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たそがれどきに見つけたもの

2016年9月28日

今日ご紹介する本は、こちら。

『たそがれどきに見つけたもの/朝倉かすみ(講談社)』

タイトルの「たそがれどき」は、
夕方というより、50歳の頃という意味で使われています。

なんとくなく50歳っぽいというイメージではなく、
ちゃんとした理由があります。

人生80年を一日24時間で割ると
50歳は午後4時から5時の間になるそうです。

まさに、たそがれどきです。

でも、夏の4時はまだ明るいですよね。
4時以降暗くなるのは秋以降です。

人生を80年とし、それを四季の4で割ると

20歳までは「春」

40歳までは「夏」

60歳までは「秋」

それより先は「冬」ということになります。

つまり、50歳は秋の夕方ということになります。

ちなみに、38歳の私は夏の終わりの昼過ぎ。
残暑厳しい午後かあ。
たしかにわからなくもないかもな。

あなたはどうですか?
どの季節の何時ごろになりますか?

***

さて、話を本に戻しましょう。

この本『たそがれどきに見つけたもの』は、
まさに、人生のたそがれどきを迎えた人々が主人公の短編集です。

6編のお話が収録されているのですが、
主人公は42歳〜56歳の男女です。
既婚者もいれば未婚もいます。

本の帯にはこうあります。

「気付いたら、けっこう“いいとし”になっちゃってたんだ」

と。

子どものころは、大人は何でもできると思っていませんでしたか?
大人は何でも知っていて、何かあってもじたばたしないと。

でも、大人になった今は、はっきりとわかります。
そんなことはないと。

何歳になってもじたばたするし、
不安にもなるし、涙も流します。
甘えたり、いたずらもして…
子どもと変わらないですね。

体が老いていくスピードに、心が追い付いていないのかもなあ。

この本にもそんな大人たちが出てきます。

一見ちゃんとした大人でも、実はどうしようもなく幼かったりします。

例えば…
フェイスブックで久しぶりに会った友人の投稿を見て
「あれ、こんなキャラだったかしら?」と違和感を感じたり、
パート先の若い男子が自分に気があるんじゃないかと思ったり、
同僚に過去の話を大げさに語ってみたり、
家族にも内緒でローカルタレントの追っかけをしたりしています。

どうですか?
自分とよく似た人、あるいは周りの人で似たような人はいませんか?

本を読みながら、正直、これはちょっといたいでしょ…
と思うような登場人物もいるのですが、
でも、どこか他人事とは思えません。

あんなこと言わなきゃよかった、
どうしてあちらを選ばなかったんだろう、
という過去の後悔は、きっと誰もが持っていると思います。
思い出すたび、心がちくっとするような、ね。

でも、その後悔は人知れず心の奥に眠らせている、
という方も多いのではないかしら。

それが時々思い出されて、罪悪感でいっぱいになって、
誰にも届かない「ごめんなさい」を心の中で言ってみたり、
逆に人生すべてが嫌になってみたりすることもあるかもしれません。

この本に出てくる登場人物も一見ちゃんとした大人たちです。
でも、実は弱かったりずるかったりします。

『たそがれどきに見つけたもの』は、
そんなじたばたしている大人たちの心の中が綴られた物語です。

9月も後半。もうすっかり秋ですね。

秋の夜長は人生の秋を迎えた大人たちの物語を
毎晩一話ずつ読み進めてみてはいかがでしょう?

同世代の方は共感し、
それより若い方も色々気づかされることがあるのではないかしら? 

yukikotajima 11:08 am

秋の星空レストラン

2016年9月22日

今日は二十四節気のひとつ「秋分」です。
これから秋の夜長が本格化していきます。

秋の夜、何をして過ごしたいですか?

例えば、星空を眺めながら美味しいお食事やお酒を味わう、
なんていかがでしょう?

今日のgraceでもご紹介しましたが、
明日9月23日(金)に富山駅北口近くにある
オークスカナルパークホテル富山の6階テラスに
「秋の星空レストラン」がオープンします。

一足早く昨夜、利用してきました。

この「秋の星空レストラン」のテーマは

〜秋の夜長を肉と野菜と美味しいお酒で楽しむ大人の夕べ〜

なのですが、まさにその通りの楽しく美味しいひとときを過ごせました。

シェフがその場でお肉や野菜を焼いてくださるのですが、
さすがプロ!絶妙の焼き加減ですっ!

赤身牛肉も

ポークコンフィーも

若鳥も

どれもジューシーで柔らかく美味しかったです!

焼き野菜も素材の味をしっかり味わえました。

他にもサラダやバーニャカウダなどとにかく野菜がたっぷりで
野菜好きの私としては、嬉しくてたまりませんでした。

食後にはスイーツも♪

また、飲み物は飲み放題なのですが、
スタッフの方がグラスが空になったタイミングで
おかわりを聞きに来てくださったので、
落ち着いて食事や会話を楽しめました。

おかげで話も弾み、楽しいひとときを過ごせました。

今、手ぶらで快適なサービスが受けられる
新しいキャンプの形の「グランピング」が人気ですが、
この「秋の星空レストラン」
料理はカジュアルだけどサービスはしっかりという、
グランピングスタイルを意識されているのだとか。

確かに優雅なBBQスタイルを満喫できました!

そうそう、今回は 山崎奈津子さん と一緒に参加しました。

実はテラスの前は教会なんです。

反対側にはタワートリプルワン!

星空だけでなく夜景も楽しめました。

「秋の星空レストラン」は、
明日23日から10月までの毎週木・金曜に開催されます。

ご利用になりたい方は、前日の午前中までに予約をしてください。
雨の場合、当日の15時までに開催の有無のご連絡を頂けるそうです。

料金は、税込6,000円でBBQスタイルのお料理と飲み放題付きです。

利用時間は、18時〜22時までで最終受付は20時です。

ちなみに、18時〜22時まで利用してもいいそうですよ。
その場合も料金は変わらないそうです。
つまり、4時間ずっとお酒を飲み続けてもOKということです。
なんて太っ腹!

お肉もお野菜もほんっとうに美味しかったです。
期間限定ですので、お早めにご予約ください♪

***

秋の星空レストラン
〜秋の夜長を肉と野菜と美味しいお酒で楽しむ大人の夕べ〜

 場所:オークスカナルパークホテル富山6階テラス

 日時:9月23日(金)〜10月までの毎週木・金曜 18:00〜22:00

 予約・問い合わせ:076・433・1122

 HPは コチラ

yukikotajima 7:20 pm

九十三歳の関ヶ原 弓大将 大島光義

2016年9月21日

今年は、NHK大河ドラマの『真田丸』に続き
明日からは映画『真田十勇士』が公開されるなど
何かと真田が注目されていますが、
同時期に一人の武士がひそかに活躍していました。

その名は、大島光義(おおしま・みつよし)。

なんとびっくり93歳まで戦場に立った武士です。
ちなみに最後の戦は関ケ原。

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分ごろオンエアー)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんからご紹介いただく本こそ、
この光義について書かれた小説です。

『九十三歳の関ヶ原 弓大将 大島光義/近衛龍春(このえ・たつはる)(新潮社)』

この本に関しては、奥野さんが熱い思いを綴っています。

◎奥野さんの紹介文は コチラ

私もこの本を読みました。

一昨日の19日は敬老の日でした。
今は元気なご老人も多いですが、
この光義さんはスーパーおじいちゃんです。

人生50年と言われていた時代に
93歳で現役の武士って凄過ぎますよね。

まさに生涯現役です。

鉄砲全盛の時代に弓の名手として戦い続けた光義は、
あえて「弓」を選びました。

なんでも新しければいいというわけではないという考えは、
今の時代にも通じるのかもしれません。

戦国時代の物語ですが、光義の考えや生き方には学びや気付きがたくさんありました。

以前、アナウンサーの友人がアナウンサーになってすぐ、
いつになったらうまくなるのかなあ。
何年アナウンサーを続けたら一人前になるんだろう…
と言っていたことがあるのですが、今ならその答えがわかります。

一人前だと思ってしまった時点でもう成長は無いのかもな、と。

だってこの光義は93歳まで戦場に立ちつつも
自分はまだまだと言っているのですから。

もう年だから…とあきらめるのは簡単です。
でも、今の自分にできることは何か考えることはできます。

光義も体力の衰えはさすがに感じますが、
どうしたら今の体力で戦で活躍できるかを考え、
努力の仕方を変えていきます。

今の自分の力を最大限に生かす方法です。

今ちょっとくじけそうになっている方や
逆に自信過剰になっている方は、
是非読んでみて下さい。

きっとこの本を読む前より
心が軽く熱くなっているはずです。

yukikotajima 12:10 pm

PTAグランパ!

2016年9月14日

今このブログをお読みの方の中で
現在、お子さんのPTAの役員をされている、
あるいは、過去にしたことがあるという方はいらっしゃいますか?

まだしたことは無いけれど、いつかまわってきそう…。
でも、できればPTAの役員にだけはなりたくない。
と思っている親御さんもいらっしゃるのでは?

今日ご紹介する小説は、そんなPTAが舞台のお話です。

主人公は、ママでもパパでもなく、おじいちゃんです。

『PTAグランパ!/中澤日菜子(角川書店)』

***

さっそく物語をご紹介しましょう。

主人公は、大手家電メーカーを定年退職した67歳のじぃじ。
家庭をかえりみることなく仕事一筋で生きてきた「ザ・昭和の男」です。

のんびり隠居生活を楽しもうと思っていたところに、
離婚した一人娘が小学一年生の孫娘を連れて実家に帰ってきます。

しかも、その娘から
「仕事で忙しい自分の代わりにPTAの副会長をしてほしい」
と言われてしまいます。

最初は「やりたくない」と渋っていたじぃじですが、
かわいい孫のために仕方なく副会長をすることに。

ちなみに、PTAの他のメンバーはというと、
会長は24歳の金髪ギャル男、
もう一人の副会長はノーと言えない気弱な主婦、
監査役はママ達のボス。しかも前会長。

これまで仕事一筋で生きてきた昭和の男が
他のメンバーたちと合うはずもなく、衝突を繰り返します。

頑固でプライドが高いじぃじは、
人と自分を比較して自分のほうが上だと思ったり、
自分の意見がすべて正しいと思ったりしているところがあるのです。

あなたの周りにもじぃじのような男性、いませんか?

