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松山報告♪

2012年3月14日

松山報告です♪
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今日の14:25頃〜graceの中でもお話しますので、
よかったらお聴きくださいませ。

さて、今回私が松山に行った理由は、
10日から昨日まで松山競輪場で行われていた、
松山競輪開設62周年記念「金亀杯(きんきはい)争覇戦」
を生で観戦&レポートするため。

日曜日に松山につき、まず向かったのは、松山城。

というのも、今の競輪場は、2005年に移転オープンした新しい競輪場で、
以前の競輪場は、松山城の公園内にあって、
お城から競輪場の様子を見ることができたそうなんです。

そこで、今はどうなっているのか確かめに行ってきました。

梅が綺麗に咲いていました。
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ちなみに松山城は、桜の名所でもあるそうです。

桜の季節にもまた来てみたいなあ。

お城に着き、一人で歩いていたところ、
ある女性が私に声をかけてきました。

ボランティアガイドの女性です。
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中国出身の彼女は、大学で中国語を教えながら、
お休みの日は、ボランティアガイドをしているそうです。

せっかくなので、案内をしてもらうことにしました。

元気いっぱいの明るい方で、
楽しくお城を見てまわることができました。

ちゃんと競輪場があった場所も教えていただきましたよ。

今は、公園になっていました。
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ガイドさん、ありがとうございました。
おかげでとっても有意義なひと時を過ごせました。

そうそう、ガイドさんがね、
日本人に言いたいことがあるの!
とこんなことをおっしゃっていました。

もっと外の世界を知ろう。
もっと自分の意見を言おう。
どんどん積極的に色々なことに関わっていこう。

と。

私もそう思います。
私ももっともっと世界を広げて行きたい、とあらためて思いました。
素敵な出会い、言葉に謝謝!

・・・

その後、市電に乗って向かったのは、道後温泉。
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やや深めの浴槽のお風呂は、
座るわけにも、立つわけにもいかず、
浴槽の壁に背中をつけて、中腰で入浴。(笑)
地元の皆さんは、入り方も慣れていました。さすが!
でも、お湯はとってもよかったですよ♪

湯上りはとってもきもちよかったですし。
ふう。(笑)
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湯上りの一杯
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と一本。
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美味でした!

・・・

夜は、懐かしい人に会ってきました。

元FMとやまアナウンサーの高橋真実子さんです。
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今は、FM愛媛の看板アナウンサー。

私は、富山では1年しかかぶっていないのですが、
まったくそんな感じもなく、
尽きることなく、閉店まで喋り続けました。(笑)
ほんと、楽しかった!

まみこさん、また会いましょうね〜。

・・・

翌日は、いよいよ松山競輪場へ。
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2005年にオープンしたばかりということで、新しい!
そして、とても広く快適でした。

今回のレースには、3,300人のうち、たった9人しかいない、
競輪選手の中でもトップ中のトップ、
S級S班から、佐藤友和選手、武田豊樹選手、浅井康太選手の3人、
さらに、いま絶好調の富山のおとなり石川から小嶋敬二選手が出場している、
ということで、平日にもかかわらず、たくさんの人で賑わっていました。

私は、一人でいたので、
色々な人から話しかけられました。(笑)

どこから来たの?
競輪好きなの?
だれのファン?
などなど。

でもね、みんな優しいの。

熊本の時もそうだったけれど、
みんな、競輪の楽しさを教えてくれます。

そして、必ず言われるのが、
競輪を若い人にも女性にもどんどん広めてね!と。

レースを間近で見ると、本当にワクワクします。
男たちの真剣勝負に毎回ドキドキさせれらます。

競輪は女性こそ楽しめるものだと思うんだよなあ。

だって、レース中の選手たちは、本当にかっこいいですよー!

でも、競輪のルールなんてわからないし…
どう楽しんでいいかわからない。

という方も、いらっしゃると思います。

そんな方は、まずは、一度競輪場に行って生のレースを見ることから
始めてみてもいいかもしれませんね。

ちなみに、冬の間は休場していた富山も、
いよいよ4月に開幕します!

