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21『十二人の怒れる男』

2010年4月29日

今日からGWがスタートしました。

そもそも、このGWという言葉は、映画界の宣伝用語として生まれたもので、
1951年から言われるようになったそうですよ。

私も昨夜、映画を見に、TOHOシネマズ・ファボーレ富山に行ってきました。
過去の名作を、毎週1作品上映している「午前十時の映画祭」の、
「十二人の怒れる男」のテスト上映があったのです。

作品のことは知っていましたが、ちゃんと見るのは初めてでした。
あっという間に作品に引き込まれ、気付いたら終わっていました。
実際、上映時間も96分と短かかったのもありますが。

この映画は、いわゆる「法廷劇」の代名詞ともいえる、密室ドラマの金字塔で、
日本で公開されたのは1959年。昭和34年です。(今日は昭和の日なのであえて…)

舞台は、ニューヨークの陪審室。
父親殺しの少年は、無罪か?有罪か?
12人の陪審員のうちの1人が無罪を主張したところから物語はスタート。
全員一致が原則であるため、証拠の検証が再開され…。

12人の男性が、有罪か無罪で揺れる様子が描かれているのですが、
映画を見ているというより、私も13人目の陪審員として参加している感じでした。

何が真実かを見極める時、
「こうにちがいない」「そんなのあたりまえだ」では、真実を見逃してしまいます。

あなたも言ってませんか?↑これらの言葉。

また、自分が正しいと思っていたことが違うかもしれない、と気付いた時、
今までの自分の意見をすぐに変えることはできますか?

12人の男たちが悩む様、意見が変わっていく様が、すごく興味深かかったです。

映画を見ながら、あ〜こういう人いるなあ、と思いながらも、
もしかしたら、その恥ずかしい発言をしている陪審員の姿は自分かも…と思ったら、
頬がじわっと熱くなりました。
それくらいに、とても生々しく感じられました。

最新映画ももちろんいいと思いますが、
過去の名作をスクリーンで見る機会も、今後、そうは無いと思います。
『十二人の怒れる男』は、明後日、土曜日5月1日から、
TOHOシネマズ・ファボーレ富山で公開されます。是非、ご覧ください!

ちなみに、『午前十時の映画祭』は、いつでも1000円でご覧いただけますよ〜。

◎午前十時の映画祭のHPはコチラ↓
http://asa10.eiga.com/

yukikotajima 6:38 pm

22〜24『船に乗れ!』

2010年4月26日

先日、今年の本屋大賞が発表され、
大賞には、冲方丁さんの『天地明察』が選ばれました。

以前、ゆきれぽでもご紹介しました。
私の感想はこちら↓
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=1210

本屋大賞にノミネートされた10作品のうち、半分の5冊は読みましたが、
まだ未読のものの中から1冊、選んで読んでみました。

今回読んだのは、藤谷治(ふじたに・おさむ)さんの『船に乗れ!』です。
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本屋大賞では、7位でした。
なんと三部作です。たっぷり3冊ありました。

主人公は、高校の音楽科でチェロを専攻する少年、津島サトル。
大人になった津島が、高校入学から卒業するまでを振り返りる、というスタイルで、
1冊につき、ほぼ一学年です。

公式サイトによれば、
この作品は、青春音楽(オーケストラ)小説三部作で、
1は爽快、2は怒涛、3は感涙とあります。

まず、1では、高校の音楽科に入学した主人公の津島の1年が描かれます。
音楽を愛する仲間たちと過ごした日々はもちろん、
ヴァイオリン専攻の南枝里子との淡い恋も描かれます。

読み終わった後は、とっても爽やかで、ザ・青春小説!といった感じです。

2は、前半は、恋する二人の距離が縮まっていく様と、
音楽にはまり、未来の自分を夢見て、切磋琢磨しあう仲間たちの様子が描かれます。
ところが、後半、あることをきっかけに、今までの爽やかさはどこへやら、
先の読めない展開が続いていきます。