でも、仕事上どんなに出世したところで
肩書が無くなれば、ただのおじいさんです。

とくにPTAにおいては、24歳の金髪ギャル男も主婦も立場は皆同じです。

肩書も上下関係も無くなった時こそ、
その人らしさというものがわかりやすく出てくるもので、
じぃじもPTAに属したことで、ダメなところがたくさん出てきます。

果たしてじぃじは一年間PTAの副会長を無事つとめることができるのでしょうか…。

ぜひじぃじの一年間をのぞいてみてください!

***

私は、この本に出合えてよかったです。
ストーリーの面白さはもちろん、
たくさんのことを学べた一冊でもありました。

合わない人や世代の異なる人とどう接すればいいのかわからない方は、
この本からヒントをもらえると思います。

また、実際の生活でも頑固じじいに振り回されているご家族の皆さんは、
この本を読みながらスカッと爽快な気分になれるでしょうし、
一方の頑固じじいの皆さんは…そうねぇ。
この本を読んで少しでも気付いてくれたらいいなあ。
自分の間違いに。

たとえば、嫌味を言えば人が変わるかといえば、逆効果です。
怒鳴ったら離れていくだけです。
自分の都合のいいように強引に人を変えようとしたって人は変わらないんですよー。
まずは自分から変わらないと。自分から歩み寄らないとね!

何十年も変わらない性格のままだと、
もう一生変わらないなと周りの人もご自身もあきらめてしまいがちですが、
何歳だろうと変わろうと思えば人は変われるのかもしれない!
そんな希望を感じた一冊でもありました。

定年退職された皆さんも
おびえずに本のページをめくってみてください。(笑)

あ、でも読むときは、ご家族のいないところで一人こっそり読んだほうがいいかも。
だって泣いているところを見られたくないでしょ?(笑)

なんだかんだで、この本はおじいちゃん世代が一番心に響きそうだな。
そうだっ!
今年の敬老の日のプレゼントに『PTAグランパ!』を送ってみてはいかがでしょう?

頑固じじいが、ちょっと素直なかわいいじぃじに変わるかも〜。

またじぃじだけでなく、
子育てをしながらパートで働くママさんや
出産後、正社員として忙しく働くママさんも登場しますので、
ママさんたちが読んでも元気になると思います!

yukikotajima 11:12 am

記事検索

2016年9月11日

田島悠紀子です。

私のブログ「ゆきれぽ」内を

「記事検索」

できるようになりました!


探している本のタイトルや作家名を入れて頂ければ、簡単に検索できます。

ブログ右横のカレンダー下です。

これまでも「検索できるようにしてほしい」

というご意見を何度もいただいていましたが、お待たせしました。

やっとできました。

つたない文章にも関わらず、

私の本紹介を参考に本を選んでくだる方がいらっしゃって大変うれしいです。

ありがとうございます!

これからもラジオで紹介した本を中心に、このブログでも紹介してまりますので、

本選びの参考にしていただければと思います。


ちなみに、私のもう一つのブログ

続・ゆきれぽ

ではラジオで紹介した以外の本の紹介もしていますので、

よかったら合わせてお読みください。

 

yukikotajima 4:39 pm

科学関連の本をご紹介

2016年9月7日

こんにちは。

お子さんたちは、夏休みが終わって1週間が経ちましたね。

親御さんの中には、お子さんたちの宿題をサポートしたことで、
お子さんの得意な分野、苦手な分野を知った方もいらっしゃるのでは?

どの教科が苦手でしたか?

もし理科が苦手というお子さんがいらっしゃるなら、
こんな本を親御さんと楽しんでみては?

もちろん、理科が大好きなお子さんにもおすすめです!
より知識が深まると思います。

今日のキノコレ(grace内13時45分ごろオンエアー)では、
科学関連の本を紀伊國屋書店富山店の奥野さんからご紹介いただきます。

◎ 奥野さんの紹介文は コチラ

今日ご紹介いただく本は、この2冊です。

* 『ざんねんないきもの事典』

* 『ビーカーくんとその仲間たち』

***

『ざんねんないきもの事典』は、
いきものの残念な生き方や残念な能力などが
イラストともに紹介されています。

例えば…

・クジャクの羽は長すぎて邪魔

・ニホンザルはおしりが赤ければ赤いほどモテる

などです。

お子さんたちも喜びそうなネタですよね?(笑)

動物好きの皆さんにおすすめの一冊です。

***

一方の『ビーカーくんとその仲間たち』は、
もうちょっとお姉さん、お兄さん向けかな。

でも、漫画なので読みやすいです。

キャラクターになった実験器具がわかりやすく紹介されています。

また、それぞれの実験器具のキャラクター相関図まであるのです!
→の上に書かれている言葉も「仲良し」「相棒」「ライバル視」など
まるで物語の登場人物のようです。

実験道具について楽しく学べる一冊です。

***

これらの本について詳しくは、今日のキノコレでご紹介します!
キノコレは、今日の13時45分頃からの放送です。
graceは、13時30分からです。
今日も聞いてね〜。メッセージも待ってます!

◎graceのサイトは コチラ

yukikotajima 11:36 am

残り者

2016年8月31日

今日のユキコレ(grace内13時45分ごろオンエアー)でご紹介するのは、
2014年に『恋歌(れんか)』で直木賞を受賞した朝井まかてさんの小説です。

その名も『残り者(双葉社)』

◎ 『恋歌』の私の感想は コチラ

本の表紙を外して平らにしてみると、
5人の女性+猫1匹と出会えます。

『残り者』は、そんな彼女たちの物語です。

時は幕末。
徳川家に江戸城の明け渡しが命じられます。
天璋院篤姫もいよいよ大奥を立ち退くことに。
女中たちを集め「ゆるゆると、急げ」と声をかけ、
女中たちも次々に大奥を出ていきます。

そんな中、大奥を出られずにいた「残り者」の女たちが五人がいました。

一人は、天璋院の呉服之間に奉公する「りつ」。

天璋院の御召し物を縫い上げる仕事をしています。
りつは御針仕事が好きでした。
実力もあり、天璋院に褒められこともあります。

大奥を出ることに対し納得できないと思いつつ、
皆と同じように城を出るつもりでいたりつでしたが、
ふと、御針の始末をちゃんとしたか気になり、仕事部屋へと戻ります。

ひとり大奥に残ったりつが現実を受け入れられずにいると、
誰もいないはずの大奥で一人の女性と出会います。

その女性は、天璋院の飼い猫を探しているのだと言います。
猫は本当にいるのか疑いながらも、りつは彼女と猫探しを始めます。

と結局あこれこれ言い訳をしながら城に残った女性は五人。

仕事の内容は違えど、皆、大奥勤めの女たちです。
しかも顔や名前は知っていても直接交流がありませんでした。

最初は嫌味を言ったり素直になれなかったりした五人も
一夜を共に過ごすうちに次第に打ち解けていきます。

とはいえ、まもなく官軍がやってくる大奥に
このままいるわけにはいきません。

そこで五人は思いがけない行動をおこします。

さて、残り者たち五人の運命は?

そもそも彼女たちはなぜ大奥にとどまったのか。

この続きは、是非本を読んでね!

***

大奥の物語と言うと、
将軍の世継ぎを産まなければならない女たちの物語が
頭に浮かんでしまいがちですが、
この物語は、女中たちの物語です。

主(あるじ)は将軍ではなく、天璋院篤姫。
篤姫のために彼女たちは働いてきたのでした。
自分の仕事に誇りをもち。

女たちが働きお金を稼ぐことの厳しい時代に
大奥ではたくさんの女性たちが
それぞれの強みをいかして働いていました。

『残り者』は、幕末の女たちの物語ですが、
現代にも通じるところがあります。

私は本を読みながら、すっかり「残り者」のメンバーの一人の気分でした。

最初は、独特な江戸の言葉にてこずりましたが、
なれてしまうと、その言葉づかいが美しく心地よく感じられました。

たとえば「うきうきする」は「浮き浮きする」という感じなのですよ。
同じ言葉でも漢字が使われるだけで、なんとたおやかになることでしょう。

この物語の登場人物は、ほぼこの五人の女性たちのみなので、
舞台になっても面白いかも、と思いました。

五人ともキャラが濃いし、きっと面白いと思うわ。

舞台化されたら絶対に見に行きます!

予想では二年後あたりに舞台化していそうだな。(笑)

yukikotajima 11:50 am

8月27日(土)はネッツ富山本店へGO!!

2016年8月24日

ラジオでもご案内しているとおり、

今度の土曜日は、午前11時〜

富山市新庄本町のネッツ富山本店から

ネッツカフェサマー

を公開生放送でお届けします!


公開生放送の詳細は コチラ


そして、そして、

この日は 8月27日!

そう、827の FMとやまの日 です。

ということで、ネッツ富山本店に 827カフェ がオープン♪


ネッツカフェの公開生放送の他にも様々なイベントを行います。

美味しいものの販売もありますよ!

ご購入いただいたものは、その場で食べることができます。

様々なメニューがありますので、お友達やご家族でシェアしてもいいかも!


827カフェの詳細は コチラ


イベントの最後には大ビンゴ大会も!

ビンゴは16時からの開催です。


8月27日(土)は、11時〜16時30分まで

ネッツ富山本店でのんびりお過ごしください♪

待ってまーす。

yukikotajima 7:18 pm

さよならクリームソーダ

8月も残りわずかですね。
お盆休みが終わったと同時に、
大人の皆さんは夏も終わったという気分でしょうか?

