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ナラタージュ

2017年10月4日

今週末、10月7日(土)に富山で撮影された映画『ナラタージュ』が公開されます。

●映画の公式サイトは コチラ

この映画は、島本理生(しまもと・りお)さんの恋愛小説を映画化したものです。

高校教師と生徒として出会った二人が、
時が経ち再会したあと、恋に落ちる…というものです。

高校教師の葉山先生を松本潤さん。
生徒の工藤泉を有村架純さん、
また、泉を思う大学生・小野礼二を坂口健太郎さんが演じています。

そして、この映画のメガホンをとったのが、行定勲(ゆきさだ・いさお)さんです。

今日のgraceでは、行定監督のインタビューをお届けします。
15時からの放送です。どうぞお楽しみに!

私は、ひとあし早く映画を見てきました。
また原作も読んでいるのですが、
この作品に関しては、原作を読んでから映画を見るのがいいかも。

ちなみに内容はすこ〜し違います。
ラストも異なります。

原作の終わり方もいいけれど、
私は映画のラストのほうが好きかな。

ネタバレになりますので、
私がラストでどう感じたか言えないのがもどかしいー!

とにかくとてもいいラストでした。

ああ、言いたい。(笑)

yukikotajima 12:29 pm

院長選挙

今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜

紀伊國屋書店富山店の奥野さんから

久坂部羊(くさかべよう)さんの『院長選挙』をご紹介いただきます。

 奥野さんの紹介文は コチラ

私もこの本を読みました。

本のタイトル通り、お医者様たちの物語です。
超エリート大学病院で開かれる院長選挙の候補者4人の副院長たち
による戦いが描かれています。

この4人は、それぞれ仕事はできますが、性格が最悪です。

他の科の悪口を言い始めたら止まりません。
全員が自分が一番だと思い、周りを下に見ています。
とにかく傲慢!

ちなみに著者の久坂部さんは、現役のお医者様なんだとか。
だからあんなにリアルな悪口が出てくるかと納得。
もしかしてこの本を書きながら一番ストレス発散していたのは、
久坂部さんだったりして!?

ほぼ人の悪口だけで構成されているこの物語ですが、
一度だけ4人がそれぞれを褒め合います。
まあ、褒め合いつつも言い方を変えれば結局は悪口なのですけどね。

言い方ひとつでこんなにも変わるものなのかと笑ってしまいました。

普通は、むかつくと思っても実際言えない、
いや、言わないのが大人ですが、
この本に出てくるお医者様たちは思ったままを口にします。、

そういう意味ではストレス発散になります。
ああ、私もこれくらい言ってしまいたい!!!と。

この本を読みながら笑っている私も性格悪いなあと思えてきますが、
でも、そんな時間も必要なのかも。(笑)

言えずにいる不平不満がたまりにたまっている皆さん、
ぜひこの本のページをめくってみて下さい。

ただし、読み終えた後、自分も強くなった気がして
彼らと同じような態度をとったら間違いなく嫌われますのでご注意ください。(笑)

yukikotajima 12:19 pm