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マリと子犬の物語

2007年12月5日

今日は、今週末(12/8)公開の映画『マリと子犬の物語』をご紹介します。

この作品は、新潟県中越地震の実話を描き、ベストセラーとなった絵本
『山古志村のマリと三匹の子犬』を映画化したものです。
誰もいない村で生き抜いた、犬の親子の姿を描いています。

私は、終始泣きっぱなしでした。
子役の兄弟、特に妹の彩ちゃんの無邪気な笑顔がかわいくて、
彼女の大きな瞳から涙がこぼれ落ちる度に私の目からも涙がポロリ。
彼女が絡むシーンはほとんど一緒に泣いていました。
実は、私、子どもや動物が出演する映画に弱いのです…。
だから、この映画は、涙腺を直に刺激してきました。

とてもいい映画でした。

それから、この映画は実話を基にしていますが、
地震のシーンは、リアルな恐怖が描かれていて、
私は、思わず身体にグッと力が入ったまま動けなくなってしまいました。
怖かった。
本当にあんな地震が今起きたら、私は動けるだろうか。不安になりました。
でも、これは映画の中だけの話ではなく、実際に起こったことなんですよね。
胸が痛くなりました。
地震の起きた地域の皆さんは、忘れることは決して無いと思いますが、
地震被害の無かった地域の方たちは、
すでに「地震」のことを忘れつつある、という方も、実際、多いのではないでしょうか。
私も、今一度、地震について考えなければいけないと、あらためて思いました。
どなたにでも起こりうること、なんですものね。

今週末に公開される映画『マリと子犬の物語』。
動物を飼っていない私でも、相当、泣きました。
動物を実際に飼っていらっしゃる方が見たら、
もっともっと泣いてしまうかもしれません。バスタオルが必要かも〜!本当に。

yukikotajima 10:25 am