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19『ワルキューレ』&20『ドロップ』

2009年3月23日

今日は、先週金曜日に公開となった開映画2本をご紹介しましょう。

◆『ワルキューレ』

ドイツで第二次世界大戦中に実際にあったヒトラー暗殺計画を描いたもので、
トムクルーズは、その計画の中心的人物を演じています。

ヒトラーを暗殺するための好機をうかがう計画者たちの会話は、言葉ではなく「目」でした。
目を見て言葉を聞いていました。

史実を描いているので、結末はわかっているのだけど、
それでも「もしかしたら・・・」を想像してしまうのが人間というもの。
常に時間に追われる展開に、私もずっとヒヤヒヤ&ハラハラさせられました。

あたたかくてぼ〜っとしがちな春です。
スリリングな世界を味わいたいなら、是非、どうぞ。

でも、次から次へと現れる登場人物についていけなくて、
逆に、気付いたらZZZ・・・とならないように(笑)、
睡眠はたっぷりとってからご覧下さいね♪

あ、こんなこと書くと難しいと思われちゃうかなぁ。
そんなことは無いですよ!
とりあえず、トム・クルーズがわかれば大丈夫(笑)。

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◆『ドロップ』

お笑いコンビ・品川庄司の品川祐の小説「ドロップ」の映画化です。
品川ヒロシ名義で脚本・監督も手がけています。

自身の青春時代の体験がベースになっているそうです。
「ベース」にね!

フツーの中学生ヒロシは、不良の世界に憧れ公立中学に転校。
不良グループに加わり、ケンカばかりの日々を過ごします。

このケンカシーンが、見ているだけで痛いのなんのって。何度目をつぶったことか。

正直、前半は、ただ激しいケンカシーンが多く、
もしやずっとこのままケンカシーンだけなのか!?
と頭に不安がよぎりましたが、そんなことはありませんでした。
でも、少なくはありませんでしたが(笑)。

この映画では、不良になりたい!と形ばかりにこだわっているヒロシが、
友達や家族と触れ合うことで、成長していく様子が描かれています。

ワルなのに、実は、みんな友達思いで、
一度仲良くなると、とても友情に厚かったりするんです。

ヒロシ役の成宮寛貴君も、不良になりきれない中途半端な感じが、とてもよかった。

なんか、みんな憎めないんですよね。
かっこつけてても、卒業式には、みんな大泣きだし(笑)。

そうそう、この映画は、突込みどころ満載なのですが、
まぁ、映画だしね〜の一言で片付ければ、許せます(笑)。
だって、中学生の話ですよ〜。

でも、リアルな部分もあります。
当時の服装や持ち物などは、再現されていたように思います。
とくにヒロシの部屋。
この部屋は、何度も出てくるので、色々見てみてください。

それから、この映画に使われている曲も映画にはまっていました。
特に、湘南乃風のエンディングはピッタリ!
映画を、そして映画を見ている人たちの気持ちもギュッと締めてくれる感じでした。

この映画の感想を一言で言うなら・・・なんか悔しいのだけど(笑)、面白かったです!

そうそう。
不良役を芸人さんたちが演じているのですが、
もうね〜、誰が誰だか公式サイトを見るまで気付きませんでした。
といっても見てもわからない人もいるのですが(苦笑)。
中でも、レイザーラモンHGには、ビックリさせられました。
あの役だったとは!!!
全く誰だかわかっていなかった私は、見終わった後、一緒に見ていた上野アナに、
「あの人かっこいい!誰だろ・・・」なんて言っていました(笑)。
なんか悔しいな〜(笑)。

さ〜って、あなたはわかりましたか?

yukikotajima 8:46 pm