまう、
ということで観てきました。

さすが是枝作品。
家族の会話や生活感のある暮らしがあまりにも自然で、
作られた作品を見ているというより、
この家族の生活をのぞき見しているような気分でした。

貧しくても笑顔あふれる穏やかな日々を送る彼らからは
幸せなオーラしか見えません。
みんなでご飯を食べるシーンは、
ありふれた家族の日常に見えますしね。

でも、家族に見える人たちには血の繋がりはありません。
また、彼らが食べているものは万引きで盗んだものばかりです。
つまり犯罪です。

それでも、私はこの家族を嫌いになれませんでした。

特に安藤サクラさん演じるママがよかった。
ママっぽい立ち位置から「ママ」になっていく様に心動かされました。
ママのあの泣きのシーンには感動。私も涙。

でも、犯罪はダメだけどね!

是枝作品の余韻に浸りながら映画館を出ようとしたとき、
ふと、もう1本観ようかなと思い、その場でチケットを購入。
ちょうど10分後に上映開始の作品があったので、それにしてみました。
予備知識はほぼゼロです。

選んだ作品は『焼肉ドラゴン』でした。

いきなり喧嘩のシーンからのスタートで、
さきほどまでのぼそぼそトークの『万引き家族』
のボリュームとあまりにも違い過ぎて、まずそこにびっくり。

この映画も貧しい家族のお話でした。

こちらは、1970年前後の関西で、
焼き肉店「焼肉ドラゴン」を営む韓国出身の家族の物語です。

日本で暮らす韓国出身の家族の日々が描かれているのですが、
当時、彼らの暮らしは色々な意味で楽ではありませんでした。
理不尽なことや思い通りにいかないことだらけです。

でも、一家の主である父親は決して誇りを失わず、
家族のために前を向いて一生懸命仕事をしています。
口数は決して多くないけれど家族思いの真面目な父親です。

一方の母親は感情を抑えられず常に怒っています。
最初は、すごい剣幕のパワフル母ちゃんが登場したぞ、と思ったのですが、
この母ちゃんがいい味を出していて、すっかりファンになりました。

姉妹たちや、それぞれの恋人たちもキャラが濃くてハイテンションだし、
会話もほとんど焼肉ドラゴンのお店の中で繰り広げられていて、
まるで舞台のような作品だなあと思ったら、その通り。
人気舞台の映画化でした。

最初は、わーわー騒がしいだけの映画かな?
と思ったのだけど、気付いたら作品の魅力にはまっていました。

***

私は偶然この2本の作品を続けて観ましたが、
時代や設定やキャラクターたちは違えど、
どちらも貧しい家族の物語という点では同じでした。
そういえば、どちらの作品にも花火が登場していたな。
他にも共通点は色々ありますが、ネタバレになるので控えます。

万引き家族は、ただ一緒に暮らしているだけで血の繋がりはないけど、
本物の家族よりも仲が良かったりする。

一方の焼肉ドラゴンは、日本で暮らし日本語しか喋れず見た目も同じなのに、
日本人では無いというだけで差別されてしまう。

今は「多様性を認める」時代だと言われていますが、
それでもまだその考えが浸透したとは言い切れません。

誰もが生きやすい世の中へ向かっているように見えて、
逆に以前よりも窮屈な世の中になってきているようにも思います。

「正しさ」ってなんだろなあ。
ということを二つの映画を見た後、ずっと考え続けました。

是非、あなたもどちらの作品も観て、色々考えてみてはいかがでしょう?

yukikotajima 12:44 pm

人間に向いてない

2018年7月4日

今日のキノコレで紀伊國屋書店富山店の奥野さんからご紹介頂く本は、
黒澤いづみさんの『人間に向いてない(講談社)』です。

◎奥野さんの推薦文は コチラ

***

私も読みましたので、軽く感想を。

もう、タイトルしからしてインパクト大です。
だって「人間に向いてない」ですよ。
それに本の表紙の女性の人形の顔は溶けてしまっています。
本の帯には「ある日、息子が虫になりました」とある。

