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67『Blue』

2009年11月30日

今日ご紹介するのは、大阪在住のイラストレーター中村佑介さんの作品集「Blue」です。

中村佑介さんは、イラストの他にも、
漫画作品や、エッセイ、セイルズとしてのバンド活動、インターネットラジオなど、
様々な表現活動をしていらっしゃいます。

そんな中村さんの今年8月に発売された初の作品集「Blue」には、
200ページ以上に及ぶ10年間のイラストの軌跡が収められています。

中村さんのことはご存じなくても、
きっとあなたも知らないうちに作品を目にしていると思いますよー。

ちなみに表紙はこれです↓
bluenakamura.jpg

私が彼の作品を初めてみたのは、
ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)のCDジャケットでした。
他には、ゲントウキ、スピッツ、坂本冬実さんなどのCDジャケットを手掛けています。
なんっと幅広い!

また、書籍のカバーも数多く手掛けています。
私が思わず「アジカンの人だ!」と本屋さんで声を出してしまったのが、
森見登美彦さんの本です。
イラストは作品世界とぴったり合っていました。
他には、赤川次郎さん、石田衣良さんなどの書籍カバーも手掛けています。

中村佑介さんの作品は、ポップなのだけど、どこかさびしさを感じさせる、
凛とした雰囲気のイラストで、私も大好きです。
一見、とてもポップでおしゃれで、さらっと見ても、とてもかっこいいのだけど、
よーく見ると、そこに書かれた人物がどこかさびしそうだったり、クールだったり、
時には、あらあら、こんな絵まで!というような色っぽいものもあります。

そして、彼の作品に欠かせないのが、人物、というか少女。
見た目は、つじあやのさんぽい雰囲気の女性が多いような気がするのですが、
実際、つじあやのさんの顔を描かれたこともあるようです。

話を戻して…。
少女というより、女子高生を描くことが多いように感じられます。
実際、セーラー服姿の女性も多いですし。
その少女の描き方が素晴らしい。
ピュアな部分を残しつつも、
時々とても大胆だったり、危なっかしかったりするからドキリとするのです。
一見クールに見えるイラストだからこそ、ドキリ度は大きい。
でも、そのギャップが心地いいのですが。

かと思えば、大きなリンゴの上に乗る少女や、
鳥かごの中のインコの横に座る少女のイラストなど、
独特な世界観を描くこともあります。

そして、彼は色を多用しているわけではないのだけど、
印象に残る色づかいなので、後をひきます。
残るのです。ず〜〜っと。

彼のイラストは、見た後に甘酸っぱく懐かしい気持ちになります。
まあ、それは、私がいい大人になったというのもあるのかもしれませんが…。

忙しい日々や、変わらない毎日にうんざり気味という方は、
今日ご紹介した、中村佑介さんの作品集『Blue』をご覧になりながら、
こっそりタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。

それにしても、彼は私と同じ31歳。
そのうえ、男性なんですよね〜。
絵のタッチから、ずっと、この絵を描いていたのは、女性だと思っていました。

yukikotajima 10:00 am

51『パイレーツ・ロック』

2009年11月29日

心が躍り放しでした。
こんなに心が解放されたのはいつ以来だろう。
映画を見ている時の私は、とっても素直でした。
混じりっけ無しのピュアハートですよ!

大人になると良くも悪くも色々なことが分かってきて、
自分で心の幅、感情の幅をコントロールしてしまいがちじゃないですか?
勝手に幅を狭めておいて、毎日つまらない、だるい、と言っていませんか?

私も少なからず、そういう部分はありました。

でも、この映画を見るや否や、私の感情を抑制していた高い堤防が決壊し、
どこまでも自由になったように思いました。

私もスクリーンの中のラジオリスナーと同じ顔をしていたと思います。
終始、笑っていました。

そして、最後のとあるシーンでは、号泣。
じわじわなんてもんじゃなかったです。
夏の夕立並みの涙です。
ピカッと心に稲妻が光ったと同時に、ドバドバドバ〜という感じ。

でも、その後は、私の心には雲ひとつない青空&キレイな夕日が広がっていましたが♪

と、いきなり、暑苦しい感想から入ってしまいましたが、
映画『パイレーツ・ロック』は、本当に良かったです!

簡単にストーリーをご紹介しましょう。

1966年、ブリティッシュ・ロックが全盛だった頃、
イギリスでは民放ラジオ局が認可されていませんでした。
そんな中、イギリスの法律が適用されない北海で、
停泊した船の上から放送する海賊ラジオ局、その名も「ラジオ・ロック」が、
1日24時間ロックを流し続け、国民から絶大な支持を得ていました。

個性豊かなDJたちの自由で熱いDJに、興奮せずにはいられませんでした。
音楽が好きで、ラジオが好きで、そして、女好きな(笑)DJたち。

ラジオを心から楽しみながら聞いているリスナーの皆さんの表情も印象的でした。

私も同じラジオで仕事をする身として、学ぶべき点が本当に多かったです。
あのスタイルを真似することはできませんが、
仕事への取り組み方、信念は、真似していこう、というか、
大切にしていきたいと心から思いました。

それにしてもスカ〜ッとしました!

