
2008年1月14日
- #映画
『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』
映画『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』を公開初日に見てきました。
先週の「シネマの細道」の中で、
マッキーが、早くも今年1番の映画だ!と顔をやや赤くしながら、
興奮気味に話していたのと、
志村教授の、この映画を見ないなんてありえない!
と話しているときの、冗談抜きの真面目な表情を見て、
これは、絶対に見なければ!と思い、公開初日、それも最初の回に見てきました。
映画『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』は、
今なお圧倒的なカリスマ性と存在感を放ち、
世界中の人々を魅了しつづけているジョン・レノンの、
「平和主義者としての人物像」に迫ったドキュメンタリーです。
私も、なんとくジョン・レノンについては知っていたけれど、
どこか「神」扱いしているところがあったように思いました。
一人の人として見ていなかった、というか、別次元の人として見ていました。
でも、この映画は、一人の「人間」を描いていました。
彼が、何を思い、何を望んでいたのか…。
彼の苦悩が、苛立ちが、悲しみが、喜びが、
ありのまま描かれていました。
戦争や暴力によるものではない、「世界平和」を求めたジョンとオノ・ヨーコ。
彼らのやり方は、今まで誰もやったことのないオリジナルの方法で、
ビックリするようなものでしたが、そこに確固たる信念が感じられました。
そして、ジョンの歌を聞いて心動かされた人たちが、
平和のために行動しているのを見たとき、
私は、心が震えました。
「音楽」は世界を変えることができる。
と、本気で思いました。
以前は、本気でそのように信じられていたようですが、
今は、そのように思っている人は圧倒的に減ってしまったのかもしれません。
でも、今からでも遅くないと思います。
というか、私は信じてみたい!
2008年の頭に、強いメッセージの込められた作品に出会えて本当によかった。
この映画の中で何度も登場する「ピースサイン」。
普段私たちは何気なく使っているけれど、実は深い意味がこめられているのですね。
これからは、ピースをするときの気持ちが変わりそう気がします。
そして、ジョンの曲にも、平和の願いがたっぷり込められているのですね。
ジョンの曲を、ジョンの思いを知るために
歌詞を読みながらしっかりと聞きたいと思いました。
「夢追い人」と呼ばれても信じることを最期までやめなかったジョン。
たしかに周りから見たら夢を追っていると思われていたのかもしれませんが、
ジョンにとっては、それは現実で、
実はものすごくリアリストだったように私は思いました。
いつか、本当に現実になる日まで、
私も私にできることをしていきたいと思います。
まずは、ジョンのメッセージを知るために、
ジョンの曲をたくさん聞くことから始めようかな。
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プロフィール
田島 悠紀子
Tajima Yukiko
7月13日生まれ。群馬県出身。
B型。 -
担当番組
・富山ダイハツ オッケイウィークエンド
(毎週土曜 11:00~11:55)・ヨリミチトソラ
(毎週水曜・木曜 16:20~19:00) -
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