虫のような息子って、どんな比喩?と思って読んでみたら、
驚くことに比喩では無く、本当の「虫」でした。
正確には芋虫らしきもの、です。

この本の世界では、数年前から
「異形性変異症候群」という病が国内に蔓延しています。

この病は、ある日突然発症して、一夜のうちに
人間が異形の姿に変貌する病気のことで、
この病に罹患したら法的に「死亡」とみなされました。

この病が発症するのは、社会的に弱い立場の、それも若者たちばかりでした。

主人公は、ある日息子が「虫」になってしまった母親です。
初めて「虫」になった息子を見たとき、まず感じたのは嫌悪でした。

でも、彼女は変わり果てた息子を徐々に受け入れて行きます。
そして、同じように子どもが異形の姿に変わってしまった親たちの会に参加します。

なんと異形には様々な形があり、犬や魚のほか、植物になったという例もあります。

母親は、息子を受け入れることにした一方で
父親は、受け入れられることができません。
また、親の中には異形になった自分の子どもを殺してしまう人もいます。

どうでしょう?
もし、自分の子どもが突然、人間以外の動物や虫になってしまったら
受け入れることはできますか?

本を読みながら、もし私が同じ立場になったら、
どんなことを感じ、どう行動するのだろう、とずっと思っていました。

この虫は本当に私の息子なの?
私の話は理解できているの?
もう元には戻らないの?
そもそもなぜこんな姿になってしまったの?

などと主人公の母親の心が揺れる度に
読者である私の心も同じように揺れました。

子どもが虫になるなんてありえないし、考えたくもない…
と思うかもしれないけれど、
その普通ではない世界を知ることができるのが、読書の面白さです。

それも、ただ物語を読むだけでなく、
もし本当にこんなことが起きてしまったら?
と考えながら読む読書のなんと面白いことか!

最初から最後まで没頭した作品でした。
あなたも不思議な世界をのぞいてみては?

yukikotajima 11:06 am

湊かなえ『未来』 

2018年6月27日

来月18日に第159回直木賞と芥川賞が発表されます。

今日ご紹介するのは、その直木賞の候補作、
湊かなえさんの『未来(双葉社)』です。

湊さんといったら、2008年のデビュー作『告白』が有名ですよね。
本屋大賞を受賞し、映画化もされました。

その他、『高校入試』『夜行観覧車』『Nのために』『リバース』
などもドラマ化されました。

つまり、人気作家さんです!

湊かなえさんは、その作風からイヤミスの女王とも呼ばれています。
イヤミスというのは、読んだ後に嫌な気分になるミステリーのことです。

嫌な気分になるなら読まなければいいのに…と思われそうですが、
あえて後味の悪さを楽しむ読者が多いようです。
まあ、私もそんな一人なのですが。

***

今日は、そんな湊さんの最新作『未来』をご紹介します。
『告白』から10年の湊ワールドの集大成となる長編ミステリーです。

『未来』と聞くと、未来は明るい!と想像してしまいそうですが、
本の表紙を見れば、真っ黒の装丁にゴールドで「未来」と書かれているだけ。

ブラックとゴールドの表紙を見る限りは
明るい未来という想像はしづらく、
どちらかというと恐ろしさを感じるほどです。
でも、よく見ると、鳥が羽ばたいているイラストがあり、
もしかしたら救いのある話なのかもしれない!
と思って本のページをめくってみました。

結末がどのようなものなのかは
ネタバレになりますので言いませんが、
ページをめくる手は止まることなく
ノンストップでめくり続けてしまったほど
夢中で読みすすめてしまいました。

