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梅かまミュージアム U-mei館

2024年1月29日

1月も残すところわずかとなりました。

今月もあっという間で、もう1か月終わるんだと驚いています。

2月は、もっと短いと思うと少し焦りますね(笑)

ぼーっとしてると、すぐ時間が過ぎてしまうので、

適度に休みつつ、来月も頑張っていきます。

皆さんも、無理せず一緒に頑張りましょうね!

 

さて、先週のSTEP!では、富山市にある「梅かまミュージアム U-mei館」をご紹介しました!

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私は、富山に来てもうそろそろ丸3年になります。

富山に来て、びっくりしたこともいろいろありますが、

驚いたものの一つが、富山のかまぼこです!

 

私にとって、かまぼこというと、

板についているピンクと白のかまぼこでしたし、

大学時代住んでいた宮城県仙台市では、笹かまぼこが有名でした!

なので、富山に来て、スーパーで、

板についていない渦巻のかまぼこと昆布がまかれた「昆布巻」を見た時は、

これがかまぼこ!?と驚きましたが、

かまぼこに、昆布の旨味が染み込んで、美味しいですよね!

 

U―mei館では、商品の購入のほか、

かまぼこの歴史を学べるパネル展示、工場見学、

土曜日限定の不定期開催ですが細工かまぼこ作り体験ができる施設です!

 

今回は、富山のかまぼこについて、

梅かまの常務取締役 工場長の大門満さんに詳しく教えていただきました!

 

大門さんは、この道40年以上のかまぼこづくりのスペシャリストです!

 

まず、かまぼこの歴史についてなんですが、

日本の文献にかまぼこが初めて登場したのは、

平安時代1115年のことです!

 

そして、江戸時代の末期のころには、

かまぼこづくりの製法が確立されていました。

富山湾でも多種多様なお魚がとれたので、かまぼこづくりが行われていました。

江戸時代後期は、北前船の寄港地だった富山に、北海道から昆布が入ってきていました。

昆布を使ったかまぼこが何かできないかと、

昆布巻が作られるようになったそうです!

 

梅かまの昆布巻は、北海道の函館産の昆布を使っています!

昆布も産地によって、厚みや大きさが変わってきます!

函館の昆布は薄めで、幅広なので、昆布巻に最適です!

 

また、すり身にも昆布エキスや魚醬を加えているので、

よりコクのある味に仕上がっています。

 

昆布巻は、昆布にすり身をのせて巻いていきます。

長い昆布を縦方向ではなく、

横方向に巻いていきます。

縦に巻くと、巻いた後に昆布が伸びてしまうそうなんです。

 

何気なく食べていましたけど、

美味しい昆布巻には、いろいろな秘密があったんですね!

 

そして、通常の昆布巻は機械で作られていますが、

梅かまの300gもある別撰の昆布巻は、職人が一つ一つ手作業で巻いています。

 

綺麗に均等に巻くためには、10年ほどかかるそうです!

大門さんは、すり身をとっただけで、

300gより多いか少ないかの微妙な違いもわかるそうです!

 

また、別撰のかまぼこは、より上質なすり身が使い、

無添加で作っています!

贈り物などに喜ばれる商品です!

 

 

そして、もう一つ職人さんが手作業で作っているのは、細工かまぼこです。

 

細工かまぼこも、富山に来てびっくりしたんですよね。

結婚式の引き出物の定番ですが、

もともとは祝いの席に欠かせない鯛がとれない時期、

かまぼこで鯛を作り、代用したのが始まりだそうです!

 

結婚式が多く行われた時代は、

多い日は一日に1200枚の鯛の細工かまぼこを作っていたと知り、驚きました!

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鯛の細工かまぼこは、型を使って作る土台の上に、

へらのような包丁を使って、赤い生地をのせて、

さらに細かく模様を描いていきます。

赤の生地を、一定の厚さで塗るのがかなり難しいそうです。

 

U―mei館では、工場での作業をガラス越しに見学できます!

取材に行った日は、バレンタイン用のハートの細工かまぼこを作っていました。

ちょうど、土台にピンク色の生地をへらで載せていたんですが、

もう本当に手さばきが綺麗!

むらなく、均一に生地をのせていて、つい見入ってしまいました!

 

鯛の他にも、縁起のいい鶴や亀、宝船、富士山、

寿や祝と文字いれしたものもあります!

 

また、季節に合わせてた細工かまぼこもあります!

これからのシーズンは、バレンタインや桃の節句、

卒業式や入学式などをイメージした商品が並びます!

 

私は、雪だるまの細工かまぼこをかったんですが、

大きな細工かまぼこよりも、手ごろな値段で購入できるので、おすすめです!

 

そして、U―mei館では、細工かまぼこ作り体験も行っています。

鯛の土台に、7色の生地を使って、自由に絵付けができます!

カラフルな鯛にしてもいいですし、

好きなキャラクターをかいてもいいですし、

ぜひ、世界で一つだけの細工かまぼこを作ってみてくださいね!

 

土曜日限定で、不定期開催となっています。

体験は、一人1980円、

親子ペアチケットは2970円です。

WEB予約のみ受け付けています。

詳しくは、予約サイトをご覧になってみてくださいね。

 

私も、今度体験しに行こうと思っています!

