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14.15 男前な人たち。

2011年7月1日

先週の金曜日、FUNKISTの富山ライブに行って、
染谷西郷(そめや・さいごう)さんの歌を聞き、
その情熱に私は心をすっかり奪われてしまい、
しばらく、染谷さんかっこよすぎるー!!と言い続けていた私ですが、
また新たに、私の心をがしっとつかんでしまった男性がいます。(笑)

それは、ジェームズ・フランコ!

映画『127時間』を見て、ファンになってしまいました。

『127時間』は、『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督の最新作。
ロッククライミング中、落石に腕を挟まれ動けなくなってしまった男性の実話の映画化です。

主人公のアーロンをジェームズ・フランコが演じています。

音楽を聞きながら、マイペースに自分のしたいことをしているアーロン。
程良く軽く、ノリのいいワイルドな男性です。

そんな彼が、落石により、狭い谷底から動けなくなり、死を目前にしたとき、
何を思い、どんな行動をとるのか?が描かれています。

時が刻まれる度、変化していくアーロン。
そんな極限状態を演じ切っています。

また、ほとんどがアーロン1人の映像なのですが、
心理状態をとてもよくあらわしている音楽は気持ちいいし、
映像も独特で、まったく飽きません。
カメラの視点が斬新で面白く、視覚的にも楽しめました。

それにしても、ジェームズ・フランコはかっこよかったわ〜。

そろそろ、かっこいいのは十分わかったよ。という声が聞こえてきそうなので、
別のいい男話を。(笑)

いい男の登場する映画をもう1本ご紹介します。

『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』。

なし崩し的に結婚し、まったく盛り上がらない生活を送る夫婦が参加した、
一泊二日の「地獄ツアー」が描かれたコメディー映画です。

「地獄ツアー」は、地獄のようなツアーではなく、
「地獄」を巡るツアーのことです。

二枚目イメージの竹野内豊さんが、
初めてコメディーに挑戦したということでも話題になっています。

夫を竹野内豊さん、妻を水川あさみさんが演じています。

わかりやすい「地獄」のイメージでは無く、
この映画で描かれている地獄は、ちょっと変わった世界。

宿の温泉がビーフシチューだったり、
地獄の住人は、赤い肌の人と青い肌の人がいたり、
日本円の1円でほとんどのものが買えたりします。

状況的にはありえないことの連続ですが、いちいち面白い。

どう面白いのかというと、めんどくさく面白い感じです。(笑)

さらに、この映画の面白いところは、
ありえない中でも、主人公の夫婦の会話だけは、普通なこと。

男女間の掛け合いや空気感がとても自然で、
私もニヤニヤしながら見てしまいました。

わがままでいつも不機嫌の、ちょっと感じ悪い妻。
天然キャラで、無邪気でマイペースの夫。

近い存在だからこその、歯に衣着せぬやりとりがとてもリアルでした。

でも、そんな中でも夫の妻への愛が感じられるシーンもあります。
きっと女性なら、あのシーンには皆キュンとくるはず。
それは、ワンピースの某シーン。
夫のさりげない優しさに胸がじわっとあたたかくなります。

あの瞬間、私は竹野内豊さんにぞっこん。
表現が古いですが(笑)、
でも、この言葉が一番しっくりくるので、あえて、使いました。あえて、ね。

しかもね、そのワンピースのシーンの後、
子供たちと無邪気に遊ぶシーンが続くんです。
その様子が、またとても素敵で…

って、結局、今日のブログだけで、
私は、3人の男性に惚れてしまったことになりますね。
どれだけ惚れやすいんだろ、私。(笑)

でも、映画はどちらも、男前うんぬん抜きにしても、楽しめますので、
ぜひ、男性の方もご覧下さいませ。

いや、どちらかというと、男性向きの映画のような気もする。

yukikotajima 4:24 pm