そして、気になる3は、高校3年生になった登場人物たちと、
その後、大人になった今の彼らの様子が描かれています。

基本的には、大人になった(たぶん、30年後くらいなので48歳くらい?)
主人公の津島が、高校時代を振り返りながら、話が進んでいきます。

音楽科ということで、ストーリーのほとんどが音楽(クラシック)のお話です。
一度でもクラシックをやったことのある人なら、よりイメージがわきやすいと思いますが、
私のように、ま〜ったく未経験でも、楽しめると思います。
また、ところどころ、哲学のお話も出てきます。
しかも、哲学の授業がそのまま描かれているので、気分はまるで生徒そのものです。

3冊分じっくり読むと、それこそ、もう一度、高校生活を過ごしたような気分になります。

私もそうなのですが、大人になると、
高校時代など10代の頃のお話にあまり興味がわかない、という方もいらっしゃると思うのです。

私は、なんとも言えない甘酸っぱさ、いや、甘ったるさがダメで、
いつからか、自ら進んで、10代が主人公の小説を読むことをしなくなってしまったのですが、
この本は、大人になった主人公が、大人目線で高校時代を振り返るお話なので、
ただ、若いだけじゃない、どこか当時の自分を懐かしんでいる様が、共感しやすかったです。

また、ストーリーも、甘ったるさなんてものはありませんでした。
コロコロ変わっていく変化に、あやうくついていけなくなりそうでした。
そして、気付いたのです。
平凡なのは、10代よりも大人の方なのかもしれないと。
10代は変化に満ちています。だからこそ面白い。
よくもわるくも繊細でときに大胆な彼らの3年間をじっくり、読んでみてください。

もうすぐ、GWですね!
この本は、たぶん、先が気になってどんどん読みたくなってしまうと思うので、
たっぷりお休みが取れるGWにこそオススメです!
入学したての高校生にも読んでもらいたいし、大人の皆さんにも読んでもらいたいなあ。

それこそ、家族みんなで読めると思うので、
一家に1冊、あ、間違えた、一家に3冊いかがでしょうか。

yukikotajima 10:02 am

和蔵の宿へ行ってきました!

2010年4月25日

昨日、上野アナと一緒に、まだ桜の咲く氷見までのんびりドライブしてきました。
向かった先は、2月にオープンしたばかりの
ホテルグランティア氷見 和蔵(わくら)の宿」です。
オープンしたばかりで外も中もとっても綺麗。
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一見、ビジネスホテルのように見えるのですが、
いたるところに、和の趣が取り入れられた、旅館のような雰囲気も。

1階ロビーは、まるで和風喫茶店に来たような寛ぎを味わえました。
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お部屋や廊下も落ち着いた雰囲気でした。
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お部屋の種類も豊富で、ベッドのお部屋のほか、なんと和室まで!
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海側のお部屋からは、海越しの立山連峰が一望できました。
朝起きて、カーテンを開けたら、絶景が広がっているなんて、氷見ならではですよね。
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また、露天風呂付きの大浴場「しおさいの湯」もありました。
これから入ろうとしているあやちゃん(笑)
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やっぱり一日の疲れは、シャワーじゃなくて、大きなお風呂で取りたいですよね〜。
実際私も入りましたが、のんびりできて、気持ちよかったです。
そして、このお風呂、近々、天然温泉に切り替わるそうですよ!
天然温泉になったら、また来ようっと♪

お風呂の外には、マッサージ機も設置されていました。
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その横には、缶ビールの自動販売機も!
お風呂上がりにマッサージ機にかかりながらビールをぐいっと飲んだら、気持ち良さそう…。
と、妄想しながら、お風呂上がりに向かったのは、
1階にあるレストラン「氷見旬采 和海(なごみ)」。
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ここは、氷見の新鮮素材を使ったお料理とお酒が味わえるレストランです。

私たちが頂いたのは、3,500円の「旬采コース」。
ごはんやデザートまでついて、たっぷり10品を味わいました。
ずいくつか並べてみましょう!

