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3『英国王のスピーチ』、4『ヒア アフター』

2011年2月28日

おーーー!
本日発表されたアカデミー賞。
私もイチオシだった『英国王のスピーチ』が、作品賞ほか4冠を獲得されました。

おめでとうございます。

今日のgraceでも言いましたが、
最近、私が見た中では、ナンバーワンの作品です。

『英国王のスピーチ』は、
イギリスのエリザベス女王の父、ジョージ6世が、
発音障害を克服する姿を描いています。

コリン・ファース演じるジョージを治療するのが、
名優ジェフリー・ラッシュ演じるローグ。

ローグの治療は、一風変わったものばかりで、
ユーモアあふれる治療に、私はくぎ付け。

映画を楽しみながらも、
喋りを仕事にしている身として、私自身、いかせるものは無いかと、
学びの姿勢でローグの話を聞いている自分がいました。

治療をする側とされる側、国王と一般人。
そういったくくりを超えて、お互い同じ人間として向き合い、
プライドを捨てて、発音障害を乗りこえようと努力する、国王ジョージの姿に、
自分自身を重ねて、涙する方も多いかもしれません。

エンドロールを見ながら、
「私には無理」と、あきらめてしまったことが頭をよぎり、
もう一度、自分もチャレンジしてみようかな、と思ったのは、
私だけではないように思います。

本当に素敵な作品でした。
この作品に出会えたことに感謝!

・・・

さて、富山の雪が落ち着いて、再び、映画館に行く回数が増えていまして、
最近は、こちらの作品も見ました。

『ヒア アフター』

「硫黄島」コンビの2人、
スティーブン・スピルバーグ(製作総指揮)と
クリント・イーストウッド(監督)による作品です。

主な登場人物は、
津波で生死の境をさまよい一命を取り留めたジャーナリストの女性、
『インビクタス』に続きイーストウッド作品出演となった、マット・デイモン演じる霊能力者の男性、
事故で双子の兄を失った少年の3人。

それぞれが、誰にも共感してもらえない思いを抱え、
悩み、苦しみ、生きていく様子が、描かれています。

自分の言動に対し、理解してもらえない苦しみ。
きっと誰しも一度は経験したことがあると思います。
中には、まるで映画と同じ経験をされたという方もいらっしゃるかもしれませんね。

彼らが人知れず抱える悩みに対し、どう向き合っていくのか?
続きは、映画館でお確かめ下さい。

この作品は、設定だけを見ると、
「なんか不思議そうだね」という一言でさらっと片づけられてしまいそうですが、
それは、曲のタイトルを見て、わかった気になっているのと同じです。
実際に聴いてみなければ、どんな曲かわかりませんよね?

ストーリーだけではなく、
登場人物の表情や間や映像などすべてをくるめて味わっていただきたい作品です。

さて、今日は、外国の映画を2つ、いや、午前中に1作品紹介しましたので、
合わせて3作品をご紹介しました。

実は、邦画も色々見ています。
また、後日、ご紹介します。

yukikotajima 8:14 pm

13『facebook』、2『ソーシャル・ネットワーク』

現在、第83回アカデミー賞の授賞式が行われています。

様々な話題作がノミネートされていますが、
オスカー最有力と言われ、作品賞・監督賞ほか8部門でノミネートされているのが、
『ソーシャル・ネットワーク』。

アカデミー賞の前哨戦、ゴールデングローブ賞では、
作品賞・監督賞ほか最多4部門を受賞したほか、
各映画賞を総なめにしている話題作です。

日本ではすでにだいぶ前から公開されています。
しかし、私がこの作品を見たのは、先週でした。
なぜか?
それは、不安だったからです。

カタカナもPC・ネットも苦手。
ツイッターも最近本格的に始めたばかりだし、
facebookは、もちろんやっていない。
そんな私でも理解できるのか?