映画『パイレーツ・ロック』は、
TOHOシネマズファボーレ富山で、
12月11日(金)までの期間限定上映です。

たぶん、私は、もう1回、見に行きます。
間違いなく、私が今年見た映画ベスト3に入る映画です。

yukikotajima 11:00 pm

66『無理』

2009年11月28日

私の大好きな作家、奥田英朗さんの小説『無理』を読みました。

『最悪』『邪魔』に続く、群像劇です。

舞台は、町村合併でできた人口12万人の地方都市、ゆめの市。
主な登場人物は、この街で暮らす5人です。
彼ら5人が交互に登場し、彼らの視点で描かれています。

同じ街で暮らす、様々な年代&立場の男女。
彼らに共通しているのは、ゆめの市に暮らしていることと、
色々うまくいかず、不満を抱えているということ。

はっきり言って、この5人は、皆、勝手です。
自分の都合で物事を捉え、無意識の内に自分だけは特別と思いながら、
他の人をさげすみ、生きています。
そして、うまくいかないことがあると、人のせいにしたり、
自分で自分に言い訳したり、勝手に一人でイライラしたり。
読んでいるこちらまで気分が悪くなります。

というのも、どの人も、ちょっとずつ、自分とかぶるから。

あ、私にもこういうずるさがあるなあとか、
ムカつくけど、同じことが起きたら私もしちゃうかもとか、
悔しいけれど、わかってしまうんですよ、彼らの行動が、気持ちが。

言ってみれば、普通なんです、彼らは。

でも、読みながら、なんかイライラするなあと思いながらも、
本を閉じようとは全く思いませんでした。
どうしようもない彼らの、その先が気になって仕方なかったから。

まったく関係ない5人が、少しずつ、同じ街の中で絡んでいき、
最後は、まったく想像していなかった結末が待っていました。

奥田先生の作品は、登場人物が、とてもリアルなのが私は大好きなのですが、
今回も、どこにでもいそうな人ばかりでした。
それこそ、この中の1人が自分であってもおかしくないくらい。

今週1週間は、私は、体調を崩したこともあり、夜の間はずっと家にいましたが、
この本を読んでいたので、家にいながら、たくさんの人と会っているような感じでした。

そういえば、私、本の内容をほとんど紹介していませんね…。
でも、何も知らずに読んだ方が、面白いと思います。
人と会う時、事前情報があると、そういう目で見てしまうでしょ?
そういうことは一切無しで、あなた自身の判断で、ゆめの市の人たちに会ってみてください。

『無理』は、まるで、あなたをうつす鏡のような本です。
さ〜って、鏡には、あなたはどのようにうつるのかしら?

yukikotajima 2:56 pm

65『笑い!がわかればあなたは変わる』

2009年11月23日

落語家の三遊亭竜楽(さんゆうてい・りゅうらく)さんの
『笑い!がわかればあなたは変わる—落語家に学ぶ「世渡り上手」な仕事術』
を読みました。

竜楽さんは、私と同じ群馬県出身で、
師匠は、先日、お亡くなりになった三遊亭円楽さんです。

実は、この秋、富山で竜楽さんの落語がありまして、
私も聞いてきました。

竜楽さんは「牡丹灯篭(ぼたんどうろう)」をおやりになったのですが、
これが、面白おかしく、でも、怖い。
登場人物が多いのに全て演じ分ける、その引き込む語り口に、すっかりはまってしまい、
本も読んでみたのでした。

この本を円楽師匠も絶賛され、
帯に「笑いっていうのはねぇ、心なんだよ」という言葉を寄せています。

本を読む、というより、竜楽さんのおはなしを聞いている感じでした。
落語の歴史、竜楽さんが落語家になろうと思ったきっかけ、
過去の失敗、先輩の教えなどが書かれています。
落語家として、ここまで書いちゃってもいいものなのかしら、と思えるようなことまで。

例えば、竜楽さんは、見た目の雰囲気から面白さが感じられないことに悩んでいました。
お笑いでも、見た目がインパクトな人の方が印象に残りやすいですものね。
でも、この悩みは、たぶん、多くの日本人にも通じると思うのです。
私もその1人です。

では、竜楽さんは、どうしたのか?

この本には、人知れず悩む竜楽さんの苦悩が綴られていて、
私は、他人事とは思えず、胸が熱くなりました。

日常生活で「笑い」をどう生かすか、ということももちろん書かれていますが、
どちらかというと、人づきあいをする上で大切なことが書かれていました。
それも、ああしなさい、こうしなさい、というものではなく、
ある会話をいくつかのパターンで紹介して、
こういう会話よりも、こういう会話の方が、スムーズに会話がすすみますよ、
というアドバイスが書かれていました。

私は、職業柄、「言葉」に関する書物は、どうしても気になってしまうのですが、
この本にもアナウンサーとして大切なことがたくさん書かれていて、大変勉強になりました。

そうそう、この本を是非、読んでいただきたい方がいます!
それは、結婚式やパーティでスピーチをされる皆さんです。

私もパーティの司会をすることはありますが、
司会者が一番気にするのは「時間」です。
お料理を出すタイミングや、会場の利用時間のタイムリミットなどがあるため、
まず私が確認するのは「時間」なのです。

そして、パーティが延びてしまう原因の主なものが、「スピーチ」です。
5分以内で、と伝えておいても、長い方になると、延々と喋り続けてしまうのです。
そうなると、司会者としては、もう大変。
どうしよう・・・と冷や汗が出てきます。

是非、スピーチ予定の方は、事前にこの本をお読みになって下さい。

それから、この本には、人づきあいについてのアドバイスが書かれていますが、
本に書かれたことをそのままやればいい、というわけではありません。
円楽師匠もおっしゃっている通り「笑いは心」です。