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どうです?豪華でしょ〜!しかもお得だと思いません?

料理長の桶元(おけもと)さんのおっしゃることには、
テーマは「氷見のオールスター」で、徹底的に氷見らしいものにしていらっしゃるのだとか。
ただ、このレストランは、レストランだけの利用もできるため、
実際、地元の方たちの利用も多いそうで、
桶元料理長は、地元の方が食べても満足できるものを、ということも意識されているのだそうです。
「なんだ、これ、いつも食べているものと一緒だ」
とがっかりされないように、様々な工夫をされているんですって。

確かに、どのお料理も品があって、さらに見た目も繊細で美しく、
そして、本当においしかったです!!!
しかもとってもヘルシーだったのが嬉しかったです。
お刺身のほか、お野菜たっぷりのよせ鍋や、たまご雑炊など、
種類は豊富なのですが、ほどよい量で、食後の満足感は、かなり高かったです。

また、このレストランの素晴らしいところは、
全員が同じものを頼まなくてもいいということ。
小食の方やお子さんは、コースではなく、御膳を頼んだり、一品料理を頼んだりできるので、
旅館などで出てくるお料理が多すぎるという方には、
無駄なく、お召し上がりいただけると思います。

さらに、お席は、大部屋ではなく、一つ一つ分かれているので、
おひとりでも、のんびりと味わっていただけます。
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実際、1人旅の方や、お仕事でお1人で利用される方も多いそうですよ。

GWも日によっては、まだ空いている日もあるそうです!
詳しくは、ホテルグランティア氷見 和蔵の宿のHP、
または、お電話で直接お問い合わせください。

◎HPはコチラ↓
http://www.hotel-grantia.co.jp/himi/

◎電話番号は、0766・73・1771

ビジネスホテルの機能性・利便性はそのままに、寛ぎのステイが味わえるホテルです。
観光はもちろんですが、氷見でお仕事という方にもオススメです。
お仕事で利用される方は、ビジネスホテルに泊まっているというより、
旅行気分を味わっていただけるんじゃないかな、と思いますよー!

yukikotajima 10:54 am

20『てぃだかんかん』

2010年4月22日

今日のgraceでお送りした
24日(土)公開の映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』
の李闘士男監督と春名慶プロデューサーのインタビューは、
お聞きになりましたか?

終始ハイテンション(笑)のお二人は、とっても素敵なお話をたくさんして下さいました。

どんなお話をされたのか、の前に、
まずは、どのような映画なのか、簡単にご紹介しましょう。

一言でいえば、
沖縄でサンゴの養殖を初めて成功させた金城浩二さんの実話に基づいた感動のストーリーです。

その主人公の金城さんを岡村隆史さんが演じるということで、
お笑いの映画か?なんて思ったら大間違いでした。
私は、岡村さんに泣かされてしまいました。

こう、と思ったら疑うことなく、どこまでもまっすぐ突き進む主人公の姿は、
どこか幼さを残しつつも、嘘いつわりないまっすぐさで、私は、そんな彼が羨ましくありました。
なぜなら、私は、よく胡散臭いと言われるから。(苦笑)

そんなピュアな彼を支えるのが、松雪泰子さん演じる奥さまです。
奥さまは、主人公のぐらぐらゆれる気持ちを変わらぬ愛で支えます。

監督のおっしゃることには、この「変わらぬ愛」というのが、ポイントなんだとか。

この作品には、様々な立場のたくさんの人が出てきます。
状況次第で、ころころ「変わってしまう」人もいます。
でも、奥さまだけは変わらない。

そこがすごい!

