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「頼成工務店 富山と暮らす」2013年2月8日放送分

2013年2月8日

今月は、富山市の東(あずま)まさかつさん、のりこさんご夫妻のお宅を紹介します。
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さて、これまでいろいろなお宅を取材させてもらいましたが、その中では「伝統的な和のたたずまい」と呼ぶに一番ふさわしい住まいでした。いわゆる座敷があって、仏壇、床間、欄間など、日本の家ならでは建築様式を随所に盛ることができたんですが、その中でも目をひいたのが出書院です。
新しく家を建てるときは「我が国独特の趣が漂う家にしたい」というのがご夫妻のご希望だったということで、上部の塗り壁がゆるやかに円弧を描いている出書院の上品な雰囲気は、まるで京都の町屋にある旅館と重なりました。
書院障子の内側には簾(すだれ)がかけられていて、外から入る光を室内にやさしく導いていました。

「出書院」のさがり壁にどれだけのカーブをつけるかみんなで思案したというお話がありましたが、ご家族それぞれの思いや希望を実際の家づくりにおいて形にしていく作業は、苦労もありますが、完成時にはそれ以上の喜びが味わえます。
なんということでしょう! これぞ家づくりの醍醐味と言えるのではないでしょうか。
出書院だけではなくて、訪れた人が思わず見とれてしまうような仕掛けが東さんのお宅にはいくつもありました。
そのひとつが、前に住んでいた家の懐かしい家具やアイテムの再利用。リビングのインテリアとして新たな命を吹き込まれた簾戸(すど)もそうでした。
ところで簾戸、ご存じでしょうか。
簡単に言うと襖(ふすま)の木枠に簾(すだれ)をはめ込んだ建具なんですが、夏になると和室の障子戸を、この簾戸に変えて暑さをしのいできたというのが和の伝統スタイル。見るからに情緒がありましたよ。
古いものがかえって斬新で、また新鮮に思えたインタビューでした。

それでは東さんの事例から学ぶ、いい家作りをするための鉄則です。

「懐かしい思い出の品はポイと捨てないでとっておく、あとは匠に相談して任すべし」

さて、頼成工務店では10日に暮らしを訪ねるセミナーで4年目を迎えるOB宅訪問セミナーを企画、多数の応募を頂き午前と午後の2回行わせていただくことになりお礼を申し上げます。
また、頼成工務店では同じ自然の素材で造りあげた家族の暮らしを考え、将来を見据えた造りの分譲住宅を婦中町長沢ひまわり台にて2棟限定販売中です。
保育園、小学校、中学校そしてショッピングセンターに大変近く利便性抜群、子育て応援の家として、この2月10日、11日に分譲見学会開催、子育て応援特別キャンペーンも着いています。
詳しくはホームページ又はお問い合わせください。

電話でのお問い合わせは076-465-1001までお願いします。
頼成工務店のホームページは、こちらから。
 

takanobu827 8:19 pm