 

今回、富山のかまぼこについて詳しく知ることができて、とっても楽しかったです。

いろいろ購入させていただいたんですが、昆布巻、赤巻はもちろんのこと、

白エビが入った焼きかまぼこも、美味しかったです!

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ぜひ、見学や細工かまぼこ作り体験、ショッピングも楽しんでくださいね!

今日は、富山市にある梅かまミュージアムU―mei館をご紹介しました!

 

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梅かまミュージアム U-mei館

営業時間 午前10時から午後4時まで

入場 無料

定休日 水曜日・日曜日・祝日

*不定休の日もありますので、詳しくはHPの営業カレンダーをご確認ください。

 

細工かまぼこ作り体験

日時 土曜日限定で不定期開催

料金 一人1980円

親子ペアチケット2970円(大人1名+小学生以下1名)

予約方法 WEB予約 (予約はコチラから。)

*予約は体験日の7日前まで

次回の開催日 2月10日

 

*梅かまミュージアム U-mei館のHPはコチラ

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mizunashi 12:15 PM

今夜は、鍋。-温かな食卓を囲む7つの物語-

2024年1月26日

寒い冬は鍋が食べたくなりますよね。

 

私も先週末は、チゲ鍋を楽しみました!

白菜をたっぷりいれて、キノコに豚肉、そしてメインのお豆腐。

ぐつぐつ煮込んで食べる鍋は、寒い冬も体が温まります。

 

今回は、鍋にまつわる短編小説をご紹介しましょう!

 

ご紹介するのは、新潮文庫からでている短編小説「今夜は、鍋。-温かな食卓を囲む7つの物語-」です。

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全部で7篇で、

角田光代さん、青木裕子さん、清水朔さん、友井羊さん、額賀澪さん、織守きょうやさん、6名の作家さんの作品が収録されています。

 

今回の短編集では、

家族や恋人、友人と鍋を囲むひと時がそれぞれ描かれています。

 

ほっこりなお話が続くのかと思いきや、

どのお話も読みごたえがあって、それぞれ全く異なるお話で面白かったですね!

 

例えば、最初に収録されている角田光代さんの短編小説「合作、冬の餃子鍋」は、

食に対してプライドが高く、食の好みが違う人とは絶対に付き合わないという持論をもつ女性のお話です。

かなり短いお話なので、

これ以上はネタバレになってしまうので話せないんですけれど・・・(笑)

 

少し妥協できるものから、絶対に譲れない!というものまで、人それぞれだと思いますが、

多くの人は、料理や掃除、趣味などで「こだわり」を持っていると思います。

 

このお話の主人公の場合は、食へのこだわりです。

自分の譲れないこだわりとどう付き合っていくのか、

短い小説の中でも、女性の心境などがぎゅっと詰まっていて、面白かったです!

 

また、角田光代さんのお話は2作収録されているんですが、

もう一つも母と娘のお話で、心がホッと温かくなりました。

 

あと、個人的に好きなお話は、清水朔さんの「初鍋ジンクス」です。

 

タイトルだけみると、

小さい子供が初めて鍋を食べる話とか、

結婚して、初めて食べる鍋の話とかかなぁと思っていたんですが、

「鍋」が主人公なんです(笑)

まさか、調理器具の鍋が主人公とは思ってもいませんでした(笑)

 

話は、百貨店にある売り場からスタートします。

主人公の鍋「花三島」は、同じ売り場にいる最古参の鍋「菊花」に、

「初鍋ジンクス」について教えてやるよ!と話しかけられます。

 

初鍋ジンクスというのは、最初に作られる料理で、鍋の寿命がかわるというものです。

先輩鍋の菊花いわく、最初の鍋の食材が少ないほど長持ちしない、具沢山だと長持ちするとのこと。

また、百年たった道具は付喪神になるらしいです。

 

6人用の大きな10号鍋の「花三島」は、

どんな人に購入され、そしてどんな初鍋を迎えるのでしょうか。

 

鍋目線のお話なんですが、

鍋からみた人間関係であったり、時には同じ家で過ごす別の道具と情報交換をしたり。

 

鍋の花三島は、どんな思いで初鍋をまつのか、

どんな夢をいだくのか。

 

ぜひ、実際に読んで確かめてみてくださいね!

 

他にも、昔ルームシェアをしていたメンバーが紡ぐ物語「4人いるから火鍋にしましょう」や、学校が舞台の「両想い鍋パーティー事件」などなど。

 

ほっこりなお話から、学園もの、ホラーまで。

複数の作家さんが参加しているからこそ、

1冊で様々なテイストのお話が楽しめます!

 

短編集ですし、短いお話だと10ページちょっとのものもあるので、

普段本を読まない方にもお勧めしたい1冊です!

 

この本を読むと、きっと親しい人と鍋を囲みたくなりますよ!

 

今日は、新潮文庫から販売されている短編小説「今夜は、鍋。-温かな食卓を囲む7つの物語-」をご紹介しました!

 

 

mizunashi 8:00 PM

富山県水墨美術館

2024年1月22日

寒い日が続いていますが、

お休みの日にゆっくりとアート鑑賞はいかがでしょうか。

全国でも人気の作品展が、富山で開催中なんです!

 

今回は、富山県水墨美術館で開催中の企画展「超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA」をご紹介します!