不安を抱えつつ、映画を鑑賞してみました。

冒頭から、まくしたてるように喋る早口の主人公。
しかも、話の内容が感じ悪いときたもんだ。(笑)
いきなり挑戦状をたたきつけられたような気分でした。
ちょっと不快な気持ちのまま(笑)、しばらく客観的に鑑賞。

のはずが、いつからか、作品世界に没頭している自分がいました。負けました。

作品にパワーがありました。

最初は不快に感じた主人公の喋りや、
音楽を奏でるかのようなPCのキーボード音が、
途中からは、映画のサウンドトラックのように馴染んでいました。

簡単にストーリーをご紹介しましょう。

『ソーシャル・ネットワーク』は、
世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス
『フェイスブック』の誕生の裏側を描いた映画です。

主人公は、ハーバード大学の学生マーク・ザッカ—バーグ。
2003年、19歳のマークは、親友のエドゥアルドとともに、
大学内に友人を増やすためのサイト『フェイスブック』を作ります。
その後、サイトは瞬く間に世界に広がっていきます。

と、書くと、若き天才学生のサクセスストーリーのように思えますが、
そう単純なお話ではありません。
マークは、親友エドゥアルドをはじめ、複数の人間から訴えられてしまうのです。
その訴訟の様子も描かれます。

嫉妬や裏切りのうずまくドロドロの世界の中で、
人は何を思い、どのような行動に出るのか。

人間ドラマとして見ごたえのある作品でした。

また、実物の主人公マークとは、本当はどんな人なんだろう?という興味もわきました。

そこで、インタビューを見てみました。
マークは映画の感想をこのように話していました。
「Tシャツとサンダルはボクと同じだ。(笑)でも、それ以外の部分はフィクションも多い」と。
映画に対して、全てがノンフィクションだとは思っていないようです。

でも、笑顔で穏やかに話をするマークは、
映画のイメージとは違い、人間味があって、とても気さくで、一気に好感度がアップ!(笑)

また、ベン・メズリックの書いた原作『facebook』も読んでみました。
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こちらは、マークの親友エドゥアルドの目線で書かれています。
ノンフィクションということで、映画以上に生々しかったです。

映画をご覧になって興味を持たれた方は、
ぜひ、原作をお読みになってみてください。

そうそう、あとがきにとても印象に残った一文がありました。

「同じ人でも、見る人が違うと、見え方がまったく異なることがある」

原作を翻訳された夏目大さんの言葉です。

例えば、歴史上の人物を描くとき、
ある作品では悪役でも、作品が変わればヒーローになることもありますよね?

マークに対する見方も、人それぞれなのだと思います。
それは、誰に対しても言えることですよね。

自分の判断、自分の感覚を忘れてはいけない、
ということに、最後の最後に気付かされました。

それにしても、アカデミー賞の結果が気になる〜!

これだけ、ご紹介しておきながら、こんなことを言うのもどうかと思いますが、
私の作品予想は、『英国王のスピーチ』です。(笑)

yukikotajima 10:20 am

K-one TOYAMA グレードアップフェア♪

2011年2月26日

一昨日、木曜日の放送で、
K-one TOYAMAの佐藤さんが紹介されていた、
「2011.春直前グレードアップフェアー」に、
先ほど、行ってまいりました。

タイヤをはじめとした各メーカーの開発担当の皆さんの
「本音」が聴けるイベントです。

私もエコタイヤについて、横浜ゴムの関口さんに伺いました!
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イケメンさんです♪

関口さんのお話は、
今度の木曜日、3月3日に、
『K−one TOYAMA・モータースポーツパーティー♪』
の中で、お届けしますので、お楽しみに。

でも、せっかくでしたら、
直にお話を聞いてみてください。

タイヤについて詳しくない私にもわかるように、お話して下さいましたので、
あまり詳しくないしなあ…と思っている方でも大丈夫!
開発者のお話がきけるなんて、なかなか無いチャンスです。
しかも、無料!
さらに、関口さんはイケメンですし♪(笑)

是非、明日の夕方までに、K−one TOYAMAさんに行ってみてください。

そうそう、ラリー車の「クスコ・スイフト」の展示もありました。
佐藤さんと共に。(笑)
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実際に、本番で走った車だそうで、
ラリーに出た時の花吹雪が残っていました。

車の中身もラリー仕様!
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実は、このあと、助手席に乗せていただきました。わーい!
こーーーーふーん(興奮)!
楽しかった♪

