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20『わたしを離さないで』

2010年3月29日

先週に引き続き、今日13:45〜放送の「ユキコレ」も
紀伊國屋書店のスタッフの皆さんが選んだ文庫、
「紀選文庫(きせんぶんこ)」の中から1冊、ご紹介します。

★紀選文庫の特別サイトはコチラ↓
http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/kisen/koikuchi.html

今日ご紹介するのは、日本(長崎)生まれのイギリス人作家
カズオ・イシグロの『わたしを離さないで(Never Let Me Go)』です。
英米では、ベストセラーになった話題作です。
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この本は、著者のイシグロさん自身、
「一切予備知識なしに読んだ方がいい小説」とおっしゃっているとおり、
なるべく、何も知らない状態で読んだ方がいいと思います。

ですので、核となる部分には触れずにご紹介します。

舞台は、1990年代のイギリスです。
ただし、現実の世界ではありません。
イシグロさんが生み出した仮想世界です。

主人公は、31歳の女性、キャシー。優秀な介護人です。

彼女が子ども時代に育った施設ヘールシャムでのできごとを中心に、
彼女の過去が、淡々と明らかにされていきます。

本の帯に、作家の角田光代さんが、
『ページをめくるごとにあらわになる真実にがくぜんとする』
と書かれているのですが、その通りでした。

最初の方は、なんのことを言っているのか、全く分かりませんでした。
でも、徐々にあきらかになっていきます。
ただ、はっきりと「こういうこと」なのだとわかるのではなく、
なんとなく、そういうことなのかもしれないな、という勘程度ですが。

また、この作品は、仮想世界とはいえ、まったく理解できないものではありません。

子供のころの過去の出来事などは、
私自身が体験していた、といってもいいくらいに普通の出来事でしたし。

仲のいいグループがあったり、
いじめっこ、いじめられっこがいたり、
誰かを好きになったり。

そういった点では、とても懐かしく、
私も本を読みながら、どうでもいい昔の思い出がふとよみがえってきては、
あまずっぱい気持ちになっていました。

でも、ヘールシャムの人々は、私たちとは異なる運命にあります。
徐々に、自らの思い出とはかけ離れていき、
彼らのたどる運命に目が離せなくなっていきました。

もし、自分がその運命にあったら…
たぶん、もっとあがくような気がします。
でも、彼らは、静かに運命を受け入れます。
もちろん、少しはあがきますが。

設定そのものは、激しいものですが、
物語は、静かに淡々と進んでいきました。

「受け入れる」

この本を読んで、頭の中にぱっと浮かんだ言葉です。

今の時代、この「受け入れる」ことが出来なくなっている人が多い気がします。
都合が悪くなると、様々な方法で逃げてしまう人が多いような。

「わたしを離さないで」は、
若者たちの人生が描かれているので、ボリュームがありますが、
その分、「小説」として、読み応えがあります。

ちなみに、海外では「ヤングアダルトに読ませたい成人図書」にも選ばれたそうですよ。

ということで、若者の皆さん、是非、どうぞ。

yukikotajima 10:31 am

18『ハート・ロッカー』

2010年3月26日

富山では明日公開の映画『ハート・ロッカー』をご紹介します。

先日のアカデミー賞で、作品賞・監督賞・脚本賞ほか6部門を受賞しただけでなく、
世界の主要映画祭で104冠を受賞した作品です。

舞台は、2004年のイラク・バグダッド。
爆弾物処理の仕事に従事する兵士たちの様子が、ドキュメンタリータッチに描かれています。

「イラクに住む多くの人の命を守るため、 
 毎回、自分の命をかけ、爆発物処理をしていくアメリカ兵士たちのお話」
と書くと、美しい感動話のように思えますが、現実は、そんなに甘いものではありません。

そもそも、現地の人が、爆発物処理の仕事を理解していないのですから。

歓迎されない中での、「仕事」としての作業は、ちょっとのミスが命取り。
毎回、死の恐怖と戦っている兵士たちは、どんな思いで「仕事」をしているのか?が、
まるで、ドキュメンタリーさながらに描かれます。

実際に、脚本家のマーク・ボールは、
イラクで爆発物処理班と行動を共にして脚本を書かれたそうで、
息づかいまでリアルに描かれています。

泳ぐ目、ごっくんと飲み込むつばの音、
目の上にハエが止まっても気にしないほどの集中力…。

爆発物が処理されるまでの時間の長いこと、長いこと。

一緒に試写で見ていた牧内さんと2人、
映画を見終えたと同時に「つかれたあぁ。。。」とため息がもれました。

でも、この「疲れ」は、つまらなかったゆえの「疲れ」ではありませんよ!
それだけ、見る人の心を突き動かした、ということです。

終わり方も現実的でした。

賞を取った話題作だと、逆に見る気がしないなぁ、なんていう、
あまのじゃくな方もいるかもしれませんが(笑)、
この作品は、そんなひねくれものの方の心も打ちのめすくらいのパワーがあると思います。