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超絶技巧展は、全国各地の美術館で行われていて、

水墨美術館ではおそそ5年ぶり、3回目の開催です!

前回よりパワーアップして、戻ってきました。

 

大人気の企画展で、

平日の午前中も、多くの方が見に来ていました!

 

まず、明治工芸についてご紹介します。

明治時代は、日本の政府が変わり、大きく時代が動いた年でした。

また、ヨーロッパなどとの貿易も盛んにおこなわれるようになり、

外貨が必要になりました。

江戸時代のころから、藩に仕え高い技術を誇っていた職人たちが、

外貨獲得のために、精巧な作品を作り輸出していたそうです。

明治工芸の多くは輸出していたので、日本国内に残っている作品は少ないそうです。

 

今回の企画展では、明治時代に作られた作品と、

伝統を引き継ぎつつも、新しい発想で作りだされた緻密で繊細な作品を作っている現代作家のみなさんの作品が展示されています。

 

どの作品も、緻密で驚かされました!

今回は、特に私がびっくりした作品をいくつかご紹介します!

 

まず、ご紹介するのは、現代作家 前原冬樹さんの「一刻 スルメに茶碗」です。

本当にイカを干して作った本物のスルメにしかみえないんですよ!

木製のクリップで挟まれているんですが、

質感といい、イカの10本ある腕の部分であったり、

本当にどこか海沿いの街で干されていそうなスルメなんですけど、木からできているんです!

それも、クリップについている金属に見える鎖の部分から、

スルメの足、腕の部分まで、一本の木からできているんです!

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足の部分の細かい隙間は、細い彫刻刀などを使って、

緻密に作業しているそうです。

 

そして、リアルな質感は、東京芸術大学在学時に先行していた油絵で色を付けています。

 

見れば見るほど、本物にしか見えずに驚かされる作品です。

ぜひ、ご覧になってみてくださいね。

 

続いてご紹介するのは、現代作家の森田亜耶さんの作品「ヴィーナスの誕生Ⅱ」です。

作品名だけ聞くと、絵画作品もしくは造形作品かな?と感じると思うんですが、

切り絵の作品です。

 

切り絵は、一枚の紙をカッターなどを使って、人物や植物の形に切り抜くアートの手法です。

一度はやったこと、もしくは見たことがあると思います。

 

ただ、森田さんの切り絵は、私が思っている切り絵の何十倍も緻密で美しい作品でした。

 

まず、作品がすごく大きいんです。

縦横一メートルを超えるほどの切り絵です。

 

そして、今回はヴィーナスをテーマにしています!

真ん中に美しい女性が座っていて、

女性にツタのような木がまとわりついているような作品です。

木には、鳥が止まっていたり、ヘビが身を潜めていたり、

女性の足元にはウサギがいたり。

 

遠目くからみると、モノクロの絵画に見えるほど、細部まで切り絵で再現しています。

女性は、網目のような細かい描写になっていて、

いったいどのくらいの時間をかけて、制作したんだろうと思いました。

近くでじっくりと見てほしい作品です!

 

そして、次にご紹介するのは、明治工芸の作家安藤緑山の作品です。

明治末期から昭和の戦前期に活躍した牙彫師です。

牙彫師とは、動物の牙を用いた作品を作る方のことで、

安藤緑山は、主に象牙、ゾウの牙を使って作品を作っていました。

 

その作っていた作品というのが、リアルな野菜や果物動植物です。

今回は、果物の柿やイチジク、松竹梅と題して、松ぼっくりやタケノコ、梅を作った作品などを見ることができます。

枝付きの柿で、一部変色したり傷がついていたり、リアルを追求した作品です。

固い象の牙で、どうやってこんなにリアルな作品を作ったんだろうと、つい考えちゃいます。

 

そして、安藤緑山の作品と対をなすように、現代作家の岩崎努さんの作品が展示されています。

岩崎さんの作品も、リアルな果物や野菜の彫刻なんですが、

牙ではなく、木で作っています。

富山の伝統工芸・井波彫刻を生業とする家に生まれ、井波彫刻師の父のもとで修業をした作家さんです。

現在も富山で、作品作りを行っています。

作品は、すべて一木造りとなっていて、およそ240本にもなる鑿を使い分けているそうです!

特に、さくらんぼをかたどった作品に目をひかれました。

私の地元ではさくらんぼも有名で、よくさくらんぼ狩りもしていたんですが、

『さくらんぼの木に、このサクランボが付いていても、見分けがつかないだろうな』と感じました。

 

他にも、金工や漆、陶磁器、七宝、ガラス、紙、水墨画、刺繍などなど。

どの作品も、緻密で驚かされます。

ぜひ、一つ一つゆっくりとご覧になってみてくださいね。

 

また、今回の地震で、作品は損傷などなく、すべて無事だったそうです。

現在は、耐震対策を強化して作品を展示しています。

ただ、一部の作品は耐震対策の強化が難しく、展示を取りやめておりますので、

ご注意ください。

 

どの作品も、その道のハイレベルな技術が使われていて、

時間をかけてゆっくり楽しみたい作品展になっています!

ぜひ、お気に入りの作品を見つけてみてくださいね!

 

今回は、富山県水墨美術館で開催中の企画展「超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA」をご紹介しました!