■詳しくは、佐藤さんのブログを見てね。
 ↓↓↓
http://ameblo.jp/k-one-toyama/

yukikotajima 5:47 pm

11・12 老いの才覚・やめないよ

2011年2月21日

今日のキノコレ(13:45頃〜オンエアー)は、
久しぶりの登場!橋本さんからのオススメ本のご紹介です。

詳しくはこちらを見てね♪
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_1171.html

私も読んでみましたので、軽くご紹介。
20110221kinokore.jpg

まずは、こちら。

曽野綾子さんの『老いの才覚』です。

去年の9月に発売され、すでに50万部を突破しています。

穏やかな藤色の本に巻かれた真っ赤な帯には、
「年の取り方を知らない老人が急増してきた」
と黄色の文字で書かれています。

さらに、「わがままな年寄こそ大問題」とも。

曽野さんは、自立した老人になるために、
老いの才覚=老いる力をもつことが重要であると、
7つの提案をされています。

曽野さん自身が1931年生まれの今年80歳ですので、
ご自身やご主人のことも例にあげながら、
老人とはこうあるべき、こんな老人は恥ずかしい、と、はっきりと断言されています。

タイトルからもわかる通り、
ご年配の方へ向けて書かれていますが、
その方たちだけに向けられたものでは無いと思います。

若い世代が読むことで気付くこともあります。

人として、どのように世の中と向き合い、生きていけばいいのか、
潔いほどの言葉でバシッと言い放っていらっしゃいて、刺激になります。

曽野さんによると、老化度を測る目安は「くれない指数」なんだとか。
家族が「○○してくれない」、
「○○さんにつたえておいてくれない?」、
など、他人を当てにしはじめたら、老化の始まりなんですって。
どうです?
年齢は関係ないですよね?

さらに、「権利」を主張し、「遠慮」をしなくなった人が増えた、とも。
これも、年齢は関係ありません。

何かをされたら怖いから、と、他人の酷いふるまいに対して、
見て見ぬふりをすることが多くなった今の時代に、
はっきりと「それはいけないことよ!」と渇を入れていらっしゃるような1冊でした。

本を読んで、私が心に響いたのはこの言葉。
「何をしてもらうかではなく、なにができるかを考える」

さきほどの「くれない」ともかぶりますが、
年配の方だけでなく、多くの人が、他人から何かしてもらうことを勝手に期待し、
裏切られた、と嘆いているような気がするのです。もちろん、私も。
最初から当てにしなければ、逆に何かをしていただいたら、感謝ができます。
私も今日から、その考え方を通していきます!

・・・

もう1冊は、キングカズこと三浦知良さんの『やめないよ』。

2006年から2010年にかけての最近の5年間が記録されています。
ちなみに、去年のカターレ富山戦でゴールを決めたこともちらっと書かれています。

カズは、40歳を超えた今も現役サッカー選手としてプレーし続けています。
以前、私もカターレ戦で生のカズを間近で見ましたが、やはりオーラが違いました。

ただし、以前のように、常に試合に出続けているわけではありません。
カズは、どんな思いで、サッカーを続けているのでしょうか。
ずっと現役であり続けるとはどういうことなのでしょうか。
今のサッカー界をどう感じているのでしょうか。

そんなカズの頭の中を垣間見ることのできる1冊になっています。

私は、この本を読んで、ちょっとだけキングカズへの見方が変わりました。
もっとガツガツギラギラしている印象を受けていましたが、そうではありませんでした。
もちろん、心の中は、昔同様メラメラ燃えているようですが、
サッカーとの向き合い方が変わってきているようです。

どのように違うのかは、是非、本を読んでみてください。

そういえば、先ほどの曽野さんと同じようなことをカズもおっしゃっていました。

「他人のせいにするな」

失敗した時、人のせいにする人と、自分のここがダメだったという人の差は開いていく、と。

全く異なるタイプの2冊のようでいて、
でも本質ではつながっているところがあるように思いました。

新年度を前に、襟を正すという意味では、2冊とも、この時期に出会えてよかったです。

yukikotajima 10:27 am

百選横丁オススメショップ「さくら」

2011年2月18日

grace』の毎週月曜15:15頃〜
「百選横丁おすすめ情報」をお届けしています。

ネットショップ百選横丁では、
富山の名産品はもちろん、県内外の様々な商品を買うことができます。

■百選横丁のサイトはコチラ ⇒ http://www.hyakuyoko.com/

今日のランチは、その百選横丁オススメのお店、
「茶寮さくら(ちゃりょう・さくら)」で食べてきました。
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場所は、富山駅北、オーバードホールの地下1階です。

