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神去なあなあ日常&夜話

2012年12月26日

2012年もあとちょっと。
この1年も様々な本を読みました。

ちなみに、全部で62冊の本を読みました。

今まで読んだ本を振り返ってみると、
私の好きな傾向が見えてきます。

中でも多いが、お仕事小説。

仕事絡みのお話が非常に多いのです。
私は、熱い思いで仕事に取り組む人たちのお話が好きなようです。

お仕事小説といえば、
この方は、外せません。

三浦しをんさん。

実は、2012年最初に私が読み、番組で紹介したのが、
まさに三浦しをんさんのお仕事小説でした。

それは、本屋大賞を受賞し、さらに映画化も決まった話題作

『舟を編む』

です。

◎私の『舟を編む』の感想はコチラ

そして、2012年最後に私が読み、番組で紹介するのは、
同じく三浦しをんさんのお仕事小説。

『神去なあなあ夜話(かむさりなあなあやわ)』

です。

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11月30日に徳間書店から発売されたばかりの新作です。

こちらは、林業に携わる人たちのお話です。

実は、シリーズものの続編です。
ですから、まずは、既に文庫化されている
『神去なあなあ日常』からお読みください。

私もまとめて2冊読みました。

主人公は、平野勇気君。
高校卒業後、とくに進路は決まっておらず、
しばらくはだらだら過ごそうと思っていた彼ですが、
なんと担任の先生と母親が勝手に決めた就職先で働くことになってしまいました。

わけがわからないまま向かったのは、山奥の神去村。

なんと、住み込みで林業の研修生として働くことになっていたのです。

本のタイトルの「なあなあ」は、神去村の方たちの口癖で、
「ゆっくり行こう」「まあ落ち着け」などという意味です。

小説は、勇気君の記録というスタイルです。

住み込みでお世話になっている家の使われていない古いパソコンを勝手に使い、
日々の出来事を書き、保存していくようになります。

読者は誰もいないのですが、でも、いることを前提にふざけながら書いています。
また、18歳の男子が書いているので、文章も若者らしい内容で話し言葉に近いのです。
そのため、とても読みやすい。

さらに、登場人物も個性派ぞろいで区別がしやすいのです。

そういう意味では、漫画に近いものがあるかもしれません。

本は苦手…という方にもオススメです!

また、本そのものの面白さはもちろん、
林業とは、どういうものなのか?
勇気君を通して学ぶことができます。

・・・

そして、先日発売された続編『神去なあなあ夜話』は、
研修生から無事正社員となった勇気君が語る神去村の人々と生活が描かれています。

なぜ、神が去った村、という村名なのか?や、不思議な昔からの習慣、
そして、勇気君の恋の行方なども明らかになっていきます。

まるで自分自身も神去村で暮らしているかのような気分になってきます。

神去村の方たちが、本の中の人ではなく、自分もよく知る馴染みの人とのようで、
この本の世界から離れたくありませんでした。

それくらい魅力的なお話でした。

早く続編出ないかなあ。
って、出るかどうかもわからないけれど・・・(笑)

勇気君、よろしくね!

来年、2013年をどう過ごしていこうか、まだわからず、ぼんやりとしている方、
頭の中で悩むくらいなら、この本を読んでみてください。

この本の中には、きっとあなたの生き方をいい方向に導いてくれるヒントがあると思います。

今日は、年末年始にオススメの1冊、じゃなかった、2冊をご紹介しました。(笑)

今年も1年、私の本の感想をお読み下さった皆さん、
ありがとうございました。

2012年の本ランキングに関しては、
まだ後日、このブログにアップしますので、
本を読むときの参考になさってみてください。

yukikotajima 12:46 pm