でも、実は、私、監督に言われるまで、
奥さまのその強さにちゃんと気付けなかったんです…恥ずかしながら。
すっかり岡村さん目線になってしまっていて。

でも、後からでも気付けてよかった。
岡村さん演じる主人公とまるで同じでした。
私は、自分一人でなんでもやっていた気になっていたな。
そして、色々な人の支えがあるから、今の自分がいるんだよな、ということに、
あらためて気付かされました。

この映画に、今このタイミングで出会えて本当によかったです。

「夢を追う人がいて、その人を支える人がいる。
 その支える人に、自らの夢が無くても、夢を追う人を支えることで、
 一緒に夢を持ったことと同じなんだ」

監督がおっしゃった言葉です。

今の世の中、何が何でも夢を持ち、夢に向かってがんばなければいけない、
という風潮がありますが、そうじゃないんですね。

夢が持てない人だっている。
そういう人は誰かの夢を応援するだけでもいいのだそうです。

この言葉を聞いて、ちょっと心が楽になった人もいるんじゃないかなあ。

この映画を見れば、ますます、気持ちが楽になれますよ!

映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』は、
TOHOシネマズファボーレ富山、TOHOシネマズ高岡で、4月24日(土)、公開です!

yukikotajima 8:18 pm

ガールズ・ネッツ☆

2010年4月17日

今日は、ネッツeタウンから『ネッツ・カフェ・スプリング』の公開生放送をお送りしました。

来て下さった皆さん、ありがとうございました♪

今日番組に登場したスタッフさんは、お二人ともキュートな女性でした。
ネッツ富山の女性の皆さんは、全員、べっぴんさんです♪

初登場、浦元さんです。
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ネッツ富山でこの春からスタートしたお得な取り組みをご紹介いただきました。

◎レディースデー&プラチナデーについてはコチラをチェック↓
http://www.netz-toyama.co.jp/service/page_3010.html

◎スマイル点検についてはコチラ↓
http://www.netz-toyama.co.jp/service/page_3150.html

スマイル点検は、洗車もついていて、と〜ってもお得なので、
放送終了後、私も予約しちゃいました♪

2回目の登場、島津さんです。
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島津さんたち、ネッツ富山の女性スタッフの皆さんが考案したオリジナルの特別仕様車、
その名も「ヴィッツ特別仕様車 プリンセスヴィッツ ティアラ」です!
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エンブレムは、キラキラ☆
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LEDライトもキラキラ☆
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パネル&フロアーマットもお好きな色を選べます♪
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しかも、こんなにかわいくて、99万8千円!!!
と〜ってもお得です。

期間限定商品ですので、ヒトメボレされた方は、今すぐネッツ富山のお店へGO!

ちなみに、この特別仕様車は、ネッツ富山でしか販売していません!!!

★ネッツ富山のHPはコチラ↓
http://www.netz-toyama.co.jp/

ネッツ富山さん提供の番組『ネッツ・カフェ・ドライヴィン』は、
毎週土曜11:00〜11:55に、私、田島悠紀子のナビゲートでお送りしています♪

メッセージもお待ちしています〜♪

yukikotajima 3:44 pm

19『シャッター アイランド』

2010年4月14日

先日、映画「シャッター アイランド」を見てきました!

大好きなレオさま(レオナルド・ディカプリオ)主演の映画です。

精神を患った犯罪者を収容する孤島「シャッター アイランド」の病院で、
鍵のかかった部屋から女性患者が消えます。
連邦保安官のテディ(レオ)は、その島で捜査をするのですが…。

何が本当なのか?
誰が本当のことを喋っているのか?
テディは、その謎が解けるのか?

全編を通して、すっきりしない鉛色の空が広がり、
どこか不気味な雰囲気が漂っています。

一瞬でも目をそらそうもんななら、大切なヒントを逃してしまいそうで、
瞬きを忘れて、スクリーンを見つめてしまいました。
と言いつつ、こわくて、何度も目を閉じてしまいましたが。(苦笑)

だって、こわいんですもん!!!