是非、ご覧ください!!!

yukikotajima 3:46 pm

17『NINE』

2010年3月24日

先週公開の映画「NINE」を見ました。

だいぶ前から流れていた予告編がとても素晴らしく、
一瞬にして心をわしづかみにされ、公開の日を心待ちにしていました。
ミュージカルも大好きですし♪

予告編で見た、豪華女優陣のステージ上での妖艶さが色濃く出た映画かと思いきや、
それは、あくまで彼の妄想で、
映画のほとんどは、映画が撮れなくなってしまった、
映画監督グイドの苦悩が描かれていました。

牧内さんもおっしゃっていましたが、
『人間失格』の世界感に通ずるところがありました。
ダメ男なのに、女性にもてまくるところなんで、まるで一緒。
さらに、豪華女優陣がたくさん出てくるところも。

映画を見ながら、私は、ダメ男グイドに、まったく魅力を感じず、
もっと潔くなればいいのに!(怒)と、イライライライラ。

でも、だからこそ、対照的な女性たちが、より強くたくましく、そして美しく見えたのですが。

華奢な印象のグイドの奥さまを演じたマリオン・コティヤールも、
最初は、優しすぎる印象でしたが、強さを身に付けた後は、とてもかっこよかったですし、
ペネロペ・クルス、ニコール・キッドマンも、目力がすごかったです。

そして、誰よりも私が釘付けになったのが、ファーギ—。
ドスがきいていました。すごみがありました。
彼女の舞台上での存在感、歌声に、圧倒されながらも、それが、とても気持ちよかったです。
ナヨナヨのグイドを一喝してくれている感じで。

また、それとは逆にケイト・ハドソンの陽気で華やかなステージも素敵でした。

女性の数だけ、見どころがありました。

まぁ、その分、グイドのダメっぷりが目立つのですが…。

yukikotajima 9:41 am

ライトレールでレミオロメン♪

2010年3月23日

おとといの日曜日の19:00〜オンエアーの
「全国の民放FMラジオ局、53局同時生放送 MEET THE MUSIC LIVE with レミオロメン」、
お聞きいただけましたか?

私は、「ライトレールでレミオロメン」に、司会進行でお邪魔しました。

この日は、全国各地でパブリックリスニングが行われました。
富山は、ライトレールに乗って、レミオロメンのライブ放送を大音量で皆で聞き、
ライブの前には、レミオロメンの名曲「粉雪」のサビだけを歌う「粉雪選手権」も行いました。

★今日は、写真レポをお届けします。
(PCの方は、写真をクリックすると大きくなります)

今回、オレンジ色のライトレールを貸し切りにして実施しました。
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準備中です。
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これから、出発!
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メンバーがいなくても、ライブに行くのと同じ格好で参戦!
首にはタオルを巻いてみました。

同じように、レミオロメングッズを持ってきたり着てきたりした方が多かったです!
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まずは、粉雪選手権を開催!
形も大切!ということで、ギターを手に、粉雪のサビ部分を大熱唱!
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皆、うまい!!!
さらに、声の似ている方までいて、びっくり!
大盛り上がりで、あっという間の30分でした。

そして、ライブスタート!と、同時にライトレールも出発!
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この日は、全国各地でパブリックリスニングが行われていましたが、
「路面」電車の中で大勢で聞くスタイルは、たぶん、日本全国探しても無かったと思います。

ライブ中、自然と手拍子や拍手が起きて、まるで、目の前でライブが行われているようでした。
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こんな感じで、みんなでパブリックリスニングを楽しみました♪
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終わってから、参加者全員で集合写真!
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車掌さんも一緒です。
ちなみに、ピースではなく、レミオロメンの「レ」のマークを作ってみました!

陽気な車掌さんでした♪
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今回、短い時間でしたが、
レミオロメンのことが大好きな人々と過ごしたひとときは、本当にも楽しかったです♪

みんなの、レミオロメンのことが大好き〜!という思いが車内に充満していたから、
より楽しかったのかものなぁ。

今回、参加して下さった皆さん、ありがとうございました。
また、昨日、grace宛にメッセージをお寄せいただいた皆さんも、ありがとう!

感想と合わせて、色々なご意見やご提案もいただきました。
FMとやまとしても、また、心に残る素敵なイベントを企画していきたいと思いますので、
その時には、是非、参加して下さいね。
また、アイデアもお待ちしています!

