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もうすぐ6月 深夜食堂

2010年5月26日

おとといのことです。あるDVDを購入しました。自らDVDを買うのは何年ぶりでしょうか。

何を買ったのかいといいますと、「深夜食堂」

安倍夜郎さんの漫画が原作で、去年の秋に、関西など一部地域で10話のドラマで放送されていました。残念ながら富山での放送がなかったのですが、DVDになると聞いて、ちょっと迷いましたが(3枚組で10,000円)、買いました。

深夜食堂は、東京・新宿にある深夜12時から朝7時ごろまで開いている食堂を舞台にした、食べ物と人間模様を描いた漫画です。すでにコミックは第5巻まで販売されていて、次の6巻目は、今年の夏に発売予定です。

もともとこのマンガを読んでいたこともありますし、ドラマの主人公の食堂のマスターを、小林薫さんが演じるということもあって、ひそかに楽しみにしていました。小林さんと料理といいますと、かつてNHKで放送されていた「イキのいい奴!」の印象が強いですね。

で、実際に見ました(全部ではありませんが…)。原作の漫画を捻じ曲げることなく、また、1話だけでなく、2話ほどストーリーをかぶらせるような流れになっているので、原作を読んだ身としては「そうくるか…」と思って見ています。また、ドラマの設定が夜中なので、ビールが出るシーンが何回も出てきます。ついつい、それに合わせて晩酌しています。

ドラマの中では、酒のアテ(つまみ)になるようなメニューが毎回出てきますが、私の中では、ドラマ自体が、今の酒のアテになっています。

takanobu827 3:04 pm

MAY

2010年5月17日

まずは先月の答え合わせから。

結局田植えはできませんでした。田植えの日と仕事がバッティングしてしまって、田植えをしている様子は見ましたが、自分ではやれませんでした。えんえんえん…。

そういえば、田上、あ、もとい、田植えで思い出したことがありました。

「棚田オーナー制度」というものが昔話題になりました。山間部の棚田をある程度の大きさに区切って、都会の方々に1年間オーナーになっていただいて、田植えと稲刈りを体験していただき、取れたお米や地元の特産品がもらえるというものでした。現在も続いていまして、そろそろ田植えが行われるそうです。

この棚田オーナー制度に、富山県内でいち早く取り組んだのが、氷見市長坂地区でした。ここは、国道160号線を能登方面へひたすら走り、「女良」という地区から山手へ向かったところにあります。棚田のある場所に立つと、富山湾越しの立山連峰がきれいに見える、景色のよいところです。

ここで棚田のオーナー制度がはじまったのは、今から11年前の1999年。地元の人たちと全国からのオーナーたちとの地域交流と棚田の保全を目的にスタートしました。当時、県内のあちこちを取材していて、田んぼの中で育った私には、ぴったりの取材対象でした。

このオーナー制度を始めたいきさつなどについて、当時の地区の代表の方にお話を伺い、田植えの日の取材には、オーナーへのインタビューでは物足りず、自ら田んぼに入って田植えをし(手で植えるものです)、稲刈りの時も取材&お手伝いをし、さらに、当時の氷見市役所の担当の方と酒を酌み交わし、一般のオーナー並み、いやそれ以上でしょうか、どっぷり棚田につかっていました。

あれから10年以上経ちましたが、長坂のみなさんは、お元気でしょうか。週末、ちょっと足を延ばして長坂に行ってみると、にぎやかな声と、泥にまみれた人がたくさん待っているかも、しれません。

takanobu827 5:18 pm