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「婚活」時代

2008年11月4日

ついに読んじゃいました。
話題の『「婚活」時代/山田昌弘・白河桃子(ディスカヴァー携書021)』を。

婚活は「コンカツ」と読みます。
結婚活動の略です。

今、仕事をしている人のほとんどが、
シューカツ(就活=就職活動)をして、今の仕事を手に入れたと思います。
(まぁ、中には苦労知らずの方もいるかもしれませんが)
私も大学時代、何の疑いもなく、このシューカツをして、
今このようにFMとやまにいるわけです。

これからの時代は、シューカツのように「コンカツ」をしないと、
結婚ができないかもしれない、のだそうです。

それは、なぜか?ということが、
男性である山田さんと女性である白川さんの、
それぞれの視点で描かれています。

山田さんは、わりと大学の講義っぽい(笑)。
それに対し、白川さんは、女性のおしゃべりっぽい。
私が女性であるから余計そう思うのかもしれないけれど、
私は、白川さんの方が読みやすかったです。

多分、この本は、読む人によって、感想がまったく異なるのだと思います。
それから、共感ポイントも。

ちなみに私は、私と同じく30代未婚の女性の友人から借りました。
先に読んだ彼女の感想が「本の中にタジマユキコがいた」だったのです。
なんだそれ?と思いましたが、
そう言われたら、本の中の私に会いに行かなければならないじゃないですか。
そしたら、いきなり見つけちゃいました。私を(笑)。
最初は、アハハ〜と笑っていた私ですが、
この中に出てくるってことは、つまり結婚できないってことじゃん!
と後から気づく始末。

私は、この本に書かれていることが全てだとは思わないけれど、
(なんて言っているから結婚ができないんだよ!という声が聞こえてきそうだ・・)、
でも、様々な人のパターンを知るには、とても面白いと思いました。
「こういう人いるいる!」ってね。
そして、そんな彼らへの対処法なども書かれているので、
「結婚うんぬん」というより「対ヒト」という観点で読むと、客観的になれるし、面白いかも。
って、独身の私が客観的になってどうするんだ!って話ですよね・・・あは。

あ、でも、どんなことに対しても「攻め」の姿勢でいこう!
という気持ちに拍車がかかったことは間違いないです。はい。

yukikotajima 11:20 pm