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2016/02/17 (水)
  • 2月17日のキノコレ

2月17日のキノコレ[【終了】grace]


★☆★★☆★ 2月17日の 『キノコレ』  ★☆★★☆★   


「キノコレ」は、毎月・第1&第3水曜の13:45〜『grace』の中でお送りしています。


今週は、紀伊國屋書店富山店  店長  小作昌司さん  からオススメの本をご紹介頂きます。


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今日は、今日17日に発売になりました「また同じ夢を見ていた」をご紹介させていただきます。
 

『また、同じ夢を見ていた』著者:住野 よる 出版社: 双葉社
 

前作、「君の膵臓を食べたい」に続く著者第2作目です。
 
前回、7月にこのコーナーで紹介させていただきました。
その時は会社に戻ってから「店長!関西弁でしたよ」とダメ出しを食らいましたが・・・。
 
小学生の女の子の日常の物語。

学校の国語の授業で「幸せとは何か」を発表する中で
友達や学校の先生との会話と放課後に知り合った近所に住むお姉さん、
廃屋の屋上で出会った女子高生、
丘の上に住むおばあちゃんとの出会い。

小学生の澄んだ心で同級生のイジメにも負けず、
純真な気持ちで大人たちと会話し、
不思議な体験をしながらちょっと大人びた主人公、小柳菜の花。
放課後に出会う近所の黒猫。

前作でも読みやすくストーリー運びも上手いなぁ、
と感心させられますが文章が上手なんだと思います。

前作とは全く違ったお話ですが読み終わると気持ちが温かくなる、
と言うか「幸せとは何か」が、きっとあなたにも見つかると思います。

著者の2作目となりますが前作にも負けない作品でやはり読後に爽快感があります。

最後はハッピーエンドで終わりますが
登場人物の名前も読者に最後まで考えさせるところなど前作にも通じる作品。

終りまで読んで初めてわかるタイトルの意味。
 
前作もですが読み終わって「住野よる」さんて女性?と思いネットで調べると男性作家。

ただ今回も読後、やはり女性作家さん?と思える文章でした。
とにかく心が気持ちいい、って感じます。

キノベス2016の3位には「君の膵臓を食べたい」が入賞。

明日からドドーン、と紀伊國屋書店富山店でイチオシ、仕掛けていきますのでお立ち寄りください。
立ち読みでも結構ですので。
 

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<イベント情報>


* おとなのぬりえフェア

* 4月始まり手帳

* ヨーロッパ絵画展

  日時:2月18日(木)〜2月28(日)
  会場:紀伊國屋書店 富山店 Aカウンター横 イベントコーナー
 

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<フェアのご紹介>


・雑誌コーナーにて 

【オレンジページ バックナンバーフェア&Tarzanバックナンバーフェア】

 を行っております。

 3月15日まで展開予定です。
 ぜひ、この機会にお早めにお買い求めくださいませ。
 

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紀伊国屋書店富山店  

住所: 富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F   
電話番号: 076-491-7031  
営業時間: 10:00〜20:00  

HP http://www.kinokuniya.co.jp/store/Toyama-Store/

※店休日 2月は、17日、24日  3月はありません。

◎ 2月17日の放送は、ポッドキャストでもお聞きいただけます。



 

【終了】grace


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