「さくら」というお名前には、
桜が咲くのを待ち焦がれる、ワクワクした気持ちを感じていただきたい、
という思いが込められているのだそうです。

オープンして今年で12年。

昼・夜ともに営業をされているそうですが、
お昼は、オフィス街ということで、
しっかりとご飯を食べていただきたいという思いを込めて
メニューを考えられているのだとか。

ちなみに、私が今日のお昼に頂いたのは、こちら。
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「牛すき焼(900円)」です。
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たっぷりの和牛ロースに、焼豆腐、糸こん、ネギ、
もちろん、すき焼きには欠かせない玉子もついています。
これに、ごはん、漬物、お味噌汁、
さらに、アフターコーヒーもついています。

味はもちろん、ボリュームあって、
ダブルで大満足の内容でした。
でも、お腹がいっぱい〜と言いつつ、ご飯がすすむ、すすむ!(笑)
美味しかったです♪

日替りのランチは、他には、
天ぷら、ロースかつ、ハンバーグなど、
しっかりと味わっていただける内容になっているそうです。

・・・

一方、夜は、おばんざいやイタリアンが中心。

お酒は、こだわりの大吟醸、オリジナルの焼酎などの他、
東京のエノテカ広尾店から厳選して取り寄せたワインが種類豊富にそろっています。

ワインは好きだけれど、詳しくはないんだよねえ、という方も大丈夫!
好みの味と食べたいお料理、予算などをおっしゃっていただけば、選んでいただけます。

実際、お店を利用される方は、
ワインだけじゃなくお料理も「おまかせ」にされる方が多いのだとか。

お得な飲み放題付きのコースやセットなどもありますので、
詳しくは、HP、またはお電話でお問い合わせください。

★メニューはこちら ⇒ http://www.urban-place.com/sakura/sakura.html

★予約はこちら ⇒ 076・444・2720

お店は、お一人、宴会、2次会と、様々なスタイルでご利用いただけるそうです。

また、美味しいお料理やお酒が味わえるだけでなく、
時々、店内にあるピアノの演奏が入ることもあるのだとか。
ピアノの演奏を聞きながらのワイン、というのも素敵ですよね。

音楽といえば、コートかけも音符になっているんです!
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お店の名前の「さくら」から、
森山直太朗さんの「さくら」の曲になっているんですって。
遊び心がありますね。

お話を伺った、さくらの吉本光子さんは、
「とにかく、いいお酒と美味しいお料理を召し上がって、楽しんでいただきたいの」
と何度もお話になっていました。

吉本さんです。
おキレイな方です。
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実際、グルメな方たちからの人気も高く、
「いいお酒と美味しいお食事が食べたい時は、さくら」とおっしゃる方も多いんですって。

でも、ファンが多い理由は、それだけでは無いと思います。
きっと、吉本さんの気さくな人柄に惹かれて、
お店にいらっしゃる方たちが多いのではないかな、という印象を受けました。

今回は、ランチでしたので、アルコールは頂きませんでしたが、
今度は、オススメのワインを味わいに、夜にも行ってみようと思います。

お店の場所は、富山駅のすぐ近く。
オーバードホールの地下1階にあって、アクセスも抜群です!

あなたも1年中、お花見気分のウキウキ感を味わえる、
「さくら」におでかけになってみては?

・・・

『きっちんばー 茶寮(ちゃりょう)さくら』

■営業時間: 12:00〜13:30 、17:30〜24:00(LO.23:30)
■定休日: 土・日・祝日
■TEL: 076・444・2720
■URL: http://www.urban-place.com/sakura/sakura.html

yukikotajima 5:11 pm

1『死にゆく妻との旅路』

2011年2月16日

今週末、2月19日(土)から、
TOHOシネマズ高岡で先行上映される映画『死にゆく妻との旅路』の
塙幸成監督&主演の三浦友和さんのインタビューを、
今日の15:20頃〜『grace』の中でお届けします。

