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デビュー30周年、伊藤敏博さんをゲストに迎えて♪

2011年9月30日

本日は今年デビュー30周年を迎えた富山ゆかりのシンガーソングライター、
伊藤敏博さんをゲストに迎えてお届けしました♪
伊藤さんはFMとやま開局の頃、スタジオが丸の内にあった頃からお世話になっ
ていますねー。本当にありがとうございます!!!
第21回ポプコン本選でグランプリを取った「サヨナラ模様」がリリースされた
のが1981年8月25日。丁度今年同じ日に30周年記念のシングルとなる
「かたるしすの風」がリリースされたのです。歌詞カードには国鉄制服を着た
若き日の伊藤さんの写真が!なんと嬉しいことに富山の岩瀬で撮った写真なの
だそうですよ。それにしても長髪のルックスが今見るととってもカワユイ(当
時はお兄さんという感じで拝見してましたが)。そして今回カップリングされ
いる「親不知情景」ですが実は「サヨナラ模様」の前年に出した伊藤さんの初
レコード作で北陸で8000枚の売り上げ、地元有線でも1ヵ月連続1位を
記録したエリアヒット作。また現在射水市に住む伊藤さんにとって親不知は実
家のある故郷。新曲と共にまさに音楽人生の原点としての楽曲を収録した30
周年記念シングルなのです。
シンガーソングライターとしての活躍を続ける中で自分が培ってきたものを
何かもっと伝い残せることはないかと始めたのが4年前から行っている歌の
先生としてのレッスン。ジャンルもフォークだけではなく演歌からポップス
まで幅広く、中には声優を目指す若者もいるそうです。ヴォイストレーニング
も伊藤さん自ら指導してくださるということですよー。
30周年の今年は各地でのコンサートやライブでも大忙しでもあるのですが
東日本大震災を受け、チャリティとして開催するなど伊藤さんの暖かさが
ずっしり伝わるお話でした。この後も東名阪での記念コンサートの他、富山
の事務所で開催するマンスリーライブは毎回趣向を凝らした内容で座席も
近く、ファンも楽しみにしているとか(伊藤さんによるとつばがかかりそう
なぐらい近いとか!伊藤さんの楽曲だけではなく時には先輩アーティストの
名曲もセレクトして聴かせて下さるそうですよ)。ファンの方たちも同じよ
うに年を重ねてきた間柄、「30周年にはこれ着てね」とジャケットのプレ
ゼントがあったり「あのトーク、エッチすぎるぅ」とダメだし(?!)が入っ
たり、素敵な関係が目に見えるようでした。
本日お届けしたのはもちろん、伊藤さんのデビュー30周年記念シングル
「かたるしすの風」☆カタルシスは心の浄化。そして伊藤さんにとって風は
とても大切な存在とのこと、様々な出会いも偶然の風が重なった奇跡。その
風が集まる大地、風土から生まれる曲を自分はこれからも作っていきたいと
話されていました。音楽の旅人として心に響く素敵な歌を唯一無二の伊藤敏
博ヴォイスで今後もたくさん聴かせていただくこと楽しみにしています!!!
伊藤さんのライブスケジュールや音楽教室、CD情報など詳しくは伊藤敏博
倶楽部「風遊」
まで!
                        (Takagishi記)

FMとやま 5:18 PM

9月16日&23日放送は古典が生み出す新しい音楽、雅楽演奏家・太田豊さん♪

2011年9月16日

富山の音楽シーン、富山ゆかりのアーティストを応援するOTANIふれ逢いステー
ション
によるふれステ・マガジン、9月は国内外で活躍する富山出身の雅楽演
奏家・太田豊さんをゲストに迎えました。太田さんは1975年生まれ。プロの
演奏家として日本の古典である伝統的な雅楽だけではなく作曲やプロデュース、
ライブなどオリジナル作品の両方に取り組む音楽家。古典と現代音楽、どちらも
同じぐらいの比重とおっしゃっていました。去年から故郷・小矢部市に居を移し
ての日々ですが東京や関西など県外に行くことが多く、ようやく地元での演奏会
が今月末に予定されているんです。
平安時代に日本の音楽として完成された雅楽。同じ邦楽でも能や歌舞伎などとは
趣きが全く違いますよね。太田さんが専門とするのは横笛と琵琶と左舞。実は雅
楽の世界では管楽器、絃楽器、舞を全て必ず一種類ずつ、そして歌も出来ない
といけないのだそうですよ。元々神様のための音楽でもあり、また平安貴族達は
楽器を奏で合って「遊ぶ」ことが教養であり、もてる要因でもありました。そう
いえば光源氏も音楽や舞で魅了するシーンありましたよねー。東京芸大の邦楽科
雅楽専攻とのことでさぞや伝統を重んじた環境だったのかなとお会いする前想像
していたのですが、実はジャズ通のおじさんの影響でジャズプレイヤーになりた
かったと言う太田さんはジャズの道に進むにしても何か日本の音楽を知らないと
いけないよとのアドバイスに16歳の時、地元小矢部の雅楽会に所属したのが
きっかけなのだそうです。もともと吹奏楽部でフルートを吹いていたこともあり
横笛を選んだとおっしゃっていました。ちなみに琵琶は雅楽では音階を弾かず打
楽器のようなリズムを取るのが役割なのだそう。小矢部でのライブでは日本最古
と言われる天平時代の楽譜による琵琶演奏もされるそうですよ♪
今回は雅楽との出会いや魅力について伺いましたが太田さんのベースにある
和と洋。次回はサックス奏者として参加した「渋さ知らズ」時代のお話や和楽器と
西洋楽器の混在バンド「東京民族音楽」結成秘話、デーモン小暮閣下との共演、
テレビドラマや舞台音楽の制作エピソードなどいろいろと伺って参りまーす!
地元エピでは実はJR高岡駅のお鈴を使った発車音メロディ作曲も太田さんなん
ですよ。15分番組では時間が足りません!!!