「心」を大切にすることをお忘れになりませんように…。

yukikotajima 10:21 am

50『曲がれ!スプーン』

2009年11月19日

今日は、今週末21日(土)に公開の映画『曲がれ!スプーン』をご紹介します。

出演者は、小劇場の俳優さんたちがメインのため、
絶妙な間合いの会話劇は、まるで舞台を見ているかのようで、面白かったです。

実際に、映画の公開に合わせて、舞台版『曲がれ!スプーン』も公演されるのだとか!
こちらも見てみたいな〜。

ちなみに、小劇場の俳優さんたちは「エスパー」を演じています。
透視できたり、電子機器を操作できたり、時間を止められたりします。

そんなエスパーたちが、クリスマス・イブに、
1年に1度、自分たちの能力を披露しあうエスパー・パーティを
喫茶店“カフェ・ド・念力”で開こうとしているところから物語はスタート。

一方、超常現象バラエティ番組のAD米(よね)は、
ディレクターからの指示で、エスパー探しで全国をまわっている道中、
“カフェ・ド・念力”にたどり着き…というお話です。

勢いだけでごまかすようなものはよくありますが、この映画は、そうじゃない。
さりげなく、優しくて、あたたかい作品でした。

人と人の近寄りすぎず離れすぎずの距離感が、なんか心地よかったな。

yukikotajima 5:52 pm

音川大かぶ収穫と漬物体験!

2009年11月17日

一昨日の15日(日)に、
富山市婦中町 音川交流センターと近くの畑で行われた
「音川大かぶ収穫と漬物体験」に、私も行ってまいりました。

参加者の多くはご家族でした。
ママとお子さんという方もいれば、ご家族全員で参加という方も。
この日は、実際に畑で大かぶを収穫し、
千枚漬けの大きさにスライスするところまでを体験しました。

◆パソコンの方は、写真をクリックすると大きくなりますよ〜。

これが大かぶの畑です。
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「なるべく大きいものをとってね!」というアドバイスのもと、早速、収穫へ。
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大かぶは、地面から少し見えています!
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子供のころに読んだ絵本「おおきなかぶ」の影響で、
かぶを引っこ抜くのは、大変に違いないと思って、
気合いをいれて、両手を添えた瞬間、ぽこっととれちゃいました。

2個目にいたっては、片手でひょいっと。(笑)
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なんだか、着ぶくれがひどいですが…
この姿、決して仮装パーティではありませんよっ!(苦笑)

収穫する直前まで雨が降っていたんです。
でも、畑に着いたらやんじゃいましたが。カッパを着ているので皆カラフル♪

収穫したかぶは、近くの用水でバシャバシャ洗います。
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用水の中に入って、皆して下を向いている様は、なかなか不思議な光景です。
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これから千枚漬けを作ります!
普通のまな板に載せてみました。大きいでしょ!
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まずは、農事組合法人 音川加工の皆さんによるデモンストレーション♪
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さすがですね〜。とってもキレイ。
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私もプロの方に教えていただきながら早速挑戦!
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子供たちも真剣です。
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お子さんたちは、小さなナイフで皮むきにチャレンジ!

それにしても2ミリの厚さに切るのは、難しかった!!!
最初は、2ミリでも、最後は、その倍くらいの厚さになっているんです…。
久しぶりに物事に集中しました。(笑)

今日の体験は、ここまで。

実は、前日に塩漬けしておいた漬物が用意されていました。
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これから、高の爪&昆布&ゆずと甘酢を入れて、封をします。

こちらが封をする機械。
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かなり真剣な私。

この後、音川地区でとれた食材を使った昼食が振る舞われました♪
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お米もお味噌もお味噌汁の中のお野菜も漬物もすべて音川産。

みんなで輪になって「いただきます〜!」。
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どれも本当においしかったです!

ごはんを食べた後は、「食育研究会 いただきます!」の皆さんによる
紙芝居の披露がありました。
オレンジマートビタミンステーションでおなじみの牧野さんです。
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そうそう、帰りに、音川交流センター1階の農産物直売所で、
お米と朝どれ春菊、そして漬物用に鷹の爪とゆずを購入。

家に帰ってから、早速、大かぶの甘酢漬けを作りました。

鷹の爪を入れ過ぎて、ややピリ辛風味の大人味になってしまいましたが、
でも、素材がよいので、とても美味しかったです。

そういえば、春菊も甘みがあって美味でした!
しばらくは、音川の食材が、私の胃を満たしてくれそうです♪

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★さて、この「音川大かぶ収穫と漬物体験」の模様は、
 今日13:45〜grace『オレンジマート ビタミンステーション』 の中でご報告します! 

 また、明日以降、ポッドキャストでパソコン上でもお聞きいただけますので、
 是非、聞いて下さい!

 農事組合法人・音川加工の前代表 
 谷井はま子さんのインタビューを中心にお送りします!
 実は、谷井さんは、富山県が認定している「食の匠」でもいらっしゃるんです。
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 優しい笑顔が素敵な谷井さんのお話、どうぞお楽しみに〜。
 谷井さんは、前・右です。
 前・左は、音川加工代表・岩滝葉子さん。
 後ろ・右は、牧野さん、左は、私です〜。

長いリポート。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

yukikotajima 9:38 am

49『劔岳 撮影の記』

2009年11月16日

今日のgraceで、映画『劔岳 点の記』の木村監督と『劔岳 撮影の記』の大澤監督
のインタビューをお送りしましたが、聞いていただけましか?
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『劔岳 撮影の記』は、『点の記』のドキュメンタリー映画です。
大澤監督が、200日を超える山のロケすべてに同行し、
映画の裏側をカメラにおさめたもの、230時間以上を、2時間弱にまとめたものです。