先の見えない真っ暗なお化け屋敷の中を歩いているようなドキドキ感に近いかな。
前に進みたいのだけど、こわい。でも、先に進みたい、見たいな感じ。

見終わった後、一緒に見ていた友人と、
「はあ〜〜〜っ。疲れたぁ」と、ぐったりでした。

でも、作品としては、面白かったです。
中途半端なジェットコースターやお化け屋敷より、
よっぽどドキドキできると思います。

さて、あなたは、ずっと目を開けたまま、この映画を見ることができるかしら?
そして、様々な謎を解くヒントに気付けるでしょうか?

気になる方は、今すぐ映画館へ!

そういえば、この間見た『ハート・ロッカー』も、見終わった後、どっと疲れが出たなぁ。
見終わった後に、疲れる映画が続いています…。
あ、でも、勘違いしないでほしいのは、
決して、つまらなかった、というわけではありませんよ!
私の心どころか身体までを支配するほどに、影響力のあった映画だったということ、
それだけ映画として素晴らしかったということです。

yukikotajima 10:02 am

ランニング♪

2010年4月13日

今日の『Beauty Road』でも、お話したとおり、
5月30日(日)に、ランニングイベントを開催します!

場所・時間・内容などは、また後ほどお知らせしますので、
とりあえず、日にちだけおさえといてくださいな。

ランニングに興味のある皆さん、是非、一緒に走りましょう♪

今までの私は「走る」と言いながら、すぐに断念していました。
(みなさんもよーくご存じの通り…)

その理由は、目標が無かったから、だと思うのです!
(出た!言い訳!)

でも、今は、大きな目標ができました。
これなら、頑張れる!というか、やるっきゃない状態です。(笑)

だって、みんなで走ろう♪と言いながら、
私だけ、ゼーハーゼーハー、途中棄権というわけにいかないじゃないですか?
できることなら、爽やかに、軽やかに、青空の中を気持ちよく走りたい〜!
と思い、最近は、少しずつ、走ったり歩いたりしています。

目標のできた人間は強いものです。
不思議と頑張れます。
しかも「気持ちいい」と思えるほどの余裕までうまれちゃいました。
まあ、まだ、歩くことの方が多いせいもあるですが。
今の季節だったら桜を見ながら歩けるというのも、いいのかもなあ。
ずんずんずんずん歩けます。

どうです?
もう、ランニング効果出ちゃってるんですよ、私。(笑)
ブログ前半は、言い訳ばかりですが、
後半は、前向き発言多いでしょ?

実際、本当に楽しいのです。
だから、今までやったことないんですぅ〜というあなたでも大丈夫だと思います。
根性の無い私でも、楽しくやっています。

あなたも、ランニング、はじめてみませんか?

毎週火曜13:45頃からお送りしている『Beauty Road』では、
初心者向けのランニングの話題をお届けしていきますので、参考になさってください。

そうそう、ウェアやアイテムの相談は、是非、太陽スポーツ富山店へ!
HPはこちらです↓
http://www.taiyosp.co.jp/top.cgi

アイテムをそろえるのも、楽しいですよね〜。
私もちょっとずつ集めています!

yukikotajima 9:53 pm

21 本『インビクタス』

2010年4月12日

2月に公開された映画『インビクタス 負けざる者たち』の原作本、
『インビクタス 負けざる者たち/ジョン・カーリン著、八坂(やさか)ありさ訳』
を読みました。
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◎映画の感想は、2010年2月10日のブログを読んでね!

公開直後買ったまま、ずっと読めずにいたのですが、
やっと昨日、読みました!