 

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富山県水墨美術館

開館時間 午前9時30分から、午後6時まで

*入室は午後5時30分まで

休館日 月曜日

 

現在開催の企画展「超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA」

期間 2月4日(日)まで

企画展の観覧料 一般900円、大学生450円です。

 

富山県水墨美術館のHPはコチラから。

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mizunashi 12:00 PM

青森の郷土料理『かっけ』

2024年1月19日

今日のSTEP!では、私の地元青森の冬に食べたい名物をご紹介しました!

 

青森というと、やっぱり『りんご』のイメージが強いですよね。

あとは、先週の放送でも話題にあがった『せんべい汁』や、

B級グルメで行くと、『十和田のバラ焼き』だったりも有名ですかね!

 

最近、周りの方から、「お土産でもらったせんべい汁を食べたんだけど、

せんべいがしなっとして、汁が染み込んで、美味しかった!」と感想をいただきました。

 

私は、残念ながらいけなかったんですけど、

高岡なべ祭りでもせんべい汁の提供があったということで、

ラジオを聴いている方の中にも食べたよ~!という方もいらっしゃるかもしれませんね!

 

そして、今日ご紹介するのは、『かっけ』と呼ばれる郷土料理です。

せんべいと同様に、小麦粉を使ったものになります!

 

『かっけ』という名前を聞いても、

知らない人からすると、どんな料理かイメージが付かないですよね(笑)

 

かっけは、小麦粉と塩、そして水を混ぜてつくる料理です。

生地の厚さは、3㎜から5㎜ほどとかなり薄いです!

 

この薄めの生地を、二等辺三角形に切り、

昆布などで出汁をとったお鍋でサッとゆでます!

そして、ゆであがったら、

ニンニク味噌やねぎ味噌をつけていただく料理となっています。

 

私の実家では、出汁をとったお鍋に、

大根やお豆腐、ちくわなどをいれて、

そこにかっけをしゃぶしゃぶするような形でサッとゆでて食べていました。

 

表面はつるっと、噛むともちっとした食感が癖になります!

寒い時期に、にんにく味噌をつけて食べるので、

体も温まります~!

 

小さいころは、ニンニクがあまり得意ではなかったので、

ねぎ味噌も作ってもらていました!

すり鉢で、みじん切りにしたネギを軽くすりつぶし、

みそ、みりんをいれた特製味噌です!

 

この味噌が大好きでした!

今は、ニンニク味噌も好きです!

 

私の家では、小麦粉でつくるかっけ、通称『麦かっけ』が定番だったんですが、

そば粉で作る『そばかっけ』もあります。

そばかっけのほうが少しだけ生地が固めで、

食べ応えがありました。

 

かっけは、青森県の南部地方、また岩手県北部で食べられている郷土料理です。

もともと南部地方、冬はかなり冷え込み、江戸時代は何度も飢饉に見舞われていたそうです。

そのため、麦などの雑穀を工夫して食べる郷土料理が生まれたと言われています。

かっけに限らず、せんべいもそうですし、

『ひっつみ』というすいとんのような料理もあります。

 

また、『かっけ』の起源ですが、

昔、南部藩のお殿様が『そば』を食べたところ、大変気に入って、

『このような美味しいものは、庶民は食べてはいけない』とご法度にしました。

そのため、街の人たちは、蕎麦を作るときに出る切れ端を練り、

三角に切ってゆでて、味噌をつけて食べたと言われています。

これが、『かっけ』の始まりです。

 

また、『かっけ』と呼ばれるようになったのは、2つの説があります。

一つは、方言でかっけというのは、『端っこ』のいみなので、

『かっけ』という名前になったという説。

もう一つは、『これ、食べろ!』という意味の方言、『かぁ、け!』から、名前が付けられたという説です。

 

また、一部の地域では、『かっけ』のことを、『つつけ』と言います!

 

私の家は、市販の『かっけ』を買って食べていましたが、

自分のお家で作っている方もいましたね~!

 

調べてみたら、インターネットでも販売しているお店もありました!

インターネットでは、『青森 かっけ』もしくは、『つつけ』で調べると、

いろいろ出てくると思います!

 

私も、かっけの話をしていたら、

久しぶりに食べたくなってきました~!

気になった方は、ぜひ、青森の郷土料理『かっけ』食べてみてくださいね~!

 

今回は、青森県南部地方の郷土料理『かっけ』をご紹介しました!

 

*かっけについて紹介している青森県のサイトはコチラ

mizunashi 8:00 PM

「いいねの日」

2024年1月15日

先週STEP!を放送した1月12日は、語呂合わせで「いいねの日!」でした。

7時台の「みずなしまほの『これ、いいね!』」のコーナーでは、いいねの日をご紹介しました!

 

「いいねの日」と言われても、具体的にはどんな日?と感じる方も多いと思います。

この「いいねの日」は、2021年に制定された、

比較的最近できた記念日です。

 

「#指先でエールは送れる」をキャッチフレーズに、

SNSなどで「いいね!」のボタンを積極的に押すなど、

自分や他の人にエールを送る機会をつくることで、

送った人ももらった人も心が温かくなって小さな幸せが増える日にしたいという思いで、

記念日が作られたそうです。

 

SNSもここ数年ですごく浸透しましたし、

リスナーの皆さんも、日ごろから『いいね!』をしている方も多いかなと思います!