山の天気は、めまぐるしく変わるため、常に天気との戦いだったことが伝わってきました。
無言で、重い撮影機材を背負って一歩一歩山を登る撮影隊。
その顔は、日に日に髭が生え、日焼けし、
服や靴が、どんどん身体になじんでいっている様子が伝わってきました。

大澤監督が、インタビューの中で、
「プライベートも仕事もない。いつも一緒だから」
と言っていたのが、印象に残りました。

もちろん、辛いこともたくさんあったと思うのです。
でも、一応、プライベートタイムと思われる、
食事タイムや入浴シーン(!)を見る限り、皆、とても楽しそうに見えました。
この人たちは、本当に仕事が好きなんだな、と。

風景の美しさは『点の記』で十分味わいましたが、
『撮影の記』では、働く男たちの美しさが光っていました。

言い訳せずに、まっすぐ目的に向かって仕事をし続ける、
そんな男たちの美しさを知ってしまった今、困ったことがおきました。

また、私の理想の男性の条件が高くなってしまいました。劔岳だけに…。(苦笑)
また婚期が遠のきそうです。(笑)
いや、違う!
求めるんじゃなくて、私が、美しい男たちのようになればいいんだ!

この映画を見て思ったことは、「自分に言い訳をしないようにしよう」ということ。

自分に厳しく、明日からもがんばっていきます〜!
なんて言っているから、婚期が遠のくんですよね…。あはは〜。

◆映画『劔岳 撮影の記』『劔岳 点の記』ともに、
 TOHOシネマズ ファボーレ富山で公開中です。
 是非、合わせて、ご覧ください!!!

yukikotajima 5:04 pm

ネッツカフェ・オータム@富山西店

2009年11月14日

今日は、ネッツ富山・富山西店から
『特別番組 ネッツ富山プレゼンツ ネッツカフェ・オータム』
を公開生放送でお送りしました。
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お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
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今日は『2009年もあと1ヶ月とちょっと。今年中にやっておきたいこと』
をテーマにお送りしました。

今年中に新車を買いたい!という方もいらっしゃいましたが、
河口さんからは、今、ネッツ富山イチオシの、
マイナーチェンジしたばかりの「NEWオーリス」をご紹介いただきました。
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なんと、マニュアルが登場したんです!
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それからもう1車種、SAIもご紹介いただきました。
こちらは、12月7日発売です。
詳しくは、直接、河口さんに聞いてみてくださいねー。

吉本さんからは、車の冬支度についてアドバイスいただきました。
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中でも、スタッドレスタイヤの溝チェックは、面白かったですね!
100円玉を使って、「1」の部分下にしてタイヤの溝に入れて、
「1」が見えたら、タイヤ交換のサインなんですって。
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是非、あなたもチェックしてみてください♪

ネッツ富山・富山西店の皆さん、大変お世話になりました。

さて、来週は、FMとやまのスタジオから
ネッツ・カフェ・ドライヴィン」をお送りします。

テーマは「一度は行ってみたい憧れの場所」です。
メッセージ、お待ちしています!

yukikotajima 2:43 pm

64 加賀シリーズ『卒業』

2009年11月13日

先日、東野圭吾さんの新作『新参者』をご紹介しましたが、
『新参者』は、東野さんの人気シリーズ「加賀恭一郎」シリーズの新作です。

実は、私は、この加賀シリーズを一切読まずに『新参者』を読んだのです。
でも、過去について何も知らなくてもまったく問題なく楽しめました。

しかし、『新参者』の面白さにはまった私は、やはり過去の作品も読みたくなってしまい、
それなら、まずは1作目からだろう、ということで、
主人公の加賀が刑事になる前の大学生のときのお話、『卒業』を読んでみました。

本が発売されたのは、1989年。今から20年前です。
加賀は、大学4年生です。
ある日、加賀の仲良しグループ7人のうち2人が亡くなるという事件が起こります。
自殺か他殺かもわからない中、加賀は、事件の真相に迫っていきます。

『新参者』では、加賀氏はすでに30代半ばの刑事になっているため、
いい意味での落ち着きが感じられましたが、
ひょうひょうとしているところは、変わらないものの、
学生時代の加賀君は、まだ若さゆえの勢いや幼さがあり、
初めて読む本なのに、懐かしいような気持ちになりました。

でも、80年代の学生さんを描いているのに、全然古さを感じませんでした。
唯一、携帯電話が無いくらいで、あとは今の時代のお話と言ってもいいくらいでした。
学生たちの様子は、今も昔も変わらないのですね。

若かりし頃の東野さんの作品(デビュー2作目)ということで、
私が読み慣れているものとは、少し作風が異なるように感じましたが、
でも、それはそれで新鮮な気持ちで楽しめました。

これからものんびり少しずつ、この加賀シリーズを読み続けていこうと思います。

yukikotajima 2:12 pm

48『ゼロの焦点』

2009年11月12日

今日は、今週末14日に公開となる映画『ゼロの焦点』をご紹介します。

作品に関しての説明は、もう不要かもしれませんね。
原作は、松本清張の代表作で、今までにも映画&ドラマ化されています。

今回は、犬童一心監督による2009年バージョンの『ゼロの焦点』です。

戦後の石川県を舞台に繰り広げられる3人の女性の物語なのですが、
金沢の描き方が、わかりやすい北陸のイメージそのものでした。
どんより曇った空、怖いほどに荒れた海、そして、能登金剛の「ヤセの断崖」。
これらの景色だけでもぶるぶるっときそうなくらいの怖さです。
北陸の冬だからこその演出ですね。

