ゆきれぽ

2026年10月7日

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『あの日のチョコレート ~スヰ―トな5つの欠片~』

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「チョッコレート♪チョッコレート♪チョコレートは明治♪」のCMソングでお馴染みの「明治ミルクチョコレート」が、先月13日に誕生100周年を迎えたそうです。おめでとうございます〜。

今日ご紹介する本は、「明治ミルクチョコレート」 の100周年を記念して誕生したというアンソロジーです。

そして今日は10月最初の水曜日ですので、明文堂書店とのコラボ回!高岡射水店の書籍担当 野口さんのオススメ本です。

『あの日のチョコレート~スヰ―トな5つの欠片~』
江國香織 / 小川糸 / 角田光代 / 千早茜 / 凪良ゆう
白泉社

月刊MOE(モエ)で連載されていた5人の作家による、「明治ミルクチョコレート」にまつわる物語が収録されたアンソロジーです。

本の表紙もそのまんま「明治ミルクチョコレート」です。また、この表紙のカバーも外してみてください。きっと板チョコが食べたくなると思います。ですから、この本を読む際は板チョコをご準備ください。私ももちろん買いました。100周年記念のロゴ入りを。そして、食べながら読みました。とても素敵なアンソロジーだったからか、チョコの味がいつもより優しい味わいに感じられました。

さて、アンソロジーはまず、小川糸さんの〈人生初の家出をし、叔母の家に向かった少女のお話〉からはじまり、江國香織さんの〈ある男性の一生を追う物語〉、角田光代さんの〈母親から10歳の時の駆け落ちの思い出を打ち明けられた娘の物語〉、凪良ゆうさんの〈有名なメイクアップアーティストの男性が高校の同窓会に参加するために故郷へ帰る物語〉と続き、最後は千早茜さんの〈柱時計が主人公の物語〉です。

それぞれ時代も内容も違いますが、どのお話にも「明治ミルクチョコレート」が出てきます。それもさりげなく、ごく自然に。

ちなみに、どのお話もそれぞれ面白かったですが、中でも私は角田光代さんのお話が好きです。母親から10歳の時に駆け落ちをした話を聞かされた娘の物語です。相手は誰?今も連絡を取ってるの?と聞きたいことが次々わいてきて、まるで私の母の過去の話を聞いている気分でした。短いお話なのに、インパクトも満足感もありました。

また、千早茜さんのお話もとても良かったです。様々な時代を見てきた柱時計視点の物語なのですが、特に最後の一行が心に残りました。教科書に載せて欲しいくらいに素晴らしかったです。

それから、ザ・キャビンカンパニーさんの挿絵も印象に残りました。じいっと眺めたくなるようなインパクトのある絵で。また挿絵だけでなく、「絵描きのあとがき」も収録されているのですが、まるで美術館で作品の解説を読んでいるかのようで楽しめました。

ではここで、この本を大プッシュしている明文堂書店 高岡射水店 書籍担当 野口さんのコメントをご紹介しましょう。

チョコレートの甘くてほろ苦い幸せがぎゅっと詰まったお話ばかりでした。
子どものころから慣れ親しんだ大好きなチョコレート。
懐かしい思い出と共に読みました。
チョコレートをお供に是非お楽しみください!

✳︎

野口さんはどんな思い出と読んだのでしょうね。本の帯には〈チョコレートはあなたの記憶のスイッチ〉とあります。あなたも秋の休日にチョコレートを味わいながら、じっくりお楽しみください。チョコを食べながら本を読んでいるうちに、あなたの懐かしい記憶もきっとよみがえってくると思いますよ。

『あの日のチョコレート ~スヰ―トな5つの欠片~』は、富山県内の明文堂書店全店の「ヨリミチトソラ ゆきれぽコーナー」にありますので、ぜひチェックしてくださいね。

◎明文堂書店の公式サイトは コチラ

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