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シカン展に行ってきました。

2010年1月9日

富山県民会館で今日からスタートした
『黄金の都 シカン展』に早速、行ってまいりました。

知識は、ほぼゼロの状態でしたが(笑)、
「黄金の都」という言葉に惹かれて、チケットを購入。

館内に入ってみると、展示品だけではなく、
わかりやすい紹介文や、ところどころビデオ上映もしているため、
まったく知識が無くても問題ありませんでした。

一つ一つの展示をゆっくり味わったので、
全てまわるのに、1時間半くらいかかりました。

なんといっても、展示されているものが、1000年も昔のもの、というのに驚きます。
しかも、発掘したのは、島田泉教授。日本人です。
そして、一番驚いたのが、100センチもある黄金の大仮面!
アーモンドアイと呼ばれる、つり上がった目が特徴の「シカンの神」をモチーフにした、
この仮面は、1000年前のものとは思えないくらい美しく、
この表現は間違っていることを知りつつ、あえて使いますが、「新鮮」な感じがしました。
1000年前とは思えないピュアな輝きを感じました。

●仮面はコチラ↓
http://www.tbs.co.jp/sicanten/construction/index-j.html

他にも、土器や金属器などのデザインも素晴らしく、
例えば、シカンや魚、動物をかたどったデザインは、
どれも愛らしく、今の世にも違和感の無いものでした。

私が特に気に入ったのは、クモの形をした「クモ像形金」です。
虫が苦手なくせに、なぜか、これだけは、強く惹かれました。
強い生命力を感じたから、なのかな。

●ちなみに、写真はコチラ↓
http://www.tbs.co.jp/sicanten/construction/c4.html

もちろん、黄金の埋葬品だけではなく、
その埋葬方法や、歴史、30年の発掘史など、見どころは満載です。

『黄金の都 シカン展』は、3月7日までの開催です。
なかなか見られない貴重な展示を是非その目でお確かめ下さい。

yukikotajima 8:40 pm