その一方で、まだ夏休み中の学生の皆さんの中には、
夏休みの宿題に追われている方もいらっしゃるかもしれませんね。

高校生のリスナーさんから、
夏休みの読書感想文の高校生向けの課題図書として、
以前私がラジオで紹介した

額賀澪(ぬかが・みお)さんの『タスキメシ』

が選ばれたと聞きました。

 私の『タスキメシ』の感想は コチラ

『タスキメシ』は、高校生の物語です。

兄弟で陸上部に所属している2人の男子を中心に
陸上部の部長や他校のライバル、
調理実習部の女子高生なども登場します。

駅伝のタスキとご飯のメシで『タスキメシ』です。

この本を高校生の課題図書にするなんて、最高じゃないか!
と、この本を読んだ大人の私は思うのですが、
登場人物たちと同世代の高校生たちは、どんなことを感じるのかしら。

彼らの読書感想文を読んでみたいな。

***

さて、今日ご紹介するのは、
この『タスキメシ』の著者、額賀澪さんの

『さよならクリームソーダ(文藝春秋)』

です。

タイトルからすでに甘酸っぱさが漂っています。

本の表紙のイラストは、
プールにいる制服姿の男女を包み込むように氷と泡が描かれ、
まるで二人がクリームソーダの中にいるような、
それこそ、クリームソーダごしに二人を見ているようなイラストです。

今回の『さよならクリームソーダ』は、大学生の物語です。

舞台は、美大。
某美大の油絵学科に入学した主人公の男性は、学生寮に住み始めます。

そこで、同じ寮に住む才能豊かなイケメンの美大の先輩と出会うのですが、
この先輩が、とにかく完璧な人なのです。

イケメン。
料理もできる。
優しい。
そして、肝心の絵の才能もある。

私が学生だったら間違いなく好きになります。

でも、この先輩にはどこかつかめないなところがあるのです。
何かを隠しているような。

まあ、それも10代の頃なら、
ミステリアスな雰囲気に感じられて
よりイケメン度がアップするだけなのですけどねー。(笑)

物語は、主人公の男性の話をベースに、
イケメンの先輩の高校時代のお話も間に挟まれていきます。

そして、ぼんやりとしていたイケメンの先輩の過去が
徐々に明らかになっていきます。
と同時に主人公の心の悩みも明らかになっていき…
という若い男子たちの物語です。

***

大人になった今は、色々な世代の方と仕事をするので、
2〜3歳の年の差は全然気になりませんが、
学生時代は、この差がとても大きいのですよね。

先輩はものすご〜く大人びて見えるもので。

また、高校3年生と大学1年生の差もとても大きい。
高校3年生からすれば、憧れの大学に入学できた大学生は
とてもまぶしきキラキラして見えたりするものです。

そんなことを久しぶりに思い出しました。

また、アラフォーになった今もまだまだ悩んでばかりだけど、
でも、明らかに悩んでいることは大学時代とは違うな、
ということにも気付き、やや寂しさも感じました。

でも、10代の頃の感情が蘇ってくる方法があります。

それは、音楽!

この本の中には、たくさんの尾崎豊さんの曲が登場します。
もしCDがあれば、ぜひ曲を流しながら本を読んでみて下さい。

と言いつつも私自身10代の頃、
尾崎豊さんの曲を繰り返し聞いたわけでは無いのだけれど、
なんでしょうね。
大人になった今改めて聞くと、懐かしい感じがするのです。

心の中の言葉にできない叫びを歌う尾崎豊さんの曲は、
ひりひりしていて、なんてあぶなかっしいんだろうと思うのだけど、
この熱さと脆さが合わさっている感じが逆に心地良くて。

曲そのものの懐かしさというより、
10代の頃の感情に対する懐かしさという感じかな。

久しぶりに大学のキャンパスに行きたくなりました。

yukikotajima 12:16 pm

スイム!スイム!スイム!

2016年8月10日

リオ・オリンピック盛り上がっていますね。

日本の選手も大活躍!
金メダルをはじめ、メダリストが続々と誕生していますが、
あなたはここまでどのシーンが印象に残っていますか?

私は競泳かな。

日本の金メダル1号に輝いた
競泳男子400メートル個人メドレーの萩野公介選手と
銅メダルを獲得した瀬戸大也選手の
2人のはじけるような笑顔に感動しました。

それから、表彰式後、萩野選手と瀬戸選手が
北島康介さんを見つけた時の嬉しそうな表情もよかったな。
そんな2人に北島さんはまるでお兄ちゃんのように接していましたよね。

北島さんと言えば、アテネ、北京オリンピック2大会連続で
100、200メートル平泳ぎの金メダルを獲得し、
今年、現役を引退しました。

でも、ぎりぎりまでリオも目指していたのですよね。
今年春の代表選手選考会で五輪出場を逃し、引退されました。

だからこそ、北島さんにとって、
今回のオリンピックは特別なものがあるんじゃないかなと思って。

そんなことを考えながら
萩野選手、瀬戸選手と3人のシーンを見ていたため、
より感動してしまったのでした。

***

さて。

今日のユキコレ(grace内本コーナー13:45頃オンエアー)で
ご紹介する小説は、オリンピックを目指すスイマーの物語です。

その名も『スイム!スイム!スイム!』

著者は、五十嵐貴久さん。
双葉社から5月に発売されました。

五十嵐さんと言いますと
『パパとムスメの7日間』がドラマ化されました。
パパとムスメが入れ替わってしまう物語で、
舘ひろしさんと新垣結衣さんが演じ話題となりました。
私も好きな作品で毎週大爆笑しながら見ていました。

今回の作品『スイム!スイム!スイム!』は、競泳のお話です。

主人公は、西山大輔。
彼は、競泳自由形でオリンピック2大会連続で金メダルを獲得したスイマーです。

読み始めてすぐに、もしや?とあの人の顔が頭に浮かんでしまいました。
でも、別人です。そもそもこの主人公は自由形ですしね。

主人公の大輔は、
オリンピックで金メダルを獲得したにもかかわらず、
引退勧告を受けてしまいます。

その上、それまで好き放題していたため、
仲間からもスポンサーからも見放されてしまいます。

でも、オリンピック出場をあきらめきれない彼は、
町のスポーツジムのプールでのコーチをしながら
オリンピックを目指します。

ただし、個人種目ではありません。
狙うは、オリンピックで新設されることになった
男女混合メドレーリレーのほうです。

リレーなので一人で戦えません。
そこで、選手を集めることになります。

とは言え、オリンピックに出場するような選手を集められるはずがなく、
彼のもとに集まったのは、訳ありスイマーたち。

週刊誌で話題になった選手や
ドーピング疑惑でメダルをはく奪された選手などです。

しかもそんな寄せ集めの選手たちが練習するのは、町のジムのプール。

果たして、大輔たちはオリンピックに出場できるのか?
というお話です。

***

この本をオリンピックの時期に合わせて読んでよかったです。

オリンピックを見ていると
どうしても選手たちに好成績を期待していますが、
そもそもオリンピックに出られるだけでもすごいことなのですよね。
オリンピックに出たくても出られなかった選手もたくさんいますしね。
また、選手にとって引き際をいつにするかも大きな問題です。

この本を読むことで、勝敗だけではないスポーツの奥の深さも知ることができました。

あ、でも、このまじめモードでこの本を読まないようにしてください。

主人公の大輔が、まあ、チャライ!(笑)
かる〜い気持ちで読んだほうがきっと楽しめます。
でも、軽いだけで終わりません。

オリンピックの楽しみ方は様々ですが、
オリンピック関連の小説を読んでみるというものいいのでは?

ぜひ開催中に読んでみて下さい!
きっと応援により力が入ると思います。

yukikotajima 11:35 am

陸王

2016年8月3日

今日のキノコレ(grace内コーナー13:45頃〜オンエアー)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介いただく本はこちら。

『陸王(りくおう)/池井戸潤』

まずは、奥野さんの紹介文をお読みください。

◎奥野さんの紹介文は コチラ

***

私もこの陸王を読みましたので軽く感想を。

池井戸潤さんと言いますと、
半沢直樹シリーズの他、『下町ロケット』や『ルーズヴェルト・ゲーム』など
原作は次々にドラマ化され、そしてヒットしています。

ちなみに私が池井戸作品で好きなのは、
総理と大学生の息子が入れ替わってしまう『民王』です。
こちらもドラマ化されました。

シリアスな作品が多い中で、
この『民王』は、コミカルで笑いが止まりませんでした。

今回の新作『陸王』も「王」がついていたので、
もしや民王と同じくコミカル作品?と思いましたが、
こちらは、おなじみ企業が舞台の作品でした。

池井戸作品の企業ものは、
「池井戸スタイル」がすっかり出来上がっていますよね。
まるで長編の水戸黄門のようです。

あ、これ、否定しているわけではないですよ!

そのスタイルが私は心地よくて好きです。

今回も何度も涙しました。

なんでこんなに邪魔が入るのよー!
とイライラした後にやってくる感動の涙。

しかもそれが何度もやってきます。

涙がかわいたと思ったらまた涙で、
読み終えたとき、心がすっきりしていました。
目は腫れていましたが…(笑)。

こんなにいい涙を流し続けたのは久しぶりでした。

私はこの本を家で一人で読んでいましたので思う存分泣けましたが、
電車の中やカフェで読んでいたら危なかったと思います。
きっと「この人号泣しているけど…大丈夫?」と思われていたに違いありません。(笑)

そうそう、今回の『陸王』は、『ルーズヴェルト・ゲーム』に近いように感じました。

『ルーズヴェルト・ゲーム』は社会人野球のお話でしたが、
今回は企業の陸上選手が出てきます。

足袋作りの老舗がランニングシューズに挑むお話と
大学時代に活躍したものの、その後伸び悩む陸上選手のお話が交互に描かれていきます。

毎年お正月に群馬で行われるニューイヤー駅伝も描かれているのですが、
私の実家のすぐそばを走るので、私もこれまで何度も応援に行っています。
そのため、作品を読みながらその空気感がよくわかり、
途中から本を読んでいる感覚はありませんでした。
まるでその場にいるような感じで。

駅伝のシーンのあと、ハッと我に返ったほどでしたもの。
あ、そうか。今、本を読んでいたんだった、と。

それほど熱中させられた作品でした。

***

それから、池井戸作品の企業小説を読むたび、
私は自分の器の小ささや甘さを認め、反省しています。

仕事関連のビジネス書や名言集を読むより
池井戸作品を読んだほうが私は心に響きます。

理不尽なことがあったとき、
嫌がらせをされたとき、
どうしたらいいのか。

この本には学ぶべき対応がたくさん出てきました。

読んでよかった。

やはり池井戸さんはすごいなあ。

『陸王』も間違いなくドラマ化されるんだろうな。
というかされてほしい!
はやく映像化された『陸王』も見てみたいな。

yukikotajima 11:50 am

大きな鳥にさらわれないよう

2016年7月27日

ずっと先の未来。
地球はどうなっていると思いますか?

