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「頼成工務店 富山と暮らす」20130年9月13日放送分

2013年9月13日

今月は富山市山田清水(やまだしょうず)にある吉田寛さんのお宅を紹介していますが、2週目の放送です。

山里の豊かな自然に抱かれて息子さんご夫婦とお孫さん、ご家族4人で暮らしていらっしゃる吉田さん。
外観は富山らしい昔ながらの大きな家、そんな純和風のスタイルを踏襲しつつ、大広間やキッチンなどには現代的な手法を加えて10年ほど前に新築されています。
なにしろご主人の寛さんは大工さんということですから家づくりの本職です。
家を建てた時はご自身も工事に加わって頼成工務店と一緒に汗を流されました。
大工さんが自分の家を自分で建てるという話は、世の中にはあるのかもしれませんが、吉田さんの家づくりですごいのは木材の調達なんです。

ご自身の山で育った木を伐採し、それをご自身で運んで、製材したのち骨組みや仕上げ材料として利用していらっしゃいます。
すべてを自給自足でまかなったそうです。
ちなみに吉田さんのお宅は厳密に言うと、まだ完成していないところがあって、そこはご主人の寛さんが息子の茂さんと協力しながら、ゆっくりと仕上げていく予定なんだそうです。
ですから座敷の床の間は「べんがら・渋」塗りまで終わっていて、このあと漆を塗ることにされています。
新築した際はさしあたって生活に不可欠な「寝室」や「キッチン」などを完成させて、「縁側」や「座敷」などの工事は職人である寛さんがゆっくりとご自身で手をかけていく仕事として残してあります。
どんなふうに漆をかけようか、またどんなふうに仕上げようか、地道に家を完成させながら、寛さんがとっても楽しそうに思案されている様子が印象的でした。
さてインタビュー後半は客間としての座敷を中心に家の内部について伺っています。
吉田さんの昔のお宅の大きな枠の内「平物(ひらもの)」、「ひらもん」と呼んだりもしますが、新しい家ではこれを違った場所に再利用していました。
「大黒柱」も「ひらもん」もそれぞれケヤキなんだそうですが、職人さんの技によって新たな生命(いのち)が吹き込まれていました。

それでは吉田さんの事例から学ぶ、いい家作りをするための鉄則です。

「家族にとって一番の家は百人百様、めざすのは世界にひとつだけの家づくり」

豊かな明日の暮らしを提案する頼成工務店、おかげさまで皆様方に支えられて創業55年を迎えました、ありがとうございます。
またとやまの木と向き合った暮らしを提案し始めてはや16年。
これからもお客様の幸せと健康で豊かなな暮らしのための良きパートナーとして、皆様と共に歩み続けます。
さて頼成工務店では暮らしを訪ねる家づくりセミナーを開催致します。
第4回目は砺波市安川のお宅で行います。
まもなく建築して丸8年となるお宅で家づくりのノウハウをお施主様を交えてお話しします。
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takanobu827 5:37 pm