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7『チェ 39歳別れの手紙』

2009年1月30日

今日は、明日31日公開の映画『チェ 39歳別れの手紙』をご紹介しましょう。

1月10日に公開された映画『チェ 28歳の革命』の後編です。

キューバ革命を成功させたチェ・ゲバラは、カストロに1通の手紙を残し、姿を消します。
彼が向かったのは、ボリビア。
大統領の独裁政権のもと苦しむ農民たちを救うため、ゲリラ軍を率いて戦うチェ。
しかし、支援を絶たれ軍は孤立。
チェの運命は!?

私は、これら2作を見る前に、
チェの若かりし頃の南米の旅が描かれた『モーターサイクル・ダイアリーズ』を見たので、
自分の中では、3部作のような気がします。

人を惹きつけてやまないゲバラ魅力は色々ありますが、
私は、彼の一本筋の通ったゆるぎない考え方に一番惹かれます。
冷静かつ正しい判断。ついていきたいと思わせる、堂々とした態度。

皆を守っているように見えて自分を守っているだけのリーダーは、たくさんいますよね。
見放され、あきれられ、気がついた時には「裸の王様」状態になっているリーダー。
いませんか?あなたのまわりにも。

こんな裸の王様だらけの今だからこそ、
皆をぐいぐい引っ張っていく真のリーダーが求められているのでしょうね。

話は変わりますが、
最近、戦国時代の武将の人気が高いのも、
そういったことも理由の一つなのではないかなと思います。
チェも戦国武将たちも、常に「死」が隣り合わせにあるからこそ「本気」なのかなと。

映画を見ながら、その強い精神力はどこからきているのだろう、
と彼の強さにただただひれ伏すばかりなのでした。

スティーヴン・ソダーバーグ監督は、7年間リサーチを重ね、
「チェと共に革命を体験する」ことに徹底的にこだわったそうです。
そして、チェ役のベニチオ・デル・トロは、なんと25キロの減量に挑んだのとか。
監督や出演者の皆さんの並々ならぬ熱い思いが伝わってきますよね。

今でしたら、ファボーレ東宝と高岡TOHOプレックスでは、
『28歳〜』と『39歳〜』を同時に公開していますので、
もしお時間&体力がある方は、2本続けてご覧になってみてもいいかもしれません。

その前に、もし可能でしたら『モーターサイクル・ダイアリーズ』を、
DVDで予習(人によっては復習)されるとよりわかりやすいと思います。

そして、ゲバラ関連の本を読めば完璧ですね(笑)。

私も何か読もうと思いながら、まだどれにしようか決めかねています。
また本を読んだら報告します!

yukikotajima 10:48 am

舞台『風が強く吹いている』

2009年1月29日

先ほど、富山県教育文化会館で行われた舞台
『風が強く吹いている』を見てきました。

原作は、三浦しをんさんです。

イケメン男子がずら〜っと横に並んだポスターが印象的で、
生でも見てみたいわ〜と思っていたところ、
FMとやまのイケメン好きの後輩からタイミングよく誘われ、
一緒に見に行ってきたのでした。

しかし。
私は、ただかっこいい男子がたくさん出るということ以外、何も知識が無い!
ちなみに私が知っているのは、黄川田将也君のみ・・・。
原作も読んでいない!
ということで、まっさらな気持ちのまま、舞台を純粋に楽しめました。

陸上経験者は2人。他8人は素人。
そんな10人が挑んだのは、箱根駅伝。

テキトー、イキオイ、マイペース。
よくいる大学生のキーワードをあげるとこんな感じかしら?
まさに、そんな普通の大学生が駅伝を目指すというお話です。

まるで、居酒屋の隣の席の男の子たちの会話を聞いているようなノリで、
心の距離感の近い舞台でした。(実際の距離も近かったのですが)
会話のテンポもよくて、とても楽しかった!

みんな未熟なんだけど、熱くて、実は素直で、一生懸命で。
そんながむしゃら具合が、たまらなく気持ちよかったです。

自分も、ついこの間まで同じ場所にいたはずなんだけどなぁ。
いつの間に見える景色が変わっていたんだろう。
舞台上の彼らに少し嫉妬を覚えつつも、
久しぶりの青春を一緒に味わわせてもらいました。

そして!
肝心のイケメンたちですが、皆、素敵でございました。
特に、神童役の渋江譲二君は、よいです。よいです。かっこよかったです。

素敵な男子を発掘しルンルン気分の私と、
お目当ての男子に出会ってメロメロな後輩は、
ニヤニヤヘラヘラしながら家路についたのでした(笑)。

次は、原作を読もうと思います。
また読んだら感想をアップします。

そういえば、秋には映画化されるそうです。
こちらも楽しみ!

yukikotajima 11:45 pm

4『僕のなかの壊れていない部分』

2009年1月27日

タイトルに圧倒されて『僕のなかの壊れていない部分/白石一文』を読んでみました。

主人公は、29歳の出版社勤務の男性。
過去のある出来事から、ずっと生まれてこなければよかった、と思っています。
何に対しても興味がわかず、世の中を諦観しているところがあります。
口数が少なく、何を考えているかわからないような態度を示しつつ、
心の中では、常に上から目線で相手を馬鹿にしています。