***

簡単に物語をご紹介しましょう。

主人公は10歳の章子(あきこ)です。
ある日、30歳の「大人章子」から未来の手紙が届きます。

10歳の章子は、大人章子への返事として自分の思いを日記に綴っていきます。

その頃の章子は大好きなパパが亡くなり、
時々「人形」のようなってしまうママと二人で暮らしていたのですが、
一日中寝ているだけのママとの暮らしは決して楽ではありませんでした。

でも、大人章子の手紙には「20年後の自分は幸せだ」と書かれています。
今が辛くても未来の私は幸せなのか、と思うだけで章子は元気が出るのでした。

ところが、中学に入っても章子は幸せにはなれず…。

物語の後半は章子以外の登場人物たちの話へと変わります。
そして、彼らも皆、何かしらの悩みを抱えており、
と紹介すると、まるで辛い話のオンパレードなの?と思われそうですが、
それだけの話ではありませんのでご安心ください。

たとえば。
もめごとを起こしている二人がいたとします。
片方の話だけを聞く限りでは、相手が100パーセント悪いように思えるけれど、
もういっぽうの話を聞いて、印象ががらりと変わることってありませんか?

この物語は、まさにそう感じることの連続で、
本当はそういうことだったのか…と、あとから理解することが多く、
話が進めば進むほど、それぞれの人物の印象ががらりと変わっていきました。

物語の面白さを実感、堪能した一冊でした。

湊さんの作品は、あの後味の悪さが好きという方もいれば、
それが苦手という方もいらっしゃると思うのですが、
この作品は、そんな方も楽しめるのではないかしら。

読み終えた後、本を閉じて、あらためて本の表紙を見たとき、
ふと、ゴールドの未来が輝いて見えました。
読む前はまったく気が付きませんでした。
もしかしたら、このゴールドには作者の願いが込められているのかなあ、
なんて思ったのですが、これはあくまでも私の想像です。
でも、勝手にそう思うことにします。(笑)

この作品もいずれ映像化されそうな予感大!

yukikotajima 12:37 pm

教養、ダイエット関連本など

2018年6月20日

サッカー日本代表、コロンビア戦の勝利おめでとう〜!

私は、マイロでおこなわれたパブリックビューイングで
サッカー好きの友人たちと一緒に試合観戦しました。

なんとこのPVには約250人の方が集まったのだとか。
日本勝利の瞬間には、近くにいる方たちみんなとハイタッチ!
試合中も何度もニッポンコールがおこるなど、
まるで試合会場にいる気分で、大盛り上がりでした。

大迫選手が得点を決めた瞬間の歓喜といったら、すごかった。

私の友人は、試合後に勢いで大迫選手のレプリカユニフォームを買って
早速着替えていました。(笑)

ますます次戦も楽しみになりましたね!

***

さてさて、今日のgrace内コーナー「キノコレ」は、
紀伊國屋書店富山店オススメの本の紹介です。

◎キノコレの詳細は コチラ

私も紹介本を読みましたので、かる〜く紹介します!

『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』
 
アメリカではシリーズ累計100万部のベストセラーとなっている話題作なんだとか。

毎日5分読むだけで、世界基準の知性が身につくという本で、
(月)歴史(火)文学(水)芸術(木)科学(金)音楽(土)哲学(日)宗教
の7分野の知識が365日分収録されています。

ひとことで言うなら大人の教科書のような1冊です。
私は、最近美術作品を見るのが好きなので、
特に「芸術」分野を興味深く読みました。
一見、難しそうな本ですが、ちゃんと読むと面白い1冊です!



ところで、現在、紀伊國屋書店富山店では、ダイエット関連書籍フェアを開催中です。
なんと80種類ものダイエット関連書籍が並んでいます。

やせたーい!と思っている私にしてみれば、
ワクワクゾーンでした。(笑)

80冊の中から田島が個人的に気になった3冊を読んでみました。

『世界一やせやる走り方』

私は最近ランニングをしていますが、
せっかくなら痩せたい!と思いまして、
まず手に取ったのがこの本でした。(笑)

この本、大変勉強になりました!
これからも定期的に再読していこうと思います。

『太らない間食』

またまたダイエット本です。(笑)
痩せたいけれど、でも間食はしたい…
という方もいらっしゃると思いますが(私は、したい。笑)、
この本によると間食をしていいそうです。
ただし、ルールを守れば。
気になる方は是非本のページをめくってみてください。
かなり具体的な内容ですぐに実践できます!

