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72『謎解きはディナ−のあとで』

2010年12月20日

イラストレーター中村佑介さんの表紙の小説というと、
森見登美彦さんが印象的ですが、今回は森見さんではなく、
東川篤哉(ひがしがわ・とくや)さんの『謎解きはディナ−のあとで』を読みました。
101220kinokore.jpg

おなじみのイラストですね!

森見さんの作品も、ちょっとクセがありつつも、ユーモアあふれる主人公が印象的でしたが、
この、東川さんの『謎解き〜』も、主人公は個性的です。

主人公は、令嬢刑事と毒舌執事。
この二人の掛け合いが絶妙。
執事なのに、まったく歯に衣着せぬ、感じ悪い(笑)発言ばかりなのです。
それに対し、お嬢様は「キー!」となるものの、事件解決のために頼らざるをえません。

実は、お嬢様の上司も、いいとこのおぼっちゃま。
そのおぼっちゃまとおじょうさまのやりとりも、結構、イライラできて、楽しいです。(笑)

私の感想、意味がよくわからないですよね。
すみません。

でも、私が説明してしまうと、つまらなくなりそうで。
文章のリズムが楽しいので、気になる方は、読んでみてください。

読んでいると、本当にいらっとするんですよ、その上司に対して!
でもね、ある時、気付いちゃうのです。
上司の言動に対して「出たよー!また」とニヤリと笑っている自分に。

悔しいけれど、はまっている自分がいました。

紀伊國屋書店富山店の朝加さんによると、
シリーズ化が決定したのだとか!

ということは、いずれ、テレビドラマ化もされるかもしれませんね。

配役は誰だろう?
って気が早すぎかしら。

★朝加さんの紹介文はこちらを見てね♪
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_1128.html

yukikotajima 10:26 am