その考え方や態度に、私は、イライライライラ・・・。

三島由紀夫をはじめ、何かと過去の名作の一部を引用しながら、
自分の考えを論理的に話す様子は、鼻につくし、
そんな彼に、女性がうまく言いくるめられている感じは、何よりも腹立たしい。

実は、彼は3人の女性と関係があります。
一応、彼女と言われる人は1人のようですが。
彼女候補ナンバー1は、彼が現実を直視せずに、どこかに逃げようとしていることに、
ちゃんと気づいていて、どうにかしてあげたいと思っている。
彼からすると、それが余分なんだよ!と腹立たしいわけですが。
自分のことをわかったような気でいられることがイヤなんですよね。

でも、その気持ちも、まぁ、わからなくもないのですけどね・・・。
彼は、相手に自分のことをわかってほしい、と思いながら、
全てをわかってほしくはない、とも思っているのです。
私も、やや天邪鬼なところがあるので、なんとなく彼の気持ちがわかります。(苦笑)

でも、やっぱり彼の考えを聞いていると、イライラするのですが。(笑)

そんな彼が常に考えているのが、「母親」についてと「生きる」ことについて。
私は、特に「母親」の存在について、深く考えさせられました。

この本の中に、母親が仕事で忙しく、ちゃんと親子の関係が築けなかった、
ある女性が出てくるのですが、
彼女は、就職試験の面接で、子供が生まれたら仕事を続けるか否か聞かれたとき、
「子供のために辞めます」とはっきりと言います。
彼女が、その考えをもつまでには色々あるのですが、
きっぱりと言い放った彼女に私は感動しました。

私は、まだ母親になっていないから、全てを理解できないのかもしれないけれど、
女性として、母親としての「強さ」を感じました。
人間は、どんなに辛いことがあっても、人を憎んでも、
人を愛し、そして、立ち直れる「強さ」を持っているものなのですね。

私は、今、このタイミングで、この本に出会えてよかったと心から思いました。

そうそう、イライラさせる天才の、うわさの主人公の彼ですが、
100%悪人でないところが、またずるいんですよ〜。
なんか憎みきれないのです。
そして、そんな彼を素直な心で優しく包み込む彼女候補ナンバー1が、とても素敵で、
あ〜、私にはこの包容力が無いのだわ・・・と、
器の小さい自分にも気づかされたのでした。

それにしても、人を信じる強さには偉大なパワーがありますね。

yukikotajima 10:45 am

6『マンマ・ミーア!』

2009年1月26日

今日は、今月30日の金曜日に公開となる映画『マンマ・ミーア!』をご紹介しましょう。

『マンマ・ミーア!』は、アバの曲が22曲使われた大人気ミュージカルの映画化です。

結婚式を間近に控えたソフィの夢は「パパと一緒にヴァージン・ロード」を歩くこと。
でも、ソフィーには肝心のパパがいません。
女手ひとつで育てられたソフィーは、ある日、母親ドナの日記を盗み読み、
父親候補の3人の男性をこっそり結婚式に招待してしまいます。
ところが、全員が自分が父親だと名乗り出たから、さぁ、大変!

母親・ドナ役を、メリル・ストリープが、
娘・ソフィ役を、アマンダ・セイフライドが演じています。

メリル・ストリープの豪快なはじけっぷりが、とても楽しかったです。
ドナをはじめとした仲良し3人組が、
若かりし頃の勢いそのままに自由奔放に振舞う様子は、とても爽快!
特に、ベッドの上で、まるで子供のようにピョンピョンはねながら歌う様子は、
私の大好きなシーンです。

お馴染みのアバの曲は、「ここで使われるのか〜!」と、毎回、ほ〜っとうなづきながら、
思わず一緒に口ずさみたくなっていました。
有名な曲ばかりが使われているので、
ストーリーは知らなくても、映画への親近感がわきやすいんです。

その、ストーリーは・・・
マジメに考えると、なんで?と思うところも多々あるので、(笑)そこは、考えずに、
映画から発せられる勢いにのって、楽しんでいただけたら、と思います。

娘・ソフィの太陽のようなまぶしい笑顔が、とてもかわいいのも、
この映画の魅力のひとつです。
それから、肝心な歌声ですが、皆、素晴らしいです!!!

日々生じる、めんどくさいことを全て忘れて、
映画のハイテンションな世界に没頭すれば、
きっと、映画を見る前は許せなかったあれやこれが、
見終わった後は、まぁいっか〜!と楽観的な気持ちで受け止められるかも!

人生、楽しまなきゃ、もったいない!

yukikotajima 11:30 am

3『対話篇/金城一紀』

2009年1月25日

真っ白な装丁に、ただ「対話篇 金城一紀」とあり、
裏表紙の解説も読まずに買ってしまいました。
シンプルすぎてインパクトがありました。

この本に収録されていたのは、「恋愛小説」「永遠の円環」「花」の3作品。
それぞれ独立しながらも、某大学に関わりがあることと、
登場人物、皆が、孤独で「死」が身近にあることは共通していました。

人に話せない悩みを抱えている孤独な人たちが、
人と対話をすることによって、自分自身を取り戻していく・・・。
簡単に言えば、そういうことになるのですが、
そんなにキレイなものでもないんです。
どこかつかみどころか無くて、ファンタジーっぽさが垣間見えつつも、
とても現実的のようでもありました。