『すごいストレッチ』

ヨガをしているに方はおなじみのポーズが満載だと思います。
もちろん、ヨガをしていない方も漫画なのでわかりやすいはず!
それに椅子に座ってできるものばかりなので、気軽にできます。
私は、読みながら実際にストレッチをしていったのですが、
読み終えたときには、体がスッキリしていました。

他にもさまざまなダイエット関連本がありました。
ダイエットしたーい!という方は是非紀伊國屋書店富山店へ!

yukikotajima 12:21 pm

今日はネッツ富山本店から公開生放送でした!

2018年6月16日

今日は、ネッツ富山本店から
特別番組『ネッツ富山プレゼンツ・ネッツカフェ・アーリーサマー』
を公開生放送でお届けしました。

お越しくださった皆さま、ありがとうございました。

サッカーワールドカップ開催中ということで、
ネッツ富山のスタッフの皆さんは、
全員サムライブルーのユニフォームでした。

私もおそろい♪

ちなみに、背番号は「50」です。
ネッツ富山さんは今年創立50周年なんです。
おめでとうございます〜。

今回は、この春入社した新人さん2人にご出演頂きました。

ネッツ富山のコロコロチキチキペッパーズのナダルこと(笑)苗加さんからは、
ヴィッツの特別仕様車F“Safety Edition Ⅱ”をご紹介いただきました。

声と喋り方がナダルにそっくり!と先輩たちから言われているそうです。
私の無茶ぶりにも笑顔で答えてくださって感謝!そしてごめんさい〜。(笑)

顔は南国系だけど黒部出身(!)の美女、桐さんからは
ヴィッツの特別仕様車F“Amie(アミー)”をご紹介いただきました。

なんと、このヴィッツ・アミーが当たるキャンペーンを開催中だそうです。

応募は、インスタで「@vivi_amie」をフォローして、
「#amiestagram」のハッシュタグをつけて、
身の回りにあるカッパー色を見つけて投稿してね!

アミーのインスタパネルもあります〜。

ネッツ富山の女性スタッフの皆さんと一緒に私も撮ってみました♪

私、デカイな。色々な意味で…(笑)

***

ラジオの公開生放送はすでに終了しましたが、
ネッツ富山本店ではこの週末、イベントが満載です!

・サッカーワールドカップロシア大会関連イベント

・子供免許証づくり

・フライドポテト

・焼き鳥

・ハンドマッサージ

全て無料です!

さらに、ネッツ富山全店でこの土日は、
お越し頂いた皆様に「ベルギーワッフル
お車をご成約の方には「スイーツギフト」がプレゼントされます。

プレゼント三昧ですね♪♪

この週末はネッツ富山本店をはじめ、
お近くのネッツ富山へお出かけくださいね。

◎ネッツ富山HPは コチラ

***

来週はいつも通りFMとやまのスタジオから
『ネッツカフェ・ドライヴィン』をお送りします。
メッセージテーマは「カラッと♪」です。

◎詳細&メッセージは コチラ

それでは、またいつかどこかでお会いしましょー。
今日はありがとうございました!

yukikotajima 2:56 pm

明日はネッツカフェの公開生放送ですよー!

2018年6月15日

明日は、ネッツ富山本店から

特別番組『 ネッツ富山プレゼンツ・ネッツカフェ・アーリーサマー』

を公開生放送でお届けします!

お越し頂いた皆様には、ベルギーワッフルがプレゼントされます。

また、会場のネッツ富山本店では、
ラジオの公開生放送の他にも様々なイベントが行われます。

DJは私、田島悠紀子です。
会場でお待ちしています!

