grace

2010/6/8 火曜日

  • #サンレポとやま

驚き!!竹の器

この記事をシェアする

X LINE facebook

みなさん!こんにちはー!!
なぜか??「やまプー」から「クマやまプー」そして「くまプー」に・・
されてしまうかもしれない、漫才コンビ「ルーボー☆イーハーズの山下」です。

今日は「竹の器」の話ですよ!!

行ってきたのは、北陸銀行県庁内支店。
そこで6月14日(月)まで開催されているのが「竹の器」展示会なのです。

作者のお名前は「南部 治夫」さん。井波町出身の彫刻家さんです。
この器に利用されている竹は、丘陵の荒廃を防ぐために切り出された「竹」
を再利用しているんです。

当初、竹細工や竹のおもちゃなどを作っていたそうなんですが、ある日、
ふと・・(これ?器にならないかな??)と思い、インターネットで
調べてみると、誰も手がけている人がいないと知り(よし!!やってみよう)と
というのがスタートだったそうです。

最初は竹の「幹」の部分で制作していましたが、うまくいかない・・。
で、さらに調べてみると、大きな竹の根っこを抱えて笑っている人の写真を
見つけ、そこで「これだっ!!!」と閃いたとのこと・・。

竹の根っこはヒゲみたいな根をきれいに取り去ると、ずんぐりした「土筆」
のようになります。それを徐々に器の形にしていくのです。
それが、この写真。

dscf0539.JPG  根っこがお椀に・・・
そして、器を作る事に成功すると、次は漆器の「塗り」を応用。
その結果、一見すると「陶器」のような光沢を出せるようになったのです。
写真は「竹の器」ですよ。まるで瀬戸物のようでしょ。

dscf0537.JPG これは驚き!?
他にも、湯呑みやお猪口、ロックグラスにビアグラスのような竹のコップ、
皿などを作っておられます。当然「花器」もありますよ。

dscf0535.JPG これも根っこの部分      dscf0536.JPG

 

で・・・、何よりも驚いたのが、その手触り!!もう、何とも言えないほどの
「しっくり感」!!本当に手に馴染むのです!!

答えは簡単!一個一個を、まさに掌の中で手作りで制作しているので、自然と
手に馴染む形に仕上がってゆくのです。
それを聞いた瞬間、感動で鳥肌が立ちました。

 

詳しく知りたい方はインターネットで「自眼舎」(じげんしゃ)と検索を。
今度、県のアンテナショップでも取り扱いが決まったそうです。
14日までであれば北陸銀行県庁内支店で平日の9時〜15時まで見れます。

ぜひ、皆さんにも見て、触れてほしいと思う展示会でした。