なんなら、女性のみなさん、私と一緒に見に行きます?(笑)
色々案内しますよん。

さて、来週は、岡山の玉野競輪場へ行ってきます。
3月19日(月)の15:00〜、
電話レポートをしますので、よかったらお聞きください。
また、リスナープレゼントもご用意しますので、お楽しみに♪

・・・

また、3月17日(土)の9:30〜は、
玉野競輪開設61周年記念「瀬戸の王子杯争奪戦」の楽しみ方をお届けする
特別番組『ゆっきー&山野の爆笑ケイリン塾』をお送りしますので、
こちらも是非聞いて下さいな。

★ドリームスタジアムとやまのHP
⇒ http://www.toyama-keirin.com/p/

そうそう、実は私、決勝も見たくて、
昨日は、富山競輪場ドリームスタジアムとやまへ行ってきました。
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残念ながら外しちゃいましたけど。(笑)

yukikotajima 12:47 pm

楽園のカンヴァス

『楽園のカンヴァス/原田マハ/(新潮社)』
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今日のユキコレ(『grace』内コーナー13:45頃〜オンエアー)
でご紹介するのは、アートミステリーです。

この本を私は松山に向かう飛行機の中、空の上で読みました。
これがとてもよかった。

この本を旅をしている最中に読んだことで、
旅も本もいずれもワクワク感が増しました。

本を読み終えた時、ちょうど機内アナウンスが入って、
思わず、マイクを奪って、いや、借りて(笑)、
機内にいる方たちに、私が感じているこの感動を伝えたい、と思った程でした。

誰かにこの思いを伝えたい!
と感じながら、やっと今日、ブログ&放送で伝えられるということで、
またまた興奮が復活してきました。(笑)

ふううはああ。(深呼吸)

っさて。
私の暑苦しい思いはこれくらいにして、
『楽園のカンヴァス』とは、どんな作品なのか簡単にご紹介しましょう。

ひと言で言うなら、絵画ミステリーです。

絵画ミステリーというと、
ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』が有名ですが、
こちらは、もっと読みやすいです。(笑)

本の表紙には、アンリ・ルソーの名作「夢」がそのまま印刷されています。

この作品は、この絵がポイントです。

アンリ・ルソーが描いた名作『夢』が展示されているのは、
ニューヨーク近代美術館。

主人公は、そこで働く学芸員のティム・ブラウンと、
もうひとり、日本人ルソー研究者のオリエ・ハヤカワの2人。

そんな2人は、スイスに呼ばれ、ある絵の鑑定を頼まれます。

彼らが目にしたのは、アンリ・ルソーの『夢』に酷似した作品。
その名も『夢をみた』。

この作品が本物かどうか、1週間で鑑定してほしい。
さらに、鑑定の材料として、7章からなる物語を毎日1章ずつ読むことを命じられます。

それは、ルソーの物語でした。
ルソーが、どのような生活をし、絵を書き、
だれと交流していたのかが、綴られています。
ちなみに、ピカソも登場します。

毎日物語を読んでは、一体誰が書いた作品なのか、
そして、それは事実なのか、それともただの物語なのか、
絵画との関連性は?
など、あれこれ考えをめぐらしていきます。

果たして、『夢をみた』は、ホンモノのルノー作品なのか?

というお話です。

しかも、この『夢をみた』をこっそり狙っている人がたくさんいるのです。
色々な人が絡んでいくことで、物語がどんどん面白くなっていきます。

正直なことをお話すると、
アートミステリーというと、
私は絵のことはわからないから、
最初は、理解できるかなぁ、と実は少し心配だったのですが、
物語として大変わかりやすいですし、
絵画についての説明もちゃんとあるので、
難なく小説の世界に没頭できました。

ちなみに、この小説の一番の面白さは、
登場人物たちが、絵を心から愛していることだと思います。

あふれんばかりの愛が感じられます。

きっとそれは、著者の思いなんだと思います。

著者の原田マハさんは、実際にニューヨーク近代美術館で働いていたこともある、
絵画に関してはプロのお方です。
絵を知り尽くし、そして絵を愛している。
だから、気持ちよく読めるのだと思います。

また、この小説には、倉敷の大原美術館も登場します。
偶然にも来週私は、岡山に行くので、
大原美術館にも行ってみようと思います。
あ〜、今からワクワクする!!!

そうそう、最初に、私は、旅のお共にいいよ、と書きましたが、
旅に出られない方でも、この本を読んでいる時は、旅気分を味わえると思いますので、
きっと楽しめると思います♪

本のページをめくれば、
そこには、ワクワクする世界が待っていますよ。

ボン・ヴォヤージュ!(よい旅を)

yukikotajima 11:49 am