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遅くなりましたが…

2010年1月19日

今年もよろしくお願いします。

おとといの「コスモ アースコンシャス アクト 野口健講演会 in 富山」に多数ご来場いただきまして、誠にありがとうございます。おかげさまで盛会のうちに終えることができました。私今井は、ずっと裏方にいたので、ゆっくりと野口健さんをお話をする時間がなかったのですが、その分、会場のみなさんがたくさんお話ししてくださったと思います。来場された皆さん、コスモ アースコンシャス アクトのブログにもぜひ書き込みをお願いします。

さて、今井ですが、遅ればせながら、きのう、書き初めを行いました。中学校の時までだったかなぁという方が大半ではないでしょうか、細長い紙に、半紙の筆よりも大きな筆でびしっと字を書く、あれです。学校では、冬休みの宿題の1つになっていました。

昨日は、あの学校の時と同じサイズの紙に字を書きましたが、お手本なし、2点書くうちの1点は、書く文字を自由に選択、というものでした。それだったら、楽じゃない?と思われるかもしれませんが、ちゃんと手順を踏まないと、できないものなんです(手順を踏まなくてもできる場合もありますが、それはこの後に書きます)。

まず、書く文字を選びます。課題となっている文字の場合は、ここは省略ですが、自由作品の場合、字を選ばなくてはいけません。字数制限はありません。ただし、「焼肉定食」といったものはNGなので、ちゃんと意味を持つ熟語などを選びます。

次に、字を調べます。字を調べるというのは、字の書き方を調べるというものです。文字の書き方には、楷書、行書、草書、隷書、篆書と5種類あります。それぞれの種類がどのように書かれているかというのを、字書で調べます。先ほど手順を踏まなくても…と書きましたが、思い込みで書いて、間違った字を書いてしまうと、後で大恥をかくことになりかねないので、なるべく手順どおりに自分は進めています。

そのあと、実際にペンなどで字を書いてみて、書き初めの作品のおおよそのイメージ図を作ります。家を建てるときの設計図みたいなものです。これをつくることで、字の大きさや角度、流れを掴みます。書き初めだけでなく、書道の作品全般で行われる作業ともいえます。

ここまで来たら、いよいよ本番。実際に書きます。イメージ図通りに書いても、何かが違う、もっとこうできるのでは?と、いろいろ試行錯誤しながら、最終的なものに仕上げていきます。

今回は、草書の作品1点と、隷書の作品を1点書きました。

今回書いたものは、今月下旬に展示される予定となっています(場所など確認が取れたら書き込みます。)。

写真がないのが…、これは、企業秘密ということで…。

 

takanobu827 12:41 pm