ネッツカフェの詳細は コチラ

ネッツ富山のHPは コチラ

yukikotajima 3:27 pm

選んだ孤独はよい孤独

2018年6月13日

今日の「ユキコレ(grace内コーナー)」は、
富山市出身の作家、山内マリコさんをお迎えし
発売されたばかりの新作についてお話を伺います。

去年の秋に発売された小説『メガネと放蕩娘』も話題となっていますが、
早くも新作が発売されました!

その名も『選んだ孤独はよい孤独』

山内さんというと、これまで女性の主人公が多い印象ですが、
今回は男性たちの物語。様々な男性が登場する短編集です。

例えば…

・地元から出ないアラサーの男性。
 しかも小学生の頃から一緒にいるメンバーがずっと同じ。

・前の年に先輩たちが全国優勝した高校サッカー部のキャプテン。

・一見、仕事ができそうに見えるのに、実はできない男性。
 でも、自分ではそのことに気付いてない。

といった男性が登場します。

印象に残ったのは、「あるカップルの別れの理由」。
いずれ結婚するつもりで同棲をしていたものの、
ある日彼女が家を出ていってしまいます。
でも、彼には彼女が出て行った理由がわからないのですねー。

一番好きなお話は、「おれが逃がしてやる」。
くうっってなりました。(笑)
このお話は、いつか映画化されてほしいなー。

***

『選んだ孤独はよい孤独』を読んで
私は男性に対して優しい気持ちがすこーし湧きました。(笑)

これまで男性から嫌なことを言われたり、されたりする度に
心の中でこの人は敵だ!と「敵認定」していましたが(笑)、
そもそも完璧な人なんていないし、
男性には男性の悩みや女性とは違った生きづらさがあるのかもな、と思ったら
優しい気持ちになれました。

不器用だけど、でも憎めない。
そんな男たちの物語です!

今日のユキコレでは、山内さんに
素敵な本のタイトルについてや
男性たちの物語を書こうと思った理由、
この物語を書いたことで山内さんの中で何か変化はあったのかなど、
新作にまつわる様々なお話を伺います!

ぜひ今日のgrace内コーナー「ユキコレ」をお聞きくださいね。
graceは、今日も13時30分からですよー。

◎graceのサイトは コチラ

そして、本をお読みになったら、
FMとやまで毎週金曜11時30分から放送している
山内さんの番組『オッケイトーク』に本の感想を送ってね!

◎オッケイトークのサイトは コチラ

yukikotajima 11:52 am

『やっぱり食べに行こう。』『配色アイデア手帖』

2018年6月6日

今日のキノコレ(13時45分頃〜オンエアー)は、
紀伊國屋書店富山店の奥野さんから2冊の本をご紹介いただきます。

奥野さんの紹介文は コチラ

私も読みましたので、軽くご紹介。

『やっぱり食べに行こう。/原田マハ(毎日新聞出版)』

『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』『たゆたえども沈まず』
といったアート小説でおなじみの原田マハさんが
取材先で食べた「思い出の一品」をつづるエッセー集です。

原田さんのアート小説は私も好きで、
原田さんの作品を読んだことがきっかけでアートにも興味を持ち、
美術館に行くことが楽しくなるほど、影響を受けました。

このエッセイ集は食べ物がテーマですが、
原田さんがどのように小説を書いているのかもわかります。

例えば、小説を書かれる際には徹底的に取材をしないと気が済まないそうで、
実際あちこち行っていらっしゃいます。
その出かけた先で出合った食べ物を紹介しているのがこの本です!

