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viva2017 X’masスペシャル

2017年12月3日

昨日の特別番組「viva2017 X’masスペシャル」
をお聞きくださった皆様、ありがとうございました。

今年もナベッチ&田島コンビでお送りしました。

こちらは、打ち合わせ中の私たち。

たくさんのリクエスト&メッセージ、嬉しかったです。

それから、私とナベッチの
超個人的リクエスト合戦にもお付き合いくださり、
本当にありがとう〜!

結果は、今年も!!
私、田島の勝利でした〜。

わーい!

ナベッチ、なんて顔してるんだ。。。(笑)

***

さてさて。

今年もナベッチは、
イタリアンバルViVa富山駅前店
からの電話レポートでスタートでした。

ラジオだけど、サンタの衣装でレポート。(笑)

ビバのイケメンスタッフ、キナリくんにお話を伺いました。

毎年恒例のピザの試食も。

こちらは、冬限定のカニマヨ
富山のベニズワイガニが使われています。

こちらは、私のお気に入り♪
人気のゴルゴンゾーラ&メープル

ViVa(ビバ)は、アパヴィラホテル富山駅前の1階にある
ワンコインで楽しめるイタリアンバルです。

ここで、ビバ情報をおさらい♪

ピザもアルコールも500円!

ワインボトルはなんと1,900円!

大人気の宴会コースもありますよ〜。
7品2時間飲み放題3,480円!
女子会コースは、3時間飲み放題で3,480円です。
3人以上で前日までに予約してね。

また、12月22日(金)〜25日(月)の4日間限定で
クリスマスディナーコース4,500円もあります。
サラダ、前菜、肉料理(サーロインステーキ)、
ピザ、パスタ、ドルチェ、2時間飲み放題付きです。
さらに、スパークリングワインハーフボトルがプレゼントされます♪
ご予約はお早めに〜。

ちなみに、ビバは毎日営業しています。
土日祝日は夜のみ(17時〜)ですが、
平日(月〜金)はランチ営業も。なんと、昼からお酒を飲めちゃいます。
年内は休みなしで営業されるそうですよ。

また、12月28日(木)〜31日(日)の4日間は、
22時〜年越し蕎麦が食べられるんですって。

このお蕎麦は、ビバグループの「蕎麦やまがみ」のものです。
やまがみは、ビバの近くにあるお蕎麦屋さんで
ランチのみ(11時30分〜14時)の営業です。
    
オススメは、白えびのかき揚げ蕎麦+ミニ丼!

ビバと合わせて、蕎麦やまがみにも行ってみてね。

イタリアンバルViVa富山駅前店のサイトは コチラ

◎電話番号:076-441-4577

***

そういえば…

放送中「このあとビバ行っちゃう?」とお話していた私たちですが、
本当に行ってしまいました。(笑)

キナリくんオススメの窯で焼いたイタリアンオムレツ、美味しかった〜♪

具だくさんでとろ〜りチーズも入っていて、
これは人気があるのがわかる!

あなたもぜひ食べてみてね♪

yukikotajima 10:44 am

森へ行きましょう

2017年11月29日

もしあの時、違う選択をしていたら、
どんな人生を送っていたのだろう…

ときっと誰もが一度は考えたことがあると思います。

私もあります。

・大学卒業後、そのまま東京に残っていたら
・結婚して子どもがいたら
・全然違う仕事に就いていたら

なんてことを考えたことが。

もし富山でアナウンサーにならず、
東京で全く別の仕事をしていたら
20代で結婚して今は小学生のママだったかもしれません。

「お母さんは学生時代はアナウンサーになりたかったのよ」
なんて言いながら近所の朗読教室に通っていたかもしれません。

そして、もしアナウンサーになっていたらどんな人生を送っていたのかしら?
なんてことを時々想像していたかもしれません。

***

今日ご紹介する本は、
1966年の同じ日に生まれた二人の女性の物語

川上弘美さんの『森へ行きましょう(日本経済新聞出版社)』

です。

二人とも似たような環境の中で
同じ人に出会って、それぞれ生活を送っています。

でも、二人が生きる場所は違います。

そう。描かれるのはパラレルワールド。
二人が交わることはありません。

一人は、留津さん。
もう一人は、ルツさん。

耳で聞くと同じ「るつ」さんですが、表記は違います。

1966年に生まれたところから
2027年の60歳までの人生が交互に描かれていきます。

一人はずっと独身で、仕事を続けています。
もう一人は結婚し、子どももいます。

二人が出会う人たちは基本的には同じです。
絡み方は違いますが。
出会い方次第では親友にもなるし、
ただの知人で終わることもあります。

女性の大きな分岐点は結婚&出産かなと思いますが、
この二人もやはりそこが分岐点となります。

でも、分岐点はそこだけではありません。
その後の人生にもたくさんの選択肢が待っています。

二本にわかれた道のどちらを選んでも、すぐにまた道は二本にわかれます。
人生が進むにつれて、選択肢がどんどん増えていくのです。

この物語も最初は二人の「るつ」さんだけのお話でしたが、
後半は、他の「るつ」さんたちも登場します。

独身の「るつ」さんにも
一人暮らしではなく、実家暮らしをする「るつ」さんや
不倫をしている「るつ」さんが出てきます。

同じ男性とお付き合いすることになったとしても、
出会いのタイミング次第で全く異なる人生になるのも面白かったです。

若いころに出会えれば、結婚して子どもができる可能性もあります。
せっかく好きになっても、すでに別の人と結婚していれば、
二人の関係は不倫になってしまいます。
また、出会ったのが遅ければ、自分たちの子どもをのぞむことはできません。

***

川上弘美さんの『森へ行きましょう』は、大変面白く興味深い一冊でした。

現実的に考えれば、過去に戻って人生をやり直すことはできないけれど、
この先の人生は自分で選んで進んでいくことができます。

残りの人生は、いくらでも変えられるのです。

「るつ」さんたちの人生を傍観しながら、
私自身の人生についても考えずにはいられませんでした。

目の前だけを見ていると、道は一本しかないように思うけれど、
実際は人生の終わりまで誰にでも道は何本も用意されていて
自分で選んでいくことで人生が作られていくのですよね。

そして、自分次第で道は増やせるものなのかもな、
なんてことをこの本を読んで感じました。

ほんっと面白かった!

実はこの本、500ページを超えています。
長いです。重いです。まるで辞書のようです。
まあ、人の人生を描いてますからね、軽いわけないですよね。(笑)

でも、実際読んでみると一気読みの面白さでした。
自分自身を重ねながら読んでいたからかもしれませんが、
久しぶりに読書に没頭しました。

あなたも「いたかもしれないもう一人の自分」
を想像しながら読んでみてください。

yukikotajima 11:46 am

踊る星座

2017年11月22日

時々、自分の思い通りに行かない日があります。
いや、時々ではないか…。(苦笑)

打ち合わせに行ったら担当者が日時を間違えていていなかったり
買い物に行ったら私が欲しかったものだけ売り切れていたり
一方的に「これしておいて、お願い」というメールが次々に届いたり。
また、仕事が忙しい時に限って、仕事以外の連絡も増えるという不思議。

そうなんです。
たいてい思い通りに行かないときは、誰か他の人が絡んでいます。

あなたにも人に振り回されて一日が終わってしまったこと、ありませんか?

今日ご紹介する本の主人公の女性も
様々な人から振り回され続けています。

***

今日ご紹介する本はこちら

『踊る星座/青山七恵(中央公論新社)』

主人公は、ダンス用品会社のセールスレディです。
ダンス用のドレスや靴などを販売しています。

そんな彼女の長い一日が書かれた連作短編集のような一冊です。

例えば…
・電車の中で某小説を読んでいたら、いきなりその小説の著者に話しかけられ絡まれる。
・タクシーに乗ったら運転手から「一緒に死のう」と言われてしまう。
・見知らぬ女の子から突然「ママになって」と言われる。
・なんとか会社に戻ってきたら弟がいて家族の問題に巻き込まれる。

もうハチャメチャです。

ただでさえ仕事で忙しいのに、仕事以外のところで振り回され、
その上、家族の問題まで生じ…。

主人公の彼女は、次々に珍事件に巻き込まれていくのですが、
こういう時はどうしたらいいの?なんてことは考えずに、
全て受け入れていきます。

ママになってと言われたら「はい」と答え、
「死のう」と言われれば、「そうか、私は死ぬのか」と受け入れます。

たぶん、あまりにも色々なことが起こり過ぎて
深く考えることを頭が放棄してしまっているのかもしれません。

でも、仕事の約束の時間だけはしっかり覚えていて、
遅れないようにしなきゃと、常に時間に追われています。

そんな彼女の長〜い一日が綴られているのですが、とても面白かったです。

思わずぷっと笑ってしまったり、
ついニヤニヤしてしまったりするような面白さが散りばめられていました。

ガハハというよりニヤニヤな感じです。

小説を読まなくても、私も毎日のように人に振り回されているよ…
という方もいるかもしれません。

そんな人こそ、この本を読んでみて下さい。

忙しさの種類も振り回され方も
もちろん人によって異なりますが、
でも、彼女の気持ちは理解できると思います。

私は、彼女の出来事が他人事とは思えませんでした。

正しいのは私とか勧善懲悪とか
そういったわかりやすい物語ではありません。

突拍子もなく様々なことが淡々とおきていきます。
でも、それが面白い。じわじわきます。
このじわじわ面白い感じが、いいんです!