なぜか自分と親しくした人は皆亡くなってしまうことから、
人との関わりを絶った男子大学生の話、
自分が亡くなる前に、ある計画を実行したい男子大学生の話、
そして、別れた妻の遺品を受け取るために、車で、しかも国道のみを通って、
東京から鹿児島まで向かう弁護士の話などが収められています。

本のタイトル通り、どの話も必ず誰かと会話しています。
人が苦手とか嫌いという人でも、
きっと誰かに話を聞いてもらいたいと思っていると思うの。
人におびえ人に傷つきながらも、結局、人は人に救われているんですよね・・・。

さら〜っと読めました。
でも、読んだ時間に反比例して、長い時間旅をしていたような、
というより、長い時間夢を見ていたような、心地いい疲労感がありました。

yukikotajima 6:44 pm

5『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』

2009年1月23日

今日は、明日24日にファボーレ東宝で公開の映画
『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』をご紹介しましょう。

今週は、個人的には映画ウィークです。
ブログも毎日、映画の感想ばかりですね・・・。

去年、見たい、見たい、と思いながら見られずじまいだった映画が、
あまりにも多かったので、今年は、時間をみつけては見に行くようにしています。
案外、時間はうまく作れるものですね!

さて、『シャイン・ア・ライト』は、
2006年の秋に、ニューヨークのビーコン・シアターで行われた
ザ・ローリング・ストーンズのライブを、
マーティン・スコセッシ監督が撮ったドキュメンタリー映画です。

というか、ライブそのものです。

マーティン監督が、あるインタビューで、
「ドキュメンタリーではなく、
ザ・ローリング・ストーンズのパフォーマンスを
クリエーティブに閉じ込めた作品」
と話していました。

それにしても、ミック・ジャガーは、何であんなに若いんだろう。
途中、ライブの合間に、過去のインタビュー映像やライブの様子が入ってくるのですが、
20代の頃と60代の今と全然変わらないんです。
確かに顔の皺は隠せませんが、
途中から、その皺まで見えなくなってくるような錯覚を覚えます。
あれは、60代の動きじゃないですもん。
今の20代よりも間違いなく若くて、エネルギッシュです。

今の映画館は、音が様々な角度から届きます。
1曲終わって、私の横や後ろから拍手が聞こえたとき、
思わず、私も立ち上がって拍手をしそうになりました。
それくらい、臨場感がありました。
きっと映画を見ながらライブと勘違いしてしまう人、出てくる気がします。

本当に楽しいライブでした!!!
この映画のリピーターが多いのには、頷けます。
あ〜私ももう一度みたいなー。

1700円でストーンズのライブが見られると思ったら、
相当安くないですか???

2週間限定ですので、お早めに!

yukikotajima 8:07 pm

4『チェ/28歳の革命』

2009年1月22日

フィデル・カストロとともにキューバ革命を成功に導いた、
20世紀最大のカリスマ「エルネスト・“チェ”・ゲバラ」の生涯を映画化した2部作
「チェ/28歳の革命」「チェ/39歳 別れの手紙」の前編を見てきました。

貧しい人を救うため南米を旅していたゲバラは、
故国キューバの革命を計画するフィデル・カストロと出会い、彼とともに、
28歳の若さで、キューバの独裁軍事政権を打倒することに・・・。

私は、高校1年生の時の世界史の授業で、
カタカナだらけの教科書を見た瞬間、世界史はダメだとあきらめたため、
恥ずかしながら世界の歴史にはあまり詳しくありません。
なので、「キューバ革命」は知っていましたが、
「チェ・ゲバラ」が、どのような人物だったのかは知りませんでした。

なので、先日、ゲバラの若かりし頃を描いた映画
「モーターサイクル・ダイアリーズ」や公式サイトで予習をしてから鑑賞しました。

口数はそれほど多くないけれど、「目」が語っていました。
そんなゲバラの目に吸い込まれそうでした。
この人なら、信じられると思わせる、強さのある目でした。

ゲバラは、人に、ちゃんと「人」として接している。
人を愛しているのですね。
でも、裏切りは徹底的に許さない。
優しいだけじゃない。そんな1本筋の通った彼の生き方に、
あこがれる人が多いのですね。

非道ではない「愛」ある指導者、ゲバラが、
後編『39歳 別れの手紙』で、どのような運命をたどるのか、
こわいような、楽しみのような。
ちなみに、第2部の公開は、31日です。

さて、映画を見終わった後、もっと彼のことを知りたいと思い、本屋さんへ行ったら、
たくさんのゲバラ関連の本が出ていて、結局選べずにあきらめて帰りました(笑)。
でも、近いうちに彼の本も読んでみたいな〜。

第2部を見る前に読むべきか否か。う〜悩む。

yukikotajima 5:34 pm

DVD鑑賞(1)〜(3)

2009年1月21日

10日に公開となった映画『チェ 28歳の革命』を見る前に、
チェ・ゲバラの若かりし頃を描いた映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』
を予習しようとDVDレンタルショップへ。