どの小説の取材でそこに訪れたのかについても書かれていますので、
原田さんのアート小説をお読みの方なら、より楽しめると思います。

私も原田さんの作品は結構いろいろ読んでいますので、
食よりも小説の裏話のほうが読みながらワクワクしてしまいました。(笑)

***

『配色アイデア手帖〜めくって見つける新しいデザインの本[完全保存版]〜』

こちらは、配色の教科書です。
 
複数の色を組み合わせた時、なんかしっくりこない、ということはありませんか?
そんな時に役立つのがこの本です。
なんと3175の配色見本が載っています。

色を扱う仕事をされている方はもちろん、
一般の方もお仕事や普段の洋服選びなどでも役立ちそう!

また、自分の好きなタイプの色はどれだろう?
と本を眺めるのも楽しいと思います。

私は、「夏の行事」で紹介されたビビッドな色が好きだなあと思いました。
実際、私の持ち物や服はここで紹介されている色が多めですし。
夏うまれだからかなー。
その一方で、「満月の夜」のような濃いブルー系の色も好きです。
と、こんな感じでページをめくるのも楽しいですよー。

また、この本には、配色見本だけでなく
色にまつわる文章も多く、読み物としても楽しめます。

なんと!好きなピンクを見て呼吸するだけで美しくなれる
「ピンクの呼吸法」というものもあるのだとか。
詳しい呼吸法は、この本に書かれていますので、
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

yukikotajima 11:56 am

OVER DRIVE

2018年5月31日

自動車レースのラリーを見たことはありますか?

ラリーとは、市販車をベースとした競技車両が、
山道や曲がりくねった道路などあらゆる路面を
全開で駆け抜ける自動車競技のことです。

F1のようにサーキットで複数台が同時にスタートするのではなく、
ラリーは公道(主に林道)で1台ずつのタイムアタックで行われます。

公道を前回走行で駆け抜ける
最も過酷な自動車競技、それがラリーです。

そんなラリーの世界を描いた映画『OVER DRIVE』
明日、6月1日に公開されます。

監督は、『海猿』をはじめ数々なヒット作を手がけた羽住英一郎さん。
ですから、熱くないわけがない!(笑)
今回も熱き男たちの映画でした。

チームのチーフメカニック兼エンジニアを東出昌大さん、
その弟で天才ドライバーを新田真剣佑さんが演じています。

真面目で確かな腕を持つメカニックの兄と
世界ラリー選手権へのステップアップを目指す天才ドライバーの弟。

子どもの頃は仲良しの二人でしたが、
ある出来事から二人の仲は険悪になってしまいます。

二人のいるチームは、国内トップカテゴリーで
優勝争いをするほどの強さがあるものの、
ドライバーの弟は、兄の助言を無視して無謀なレースを繰り返し、
ラウンドごとに兄と衝突を繰り返します。

そして、ある日、チーム全員を巻き込む試練が訪れ…
という物語です。

***

映画『OVER DRIVE』は、
映画館にいることを忘れてしまうくらいの迫力&スピードで、
先が見えない林道や海沿いの狭い道をマシンが走り抜けるシーンは、
まるで自分も同乗している気分になり、
実はこっそり何度も足はエアブレーキを踏んでいました。(笑)

モータースポーツはマシンを操るドライバーばかりが注目されがちですが、
この映画を見て、「チーム」で参戦している!
ということにあらためて気付かされました。

メカニックチームの皆さんは、撮影前に作業の練習を2ヶ月間したそうで、
映画を見ていてもチームの息はぴったりでした。

東出さん演じるメカニックの兄が
素人相手に楽しそうに専門用語だらけの話をしてしまう
シーンがあるのですが、このシーン好きです。
ああ、これぞ職人さんだなと思って。

それから、真剣佑さんの目力にやられました。(笑)
もともと吸い込まれそうな瞳をしていますが、
この映画はじーっと見つめるシーンが多いので、
それはそれは危険でした。(笑)
ほんっと美しい目をしています。

今回、天才ドライバーを演じるに当たり、
真剣佑さんは体も作り上げたのだとか。
もうね、その肉体も美しすぎました。。。

そんな真剣佑さんの美しい瞳や肉体はもちろん、
キレたり、泣いたり、笑ったりめまぐるしく変わっていく
彼の表情の変化にも注目です!

