ゆきれぽ

2026年11月4日

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『海辺のエール』

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11月1日(日)は、富山マラソンでした。今回もたくさんの応援をありがとうございました。沿道からの声援、アプリ「応援navi」へのコメント、番組宛てのメッセージなど、多くの皆さんから応援をしていただいたおかげで、自己ベストを更新することができました。目標としていた4時間30分を切って、4時間26分(ネットタイム)でゴールできました。ちなみにこれまでのベスト4時間47分より21分も縮めることができました。

マラソン大会に出るたび、応援は力になると心から思います。今回も沿道の声援にどれだけ支えられたことか。次は私が皆さんを応援する番です。今日は読むと力をもらえる小説をご紹介します。

そして今日は、11月最初の水曜日ですので、明文堂書店とのコラボ回!高岡射水店の書籍担当 野口さんのオススメ本です。

『海辺のエール』
青山美智子
株式会社KADOKAWA

青山さんというと、5年連続で本屋大賞にノミネートされている人気作家です。ちなみに、その5作品『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』は、すべて「ゆきれぽ」でご紹介しています。

青山さんの作品は、どの作品にも沿道の声援のような力があります。読むと、心が軽くなったり、迷いが無くなったり、前向きになったりします。つまり、自分の物語として読めるのです。

『海辺のエール』もまさにそんな一冊でした。物語は、江ノ電の小さな駅が舞台です。5章にわかれていて、すべて語り手が異なるという連作短編集です。会社をやめて40代でフリーランスになった男性もいれば、人気声優の女性や、怪我をしたバスケットボール選手もいます。全員がこの駅の利用者で、それぞれ悩みや挫折を抱えています。そして、駅で九官鳥のハッチに話しかけられます。なんとこの駅には九官鳥がいて、乗客たちにさまざまな言葉を発しているのです。だからと言ってハッチに特別な力があるわけではありません。もともと誰かが発した言葉を記憶して他の誰かに言っているだけです。でも毎回聞く人の心に響く言葉を、ここぞというタイミングで発するのです。まるでエールを送るように。

ちなみに、この物語では様々な形のエールが描かれています。応援される側はもちろん、応援する側の気持ちも丁寧に。中には自分の知らないところで誰かにいい影響を与えていた、といった形のエールもあります。私は今回も自分の物語として読んだと言いましたが、たくさんのエールが出てくるので、まるで自分自身が応援されている気持ちになりました。この方はどうだったのでしょう。

ではここで、この本を大プッシュしている明文堂書店 高岡射水店 書籍担当 野口さんのコメントをご紹介します。

青山美智子さんの小説を読むたびに思い出します。
誰かから、自分から、今かけてほしい言葉が溢れていることを。
たくさんのエールをいただきました。
青山劇場、サイコーです!

やはり野口さんも同じことを感じていましたね。これまでの作品同様、この本も読むと力をもらえます。頑張っているのに、なんかうまくいかない…という方は、ぜひ本の中の駅に行ってみてください。野口さんがおっしゃるように、あなたが欲していた言葉と出合えるかもしれませんよ。

『海辺のエール』は、富山県内の明文堂書店全店の「ヨリミチトソラ ゆきれぽコーナー」にありますので、ぜひチェックしてくださいね。

◎明文堂書店の公式サイトは コチラ

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