あわせて『転々』と『西の魔女が死んだ』も借りました。

◆(1)『モーターサイクル・ダイアリーズ』

『チェ 28歳の革命』も先日見たのですが(明日の日記に感想を書きます)、
確かに『モーターサイクル・ダイアリーズ』を見ておいた方がわかりやすいと思います。
今にも壊れそうな中古のバイクにまたがって友人と二人で南米を旅するゲバラ。
まだまだ自己が確立しきれていない様子がとても微笑ましく、
いかにして革命家ゲバラが誕生するにいたったのか、
その片鱗が垣間見られると思います。

そして、そして。
若さゆえの青さも随所に感じられました。
ダンスが苦手な、はにかみゲバラの、ちょっと困った様子は、
困り顔フェチ(!?)の私には、たまらなかったです(笑)。

◆(2)『転々』

『転々』は、三木聡監督とオダギリジョーさんの『時効警察』コンビで作られた映画です。
オダギリジョーさんのほかにも『時効警察』のおなじみのメンバーが、
たくさん登場しています。
中には、同じ役で出ている人も!

三浦友和さんと二人で、ただただ2人で東京を歩く、というお話なのですが、
三木監督らしい、独特な空気感満載でした。
いつも思うのですが、あの発想はどこからくるんだろ。
秋色のやさしい色合いもとてもキレイでした。

◆(3)『西の魔女が死んだ』

『西の魔女が死んだ』は、梨木香歩のロングセラー小説の映画化です。
本屋さんでは、よく見かけました。
森の中で魔女である祖母から魔女修行を受ける孫のお話です。
森の中の食材を使った美味しそうな料理の数々。美しい自然。
つんできたばかりのワイルドストロベリーのジャム作りは、
甘酸っぱいニオイが漂ってきましたし、
ラベンダー畑の上で乾かした、洗い立てのシーツからは、
上品なラベンダーの香りが感じられました。
知らないうちに五感が研ぎ澄まされていったように感じられた映画でした。

yukikotajima 11:59 am

3『誰も守ってくれない』

2009年1月20日

今日は、今週末24日に公開となる映画『誰も守ってくれない』をご紹介します。

この映画は、簡単に言うと、「殺人犯の妹を守る刑事のお話」です。

ある日突然、未成年の兄が殺人事件を起こし、
殺人犯の妹になってしまった15歳の少女。
そんな彼女を守ることを命じられたのは、
過去のある事件によって心に深い傷を負った刑事。

「守る」

といっても何から?

あなたは何だと思います?

マスコミ。もちろん、そうですね。
でも、一番こわいのは、普通の人たちです。
彼らは、ネット上に、彼女をはじめとした家族の情報、例えば、住所や顔写真、
さらには、彼女が今いる場所までリアルタイムで公開していきます。

どこまでも執拗に追いかけてくる人、人、人。

もし、自分の大切な人が殺されたら、
私も、殺人犯の家族のことも許せないかもしれない。
でも。
ただ興味本位で騒ぎ立てる、浅はかで非情な日本人だって、
犯罪者と変わらないと思う。

『誰も守ってくれない』は、今の時代が、そのまま切り取られていました。
まるでドキュメンタリーを見ているようでした。

映画『禅』を見たときにも思いましたが、
人は、自分以外の人間も同じように、辛かったり、嬉しかったりする感情、
心を持っていることを忘れがちのような気がします。

自分がされて嫌なことを、平気で人にできるのは、
相手も自分と同じ「人間」だということを忘れているからじゃないかな、と。

でも、気づかないうちに、自分自身が、そちら側の人間になっているのかもしれない・・・。

この映画を見ながら、私は、本当にこわかったし、苦しかった。
でも、この苦しみの何倍もの苦しみを当事者は感じているのですよね。

私は、自分自身、様々な面で鈍感な人間だと思いますが、
人の痛みにだけは、敏感でありたいと強く思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて。
明日の『grace』では、14:30頃から、映画『誰も守ってくれない』
の君塚良一監督と俳優・佐藤浩市さんのインタビューをお届けします。
インタビューアーは、牧内直哉さんです。
是非、お聞きください。

また、公開日の24日(土)BBTで、映画連動番組『誰も守れない』が放送されます。
このドラマは、映画の事件が起こる4ヶ月前のお話だということです。

・放送日:1月24日(土) 21:00〜23:10

yukikotajima 5:55 pm

ドノヴァン・フランケンレイター・ジャパン・ツアー・富山公演

2009年1月19日

昨日、富山クラブマイロで行われた
「ドノヴァン・フランケンレイター・ジャパン・ツアー富山公演」に行ってきました。

昨日も寒かったので、厚着をして会場へ。
着くなり汗がどばーっと出てきました。
コートを手に抱え汗がひくのを待っていると、
オープニングアクトのマット・グランディが登場。
ドノヴァン・フランケンレイター・バンドのベーシストです。

会場内からは、誰?という声。
でも、ライブが始まると、皆さん、しっかりと耳を傾けていました。
ライブ後、CDを買われた方もいらっしゃるようですが、
ソロ・デビュー・アルバム『ファブリック・アンド・フォグ』が、
1月14日にリリースされていますので、気になった方は、
たっぷり、CDでも、あのメロウな空気を味わってみて下さい。

さて、マットのライブの途中、
まるでジャミロクワイのジェイ・ケイを彷彿とさせる、
ふわふわの巨大帽子とともに現れたのが、
ドニーことドノヴァン・フランケンレイター。
お客さんがステージに吸い込まれるように前に移動していきました。