未来を描いたある物語には「私」が何人もいました。
若い私も年上の私もいます。
でも、全て同じ遺伝子を持った同じ私…そう、クローンです。

そんな様々な年代の「私」が同時代を生きる物語を読みました。

『大きな鳥にさらわれないよう/川上弘美(講談社)』

本のタイトルと一見のどかに見える本の表紙と
本の帯に書かれた「ファンタジィ」という言葉に惹かれ、手に取りました。

お子さんたちは夏休みに入ったことだし、
大人の「ファンタジィ」でも読んでみようかなと思いまして。

読み始めてすぐは、いつの時代の話なのかはっきりわかりませんでした。
今の時代のようにも、ずっと昔の物語のようにも思えて。

でも、徐々にこれが未来の話であることがわかります。

昔ここは「日本」と呼ばれていた、とあります。

また、衝撃的なことに「こどもたち」は工場で作られています。

遠い未来、人類は滅亡の危機に瀕していたのでした。

大戦、テロ、汚染物実拡散によって人間は減ってしまったのだそうです。

そこで、多様性が保たれるように「母」のもと、
人間たちは小さなグループに分かれて暮らしていました。

この「母」は、産みの親ではなく育ての親に近く、
一人の母がたくさんの子供たちを育てます。

人間をいくつかのグループに分ける理由は、人類を進化させるためです。
異なるグループ同士の人間の間にできたこどもが
新しい遺伝子を持っていることを期待して。

でも、人間というのは愚かなもので、
新しさを求めつつも、自分と違うものを許せなかったりします。

この時代を生きるある男の子は、この世界のことを
「息苦しくて、にせものばかりで、希望のない世界」と言います。

いったい遠い未来はどんな世界となっているのでしょうか…。

この続きは是非本を読んでみてね。

***

この物語は未来の話ですが、
虫を追って遊んだり、森の中で踊ったりする子供が出てきて、
まるで昔のお話のようにも感じられます。

その一方で、クローン技術や人工知能もあります。

この『大きな鳥にさらわれないよう』は、ひとつの大きな物語ではありますが、
それぞれのお話は独立した短編集です。

ただ、どのお話もどこかぼんやりとしています。
具体的なことがまったく見えないのです。
気付いたら知らない世界に入り込んでしまって、
無意識のうちにその世界のルールに従っているような感覚でした。
まるで催眠術にかかったかのような。

でも、ある瞬間、はっと我に返ります。

私は、感情を無くしてしまったのではなく、
ただ忘れていただけだ、ということに気付きます。

自分にとって穏やかでいられる人とだけいられれば怒りも生じないものですが、
異なる存在と出会ったとき、感情はどう動くと思いますか?

本の中の登場人物を通して、私の心を試されているようにも感じました。

あなたは、遠い未来の世界で何を感じるでしょうか。

この夏あなたも『大きな鳥にさらわれないよう』の世界にお出かけになってみては?

ちなみに、私はこの世界を2回旅しました。(笑)

きっとあなたも読み終えた後、最初のページからめくり直したくなるはずです。

2回旅できるなんて、ある意味ではお得な一冊かも。

yukikotajima 11:37 am

直木賞・芥川賞が決定!

2016年7月20日

昨日、第155回直木賞・芥川賞が発表されました。

直木賞は、荻原浩(おぎわら・ひろし)さんの『海の見える理髪店』が
芥川賞は、村田沙耶香さんの『コンビニ人間』が受賞しました。

荻原浩さんの作品は、5月にラジオで紹介しています。

 私の感想は コチラ

とてもいい本でしたので、受賞も納得!
おめでとうございます〜。

皆さんも是非読んでみて下さい♪

***

今日のキノコレは、
紀伊國屋書店富山店で今週末行われるイベントのご紹介です。

★ 詳細は コチラ

トークショーを行う青木ゆかさんと森由香子さんの著書を私も読みました。

『なんでも英語で言えちゃう本/青木ゆか』

これ、私がラジオでお話するときにも大切にしていることだー!と共感。
英語もそうすればいいのか、と納得しました。

さて、どうすればいいのでしょう?
気になる方は、本を読んでみてね。

『老けない人は何を食べているのか/森由香子』

先週誕生日を迎え、1歳年齢が上がったばかりの私は、
本能のまま手に取っていました。(笑)もちろん購入!

とてもわかりやすかったです。
今、食に関する様々な本が出ていますが、
この本は、それらに対しても言及されています。

たとえば、話題の糖質制限とかオイルをどう取り入れるべきか、など。

色々なオススメ食材がありましたが、
とりあえず、もっと納豆を食べようと思いました。

これらの話題に興味を持った皆さんは、
ぜひ今週末、紀伊國屋書店富山店へ。

土曜は青木さんのトークショー、日曜は森さんのトークショーが行われます。

 詳細は コチラ

yukikotajima 11:51 am

総選挙ホテル

2016年7月13日

突然ですが、今、会社に属してお仕事をされている方に質問です。
あなたが働く部署は自分に合っていると思いますか?

もう一つ質問。
同じ部署のメンバーの顔を思い浮かべてください。
7人メンバーがいるとして、
今の部署に相応しいと思う人を5人選んでください。
他の部署から選んでも結構です。

ちなみに選ばれなかった2人はどうなるのかというと、
会社を辞めていただくことになります。

ということを突然社長から言われたらどうしますか?

***

今日ご紹介するのは、まさにそんな従業員総選挙が行われたホテルの物語です。

『総選挙ホテル/桂望実(角川書店)』

桂望実(かつら・のぞみ)さんと言いますと、原作が次々に映画化されています。

映画化された作品には、
黒木瞳さんが監督をつとめた映画『嫌な女』、
織田裕二さん、柴咲コウさんが出演した映画『県庁の星』
などがあります。

他に桂さんの作品と言いますと、
以前ラジオで『ハタラクオトメ』という作品をご紹介しました。

私の『ハタラクオトメ』の紹介は コチラ

プライドの高い男性たちの嫌がらせに負けず、
新製品を開発していくOLたちの物語です。

今まさに職場で男性に対して嫌な思いを感じている女性の皆さんは、
この本を読んでみて下さい。

仕事終わりにジョッキのビールを
ぐびぐびっと飲み干したのと同じくらいの爽快感があります!(笑)

***

さて、今日ご紹介する桂さんの最新作もお仕事小説です。

その名も『総選挙ホテル』。

従業員総選挙が行われたホテルの物語です。

売り上げが落ち込む中堅ホテルに新しい社長がやってきます。
新社長は大学で社会心理学を教えていたという元教授で、
性格はだいぶ変わっています。
もちろんホテルを経営したことなどはありません。

そんな新社長が突然、従業員総選挙を行うことを打ち出します。

落選した従業員は解雇。
当選した従業員も部署が変わるかもしれない。
管理職の投票ももちろんやるよ!

という人材シャッフルを行います。

新体制になったホテルは果たして業績アップとなるのか?
というお話です。

***

選挙と言えば、つい先日、参議院選挙が行われましたので、
皆さんも候補者に投票したと思いますが、
投票はしても投票されることというのは、
人生においてそんなにないのでは?

票を集めたいと思った時、人はどんな行動に出ると思いますか?

崖っぷちに立たされた時こそ人は本性が出るものです。

この本に出てくる人の中にも
自分に投票するよう脅したり、
人の悪い噂を流したりする人が出てきます。

その一方で、誰を選ぶべきかを考えた時、
一人一人のいいところに目を向けるようになります。

そして、気付くのです。

これまでは、その人のダメなところばかりが気になっていたけど、
見方を変えると、いいところもたくさんあるな、と。

なんか、ちぐはぐ感がぬぐえないという会社は、
思い切って人材シャッフル!従業員総選挙をしてみてもいいかも。

まあ、実際は総選挙なんてなかなかできないかもしれませんが、
でも、この本から学ぶことはたくさんあると思います。

私は人の悪いところばかりでなく、
いいところを見ていきたいなと思いましたもの。

そして、いいなと思ったことは本人に伝えていきたいなと。

やはり褒められると嬉しいものね!

yukikotajima 12:03 pm

家康、江戸を建てる

2016年7月6日

大河ドラマ『真田丸』はご覧になっていますか?

ご覧になっている方は、すうっとこの本に馴染めると思います。

『家康、江戸を建てる/門井慶喜』

江戸に行くことを決めてからの家康のお話です。

詳しくは、今日のキノコレ(grace内コーナー13:45頃オンエアー)
で紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介いただきます。

 奥野さんの紹介文は コチラ

私も読みましたので軽く感想を。

何もなかった江戸の町が
それぞれの道のプロの職人たちの手によって
作り上げられていく様が丁寧に描かれています。

たとえば、江戸の飲み水を引くプロや
江戸城の石垣を積み上げるプロたちが登場します。

しかも、この物語は当時の江戸の地名だけでなく、
今の東京の地名でも紹介しているので、
距離感がつかみやすくわかりやすい!
その上、地名の由来もわかるので勉強になります。

この本を読むと、
家康は本質を見極める力があったことがわかります。

トップが現場にあれこれ口を出すのではなく、
現場の人間を信頼し、仕事を任せる。

家康が成功したのは、できる人間を見極め、
その道のプロを信用したことにあるのだと思いました。

なんでも首を突っ込むトップ、今の世も結構多い気がしませんか?
そういうトップに限って現場のことを知らなかったりするんですよねー。

現場を信用すれば、うまくいくのになあ。
と思うことはよくあるもので…。

その点、家康はちゃんと現場を見ています。

それぞれの道のプロの仕事ぶりは本当にかっこよく、
私も丁寧に仕事をしよう!と刺激を受けました。

読んでよかった!

