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4月13日&20日放送は富山市のハーピスト・川村文乃さんがゲストです♪

2012年4月13日

2週に渡っては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢いステ
ーション
によるふれステ・マガジン。今回は富山市にお住まいの
ハーピスト、川村文乃(あやの)さんがゲストです。川村さんは
ソロや様々な室内楽アンサンブル、オーケストラとの共演など
富山でただお1人のハープ奏者として美しい音色を聴かせて下さ
っています。去年11月にお子さんを出産され音楽活動を再開さ
れましたがこれから春らしいコンサートが予定されていますよ♪
川村さんが演奏するのはグランドハープ、マリー・アントワネッ
トも演奏していたというハープの中のクイーンと言ってもいいの
では?現在ハープの指導もされていて出身校である呉羽高校では
管弦楽部のトレーナーもされています。実は川村さんが在籍当時、
届いたのは小さなアイリッシュハープ、手引書を読んで自分で勉
強してねと言われもうただ触るぐらいしか出来なかったーと思い
出を語ってくれました。それからグランドハープと出会い、先生
も自分で見つけていくという体当たりともいえる行動派。高校時
代から始めたグランドハープは音大に行った時、幼いときから始
めている友人達との差に愕然としたそうですがその分練習量も並
大抵ではなかったそうです。出産後もあまり長く楽器から離れる
と指や腱が緩んでしまうので頑張って楽器を練習していらっしゃっ
たそうですが、そのあたりの苦労話は来週伺っています。よくバ
レリーナは練習を休むと戻すのが大変と伺いますが演奏家も同じ
なのですね。母として子育ても精一杯する中で、常に演奏の出来
るコンディション作り、精神力も必要ですよね。クラシックとば
かり向き合っていると煮詰まってしまうのでという川村さん、意
外なジャンルの音楽がストレス解消にもなっているそうですよ。
かなりはじけるタイプだとか?!ハープの構造や魅力についても
伺いましたがこちらはクロスランドおやべでの2009年コンサ
ートの際の写真。

美しい彫刻もほどこされていてハープは楽器の美術品と言われる
こともあるそうです。絃はピアノの白鍵にあたり、♯や♭は足元
のペダルを操作するそうでドレスに隠れた足元も実はとても忙し
いのだとか。世界には古代から沢山の種類のハープがあり楽曲も
様々。川村さんの好きなグランジャニーと言う作曲家はハープ奏
者でもあり反響盤(ハープには反響盤があるのですね。だから幻
想的に響くのと納得!)を叩いたりする奏法を考えたのだとか。
勉強になりました!ちなみにこのグランジャニー作曲の「子ども
の時間」はゴールデンウィーク、福光美術館でのコンサートで演
奏されます。この後のスケジュールですが4月22日(日)は
立山町の陶農館で、5月5日(祝)は福光美術館で5月27日(
日)には大島絵本館の演奏会に出演されます。詳しくは川村さん
公式サイト、各会場のHPでご確認下さい♪
子育てもあって最近は大好きなお菓子作りもあまり出来ないんで
すがとおっしゃっていましたがブログを拝見しても興味のあるこ
とには生き生きと向き合っていらっしゃる川村さん、素敵だなぁ
見習わなくてはとつくづく思った高岸でした!!!
本日お届けしたハープ曲はハッセルマン作曲「泉」、来週はトュル
ニエ作曲「朝に」をお送りする予定です☆☆☆
                   (Takagishi記)

FMとやま 5:16 PM