今回は、去年8月にリリースされたアルバム
『パス・イット・アラウンド』を引っさげてのライブということで、
アルバムの曲が中心なのはもちろん、過去のヒット曲も織り交ぜられていて、
昔からのファンにも嬉しい内容のライブでした。

サーファーでもあるドノヴァンらしく、
まさに心地いい波に乗っているかのごとく、たゆたうようなライブでした。
ドノヴァンの作り出す波の上で、私もゆらゆら極上の時間を過ごしていました。
本当に気持ちよかったです。
(私は、実際に波に乗ったことなんてないので、あくまでも想像ですが。。。笑)

そうそう!
途中、とってもかわいらしいスペシャルゲストの登場がありました。
彼の登場によって、会場全体が、優しい笑顔で包み込まれていました。

2009年最初のライブが、ドノヴァンで本当によかった!

まだまだジャパンツアーは行われていきますが、
これからご覧になる方は、ライブ前のSE(音楽)も意識して聞いてみてください。
毎回、ライブをやる度に変えているそうですよ!
ちなみに、富山は、20〜40代の男性を中心に人気がある、あのロックバンドの曲でした。

ライブ途中のスペシャルゲストも、今後登場するかわかりませんが、
相当かわいいですよ!

全てを語ってしまうとネタバレになってしまうので、かなり曖昧な表現ですが、
これからライブをご覧になる皆さん、どうぞ、ライブ会場で確かめてきてください!

yukikotajima 11:24 am

高さとスピード。

2009年1月18日

昨日、今年初の富山グラウジーズの試合を見に行ってきました。
相手は、浜松・東三河フェニックス。

身長236cm、体重160kgの、
話題の孫明明(ソン・ミンミン)選手のいるチームです。

バスケの選手は、皆、大きいですが、
明明選手と並ぶと、まるで大人と子供のように見えてしまいます。
ゴール下のシュートも、ボールを横にぽいっと移動させるだけ。
本当に大きかったです。

でも、浜松の注目すべきは、明明選手だけではありませんでした。
なんと言っても、他の選手の動きが速い!
マイケル・ガーデナー選手やマーカス・モリソン選手は、
まるでダンスを踊っているかのごとく軽やかにコート上を走り回っていました。

敵チームながら、見ていてとても楽しかったです。

勝ち負けには、もちろんこだわらなければいけないけれど、
全国の素晴らしい選手のプレーが間近で見られるのも、生のいいところですよね!

今日は、このあと14時〜
富山市総合体育館で試合が行われます。

お時間のある方は是非行ってみて!

yukikotajima 11:56 am

ネッツ富山・魚津店からお送りしました!

2009年1月17日

ネッツ富山・魚津店から公開生放送でお送りした
特別番組 『ネッツ富山プレゼンツ ネッツ・カフェ・ウィンター 』
に、お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。
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朝は冷たい雨が降っていたものの、
放送前には雨も上がって、柔らかな日差しが店内に差し込んでいました。

そして今日もたくさんの方にお越しいただきました。
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本当にありがとうございました。

新車を購入予定の方向けのお得情報満載でした!
詳しくは、直接スタッフの皆さんにお聞きください。

★ネッツ富山・魚津店 岩井さんです。
 iQについて教えていただきました。
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★ネッツ富山・魚津店 加島さんです。
 VOXYについて教えていただきました。
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ところで、今日の番組テーマは、「2009年 今年の宣言」でした。

番組に色々な宣言が寄せられました。
今年の終わりに、ちゃんと宣言どおり実行できたか、
報告会ができたら、いいですね!

ちなみに、私の宣言は、「マラソン大会に出る」です。

練習を始めたと同時に、雪道で滑って足をくじいた私ですが・・・
足もすっかりよくなりましたし、また、練習をしていきます!

ともに、いい1年になるよう、頑張ってまいりましょう!

さて。
来週の『ネッツ・カフェ・ドライヴィン』は、FMとやまのスタジオからお送りします。
テーマは、「スノウ・ドライヴィン」。リクエスト&メッセージをお待ちしています!
詳しくは、「インフォメーション」を見てね。

yukikotajima 2:45 pm

明日はネッツ富山・魚津店から公開生放送!

2009年1月16日

1月になって2週間が過ぎました。
年頭に今年の目標を立てた方もいらっしゃることでしょう。
実行できていますか?
そういえば、まだ何もやっていない・・・なんて方、いませんか?
何を目標に掲げたのかすら忘れてしまう前に、ラジオで宣言しちゃいましょう!

毎週土曜午前11時からお送りしている『ネッツ・カフェ・ドライヴィン』。
明日は、ネッツ富山・魚津店から公開生放送でお送りします!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

特別番組 『ネッツ富山プレゼンツ ネッツ・カフェ・ウィンター 』

★放送日時: 1月17日土曜日 11:00〜11:55

★DJ: 田島 悠紀子

★場所: ネッツ富山・魚津店              

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

今回のメッセージテーマは「〜2009年 私の宣言〜」です!

ネッツ・カフェで、あなたも今年の宣言をしませんか?
例えば・・・
・1年で100万円貯める!
・半年で5キロ痩せる!
・今年こそ結婚する!
など、なるべく具体的な宣言をお願いします。
↑上に書いたことは、あくまでも例なので、私、田島の宣言ではないですよ。笑

あなたの宣言をお待ちしています!