文章のリズムも心地よく、充実の読書時間でした。

yukikotajima 11:54 am

ガールズKEIRIN観戦&美姿勢レッスンツアー

2017年11月19日

18日(土)は、

女性限定!貸切ポートラムで行く!
ガールズKEIRIN観戦&美姿勢レッスンツアー

でした。

ご参加くださった皆さま、
お世話になった皆さま、
ありがとうございました。

ツアーは、まず、富山駅北に集合!
貸切ポートラムに乗って富山競輪場へ。

車内では、地元の競輪選手の谷本奨輝(たにもと・しょうき)選手から
競輪選手になろうと思ったきかっけや
普段の練習、レースについてお話を伺いました。

競輪場に到着後は、
美姿勢・美脚ボディメイクトレーナー寺口雅代さん
通称テラさんによる美姿勢レッスン♪

谷本選手をモデルに正しい姿勢を教えて頂き、
後半は音楽に合わせて体を動かしました。

実は、私、時々、テラさんに
体や顔のゆがみの矯正やほぐしをして頂いているのです。
終わった後は、毎回、スッキリ!
リフレッシュできます。

◎詳しくは コチラ

富山競輪場のマスコットキャラクターのライちゃんも
一緒に美姿勢レッスンを受けていました。
私たち、美しくなったかしら?(笑)

体が温まったところで、外へ出てガールズ競輪を観戦!
かなりの迫力&スピードに参加者の皆さんも興奮されていました。

その後は、再びお部屋でランチ♪

バクハウスのランチボックスは、
野菜たっぷり&具沢山でおいしかった〜♪
食後のガトーショコラも大好評でした。

◎バクハウスのサイトは コチラ

お腹が満たされた後は、
競輪ティーチャー“いくおちゃん”による競輪レッスン。
いくおちゃんの解説は、大変わかりやすくて勉強になりました。

競輪の見方、車券の買い方などを教えて頂き、
参加者の皆さんも実際に車券を購入。

なんといきなり万車券を当てた方も。
わーお!おめでとうございます〜。うらやましい!!(笑)

競輪観戦&予想の合間に
固定された自転車に乗ってタイムを競う
サイクルストリートゲームも行いました。

自転車から降りた皆さんは、
足がガクガク〜!と言いながらも(笑)
満たされたお顔をされていました。

***

今回のツアーは、美姿勢レッスンや美味しいランチの他、
競輪選手のお話を聞いたり
生で競輪のレースを見たり
自転車に乗って選手体験をしたりと
様々な角度から競輪に触れて頂いた一日となりました。
あらためてご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

◎ツアー終了後に、テラさん、谷本選手、いくおちゃんと記念撮影♪

富山競輪場は、冬は雪のためレースは行われません。
今シーズン最後のレースは、11月29日(水)〜12月1日(金)です。
是非また富山競輪場へ行ってみてくださいね♪

◎ドリームスタジアムとやま富山競輪場のHPは コチラ

yukikotajima 11:00 am

嘘みたいな本当の話

2017年11月16日

こちらは、今日のgraceのオープニングでご紹介した本です。

『嘘みたいな本当の話』です。

これは、アメリカの『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』の日本版です。
「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」は、
ラジオに送っていただいたショート・ストーリーを
アメリカの作家ポール・オースターが朗読する、というものです。
ショート・ストーリーは、作家さんたちではなく普通の人々が書いたものです。

私も日々、リスナーの皆さんから様々なメッセージを頂いていますので、
ラジオがきっかけのものなら読んでみたい!と思い、読んでみました。

日本版の『嘘みたいな本当の話』もアメリカ版と同じく
あくまでも普通の人々に起こった出来事が書かれたています。

例えば
・戻ってくるはずがないのに、戻ってきたものの話
・あとからぞっとした話
・そっくりな人の話
・ばったり会った話
・予知した話
などがあります。

思わず「ははは」と笑ってしまうものものあれば
「こわっ!」と思えるようなものまで様々で、
あっという間に一冊読んでしまいました。

作り話ではなく、どれも普通の人々の本当の話というのがいいのです。

そして、私も自分の人生を振り返って、
嘘みたいな本当の話があるかしらと考えたところ、
ひとつ思い出しました。

ある日、今は亡き祖父が夢に出てきました。
私の祖父は、とても穏やかで、いつもニコニコしていたのですが、
その夢の中では、祖父は怖い顔で私に怒鳴ってきたのです。
あまりにも怖くて飛び起きたら、寝坊していました。
なんとか無事遅刻せずにすんだのですが、
間違いなくおじいちゃんのおかげだと思いました。
おじいちゃん、ありがとう!と天国の祖父に心から感謝しました。

作り話っぽいですが、本当の話です。

今日のgraceには、ラジオをお聞きの皆さんからも
たくさんの「嘘みたいな本当の話」が届きました。
ありがとうございます!
偶然の再会や偶然の共通点など、どれも面白かったな。

また思い出したり、まさにびっくりな出来事が起きたりした時は、
grace宛にメッセージをお寄せくださいね♪

嘘みたいな本当の話、いつでもお待ちしています!

yukikotajima 5:57 pm

たゆたえども沈まず

2017年11月15日

富山県高岡市出身の 林忠正(はやし・ただまさ) という人物をご存知ですか?

彼は今から約130年前にパリで日本の浮世絵を売りさばいていた画商です。

ちょうどその頃、パリでは日本美術ブームが起こっており、
浮世絵が大ヒットしていました。
当時の画家たちの中には、浮世絵から影響を受けている人もいました。
たとえば、マネ、モネ、ドガ、ピサロ、ルノワールなどです。

ゴッホもその一人です。

今ではゴッホの名は世界中の人に知られていますが、
当時は全く売れない画家でした。

そんな彼をサポートしていたのが、弟のテオです。
テオはパリで画商をしながら兄を献身的に支えていました。

そんな彼らのことが書かれた小説が先月発売されました。

アート小説と言ったらこの方!

原田マハさんの『たゆたえども沈まず(幻冬舎)』です。

詳しくは、今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜)
で紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介頂きます。

◎奥野さんの紹介文は コチラ

私も作品を読みましたので、軽くご紹介しますね。

物語は、ゴッホ兄弟と林忠正の交流が描かれています。
でも、実際、彼らが出会ったという文献は残っていないのだそうです。

とは言うものの、ゴッホは日本に憧れていて、
林はパリで日本美術を販売していたわけですから、
出会っていてもおかしくありません。

そこで、原田さんは小説の中で彼らを出会わせ交流させました。
また、林の助手の重吉(じゅうきち)も架空の人物として登場させています。

物語は、この重吉とゴッホの弟テオの目線と
このふたりの交流を軸に進んでいきます。

ですから実際にはゴッホや林の心のうちというのはわかりません。
あくまでも重吉とテオを通して描かれています。

私はこの物語を読むまで
100年以上前にフランスで活躍していた日本人がいたということを
恥ずかしながら知りませんでした。

富山の皆さんはご存じでしたか?

『たゆたえども沈まず』は史実がベースのフィクションです。
でも、この物語を読んでいると、
もしかしたら本当に林とゴッホには交流があったかもな、
と思えてワクワクしてきます。

また、この本を読むとゴッホの絵が見たくなるのですが、
なんと本の帯に「ゴッホ展」の割引引換券がついています。(笑)

ちょうど今、東京都美術館では
「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」が行われているのです。
来年1月8日までの開催です。

また、ゴッホの映画「ゴッホ最期の手紙」も上映中です。
富山ではJMAX THEATERとやまで見られます。

本と合わせて、この秋は徹底的にゴッホを堪能してみるのもいいかもしれませんね。

私は、まずは近々映画を見に行こうと思います!

yukikotajima 11:32 am

ふたご

2017年11月8日

藤崎彩織(ふじさき・さおり)さんという作家さんをご存知ですか?

初めて聞く名前だなあ、という方もいらっしゃるかもしれません。
実はいま、彼女の初の小説が大人気なのだとか。
先日、紀伊國屋書店富山店に行ったとき、
書店員さんも「よく売れています」とおっしゃっていました。

もうひとつ質問です。
SEKAI NO OWARIはご存知ですか?

セカオワなら知っている!という方も多いのでは?
そうです。あの、ピエロが印象的な人気バンドです。
藤崎彩織さんは、セカオワでピアノ演奏とライブ演出を担当している
バンドの紅一点のSaoriさんのことです。

今日ご紹介するのは、
彼女が5年間かけて書いた小説 『ふたご(文藝春秋)』 です。

私は本に対する知識を入れないまま読み始めたのですが、
すぐに、これは、セカオワのボーカルのFukaseさんとSaoriさんの物語なのかも、と思いました。

実際のところは、事実をそのまま書いているのではなく、
セカオワ誕生の出来事がベースになった「小説」なんだそうです。
たしかに登場人物の名前は違います。
と言いつつも、限りなくセカオワの物語なのだと思いますが。

***

簡単にストーリーをご紹介しましょう。

主人公は、ピアノだけが友達の孤独な中学生の夏子、なっちゃんです。

そんなひとりぼっちの夏子にできた友達が、
不良っぽく見えるけれども人一倍感受性の強い
月島という、ひとつ年上の男性です。

彼は自分たちのことを「ふたごのようだと思っている」と言います。
そして、いつも滅茶苦茶な行動で夏子を困らせています。

夏子は彼に振り回されて頭にきつつも、彼のことが好きなんですね。
結局、誘われるまま彼のバンドに入ることになります。

そして、まずはバンドをする場所を作ろう!と、
ある地下の部屋を借りて自分たちでライブハウスを作ることになります…。

***

恋愛にバンドという言葉が並ぶと爽やかな青春物語のようですが、
決してハッピーなことばかりではありません。

夏子は彼のせいで、ずっと葛藤しています。
小説には、そんな彼女の心のうちが包み隠さず表現されています。

不器用な彼女の気持ちがよくわかる!
という女性の読者、結構いるような気がするなあ。

ちなみに私もそんな一人です。
たぶん、かわいげが足りないのだと思います。なっちゃんも私も。(笑)

先日もある知人の男性から、
女性には「姫タイプ」もいれば「武士タイプ」もいるけど
田島は間違いなく「武士タイプ」だね、と言われ、
確かにそうだなと納得しつつも
できれば「姫」になりたかったなー。
なぜ私は「姫」になれなかったんだ!
何が違うんだ?
なんてことを思ったばかりだったのですが(笑)、
この主人公の夏子も間違いなく
本当は「姫」になりたい「武士タイプ」だと思いました。

『ふたご』には、そんな彼女の不器用な恋愛の他、
バンド誕生の過程も描かれています。

バンドがどのようにできていくのかも興味深く読めました。

この本は、10代、20代の皆さんだけでなく、
最近、「今どきの若者は…」ということを言い始めた方にこそ
読んでいただきたい1冊かも。

自分にもこんな時代があったな、
と思い出してみるのも悪くないと思います。

私もたくさん懐かしい感情が蘇ってきました。
そして思い出しました。
私もなっちゃんのように、ずっと悩んでいたなあって。(笑)
懐かしいひりひりとした痛みを感じました。

そうそう。
この本、終わり方がいいんです!
どういいのかは、ぜひ読んで感じていただきたいのですが、
私は、本を閉じた瞬間、私の瞳は20代のあの頃と同じ輝きを放っていたと思います。

yukikotajima 12:00 pm

一汁一菜でよいという提案

2017年11月2日

毎日ご飯を作っている皆さんは、
いつも何品作っていますか?

毎日の献立を考えるのは本当に大変ですよね。

でも、「一汁一菜」ならどうですか?
ご飯とお味噌汁と漬物だけ。
それならどうにかなりそうですか?

私は料理を作るのが正直あまり好きではないのですが、
そんな私でもこれならどうにかなります。
というか、すでに実践しているのですが、どうにかなっています。
しかも満足度も高いです!