そして、怖いと言ったら、女性たちも怖い。
同じ女性でも、何に幸せを感じるかは、人によって様々ですが、
どんな幸せであれ、幸せを手に入れるためなら、
女性は、どこまでも強く執着するものなのかもしれませんね。

客観的に女性の怖さを感じながらも、
理解できるところもあり、ああ、私も女なんだな、と実感。

美しいだけじゃない女性たちの存在感
&見慣れたはずなのに怖さを感じる冬の北陸をどうぞご堪能あれ。

yukikotajima 9:34 am

富山水辺の映像祭

2009年11月11日

昨夜、昨日から富山市のグランドプラザでスタートした
「水辺の映像祭2009」にちょびっと行ってまいりました。
(写真をクリックすると大きくなります)
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私が訪れた時は、明和電機さんのトークライブが始まった頃で、
しばし、その様子を拝見。
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明和電機さんは、会社ではなく、アートユニットです。
青い作業服を身にまとい、「指パッチン木魚」なる不思議なアイテムを製作、
そのアイテムを、笑いを交えながら紹介していく、という、他にはない世界観でした。

ちなみに、先ほどの指パッチん木魚は、
特殊な装置を身体につけると、羽のようなものが広がり、
指パッチンをすると、木魚独特の音が鳴る、というものです。

ちなみに、現在は、ヨシモトに所属しているのだとか。
他にはない世界観なのだけど、
笑いはわかりやすく、会場内も終始、笑いに包まれる和やかムード。
ひょうひょうとした中にも、時々ピリリと、いい塩梅で笑いが散りばめられていました。
とくに次のネタに行くタイミングが絶妙で、そのテンポの良さも心地よかったです。

●さて、こちらは、目玉作品!
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世界的建築家の隈研吾(くま・けんご)さんのアルミブロックをつかった「映像の家」です。
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この家は、アルミ板のみで三角形の方に組み立てられていて、人も入れます。

こちらは、家の内部です。
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幅3m、奥行きが4m、高さが3.5mの大きさで、
家の内部には、プロジェクターが設置されていて、
アルミに映像が映し出されていました。
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「映像の家」は、15日(日)まで展示されるそうです。

そのほか、期間中は、富山大学芸術文化学部学生による各種企画や、
水辺の映像祭2009映像作品公募授賞式、受賞作品の上映、
トークイベントなどが行われるそうですので、
是非、お出かけになってみてください。

●富山水辺の映像祭について詳しくは、コチラ↓をチェック!
http://www.thinktoyama.jp/

yukikotajima 10:42 am

BCBコーディネート人気投票!スタート!

2009年11月10日

ちょうど1週間前、11月3日の火曜日は、高岡駅地下の特設会場から、
『ブルーコムブルー タカオカエキチカプロジェクト』
graceの公開生放送、ブルーコムブルーの秋冬ファッションショー、
オリジナルドーナツの販売など様々なイベントを行いました。

あらためて、当日お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

そのファッションショーで使用したコーディネートの中から、
ブルーコムブルー各店オススメのコーディネートを9つセレクトして、
現在、FMとやまのWEB上で、コーディネート人気投票を受付中です。

モデルは、リスナーさん+私です。

9つの中から、あなたのお気に入りのコーディネートを3つ選んで投票してください。
選び方は自由です!
同じお店のコーディネートを3つ選んでいただいても結構ですし、
それぞれのお店から1つずつ選んでいただいてもOKです!

また、コーディネートの写真をクリックすると、写真が大きくなって、
写真の横に、コーディネートの説明文が出てきますので、そちらも参考にしてみてね。

さらに!
「ショッピングページはこちらから」のバナーをクリックすると、
コーディネートで使用されているアイテムを購入出来ちゃいます。
なんて便利な…!
是非、合わせてご覧くださいませ♪

そうそう、これを忘れちゃいけないわ!
投票してくださった方の中から抽選で、
「トフ&ロードストーンのエコバック(非売品)」
or「BCBオリジナルカットソー」をプレゼントします!

投票時に、コメント欄がありますので、コメントもお忘れなく♪
というか、コメントを書いていただくと、プレゼントの当選率がぐっとアップするかも〜!?

投票の締切は11月23日(月)です。

◆投票は、コチラから ⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/members/bcb/

あなたの1票、お待ちしています〜。

また、ご覧になった感想もお待ちしていますよー。
感想は『grace』宛にお願いします!

yukikotajima 5:35 pm

63『新参者』

2009年11月9日

9月に発行されたばかりの東野圭吾さんの新作『新参者』を読みました。
sinzanmono.jpg
紀伊國屋書店でも人気ランキングの上位にある作品ですので、
すでにお読みになった方もいらっしゃるかもしれませんね。

『新参者』は、東野さんの人気シリーズ、
加賀 恭一郎(かが きょういちろう)シリーズの新作です。

ちなみに、このシリーズ初回は、1989年の『卒業』です。
新作『新参者』では、30代半ばくらいの刑事になっていますが、
『卒業』では、大学生として登場します。

その後、加賀は、『眠りの森』『悪意』『どちらかが彼女を殺した』
『私が彼を殺した』『嘘をもうひとつだけ』『赤い指』の作品にも登場します。

今回は、日本橋に着任したばかりの刑事・加賀が、
着任してすぐ、その土地で起きた殺人事件を解決していく、というお話です。

事件は、こう。
日本橋の一角で、ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体が発見されます。
加賀と同じく、この女性もこの町に来て日の浅い新参者です。
加賀は、なぜ彼女が殺されたのか、事件の謎を解き明かすため、
初めての土地を歩き回りながら、町の様々な人々に声をかけていきます。
おせんべいやさんの娘さん、瀬戸物屋のお嫁さん、洋菓子屋の店員さんなど。

