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「総曲輪」の由来

2007年12月10日

今日から、私が担当している番組『grace』をはじめ、
FMとやまの番組が、いつものスタジオを飛び出して、
富山市総曲輪のグランドプラザからの公開生放送となります。

「総曲輪」

読めないですねー(笑)。

今ではパソコンで入力するときに、
「そうがわ」と入力すれば、
「総曲輪」と変換されるようになりましたが、最初は、大変でした。
絶対に一度で出てこない(笑)。
これは「総曲輪」と入力したことがある方なら、
一度は経験していることなのではないでしょうか。

さて。
富山に来たばかりの頃、
まず、富山の難しい地名の勉強をしました。

滑川、氷見、砺波、も難しかったですが、
中でも一番難しかったのが、この「総曲輪」です。

そうきょくりん?
そうきょくわ?
そうまがりん?

なんで「曲輪」を「がわ」と読むのか?
全くわからず、もう、丸暗記するしかありませんでした。

しかし、この「曲輪」にも、きちんと意味があったんです!

富山市中心市街情報サイト・まちぶら」によると、
現在の総曲輪付近は、もともと富山城の外濠があったところです。
その外濠が「曲輪(くるわ)」と呼ばれていたんですって。
そこから「総曲輪」という町名が生まれたようです。

そして、明治になって濠を埋め立て、
浄土真宗の東西別院が建てられると、
参拝する人々でにぎわうようになり、
やがて様々なお店や芝居小屋、寄席などが立ち並ぶ
富山最大の繁華街へと発展したのだとか。

ちなみに、総曲輪通り誕生のきっかけとなった東西の別院は、
東別院は西側、西別院は東側と、
位置と名前が逆なんですって。
間違えないように気をつけてくださいね!

さて、そんな歴史ある総曲輪から、
今週のgraceは公開生放送です。
是非、お買い物がてら、遊びに来てね。
お待ちしてます!!

yukikotajima 9:39 am