それから、奥野さんも書いていらっしゃいますが、
この本、直木賞候補になっているんです。

 直木賞候補作品は コチラ

ちなみに、候補作6作品中、私は4作品読んでおり
ラジオでもご紹介しましたので、
できればラジオでご紹介した作品が選ばれたら嬉しいなあ。

この家康の本も面白かったので、
有力候補ではないかなと思います!

むかつく上司にストレスを抱えているという、働くみなさーん。
ストレス解消にこの本を読んでみてはいかがでしょう?

読み終えた時、きっと前向きな気持ちになっていると思いますよー!

yukikotajima 11:38 am

マチネの終わりに

2016年6月29日

若いころは、恋愛は若い人たちだけのもの、
と思っているようなところがありましたが、
年を重ねるに連れ、
そんなこともないなと思うようになりました。

そもそも恋愛に年齢制限は無いのですよね。

そして、この恋愛というものは、
何歳だろうが、
うまくいくこともあれば、
どう頑張ってもうまくいかないこともあります。

恋をしたら必ず幸せになれるかといったら、そんなこともなく。

厄介なことに、いつもは冷静な大の大人が
恋に振り回されてしまったりもします。

***

今日ご紹介する本は、恋に落ちてしまった大人二人の物語、

芥川賞作家、平野啓一郎さんの新作

『マチネの終わりに(毎日新聞出版)』

です。

この本は毎日新聞に連載されている当時から話題になっていたそうで、
連載終了後、「マチネロス」が続出したのだとか。

実際、著者の平野さんは、
「ページをめくる手が止まらない」小説ではなく、
「ページをめくりたいけどめくりたくない、
 ずっとその世界に浸りきっていたい」小説にしたかったのだそうです。

本の帯にはこうありました。

「何かとくたびれる世の中で、日常を忘れ
 没頭できる小説が書きたかった」

と。

確かに没頭しました。
そして、今や私もマチネロス…。

***

『マチネの終わりに』は、どんな小説なのか、簡単にご紹介しましょう。

一言でいうなら、アラフォーの恋愛小説です。

天才クラシックギタリストの38歳の男性と
海外の通信社の記者である40歳の女性の
二人の恋愛を軸に物語は進んでいきます。

私は、二人が初めて顔を合わせた日の描写が好きです。

会話をすればするほど、
お互いもっと話をしたい、一緒にいたいと思うのだけど、
どこか遠慮のある距離感がじれったいのなんのって。

探り合いながらもなかなか近づけない二人の物語に
私はすっかり夢中でした。

『マチネの終わりに』は、どちらか一方ではなく、
男女いずれの側からも描かれているので、
公平な目で二人の恋愛をのぞくことができます。

読者である私は、お互いを知る共通の友人のような気分でした。

途中、二人の間にすれ違いが生じたときには、
本の世界に入り込んで、お節介おばさんのごとく
本当のことを教えてあげたくなったほどです。(笑)

また、この物語は恋愛小説ではありますが、
恋愛だけのお話ではありません。

登場人物の抱える問題や社会問題など様々な問題が出てきます。

たとえば、主人公の女性は、独身で仕事もバリバリしていますが、
40歳という年齢を考え、近いうちにこどもが欲しいと思っています。

一方の男性も天才ギタリストと言われながらも実はスランプに陥っており、
それを誰にも言えずにいます。

私自身が彼らと同世代ということもあり、他人事とは思えませんでした。

彼らが様々な問題に対して悩み、答えを出すたびに、
私だったらどうするかなと常に自分と重ねていました。

そして。

ラストは私の目も赤くなっていました。

って、あまり書いてしまうとネタバレになってしまいますので、我慢、我慢。

この本は、なるべくまっさらな状態で読んでいただきたいので、
そろそろやめておきます。

ああ、毎回思うけれど、本の紹介って難しいわー!

そうそう、主人公の男性がギタリストということもあり
音楽もたくさん出てきますので、
音楽好きの方も楽しめると思います。

また、文章そのものが心地いい音楽のようでもあります。

ただ、この作品、一つだけ心残りが。

主人公のギタリストの演奏が聞けないこと!

『マチネの終わりに』のCDがリリースされればいいのにな。

yukikotajima 11:57 am

台所のラジオ

2016年6月22日

いつもラジオを聞いている方は、
どちらで何をしながらラジオを聞いていますか?

富山の方ですと、車の中で聞いている方が多いかもしれませんね。
最近はスマホでお聞きの方も増えているようですが、
中には昔からずっと古いラジオで聞いているという方もいるのでは?

今日ご紹介する本は、そんなラジオが登場する短編集です。

『台所のラジオ/吉田篤弘(角川春樹事務所)』

本屋さんで本を選んでいる時に
「ラジオ」と書かれたタイトルにそそられ手に取ってみたところ、
裏表紙には冷蔵庫の上に古いラジオがのったイラストが描かれていて、
それを見た瞬間、読みたい!と思ってしまいました。

この本は、12の作品が収録された短編集です。

ちなみに、裏表紙のイラストにまつわる物語もありまして、
その物語の主人公が冷蔵庫の上のラジオから声が聞こえてきたとき、
「ちょうど母の声と同じ位置だな」と気付くのです。

その感覚、私には無かったなあと読みながらニヤニヤしてしまいました。

いつもラジオをお聞きの皆さんも、
たまにはラジオの置き場所を変えてみると面白いかもしれません。

私、田島が立って喋っているのを再現したければ、
私の身長は約167センチなので、合わせてみてください。(笑)

このように、この本はちょっとしたことなのだけど面白い!
と思える感性にあふれていました。

本の帯にもある通り、地味ではなく滋味深い物語です。

***

短編集である『台所のラジオ』は
どの作品にもラジオと食べ物が登場します。

でも、ラジオはあくまでもおまけです。
さりげなく登場します。

作者の吉田さんはきっと普段からラジオをよく聞いているのだと思います。
だってラジオの登場の仕方が絶妙ですもの。

それに、喋り手のちょっとした変化にもよく気付いていて、さすがです。
私も今後喋る時に意識してしまいそうだわ。

メインの話題はどちらかというと食べ物です。
ミルク・コーヒー、お茶漬け、きつねうどん、ビフテキなどが登場します。

そうそう、この本に素晴らしい一文がありました。

それは「すべてのひとを笑顔にできるものは○○だけだ」という一文。

さて、この○○に入る言葉は何でしょう?

気になる方は、ぜひ『台所のラジオ』を読んでみてください。

***

『台所のラジオ』は、短編集なので、
本を読むのが苦手という方にもおすすめです。

現実逃避したい〜!と思った時にも、私はよく本を読みますが、
長編小説は海外旅行、短編集は日帰り近場旅のような感覚で読みます。

でも、短編だからと侮るなかれ。

『台所ラジオ』には、ちょっと変わった物語も収録されています。

・毎日お好み焼きを食べる男の話

・Gに分類される人の話

・女優洗浄機を依頼された設計士の話

などです。

本当は具体的なストーリーをご紹介したいのですが、短編集は難しいのです。

すみません…。

なんかぼんやりした本紹介だなあと思ったあなたへ
すっきりする方法をお教えしましょう!

それは『台所ラジオ』を読むこと。(笑)

リスナーの皆さんが主人公の物語ですから、
普段からラジオをお聞きの皆さんには、より読みやすい一冊だと思いますよ!

yukikotajima 11:08 am

ありがとうございました!

2016年6月11日

今日は、公開生放送&競輪ツアーと

リスナーの皆さんにお会いする機会の多い一日となりました。

まず午前中は、ネッツ富山高岡店から

特別番組ネッツ富山プレゼンツ・ネッツカフェ・アーリーサマー

の公開生放送でした。

✴︎ 公開生放送の模様は コチラ

お越しくださった皆さん、ありがとうございました!

✴︎✴︎✴︎

そして午後からは、富山競輪場ドリームスタジアムとやまへ。

Takt女子部タイアップ!貸切ポートラムで行く!ガールズKEIRIN観戦ツアー

でした。

✴︎ ツアーの模様は コチラ

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

また、皆さんにお会いできる日を楽しみにしております。

ヨガスクール競輪パーティー へのご参加もお待ちしています!

田島悠紀子

yukikotajima 11:41 pm

6月11日(土)はネッツ富山高岡店へ♪

2016年6月10日

明日11日(土)は、ネッツ富山高岡店から

ネッツカフェ・アーリーサマー

を公開生放送でお届けします!

放送は、午前11時〜11時55分です。

お越し頂いた皆様には、ベルギーワッフルがプレゼントされます。

カフェ気分を味わいながらのんびり楽しんでくださいね〜。

◎ネッツカフェアーリーサマーの詳細は コチラ

明日、ネッツ富山高岡店でお待ちしています!

yukikotajima 4:44 pm

アカガミ

2016年6月8日

今、独身の皆さんに質問します。

もし、あなたにふさわしいと判断した人を
国が結婚相手として選んでくれるお見合いシステムがあったら
利用してみたいと思いますか?