加賀が声をかける度に、町の中の様子や人のつながりが明らかになり、
まるで、加賀と一緒に知らない町を歩きまわっているような気持ちになります。

加賀は、誰もが見向きもしないような些細なことにこだわり続け、
たくさんの方に話を聞いていきます。
そして、加賀は、事件を明らかにするだけじゃなく、
加賀が関わった人々の心の中まで明らか(素直)にしていきます。

一般的に、登場人物が多すぎると訳が分からなくなってしまうものですが、
この作品は、一人一人の特徴がしっかりしていて、ごちゃごちゃになることはありません。
また、印象に残る描き方をしているのも特徴的。
人のいい部分と弱い部分。一人の人間の様々な面を描いています。

おせんべいの香ばしい香りや、おばあちゃんの笑い声、子供たちの走りまわる様。
そういった、下町ならではの空気感が随所に感じられました。

加賀恭一郎シリーズのファンの方はもちろん、
まったく知らない方でも楽しめます!
というか、私自身、加賀シリーズを読むのは初めてでしたし。

加賀シリーズの面白さにはまった私は、早速、加賀初登場の『卒業』を読み始めました。
大学生の初々しい加賀君が、かわいくてほほえましいのです、これが。

yukikotajima 10:13 am

46・47 充実の映画鑑賞!

2009年11月8日

私は平日の夜、映画を見に行くことが多いのですが、
久しぶりに休日に見に行きました。
映画好きの友人と、2本連続鑑賞をしちゃいました。
しかも、1本目は、お互い別の作品を見る、という効率の良さ。(笑)

まず1本目は『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』です。

やっと見ました〜。よかった、間に合って。
実は、TOHOシネマズ ファボーレ富山では、
今週金曜日13日で上映終了なのです。
まだご覧になっていない皆さん、お早めに!

この映画は、「人間」の描き方が生々しかった。

でも、人の弱さやずるさを描きながらも、どこかさわやかに感じられるのは、
松たか子さん演じる佐知の存在が大きいと思います。

佐知の包容力は、そう簡単に真似できるものではありません。

私が佐知だったら、映画が始まってすぐ、大谷と別れて、
話がそこで終了してしまいそうですもん。(苦笑)

正直言って、最初は、佐知に対してイライラしていました。
ダメダメな夫に強く言えない態度が腹立たしくて。
でも、途中から、佐知のぶれない強さが羨ましくなりました。
と同時に、とても美しく見えました。

女性としての美しい強さは、こういうことか、と、
今まで「強さ」の意味を間違えていたことに気付かされたました。
大きく勘違いする前に気付けて本当によかった。

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もう1本も、見て本当に本当によかった作品です。
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』。

こちらも、是非、見て〜〜〜〜!

この映画は、
2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソンの
ロンドンで行う予定だったコンサート「THIS IS IT」の
リハーサル映像をベースに構成されたドキュメンタリー映画です。

最初から最後まで、ほとばしるほどの情熱、そして生命力を感じました。
映画から感じられるのは「生(せい)」でした。

マイケル以外の全員がマイケルを尊敬して、
マイケルも自分の曲を愛していて、
チームが同じ方向を向いているのが感じられました。

マイケルは、とても穏やかで優しい人でした。
素直に音楽と向き合っていて、彼から出てくる言葉は、愛に満ち溢れていました。
こんなにピュアな世界は無い、というくらいにピュアな世界がスクリーン上にありました。

ショーのレベルの高さはもちろん、
それ以上に、マイケルという人間に触れられた素敵な映画でした。

そして、彼は、音楽界だけじゃなく、本当の意味でのキングなのだ、
ということを改めて感じました。

とりあえず、しばらくはマイケルの音楽につかってみようと思います。

 

休みなく2本連続で見たけれど、全然疲れなかったです。
それよりも、心がとても満ち足りていました。

充実の映画鑑賞dayでした。

yukikotajima 2:59 am

F1

2009年11月5日

土曜日に、富士スピードウェイで行われた
『ネッツ・ドライブ・フェスタ』に行ってきました。
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遅くなりましたが、今日は、その報告です〜♪

目当ては、トヨタF1体験コーナーです。
私の後ろにいるのは、グロックとトゥルーリ。
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私は、実物大モデルのF1カーの中!
かなり狭くてびっくり!!!
しかも地面と近い…。
こんな状態で300キロで走るなんて驚きです。

他にも、様々な企画がありました。
F1レーサーも走ったサーキットを私もプリウスで試乗。
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しかも1番前です。(笑)
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気持ちよかった〜!
サーキットは、思いのほか短く感じられました。
テレビで見ていると狭く見えるコースも実は広々としていました。
でも、コーナーによっては、とても急で、コースは想像以上に変化に富んでいました。

販売店によるヴィッツレースも観戦!
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ネッツ富山チームも応援しました。
なんと10台抜き!
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いや〜、興奮しました。

お昼ごはんを食べに行ったら…
発見しちゃいました、
「ネッツカフェ」。
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嬉しいですね〜。

実は、ドリフト体験もしちゃいました。
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プロのドライバーの運転する車の助手席に乗って、横滑り走行を体験!