そうそう、お世話になった富山ライトレールの方も、楽しんで下さったようで、
また、何か一緒にできたらいいですね♪とおっしゃってくださいました。
さらに、ライトレールのブログ↓にも記事を書いて下さいました。
http://blog.t-lr.co.jp/?eid=111710

ありがとうございます〜。

◎おまけです。

FMとやまのスタッフです。
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粉雪選手権の前座として登場。
本人は、藤巻君のつもりです…。(笑)

yukikotajima 7:29 pm

19『本当はちがうんだ日記』

2010年3月22日

紀伊國屋書店のスタッフの皆さんが選んだ文庫、
「紀選文庫(きせんぶんこ)」が、先日、発表されました。

★紀選文庫の特別サイトはコチラ↓
http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/kisen/koikuchi.html

心から本が大好きな人々が選んだ本がずらりと並んでいます。
さらに、文庫ですので、すでに私が読んだことのある本もたくさんありました。
それらが皆、面白い本ばかりで、期待値が上がらないわけがありません。

今週、来週の月曜13:45〜の『ユキコレ(grace内コーナー)』は、
紀選文庫の中から本をご紹介します。

今日ご紹介するのは、
『本当はちがうんだ日記/穂村弘(ほむらひろし)(集英社文庫)』です。
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穂村さんが、ご自身の日常を綴ったエッセイ、まさに日記です。

この穂村さん、かなり個人的な世界観を確立している方です。

『本当は違うんだ日記』というタイトルからも、
相当、濃そうな人だというのがおわかりいただけるのでは?

穂村さんは、基本的に、暗く、落ち込みやすく、マイナス思考です。(笑)
でも、時々、とても前向きかつ行動的になることもあります。

例えば、素敵な自分になるため、苦手なエスプレッソを飲み続けます。
でも、何度飲んでも苦いわけです。
その理由は、自分が素敵じゃないから苦いんだと、彼は思います。
それなら、自分が素敵になればいいんだ!と、なぜか?自己啓発本を何冊も読みます。
でも、それでも素敵になれなかった彼は、
哲学、心理学、神秘思想などに関する本にまで手を出してしまいます。
果たして、彼は、素敵になって、エスプレッソを飲めるようになったのでしょうか?
という感じ。
どうです?これだけでも十分凄すぎますよね…。
この続きは、是非、本を読んでみてください。

ちなみに、この「エスプレッソ」の話は、1つ目のお話。
この本には、52のエピソードが詰まっています。

普通なら、そこまで考えないよ〜というような細かいことを気にしたり、
かと思えば、普段は口には出したことはないけれど、わかるな、と思えることが書かれていたり、
おぉ!すごいなあ、と尊敬するところがあったりと、
基本的には、暗くてネチネチしている感じなのだけど(笑)、
それだけじゃない、幅の広さを感じました。だから、読んでいて、面白いのですが。

って、私、なんか、感想が偉そうですね・・・。失礼!

でも、ある意味、ちょっとうらやましさも感じます。
ここまで、自分の変なところや嫌な部分を吐き出せるのは、逆に羨ましい。

あれ、また毒吐いちゃってます?私。(笑)

話を変えましょう。
ちょっとウルウルきたエピソードもいくつかありました。
彼は「素敵な人」になりたいと思い続けていますが、
「エスプレッソが飲めるような素敵な人」ではなく、
人として、本当に素敵な人に出会うエピソードがあります。

悪天候の中、何時間もタクシー待ちをしていた時のエピソードです。

穂村さんは、自分のことしか考えていなかったのに、
自分の前に並んでいたお爺さんは、穂村さんの後ろに並んでいた、
赤ちゃんを抱いた女性を先にタクシーに乗せたのです。

そして、そのあとのお爺さんの行動が素晴らしく、
穂村さんは打ちのめされたのでした。

どんな行動を取ったのか?
それは、本を読んでたしかめて下さい。

私は、このエピソードに本当に感動して、自分の日々の言動を振り返り、
あまりにも器の小さすぎる自分が恥ずかしくなって、
誰かにそのことを知られて、顔がかーっと真っ赤になっていくようでした。
それは、穂村さんも同じだったようですが・・・。

『本当はちがうんだ日記』は、穂村さんの日常が書かれた本ですが、
どこか、自分自身の内面を覗いているような感覚でした。

すきま時間にさらっと読めますので、普段、読書をしない方にもおすすめです!

yukikotajima 10:26 am

クオシモードライブ@金沢マニール

2010年3月21日

一昨日の夜、金沢で行われたクオシモードのライブを見に行ってきました。

と〜っても楽しかったです!

私がクオシモードのライブを見るのは、1年と3ヶ月ぶりで、
この日をかなり楽しみにしていました。

クオシモードの音楽が好きなのはもちろん、
メンバーやスタッフの皆さんの人柄も大好きなんです。

ライブは、今まで見た中で一番楽しかったです!