また、17日は、ネッツ富山全店で、イベント盛りだくさんです!

メッセージ&詳細は、インフォメーションからお願いします。

yukikotajima 1:21 pm

2『最後の恋—つまり、自分史上最高の恋。』

2009年1月12日

最後の恋—つまり、自分史上最高の恋。(新潮文庫) 』を読みました。

著者は、8人。

三浦 しをんさん、
谷村 志穂さん、
阿川 佐和子さん、
沢村 凛さん、
柴田 よしきさん、
松尾 由美さん、
乃南 アサさん、
角田 光代さん。

8人の女性作家の皆さんが「最後の恋」をテーマに短編小説を書いています。

まず、三浦しをんさんの『春太(はるた)の毎日』を読んで、
思わず「当たり!」と口に出してしまいました。買ってよかった!
興奮で心臓の鼓動がドクドク早くなっていくのがわかりました。
わかる人にだけわかればいい、といった、
映画の単館系っぽい雰囲気なのかなぁと思っていたら・・・。
心地いい裏切りが私を待っていました。

その次の谷村志穂さんの作品もよかった。
なんとなく結末が想像できるのだけど、それでも、読まずにはいられない。
知りたくないけれど知りたい。そんな人間の本質が刺激されました。

その後に続く、どの作品も本当によかった。
短いけれど、どの作品も存在感があります。
だから、私は、1日1作品しか読みたくなかった。
私は、1冊を一気に読むのが好きなのですが、この本は、そうしたいとは思わなかった。
一つ一つのストーリーを振り返りながら、ゆっくりと理解していきたいと思いました。

私が中でも好きな作品は、
『海辺食堂の姉妹(阿川佐和子)』と『LAST LOVE(柴田よしき)』です。

もともとお2人の作品は好きなのですが、
どちらの作品も、読み終えた後が気持ちよかった。
雨上がりの空のようにキラキラしていました。

具体的に、ここがいい!と言いたいのですが、
それだと、ネタバレになってしまうので言いたい気持ちを我慢してます。
でも、私の解釈で、ほんの少しだけご紹介すると、

『海辺〜』は、2人で海辺の食堂を営む姉妹のお話。
姉目線で話が進んでいきます。
社交的な姉は、人づきあいが苦手な妹のことを気にかけ、
なかなか自分の恋愛もままなりません。
そんなある日、妹が倒れ、ある男性が妹のお見舞いにやってきて・・・。
姉は、あることに気づかされます。さて、お姉さんは何に気づいたのでしょう?

『LAST〜』は、大好きな人に裏切られた女性が、
愛していないけれど、条件的にOKの男性と婚約します。
そんな時、その元彼の離婚を知ります。
さて、主人公の女性は、どんな選択をするのでしょうか?

8作品ともに、皆、最後は、自分の本心に気づきます。
その、気づいた時の反応、心の動きが手にとるようにわかり、
読んでいる私まで心がすっきりしました。

本の帯に「いつかのあなたがいます」とありました。
うん。たしかにいました。
まぁ、どの主人公かは秘密ですけどね。(笑)

あなたはどのタイプかな〜? 

yukikotajima 11:11 am

2『感染列島』

2009年1月11日

今日ご紹介するのは、1月17日(土)公開の話題作『感染列島』です。

今の時期、全国的にインフルエンザが流行しているようですね。
今、このブログを読んでいるあなたは、もちろん、予防接種はお済みですよね?
私は、去年の秋に受けました。

でも、その予防接種が全く効かない新種のウィルスが現れたら・・・。

『感染列島』は、そんな未知のウィルスに感染した日本を描いています。

妻夫木聡さん演じる、救命救急医・松岡のもとに、
新型ウィルスに感染したと見られる急患が運ばれてきます。
その後、感染が爆発的に広がっていき・・・。

病院に殺到する患者。
休む間無く治療する医師&看護士。
そして交通網や都市機能が停止。

患者の苦しそうな様子や自分勝手な行動に走る人間など、とてもリアルに描いていました。

もし、本当に同じようなことが起きてしまったら、
自分は、どのような行動をとり、何を思うのか?

映画を見ながら、登場人物と自分を重ねることはよくあると思いますが、
この映画は、より具体的に、もし自分だったら・・・を考えてしまうかもしれません。

私は、スクリーンから感染しそうで、思わずバッグの中のマスクを探してしまいました。
そして、家に帰ってからも、いつも以上に手洗い&うがいを丁寧をしている自分がいました。
いや、ホント、絵空事じゃないですよ!

この映画を見たから、というわけではないのですが、
風邪をひいていると思われる方にお願いです。

「マスクをしてください!!!」

これは、以前から放送を通してもお願いしているのですが、なかなかわかってもらえない。

私も体調が悪そうな方には「マスクをしてください」と直接言っています。
すると、たいてい「大丈夫」という答えが返ってきます。(苦笑)

いや、違うってば。
もちろん、心配もしてるけど、うつすなー!ってことなんだけどな。
と思うけれど、あまり伝わらない。

言ってもわかってもらえない時は、私がマスクをして予防してます。

お互い、うつさないように、うつらないように、気をつけましょう!

yukikotajima 5:39 pm

私の成人式は前髪が・・・。

2009年1月8日

毎週土曜日の午前11時からお送りしている
ネッツ富山プレゼンツ ネッツ・カフェ・ドライヴィン』。

いつもお聞きいただき、ありがとうございます!

