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護国寺のシャクナゲ

2024年4月29日

大型連休も中盤に差し掛かっていますね。

リスナーのみなさんは、どんな連休をお過ごしでしょうか。

明日から平日を3日挟んで、また金曜日から連休となりますが、

今が見ごろのシャクナゲを見に行ってみませんか?

 

今回は、朝日町境にある護国寺をご紹介します!

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今回は、護国寺の29世 ご住職の高島清亮さんにお話を伺いました。

 

護国寺は、平安時代の809年に弘法大師空海によって創建されたといわれる真言宗のお寺です。

当時は、今の護国寺の場所よりももっと高い位置にあったそうです。

平安時代のことなので、確実な情報とは言えないんですが、このように伝えられているとのことでした。

 

そして、今の場所に護国寺ができたのは1600年代の初期です。

江戸時代初期のころです。

この時代は、境地区と新潟県の県境に大きな関所が設けられていました。

高島さんによると、富山新潟県境の境川のあたりから、

2キロちょっと離れた堺鉱泉のあたりまで、関所になっていたそうです。

 

この関所で働く方が亡くなった際に弔うため、

加賀藩からこの地に寺院を作るよう命があり、護国寺が今の地にできました。

この時、関所奉行をしていた長谷川親子も尽力したそうです。

 

護国寺は、400年もの間、朝日町境を見守る寺院ということです。

 

本堂のほか、護摩祈祷が行われる五大力堂や、滝行が行われる滝や、

不動明王尊、聖観音像があります。

 

 

そして、長い歴史がある護国寺ですが、

別名「シャクナゲ寺」とも呼ばれています!

 

護国寺の本堂の裏に、広くて立派なお庭があるんです。

今の季節になると、およそ300株、30種類のシャクナゲがきれいに花を咲かせることから、「シャクナゲ寺」と親しまれています!

 

お庭は、池泉回遊式庭園という形式になっています。

護国寺の境内に3つの池があり、

池の周りをのんびり歩きながら、お庭を楽しむことができます。

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池も滝があったり、橋がかけられたりと、とっても豪華でした

綺麗な鯉も泳いでいます!

 

そして、今シャクナゲが植えられているお庭のところは田んぼだったそうなんですが、

先代のご住職が、「お庭を見て、心の安らぎが生まれれば」という思いで、

長い時間をかけてお庭をつくったそうです。

 

なぜ、シャクナゲの花が植えられたのかというと、

真言宗の本山である高野山金剛峰寺周辺には自生したシャクナゲが咲いていて、

とっても綺麗だったからとのことです。

 

白に、薄いピンク、濃いピンクと、どの種類も可愛らしいお花で、癒されます!

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個人的には、花びらのうちが濃いピンク色で縁取られ、ハイビスカスのようなシャクナゲがお気に入りです!

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シャクナゲは、本来標高800mほどのところで育つ植物です。

護国寺があるところは、標高40mなんですが、

もう50年以上花を咲かせている木もあります!

 

また、お庭には日本で自生している日本シャクナゲと、

西洋で品種改良された西洋シャクナゲがあります。

 

西洋シャクナゲは、「花木の女王」とよばれる大きく豪華な花が特徴です!

花だけだと日本シャクナゲも西洋シャクナゲも綺麗で見分けがつかなかったんですが、

葉っぱの裏側をみると、見分けることができます。

 

日本のシャクナゲは、葉の裏に茶褐色の毛が生えているのに対し、

西洋シャクナゲは葉の裏も緑色です!

 

ぜひ、みなさんも葉っぱの裏で見分けてみてくださいね。

 

また、シャクナゲは暑い時期は水をしっかり上げるのが大切なんですが、

護国寺は300株あるので、水やりもすべてやるのは難しいですよね。

ただ、夏はお庭の池の水が蒸発して朝露となるため、

シャクナゲにも水分がしっかりいきわたります!

お庭に池があることが、ここで役立つのか!とびっくりしてしまいました。

 

そして、シャクナゲを毎年綺麗に咲かせるために、

花の時期が終わると花摘みという作業をしているそうです。

1株にたくさんの花をつけるので、本当に大変な作業ですよね。

また、年に二回消毒や、冬は雪囲いもしています。

 

先代の思いを引継ぎ、高島さんが今もお庭を守っています。

 

また、お庭はシャクナゲの他にも、

これからの季節はツツジやサツキ、

また赤や緑の紅葉もあり、心落ち着く空間です。

 

今回お庭をみながらお話を伺ったんですが、すごく心地よい空間で、

心穏やかになりました!

 

鳥のさえずりや、お庭にある滝の音も聞こえてくるのも、

良いんですよね~!

ぜひ、ゆっくりお庭を楽しんでほしいです!

 

また、お庭の中に四国八十八か所、西国三十三か所のお砂踏霊場が作られ、

お庭を回りながらお参りすることもできます。

さらに、お庭には可愛らしい石像もありますので、

お気に入りの石像を探してみるのもいいかもしれませんね~!

 

そして、護国寺から海を眺めるのもおすすめです。

高島さん一押しのスポットで、

高いところから海を見渡すことができるため、

水平線が丸く見えるんです!

 

残念ながら行った日は曇りで、青空に青い海の景色は見ることができなかったんですが、

水平線が丸くなっているのは見ることができましたよ~!

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今度は、晴れた日に行ってみたいですね~!

 

今が見ごろのシャクナゲですが、だいたい5月上旬ごろまで楽しむことができます。

そのあとは、ツツジとサツキ、

秋の紅葉もおすすめです。

お庭は斜面に作られているため、歩きやすいスニーカーで行くのがいいと思います!

 

今回、初めて護国寺に行きましたが、

本当に心が落ち着く空間で、長居したくなるスポットでした。

ぜひ、みなさんもシャクナゲがきれいに咲いている大型連休に、

訪れてみてくださいね!

 

今回は、朝日町境にある護国寺をご紹介しました!

 

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護国寺

場所 朝日町境エリア

拝観料 無料

※ただ、お庭はお寺の敷地内ですので、

お庭を楽しむ前に本堂を参拝してくださいね。

参拝の際に、お志を浄財箱にお入れください!

詳しくは、コチラから。

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mizunashi 12:00 PM