お客さんもCDを聞きこんでいるようで(ちなみに、私もその一人)、
フロアが気持ちよく揺れていました。
私もヒールで「踊れるジャズ」を堪能しました!
実は、私、間違えてヒールを履いていってしまったんです。
その上、今回は、ライブ後にパーカッションのマッツさんのDJもあり、かなりの長丁場。
会場に着くやいなや、間違えた〜と思ったのですが、
楽しいときは、足の疲れなど気にならないものですね。
やっちゃったと思ったのは始めだけで、その後は、足元に気を取られることなく、
思いっきりライブを満喫している自分がいました。
そして、いい汗かいた後に飲んだお酒、美味しかったな〜。
あまりにも美味しくて飲み過ぎてしまったほど・・・。(苦笑)

今回のライブを見るまでは、クオシモードは、
かっこいい音楽と気さくな人柄のギャップが素敵だな、と思っていたのですが、
今回は、もう、そのギャップというものは無くて、
気さくな人柄がそのままライブにあらわれていて、とっても自然体でした。
だからと言って、かっこよさが消えたのかと言えば、そんなことはありません。
以前よりも何倍も素敵で、とにかくとても気持ちのいいライブでした。

また、マッツさんのDJも楽しかったです♪
曲に合わせてトランペットやピアノの演奏を真似する、マッツさんらしい陽気なDJ、
聞くだけじゃなく、見ても楽しめました。

それから、今回、有坂美香さんが、ゲストボーカルとして登場されたのですが、
パワーあふれる歌声、存在感、そのすべてに圧倒されました。
凄い方です。ねぇさん、ついていきますっ!と言いたくなりました。(笑)

本当に楽しいひとときをありがとうございました。

次は、是非、富山でライブしてほしいなあ。
まだ決まってもいないのに、想像しただけで、もうすでに、その日が楽しみです。(笑)

★クオシモードのHPは、コチラ↓
http://quasimode.jp/index.html

yukikotajima 1:16 pm

色々な意味で悔しかった開幕戦。

2010年3月20日

今日、カターレ富山のホーム開幕戦を見に行ってきました。

本当は、試合開始15分前には到着予定だったのですが、
会場付近は大渋滞で、私が試合を見始めた時には、
すでに相手チームに2点が入っていました。(涙)

進まない車の中で、遠くから聞こえるサポーターの皆さんの応援する声を聞いていたら、
ますます近くで見たくなり、早く〜!と焦る気持ちを抑えるのがやっとでした。

そんな中、渋滞に巻き込まれた車のドアが、次々に開き、
お子さんやお母さんたちが、荷物を持ってダッシュしていかれました。
運転しているパパだけを残して。

パパって、そういう役割なんですよね。

パパさんたち、本当にお疲れさまでした!

そんなパパさんたちと共に、渋滞を抜けるのを待ち続け、
やっと会場に到着して、あ〜なるほどと納得。
今まで見たことないくらいのたくさんの人の姿がありました。
なんと、初めて1万人を超えるお客さんが集まったそうです!
どうりで渋滞したわけだ!(苦笑)

でも、たくさんのお客さんで埋まっている様子は、とても気持ち良かったです。
富山が1つになっている感じがして、ちょっと興奮!

皆さん、今シーズン、カターレ富山の試合を見に行く時には、
なるべく早めに見に行かれた方がいいと思います。
近くにいるのに見られない、というのは、本当に悔しいものですよー!
遠くから声だけ聞こえるのは、悔しさ倍増ですから、本当に。

それから、せっかくたくさんのお客さんが入ったのに、
勝てなかったのも、悔しいー!
まぁ、私以上に、選手の皆さんが、そう思っているか…。
次こそは是非、初勝利を!

そうそう、カターレ富山と言えば、
来週の水曜日の15:03〜のgrace内コーナー「ウォーミングアップ富山」に、
キャプテンの濱野選手が登場しますので、どうぞ、お楽しみに〜♪

yukikotajima 5:38 pm

ハナさんとエミマリアさん♪

2010年3月19日

昨夜マイロで行われたヴィンテージライブに行ってきました。

仕事の関係で、ハナさんの途中から鑑賞。
ハナさんの歌う「愛されたくて 愛したいだけ」は、
CDで聞く以上に、心に響くものがありました。

「愛されたくて 愛したいだけ」というタイトルは、
言葉に表すとシンプルでとてもわかりやすいのですが、
実際は、とても難しいのですよね〜。
そのもどかしさが、すごく伝わってきました。
わかる!わかる!と思いながら聞いていた方、結構、多かったんじゃないかしら。

赤く染められた髪の毛もお似合いでした♪

エミ・マリアさんは、ライブ前にお話した時に、
「緊張しやすいから、毎回ドキドキなんです〜!」とおっしゃっていたのですが、
まったくそんな気配を感じさせることの無い、堂々としたライブでした。