 

STEP!の投稿にも、

みなさんいつも『いいね!』ありがとうございます。

やっぱり反応をもらえると嬉しいです。

 

そして、今回、この話題を紹介しようと思ったのは、

私のブログタイトルが『みずなしまほの「これ、いいね!」だからです!

 

このタイトル自体は、

私が「いいな~!」「みんなにも伝えたいな~!」と思うことやもの、場所を伝えたい!という思いで、『これ、いいね!』と名付けました!

 

いいね!と思ったことを共有することで、

少しかもしれませんが、幸せの輪が広がるのかなと思っています。

 

これからも、私が「いいな!」と思ったもの紹介していきますので、

お楽しみに!

 

話を戻して、「いいねの日」について!

みなさんは、どんな投稿にいいね!をしていますか?

 

親しい友人の投稿や、好きな芸能人の投稿、

スポーツの話題などなど。

 

私は、いつもXでSTEP!宛にメッセージを送ってくださった方に、

『今日もメッセージありがとうございます!』の気持ちを込めて、

いいね!させていただきます。

 

『いいね!』という一つの行動でも、

いろいろな意味があると思います!

 

ただ、気軽にいいね!を押していきたいですが、

残念ながら、そうはいかないのもSNSの難しいところだなと感じています。

 

最近は、SNS上に誹謗中傷の投稿もあったり、

正しい情報かわからないものもあったり。

 

今回、1月1日に起きた地震の時も、SNSでの間違った情報が出回り、

間違った情報の拡散などが問題になっていました。

間違った情報を拡散してしまうと大変なので、

いいねや拡散をする前に、正しい情報か確認することが必要になります。

 

本当に正しい情報か見極めたうえで、

自分がいいな~!エールを送りたいな~!というものに、

『いいね!』を送るのがいいのかなと思います。

 

また、SNS上のいいね!だけではなく、

リアルでも『いいね!』と伝えるのもいいと思います!

例えば、今日会った人の洋服が素敵だな!と思ったら、

『そのコート素敵だね~!』と伝えてみたり、

誰かの行動がいいな!と思ったら、

『いつも○○してくれてありがとう!』と伝えてみたりしてくださいね。

 

私自身、誰かのいいところに気付ける人になりたいなと思っています。

 

あとは、自分のことも『いいね!』とほめてみてくださいね!

今日は、「仕事でトラブルがあったけど、頑張った!今日もお疲れ様!」とか、

「休みの日も、家の掃除をしていいね!」とか、

些細なことでも、一日のことを振り返って、頑張ったことや良かったことを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

私は、もともと『自分なんて、、、』というタイプだったんですが、

反省するところはしっかり反省して、良かったところはしっかり認めることで、

少し過ごしやすくなったなと思います。

 

ぜひみなさんも、SNSや周りの人、自分に『いいね』してみてくださいね!

 

今回は、『いいねの日』をご紹介しました!

 

*いいねの日のHPはコチラ

mizunashi 12:00 PM

富山県こどもみらい館

2024年1月12日

今日のSTEP!では、射水市太閤山ランドの中にある「富山県こどもみらい館」をご紹介しました!

 

富山県こどもみらい館は、『発見と創造』をテーマに、

遊びながら学ぶことができる施設です!

 

去年12月に取材に行ってきましたが、

冬休みに入っていたので、たくさんの子どもたちが元気に遊んでいました!

 

まずは、簡単にこどもみらい館の施設をご紹介します!

 

初めにご紹介するのは、プレイトンネルやプレイカプセルなどの大型の遊具です。

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(プレイカプセル↑)

 

こどもみらい館の1階と2階に、

全長100mのトンネルなどの遊具があります!

 

トンネルは、どこの入り口から入ってもOK!

トンネルに入って、たどり着く場所はいったいどこでしょうか。

いろんな出入り口があるので、

たくさん遊ぶことで、

『あ!ここのトンネルの入り口はこのエリアにでて、

こっちの通路は一階につながっている!」などの、発見があると思います。

 

また、2階にはキンダールームという乳幼児と家族が一緒にくつろげる空間もあります。

小さい子向けのおもちゃが多く、

木製のキッチンなど、おままごともできたりします。

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授乳コーナーも設置され、

アドバイザーによる子育て相談も行っています。

 

そして、キンダールームとは別に「幼児コーナー」もあります。

幼児コーナーには、複合滑り台や立体迷路、回転遊具などがあり、

小さなお子さんが安心して遊べるスペースもあります。

 

小さなお子さんや小学生など、

どの年代の子どもたちも楽しめる施設です。

 

他にも、小さいお子さん向けの絵本から小学生向けの図鑑や児童書などがそろう「ライブラリー」や、

ボードゲームなどで遊べる「子どもサロン」、

また「休憩ロビー」もあります。

休憩ロビーでは、お弁当などを食べてもいいそうです!

午前中から遊んで、お昼を食べて、午後までたっぷり遊べます!

 

そして、こどもみらい館では、イベントも多く行われています。

 

まず、明日(1月13日)から工房で節分の鬼退治をテーマに、

2種類の工作体験が行われます。

 

1つは、「竹竹・バンバン!」です。

竹を素材につくる豆鉄砲です。

参加費200円かかります。

 

スタッフの方が作った「竹竹・バンバン」を見せてもらったんですが、

結構本格的な豆鉄砲でした。

 

折り紙を丸めたものを、豆鉄砲で飛ばすんですが、

数メートル飛んでいきます!