なぜ私が「一汁一菜」生活を始めたのかというと、この本を読んだから。

『一汁一菜でよいという提案/土井善晴(グラフィック社)』

この本の最初の一行で心をつかまれました。

「この本は、お料理を作るのがたいへんと感じている人に読んで欲しいのです」

どうですか?

私は、この一行を読んで買いました。

この本の表紙の白は「お米」、文字の緑は「菜」、茶色の帯は「味噌」の色なのだとか。
面白いですね。

著者の土井善晴さんは、テレビ番組「きょうの料理」でもおなじみの料理研究家です。

そんな土井さんが、日本古来の「一汁一菜」を通して
現代日本の食文化の見直しを提言しています。

一汁一菜というのは、ご飯と具沢山の味噌汁と漬物のこと。

お味噌汁の具は、なんでもいいそうです。
それこそ、前の日の残りのから揚げを野菜と煮込んで味噌汁にしてもOKだし、
パンと合わせてもいいのだとか。

なんて自由!

でも、なるべく季節の素材を使うのがいいそうですよ。それもできる限り地元のものを。

この本には、一汁一菜の具体的な実践法をのほか、
家庭料理の役割や食文化の変遷についても書かれています。

この本を読んでよかった!

きっと毎日の献立に悩んでいる方には救いの一冊になると思います。
あた、普段料理をしない方にも読んでいただきたいな。

奥さまが料理を作っているのであれば、
奥さまだけじゃなく、ご主人こそ読んでほしい。
知らなければ「なんでおかずが漬物だけなんだ!!」と怒り出しそうですからね。

是非、ご夫婦でお読みください♪

それこそ、これから寒くなる時期は、
具がたっぷり入ったお味噌汁は体もあたたまりそうですね。

yukikotajima 12:39 pm

おすすめの短編集

2017年10月28日

今日の ネッツカフェドライヴィン のテーマは

「読書の秋」

でした。

本好きの一人としては、もっとたくさんの方に本を読んでいただきたい!
と思うものの、読書は苦手、忙しくて本を読む時間がないという声もよく聞きます。

そんな方たちにオススメなのは 「短編集」 です。

読書ビギナーの方へイチオシは、
若手ショートショート作家、 田丸雅智(たまる・まさとも)さん の短編集です。
ほとんどの作品が1話5分で読めます!

◎田丸さんの公式サイトは コチラ

***

そのほか、私が最近読んだ短編集を3冊ご紹介しました。

まず、1冊目は 『走る?(文春文庫)』 というRUN小説です。

明日の富山マラソンに合わせて選んでみました。
「走る」をテーマに14人の作家さんたちが書いた短編が収録されています。

例えば…

「パン、買ってこい/中田永一(なかた・えいいち)」

ある男子高校生が、クラスの不良から昼休みに
「パンを買ってこい」と言われます。
それも「5分以内に買え」と。

購買で買ってから不良のいる体育館にパンを届けるには
走らないと間に合わないため彼は全力疾走します。

結局、彼は毎日不良にパンを届けることになるのですが、
どうしたら早く届けられるか、
また、どんなパンを選ぶのが正解なのかを研究し始め…

という物語です。

最初はイジメの話?と思いましたが、
読んだ後の気持ちは爽快でした。

彼はこのあとどうなるのか?
この続きは是非本を読んでみて下さい。

走ることが大好きな方も最近走り始めた方も
走ってみたいけれど走るのは苦手という方も
「走る」ことに興味がある方でしたらどなたでも楽しめると思います!

***

2冊目は、 『猫が見ていた(文春文庫)』 。

こちらは、湊かなえさん、北村薫さんといった7人の人気作家たちが
猫への愛を込めて書いた猫小説です。

私が好きなのは、作家の家の庭に住みいてしまった野良猫の話 「マロンの話」 
湊かなえさんの作品です。
こちらは、夏目漱石の『吾輩は猫である』のように主人公は猫です。
物語は「ボクはミル」から始まります。
湊さんの作品ですが、読後はあたたかいです。(笑)

猫好きの方は是非♪

***

3冊目は、原田マハさんの短編集 『あなたは、誰かの大切な人(講談社文庫)』 。

本の帯には「疲れた心に必ず効く、読む特効薬」とあります。
この本に登場する主人公は、全員大人の女性。しかも独身です。

原田さんらしい優しさを感じるあたたかい短編集でした。

そうそう、この短編集には、
以前読んだ原田さんの短編集 『さいはての彼女』 に登場した
旅好きの女性二人の別の物語があり、そういう意味でも楽しめました。

『さいはての彼女』は、旅気分を味わえる一冊です。
旅のお供にもいいかも♪

***

色々ご紹介しましたが、
なかなか本を読む時間が取れない方や
長時間読書をするのはしんどい方に
「短編集」はオススメです。

私も好きでよく読んでいます。
忙しい時でも読書欲を満たしてくれますし。
知らない作家さんに出会えるのも短編集の魅力の一つです。

あなたもこの秋は、なにか一冊短編集を読んでみては?

yukikotajima 12:00 pm

失恋バスは謎だらけ

2017年10月25日

そろそろ紅葉の季節ですが、
この秋はバスツアーに参加して紅葉の名所に行く予定♪
という方もいらっしゃるかもしれません。

このバスツアー、今は色々なツアーがありますよね。

例えば、行先のわからないミステリーツアーや
最近では婚活バスツアーなどもあります。

もし、こんなバスツアーがあったら参加してみたいですか?

「失恋バスツアー」

今日ご紹介する本は、

『失恋バスは謎だらけ/森沢明夫(双葉社)』

です。

このツアーは、とある旅行会社が企画したツアーです。

失恋バスツアーというと、
美しい景色を見たり美味しいものを食べたりして元気になろう!
というツアーを想像してしまいそうですが、
そうではありません。

最後は元気になっていただきたい!というところは同じですが、
失恋した参加者たちにどん底まで落ち込んで頂くというツアーなのです。

バスの中では失恋ソングが流れ続けますし、
食事はわびしく、宿泊場所はひなびた旅館。
観光地はどこも寂しいとろこばかり…
と悲しい気持ちになれる要素が満載です。

実際、廃校に泊まったり、ご飯は卵かけごはんだけだったり、
つぶれた遊園地に行ったりしています。

今回のツアー参加者は9名。
いつもは女性たちが多いのに、
今回は男性、しかもおじさんたちが多く、
女性も見た目からしていつもよりキャラが濃そうな人ばかりが参加しています。

声がでかく元気いっぱいの金髪ハーフ美女、
自称パンクロッカー、自称霊媒師、
常に上から目線の発言をする謎の中国人社長、
お嬢様女子大に通う20歳の女性、フリーターなど。
年齢は20歳から73歳まで。
職業も年齢もみんなバラバラです。

そしてこのツアーの添乗員の男性も実は失恋直後なのです。
ふられた相手はカウンセラーとして同じく添乗している女性です。

物語は基本的にはこの失恋したばかりの男性添乗員の視点で進んでいきます。

今回のツアーは、参加者がとにかく濃い上に
なぜかハプニングが次々に起き、
その上、別れたばかりの元カノのカウンセラーはツレない態度。
さらに、会社がつぶれるかも?という話まで出てくるなど、
添乗員の彼には困ったことが起き続けます。

そんな中、徐々にツアー参加者たちの悩みも明らかになっていきます。
そもそも「失恋バスツアー」ですからね。
ハッピーな気持ちで参加している人はいません。

ツアーは4泊5日。
この5日間でこのバスに乗った参加者+添乗員たちスタッフはどう変わるのか?
そして、無事、失恋の傷は癒えるのか?

この続きは、是非「失恋バス」に乗車してみて下さい♪

ツアー料金は、たったの1,700円+税です。
本のページをめくれば、いつでもどこでもツアーに参加できます。
本を読んでいるうちに、きっとツアー参加者の一人の気分になってくると思います。

泣いて笑って、本当に濃い時間でした。

また、映像がわきやすい作品でしたので、
読書と映画と旅を同時に味わっているようでもありました。

この作品もいつか映像化されそうだなあ。
BSあたりで連続ドラマ化されそうな予感がする。(笑)

ノリは軽いタッチだけど、人間の描き方は丁寧な、いい物語でした。

あ、そうそう!
著者の森沢さんは、富山も舞台になった
高倉健さん主演の映画『あなたへ』を書かれた方なんですよー。

yukikotajima 12:03 pm

その調理、9割の栄養捨てます!

2017年10月18日

きのこの美味しい季節ですが、
私、これからはきのこは冷凍してから食べることにします。

だって、冷凍することで
おいしさも栄養価も3倍になるんですよ!

また、小松菜は冷凍すると味も栄養も60%アップするんですって。

ほかにも、納豆は70度で酵素が死滅してしまうので、
あつあつご飯に納豆はダメ!

な〜んてことが、この本に書かれていました。

『その調理、9割の栄養捨ててます!(世界文化社)』

毎日しっかり食べているつもりでも、
実は栄養が取れていないかもしれないのだとか。

私たちの食べ方がどう間違っているのかが、
この本に書かれていますので、気になる方は是非読んでみて下さい。

また、今日のキノコレ(grace内コーナー13時35分頃オンエアー)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんからもご紹介いただきますので、
今日のラジオも聞いてくださいね!

 奥野さんの推薦文は コチラ

yukikotajima 11:06 am

明日14日はネッツカフェの公開生放送!来てね♪

2017年10月13日

明日14日(土)は、ネッツトヨタ富山 富山南店から

特別番組『 ネッツ富山プレゼンツ・ネッツカフェ・オータム』

を公開生放送でお送りします!

時間は午前11時〜11時55分です。

富山南店はちょうど1年前にリニューアルし、
とても素敵なお店になりました。

◎1年前のネッツカフェの様子は コチラ

まるで都会のカフェのような雰囲気です。

「五感でくつろいで頂きたい」と思ってリニューアルされたそうですよ。

実際、とってもリラ〜ックスできます。

ぜひくつろぎにネッツトヨタ富山南店にお越しください♪

メッセージテーマも「リラックス」です。

メッセージもお待ちしています!

また、この日は、お店がまさにカフェ空間になります。
お越しいただいた皆様にはお飲物とスイーツが振る舞われます。
無料です!

カフェ気分を味わいながらラジオの公開生放送をお楽しみください。

◎ネッツカフェ・オータムの詳細は コチラ

◎ネッツトヨタ富山 富山南店の詳細は コチラ

また、14日限定の「ラッキーナンバープレゼントキャンペーン」もあります。
カーナンバーに 8 と 9 両方の数字 が入っている方に 
エンジンオイル無料交換券 がプレゼントされます。

こちらは、ネッツトヨタ富山全店のキャンペーンです。

また、富山南店オリジナルのイベントも盛りだくさん!

