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選ぶ力

2013年1月16日

今日のキノコレ(13:45頃〜オンエアー)は、
紀伊國屋書店富山店の橋本さんから

五木寛之さんの『選ぶ力(文春新書)』をご紹介頂きます。
130116kinokore.jpg

◎橋本さんの推薦文はコチラ

私も読みましたので、軽く感想を。

五木さんのおっしゃることには、

「人生とは、選択の連続である」

と。

まさに、そうですよね。

この本の冒頭も、一日のはじまりからの選択が挙げられています。

普段の生活の中でそれほど意識せずに行っていることも、
実は「選択の連続」なのですよね。

いちいち選択を意識しながら生活を送ったら、
疲れてしまいそうな気がしますよね。

でも、意識せざるをえない選択もあります。

そんな時、どうしたらいいのか。

五木さんは、「選ぶ」ということについて、
とても現実的でありながら、
うふふと笑ってしまうようなことをおっしゃっています。
そうか!そうだよねー。と私はふわっと体が軽くなったように感じました。

あ、でもこれはあくまでも私の感想ね。
人によっては全然異なる感想をお持ちになるでしょうし。

私は、どうせ・・・なら、肩の力を抜いて選択してみようかなと思いました。

・・・の部分は、さて何でしょう?

気になって仕方ない方は、是非本を読んでみてね。
答えは、「あとがき」を読めばわかります。

「・・・の世の中なのだ」

の部分です!

私は、この一言が印象に残りました。

それから、私のお気に入りは「鬱(うつ)」について書かれた箇所です。

鬱には二つの意味があって、第一義は「草木のおい茂るさま」で、
二つ目の意味が、伸びていくエネルギーが上から押さえつけられて発揮できず、
気持ちが沈むさま、なんだとか。

その意味を知ってから、五木さんは、
「鬱なんです」と言われたら、
「きっとまだまだエネルギーに満ち満ちているからだよ」
と言うようにしているのですって。

素敵じゃないですか?

是非、あなたもこの本を「選んで」みてください。

yukikotajima 11:21 am