<太田豊さんが出演されるライブや舞台の予定>

9月29日(木)いするぎ寺子屋Vol.4「ニッポンの鼓動」
出演)太田豊(笛、Sax、楽琵琶) 竹内秀一(小鼓)、斉藤良(Drums)
場所)乗光寺(小矢部市八和町) お問い合わせは小矢部市商工会
19:00~ご住職のお話 19:30~演奏  入場無料
※ お車は小矢部市総合会館に駐車後、会場まで誘導。

11月18日(金)「城端で雅楽を聴く会」 出演・博雅会
会場)南砺市城端伝統会館じょうはな座 19:00開演
全席自由・前売り1500円 当日2000円
太田さんは舞楽「蘭陵王」で壱具、フルバージョンにての舞を披露!

本日お届けした太田豊さんの笛演奏は平安時代の楽曲とのことで秋の冴え冴え
とした夜にぴったりの響きでした☆
次回は今年の夏、フランス公演した青森の劇団のために太田さんが作曲・演奏
した「善知鳥(うとう)のテーマ」をお送りします☆
笛、SAX、ピアノ、鳥の声…、全てが融合した太田さんの音楽世界をどうぞご堪
能下さい!!!
                     (Takagishi記)

FMとやま 5:17 PM

9月2日&9日放送はクロスランドに全国から自慢のミニSLが大集合!

2011年9月2日

2週に渡ってはクロスランドおやべ の山室さんによるクロラン・マガジン。
今月18日(日)、19日(祝)に開催される「クロスランドおやべ ミニSLフェスタ
inおやべ」のご紹介です。ゲストにクロスランドミニ鉄道クラブの林勇治郎さんを
お迎えしました。県内西部エリアを中心にミニSLの愛好家20人ほどで作るこのク
ラブ、中には自らミニSLの設計から部品の切り出し、完成まで手がけるすご技のメ
ンバーもいることで知られています。ベテランが多い中29歳の林さんは最若手。
実はケーブルテレビスタッフの林さんがカメラを抱えてミニSLの取材中、運転して
みないかと声をかけられたのがきっかけだったとか。ミニSLは本物と同じく蒸気
機関で動くので石炭を燃してお湯を沸かし、蒸気の圧力パワーを維持するのはすごく
大変。国鉄OBという大先輩メンバーから汽笛や手信号の厳しい指導も受け、熱気も
煤もなんのその臨場感あふれるミニSLの運転で林さんは子ども達を楽しませているの
です。是非是非自分と同じような若いクラブ員が増えればいいなということでした。
今度のフェスタでは陸橋やトンネルがある常設の600メートル八の字線路に加えて
交流広場外周にタワーをぐるりと囲む仮設の600メートル線路を増やして秋の野外
を思いっきり感じていただく形に。インターネットでの呼びかけもあり今年は例年よ
り全国からの参加者も増え関西を中心に約40台の車両が登場する予定。昔懐かしい
蒸気機関車はもちろん、人気新幹線や地域鉄道のミニ列車など注目ですぞ!もちろん
地元クラブも準備万端整えて皆さんのご来場をお待ちしています。時間は両日とも
午前10時から午後4時まで。チケットは100円券6枚つづりで500円(小人
1回200円、大人1回300円)とのこと。またフェスタではミニSLメーカーのブ
ースなどもお目見えすると言うことで来週はその他「鉄道あれこれ」と題し、最新
列車おもちゃ事情や富山地鉄が舞台の話題の映画RAILWAYSについてなどいろいろと
お話を伺っていきますよ。どうぞお楽しみに♪
クロスランドのホール事業では今月17日(土)開催のバレエ「白鳥の湖」全幕(こ
ちら宝くじ文化公演)や10月のフラダンス、落語の公演も要チェック!
小学生の頃よくFMとやまを聴いていた林さん、音楽も大好きで去年のクロスランドで
の音楽博覧会ではSEAMOから会場での暴れっぷりに「猛獣さん」と名づけられ今やその
ハンドルネームで全国のSEAMOファンに知られるように!!!本日お届けしたのは
SEAMOで「海へいこう」☆来週は山室さんセレクトでSLに乗ろうとの思いを込め電気
グルーヴの「ポポ」をお届けいたしまーす☆
                          (Takagishi記)

FMとやま 5:16 PM