・オリジナルエコバッグ作り

・野菜のつめ放題

・素敵なプレゼントが当たるビンゴ大会!(※放送終了後におこないます)

しかも、これらはすべて 無料 なんですよー!!

無料でこんなに楽しめちゃうなんて嬉しすぎますよね!

『ネッツカフェ・オータム】の公開生放送は、
明日14日(土)の11時から
富山市上野のネッツトヨタ富山 富山南店からお届けします。
このブログをお読みの皆さんも気軽にお越しくださいね。
お待ちしていますー!

yukikotajima 3:19 pm

ハリーズ富山

2017年10月12日

先週の金曜日10月6日に富山第一ホテルに

モルトウイスキーバー「ハリーズ富山」

がオープンしました。

おめでとうございます!

***

場所は、ホテル1階のカフェ&バー「ボルベール」があったところです。

スコッチを中心としたウイスキーの種類はなんと100種類以上!

砺波にある、北陸で唯一のウイスキー蒸留所
「三朗丸(さぶろうまる)蒸留所」のウイスキーをはじめ、
世界の様々なウイスキーを楽しむことができます。

と言っても。。。
私、田島はウイスキーの知識が全くありません。

そんな私でも楽しめるかしら?
と思ったのですが、心配ありませんでした。

バーテンダーさんに希望を伝えれば、
オススメのウイスキーを用意してくださるのです!

ちなみに私は「飲みやすいタイプで面白いウイスキー」という
なんとも矛盾したリクエストをしたところ、
おすすめしていただいたのが、こちら。

「ブルックラディ ザ・クラシック・ラディ」

エメラルドグリーンのボトルがオシャレなウイスキーです。
そのままお部屋に飾りたい!と思ったほど素敵なボトルでした。
味も飲みやすく美味しかったです♪

お料理も富山の食材にこだわったものが楽しめます。

例えば「富山の猪のリエット」「射水の桜鱒のスモーク」など。

また、金沢市のパティスリー「パティスリーオフク」が
富山のウイスキー「サンシャインプレミアム」を使って作った
オリジナルショコラ「ショコラサンシャインプレミアムが美味しかったー!

大人味で甘すぎず、口の中でウイスキーの上品な香りが広がっていき、
しあわせな気分になりました。

それから、ハリーズ富山はモルトウイスキーバーですが、
ウイスキー以外のビールやカクテル、ソフトドリンクもありますし、
ホテル内のバーでありながら、路地からの出入りも可能ですので、
気軽に利用することができます。

カウンターの他、個室もありますので、
ひとりでふらりと入っても大勢でもゆっくり楽しめますよー。

***

ハリーズ富山では、10月31日(火)まで お得なオープン記念企画 を行っています。

・モルト飲み比べ3種セット 1,000円

・ウイスキーのためのアペタイザー5種盛特製ワンプレート 1,000円

などの特別価格メニューがありますので、この機会にぜひご利用になってみてください♪

モルトウイスキーバー「ハリーズ富山」のHPは コチラ

電話番号 076・442・4052(直通)

yukikotajima 12:07 pm

バック・ステージ

2017年10月11日

仕事をしていると、
自分のミスを人のせいにしたり
逆ギレしたりする人に時々出会います。

このブログをお読みのあなたも
仕事をしていて理不尽だなと感じたこと、ありませんか?

私は逆ギレしている人を冷めた目で見ながら、
心の中で「いつか痛い目にあいますように」と何度思ったことか。(笑)

私も性格悪いですね…。ハハハ〜。

今回読んだ本にもまさにそんな男が出てきました。
営業成績はいいものの、理不尽な説教を部下にし続ける嫌な男です。

読んでいて本当にイライラしました。(笑)

***

今日ご紹介するのは、そんなパワハラ上司の不正の証拠を見つけることになった
2人の男女の物語から始まる小説です。

『バック・ステージ/芦沢央(あしざわ・よう)(角川書店)』

でも、すべてがこの2人の物語で構成されているわけでなく、
この2人の周辺で、ある4つの物語が同時に進行していくという連作短編集です。

例えば、どんな人が登場するのとかというと

・なかなか友達が作れずにいる息子のことを心配するママ

・好きな女性にふられた男子大学生

・人気演出家の舞台に抜擢されたのに
 本番直前に「舞台に出るな」という脅迫状を受け取ってしまった新人俳優
 
・認知症の兆候が表れた大女優を長年支えているマネージャー

といったそれぞれ全く関わりの無い人たちの物語が描かれています。
そして、それぞれの物語に最初の男女2人が偶然繋がっていきます。

果たして、物語はどこに向かっていくのでしょうか?

***

ここまでの紹介では、あまりにもバラバラ過ぎて
何が面白いの?と思われてしまいそうですが、
このバラバラな物語が面白いように繋がっていくのです。

もちろん、最初に登場したパワハラ上司も忘れられていません!(笑)

後半は、とある舞台の本番がそのまま描かれているので、
舞台の緊張感も加わり、よりスリリングな展開になっていきます。

そして、最後まで読んで、ああ、面白かった!と思うのですが、
それで終わらない遊び心がこの本にはあります。

なんと本のカバーをめくると「お楽しみ掌編」が特別に収録されているのです。

この最後の物語がとてもいい!

もちろん本編で完結しているのだけど、
この短い物語あることで、ニヤニヤ度が増します。

「お楽しみ掌編」はカバーの裏にありますので、
忘れないように気を付けてくださいね。

***

この本は面白かったのはもちろん、大切なことにも気付かされました。
人は知らないうちにたくさんの「勘違い」をしているものなんだな、と。

例えば、この人は私のことが嫌いに違いない!と思っているのは自分だけで、
実際は相手は何も考えていなかったりする、というような。

どうでしょう?
あなた自身、自分の思い込みで悩みを大きくしてしまっていませんか?

物事を大事(おおごと)にしてしまっているのは自分自身なのかも。

***

表紙を見る限り軽〜い物語のように見えますが、内容は濃いです。
様々な登場人物がいますし、老若男女、誰もが楽しめるはずです。
秋の夜長に是非読んでみてください♪

yukikotajima 11:56 am

ナラタージュ

2017年10月4日

今週末、10月7日(土)に富山で撮影された映画『ナラタージュ』が公開されます。

●映画の公式サイトは コチラ

この映画は、島本理生(しまもと・りお)さんの恋愛小説を映画化したものです。

高校教師と生徒として出会った二人が、
時が経ち再会したあと、恋に落ちる…というものです。

高校教師の葉山先生を松本潤さん。
生徒の工藤泉を有村架純さん、
また、泉を思う大学生・小野礼二を坂口健太郎さんが演じています。

そして、この映画のメガホンをとったのが、行定勲(ゆきさだ・いさお)さんです。

今日のgraceでは、行定監督のインタビューをお届けします。
15時からの放送です。どうぞお楽しみに!

私は、ひとあし早く映画を見てきました。
また原作も読んでいるのですが、
この作品に関しては、原作を読んでから映画を見るのがいいかも。

ちなみに内容はすこ〜し違います。
ラストも異なります。

原作の終わり方もいいけれど、
私は映画のラストのほうが好きかな。

ネタバレになりますので、
私がラストでどう感じたか言えないのがもどかしいー!

とにかくとてもいいラストでした。

ああ、言いたい。(笑)

yukikotajima 12:29 pm

院長選挙

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜

紀伊國屋書店富山店の奥野さんから

久坂部羊(くさかべよう)さんの『院長選挙』をご紹介いただきます。

 奥野さんの紹介文は コチラ

私もこの本を読みました。

本のタイトル通り、お医者様たちの物語です。
超エリート大学病院で開かれる院長選挙の候補者4人の副院長たち
による戦いが描かれています。

この4人は、それぞれ仕事はできますが、性格が最悪です。

他の科の悪口を言い始めたら止まりません。
全員が自分が一番だと思い、周りを下に見ています。
とにかく傲慢!

ちなみに著者の久坂部さんは、現役のお医者様なんだとか。
だからあんなにリアルな悪口が出てくるかと納得。
もしかしてこの本を書きながら一番ストレス発散していたのは、
久坂部さんだったりして!?

ほぼ人の悪口だけで構成されているこの物語ですが、
一度だけ4人がそれぞれを褒め合います。
まあ、褒め合いつつも言い方を変えれば結局は悪口なのですけどね。

言い方ひとつでこんなにも変わるものなのかと笑ってしまいました。

普通は、むかつくと思っても実際言えない、
いや、言わないのが大人ですが、
この本に出てくるお医者様たちは思ったままを口にします。、

そういう意味ではストレス発散になります。
ああ、私もこれくらい言ってしまいたい!!!と。

この本を読みながら笑っている私も性格悪いなあと思えてきますが、
でも、そんな時間も必要なのかも。(笑)

言えずにいる不平不満がたまりにたまっている皆さん、
ぜひこの本のページをめくってみて下さい。

ただし、読み終えた後、自分も強くなった気がして
彼らと同じような態度をとったら間違いなく嫌われますのでご注意ください。(笑)

yukikotajima 12:19 pm

騙し絵の牙

2017年9月27日

小説は漫画や映像のように絵や写真が無いので、
小説を読む時は、登場人物の容姿を読者一人一人が勝手に想像して
物語のイメージを広げていきますよね?

ですから、実際に映像化されたときに、
自分のイメージ通りのこともあれば、
イメージと異なり、うーん、なんか違う…とがっかりすることもあります。

でも、この本に関しては、主人公の顔や声は全員が同じ人を想像するはずです。

その本とは、

『騙し絵の牙/塩田武士(株式会社KADOKAWA)』

です。

本の表紙は、スーツを着て後ろを振り返る大泉洋さんの写真です。

そう。この小説の主人公は、俳優の大泉洋さんを「あてがき」したものなのです。

また、ページをめくっていきますと、
ストーリーにあった大泉さんの写真が何枚も出てきますので、
小説を読みながら、まるでドラマや映画を見ている錯覚に陥ります。

といっても大泉さん以外の人物は読者一人一人のイメージになりますが。

大泉さんが演じているのは、大手出版社で雑誌編集長を務める速水(はやみ)です。
いや、演じていないな、実際には。
でも、私の脳内では演じているのです。(笑)

この速水は、誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力的な男性です。

とにかく明るく面白い。そして、かしこい。
おじさんたちの嫌味な発言にもユーモアを交えて返したり、
空気の悪くなった会議も一瞬で笑いのある空間に変えたりと
彼がいるだけで、ほとんどの物事が穏やかに解決していきます。

例えば、ある大物作家さんに文章を依頼したものの、出来が悪かったとします。

オブラートに包まずに言えば
「これではだめです。書き直してください」となるところを、
速水は、
「初稿も面白かったけど、これ以外の設定も読んでみたい。
 先生のように打てば響く方ですと、私も欲張ってしまうのです」
と言うのです。
もし私がこの作家だったら、嫌な気持ちはしません。
それどころか、そうか、では別の設定でも書いてみようかな、
と逆にやる気が湧いてきます。

こんな上司がいたら、私は間違いなくついていきます。
また、人としてはもちろん、男性としても好きになってしまいそうです。(笑)

でも、仕事ができるからと言っても
何もかもがスムーズに進んでいくわけではありません。

ある日、上司から自身の雑誌の廃刊を匂わされてしまいます。
そして、速水は組織に翻弄されていくことになります。。。

果たして、速水が編集長をつとめる雑誌はどうなってしまうのしょうか?