ちなみに、国が選んでくれた相手と
とりあえず暮らしてみて嫌だったらチェンジすることもできます。

***

今日ご紹介する本は、そんなお見合いシステムが設立された2030年の物語、

窪美澄 (くぼ・みすみ)さんの『アカガミ(河出書房新社)』です。

アカガミと言うと、第二次世界大戦中の日本の召集令状を
頭に思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれませんが、
この作品のアカガミは、国が立ち上げたお見合い制度のことです。

14年後、2030年の日本では、若者は恋愛も結婚ものぞんでいません。
恋愛に対して拒否反応を示すほどです。
恋愛どころか他者に対しての興味がないのです。

これではまずいと国が立ち上げたのが、
「アカガミ」というお見合い制度です。

主人公の25歳の女性ミツキも恋愛をしたことがありません。

彼女は、ある年上女性から「恋をしなさい」と
アカガミへ応募することをすすめられ、志願します。

アカガミに登録したら、まずは教習所に通います。

と言っても、車の教習所ではないですよー。(笑)

教習所では、昔の映画やドラマなどを題材に
恋愛や結婚、家族について学びます。

なんてったって、この時代の若者たちは恋愛をしたことがないんですから。

そして、ついに国が選んだパートナーと暮らすことになるのですが、
ミツキは、これまで恋愛どころか異性と話すことすらなかったため
なかなかパートナーとの距離を縮めることができません。

そんな彼女が初めて恋をします。

まるでロボットのようだった彼女が
恋をして人間らしい感情を持つようになり、
アカガミに志願するまでは考えもしなかった
結婚や子どもを持つといった未来についても考えるようになります。

無機質なモノクロの物語に色がついていくように
物語のタッチが変わっていき、物語に勢いが出てきます。

と同時に気になることも出てきます。
この物語はどこに向かっているんだろうと。

恋を知ってよかったね!で終わるのかと思いきや、
残りのページはまだまだある…。

果たして、恋を知った彼女には、どんな未来が待っているのでしょうか。

***

終わりが近づくにつれ、ページをめくるスピードがどんどん増していきました。

そして最後…

わーお。
そうきたか!

気になる方は、ぜひ『アカガミ』を読んでみてね。

***

『アカガミ』で描かれるのは、14年後の日本です。

フィクションだけど、不気味なほど現実味を帯びていて、
まるで予言のようだわと思いました。

そして2016年現在、すでにその気配は漂い始めているようにも感じます。

興味があるのは自分だけという自己愛の強い人や
他者に興味が無いわけではないけれど、ひとりのほうが楽という人が
増えているように、私には感じられます。

このままそういった人たちが増えていくと、
まさに他者に興味を持てない人ばかりの『アカガミ』の世界になってしまいます。 

そんな色の無い世界はこわすぎるよ、やはり。

yukikotajima 10:54 am

海の見える理髪店

2016年5月25日

今日ご紹介する本は、「家族」の日々が描かれる短編集、
荻原浩(おぎわら・ひろし)さんの新作

『海の見える理髪店/(集英社)』  

です。

様々な家族のお話が6編収録されています。

家族の物語というと、どんな印象を持ちますか?

いい人がたくさん出てくるあたたかな物語
を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、
実際の家族はというと、100%問題の無い家族なんてないですよね。

どの家族にもきっと何かしらあるのでは?

こどもが小さい頃は家族全員仲良しってこともあるかもしれないけれど、
こどもが成長するにつれ、その関係性が変わっていくこともあります。

あなたの場合はいかがですか?

家族って近いだけに甘えが出てしまいがちなんですよね。
他人には優しく接することはできても、
家族にはわがままやひどいことも平気で言えたりしませんか。

家でまで気をつかえないよ!と思うかもしれませんが、
家族だって人間です。心があります。こどもは親のモノではありません。

そんなのわかってるよ!(怒)と思うかもしれないけれど、
今、イラッときた方は、わかっていないのだと思います。

すみません。よりイラッときましたよね。

でも、大切なことです!

奥さまをこき使ってふんぞり返っているご主人、

娘に自分の考えを押し付けているお母さん、

そんなことをしていたら、いつか離れちゃいますよー!

家族だからこそ、思いやりが大切だと思うのです。

「ありがとう」と伝えられるうちに伝えないと、きっと後悔します。

『海の見える理髪店』には、素直になれない家族がたくさん登場します。

たとえば・・・

・自分の考えが絶対だという母に反発して家を出た娘が
 弟から一度母に会ってほしいと言われ16年ぶりに帰省したお話

・仕事ばかりの夫と口うるさい姑に嫌気がさし実家に帰った奥さまのお話

・両親が離婚し母の親戚の家に引っ越してきた女の子が家出をするお話
 
・15歳で亡くなった娘のもとに成人式のカタログが届き、ある決意をした両親の物語

などが収録されています。 

どのお話も終わり方が素敵なのです。そういうことか!と匂わせる感じで。

私は、この本を読んで、あらためて自分の家族について考えました。
しかも、文句じゃなくていいところを思い出そうと。
そうしているうちに、優しい気持ちになっていました。

こんな気持ちになれたのは、この本のおかげです。

実は今、家族とうまくいっていない、という方は、
試しにこの本を読んでみてはいかがでしょう。

何かしらのヒントをもらえるかもしれませんよ。

ちなみに私がこの作品の中で好きなのは、
表題作の『海の見える理髪店』です。

海辺の理髪店に髪を切りに来た若い男性と
お店のご主人のやりとりが描かれいるのですが、
大きな鏡にうつる青空や海、手入れの行き届いた店内などの描写が美しくて
まるで私自身が髪を切ってもらっているような錯覚におちいったほどでした。

今日ご紹介した荻原浩さんの短編集
『海の見える理髪店』は、丁寧に読み進めたい一冊です。

仕事終わりにちょっとカフェにでも寄り道して
一話読んでから帰宅したら、家族に優しくなれるかも。

yukikotajima 11:17 am

ゴッチ&ボック

2016年5月18日

アジカンのボーカル&ギターのゴッチこと後藤正文さんの本を読みました。

その名も『何度でもオールライトと歌え』です。

この本、ゴッチさんの日記の書籍化だそうです。

詳しくは、今日のキノコレ(grace内13:45頃〜オンエアー)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介いただきますが、
私も読んだので軽く感想を。

 奥野さんの紹介文は コチラ

***

せっかくなので、アジカンの2003年の1stアルバム『君繋ファイブエム』
を聞きながら読んでみました。

実は、このアルバムがリリースされた頃
アジカンのメンバーにインタビューをしておりまして、
久しぶりにこのアルバムを聞いたら
当時のことが思い出されて本に集中できなくなり、
しばらく思い出に浸りながらアルバムを聞き
1枚聞き終えたところで本を読み始めました。

インタビューをしたときのゴッチさんの印象は、
まるで大学の先輩のような感じでした。(笑)
ゴッチ先輩と言いたくなるような雰囲気で、
まるで友達に喋るかのように自然に話してくださいました。

突然ハイテンションになったりキャラが変わったりしないので(笑)、
とても喋りやすかったです。

この本のゴッチさんもいたって自然体。

すうっとゴッチさんの言葉が心に入ってきました。

この本は日記を書籍化したものですが、
くすっと笑える日常の出来事もあれば真面目に語る日もあり
とにかく読み応えがありました。

共通しているのは、正直であるということ。

社会で問題になっている事に対して
ネット上にあふれている情報を鵜呑みにせず、
自ら現地に行ったり当事者に話を聞いたりと
納得のいくまで調べた上で発言しています。

ゴッチさんは本質を大切にしています。

だからゴッチさんの言葉には耳を傾けてしまうのかも。

今は、SNSに誰もが言いたい放題発言できる世の中だけど、
無責任な言葉に振り回されてはいけないよな、
とゴッチさんの本を読んで気付きました。

ま、私もゴッチさん同様、嫌なことを言われたら気にしちゃうのだけどねー。(笑)

読んでよかったです。
この本、たくさんの方に読んでいただきたいなあ。

この本が丁寧な本づくりで知られるミシマ社から出ているところもポイントです。

***

もう一冊は、文芸誌です。

『小説BOC(ボック)1』

創刊号です。
中央公論新社創業130周年記念特別企画として創刊されたものです。

内容は、かなり濃いです!

コンセプトは「つながる」だそうで、
8組の作家さんたちによるコラボ作品や
「つながる」をテーマにした読み切り作品などが収録されています。

コラボ作品では、伊坂幸太郎さんや朝井リョウさんといった
人気作家さんがコラボしています。

文芸誌なら、たくさんの作家さんたちの作品を読めますので、
知らない作家さんとの出合いの場にもなるのもいいですよね。

私は竹吉優輔さんの『嘘吐きの憂鬱』という作品を読んで
竹吉さんの他の作品も読んでみたくなりました。

普段、文芸誌は読まないという方もとりあえず創刊号を買ってみては?

素敵な出合い、発見があるかもよ〜。
 

yukikotajima 11:11 am

バンク走行会報告!

2016年5月16日

昨日は、富山競輪場ドリームスタジアムとやま

バンバン♪バンク走行会

を行いました。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

バンク走行は現役競輪選手の皆さんが手伝ってくださいました。

左から、西田選手、表選手、吉川選手です。

まずは、すり鉢状の斜度のあるバンクを歩いて
競輪選手の皆さんがいかにすごいかを実感。

「これ、壁だよね?」
「どうやって自転車で走るの?こわくないの?」
と皆さん素直な感想をおっしゃっていました。

その後は、準備運動。

現役選手の皆さんから自転車の乗り方を教えていただき、

早速チャレンジ!

競輪選手がレースで乗っているブレーキの無い自転車ピストに
初めて乗ったという女性の方は、
最初は「こわい〜」とおっしゃっていたのに
1周終わるころには「爽快〜♪楽しい〜!」と笑顔で2周目へ。

今回は小学生や高校生などの参加も多かったのですが、
みんなとっても楽しそうに自転車に乗っていました。
しかも乗れば乗るほどうまくなっていき、
選手の皆さんも思わず「競輪選手にならない?」とスカウト!

また、バンク走行に加えて競輪選手の宿舎の見学もありました。

バンク走行の後は、ランチ&競輪初心者講座のため
おしゃれなメンバーズラウンジ「サイクルスター」へ移動。

ラジオでもおなじみ元競輪選手の山野さんと私の進行のもと、
現役選手の皆さんにもご参加いただきながら
競輪の魅力をお伝えしました。

「競輪選手になろうと思ったきっかけは?」
「レース前のルーティーンはあるの?」
など様々な質問にお答えいただきました。

お忙しい中、お付き合いくださった
宮越選手、西田選手、表選手、吉川選手、
ありがとうございました!

これからもがんばってくださいね〜。
応援してまーす!!

初心者講座では、実際のレースをモニター観戦をしながら
山野さんに予想をしていただきましたが、
今回の山野さんの的中率はなんと100%!