『死にゆく妻との旅路』は、石川県七尾市の、ある夫婦の物語、実話です。

1999年、末期がんの妻をワゴン車に乗せ、
9カ月もの間、日本各地をさまよい、保護責任者遺棄致死の罪状で逮捕された、
清水久典さんの手記がもとになっています。

主人公の清水さんを三浦友和さん、
11歳年下の奥さまのひとみさんを石田ゆり子さんが演じています。

この石田ゆり子さん演じるひとみさんが、とてもかわいい女性です。
年上の女性に対して「かわいい」というのも失礼かもしれませんが、でも、かわいいのです。
ご主人を「オッサン」と呼ぶ様子も、
なかなか帰ってこないオッサンを窓の外を見ながら待つ様子もかわいかったです。

素直に甘えるひとみさんと2人きりで過ごすうち、少しずつ変わっていくご主人。
そんな2人の、静かだけれど、あたたかな愛を見ながら、とても優しい気持ちになりました。
しかし、そんな穏やかな日々も長くは続きません。
奥さまの病状が徐々に悪化していきます・・・。

清水さんは、どんな思いで病気の奥さまをワゴン車に乗せて、
272日もの間、全国各地をまわっていたのでしょうか。

今回の映画は、清水さんご夫妻が実際にまわったところを追うように、
撮影をされていったそうです。

また、高岡や氷見などにも長く滞在されたそうで、
映画にも、富山のおなじみの景色がたくさん登場します。

この映画を通して、主人公の夫を演じた三浦さんと塙監督は、
どんなことを感じられたのか、伺いました。

インタビューは、今日の15:20頃からお届けします。

お二人とも、とっても気さな素敵な方たちで、本当に楽しかったです!
時間があっという間に過ぎてしまいました。

インタビューの後、写真をとったのですが、
私が、石田ゆり子さんのことを「かわいい」と、言いすぎたためか?
三浦さんから、「石田ゆり子さんのマネでもする?」と言われたのです!

そこで、ちゃっかり、ポスターの石田ゆり子さんをマネしてみました。
sutabiji.jpg

しかし、ポスターの石田ゆり子さんの部分(下の部分)が切れてるから、
私のマネの意味がない・・・。(笑)

写真を撮影したのは、新人、吉本アナ。
よっしー!切れてるじゃーん!!!

ちなみに、撮影後、三浦さんから、
「今までにマネしたの、君だけだよ。笑」と言われ、監督も爆笑!

は、はずかしい…。
まぁ、普通は、石田ゆり子さんになろうだなんて、思わないですよね。
でも、楽しかったからいっか!(笑)

ちなみに、どんなポスターなのかは、
公式サイトに載っていますので、気になる方はコチラをご覧ください。
http://www.tabiji-movie.jp/

映画のタイトルから、どんな映画か、想像できるかもしれませんが、
頭の中だけで完結してしまうなんてもったいない。
清水さんご夫妻の愛の形を是非、劇場でご覧になってみてください。

私個人としては、長く結婚生活を送っているご夫婦、
とくに、ご主人に見ていただきたいです。

■映画『死にゆく妻との旅路』 

公開:2月26日(土)。
    TOHOシネマズ高岡では、2月19日(土)から先行上映!

yukikotajima 10:08 am

10『カラスの親指』

2011年2月14日

先日発表された直木賞には、道尾秀介さんの『月と蟹』が選ばれました。
この『月と蟹』については、既に「ユキコレ」のコーナーで、番組でもご紹介しました。

「キノコレ」でおなじみの紀伊国屋書店富山店の朝加さんから、
「道尾さんの作品なら、是非、これも読んでみてください!」
とすすめられたのが、2008年に発表された小説『カラスの親指』です。
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主人公は、40代の詐欺師の2人。
タケさんとテツさんです。

2人が銀行で詐欺をはたらくところから物語がスタート。
緊迫感のある詐欺の様子から一変、
「仕事」のあとの、2人の人情味あふれる会話から、
2人が、普通の人間であることがわかります。