見ているときは、かなりこわく感じられましたが、
乗っているときは、スリル満点で楽しかったです。
私が乗っている様子を見ていたスタッフの方から、
「ずっと笑顔だってよ」と言われてしまったほど、本当に楽しかったです。

様々な車の魅力に触れられた、とても有意義な1日でした。
あ〜楽しかった!!!

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と、この日は、まさかその数日後、トヨタがF1から撤退するなんて、
想像もしていませんでした…。
本当にショックです。

でも、最後の最後に、トヨタのF1に触れることができた、
と考えれば、よかったのかな。

残念だけど、いつかまたF1に戻ってくることを期待しています!

先日のアブダビGPで今シーズンのF1も終了しました。
来シーズンは、どんなF1になるのでしょうね。
アブダビGPで活躍したカムイと先輩カズキの日本人2人をはじめ、
私の好きな、ニコ・ロズベルグやキミ・ライコネンは、どこに行くのか。
気になって、気になって仕方ありません。

ちょっと前までは、ライコネンがトヨタのドライバーになるかも!?
という噂も出ていたのになあ。

シーズンは終わりましたが、来年3月の開幕まで、
ある意味、目が離せなくなりそうです。

yukikotajima 7:36 pm

45『風が強く吹いている』

2009年11月4日

今日は、現在公開中の映画『風が強く吹いている』をご紹介します。

簡単にストーリーをご紹介すると、
ほぼ素人の大学生10人が箱根駅伝を目指す!
というストーリーです。

実は、私がこの作品に触れるのは3回目です。
1回目は、1月に舞台で、
(舞台の感想は1月29日のブログに書いてあります)
2回目は、三浦しをんさんの原作を読んで、
(本の感想は2月22日のブログに書いてあります)
そして、3回目が、今回の映画を見て。

さすがに3回目になると、
ストーリーもばっちり頭の中に入っていますので、ストーリーを追う、
というよりも、小説の世界がどのように映画で表現されるのか、
ということに興味を持ちながら見ていました。

さすが、映画です!
まるで駅伝中継を見ているようなリアルさ。

走るって、こんなに美しかったけ?と初めて思いました。
カケル役の林遣都君の美しすぎる走りは素晴らしいです。
私自身も一緒に軽やかに走っているような錯覚を起こし、
映画を見終えた後は、とても爽快でした!

小出恵介君演じるハイジもはまり役でした。

駅伝メンバーそれぞれのキャラもさりげなく出ていて、いい感じでした。
テンポの良さも素晴らしかったし!

ただ、欲を言えば、もう少し他のメンバーのことを描いてもよかったかなあ。
でも、そうしたら、倍の上映時間になっちゃうか・・・。

もし、映画を見て、さらに深く知りたくなった方は、
是非、三浦しをんさんの原作も読んでみてください。
内容を知っていても、感動して、泣けてきますから!
私も久しぶりに、もう1度読もうかな。
そして、きっとまた泣くような気がする…。

yukikotajima 5:28 pm

感謝!エキチカプロジェクト無事終了!

2009年11月3日

今日、高岡駅地下の特設会場からお送りした
『grace』の公開生放送&BCB秋冬ファッションショーに
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

graceのブログには、ゲストの皆さんの写真を掲載していますので、
是非、そちらもチェックしてね!

ゆきれぽでは、また違った角度からご紹介♪

私です〜。
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BCBさんのコーディネート&ヘアメイクさんのメイクで、
いつもの田島ではない雰囲気です。
どうでしょう…?

こちらはショーの真っ只中。
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たくさんのお客様にお越しいただきました。
ショーの後は、そのままお客様がお店の方に流れ、
お店の方もものすごい混雑だったとか。

実は私も、放送後、お店に行って、
ブルエのバッグ&イルビゾンテの腕時計を買っちゃいました。
だって、ポイント6倍だったんだもの…。
明日から節約生活開始です!(苦笑)

放送中は、こんな感じです。私の隣は、BCBの松田社長です。
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松田社長とお話をしていると、いつも刺激を受けます。
今回もたくさんの刺激を受けました!

こちらは、今日限定のウェルウェルドーナツです。
bcb04.jpg
でも、もう明日以降は食べられないんです—。
あ〜、もう一度食べたかったなあ。

今回のショーで使用したコーディネートは、
来週の月曜日にFMとやまのHP上にアップし、
コーディネート対決がスタートします。
投票よろしくお願いします!

ショーを重ねる度に、どんどん本当のモデルさんのようになっていた皆さん。
とっても素敵でした。
bcb06.jpg

実は…私もこっそりモデルの1人になっています。
かわいいモデルさんの中に自分がいることが申し訳ない&恥ずかしいのですが、
コーディネートは、お店の方が選ばれたものですので、とてもかわいいです!
モデル対決ではなく、コーディネート対決ですので、
そこのところ、よろしく!(笑)

おととしは、私も含めパーソナリティがモデルになっての対決で、
去年は、リスナー代表の皆さんによるコーディネート対決でしたが、
今年は、公開生放送&ファッションショーまでしちゃいました。
どんどんパワーアップしています↑↑↑
松田社長は、まだまだ来年も再来年もやっていく…とおっしゃっていましたが、
次回は、どうなるのでしょうか!?
松田社長、私は、どこまでもついていきますよ〜!(笑)