すごい!
さすがです。
思わずガッツポーズ!(笑)

あらためて、ご参加くださった皆様ありがとうございました。
今回はモニター観戦でしたが、次回は実際のレースもご覧くださいね♪

そして、また次のイベントにもご参加ください。

女性の皆さん!早速ありますよー。(笑)

Takt女子部タイアップ!貸切ポートラムで行く!ガールズKEIRIN観戦ツアー!

を6月11日(土)に行います。

詳細は コチラ

次回は女性の競輪のレースを生でご覧頂きます。

バクハウスのスイーツもついて参加は無料です。

競輪のことをまったく知らなくても大丈夫!
山野さんにわかりやすく教えていただきますので♪

一緒に楽しみましょ。

ドリームスタジアムとやまのHP は コチラ

yukikotajima 6:16 pm

ショートショート診療所

2016年5月11日

春はどこかふわふわした季節だと思いませんか?

桜の開花に新年度のスタート、
そしてゴールデンウィークと、
日常にいつもと違うリズムが加わり、
落ち着かないまま日々を過ごしていた方もいらっしゃるのでは?

ゴールデンウィークが終わって数日たった今日あたりは、
ちょうどいつものリズムを取り戻し始めた頃かもしれませんね。

でも、同時に、退屈な毎日が戻ってきたなあと思ったり…していませんか?

ほんの5分で非日常の世界に行ける方法があります。

それは、ショートショートを読むこと。

最近お気に入りのショートショート作家さんがいます。

その方は、田丸雅智(たまる・まさとも)さんです。

新世代ショートショートの旗手と言われる1987年生まれの若い作家さんです。

以前もラジオ&ブログで田丸さんの作品を紹介しました。

『日替わりオフィス』の感想&紹介は コチラ

この本がとても面白くて、この本を読むなりファンになりました。

お仕事にストレスを感じている方には、
この『日替わりオフィス』はオススメです!

きっとストレス発散できると思いますよー。

***

そしてそして。

今日ご紹介するのは、3月に発売された

『ショートショート診療所(キノブックス)』

です。

今回も独特の視点&感性に満ちた面白い一冊でした。

今回はタイトルに「診療所」とついているとおり、
「医」についてのお話が18作品収録されています。

どの作品も約5分で読めます。

ですからちょっとした空き時間にすぐに読むことができます。

ちょっと時間ができると、
ついついスマホに手がのび、
気付くと1時間もスマホを眺めていた、
なんてことはありませんか?

スマホを開くかわりに、この本を開けば、
きっと豊かな時間を過ごすことができるはずです。

早い方ですと5分、ゆっくり読んでも10分くらいで読めますし、
内容も分かりやすく読みやすいので、
読書が苦手な方でも難なく読めると思います。

『ショートショート診療所』には、
不思議な治療をするお医者さんや変わった薬、
初めて耳にする病名などが登場します。

たとえば、いくつかあげてみましょう。

・風邪ならぬ「雪をひいた」ことのある人。
 雪をひくと高熱ではなく低熱になるのだとか。

・飲むだけでメイクができてしまうという「コスメ・ドリンク」

・反抗期を治してしまう「更生物質」。
 菌をやっつける方の「抗生物質」ではありません。

どうですか?
気になりませんか?

私は「コスメ・ドリンク」を飲んでみたいです。
朝起きて、このドリンクを飲んだらメイクができちゃうだなんて、素晴らしすぎる!

子どもの頃はあんなに大好きだった非現実世界のお話、おとぎ話も
大人になると全く見向きもしなくなり、
自ら選ぶ作品も現実味を帯びたものばかりになりがちです。

でも、大人だって不思議な世界に遊びに行ってもいいと思うのです。
それこそ、空想して楽しむことをしてもいいと思います。

『ショートショート診療所』は、
忙しくて余裕が無いという方にこそ読んでいただきたい一冊です。

いやいや、そんな時間無いっ!(怒)という方に限って、
ムダな時間が多かったりするものです。

壮大な長編小説を読むのは無理かもしれないけれど、
ショートショートは、たった5分で読めます。

スマホを触っていると5分なんてあっという間じゃないですか?

ちょっとしたすきま時間に、この本のページをめくってみてはいかがでしょう?

いい気分転換になると思いますよー。

yukikotajima 11:12 am

今年もバンク走行会を開催しますよー!

2016年5月6日

5月15日(日)に 富山競輪場ドリームスタジアムとやま で

「バンバン♪バンク走行会」

を行います!

 詳細&申込は コチラ

毎回大好評のバンク走行会です。

 過去のバンク走行の様子は コチラ

競輪選手が走るバンクを選手と同じタイプの自転車で走ります。
自転車は競輪場からお借りします。

つまり、選手気分が味わえるんです〜♪

乗り方などは地元競輪選手がやさしく指導してくれますので、
わからなくても大丈夫!

競輪選手の皆さんは、見た目はいかついですが(笑)、
気さくで優しいお兄様たちです。しかもかっこいいです、ホント。
たくましい太ももも間近でご覧になってみてください。(笑)

当日は、競輪選手の皆さんに色々と質問してみてねー。

更にこの日は、バンク走行体験だけでなく
競輪場を見学したり
競輪のレースをモニター観戦したりと
様々な角度から競輪の魅力に触れていただきます。

競輪観戦では、ラジオでもおなじみの元競輪選手の山野憲一さんが
わかりやすく競輪のことを教えてくださいますので、
知識が全くなくても問題なしっ!
楽しく競輪について学べます。

そうそう、私田島がアシスタントをつとめます。
山野さんと田島の掛け合いをお楽しみください♪

バンク走行会は、5月15日(日)に開催します。

参加費は、お昼ご飯と保険代がついて「無料」です。

そう!お昼ご飯もついて無料なんです〜。わ〜い!

参加資格は、小学5年生以上の健康な男女です。
自転車に乗りますので、動きやすい服装でご参加くださいね。

募集人数は30名ですが、定員に達し次第、締切となります。

すでに多くの皆さんからお申込みいただいていますので、
お申し込みはお早めに〜!

 詳細&申込は コチラ

yukikotajima 4:53 pm

向田理髪店

2016年5月4日

GWまっただ中。
ご実家に帰省されている方もいらっしゃると思いますが、
久しぶりの地元はいかがですか?

帰ってばかりの頃は、実家はいいなあ。地元のこの豊かな自然、落ち着くなあ。
なんて思っていたものの、
何日かいると、田舎の嫌な部分が見えてきて、そろそろ今住んでいる家に帰りたいなあ、
なんて思う瞬間もあるかもしれません。

人と一緒ですよね。
どんなに好きな人でも100%完璧な人はいませんものね。
いいところもあれば、ダメなところもあるわけで。

なんだかんだで文句を言いつつも好きなのが地元なのかもしれません。

今日の本紹介コーナー「キノコレ(grace内コーナー13:45頃〜オンエアー)」で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんからご紹介いただくのは、

『向田理髪店(むこうだりはつてん)/奥田英朗(光文社)』

です。

まずは、奥野さんの紹介文をお読みください。

 奥野さんの紹介文は コチラ

私もこの本を読みました。
大好きな作家さんである奥田さんの最新作とあり、
今回も読む前からわっくわくでした。

主人公は、本のタイトルの理髪店のご主人。

彼はやや心配性で、どんなことも悪い方に考えてしまいがちです。

彼の住む町は、寂れてしまった北海道の炭坑町。
しかも財政破たんしてしまった町です。

となると、あそこが思い浮かびますが、
多分あそこをモデルにしているのでしょう。

小さな町とは言え、全く平凡な日々というわけではありません。

『向田理髪店』は、町で起きた6つの出来事が綴られています。

たとえば、異国から花嫁がやって来たり、
新しくできたスナックの妖艶なママにオヤジ連中が夢中になったり、
映画のロケ地になったり、
地元出身の若者が全国指名手配犯になったりと、
それはそれは賑やかです。

小さな町だからこそ、すべてが筒抜けです。
こっそり何かをしようなんてことは無理です。必ずばれます。

また家を訪れるときは、前もって連絡なんてしません。
とりあえず、行ってみます。

そういった田舎ならではのあんなことこんなことが綴られています。
田舎に住む人たちは、身近な人と登場人物を重ねながら楽しめるのでは?

『向田理髪店』は物語という感じがしませんでした。
日本各地で同じような出来事が起きているんだろうなと思って。

地元の未来はいったいどうなってしまうのかと憂い、
勉強会などに参加される方もいますが、
この町の住民たちの声にも耳を傾けてみてください。
いいヒントをもらえるますよ、きっと。

いや、田舎の町だけじゃないな。
これは、きっとみんなに必要なことだな。

大切なことに気付かせてくれる一冊でした。

『向田理髪店』について詳しくは今日のラジオでもご紹介しますので、お聞き下さい♪

オンエアーは、今日の13時45分頃〜grace内です。

yukikotajima 11:21 am

語彙力こそが教養である

2016年4月30日

今日のネッツカフェドライヴィンのテーマは「癖」でした。

メッセージをくださった皆さん、ありがとうございました!

今日の番組の中で、
「口癖」をなおしたい!と思っている方に
オススメの本としてご紹介したのは、

『語彙力こそが教養である/齋藤孝(角川新書)』

でした。

***

あなたの口癖は何でしょう?

気付いたらよく言っている言葉、ありませんか?

いや、口癖は特にない!という方は
一度スマホの録音機能などを使ってみてください。

客観的に聞いてみると、実はよく使っている言葉に気付くはずです。

たとえば、

・なるほど

・すごい

・たしかに

など。

これらの言葉は便利ですからね。
口癖になっている方も多いのでは?

そういった口癖を減らして他の言葉に言いかえることができたら、
大人としてかっこいいですよね。

『語彙力こそが教養である』には、口癖をなおす具体的な方法が書かれていますので、
気になる方は是非読んでみて下さい。

こちらの本、去年の12月に発売され、すでに10万部を突破しています!