映画『OVER DRIVE』は、明日6月1日(金)に公開されます。
是非ご覧ください♪

そうそう!
映画には五箇山も登場するんですよー。
一度でも五箇山に行ったことのある方なら
思わず、えー!そこを?とスクリーンにむかって
突っ込んでしまいたくなるかも。(笑)

●映画『OVER DRIVE』の公式サイトは コチラ

私もまた見に行こうかなー。

yukikotajima 1:00 pm

わたし、定時で帰ります。

2018年5月30日

現在、国会では働き方改革関連法案の審議がおこなわれていますが、
最近、この「働き方」を見直す動きが出ていますよね。

実際、10年前と働き方が変わったという職場もあるのでは?
例えば、9時〜17時の仕事からフレックスタイムになったとか、
有休や育休が取りやすくなったとか。
あなたの職場はいかがでしょうか?

ちなみに、あなたの会社は定時に帰れますか?

以前、同い年の友人の男性が、
「最近なるべく早めに帰るようにしている」
と言っていまして、なんで?と聞いたところ、
「上司の俺が帰らないと後輩たちが帰りにくいんだよ」
とのことでした。

仕事はとっくに終わっていて帰れるはずなのに、
上司や先輩たちが忙しそうにしているのを見ると
たしかに若手は帰りにくいものですよね。

本来、仕事がちゃんと終わっているのであれば、
定時に帰ることは悪いことではないのに、
早く帰ると「やる気がない」と思われてしまうのが、
ここ、日本です。

さて、今日ご紹介する本は、タイトルが宣言になっています。(笑)

『わたし、定時で帰ります。/朱野帰子(あけの・かえるこ)<新潮社>』

表紙を見るだけでは、まるでコミックのようですが、小説です。

主人公は、32歳の会社員の女性の結衣です。
彼女が仕事をする上で大切にしていることは、
絶対に残業しないこと!

がむしゃらに仕事に取り組むお仕事小説は数多くありますが、
「定時に帰ること」を扱った小説は、あまり無いように思います。
でも、長時間労働が問題になっていますし、旬な小説ともいえますよね。

結衣は、仕事ができないわけでも嫌いなわけでもありません。
効率がいい。つまり、仕事ができるのです。

でも、ちゃんとやるべき仕事をして帰っているのに、
そんな結衣のことをやる気が無いと批判してくる同僚もいます。

というのも結衣の職場は長時間労働をしている人が多いのですね。

例えば、
風邪をひいて体調が悪くても出社し続ける皆勤賞女や
仕事をたくさんすることでハイな状態になってしまっている男性、
もはや会社が家と化している仕事のできない男性などがいます。

そうなんですよね。
仕事が好きで、出来過ぎて仕事をすることに快感を覚えてしまう人もいれば、
仕事ができなくて、だらだらしているうちに時間が経過してしまい、
結局仕事が終わらず、夜中まで仕事をする羽目になる人もいます。
また、中には上司へのアピールのために、無駄に会社に居続ける人もいます。

長時間労働といっても、全員が同じ理由では無いのですね。

そんなある日、無茶な仕事を振って
部下をつぶすという噂のブラックな上司や
社外へのアピールのためだけに
「女性躍進プロジェクト」をやり始める役員が新たに会社にやってきます。

読みながら、ほんとムカムカしました。(笑)

