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『玄牝(げんぴん)』富山上映会

2014年3月24日

今日は、今度の日曜日30日に富山県呉羽青少年自然の家で上映される
映画『玄牝(げんぴん)』をご紹介します。

富山でも以前上映されたのでご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

いま全国各地でこの作品の自主上映が行われているようです。

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『玄牝(げんぴん)』とはどんな作品なのか簡単にご紹介しましょう。

愛知のある産科医院には、
「自然に子を産みたい」と願う妊婦たちが全国からやって来るそうです。

その産科とは愛知県岡崎市にある吉村医院。

吉村医院では院長の考えのもと、
薬や医療機器などの人工的な介入をせず、
女性が本来持っている“産む力”を信じて産む
「自然なお産」(自然分娩)を行っています。

院内に建つ古民家では、妊婦の心身を鍛えるという理由から、
妊婦の皆さんが薪割りや板戸ふきなどの昔ながらの労働を行っています。

赤ちゃんを産むのは、昔ながらの畳の部屋。

自然出産をしたお母さんは、新たな命の誕生とともにこう言うそうです。
「気持ちいい」と。

吉村医院には、全国各地からたくさんの妊婦たちがやってきます。
お産は痛くて苦しいものだと思い続けていた人、
初めての出産で経験した医療行為が辛い記憶になってしまった人など、
それぞれの事情や想いを抱える妊婦たちもたくさんやってきます。

でも、臨月が近づくにつれ、彼女たちはいきいきと輝きはじめるのだそうです。

そんな吉村医院での命の営みを見つめたドキュメンタリー映画、
それが『玄牝(げんぴん)』です。

玄牝とは、老子のことばで、“神秘なる母性”のことなんだとか。

監督は、『萌の朱雀(もえのすざく)』、『殯の森(もがりのもり)』の河瀨直美さん。

映画は、繊細な瞬間の撮影を受け入れた女性たちの圧倒的な美しさとともに、
生命の神秘のありようを映し出しているそうです。

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私は、映画は見ていないのですが、吉村医院のDVDブックは見ました。

『しあわせなお産をしよう 自然出産のすすめ/吉村正』

こちらにも、たくさんの妊婦さんたちが登場するのですが、
赤ちゃんを産んだママたちの心からの幸せそうな表情が印象的でした。

映画『玄牝』もそういった自然な美しさが映し出された作品のようです。

『玄牝』は今度の日曜日に上映されます。
川瀬監督の美しいドキュメンタリー作品をあなたもご覧になってみませんか?

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≪ 『玄牝』富山上映会 ≫


日時:3月30日(日)

・午前の部 10:30(開場10:00)

・午後の部 14:00(開場13:30)

*12:10〜13:20 助産師さんと一緒に昼食を囲んでおしゃべりタイム(各自昼食持参)

*午後の部は親子タイムとなっており、お子様と一緒にご覧いただけます。
 もちろんお子様連れでない方もOK!

場所:富山県呉羽青少年自然の家

料金:大人1000円(当日1300円) 中高生800円(当日1000円)


前売券予約連絡先

メール aka_manma@hotmail.co.jp

電話 080・6351・3992(中島)

   090・3799・1519(本多)


パンフレットは コチラ

『玄牝』のオフィシャルサイトは コチラ

yukikotajima 3:54 pm