決して明るくない過去を抱えた2人は、詐欺をしながら共に暮らしています。

そんなある日、一人の少女も一緒に暮らすことに。
さらに、その後、同居人はどんどん増え、
まるで家族のようなにぎやかな共同生活が始まります。

しかし、そんな穏やかな生活も長くは続きません。
なんとタケさんと過去のつながりのある人物から家に火を放たれてしまうのです。

そのことがきっかけで、タケさんをはじめ、一緒に暮らす彼らは、
それぞれが自らの過去と決別すべく、ある大きな計画を実行することに…。

と、ここまでのストーリーでも、十分面白いのですが、
その先が、その何倍、いや、何十倍も面白いのです。

でも、言えない…。
というか、私が何を感じたのか、ということも言いたくない。(笑)
ここから先は、本を読んだ皆さんに、無の状態で楽しんでいただきたいから。

でも、これだと、全く何のことやらわからないと思うので、
中身がわからない程度に感想を書きますね。

その先は、心がずっとドクンドクンと鳴っていました。

さらっと流して読んでしまったあの部分に、そんな意味があっただなんて〜!
と、ページをめくる度に様々な伏線に気づかされ、
悔しいと感じつつも、それ以上に、気持ちよさを感じている自分がいました。

私は、やや素直すぎるところがあって、
人の意見や作品をまっすぐ受け止めてしまうことが多いのですが、
本を読む上では、その性格は悪くないのかも。(笑)

その分、だまされる度合いが高くなって、より、作品を楽しめますからね!

この本の一番の詐欺師は、そう、道尾秀介さんです。

実際、人からだまされるのは嫌ですが、
読書でだまされるのは、気持ちいいものですね。

だって、最後にちゃんとすっきりできるから。(笑)

なんだかもんもんとした日々を送っている方、是非、この本を読んでみてください。

yukikotajima 10:59 am

ネッツ・カフェ・ハッピー・バレンタイン@ネッツ富山・富山西店

2011年2月12日

今日、ネッツ富山・富山西店から公開生放送でお届けした、
特別番組『 ネッツ富山プレゼンツ ネッツ・カフェ・ハッピーバレンタイン』。

ラジオを聞いて下さった皆さん、メッセージを送って下さった皆さん、
そして、富山西店にお越し下さった皆さん、どうもありがとうございました!

ネッツ富山・春の大商談会開催中の今日は、
ネッツ富山のイベントやイチオシの車種をご紹介しました。

イベントのお話は、寺田さんにしていただきました。
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手に持っているのは、ご来場プレゼントのマイクロファイバーのもこもこふきん。

一方、オススメ車種については、山井さんからご紹介いただきました。
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今のイチオシは、なんといっても、こちら。
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12月に出たばかりの話題の新型ヴィッツです。
華やかでいい色ですね〜。

今日は、バレンタイン直前!ということで、ネッツ富山では、
お越しいただいた皆様をチョコスイーツでおもてなしして下さいました。
まさに、カフェのような落ち着いた空間で、富山西店にお越しの皆さんも、
心地良さそうに過ごしていらっしゃいました。

どのお店も、カフェぽい雰囲気ですが、全く同じお店はありません。
それぞれ、オリジナルの良さがあります♪

このネッツカフェの公開生放送&イベントを機に、
それぞれのお店の違いを味わっていただけたら、と思います。
また、来月、ネッツ富山のどこかのショールームから
公開生放送をお届けしますので、お楽しみに♪

詳細が決まり次第、お知らせしますね。

来週は、FMとやまのスタジオから、ネッツ・カフェ・ドライヴィンをお送りします。
メッセージテーマは「卒業旅行〜国内編〜」です。

メッセージは、24時間いつでも受付中!
■メッセージは、コチラからお願いします。
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_878.html

yukikotajima 3:20 pm

明日のネッツカ・フェは、ネッツ富山・富山西店から!

2011年2月11日

今日からの3連休、楽しんでいますかー?

上野アナのブログには、
GO!GO!のお知らせが書かれていますが、
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/ueno/?p=1143

私からは、ネッツ・カフェのお知らせです!

ネッツ・カフェの公開生放送は、明日の11:00〜富山市西二俣のネッツ富山・富山西店で、
一方、GO!GO!プレゼントキャラバンは、14:00〜高岡市福岡町の「バズバズ」で行います。

お時間があれば、どちらも遊びに来てね〜♪

◆◆◆

ネッツ・カフェの詳細です。

特別番組『 ネッツ富山プレゼンツ ネッツ・カフェ・ハッピーバレンタイン』

・放送日時 : 2月12日土曜日 11:00〜11:55

・場所 : ネッツ富山 富山西店 ( 富山市西二俣593  電話番号: 076-434-4300  )

◎ネッツ富山 富山西店について詳しくはコチラ↓
http://www.netz-toyama.co.jp/store/store_74_74.html

番組では、話題の新型ヴィッツの他、ネッツ富山イチオシの車を大フィーチャー♪

・DJ : 田島 悠紀子

・2月12日のメッセージテーマ : バレンタイン

・・・

≪ 2月12日(土)はネッツ富山全店でイベント満載 ≫

○「ラッキー・ナンバー・プレゼント・キャンペーン」
  カーナンバーに5と9が入っている方に、「エンジンオイル無料交換券」をプレゼント!