それでも結衣は、定時に帰ることを目指し、
部下である新人の男性にもだらだらするのではなく
効率よく仕事をすることを教えます。

そもそもこの会社の社長は、
長時間労働はよくない!と言っているのですね。
それなのに、気付けば現場は長時間労働が当たり前になっていたのでした。

これまでよっぽどのことが無い限り残業はせずに帰っていた結衣でしたが、
ブラック上司のせいで残業しないと仕事が終わらなくなってしまい…。

***

結衣は、正しい人です。
効率よく仕事をし、
仕事のあとは、美味しいビールを飲むことの何が悪いのか、と。

無駄にだらだら仕事をしたり
体調が悪いのに会社に出社し続けるほがおかしい!
集中して仕事をすれば早く終わるし、
体調が悪ければ休んだ方が長い目でみれば、仕事がはかどるじゃない!
と思っています。

でも、どんなに自分が正しくても
正しさだけで仕事はできません。
結衣はある行動に出るのですが、
この先はぜひ本のページをめくってみてください。

***

結衣から学ぶべきことがたくさんありました。
私の仕事はどこまでが仕事かわかりにくいところがあるのですが、
でも、無駄にダラダラしたり、ただ形だけの仕事は好きでは無いので、
結衣の気持ちがよーくわかりました。
また、ちゃんと休むことの大切さにも共感。

いい仕事をするには、やはりちゃんと休んだり
仕事以外の時間を設けることが大切なのですよね。

新しい形のお仕事小説は、
小説としても面白かったですし学ぶべきことも多く
大変有意義な読書時間となりました。

知らぬ間にオーバーワークが当たり前になりつつある皆さん、
一度仕事から離れてこの本を読んでみて下さい。
この小説を読んだ後は、きっと働き方が変わると思います!

今後、こういうタイプの小説が増えていきそうだなー。

yukikotajima 12:38 pm

サチモス、ドラゴンアッシュライブ

2018年5月24日

昨夜、クロスランド小矢部で
サチモスとドラゴンアッシュのライブがあり、
私も行ってきました〜。

今日のラジオでもお話したとおり、
ライブ会場に着き、駐車場から会場に向かうまでの
わずかな時間に車から水をかけられ、びしょ濡れに。。。

冷たいよ〜とブーブー文句を言いながらライブ会場に着いたのですが、
入るや否や、そんなことはすっかり忘れてライブに没頭!

実は少し遅刻してしまったので、すでにライブは始まっていたのでした。

まずは、ゲストのドラゴンアッシュのライブからだったのですが、
大変楽しくて、車に水をかけられたことは一瞬で忘れました。(笑)

とにかくKjの存在感がすごかった!
ドラゴンアッシュのライブを見るのは15年ぶりくらいだったのですが、
今もなおというか、今のほうが輝きを放っているように感じられました。

鍛えられた体も美しかったし、MCも素晴らしかった!

MCで、いいバンドにはいいファンがついている。
サチモスのファンもずっとサチモスのファンでいてね!
それから、今日の俺たちのライブも盛り上がってくれてありがとね!
というようなことを言っていて、
ああ、これは心からの言葉だなあと思いました。
これまで長く音楽をしてきたからこそ言える言葉だなと。

ライブのあと、ツイッターでライブの感想を見てみたら、
ドラゴンアッシュのファンになっているサチモスファンの方もいて、
私まで嬉しくなってしまいました。

さてさて。
一気に会場を熱くしたドラゴンアッシュのあとは、サチモスのライブ!
彼らも一瞬で自分たちの世界を作り出していて、さすがでした。

また、氷見出身のキーボードのタイヘイさんが富山弁であいさつをするなど、
富山ならではのあたたかさもありました。

私はサチモスのライブを見るのは初めてだったのですが、
CDで聞くより、ライブはもっと骨太な感じでしたね。

洗練された都会的な雰囲気がありつつも、でもクール過ぎない、
ライブならではの熱も感じられる心地いい時間でした。

サチモスのツアーは今後も続いていきますので、
具体的な内容については伏せておきますが、一つだけ。
6月にリリースされるアルバムの曲の披露もありましたよ!
ニューアルバムも楽しみ〜♪

車に水をかけられたことを忘れてしまうくらいに(笑)、
満たされたライブでした!

yukikotajima 7:38 pm