***

小説『騙し絵の牙』、大変面白かったです!

大泉洋さんの顔だけでなく
著者の塩田さんの文章が映像的なので、
物語が鮮やかに頭に浮かんできて
物語を読みながらも映像作品を見ている気分でした。

ちなみに、塩田さんは、もと新聞記者なのだとか。
この小説にも徹底的に調べつくしているからこそのリアルな空気感がありました。

また、会話の内容やテンポもウイットに富んでいて
読んでいて何度もニヤリとしてしまいました。
ああ、なんて頭のいい人たちの会話なの!
と読みながらストレス発散になったほどです。(笑)

さらに、出版業界の裏側が包み隠さず描かれているのも面白かったです。
実際、廃刊に追い込まれている雑誌も多いそうです。残念ながら。
でも、私は今でも雑誌も小説も買っていますし、
本屋さんという場所も好きです。
ですから、これからもずっと出版業界には頑張っていただきたいと心から思います。

ネットの普及で誰でも簡単に情報を発信したり
無料で情報を得たりすることができる世の中ですが、
だからこそ、私は、よりプロの作品を選ぶようになりました。

読み物に関しては圧倒的にプロのほうが面白いですしね。

同じものを見ていても同じことを感じても
プロが表現するのと素人が表現するのでは全然違いますし。

自分の言いたいことをぴたりとくる言葉を選んで表現する。
その表現力の豊かさは、やはりプロにはかないません。

でも、これ、すべての業界に言えますよね?

趣味とプロの違いや、プロのプライドなど
そういったことも頭に浮かび、
私も「プロ」の仕事をしていきたいと思いました。

ほんっと面白い本だった!

yukikotajima 11:44 am

彼女の人生は間違いじゃない

2017年9月20日

今日のgraceでは
15時から映画『彼女の人生は間違いじゃない』
主役の金沢みゆきを演じた女優の瀧内公美さんのインタビューをお届けします。

瀧内さんは、なんと富山出身なんです!

 

瀧内さんは、映画で見る限り
大人っぽいキレイなお姉さんに見えましたが、
実際の瀧内さんは、とにかくよく笑う
笑顔がキュートなかわいい女性でした。

また、よく喋る!(笑)
映画では、それほど喋る役ではなかっただけに、
こんなに喋る方だったのか、とびっくりしつつも
たくさん喋って頂いて嬉しかったです。

おかげでインタビューはかなり長くなってしまいました。(笑)

せっかくなので、今日はノー編集でそのままオンエアーします!

放送は、今日20日の15時からです。

ぜひお聞き下さい♪

●映画の公式サイトは コチラ

映画『彼女の人生は間違いじゃない』は、
富山ではジェイマックスシアターで
今週末9月23日(土)から上映されます。

映画は震災後の福島が描かれています。
福島で暮らす人々が今どんな気持ちでいるのか、
正直、私はわかっていませんでした。

市役所の職員に大学生の女性が
卒論のテーマにしたいと震災のことを根掘り葉掘り聞くシーンがあるのですが、
良かれと思ってやっていることが人を傷つけることもあるのですよね。

人の気持ちに寄り添っているようでいて
実は自分のことしか考えていない。

ドキリとしました。

この映画からは、たくさんのことを気付かされました。
私はなんて無知で世界が狭かったのかと。

まるでドキュメンタリーのようなリアルな空気感の作品でした。

見てよかった。

あなたも是非ご覧ください。

●ジェイマックスシアターのサイトは コチラ

映画を観た後に原作も買って読んでみました。

私は映画を見たあとに原作を読む方が好きですが、
この作品は、原作を先に読んでもいいかも。

ちなみにストーリーはちょっと違います。

そして映画のほうがより深さがあるように感じました。

yukikotajima 11:55 am

散り行く花

2017年9月13日

今日ご紹介する本は、
「このミス」大賞で優秀賞を受賞した作家さんの新作です。

このミスとは、宝島社の「このミステリーがすごい!大賞」のことで、
過去に大賞を受賞した作品の中には、
『四日間の奇跡/浅倉卓弥』、『チーム・バチスタの栄光/海堂尊』
など映画化された話題作もあります。

今日ご紹介する本は、伽古屋圭市(かこや・けいいち)さんの
『散り行く花(ちりゆくはな)』です。

先月、講談社から発売されました。

伽古屋さんは、『パチプロ・コード』で
第八回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し2010年にデビューされました。

今回の作品は、美人画で有名な絵師が軸となり話が進む短編集です。

舞台は、大正時代。
大正時代に美人画で有名な絵師といったら、
どなたかわかりますか?

ちなみに、絵師は自らのことを「茂次郎」と名乗っています。
たぶん、絵に詳しい方は、彼か!とおわかりになったのでは?

気になる方は、「大正時代 美人画 茂次郎」で検索してみてください。

***

この物語では、人を殺めた4人の女性たちが登場します。

大正時代、女性たちは今以上に窮屈に生きていました。

そんな中、夫や父親の抑圧から解放された、
つまり、夫や父親などを殺してしまった女性たちの前に、
どこからともなく茂次郎と名乗る絵師の男性があらわれます。

彼女たちは皆「自分が人を殺したことはばれていない」と思っているのですが、
茂次郎からは「あなたが殺した」と言われてしまいます。

見ず知らずの人になぜばれたのか?

茂次郎は「罪を背負った女性がわかる」のだそうです。
そして「罪を抱え、解放された女性は最も美しい」と言います。

茂次郎の目的は一つ。

「この世で最も美しい女性」の絵を描くことです。

彼女たちの罪を警察に通報したり誰かに話したりはしません。

茂次郎は絵師ですが、この作品の中ではまるで探偵のようです。
女性たちがどのように罪を犯したのか、鮮やかに暴いていきます。

この謎解きが大変面白い!

女性が犯罪を犯したことは、本を読んでいればわかるのですが、
それ以外にも様々な謎が明かされていきます。

ああ、この発言、この行動は、こういうことだったのか!
と私自身すっかり騙されていたことを茂次郎によって気付かされます。

この物語は、伏線が自然に散りばめられており、なかなか気付けないのです。
また、映像ではなく、本ならではの遊びがこの本にはつまっていました。

短編集ですので、次の作品は騙されないぞ。
と思ってじっくり文字を追っていくのですが、やはり騙されます。

先入観、思い込みってこわいですね。
毎回、100%騙されました。

でも、うわ、また騙されたか!と思いつつも
騙されたことを心地よく感じている私がいました。

ああ、読書は面白い!

まだ夜はそこまで長くないですが、これからの秋の夜長にぴったりです。

忙しくて本を読む時間なんて無い。
という方も短編集ですので、気軽に読めると思います。

軸となっているのは男性の人気絵師ですが
物語そのものは女性たちの物語ですので
女性の方にこそオススメの一冊です。

もちろん、男性も楽しめると思いますが
女性のことを少し怖いと感じるかもしれません…。
まあ、それも含めて楽しんでください。(笑)

yukikotajima 11:44 am

ルビンの壺が割れた/朝の余白で人生を変える

2017年9月6日

今日のキノコレでは、
紀伊國屋書店富山店オススメの本を
書店員の奥野さんからご紹介いただきます。

◎奥野さんの紹介文は コチラ

私も読みましたので、軽くご紹介。

2冊あります。

1冊目は、いま紀伊國屋書店富山店で人気の本、

『ルビンの壺が割れた/宿野かほる(新潮社)』

タイトルの『ルビンの壺』は
壺にも見えるし二人の人間の横顔にも見えるトリックアートです。

本の表紙の絵は、タイトル通りその壺が割れてしまった絵ですが、
それでも壺にも人の横顔にも見えますよね?

モノの見方やとらえ方も人によって様々です。
同じものを見ていても同じように見えているとは限らないのですよね。

また、この一枚の絵にも2つの見え方があるように、
人にも色々な面があるのですよね・・・。

な〜んてことを書いていくとネタバレになりそうなので、やめておきます。(笑)

この小説はフェイスブックのメッセンジャーで構成されているので、
本を読むというより人のメールのやりとりを盗み見している気分でした。

***

もう一冊は、『朝の余白で人生を変える/池田千恵(ディスカヴァー)』

朝が苦手な私は、著者のように朝4時起きなんて絶対に無理!
と思いながら読んでいましたが、
私のような生活が不規則になりがちな人でも実践できる方法も書かれていました。

これは素晴らしい!と思えたのは、
常にデジタルなつながりがある時代だからこそ

「朝の時間は自分とつながってみませんか?」

という提案。

確かに今の時代、ネットがあることで
良くも悪くもいつでもどこでも誰とでもつながれちゃいますものね。
でも、大切な自分自身と向き合う時間を忘れていたりするのですよね。

池田さんによると、早起きすることで朝に余白がうまれ
その日一日をゆったり穏やかに過ごすことができるのだそうです。

たしかに、朝余裕がある時は一日中穏やかかもなあ。

さすがに朝4時起きは無理だけど
明日からいつもより少しだけ早く起きてみようかな。

朝の過ごし方を変えたいと思っている方は、ぜひこの本を読んでみてね!
また、池田さんのトークショーが、
9月16日(土)の16時から紀伊國屋書店富山店で開催されるそうですので、
お時間のある方は行ってみて下さい。
ちなみに、無料で予約などは必要ないそうです。

yukikotajima 11:55 am

『明治乙女物語』『ワンダーウーマン』

2017年8月30日

今日ご紹介する本は、

『明治乙女物語/滝沢志郎(文藝春秋)』

です。

2017年度の松本清張賞受賞作なのですが、
選考会では、選考委員であるプロの作家さんたちが絶賛したのだとか。

ちなみに選考委員は、
石田衣良さん、角田光代さん、葉室麟さん、三浦しをんさん、中島京子さん
といったそうそうたる顔ぶれ!