○「スイーツ&お飲物でおもてなし」

 
■そのほか、公開生放送をお届けするネッツ富山・富山西店は、イベントもりだくさん!
 

※ネッツトヨタ富山のお店は、富山西店をはじめ、
 本店高岡西店高岡店魚津店砺波店富山南店の7店舗です。

 イベントは、「ネッツトヨタ富山」のお店で開催します。

 それぞれのお店について詳しくは、こちらのサイトでご確認ください。
 http://www.netz-toyama.co.jp/store/store_list.html

yukikotajima 5:55 pm

ロシア料理にフレンチ。と、ケーキ。

2011年2月9日

週末報告の続きです。

カフェ三昧の翌日のランチは、新宿のロシア料理のお店「スンガリー」で食べました。

大学時代の友人とランチのコースを注文。
次から次へと出てくるロシア料理に舌鼓を打ちながら、
おしゃべりも止まりませんでした。(笑)

最後のシメは、ロシアンティ♪
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バラやイチゴのジャムと一緒に楽しみます。

ほんの数時間でしたが、ロシアのミニ旅を味わいました!

で。
だいぶお腹がいっぱいになったにも関わらず、
今度は、行列のできるケーキ屋さん、HARBSへ。
私たちもメニューを見ながら、並びました。

甘いものが大好きな親友のまやです。
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女性(というか私たち)は、甘いものと喋ることが好きだな、
と実感したひと時でした。(笑)

・・・
そして、夜は、フランスのミニ旅。
看板の無いフレンチのお店へ♪
もこさんに連れていっていただきました。
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久しぶりにもこさんとのさし飲みです。

ずっともこさんと一緒に番組をやってきて、
もこさんのことはもちろん尊敬していましたが、
もこさんの番組を卒業して、さらに、その存在の大きさを実感しています。

今でも、もこさんだったら、こういう時どうするかな?
と、知らないうちに、もこさんをベースにしている自分がいます。

久しぶりにお会いしたもこさんは、やはり素敵でした♪

さて、もこさんと言いますと、
2月19・20日に、もこさんと行くスキーツアーを開催します。
私も以前、一緒に行っていますが、中身がギュ〜ッと詰まったツアーです♪
今回は、スキーをしなくても、湯めぐりやそば打ちなどでも楽しめるそうですよ。
19〜20日と都合のつく方、是非、参加してみて〜!

■詳細はコチラ↓
http://www.fmtoyama.co.jp/contents/info_831.html

さて。
こうブログで振り返ってみると、
食べているか、お茶しているか、喋っているかでしたね、私。(笑)

あ、でも、その合間に、色々やらなければいけないこともやっているんですよ。実は。

まぁ、でも、詰め込み過ぎました(笑)。

おかげで帰りの電車の中では、ずっと爆睡でした。
でも、東京の疲れは、ここで解消♪

富山駅に降り立った時は、なんだかとっても体が軽かったです。

今年は、どんどん出かけていこうと計画しています。
さて、次は、どこに行こうかなあ。

yukikotajima 10:53 pm

鎌倉さんぽ

2011年2月8日

遅くなりましたが、先週末の報告です。

ちょっと用事がありまして、東京に行ってまいりました。
やや欲張り気味な東京滞在でした。(笑)

まずは、ちょっと足を延ばして鎌倉へ。
朝一で立ち寄ったのは、江ノ電鎌倉駅近くのカフェ・ロンディーノ。
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地元の常連の皆さんと思われる方たちでにぎわっていました。
ここでは、買ったばかりのパンフを見ながら、鎌倉予習。

その後は、カフェのはしご(笑)。
JRの鎌倉駅近くのイワタ珈琲店へ。

名物のホットケーキ。
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ビッグサイズ!
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一人で食べている方もいましたが、私は、2人で食べました。
でも、満腹になりました。