伸びやかな歌声、気持ちよかったです♪

 
今回は、FMとやま主催の招待制のライブでしたが、
また、FMとやまでは、今後もこのようなライブイベントを行っていく予定ですので、
そのときには、あなたも是非、いらっしゃってくださいね〜。

さて、今夜は、金沢にクオシモードのライブに行ってきます!
楽しみ—!!!

yukikotajima 10:22 am

16『人間失格』

2010年3月16日

映画『人間失格』をやっと見ました。
最近、公開後、だいぶたってから見に行くことが多いなあ。

映画は、上映期間が決まっているので、
見たい!と思ったときに見ないと、見られなくなってしまいます。
私も、今まで何度も悔しい思いをしているので、
最近は、自分の予定と上映時間を照らし合わせながら、
なるべく時間を見つけて、見に行くようにしています。
案外、時間は作ればどうにかなるものです。

人間失格の原作は、過去に何度も読んでいますが、
より深く理解するために、一応、映画を見る前にも読んでみました。
と言っても、今回はマンガ版ですが。(笑)

ストーリーを頭に入れて、早速、鑑賞。

いやあ、豪華でした。出演者、とくに、女性陣が。
皆、すごい存在感でした。

そのため、生田斗真さん演じる葉蔵は、どこか空虚さを漂わせていて、言葉も少なく、
やや、印象が薄いかな?と思ってしまったのですが、
映画を見終わって、あ〜なるほど!これでよかったんだ。と思いました。

この作品には、たくさんの女性たちが登場するため、
しつこさを感じて、ややうんざりしてしまいそうなものですが、
見終わった時に、全くそんな気持ちにならなかったのです。

斗真演じる葉蔵は、女性への寄り添い方がうまいのです!
自分が出すぎるわけでも、逆に影が薄すぎるわけでもなく、
絶妙のバランスで、女性をひき立てているように思いました。
たぶん、意図してではなく、自然とそういう空気が作れているのだと思います。

あぁ、だから、女性たちは、彼にはまるのね。と妙に納得。

客観的に見れば、私自身、葉蔵に惹かれることは無いと思うけれど、
実際、近くにいたら、私も好きになっちゃうのかもなあ。
何とかしてあげたい…と思いながら、気付いたら好きになっている気がする。
悔しいけれど。

まだ、ご覧になっていない方、
そろそろ上映も終わりそうですので、お早めに〜!

yukikotajima 8:25 pm

17・18 タジンポットと手相の本を。

2010年3月15日

今日13:45〜放送のキノコレ。
今週は、紀伊國屋書店富山店 中田典子さんオススメ本です。
中田さんのオススメ文は、こちらを見てね。↓↓↓
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_938.html

私も読んでみましたので、私からも軽く紹介♪

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★ 『タジンポットでつくる、毎日のレシピ60』

タジンポット、タジン鍋、ご存知でしょうか?
三角のふたは、まるでとんがり帽子のよう。モロッコのお鍋です。
この三角の形のおかげで、水分をあまり必要とせず、
素材(野菜)からの水をいかして少ない水で調理ができる、というのが特徴のようです。
もともとこのタジン鍋が使われているモンゴルは、水が少ない地域だから、
このような形の鍋が生まれたのだとか。

蒸し料理はもちろん、プリンやスープ、ハンバーグまで作れちゃいます。

この本を読んだ私は、早速、タジン鍋が欲しくてたまらなくなりました。
今すぐにでも買いに行きたいくらい。
カラフルでキュートな形のタジン鍋がキッチンにあるだけでも元気になりそうです♪

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★ 『みんなの手相—友達や恋人の運勢もわかる!』

手相の本です。
本を右手に持ち、自分の左手をくまなくチェックしながら、読み進めてしまいました。
一番見たのは・・・やっぱり結婚線。(笑)

普通は、線の長さや数などが気になってしまいませんか?
例えば、生命線は長い方がいいとか、結婚線は、複数あったら、その数だけ結婚するとか。
でも、実際の手相は、そんな単純ではないようです。

その線の状態も重要のようです。
支線があったり、切れ切れになっていたり、
星があったり、島があったり(星や島については本を読んでください)することで、
同じ線でも意味が全く変わってくるんですって。

へぇ、と思うことばかりで面白かったです。

手相に少しでも興味のある方、とてもわかりやすいので、気になる方は、是非!

