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34 映画『食べて、祈って、恋をして』

2010年10月6日

先週、現在公開中の映画『食べて、祈って、恋をして』を見てきました。

今、ふと、見に行ったことを思い出し、あわててブログを書いています。

この映画は、全てを捨てた女性が、「本当の自分」をみつけるために、
イタリア、インド、インドネシアを旅した1年間が描かれています。

イタリアでは、食べたいものを食べたいだけ食べ、
インドでは、ヨガ&瞑想をし、
インドネシアのバリ島では…。

はたから見れば、幸せな生活を送っているように見える、
ジュリア・ロバーツ演じる主人公が、
満たされない思いを満たすため、
半ば思いつきのように、1年間の旅に出てしまうという、その無謀とも言える行動が、
いかにも「映画らしい」な、と思ったのですが、
なんと、この作品、実話なんだとか。びっくり!

私は、映画を見たあとに気付きました。
しかも、原作は、全世界で売れまくっているベストセラーなんだとか。

映画としての演出があるにせよ、
実際に、こんな生活をした女性がいる、ということには、本当にびっくりしました。

世界中の女性たちは、この作品を通して、
自分自身も一緒に旅をしている気分になっているのでしょうね。
簡単には真似できないからこそ、疑似体験しているのだろうなあ。

という、私も、映画を見ながら、まさに旅している気分でしたが。(笑)

各地で出会った人たちからかけられた言葉に対し、
「自分だったら、なんてこたえるのかなあ」と、考えながら、見ていました。

特に印象的だったのは、「あなたはどんな人間?」という質問。

主人公の女性は答えに困っていましたが、
私も同じように答えが頭に浮かびませんでした。

でも、主人公の彼女は、様々な人と出会うことで、
自分自身と向き合い、答えを見つけていきます。

身の回りの人間関係や自分の置かれた状況から離れたい、
一人、自分自身と向き合いたい、
と思って一人旅に出てみても、
結局、「人」を求めてしまうのが、「人」なんですよね。
そして、その旅の途中で出会った人から受ける影響が、大きい、のですよねえ。

あぁ。私も旅に出たい〜。

前に紹介したエッセイ『遊牧夫婦』も、夫婦で世界各地を旅する本でしたが、
本にしろ、映画にしろ、最近の私は、どうやら旅気分のようです。

あ〜、旅したい。
それも、映画や本のようにロングの。

yukikotajima 7:34 pm