 

竹竹・バンバンは、小刀や木づちを使ってつくります。

分からないことはスタッフの方に聞いたりしながら、安全に工作を楽しんでくださいね!

 

2つ目は、「オニスビー」です。

まんだら紙や和紙で作る鬼の面のフリスビーです。

紙で土台を作り、好きな色の和紙で鬼の面を作っていきます!

さらに、紙で鬼の顔を作るなど自分だけのオニスビーが作れますよ~!

参加費は、150円です。

 

オニスビーは、難しい作業もないので、小さなお子さんでも楽しく工作できると思います!

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そして、工作をしたあとは、

自分が倒したい鬼、例えば「おこりんぼう鬼」とか「泣き虫鬼」と紙に書いて、

的当てで遊んでみてくださいね!

 

また、2月3日(土)4(日)は、ワークショップホールで「的あてで遊ぼう!」が行われます。

 

節分の工作は、2月4日(日)までです。

季節に合わせて、様々な工作が登場しますので、何度でも楽しめます!

 

 

他にも、今週末13日、14日は、1階プレイホールで「かえっこバザール」が行われます。

かえっことは、使わなくなったおもちゃやぬいぐるみを持ってきて、

ポイントに交換してもらい、

たまったポイントで他の人が持ってきたおもちゃと交換する遊びです!

 

おもちゃを持っていかなくても、

プレイホールでやっているゲームやクイズ大会に参加することで、

ポイントをためることができます。

 

おもちゃは、1ポイントから3ポイントで交換できるものに分けられます。

また、大きなぬいぐるみやプラレールなど、みんなが欲しい!と思う目玉のおもちゃは、

15時ごろからオークションが行われるそうですよ!

たくさんポイントをためて、オークションにも参加してみてくださいね。

 

そして、このかえっこバザールでは、こどもたちが「かえっこスタッフ」として働くことができるんです!

受付のお仕事や、持ち込まれたおもちゃは何ポイントで交換できるか決めるお仕事などなど。

かえっこバザールのお仕事を毎回楽しみにしている子たちもいるそうです。

 

かえっこバザールは、小さな子供の街だそうです!

商品を売って、買って、お仕事をして、イベントに参加して、楽しんでくださいね!

 

かえっこバザールは、午後12時30分から午後4時30分までです。

お仕事スタッフの受付も12時30分から行われます!

 

また、明日13日の午後2時からは、研修室でおはなしの会が行われます。

いつもは射水おはなしの会や高岡おはなしの会のストーリーテラーによるおはなしですが、

今回は出演者の都合によりお休みの為、

こどもみらい館のスタッフさんが絵本の読み聞かせを行うそうです!

 

毎月イベントが多数行われています。

富山県こどもみらい館のHPを見てみてくださいね!

 

 

また、富山県こどもみらい館は、今回の地震の影響で、手洗いなどの蛇口からでる水がph基準を満たしていない状況となっています。

そのため、水道水を飲料水として利用することができませんので、

飲み物は水筒などで持参するか、休憩ロビーの自販機をご利用ください。

また、カップ飲料自販機はご利用できませんのでご注意ください。

 

私は、初めてこどもみらい館に行ったんですが、

全長100mにもなる、長く大きなトンネルがあったり、

工作などの造形遊びができる工房があったり、

子どもたちが様々な遊びや体験ができる施設でした!

 

寒い冬も、ぜひ富山県こどもみらい館で元気に遊んでくださいね!

 

今回は、太閤山ランド内にある富山県こどもみらい館をご紹介しました!

 

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富山県こどもみらい館

場所 太閤山ランド

開館時間 午前9時から午後5時まで

休館日 毎週火曜日と祝日の翌日

入館料 無料です。

駐車場 4月~11月 普通車400円 大型車670円

12月~3月 無料

*駐車場からこどもみらい館までは、徒歩で15分ほどかかります。

冬季限定(3/31まで)で駐車場から30分おきに、

園内無料バスが出ていますので、ご利用ください!

 

富山県こどもみらい館のHPはコチラから。

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mizunashi 8:00 PM

高岡市万葉歴史館

2024年1月8日

今日は、成人の日ですね。

今年成人を迎えられたみなさん!

おめでとうございます!

一部地域では延期になっているところもありますが、

二十歳の集いが行われたところもありますね。

 

今年成人を迎えたみなさんは、どんな大人になりたいですか?

いろいろなことにチャレンジしてみてくださいね!

みなさんの夢がかなうことを願っています!

 

さて、先週のSTEP!では、「高岡市万葉歴史館」をご紹介しました。

 

高岡万葉歴史館は、平成2年に開館した歴史館です!

万葉集という一つの作品に特化した初の歴史館でした。

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去年12月に、学芸課長の新谷秀夫さんに、万葉集について詳しく教えていただきました!

 

高岡と万葉集のつながり。

ご存知の方も多いと思いますが、改めて振り返っていきましょう!