◎キノコレは、今日の13:45〜。
 今夜には、ポッドキャストでパソコン上でもお聞きいただけます。

yukikotajima 9:56 am

15『ワイルドバンチ』

2010年3月12日

明日から、TOHOシネマズファボーレ富山では、
午前十時の映画祭作品『ワイルドバンチ(1969年公開)』が公開されます。
テスト上映で、一足早く見てきました。
サム・ペキンパー監督の代表作ですが、私が見るのは初めて。

かなり過激なシーンが多いということは事前情報としては知っていましたが、
あそこまで次から次へと人が撃たれるとは思っておらず、かなりの衝撃を受けました。

強盗とか、銃撃戦とか、だましあいとか、
ストーリーの内容や道徳観を考えていたら、見ていられなくなりますが、(苦笑)
この時代の映画は、ワンシーン、ワンシーンを見ると、やっぱり絵になるなぁと思いました。
ただ歩くだけでもかっこいい。強さがあふれているんですよねぇ。
野性味あふれる雰囲気は、今の人たちには出せないオーラだと思うのです。
この映画も、やっていることは別として、そのオーラはとても素敵に見えました。
きっと今、同じ作品を作ったら、どこか小奇麗になってしまいそうな気がします。

今のところワイルド系の映画が多いため、午前十時の映画祭を見る度に、
たくましくワイルドな男たちが素敵に見えて仕方ありません。
しかも、見た後に、あんな素敵な男性がいたらいいな、と思うのと同時に、
なぜか、私も強くあらねば!と思ってしまう自分もいます…。
何かが違う〜〜!(笑)
早く、美しい女性が主人公の映画が公開されないかしら。
このままじゃ、映画の影響を受けて、どこまでも強いオンナになってしまうっ!!

最後の西部劇と言われた『ワイルドバンチ』。
西部劇好きな方、この機会に是非!

公開は明日から1週間ですので、お早めに〜!

yukikotajima 5:55 pm

14『食堂かたつむり』

2010年3月10日

やっと、映画『食堂かたつむり』を見てきました。

以前、本を読んだとき、とても感動し、絶対に見たいと思いつつ、
なかなかタイミングが合わ無かっただけに、映画館のイスに座っただけでも嬉しかった!
ほんと、上映期間内に間に合ってよかった。ほっ。

私が本を読んだのは、ちょうど2年前だったため、
実は、細かい部分はあまり覚えていませんでした…。
おかげで(?)新鮮な気持ちで見ることができました。

映画を見た後、過去の自分のブログを読んで、
過去に、小説を読んだ時に泣いたのと同じポイントで泣いている自分がいて、
思わず、苦笑い。

ちなみに、私の小説の感想は、
2008年5月19日(月)のブログに書かれていますので、
よかったら、参考がてら読んでみて下さい。

今はもう文庫化されていますので、気軽に読んでいただけますよ〜♪

映画は、ミュージカル&絵本の要素がうまくミックスされていて、
まるで、音の出る絵本のような映画でした。

それから、柴咲コウさん演じる主人公の倫子が、
料理を作る前に、食材を手にじっと気持ちを集中させる姿がとても素敵で、
真似をしたくなり、早速、放送前に、マイクの前で深呼吸しながら目を閉じてみたら、
とても心が穏やかになりました。
たった数秒のことなのだけど、全然気持ちが違いました。
色々なことが丁寧になるような気がしました。

かなり気持ちよかったので、これからも真似させていただくことにしました。
気になる方は、是非やってみて。すごく気持ちが落ち着くから。 

yukikotajima 7:17 pm

16『天才たちの値段』

2010年3月8日

紀伊國屋書店富山店の朝加さんから、
こんな本はいかが?と紹介されたのは、美術ミステリでした。

門井慶喜(かどいよしのぶ)さんの『天才たちの値段』という本です。

私は、美術に造詣がないので、やや不安でしたが、
知識がなくても、わかりやすい文章でしたので、最後まで楽しめました。
ただ、ボッティチェッリ、フェルメールなどの実在する作品が登場しますので、
その道に精通している方が読んだら、より深く楽しめると思いますが。

主人公は、短大の美術講師・佐々木先生。
そして、天才美術コンサルタント・神永美有(かみなが・みゆう)。
どちらも男性です。

ふたりのもとに、美術作品が本物か贋物(にせもの)かどうか鑑定してほしい、
という様々な依頼が舞い込みます。

天才・神永によれば、
美術作品が本物かどうかは、自分の「舌」でわかるのだとか。
「もし贋物なら、見た瞬間、苦味を感じ、本物なら甘みをおぼえる」のだそうです。

非常に感覚的なのですが、不思議な魅力を放つ神永が言うと、
魅力的に、そして魅惑的に感じます。

依頼を受けた作品が本物かどうかを見分けるために、
タッチ、色づかい、絵具の種類、そして、キャンヴァスにいたるまで、
徹底的に調べ上げ、鑑定します。
また、美術史だけでなく、様々な歴史の知識も必要です。

