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GO FOR KOGEI 2023

2023年10月9日

3連休最終日ですね!

どんな3連休だったでしょうか。

富山駅周辺も、旅行客の方が多かった印象です。

 

さて、先週のSTEP!では、

「北陸工芸の祭典 GO FOR KOGEI2023」をご紹介しました!

 

GO FOR KOGEIは、2020年に始まったイベントで、

今年で4回目の開催です!

 

富山、石川、福井は、各地域で工芸が栄えています!

各地域、それぞれ工芸のイベントは行っていますが、

なかなか北陸全体でのイベントはないので、

繋がりを作りたい!北陸全体で工芸を盛り上げたい!と、「GO FOR KOGEI」というイベントが始まりました!

 

2021年、2022年は、各県で会場が設けられていましたが、

今年は富山の富岩運河沿いが会場になっています!

 

今回は、水が流れるようにジャンルが移り変わるような展示になっています。

富山駅周辺の近代的な富山、中島閘門エリアの独特な富山、そして歴史ある街並みの岩瀬と、

作品と合わせて、富山の風景の移り変わりも楽しめるようになっています。

 

主な会場は、環水公園エリア、中島閘門エリア、岩瀬エリアの3つです。

各エリアの様々な場所に、作品が展示されています。

 

2023年は過去最多の26人の作家さんの作品がそろっています。

画材や素材も違う、ジャンルも違う、

個性あふれる作品です。

 

個人的に特に引き込まれた作品をいくつかご紹介します!

まずは、中島閘門エリアにある渡邊義紘さんの作品です。

葉っぱで、昆虫や動物などの生き物を作ったとっても繊細な作品です。

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100点以上の動物が展示されていて、

遠目からみると、葉っぱでできていると気が付かないくらい細かい部分まで作りこまれています。

近くで見ると、葉っぱの節の部分が、動物の背中になっていることなどがわかります!

 

一枚のクヌギの葉っぱを、接着剤も挟みも使わず、

ゾウやトラ、ヒツジ、キリンなどの生き物の形に指先で折り上げていきます。

葉っぱに息を吹きかけて、

水分量を調節して折り曲げているそうです!

 

かなり複雑におられているので、

見ただけでは、どの手順でおられているのか想像もつきませんでした~!

一つ作品を作り上げるのに、どのくらい時間がかかるんだろう・・・など、

いろいろなことを想像しながら楽しみました~!

 

また、動物のしっぽは、葉っぱの軸が使われているんですが、

一匹一匹しっぽにも特長が表れていて、

可愛かったです~!ぜひ、しっぽにも注目してみてください!

 

また、中島エリアの電タクさんの2階事務所に展示している定村瑤子さんの作品もおもしろかったです!

 

社長室と事務所に作品があるんですが、

部屋のいろんなところに定村さんの作品があり、

部屋のインテリアとともに溶け込んでいます。

 

絵画は、一度模型をつくり、模型を描くスタイルで書いているそうですよ。

 

社長室に実際にある置物が、絵画の中にも描かれていたりするので、

実際の部屋と絵画を見比べてみてくださいね~!

いろんな発見があると思います。

 

また、ぜひ、社長室のデスクの引き出しを開けてみてください!

定村さんの遊びごごろあふれる仕掛けがありますよ!

 

次にご紹介するのは、環水公園にある久保寛子さんの「やまいぬ」という作品です。

 

スターバックスコーヒーの前のエリアに、

2頭の青いやまいぬがいます!

環水公園で水を飲んでいるようなたたずまいです!

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ちょうど船が近くをとおり、水面が揺れていて、

より野生動物が環水公園に水を飲みに来た!という印象が強くなりました。

 

まだ、水面に影がゆらゆらと映るのもぼ~っとみていたくなりました。

コーヒーを飲みながら、鑑賞するのもよさそうです!

 

他にも樂翠亭美術館や岩瀬エリアなど、

どれも個性的で、見ごたえがある作品ばかりでした!

どの作品も主役ですので、

ぜひ、それぞれのエリアをじっくり楽しんでくださいね!

 

また、「GO FOR KOGEI」の期間中、様々なイベントも行われます!

 

10月21日(土)の午後1時から6時まで、

富山国際会議場で、国際シンポジウム「アートと工芸をめぐる話」が行われます。

第一部は、富山市ガラス美術館館長の土田るり子さん、そして台湾や香港、韓国の芸術に携わっている方のプレゼンテーション、

第二部はパネルディスカッションです。

入場は、無料で、定員は100名です。

予約は、コチラから。

 

また、10月29日までの毎週金曜日は、外国の方向けの、

ガイド、通訳付きのツアーも予定しています。

環水エリアから、貸切の船に乗って、

エリアを回ることができますよ~!

詳細は、写真をご確認ください。

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また、どの作品がどこに展示されているかなど、

イベントの詳しい情報は、HPをご確認ください。

 

 

私も各エリア回ってきましたが、様々なジャンルのアートに触れることができ、

楽しかったです~!

涼しくなってきた今、のんびりアート鑑賞してみてくださいね~!

 

環水公園から、水上ラインに乗って各エリアを回るのもおすすめです!

 

今回は、富山市の富岩運河エリアで行われているイベント

「GO FOR KOGEI2023」をご紹介しました!

 

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北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI2023」

期間 10月29日(日)までイベントは、10月29日(日)までです。

会場 富岩運河周辺の環水公園エリア、中島閘門エリア、岩瀬エリア

チケット ガイドブック付き 大人2500円 高校生1500円

チケットの購入方法 オンライン、樂翠亭美術館、電タク、桝田酒造店

観覧にチケットが必要な施設 樂翠亭美術館、電タク、桝田酒造店

無料エリアは、チケットがなくても鑑賞可。

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mizunashi 4:32 PM