映画を見て、ストーリーは知っているにも関わらず、涙。

映画も原作本もノンフィクションです。
そして、原作本は、「小説」では、ありません。
著者のジョン・カーリンが、関係者にインタビューして書き上げたものです。

内容をご紹介しましょう。

黒人初の大統領になった「ネルソン・マンデラ」の27年間の獄中生活から、
解放後、1995年に南アで行われたラグビーW杯が行われるまでが描かれています。

なぜ、ラグビーW杯なのか?
マンデラは、白人と黒人がひとつになるきっかけを「ラグビーの試合」と考えたのですね。

ちなみに、南アの「ラグビー」は、
白人のスポーツで、黒人にとっては、アパルトヘイトの象徴でしかなかったのです。

果たして、試合に黒人たちがかけつけ、黒人と白人はひとつになれたのか、
については、本を読んでみてください。
実際に、本には、その過程が、鮮やかに書かれています。

ところで、この本を読んでいると、
マンデラのことをよく思っていない人たちが、
次々に、マンデラに惹かれ、協力していく様子が何度も登場します。

終身刑の判決を受けたマンデラが、
獄中、看守や司法大臣までも味方につけ、
解放され、一国の大統領にまでなれたのには、理由があります。

それは、マンデラが、相手を許し、尊敬する気持ちを忘れなかったから。

政治犯として、27年間、獄中生活をする中で、
彼自身、とても大切なことに気付きます。
それは「人と話をするとき、頭に訴えるのではなく、心に訴えること」。

自分のことを嫌う人の心を開かせるため、
その人の好きなものを調べ、勉強し、会話の中に取り入れたこともありました。

大切なのは、まずは相手を知ることだと思ったマンデラは、
南アの白人「アフリカーナー」の母国語「アフリカーンス語」や歴史を勉強。
投獄中は、独学のアフリカーンス語が通じるかどうか、アフリカーナーの看守に試したり、
アフリカーナーを至近距離で観察できるいい機会と捉えたりしていたのです。
実際、看守とも仲良くなります。

国民の心を動かすためには、
まずは、近くにいる1人、1人の心を動かすことが出来なければダメだと、思ったのですね。

地球上の歴史を見てみても、
力ずくで手に入れた勝利は、やはり、また力ずくで奪い返されます。

人の心を動かすものは「憎しみ」では無い、ということに、
マンデラは気付いたのです。

「ゆるす」ことは、本当に難しいことです。

でも、今、この地球上に必要なことは、マンデラの教えなのではないかな、と思うのです。

新年度になったばかりです。
この春から、気持ちを新たに頑張っていきたいと思った方もいらっしゃると思います。
マンデラの考え方は、そんな前向きに頑張るあなたの心をより奮い立たせるものだと思うのです。
というか、マンデラの考え方を知らずに生きることはもったいないと思う!

是非、読んでみてください!

できれば、上に立つ人たちには、全員に読んでらいたい。

yukikotajima 10:34 am

桜ドライブ♪

2010年4月11日

昨日、友人とお花見ドライブに行ってきました♪

一日でまわれるだけまわろう!と、全部で4か所の桜+車窓の桜を楽しみました。
(※パソコンの方は、写真をクリックすると大きくなります)

まず向かったのは、富山市大沢野の「塩の千本桜」。
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これには、感動しました。
富山に10年も住んでいながら、今まで見たことが無かったことにショック!
青空と立山連峰と桜並木の美しさに、ただただぼーっとみとれてしまいました。

カメラにおさまりきれないほどの桜並木でした。
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今、このブログを読んでいる県外の皆さん、
もし、桜の季節に富山に来ることがあれば、
是非、塩の千本桜は見に行ってくださいねー。
立山連峰&桜という富山ならではの景色を味わえますから!

その後は、八尾へドライブ。
ちらほらと桜を見つけるも、車が止められず、そのまま車窓からのみ桜を観賞し、
婦中ふるさと自然公園へ。
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まだ5分咲きでしたが、それでも、斜面一面に広がる200本の桜は見ごたえがありました!
桜をみながら桜の丘を一段一段登って行ったのですが、これが、かなりいい運動になりました。
登り終わった時には、足がプルプルでした。(苦笑)
でも、そこには絶景が広がっていましたが♪登ってよかった!