そういった莫大な知識をもとに鑑定する様は、とてもかっこいい!
さらに、佐々木先生も神永も、人としても賢く優しい。

落ち込んでいる人を救うための優しい嘘をついたり、
直接、口では言えないことを、言葉や態度に、さりげなく取り入れたりするのです。
そのやりとりが、とてもスマートでかっこいい。

思っていることを100%全て説明したら相手には伝わりますが、
ほんの一言でも十分伝わることもあります。
その「伝わる」短い一言を言えるようになりたい、と、この本を読みながら思いました。

それから、この本は、佐々木や神永のようなスマートな人間ばかりが出てくるわけではありません。
やや奇抜な女子学生や、イヤミな男性も出てきます。
彼らがいい味を出していて、やや単調になりがちなストーリーに斬新な色を落としています。

『天才たちの値段』、普段はあまり読まないジャンルの本ですが、面白かったです!
いつも読んでいる本の世界から、ちょっと飛び出してみたい、という方、いかがでしょうか?

ちなみに、この本は、2006年に発行されているのですが、
先月、文庫化されましたので、気軽にお読みいただけます。

また、去年12月には、続編の『天才までの距離』も発売されましたので、
気に入った方は、こちらも是非!

yukikotajima 11:07 am

ネッツ・カフェ・スプリング@高岡

2010年3月6日

今日、ネッツ富山高岡店からお送りした
特別番組『 ネッツ富山プレゼンツ ネッツ・カフェ・スプリング』
に、お足もとの悪い中、お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。
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今日は、番組終了後、声をかけて下さったリスナーさんが多く、嬉しかったです。
ラジオネームを聞いては「お〜〜!!!」とテンション高く一人盛り上がってしまいました。
勇気を出して、声をかけて下さった皆様、ありがとう!!!

さて、今日は、まず、入社1年目の明神(みょうじん)さんから
「店長の日」について教えていただきました。
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今朝の新聞に「こども店長」の写真とともに
店長オススメのお車がズラリ紹介されていました。
ご覧になりましたか?
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店長オススメ車種については、直接、店頭で♪

サービスアドバイザーの佐野さんからは
「春のドライブシーズンに向けてのお車の準備」を教えていただきました。
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私が持っているのは、花粉の季節にオススメの「プラズマクラスター」。

こちらは、泡洗車のデモンストレーション!
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乗用車クラスで2,100円とお得です。

放送は終了しましたが、イベントはまだまだ続きます。
お得なメンテナンスパック+オイル交換、ご成約プレゼント、
スイーツでおもてなしなど、お得満載です。
詳しくは、お近くのネッツ富山店頭で♪

来週は、FMとやまのスタジオから『ネッツ・カフェ・ドライヴィン』をお送りします。

メッセージ受付中!↓
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yukikotajima 3:11 pm

13『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』

2010年3月3日

今日は、今週末土曜日、6日に公開される映画
『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』をご紹介します。

人気テレビドラマの映画化です。
私は、シーズン1しか見ていませんでしたが、
特に、わからないということもなく楽しめました。

たぶん、原作もドラマも知らなくても楽しめると思います。
なんといっても登場人物のキャラは皆、濃いし、わかりやすいストーリーですので。

ただ、ドラマを見ていれば、人間関係や人物について知っている分、
より深く楽しめると思いますが。

ライアーゲームは、その名の通り、相手をだまし、マネーを奪い合うゲームです。
今回のゲームのテーマは、だましあうのではなく、「信じあう心」。今までと逆です。
信じあうことができれば、参加者全員がゲームに勝つことができるのですが、
今まで、だましあってきた参加者たちですので、そう簡単にはいきません。
果たして、どのような結果が待っているのでしょうか?というような内容です。

『ライアーゲーム』がここまでヒットした理由の1つに、
作品の面白さもあると思うのですが、音楽による力もかなり大きいと思うのです。
あの印象的な音楽を担当しているのは、カプセルの中田ヤスタカさん。

ゲームの展開を見ながら、一体どうなるんだろう、とドキドキしている時に、
あおるような音楽が流れてきて、さらに気持ちが高まり、
気付けば、ライアーゲームの世界に没頭している自分がいます。
それが、たまらなく気持ちいいんです!
今回も、気付いた時には、音楽にかなりのせられている自分がいました。