選考委員のコメントは、小説の帯にのっていますので、
ぜひチェックしてみて下さい。

***

『明治乙女物語』は、
本のタイトル通り、明治時代の乙女たちの物語です。

時代は、欧化の波が押し寄せていた鹿鳴館時代と呼ばれる頃。

主人公は、東京の高等師範学校女子部に通う2人の女生徒です。

彼女たちは、教育者になるべく真摯に勉学に励んでいます。
しかし、この時代、そんな彼女たちに対して
「女が学問なんて」と白い目で見る人たちも少なくありませんでした。

当時の女性たちには、三従の訓(さんじゅうのおしえ)というものがありました。

「家にありては父に従い、嫁(か)しては夫に従い、老いては子に従う」
ことが正しいと当時は言われていたのですね。

そんな時代に「それは違う!あなた方は胸を張りましょう」と
彼女たちを鼓舞した人物がいます。

当時の文部大臣の森有礼(もり・ありのり)です。

その森から彼女たちは、鹿鳴館での舞踏会に招かれます。

めでたいことのように思いますが、
日本をはじめ各国の大使など要人があつまる鹿鳴館は
暴徒たちにとって格好の標的であり
実際、鹿鳴館を襲うという糾弾状も出るほどでした。

それでも彼女たちに舞踏会に行かない
という選択肢はありませんでした。

行かざるをえなかったのです。

でも、賢い彼女たちです。
決して権力に屈することはありません。

常に自分の心に正直であり
何が正しくて何が間違っているのかをしっかりと理解しています。
若いからとか女性だから未熟であるなんてことはありません。

彼女たちなりの戦いをします。

***

本当に面白かったです!!

そしてこの物語は、明治時代のお話ですが、
現代に通じる部分も多々ありました。

また、今も昔も変わらない嫉妬といった感情も包み隠さず描かれ、
人間らしさも感じられました。

特に主人公二人の友情の描き方が最高です。

他にもさまざまな女性たちが登場しますが、
どの女性も皆それぞれに魅力があり共感できました。

理不尽に負けそうな女性の皆さん、是非読んでみて下さい!

本を読んだあとは、
私も負けていられないわっ!
とむくむくとやる気が湧いてくるのではないかしら?

また、この物語はフィクションですが
実在の人物もたくさん登場するのも面白い理由のひとつです。

森有礼のほか伊藤博文や唐人お吉、大山捨松などが物語を彩ります。

とにかく面白い一冊でした。

***

話はちょっと変わりますが、
先日公開された話題の映画『ワンダーウーマン』を見たときに、
『明治乙女物語』と重なるところがあるなあと思いました。

もうご覧になりましたか?
今日本でも大ヒットしているそうですね。

『ワンダーウーマン』は、史上最強の女性戦士の物語で、
主役を演じるガル・ガドットが大変美しい!

 映画『ワンダーウーマン』の公式サイトは コチラ

もちろん乙女たちはワンダーウーマンのように
実際に戦場で戦士として戦うわけではありませんが、
でも、純粋で基本的に優しいことや
精神的な強さがあること、その一方で可愛らしさもあること
などが共通しています。

戦う強い女性というと、
「私についてきなっ!」というような
姉御肌の女性を思い浮かべそうですが、
乙女もワンダーウーマンもそうではありません。

強いけれど、男性になろうとしているわけではないですし、
女性であることを利用するわけでもありません。

ひとりの人間として、自分が正しいと思うことをしているのです。
心に嘘をつかず。

そして、自ら行動していきます。
誰かがやってくれたらいいのにと人任せにするのではなく、自分でやる。

と、偶然、同じ時期に味わった作品が戦う女性のヒロインものだったのですが、
どちらも重なるところがありました。

それからもうひとつ。
どちらの作品もヒロインのそばには男性がいるのですが、
男性の雰囲気も似ているところがありました。

優しくて強い。その上、イケメン。(笑)

『ワンダーウーマン』も大変面白かったです。

もしよろしければ、どちらの作品もお楽しみください。

yukikotajima 12:20 pm

蘇我の娘の古事記

2017年8月23日

645年に起きた出来事は何か聞かれたら
すぐに答えられますか?

私は「蒸しご(645)はん炊いて喜ぶ大化の改新」

で覚えたため、今でも645の数字を見ると
「大化の改新」が頭に浮かびます。

でも、大化の改新がどんな出来事だったかは、
だいぶ忘れているのですが…。

あなたは覚えていますか?

大化の改新は、645年の夏に中大兄皇子(のちの天智天皇)が
中臣鎌足らと蘇我氏を倒してはじめた古代政治史上の大改革です。

今日ご紹介する本は、
まさにその大化の改新が行われるところから
物語がスタートします。

『蘇我の娘の古事記(ふることぶみ)/
 周防柳(すおう・やなぎ)<角川春樹事務所>』

本のタイトルの蘇我の娘とは、
大化の改新で殺された蘇我入鹿の娘のことです。

彼女は、殺されたと思われていましたが、実は生きていました。
彼女の命を救ったのは、国史をつくる仕事をしていた男性です。
入鹿にお世話になっていた彼は、
うまれたばかりの入鹿の娘を殺したように見せかけ
こっそり自分の子として育てます。決してばれないように…。

この育ての父は、国史をつくる仕事をしていたため
各地の語り部たちから様々な物語を聞き、娘にも聞かせていました。

実はこの娘は目が見えません。
そのぶん耳がよく、さらに一度聞いた話は忘れることなく覚えています。
そして誰よりも物語を聞くことが大好きでした。

この小説は、大化の改新から壬申の乱までが描かれていますが、
歴史物語の間に神々のお話がはさまれます。
小さな子どもに語って聞かせるような「語り」のスタイルで。

実は、そのお話こそ「古事記」の内容なのです。

例えば…

・イザナキとイザナミの物語
・スサノオとオオクニヌシのお話
・ヤマトタケルの物語

などです。

これらのお話は、語り口調で子どもに向けて話しかけているので、
どれもわかりやく面白い!
また、大変勉強になりました。

恥ずかしながら私は古事記の存在はもちろん知っていましたが、
中身までは詳しく知りませんでした。

神様の名前は聞いたことはあるものの、
どんな神様かまでは理解しておりませんでした。

ちなみに、古事記によると、神様たちはかなり人間的です。
ワガママだったり、すぐに怒ったり…。

ちなみに、古事記とは、現存する日本最古の歴史書で3巻からなります。

一般的には、天武天皇が記憶力のすぐれた稗田阿礼に命じて
様々な物語を覚えさせ、それを学者である太安万侶(おおの・やすまろ)
が書き取ったもの、とされています。

しかし、どうやらそうではないという話もあるそうなのです。
著者の周防さんはそのことに興味をもち、この物語を書き始めたのだそうです。

果たして『古事記』は誰によってどのように作られたのでしょうか。
気になる方は、是非この本を読んでみて下さい。

歴史小説というと、戦国時代が中心になりがちですが、
それよりもずっと昔々の歴史物語も面白いものですよ。

蘇我入鹿の娘の人生を軸に
激しい王位継承争いや時折はさまれる神々の物語など
読み応えありまくりの一冊でした。

この本を読むだけでも『古事記』について知ることができますが、
私はさらに知りたくなり、小説を読み終えるやいなや
本屋さんに行って古事記の漫画を買って読んでみました。

『マンガ 面白いほどよくわかる!古事記(西東社)』

この漫画もかなりわかりやすくて面白かったです!
気になる方は合わせてどうぞ。

今日は、日本最古の歴史書である『古事記』を楽しく学べるだけでなく、
物語としても最高に面白い『蘇我の娘の古事記』をご紹介しました。

一度あなたも『古事記』の世界にどっぷりつかってみては?

yukikotajima 11:28 am

パーマネント神喜劇

2017年8月16日

何か叶えたい願い事があるとき、神社に行って神様にお願いをしますよね?

でも実際、神様に直接会ったことのある方はいないと思います。

もし、会ってしまったどうします?

そもそも神様とはどんなイメージでしょうか?

きっと皆様の頭の中にはそれぞれ神様像があると思いますが、

もしあなたの目の前にこんな男性が出てきて
「私は神様だ」と言ってきたら信じますか?

お腹が出ていて、すこし頼りない感じの髪の毛の
下ぶくれの顔つきのどう見ても普通の中年男性が。

今日のキノコレ(grace内コーナー13:45分頃〜オンエアー)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんからご紹介いただく本は、
まさに、そんな神様が出てくる小説です。

万城目学(まきめまなぶ)さんの新作『パーマネント神喜劇(新潮社)』

奥野さんの紹介文は コチラ

本の表紙のイラストのおじさんがが、まさに神様です!

新喜劇ではなく、神喜劇です。読み方は「しんきげき」です。

万城目さんと言いますと、これまで
『鴨川ホルモー』『プリンセス・トヨトミ』
といった作品が映画化もされた人気作家さんです。

今回は、神様のお話です。
見た目は普通の中年男性っぽい神様が得意とするのは「縁結び」。

しかも、この神様はすぐに文句を言ったり言い訳をしたりするのです。

あまり信用したくないタイプの神様です。(笑)

と言いながらも、読み進めていくと、結構いいヤツだなあと思えてきます。

なんだ、悪いヤツじゃないじゃん。神様ごめん!

と本を読みながら心の中でこっそり謝罪。

私の言葉づかいがカジュアルなのは、
神様がそう言いたくなる感じのキャラクターだからです。(笑)

本当にいいヤツなのです。

私もいつか会ってみたいな。

これから神社で神様にお願いをするとき、
この本の神様を思い浮かべてしまいそうだわー。

そうそう。
この小説は軽いだけのお話ではありません。
神様が人間に対して言う言葉の数々が心に響きます。

神頼みは、ただ願うだけではだめなのだ、ということにあらためて気づかされました。

この作品もいつか映画化かドラマ化されそうだなあ。

ちなみに、私の神様のイメージは、古田新太さんです。

yukikotajima 11:39 am

塚田農場で九州旅気分に♪

2017年8月9日

私、普段はあまり焼酎を飲まないのですが、
先日は焼酎をおかわりしてしまいました。

だって美味しかったのだもの。
お料理にもよく合っていましたし。

先日、九州に美味しいものを食べに行ってきました!

と言うのは嘘だけど(笑)、言いたくなるんですよ。
ここに行けば。

先週の木曜日8月3日に富山駅前にオープンした
「鹿児島県霧島市 塚田農場 富山駅前店」では、
まさに九州旅気分をあじわえます。

塚田農場は全国で人気のチェーン店で
なんとこのたび富山に初出店されました。

おめでとうございます〜。

さっそくオープン初日に
今井アナ、堀池アナ、廣川姐様、山﨑さんと一緒に行ってきました。

どれも美味しかったです♪

いくつかご紹介しますと…

一押しの、炭火で一気に焼き上げられた
鹿児島県の地鶏「黒さつま鶏の黒焼」は、
ジューシーで旨味がぎゅっと詰まっています。

地鶏のささみをわさび醤油でいただく「鶏わさ」は、モッチモチ!