 

まず、万葉集は奈良時代ごろに作られた歌集です。

全20巻、およそ4500集の歌が収録されています。

収録されている歌は、天皇や貴族だけではなく、

下級の役人や九州北部の防衛にあたった防人、また一般庶民のものもありました。

 

はっきりとはわかっていませんが、

この万葉集の編纂にかかわっていたのが、「大伴家持」と言われています。

 

そして、高岡と万葉集のかかわりが深いのは、

「大伴家持」が越中国の国守=トップとして5年間赴任していたからです。

 

大伴家持は、生涯読んだ歌のうち、およそ半数を越中国で読んだそうです!

そのため、家持を研究している方や愛好家の方からは、

高岡は万葉集にとっても重要な地域と考えられています。

 

大伴家持は、一度みた感動は、何度も歌を詠まないそうです!

なので、立山連峰に関連する歌は2つ。

また、一つは立山連峰から雪が解けて水がながれている川を読んだものなので、

立山連峰の感動を詠んだ句は1つしかありません。

 

同じ題材では何回も読まないのに、越中国で作られた歌がおおいというのは、

それだけ越中国で感動することが多かったということです!

 

家持が歌を詠んだところは、今の雨晴海岸であったり、二上山、以前は射水川と呼ばれていた小矢部川などなど。

きっと今富山に住んでいる私たちも見たことがある景色を読んでいたりします!

 

そんな万葉集のゆかりの地高岡では、30年以上前に、地元由来の万葉かるたの制作や、万葉集全4516首をリレー形式で読む朗唱の会が行われるなどしていました。

その時に、「高岡市万葉歴史館」も誕生しました。

 

もともとは、パネルなどを使い越中にゆかりのある歌などを紹介していたそうですが、

2年ほど前に、展示室のリニューアルをしています!

 

リニューアル後は、2つのエリアがあります。

 

まず、一つめは「万葉体感エリアープロジェクションマッピング「大伴家持と越中万葉の世界―」です。

 

古代宮殿と屏風をイメージした、大型スクリーンにプロジェクションマッピングが投影され、歌の世界を堪能できます。

 

大型スクリーンには、家持が越中で詠んだ歌と現代の言葉に直した歌、そして、その歌をイメージした映像が流れます。

 

例えば、かたかごの花を読んだ歌は、

スクリーン一面にかたかごの花が映し出されます。

 

映像がでるので、歌だけ見た時よりも、

情景がイメージしやすく、わかりやすくなっています。

 

スクリーンでは、およそ8分ほどの映像で、

家持が越中国で読んだ10首が紹介されています!

 

10首の紹介が終わった後、

万葉集が作られた時代と現代を比較するような映像が流れます。

昔は自分が感動したことや感じたことを歌にしてよむ。

今の時代は、旅行に行って感動した景色や食事、思い出をSNSに書き込む。

映像をみて、昔も今も手段は変わっても、

やっていることは変わらないんだなぁと感じました(笑)

 

このエリアでは、紹介する歌にまつわる詳しい解説はありませんが、

二つ目のエリア「万葉学習エリア」で詳しく紹介されています。

気になった方は、どんな歌だったか覚えて、次のエリアに行ってみてくださいね~!

 

続いて、2つ目のエリア「万葉学習エリア」を詳しくご紹介します!

万葉学習エリアでは、万葉集や越中国について学べるほか、

クイズや万葉仮名をつかったあそびなど体験もできます!

 

万葉集の有名な歌や越中国で読まれた歌など、

解説文と絵で分かりやすく解説されています。

 

また、様々なパネルにクイズもあるますので、

挑戦してみてくださいね!

 

そして、子供たちに大人気なのが、「万葉仮名」をつかった体験です。

万葉集は、中国から伝わった漢字を使って書かれていました。

当時はひらがながなかったので、音に合わせて、漢字を当てはめて使っていました。

 

例えば、「あ」は、阿蘇の「阿」や安いという漢字が使われていました。

また、八十一とかいて、「くく」と読んだり、

昔は馬の声はひひーんではなく、いいーんと言われていたことから、

馬の声と書いて、「い」と読んだそうです。

遊び心があふれていますよね~(笑)

歌をかきながら、漢字を当てはめることも当時は楽しんでいたそうです。

 

体験エリアでは、万葉仮名が一覧になってまとめられています。

ぜひ、万葉仮名をつかって、文章を書いてみてくださいね!

今だと、新年のあいさつや今年の目標をかいてみるのもよさそうです!

 

また、現在高岡市万葉歴史館では、「正月特別展」を開催中です。

高岡市の万葉かるたや、越中万葉かるた屏風などを展示しています。

越中万葉かるたの屏風は、万葉かるたに使われた原画で作られたものです!

富山の風景などが描かれています!

 

また、奈良県の正倉院に残る、新春の儀式に使う「子日目利箒(ねのひのめとぎのほうき)」の模造品が展示されています!

明治時代に政府の命令で正倉院の模造品を作った時のものです。

家持が詠んだ新春の歌とともに、

万葉のお正月の雰囲気を味わってくださいね!

 

今回、初めて高岡市万葉歴史館に行ってきましたが、

もっともっと万葉集について知りたい!と思いました。

そして、歌集というと難しく感じてしまいますが、

現代でいうSNSで感動や思い出を共有していることと似ていると知り、

ハードルが低くなりました。

 

ぜひ、みなさんも高岡市万葉歴史館で、万葉集や越中国の歌について、

楽しく学んでみてくださいね~!

 

今日は、高岡市万葉歴史館をご紹介しました!

