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アキレスと亀

2008年10月28日

昨日、映画が観たい!と無性に思い、
仕事を定時で終わらせ、映画館へ。

私は、今がその瞬間だ、と思うと、すぐに行動してしまいます。
せっかく自分の心に湧いた感情を無駄にしたく無いじゃないですか?
と、まぁ、そこまで大袈裟なものでもないのですが、
とにかく映画が観たかったのです。

まず観たのは『アキレスと亀』。
監督・脚本は、北野武さん。
なんと、映画の中に登場する挿入画もご自身で手掛けているのだとか。
そこも見どころです!

描かれているのは、売れない男性画家の半生です。
絵に目覚めた少年時代は、ノスタルジックで温かみのある雰囲気。
青年時代は、やや青みがかっています。
そして黄色や赤といった原色が目立つ中年時代。
この色の対比は、武さんがおっしゃっていたことなのだけど、
たしかに面白いくらいはっきりと色がわかれていました。

色といえば、スクリーンが、ある色に染まる瞬間があります。
その衝撃は、初めての感覚でした。
キレイというよりも、私は、こわかった。
ぜひ、映画館の大きなスクリーンで味わってみてください。
テレビ画面では、あの迫力は感じられないと思います。

この作品は、アートがテーマになっていますが、
好きとか嫌いとか、良いとか悪いとか、判断基準って難しいものですね。
「もう、わからな〜い!」と、
映画を観ながら、髪の毛をぐちゃぐちゃにしたくなりました。
でも。
映画館を出るときには、キレイに髪の毛を整えられた状態でしたが♪

その理由は・・・それは映画を観てくださいな。

さて。
『アキレスと亀』を観て1時間もしないうちに、
今度は『ブーリン家の姉妹』を観ました。
この感想は、また明日。

yukikotajima 7:00 pm