宮崎伝統野菜の「砂土原(さどわら)ナスの焼きびたし」
はお出汁が染みてて最高に美味しかっです。

などどれを食べても美味でした。

***

メニューや店内や壁に生産者さんが紹介されているのも印象的でした。

顔が見える分、料理がより美味しく感じられましたし、
残さずしっかり味わいたいという気持ちにもなれました。
ま、美味しいから残すことは無いのですが。(笑)

そしてそして。

お料理だけじゃなく、
私が、いや私と奈美子さんがはまったのがこの焼酎です。

薩摩焼酎、富乃宝山の前割りのスパークリングボトル

前の日に焼酎を炭酸で割ったものを前割りというのだそうです。
味がマイルドになるのだとか。

たしかにまろやかで大変大変美味しかったです。

お酒が主張し過ぎるとお料理の邪魔になってしまいますが、
この前割りは、どのお料理とも相性抜群!
おかわりをしてしまったほどです。

と、大満足の九州旅(気分)でした。(笑)

また行きたーい!

***

そうそう。
塚田農場は、スタッフの皆さんが明るいのはもちろん、サービス精神旺盛でした。

まずお店に来たら手書きのメッセージ。

今井アナ嬉しそう。

最後はお皿にメッセージ。

さらにお土産まで。

そして、帰る時にはなんと「主任」の役職がついてきます。(笑)

お店に行くにつれ、昇格していくのだとか。面白い!

この夏、あなたも富山で九州旅気分♪はいかがでしょう?

本場の味をとことん満喫できますよ。

***

『鹿児島県霧島市 塚田農場 富山駅前店』

住所 :富山市桜町2-1-10 陽光堂ビル1階
電話  :076-445-5557
営業時間  :17時〜24時(ラストオーダー 23時30分)

HPは コチラ

yukikotajima 11:30 am

ショートショート・BAR

そろそろお盆ですね。
大人の皆さんはお盆休みは取れそうですか?

まとまったお休みが取れそうな方は
ぜひ本を読んでみませんか?

「たーじーまー。お盆休みは、何かと忙しくて本なんて読む暇無いから!」

というツッコミが今聞こえた気がする…。(笑)

そんな忙しい方でも読める本があるんです!

なんと1話5分で読めます。

5分くらいなら取れませんか?
スマホやパソコンをぼうっと見ているだけでも
5分くらいあっという間に経っちゃいませんか?

その時間を読書にあててみませんか?

***

今日ご紹介する本は、

田丸雅智さんの『ショートショート・BAR(光文社)』 です。

ショートショートというと星新一さんを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、
田丸さんは、新世代ショートショートの旗手として注目されている作家さんで
芥川賞作家の又吉直樹さんからも絶賛されています。

私も田丸さんの作品は好きで、これまで様々な作品を読んできました。

『ショートショート・BAR』は、田丸さんの5月に発売された新作です。

本屋さんで見つけるなり購入!
今回はタイトルに「BAR」とあったのでいつも以上に興味がそそられました。

お話は全部で21話収録されています。

ですから一気に1冊読んでも2時間ちょっとで読み終えます。
早い方だともっと早く読めるかも。

今回も田丸さんの独特な世界を楽しめました。

タイトルにはBARとついていますが、
BAR以外のお話も収録されています。

たとえば…

・アルコール度数マイナス14%のお酒「マイナ酒(しゅ)」のお話。
→アルコール度数がマイナスのお酒って一体どんなものなのでしょう?

・グチを掃除する「グチ清掃員」の話。
→たしかに今の世の中、グチだらけですよね。
とくにオフィス街にある居酒屋のグチは汚れが激しいそうです。(笑)

・風鈴とよく似た「霊鈴(れいりん)」の話。
→霊鈴は、霊に反応して鳴るものなんですって。
そういう意味では、お盆の時期にぴったりの物語です。
でも怖い話では無いのでご安心ください。

という感じの物語が21話楽しめます。

田丸さんの作品を読むたび、これまでありそうで無かった発想に驚かされます。

風鈴から霊鈴を思いつかれたり
マイナスからマイナ酒(しゅ)なるものを作ってしまったり。
グチを掃除するという考えもすごくないですか?
たしかに「グチをこぼす」って言いますものね。
実際、たくさんのグチがこぼれたまま積もってそうですよね…。見えないだけで。

ちょっと見方や捉え方を変えるだけで、
おなじみの世界ががらりと変わってしまうことが本当に面白い!

あなたもちょっと不思議な世界をのぞいてみませんか?

本を読むのが苦手な方も1話5分ですので
達成感を感じやすいと思いますよ〜。

ぜひこの夏、ゆっくり少しずつ読み進めてみてください。

yukikotajima 11:06 am

きょうの日は、さようなら

2017年8月2日

こんにちは。 

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜)
で紀伊國屋書店富山店の奥野さんからご紹介頂く本はこちら。

石田香織さんの 『きょうの日は、さようなら(河出書房新社)』

いま書店員さんたちの間で話題となっている作品のようです。

詳しくは、奥野さんの推薦文をお読みください。

 奥野さんの推薦文は コチラ

私もこの本を読みましたので、軽く感想を。

とにかく登場人物みんなキャラが濃かったです。

例えば、元ジャズシンガーのオカマや
元ケーキ職人のオカマが登場します。

ちなみに彼らは主人公ではありません。
でも、スピンオフとして彼らの物語があったら読みたいかも。
いや、かも、じゃなくて読みたい!

みんな、どこか満たされない思いを抱えつつも
決して暗くなく、明るいのが印象的でした。

辛い時、他の人が楽しそうにしているのを見ると
それだけで醜い感情がわいてくることもありますが、
楽しそうに見える人もあえて辛さを見せないようにしている
だけなのかもな。

SNSも同じです。

人は誰にでも色々な面があって、
悩みの無い人なんていないのですよね。

そんなことにあらためて気付きました。

またこの本の登場人物たちは、人との距離の取り方がうまいなあと思いました。
近すぎず、遠すぎずで。

キャラの濃い人たちがたくさん出てきて、軽いお話のように感じられるけれど、
物語の内容は、どちらかというと現実的な物語でした。

終わり方もよかったです。

次回作はオカマさんたちのスピンオフが読みたいなー!
(って、しつこい?笑)

石田先生、いかがでしょ?

yukikotajima 12:45 pm

往復書簡 初恋と不倫

2017年7月26日

私は、小説はもちろん、映画やドラマといった「物語」が好きです。

今年に入ってからはまったドラマは「カルテット」です。

あのテンポのいい会話劇の虜になりました。
本筋とは全く異なるどうでもいい内容の会話が繰り広げられる度に
ニヤニヤが止まりませんでした。
いったいこの会話はどこに向かっていくんだろう、
とわくわくしながら彼らの会話を楽しんでいました。

だからドラマが終わってしまったあとは、
密かにカルテットロスになっていました。

そろそろ「みぞみぞ※」したいなあと思っていたら、
先日本屋さんで「カルテット」と書かれた本と出合いました。

(※みぞみぞは、ドラマでおなじみの表現です。
 ご覧になっておらず、?という方は無視してください)

しかも、著者は「坂元裕二」とあります。

「カルテット」の脚本家じゃないか!
と思わず、わーと声を出してしまいました。

今日ご紹介するのは、まさに私がハイテンションで手にした本

坂元裕二さんの『往復書簡 初恋と不倫(リトルモア)』です。

2つの作品が収録されていますが、
どちらもタイトルにあるとおり「往復書簡」で構成されています。

ト書きは一切なく、手紙かメールのみの会話で綴られています。

まるで人のメールを盗み見している気分です。

読み始めてすぐ、まさに「カルテット」だ!と思いました。
普通のメールのやりとりの中に、どうでもいい会話が突然はさまれていくのです。

例えば突然「ラジオ体操第一の好きな箇所を教えてください」などと聞いたり。

本筋からずれてばかりです。でも、そのずれが楽しい。
私は、カフェでこの本を読んでいたのですが、
笑いをこらえるのに必死でした。

ちなみに、2つの物語は、
「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」
「カラシニコフ不倫海峡」
です。

最初が「初恋」で次が「不倫」がテーマとなっています。
そして、なんとびっくり!
いずれも2012年と2014年に朗読劇として上演されているのです。

ちなみに私は主人公の男性のイメージは高橋一生さんだったのですが、
出演されていました!

「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」は、
中学時代の男女の手紙のやりとりから始まり、
後半は大人になった二人のメールによる会話が繰り広げられます。

一方の「カラシニコフ不倫海峡」は、
ある男性のところに迷惑メールらしきものが届くところから始まります。

メールを送ったのは、ある女性なのですが、
彼女から意外な事実を告げられます。

この二人は全く赤の他人ではなく、ある共通点があったのです。

メールをやり取りするうちに徐々に距離が縮まっていき、
メールの内容も変化していきます。

その二人のやり取りが最高に面白い!笑えます。

例えば、男性が送ったどうでもいい内容に対する女性の返信が

「文字化けして読めませんでした」

ですよ。(笑)

笑いました。ああ、なんて素晴らしい返信!

また、この男性の名は「待田(まちだ)」というのですが、
あまりにも怒っている男性に対しての返信が

「「待田」の「待」を「侍」にしてみたのだけど気付きましたか」

です。(笑)

会話を無視してます。

この女性に限らず、結構会話がポンポン飛ぶ女性って結構いますよね。
(普段の私もそうかも。笑)
男性はすっかり自由奔放な女性に振り回されています。

そんな二人のやり取りに笑いつつも
物語は、決して明るいだけではありません。
ただ、わははと笑って終わらないところが坂本さんらしいなあと思いました。

終わり方も、わーお、こうきたか!という
さすがのラストでした。どちらの作品も。

私、この本を読んで思ったことがあります。
絵文字やスタンプ使うの、やめようかなと。

この作品は、手紙やメールのやり取りだけで構成されているのですが、
会話だけだからこそ面白いのです。
絵文字やスタンプは一切ありません。
私も文章だけでこんな風に楽しく会話してみたいなと思いまして。
すっかり影響を受けてしまいました。単純です…。

ああ、この作品の朗読劇。再演してくれないかしら。

yukikotajima 11:49 am

graceタイアップ「女性限定!つるぎ恋月デトックスセミナー」報告

2017年7月23日

昨日は、つるぎ恋月で

graceタイアップ
「女性限定!つるぎ恋月デトックスセミナー」

を開催しました。

ご参加くださった皆さま、お世話になった皆さま
ありがとうございました!


graceパーソナリティーの私、田島も
セミナーのMCを務めつつ、一緒に参加。

ピラティスで体を動かして
峯山料理長の美味しく体にいいデトックスランチを食べて
和漢膳セミナーで体にいい食べ物を知って
つるぎ恋月の美肌効果の高い温泉に入って…
と様々な角度から徹底的にデトックス!

