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エヴェレスト 神々の山嶺

2016年3月2日

今日のキノコレは、夢枕獏さんの

『エヴェレスト 神々の山嶺(かみがみのいただき)』をご紹介します。

紀伊國屋書店富山店の奥野さんが
たっぷり熱い思いを綴っていらっしゃいますので、
本の紹介については コチラ をお読みください。

私も そこに本があるから読むのである ということで(笑)、
この作品を読んでみました。

もともと上巻下巻とわかれていたものを
今回、1冊にまとめたのだとか。
なんと1000ページを超えています。

手にした時、ずっしりとした重みがありました。

でも、読んでいて辛いという感じはありませんでした。
というのも、とてもテンポがよいのです。

登場人物たちの心の声などは、
息づかいまで感じられるほどです。

彼らに寄り添いながら文字を目で追っていったら、
気付いたら読み終えていたような感じでした。

そして、この作品は3月12日に映画として公開されます。

実は私、一足早く映画を見ているのですが、
映画を見てから原作を読んだので、より作品の世界を深く味わうことができました。
また、読めば読むほど映画の配役がぴったりだなあと実感しました。

原作も五感を刺激してくるものがありましたが、映画もすごかったです!

映画は3Dではないのに、まるで雪山の中に自分もいるかのような感覚になりました。
実際は寒くないけれど、体は寒さを感じてブルッとくるような感じです。

他にも街の匂いを感じたり、太陽のまぶしさに思わず目を細めてしまったりと、
本能的な部分で体が反応してしまうような作品でした。

是非、原作&映画セットで体感してみてください。

***

そしてそして。

映画は3月12日(土)に公開となりますが、
graceでは、9日(水)の14:25頃から
監督の平山秀幸さんのインタビューをお届けします。

是非お聴きください♪

yukikotajima 12:13 pm