 

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高岡市万葉歴史館

開館時間 3月まで 午前9時から午後5時まで

4月~11月 午前9時から午後6時まで

*最終入館は、閉館の45分前まで

*図書閲覧室は、午前9時30分から午後4時30分まで

休館日 火曜日

入館料 一般300円 中学生以下無料

正月特別展 1月29日(月)まで

*地震で館内で漏水が発生したため、トイレと暖房の使用ができません

(駐車場のトイレは使用可)

*詳しくは、高岡市万葉歴史館のHPから。

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mizunashi 12:00 PM

七草の日

2024年1月5日

2024年がはじまりましたね。

まさか元日に大きな地震があるとは思ってもいませんでした。

この地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

また、被災された皆様にお見舞い申し上げます。

 

私は、地震があった時は、地元の青森に帰省していました。

家族でテレビを見ていたら、緊急速報がなり、驚きました。

富山で震度5強、そして津波警報がでたと知り、

大好きな富山の皆さんのことが本当に心配で、

祈りながらテレビで流れる情報を見ていました。

 

家が倒壊していたり、断水している地域もあったり、

とても大変だと思います。

まだ余震も続いていますので、今後も注意していきましょう。

 

そして、ラジオは今後も通常通り放送を行います。

不安になったり、寂しくなったりしたら、

ラジオを付けていただけたら、きっと誰かと繋がることができると思います。

 

今年も、放送頑張ってまいりますので、

よろしくお願いいたします。

 

 

さて、今日のSTEP!の『みずなしまほの「これ、いいね!」』では、

明後日1月7日の七草の日をご紹介しました!

 

まず、七草の日に七草粥を食べる風習は、

桃の節句や端午の節句などの五節句の1つです!

 

もともと日本では、年の初めに目が出たばかりの春の野草を摘み取る「若菜摘み」の風習がありました!

また、中国では、1月7日の「人日」の日に、

7種類の若菜を汁物で食べて邪気を払うという行事がありました。

 

この人日の行事が日本にも伝わり、

「日本古来の若菜摘みと融合して、1月7日に七草粥を食べるようになったのでは?」と言われています。

 

その後、江戸時代に入ってから、五節句の1つとなりました。

 

今では、年末年始やお正月を終えて、胃や体をいたわるために七草粥を食べて、

無病息災を願いましょう!という行事になっています!

なぜか、私は小さいころから七草粥が大好きで、

一年に一度の七草粥を楽しみにしていました(笑)

 

なので、大学で一人ぐらしを始めてからも、

必ず七草粥を食べています!

今年も、フリーズドライの七草を用意しています!

いつも年が明けてから買っていたんですが、

クリスマスが終わった26日にいったら、

野菜コーナーに置かれているのを発見したので買ってきました~(笑)

準備万端です(笑)

 

そして、春の七草ですが、

リスナーのみなさんはすべてわかりますか?

 

私は、いつも5つまではパッと出てくるんですが、

残り二つがすぐにパッとは出てこないです(笑)

 

七草は、

「せり」「なずな」「ごぎょう」「はこべら」「ほとけのざ」「すずな」「すずしろ」です。

 

「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草」という歌も残っているので、この順番で覚えていらっしゃる方も多いですかね~!

 

まず、せりは、中国では紀元前から野菜として食され、日本でも古くから食べられていました!

ビタミンCやβカロテン、食物繊維が含まれ、胃腸を整え免疫力を高める働きをするそうです。

 

続いて、なずなは、「ぺんぺん草」と親しまれている野草です!

ナズナという名前は、「なでたいほど可愛い菜」と言われています。

食物繊維やビタミン、ミネラルなどが含まれています。

 

ゴギョウは、「母子草(ははこぐさ)」とも呼ばれています!

咳や痰、のどの痛みに効果があると言われています!

 

はこべらは、昔から食用だけではなく、薬用としても使われてきた野草です。

また、歯槽膿漏にも効果があると言われていて、

粉末状のはこべらと塩を炒ってつくるはこべ塩を歯磨き粉として使っていたとされています。

歯磨き粉の元祖と言われているそうですよ!

 

続いて、ほとけのざです。

ほとけのざは、シソ科とキク科の2種類あります。

春の七草は、「コオニタビラコ」というキク科の二年草です。

今は、ほとけのざというとシソ科のものが主流ですが、

コオニタビラコは、昔「ほとけのざ」と呼ばれていたそうです。

ちょぴりややこしいですね(笑)

春の七草になっているキク科のほとけのざは、胃腸の調子を整えてくれる効果があります!

 

そして、すずなは、カブのことです!

ここで、ようやっと普段の食生活でもなじみのあるものが出てきました(笑)

カブにはビタミンが豊富に含まれています!

 

ラストは、すずしろです。

すずしろは大根のことです。

大根は、平安時代の宮中儀式にも使われていて、古くから馴染みのある野菜です。

消化を助け、風邪の予防にもいいそうです!

 

春の七草それぞれに、いろいろな効果があり、

疲れた胃腸によさそうですね。

フリーズドライの七草を使ってもいいですし、

簡単に手に入るカブや大根を食べるのもいいと思います!

ぜひ、みなさんも明後日1月7日は、七草粥などを食べて、

胃や体を休めてくださいね!

 

今日は、七草の日をご紹介しました!

mizunashi 8:00 PM