そして、最後に向かったのは、富山県中央植物園。
夕暮れ時に着いたので、明るい時の桜と夜桜の両方を楽しむことができました!
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夕日もきれいでした♪
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こんなに桜三昧の日は今まで無かったかもなあ。
本当に桜を満喫した一日でした。
来年も、また桜ドライブにでかけよう〜っと♪
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(↑ライトアップが始まった時間帯の植物園です)

というか、来年どころか、山の方では、来週末に見ごろを迎えるところもあるんですよね。
あ〜、見に行きたい!

それにしても、桜の木って、なんでこんなに飽きないんでしょうね。
桜、大好き♪

ちなみに、今日はこのあと、富岩運河沿いをお花見がてら、
ランニングというかウォーキングしてきま〜す!

yukikotajima 12:23 pm

美礎路

2010年4月5日

4月から「初心に返る」をテーマにかかげた私ですが、
週末に、まずは「メイクも初心に」ということで、
プロのメイクさんによるメイク講習に行ってきました。

今、自分が使っているメイク用品を使ったのに、
ちゃんとした顔ができました。(笑)

今まで使いこなしてこなかったのね…。もったいなかったなぁ、と一瞬落ち込みましたが、
ま、今、気付けたのだから、逆にラッキーかも!
と一気に気持ちを切り替え、早速、足りないアイテムを追加購入♪

キレイになるための準備って、楽しいですね〜。

そうそう、この日は、プロのカメラマンの方に写真を取っていただきました。
写真が出来上がったら、ブログにも載せますね〜。

さて、見た目は、顔だけではありません。
せっかくなら、身体もキレイにならなくちゃ、ということで、
3月あたりから、少しずつ、身体を動かしています。

体型、体重も初心に返りたい!
と思いまして。

明日から始まるgraceの新コーナー「Beauty Road」でも、
まずは、身体そのもを美しく♪ということで、
「身体を動かす話題」をお届けします。

さて、どんな話題でしょうか。明日の放送をお楽しみに!
『grace』内コーナー「Beauty Road」は、毎週火曜13:45頃〜です。

ちなみに、なぜ「Beauty Road」なのかというと、
もともとは、私自身がほぼ(!)三十路なので、
読み方は変えず「美礎路」というコーナーにしようとしたのですが、
ラジオだと「三十路」にしか聞こえないと思い(苦笑)、
美しく横文字で「Beauty Road」にしたのでした。

美の礎(いしずえ)となる路(みち)、って素敵じゃないですか?
番組スタッフ全員から却下されましたが、いまだ、私は気に入っています(笑)。

yukikotajima 8:03 pm

2010年度もよろしくお願いします。

2010年4月1日

今日から新年度ですね。

私、田島悠紀子は、FMとやま入社10年目になりました!
それは同時に、社会人10年目であり、富山歴10年目でもあるのですが。

10年目の今年度は、
「0」という数字が入っている通り、
もう一度、0、初心にかえり、日々を大切に過ごしていきたいと思っています。

昨夜終わってしまったヒッツのエンディングに出たのを機に、
3年前、私がヒッツを卒業した日のブログを読んでみたところ、
そのときの感情が一瞬でよみがえってきて、1人、涙。

その後も、富山生活9年分の過去の日々をふりかえりながら、
10年目の、これからの1年をどのように過ごしていくか考え、出た結果が、
「初心に返る」でした。

それから、もうひとつ、「欲張りすぎない」。

先日も、某ディレクターから、指摘を受けたばかりです。
自分でも、仕事もプライベートも、ついつい詰め込み過ぎてしまいがちなのは、
わかっていただけに、痛いダメ出しでした。

この1年は、よく考え、腹八分の行動で120%の満足を得られるようにしていきたいなと。
もちろん、ごはんを食べる量も、腹八分を心がけます!

こんな私ですが、今年度もよろしくお願いします。

まずは、今日13:30〜のgraceをよろしく♪

yukikotajima 11:00 am