それから、「笑う」ことも体にはいいそうなのですが、
参加者の皆さんは終始笑顔でしたよ♪

そういう意味でもデトックスできたのでは?

私も大変楽しい一日になりました!


***

「デトックスセミナー」は、
まずgraceでは第2・第4木曜15:20頃〜の
「ヨガスタジオユニオン・ヨガスタイル」
でおなじみのヨガ・ピラティスティーチャーの
tomomi先生 による「ピラティス教室」からスタート。


ピラティスは初めて、という方が多かったようですが、
tomomi先生のわかりやすく楽しい指導のおかげで
気持ちよく体を動かすことができたようです。

tomomi先生のピラティスは
8月以降、つるぎ恋月でも受けられます。

8月〜毎週木曜、女性限定の 特別日帰りプラン がスタート!

10:30〜12:00 体験教室
12:00以降 レストランでランチ。その後お風呂サービス。

第1週 ヨガ・ピラティス教室(tomomi先生)
第2週 フラワーアレンジメント教室
第3週 レジンアクセサリー教室
第4週 料理教室

いずれも 税込み3,000円 と大変お得です。

◎詳細は コチラ

◎お申し込みは 076・472・6333

***

ピラティスをして体を動かし
お腹がペコペコになった後は、
このセミナーのために
つるぎ恋月の峯山料理長 が作ってくださった
デトックスランチ「ヘルシー会席ランチ」
をいただきました。


それぞれの食材が体にどのようにいいのか
食べる前に料理長が説明してくださったおかげで、
全てのお料理を気持ちよくいただけました♪

お料理は、色鮮やかな野菜もたっぷりで見た目も華やかでした。

こちらは、つるぎ恋月名物!「白海老釜飯」


私もですが、ほとんどの方が完食!
かなりのボリュームだったのですけどね。(笑)
美味しくて体にいいと聞けば食べちゃいますよね♪

***

午後は、graceでは毎月第5月曜13:45頃〜の「健康ナビ」でおなじみの
一般社団法人国際薬膳食育学会、メンター・フーズ株式会社
板倉奈菜子さん による 和漢膳セミナー
「和漢膳で体の中からきれいに〜若さを保つ食とは〜」
でした。


私が持っているのは、ヤモリ!
ただのヤモリではなく、和漢膳(薬膳)なんですって。

板倉さんからは、「食」に関して色々なことを教えていただきました。
例えば、今の時期、夏バテしないためには
「赤」や「苦味」のあるものを口にするといいそうです。

具体的には、トマトやパプリカ、ゴーヤ、緑茶、
飲みすぎなければビールもOKなんだとか。
わーお。それは嬉しい♪(笑)

***

最後は、お肌がつるつるすべすべになると人気の温泉に入浴♪

参加者の皆さん、気持ちよくデトックスできましたか?

また第2弾、第3弾とできたらいいな。

参加された皆さん、よかったら私が担当している番組
「grace」に感想をお寄せください。
お待ちしていますー!

これからも grace をよろしくお願いします♪

◎graceのサイトは コチラ

***

さきほどもご案内しましたが、
つるぎ恋月では、8月以降、お得な日帰りプランがスタートします。
ぜひご参加ください。

◎日帰りプランの詳細は コチラ

◎つるぎ恋月のサイトは コチラ

yukikotajima 12:34 pm

話題の恋愛小説を2冊ご紹介。

2017年7月12日

突然ですが、あなたには忘れられない恋はありますか?

あんなに人を好きになることはもう無いと思うような。

さすがにずっと昔の恋なら毎日思い出すことは無いかもしれませんが、
ふとした瞬間に思い出すことならあるのでは?

たとえば、ラジオから流れてきた懐かしい音楽を聞いてとか
人の癖や言い回しから似た人いたなとか
最近では、Facebookの「知り合いかも?」に名前が登場して、
思わずドキッとしたことのある方もいらっしゃるかもしれません。

もし昔好きだった人が「知り合いかも?」に出てきたら
あなたは「友達リクエスト」を送信しますか?

***

今日は話題の恋愛小説を2冊ご紹介します。

まず1冊目は、

『ボクたちはみんな大人になれなかった/燃え殻(新潮社)』

著者の燃え殻さんは、都内で働く会社員の男性なのですが、
いま、この普通の男性が書いた小説がTwitterを中心に話題になっているのです。

抒情的なつぶやきがTwitter上で人気の燃え殻さんは
「140文字の文学者」とも呼ばれています。

私は本が好きなので本関連のアカウントをたくさんフォローしているのですが、
ある時から私のタイムラインに「燃え殻」という言葉が増えてきました。

あまりにも皆さんが絶賛されているので、私も気になり読んでみたというわけです。

この小説は、特に大人の男性が心をつかまれているようです。
というのも主人公は43歳独身の男性なのです。

彼は、ある日、昔フラれた大好きだった彼女に
間違えてフェイスブックの「友達申請」を送ってしまいます。
なんと満員電車の中で不意に押してしまったのです。わーお!

やばい。どうしようと思いながら、
彼女と付き合っていた1990年代のことを思い出します。。。

その1990年代の空気感に私は懐かしさでいっぱいになりました。

例えば、待ち合わせの仕方も今とは異なります。
今は誰とでも簡単に待ち合わせができますが、
当時は初めて会う場合、目印となるものをお互い伝え合い、
無事会えるかしら?と思いながら待ち合わせをしたものです。
今ではなかなか味わえないドキドキですよね。

また、この小説には過去だけでなく現在のことも描かれています。
そのバランスが絶妙です。
心地よく今と昔が入り混じっていて。
頭で理解するのではなく、心がすうっと受けいれて、感じるのです。
ああ、こういうことかって心が納得する感じです。

過去を振り返ってばかりは私はあまり好きではないのだけど、
たまにはどっぷり過去に浸ってみるのも悪くないのかも。
過去と向き合うことは、未来と向き合うことでもあるのかもしれないしね。

***

そしてもう1冊は、来週19日(水)17時に発表される
第157回直木賞の候補になっている作品です。

『月の満ち欠け/佐藤正午(岩波書店)』

偶然ですが、こちらの本も過去の恋を振り返るお話です。
しかもきっかけが駅や電車というのも似ています。

と言いつつも、こちらは、ちょっと変わった物語なのですが。

できれば、なるべく情報を入れずに
「これはどういうことだろう?」
と思いながら読んでいただきたいので、
本当は一切中身に触れたく無いのですが(笑)、
それでは紹介放棄になってしまいますので、本当に軽くだけ。

突然ですが、質問です。
大事な人が亡くなってしまった後に
よく似た人に会ったら、もしかして生まれ変わり?と思いますか?

この物語では、ある男性に向かって
7歳の女の子が「亡き娘の生まれ変わり」らしいことを話してきます。
でも彼はその現実を受け入れられずにいます。そんなことはありえないと。

でも、この物語には「瑠璃」という女性が何人も登場します。
いったい「瑠璃」とは何者なのでしょうか?
そしてストーリーは20代の瑠璃さんの恋愛を軸に広がっていきます。
この20代の瑠璃さんの恋愛ストーリーがとてもいい。
詳しく言えないのが残念過ぎます。

やはり小説は面白い!と思わずにはいられない作品でした。

これはどういうこと?とふわふわした気持ちで読み始め
純愛ストーリーに心をつかまれ
最初のふわふわ感をすっかり忘れたかと思いきや
ぼんやりとしていた作品の世界が徐々にくっきり見えてきて
えーっ!そうだったの?と驚くことが続き
最後まで読んでハイ終わり!ではなく
また最初から読みたくなるという
なんとも豊かな読書時間でした。

たいへん曖昧な感想ですみません。(笑)
読まれた方は、確かにそうそう!とわかってくださるはず。

来週、直木賞を受賞したら嬉しいなー。

***

今日は今話題の2冊の恋愛小説をご紹介しましたが、
どちらも大変面白かったです。

ぜひ2冊ともお読みください♪

どちらも男性が主人公のお話です。
恋愛小説は読む気が起きないという男性もいそうですが、
これら2冊は男性のほうがより心をつかまれるんじゃないかしら。
男性の方こそ是非!

yukikotajima 11:35 am

もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら

2017年7月5日

私は、とことんくだらないことが好きです。

パロディーやモノマネも好きです。

そんな、私と同じような感覚をお持ちの方なら
きっと楽しんでいただける本があります。

『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』 

という本です。

本の帯でクリープハイプの尾崎さんが

「切実に馬鹿だから、なんかもう泣けてくる。」

とおっしゃっているとおりです。

私は、本を読みながらニヤニヤが止まりませんでした。
この本をカフェなどで読んだら、
ずっとニヤニヤしている気持ち悪い客になってしまったと思います。

まじめにくだらないって素敵です!

私、こういう本、大好きです。

この本の中身は、本のタイトルのとおりです。

太宰治、村上春樹といった文豪たちが
カップ焼きそばの容器にある「作り方」を書いたら、
どんな文章になるのか、が書かれています。

しかも100人分。

文豪以外にも星野源、小沢健二といったミュージシャンや
迷惑メール風、ロミオとジュリエット風なども出てきて、
もうどこまでも自由です。

いくつかタイトルをあげると…

小沢健二「痛快ウキウキ焼きそば通り」
松尾芭蕉の「麺の細道」
宮沢賢治「カップ焼きそばの星」
夏目漱石「焼蕎麦っちゃん」

などです。

タイトルを見ただけでも、そのくだらなさに笑えてきます。

全ての文章は、あくまでも模倣ですが、
でもたしかにご本人が書かれていそうな文体です。

また、笑えるだけでなく
カップ焼きそばの作り方だけで
こんなに書き方に違いがあるなんて!
と、その幅の広さにもびっくりしました。

ぜひ力を抜いて、アハハと笑いながらこの本を読んでみて下さい。

きっと読み終えた後、カップ焼きそばを作って食べたくなります。(笑)

この本について詳しくは、
今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜オンエアー)
で紀伊國屋書店富山店の奥野さんからもご紹介いただきます。

奥野さんの紹介文は コチラ

ラジオも聴いてね〜!

yukikotajima 12:14 pm