音といえば、松田翔太さんの声も素敵でした。
あの声、本当に大好きです。

そうそう、ライアーゲーム・ファンの皆さんに嬉しいお知らせ!
今日13:43頃〜の『grace』内コーナー「シネマの細道」では、
ライアーゲームのオリジナルグッズのプレゼントがあります!!!
かなりいいプレゼントですよ〜。
詳しくは、放送を聞いてね♪

yukikotajima 10:57 am

12『グラン・トリノ』

2010年3月2日

シアター大都会で、今週金曜日、5日まで、
ワンコイン(500円)上映している映画『グラン・トリノ』を見てきました。

監督・主演は、クリント・イーストウッド。

朝鮮戦争の帰還兵ウォルトと
隣に引っ越してきたアジア系移民一家との交流が描かれています。

こう書くと、とても温かな話のようですが、ちょっと違います。
ウォルトは、昔ながらの人間でとても気難しく、人種差別も甚だしいのです。
家族からも疎まれ、奥さま亡きあとは、一人、ビール&煙草の日々を送っています。
そんな中、隣にすむ少年タオやその姉スーと交流していくうちに、
彼自身の心に変化が生じ…というお話です。

以前、公開された時、見逃してしまって、とても悔んだ作品でした。
でも、まさかスクリーンでまた上映されるとは!とても嬉しかった!

昔ながらの頑固爺さんは、アメリカも日本も変わらないんだな、と思ったら、
ちょっとほほえましく思いました。私は、そういう人が嫌いではありません。

不器用で素直になれなくて、でも、実は、心やさしいウォルト。
そして、時々、こんなキザなことも言ってしまうかわいいところもあるんです。

「おれはこの地球で生まれた最高の女と結婚した」

い、言われたい〜!
さらっと言ってしまうところが素敵でした。
いい映画でした。この映画に出会って、本当によかった。

まだ出会っていない方、シアター大都会で、
今週金曜日までワンコイン上映していますので、おはやめに〜!

それから、『グラン・トリノ』を見たら、
同じくクリント・イーストウッド監督の最新作『インビクタス』も見てね。
と〜〜〜ってもよいので。

私の『インビクタス』の感想は、2月10日(水)のブログに書いてあります。

yukikotajima 10:48 pm

14・15 スリ&占い師と、とげ抜き師のお話を2冊。

2010年3月1日

今日のキノコレのオススメ本2冊、
『神様がくれた指/佐藤多佳子』&『はじめまして、本棚荘/紺野キリフキ』を読みました。
100301kinokore.jpg

「キノコレ」は、紀伊國屋書店富山店オススメの本をご紹介いただくgrace内のコーナーです。

キノコレのおかげで、私は、新たな本の世界を知りました。
このコーナーが始まる1年前までは、自分が読みたい本だけを読んでいましたが、
この1年、自分一人で本屋さんに行ったら、
絶対に選ばないであろう本を何冊も教えていただきました。

たぶん、この2冊も自らは選ばないタイプの本です。
だからこそ、とても新鮮でした。

★『神様がくれた指/佐藤多佳子』

スリ&占い師の2人の青年のお話です。
あまりにも普通の生活とかけ離れた人々なので、
ある意味、その世界のウラを知ることができて、面白かったです。
何より電車の中のスリには気をつけよう、と思いました。

人と人は、どこでどうつながるかわからないものです。
何年も近くにいても、まったくわかりあえないこともあれば、
会った瞬間、意気投合してしまうこともある。
「出会い」というと「恋愛」を想像してしまいがちだけど、それだけじゃない。
親友、仲間、同志など、色々な出会いがありますす。

スリ&占い師の男性は、ひょんなことから一緒に暮らすことになります。
2人の考え、特にスリの彼には、まったくと言っていいほど共感は出来なかったのですが、
徐々に空気が馴染んでいく2人の関係は、ちょっとうらやましく思いました。

今日から3月。この本は、出会いの季節にこそいいかも!
この春、どんな出会いがあるのかな〜。

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★『はじめまして、本棚荘/紺野キリフキ』

先ほどの本も、なかなか共感しにくい設定でしたが、
こちらは、さらに想像もできない世界が広がっていました。

なんといっても主人公が「とげ抜き師」ですから。
しかも舞台は、昔は本が家賃だったというアパート本棚荘。

この「とげ」は、ただのとげではありません。
「心にとげが刺さったみたい」と比喩することがありますが、
その「とげ」に近いかもしれません。

また、本棚荘に住むのは一風変わった人々です。

この本は、まったく先が読めませんでした。ほんの2〜3行先でさえ。
ラストもまったく想像できませんでした。

このフワフワとした世界感は、どのような終わりを迎えるのだろう、と思ったら、
気になって気になってノンストップで読み続けました。
でも、小説の世界は、私がどんなにハイスピードで読んでも、
どこまでも、のんびりゆっくりしていましたが。

そして、本編ラストの次のページには、見覚えのあるお名前を発見しました。

なんと、解説を、キノコレでおなじみ、
紀伊國屋書店富山店の朝加さんがお書きになっているのです。
朝加さんらしい、あたたかみのある解説です。
是非、こちらもお楽しみに〜。

「キノコレ」は、今日の13:45〜。
詳しくは、こちら↓もご覧ください。
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_924.html

yukikotajima 10:34 am