今週のテーマは、12日の月曜が「成人の日」なので「二十歳」です。

そのままですね・・・(笑)

あなたがハタチだったころによく聞いていた曲のリクエストと、
その当時の思い出などを是非教えて下さい!

私の成人式は、ちょうど10年前でした。
大学2年生です。
日々、うかれていたような気がします。
写真も、常に笑っているし。

ちなみに、私が20歳の頃の1998年は、
今も活躍している様々なアーティストがデビューした年でした。
 Kiroro、DOUBLE、 MISIA、浜崎あゆみ、
椎名林檎、 ゆず、aiko、宇多田ヒカルなど。

なんか今のチャートと変わりませんね〜!

あと、モーニング娘。もこの年にデビューしました。
そういえば、当時、飯田圭織さんに似ている、とよく言われていたなぁ。
私は、あまり似ていないように思うのですが・・・。どうでしょう?

あなたがハタチの頃によく聞いた曲、流行っていた曲は何でしょう?
エピソードと合わせて教えてください。
メッセージは「インフォメーション」からお願いします。

私の成人式のエピソードといえば、
前髪ひさし事件です!!!
成人式の2〜3日前に自分で前髪を切ってしまったんです。
ちょっとのはずが、直しているうちに、どんどん短くなってしまい、
前髪が生えているというより、前髪がついている感じに・・・。
まるで、雨よけのひさしのような前髪。
「久しぶり〜!」と挨拶するたびに、
前髪を見られているような気がして本当にイヤだったなぁ。
今でも、成人式の写真だけは見たくないです・・・(苦笑)

そういえば、今振り返ってみると、
成人式の時は、みんな大人ぶっていた気がするなぁ。自分も含め。
例えるなら、成長自慢大会!?
「昔の自分とは違うのよ、アピール」をみんな必死にしてませんでしたか?
まぁ、自分をちょっとよく見せ合っている様子も、今思えば、ほほえましいですけどね〜。
って、今、過去を思い出しながら、ニヤニヤしてたかも、私。
こんな風に過去を振り返るようになったら、もう若くない証拠かなぁ。
あぶない。あぶない。

さて。
話がコロコロ変わっていきましたが、
よかったら、あなたのハタチの頃の思い出も聞かせてください。
メッセージは「インフォメーション」からお願いします!

最後になりましたが、
新成人の皆さん、おめでとうございます!

yukikotajima 10:01 pm

1『禅 ZEN』

2009年1月7日

今日は、今週末10日公開の映画『禅 ZEN』をご紹介しましょう。

今日の『grace』で、高橋判明監督のインタビューをお届けしました。
(インタビューアーは、牧内直哉さん)
私も一足早く拝見しました。

私は、この映画を見る前と見た後では、ものごとの捉え方が大きく変わりました。

大袈裟な〜。と、今、思いました?
思いましたよね?(笑)

それが本当なんです。

映画『禅 ZEN』は、
福井に永平寺を建立した曹洞宗の開祖、道元禅師の生涯を描いた映画です。

道元を演じたのは、歌舞伎俳優の中村勘太郎さん。
そして、ヒロインのおりんを内田有紀さんが演じています。
基本的に派手な色が無い中で、
遊女役の内田有紀さんの鮮やかな赤い着物とその存在が、
映画のスパイスになっていました。
それにしても何て色っぽいんだ・・・。
深みのある色気に、女性の私も釘付けになってしまいました。
牧内さんは、すでに今年?1女優!と興奮されてましたが(笑)、
私も1票投じます!

そんな「おりん」が、「禅」と出会ったことで変化してくのですが、
映画を見ていくうちに、おりんと同じように、
私自身の心にも「禅」が染み込んでいくような気がしました。

中村勘太郎さんは、まるで道元そのもので、
彼のまっすぐで動じない様子を見ているだけで、心が落ち着きました。

そうそう、映画を見ながら、
年末に高瀬神社に取材に行った時に、神社の方に、
「皆、お願いはするけれども、お礼を言わないんですよね・・・」
と言われて、ドキッとしたことを思い出しました。

私も含め、求めるばかりで自分から何かをしているかと言ったら、
していない人が多いんじゃないかな?
自分からすることはせず、されることばかりを望んでいませんか?
そして、してもらっても、それを当たり前だと思い、お礼をしない。
というか、あえてしないのではなく、みんな、忘れているんだと思います。

映画『禅 ZEN』。
どこかに置いてけぼりになっている自分に気づける映画かもしれません。
あなたも「自分」を探しに映画館に行ってみませんか?

yukikotajima 8:13 pm

1『私たちの好きな源氏物語』

2009年1月5日

2009年の1冊目を読みました。
正確には去年から読みかけの本を読み終えたのですが。

私が読んだのは『私たちの好きな源氏物語(別冊宝島編集部編)』です。

2008年は『源氏物語』が世に出て1000年の千年紀ということで、
『源氏物語』に触れる機会が多い1年でした。

私も高校時代に一度はまった『源氏物語』を、もう一度読んでみようと、
まずは、マンガ『あさきゆめみし』を読み直すことからはじめ、
瀬戸内寂聴さんの講義録『寂聴と読む源氏物語』を読み、
そして、この本『私たちの好きな源氏物語』を読みました。