その後、若宮大路をのんびり歩いて鶴岡八幡宮へ。
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去年3月に倒伏した御神木の大銀杏です。
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でも、すでに新しい芽が芽吹いていました。強い生命力を感じました。

その後ものんびり散策しながら、本日3件目のカフェへ。(笑)
やや遅めのランチは、ジャズの流れる、アンティークの空間が素敵なミルクホールで。
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器もかわいい♪

素敵なお店の中で、写真を撮ってみました。
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私の隣は、以前、エフエム石川でDJをされていた亜美さん。

今は、鎌倉にお住まいですが、金沢に住んでいらっしゃったとき、
一緒に、ライブを見たり、お酒を飲んだりしていました。

亜美さんと一緒にいると、ワクワクするの。
なぜって、全てにおいて熱いんです!

久しぶりに会った亜美さんは、やっぱり熱くて素敵な女性でした。

亜美さんお気に入りのカフェやお菓子屋さんや、お散歩コースなど、
亜美さんのおかげで、オリジナルの素敵な鎌倉旅となりました。

亜美さんと別れた後は、一応ここにも行ってみました。
鎌倉大仏です。
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合わせて、長谷寺にも行ってきました。

大仏周辺は、私の方が外国人か?
と思うくらいに、外国の方たちが多かったです。(笑)

しかも、私が様々な角度から写真を撮ったり、
気になるものを撮ったりするのが、面白かったのか、
ある外国のカップルは、私の後をこっそり追って、同じ場所の写真を撮っていました。

私が撮った場所は、ただの思いつきだったのだけれど…。
まぁ、いっか。(笑)

カフェ三昧の翌日も食べてばかりいました。
続きはまた明日。

yukikotajima 9:22 pm

9 『ストーリー・セラー』

2011年2月7日

私は普段、あまり恋愛小説は読みません。

嫌いとか避けているとかというわけではなく、
私自身が読みたい本、紀伊国屋書店さんにすすめていただく本が、
たまたまそれ以外の本が多いので、なんとなく読んでいないだけです。

今回、紀伊國屋書店富山店の朝加さんから、
何か読みたい本はありますか?と聞かれた時、
世の中はバレンタインだし、たまには恋の話でもいいかな、と思って、
今、イチオシのラブストーリーは何か聞いてみたのです。

そして教えていただいたのが、
本屋大賞候補に入っているこの本でした。

『ストーリー・セラー/有川浩』。
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白い包装紙に青いリボンで包まれた、プレゼントのような装丁のこの本は、
読み終えた時に、その理由がわかります。

これは、まさにプレゼントなのです。

この小説には、「Side:A」、「Side:B」という2つの作品が収められています。

共通しているのは、小説を書く妻とその小説の一番のファンである夫が主人公であるということ。
また、どちらもお互いのことをとても愛し合っているということです。
そして、夫婦のうち、どちらかが病気になります。

「Side:A」は、夫の視点、逆に「Side:B」は、妻の視点で語られます。

とてもよく似た設定だったので、同じ夫婦のお話かと思って読んでいましたが、
すぐに、あ、これは、違う夫婦のお話だと気付きました。

でも、愛情のかけ方は似ています。

どちらも心から愛し合っている夫婦で、時に2人の会話が甘すぎて、本当にこんな夫婦いるか?
と、思いつつ、こういう夫婦になりたい、というか、こんな男の人と結婚したい!と思う自分もいて、
独身の私は、結婚への理想がまた高くなってしまいました。(笑)

でもね、読んで良かったです。
思いがけず、本を読みながら泣いてしまった自分もいましたし。それは、優しい涙でした。
 
「Side:A」、「Side:B」と続いて、もう終わりかと思ったら…
さらに、その先がありました。

朝加さんも、キノコレの紹介文に書かれていますが↓
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_1163.html

驚きました。
驚きのあまり、声を出してしまったほど。

最後の1行を読んで、『ストーリー・セラー』に対して、さらに熱い思いがこみ上げてきました。

色々な受け止め方ができるでしょうが、
私は、その一行に対して、
「有川さん、私も、信じています!!!」
という言葉をかけたい。

yukikotajima 10:20 am