★☆★★☆★　7月3日の　『キノコレ』　　★☆★★☆★　　　


「キノコレ」は、毎月・第1&第3水曜の13：45〜『grace』の中でお送りしています。


今週は、紀伊國屋書店富山店 　橋本 裕司さん 　から、オススメの本をご紹介頂きます。

百田尚樹さんや村上春樹さんなどの新刊があり、少し前は、文芸書がよく売れていましたが、
最近はビジネス書で動きがいいものがあります。
それがこちら。

前作『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』が30万部を突破した
ザ・ボディショップさん、スターバックスさんでCEOを務めた岩田松雄さんの作品です。

前回はリーダー向けの本でしたが、
今回は中間管理職から新入社員、就職活動生まで
あらゆる場面で役に立つものになっております。

タイトルは　『「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方』　です。

「上司といまいちウマが合わなくて……」
「上司への報・連・相の仕方がよくわからない」
「うまく上司をコントロールして、仕事を上手に進めたい」

こんな風に思っている方もいるかもしれません。

本書はどんな部下が今求められていて、リーダーにとって部下はどんな存在であってほしいかなど、
CEOまで登りつめた著者の成功体験、失敗体験を赤裸々に書かれているので面白いです。

理不尽に思える状況でも腐らず努力していたところ、それを見てくれている人がおり、
その後困ったときに助けてくれたという話がいくつかあり、
組織で働くなら当然人間関係が重要であること、
そしてすぐに結果が出なくてもあとで点と点がつながることがある
ということをあらためて知ることができる、
本当にためになる一冊です。

しかも今なら、著者の方にお願いして、
僅かですがサイン本が入荷しています。