一言で言うなら、この本は、参考書のような1冊です。
源氏物語ゆかりの地、
源氏物語の住まいやファッション、
源氏物語を扱った小説やコミックの紹介、
登場人物の紹介などが載っています。

「あさきゆめみし」を読んで、この本を読むと、かなり『源氏物語』が理解できると思います。

また、源氏物語のディープナファンによる「源氏物語」の恋語りが結構面白い。
源氏物語の中の「恋物語」をセレクトし、どの恋が一番好きかを語っています。
皆、自分自身と重ねて。

素直になれず意固地になってしまったり、
相手の気持ちを考えず、自分の気持ちをおしつけてしまったり、
相手の裏切りに涙したり恨んだり、
奔放に恋を楽しんだり・・・。

今と一緒ですね。

私は、『源氏物語』の、
勘違いしたり、間違ったり、情けなかったり、ずるかったり・・・、
そういう人間のダメなところをちゃんと描いているところが好きです。

どこか遠い国の王子様とお姫様のお話ではなく、
自分も登場人物の1人になれそうな「近さ」が、
たくさんの人に愛される理由の1つかもしれませんね。

よく、源氏物語が、登場人物が多すぎてイヤだ、という人もいますが、
私は、だからこそ面白いと思う。
自分に近い人を探し、共感するのも楽しいし、
まったく自分には無い考えを知ることもできます。

今後も、『源氏物語』関連の本を、少しずつ読んでいけたらな、と思います。
きっと、読んだ時の精神状態や置かれた状況によっても、
全く異なる感想を持つのだろうな。

yukikotajima 10:51 am

青空の中でマトリックス〜?

2009年1月4日

1月1日の放送が終わってから、今日まで実家の群馬に帰っていました。
色々なことが変わっていました。

久しぶりに会った年下のいとこが、いつの間にかお酒が飲める年齢になっていてビックリ!
しかも、とても色っぽくなっている。
多分、三十路の私より色っぽかったぞ・・・。

私が以前バイトしていたお店が無くなっていました。
がらんとした店の前で、汚れた窓にうつる自分の姿を見ながら、
とても切ない気持ちになりました。

以前は私の2階の部屋から中学校までの間は、やまといも畑のみで、
中学がとても近くに感じたのに、今や、見えるのは、家ばかりでした。

私が群馬を離れてちょうど12年。
やっぱり変わるよなぁなんて、しみじみ感じたのでした。

でも、変わらないものもありました。
すっきり爽快な青空と赤城おろしの冷たい空っ風。
アハハと笑えば、前歯が染みる。(笑)

そうそう!
お正月休み中に、渡良瀬川の河川敷にある「パークゴルフ」に家族で行ってきました。
簡単に言えば、ミニサイズのゴルフ場です。
お正月にも関わらず、たくさんの方でにぎわっていました。
私は初めてのゴルフだったので、最初は本当に下手でしたが、
段々ルールやコツもわかっていき、めまぐるしい上達だと思っていたのですが、
弟からは、
「おねえは体がふらふらしすぎ。あのフォームはありえない」
と一蹴されました。
弟は、なぜかとても巧かった。クヤシー。

それにしても風が強かった!さすが上州空っ風!
河川敷なので他にさえぎるものが無いのです。
久しぶりに風に乗る感覚を思い出しました。
まるで映画『マトリックス』さながら、風に自分の体をまかせるんです。
私を抱きかかえるように風が吹いてきます。
弟と2人で「マトリックス〜!」とふざけあいながら、
まるで子供のようにキャーキャーはしゃいだ2009年のお正月でした。(笑)
あなたのお正月はいかがでしたか?

☆パークゴルフ場です。
 青空、キレイでしょ〜!!!
gunnmasora.jpg

yukikotajima 11:26 pm

2009年は軽やかに〜☆

2009年1月1日

あけましておめでとうございます。

FMとやま 田島悠紀子です。

去年は、たくさんの出会いがありました。
人との出会いはもちろん、ライブ、映画、本、舞台、スポーツ、
その他にも、素敵な景色、言葉など。
去年は、何でそんなに生き急いでいるの?とよく言われていましたが、笑
今年も、ノンストップで走りつづけていきたいと思います。

しかも今年は「軽やかに」走っていきます。

・フットワークは軽く。(思い立ったら行動!)

・実際、軽やかに走ります。マラソン大会に出ます!(でも、3キロとか5キロですが・・・)

・運動することで、体重も軽くなればいいかな、と。

・心も軽く!(まぁいっか精神で前向きにいきたいな)

と、軽やかな1年にしたいと思っています。

あなたは、どんな1年にしたいと思っていますか?

よかったら、今日のgraceにメッセージをお寄せください。

今日のgraceは、
13:00〜16:45までと時間が拡大!
さらに、オールリクエスト!
そして、豪華プレゼントが抽選で10名の方に当たります。

詳しくは、インフォメーションをチェックしてね。
あなたからのリクエスト&メッセージ、お待ちしています。

それでは、今年も宜しくお願いします☆ミ

yukikotajima 11:29 am