それにしても、今回は、本当にたくさんの方に支えられました。
あらためて、ありがとうございました。

それでは、来週の月曜日をどうぞお楽しみに♪

yukikotajima 7:20 pm

61・62 2人のホンダさん

2009年11月2日

今日の『キノコレ』で
紀伊國屋書店富山店の朝加さんからご紹介いただく本を
私も読んだので、軽くご紹介。

今日のテーマは、今、話題作を出している「ホンダさん」です。

○誉田哲也『武士道シックスティーン』

剣道をしている女子高校生2人が主人公のお話です。
一人は、子供のころから剣道一筋の香織。
もう一人は、日舞をしており剣道を始めたのは中学からという早苗。
勝負にこだわる香織と、勝負だけではない剣道の魅力をみつけようとしている早苗。

そんな2人の主人公が交互に登場しながら、それそれの想いが綴られていきます。
彼女たちの気持ちが、とても素直に書かれていて、爽やか。

「」の中の口から出てしまった言葉と、その「」の中では言い表せなかった自分の本心。
その辺りのもどかしさが、いかにも10代という感じがして、懐かしかったな〜。
10代の頃の、ちょっと素直じゃない態度や、
かと思ったら、突然、思いがけない行動をとったりする、
その、あぶなっかしさが、とても瑞々しく描かれていました。

小説というよりも、マンガに近い感じかな。
さら〜っとあっという間に読めます。

読書は苦手だけれど、マンガは大好き!
そんな方が、この本から読書を始めるのにはぴったりかも。
それから、主人公の2人と同世代の、中学生や高校生の方も是非!

そういえば、来春、映画化されるそうですよ。

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もう一人のホンダさんは、こちら。

○本多孝好『MOMENT』集英社

主人公は、病院で清掃婦のアルバイトをしている大学生です。
彼が、ある末期患者の願いを願いを叶えたことから、
その噂は広まり、彼の元には様々な患者が近づいてきます。

4つの短編で構成されていますが、
それぞれがつながりのある連作短編集です。

最初は、おとぎ話っぽい現実味の無い話なのかなと思いながら読んでいたのですが、
いやいや、まったくそのような気配はありませんでした。

主人公の彼は、彼ができる範囲の中で、願いを叶えるべく行動します。
でも、この彼が、特別魅力的な人というわけでもないのです。
いたって、フツーの人です。
まあ、勉強ができることと、割と誰とでも話せることは特技なのかな。
でも、特別明るい性格でも、優しすぎるわけでもない。
どちらかといえばひょうひょうとしていてクール。
そのフツーっぽさが、逆に、この小説を引き締めているのかもしれません。

ただ、泣かせるだけのお話なら、たくさんありますが、このお話は、そうではないのです。
でも、読んだ後は、静かに心に響き続けるものがありました。

自分をよく知る人には話せないことでも、
自分のことを知らない人には、自分の本心を話せたりすることはありませんか?
主人公の彼は、患者さんたちにとって、そういう存在なのだと思います。

患者さんたちの最後の願いとは?
そして彼は、それをどのような方法で叶えるのか?
なんて書くと、安っぽくなりそうですね。(笑)
この作品は、そういった部分を打ち出す作品ではないのだと思います。
でも、読んでいると、その部分も気になってくるのですが。

そうそう、この作品には、続編が出ていて、とても人気なのだとか。
もし、この本を読んで気に入った方は、合わせてどうぞ!

そういえば、『武士道シックスティーン』にも続編が出ているそうですよ。
2人のホンダさんの本の紹介は、
今日、13:45頃からの「キノコレ」を聞いてね〜。

yukikotajima 10:19 am

60「そして誰もいなくなった」

アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』を読みました。

私は、本は好きと言いつつ、読んでいる本は、最近の本が多く、
過去の素晴らしい作品は、タイトルは知っていても、読んだことのない本だらけです。

本屋さんに行けば、常に最新本コーナーには、
面白そうな本が並び、限られた時間の中で読もうと思うと、
ついついそちらから読んでしまうのですが、
でも、たくさん本を読んでいれば、
やっぱり本のパターンのようなものもわかってきて、
きっと、過去の何かの作品を意識しているのだろうな、
と思えることも多々あります。

でも、その元ネタがわからない…。

そこで、ちょっとずつですが、過去の名作も読んでいこうと思いまして、
まずは、この作品から始めてみました。

アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』。

まあ、この作品ついて私があれこれ述べる必要も無いと思いますが、
とにかく面白かったです!
先の展開や登場人物の心の変化にドキドキしながら、
あっという間に読み終えてしまいました。
ここで終わりかな?と思って、その続きは、あとがき感覚で読んでいたら、
まだ物語は続いていて、衝撃の事実が明らかになって、、、
と、一人興奮状態の中で、最後の1ページまでを無我夢中で読み続けました。

私が、今まで海外モノを読まなかった理由は、
登場人物や地名のカタカナが苦手だからなのです。
どうしても覚えられない。
(実は、映画も名前ではなく顔で覚えている程度です)

それは、高校1年生の時の世界史の授業で気付いたのでした。
まったく覚えられない・・・と。
そして私はすぐ日本史1本にしぼることを決意。
そのため、今でも世界史の知識に疎いのです…。
話を元に戻します。

だから、今回も最初は、
本の表紙裏に書かれた登場人物の名前を何度も確認していたのですが、
いつからか、す〜っと作品の世界に没頭している私がいました。

これなら、海外作品も読めるかもしれない。
と、15歳の時の世界史の授業以来の苦手意識が、少し、緩和されたように思います。

カタカナに慣れ始めたら、いつか、
「大人の世界史の教科書」でも、読んでみようかな…。

yukikotajima 10:19 am