齋藤孝さんといいますと『声に出して読みたい日本語』でおなじみですね。
私にとっては発声練習の教本です。

新作の『語彙力こそが教養である』でも声に出して読むことをすすめています。

幕末・明治初期までは子どもたちは声に出して本を読んでいたそうです。
だから自然と言葉が身についていたのですね。

今の人は本を読んでも声に出さないので、
なかなか自分の言葉にならないそうです。

この本では、齋藤孝さんが声に出して読むべき本をたくさんご紹介しています。

とくにオススメの1冊として

夏目漱石の『坊っちゃん』

をあげています。

日本語は、夏目漱石一人でマスターできる

ともおっしゃっています。

なんといってもテンポがよいのだとか。

私も早速『坊っちゃん』を買って声に出して読んでみました。

齋藤さんのおっしゃるとおり、息継ぎがしやすく読みやすかったです。
また、普段の会話ではなかなか出てこない言葉を声に出すことが新鮮でした。

たとえば「小学校にいる時分」の「時分」という言葉。
あらためて声に出してみるとかっこいいものです。

何度も繰り返し読むことで、
自分の言葉になっていくものなのだなあと実感しました。

しばらくは発声練習の教本として『坊っちゃん』を使ってみようと思います!

***

GW中に、あなたも好きな本を声に出して読んでみては?

いや、田島はアナウンサーだから喋るの慣れてるかもしれないけど、
自分には無理。恥ずかしい・・・なんて思わず、ぜひ!

キレイに読まなくてもいいんです。
声に出すことが大切なのです。

それに声を出すのは気持ちいいもんですよ♪

yukikotajima 1:03 pm

暗幕のゲルニカ

2016年4月27日

もうすぐゴールデンウィークですね。
今年の連休は、どのように過ごす予定でしょうか。

たとえば、アートに触れる、それもお家でどっぷりと、というのはいかがでしょう?

家でアートを楽しむといっても、
絵画を購入して鑑賞するのではありません。

本屋さんに行ってある小説を買ってください。
もしじっくり読みたいのであれば、数冊まとめて。
とりあえず1冊読んで見ようというのであれば、こちらを。

原田マハさん『暗幕のゲルニカ(新潮社)』です。

原田マハさんといいますと、
これまでもたくさんの美術小説をお書きになっています。

一番話題となったのは『楽園のカンヴァス』です。
こちらは、アンリ・ルソーの「夢」を扱っています。

他にもニューヨーク近代美術館が舞台の短編集『モダン』や
ドガ、セザンヌ、モネ、マティスの4人の画家たちを描いた短編集
『ジヴェルニーの食卓』などがあります。
この『ジヴェルニーの食卓』は「読む美術館」とも呼ばれています。

***

先月発売されたばかりの新作『暗幕のゲルニカ』は、
本のタイトルにもなっている通り、
ピカソの「ゲルニカ」を取り巻く物語です。

アートに詳しくなくてもピカソの「ゲルニカ」のことはご存知の方も多いのでは?

この絵です!

今回、本の表紙になっています。

原田さんは、史実をベースに物語を紡いでいくので、
ストーリーの面白さはもちろん、アートの勉強にもなります。

ゲルニカは、1937年にドイツ軍がスペインの街ゲルニカに行った
無差別空爆をモチーフにパリ万博のパビリオンのために描かれました。

反戦のシンボルでもあります。

このゲルニカにはタペストリーがいくつかあり、
そのうちの一つはニューヨークの国連本部のロビーに飾られています。

ところが、このタペストリーが2003年のある日、姿を消します。
誰が何のためにこのタペストリーを隠したのか。

この事件をきっかけに原田さんは物語を書くことにされたそうです。

***

原田さんは、アートに込められたメッセージが政治や国を動かすことがある。
とくに「ゲルニカ」にはそういう力がある。とおっしゃっています。

私もそう思います。
絵画はもちろん、小説も曲も映画も娯楽のひとつであるけれど、
人の人生を変えてしまうほどのとてつもない力を持っていると思います。

この『暗幕のゲルニカ』では、
ピカソがゲルニカを描くことになったきっかけをはじめ、
どのような思いで描いたのかを知ることができます。

この本を読む前と読んだ後ではゲルニカの見方も変わると思います。
私は変わりました。

***

この作品は、2つの時代の物語が
それぞれ、ある女性の目線で交互に進んでいきます。

まず、1930年代のパリ。
ピカソの愛人のドラ・マールの物語です。
彼女は「泣く女」などのピカソの絵画のモデルとしても知られる実在の人物です。

もう一方は、2000年代のニューヨーク。
日本生まれでニューヨーク近代美術館のキュレーターである
ヨーコ目線で物語が進んでいきます。
彼女は、ピカソ研究をしており、
企画展「ピカソの戦争展」を開くにあたり
ゲルニカを展示の目玉にしたいと考えています。

この二つの時代が交互に入れ替わりながら
『ゲルニカ』を軸に物語が進んでいきます。

二つの物語がどう繋がっていくのか。

後半になるにつれ、私は文字を読むスピードが増していきました。
原田さんの文章は、表現が美しいだけでなく、
リズムが心地いいので声に出して読みたくなるのですが、
今回はまるで音楽を奏でるかのごとき文章で、とくに最後が最高でした。

バンドメンバーの息がぴったりのライブって、見ていて気持ちいいですよね?
まさにそんな感じでした。

今回も濃い読書時間でした。
原田マハさんのアート小説はやはり面白い!

そうそう、ピカソの作品は富山でも見られるんですよ。

さすがに「ゲルニカ」はスペインに行かなければ見られませんが、
富山県立近代美術館では、現在、
「座る女」と「静物」の2点が展示されていますので、
小説と合わせて実際の作品もご覧になってみてはいかがでしょう?

私も今度見に行ってみよう。

yukikotajima 11:51 am

コンパクトデリトヤマ

2016年4月17日

旅に出たときは、その土地の魅力を思う存分味わい尽くしたいものですよね。

「朝から一杯♪」なんてことができちゃうのも旅ならではです。

でも富山では無理でしょ…と思ったあなた!

なんと富山でもできるようになりました。

4月15日(金)に富山市の富山国際会議場の1階に

「コンパクトデリトヤマ」

がオープンしました!

セントラムの「国際会議場前」の電停のすぐ前です。

近い〜。

デリカテッセンスタイルのお店で、
富山市内の名店の味を再現したお惣菜や朝獲れのお刺身、
富山の日本酒・クラフトビール・ワインなどのアルコールなどの他、
お菓子や富山のライフスタイル雑貨も販売されています。

お刺身!

お土産!

買ったお惣菜などはイートインスペースで食べることができます。

しかも朝9時オープンなので、朝から飲めちゃうんです!

いや、でも朝からは飲みにくい…
なんて思わなくても大丈夫。

だって堂々と

「朝から一杯でもいいんです」

って書かれていますもの!(笑)

全てのお惣菜は、ユニオンランチが作っているそうですが、
レシピを考案したのは、富山を代表する料理人の皆さん。

お惣菜には料理人のお名前も表記されています。

その理由をコンパクトデリトヤマをプロデュースした北村森さんは
このようにおっしゃっていました。

「富山にも素晴らしい料理人がいるということを知ってほしかった」

富山の食材ももちろん大切だけど、
今回紹介したかったのは「人」であると。

お名前が入ることで、ひとつひとつのメニューが
まるで芸術作品のようにも思えてきます。

実際見た目も楽しめます。

メニューは季節ごとに変わっていくそうで、
はやくも今は夏のメニューを考案中なのだとか。

私は美味しいものが大好き(飲むのも大好き)で
富山市内の様々なお店に行っています。

だからこそ、そうそうたる料理人たちの顔ぶれに
これはすごいことだ!と鼻息荒くなりました。(笑)

時々グランドプラザで地元の食やお酒が一堂に集まるイベントをしていますが、
びっくりするくらいたくさんの皆さんで賑わいますよね?

このコンパクトデリトヤマは、
毎日、そのイベントが行われているのと同じことだなと思いました。

観光客の皆さんはもちろんだけど、
地元の皆さんもきっと楽しんでいただけるのではないかしら。

例えば、0次会やちょっと一杯飲みたい時、
ランチ、カフェ、遅めのモーニングとして利用してもいいかも。

ちなみに、このコンパクトデリトヤマは営業時間が9時〜19時までです。

うわっ!19時って早すぎるでしょ。さすが、富山時間だわ、と思ったあなた!

違うんですよ。19時でちょうどいいんです。

コンパクトデリトヤマのパンフレットを見ると、
それぞれの料理人のお店の情報が載っているのですが、
デリから徒歩○分と書かれているのです。

デリで食べて気に入ったメニューがあれば、
そのあとは、その飲食店に行ってじっくり味わうことができるというわけです!

デリで完結しないところが素敵です。

北陸新幹線を降りたら市電に乗ってデリへ行き、
デリを拠点に富山の街へ出ていく。

そんな旅のスタイルが今後、増えていくかもしれませんね。

そうそう、このデリには富山のライフスタイル雑貨も販売されています。

すべて「女性の所作がきれいに映る小物」をテーマに
富山大和の女性スタッフがセレクトしたのだとか。

コンパクトデリトヤマは、コンパクトなお店だけど、その中身はかなり濃いです。

地元の木材や和紙が使われた温もりのある空間で
ぎゅっと凝縮された富山の魅力をあなたも感じてみては?

私はきっとこのお店の常連になるんだろうな。(笑)

 コンパクトデリトヤマ の詳細は コチラ

yukikotajima 12:28 pm

ブログ

2016年4月13日

時々ご案内していますが、

私はこのブログの他にも

個人ブログ 続・ゆきれぽ

graceのブログ 水曜・木曜

があります。

続・ゆきれぽ は、このブログと連動していますので、

合わせてお読みいただけると嬉しいです。


ちなみに、今日のgraceでご紹介した

東京ディズニーシーの報告も

続・ゆきれぽ

にアップしました!

写真も載せてますー。


それから、ツイッターもしています。

アカウントは @yukky713   です。

どうでもいいことから(笑)

仕事のことまで

様々なことをつぶやいています。


どちらかというと・・・

どうでもいいことが多いかも(笑)


もしご興味があれば、

私のゆるっゆるのひとりごとにお付き合いください。


今年度も番組、イベント、ブログ、ツイッター

いずれもよろしくお願いします。


田島悠紀子

yukikotajima 8:04 pm