[音楽]


Lavagem de Conceição (feat.Guinga)(ラヴァージェン・ヂ・コンセイサォンfeat.ギンガ))
Natalie Cressman & Ian Faquini( ナタリー・クレスマン&イアン・ファキーニ)

US女性ジャズ・シンガー/トロンボーン奏者のナタリー・クレスマンと、ギンガ直系のブラジル人ギタリスト/シンガーのイアン・ファキーニによるデュオ。



素晴らしいアンサンブル&ハーモニーで注目作をリリースし続けてきた二人の最新作は、イアン・ファキーニの師でもあるギンガのレパートリー/曲集。



ギンガ自身もヴォーカルとギターで参加。



ベイエリア出身、温かな音色のトロンボーンと天使のような美しいソプラノ・ヴォイスが特徴のナタリー・クレスマンは、サンタナのバンドに長く在籍していたトロンボーン奏者の父とブラジル音楽を愛するジャズ・シンガーの母という音楽一家に育ちジャズ/ブラジル音楽に精通。



またダウンビート誌の年間批評家投票で「Rising Star Trombone」部門を2度受賞している(2019,2023)。



ブラジリア出身のイアン・ファキーニはバークリー移住後の10代半ばでギンガに出会い師事、以降も決定的な影響を受け続けた。そしてNYを拠点に活動、ニコラス・ペイトンやアナット・コーエンとも共演していたナタリーが、カリフォルニアで毎夏開催されている「ブラジル・キャンプ」という短期アカデミーでイアンと出会いグループを結成。アルバム『Setting Rays of Summer』(2019)、『Auburn Whisper』(2022)をリリース





この新作で二人が取り組んだのが、ブラジル音楽の至宝ギタリスト/作曲家のギンガ集。繊細で不思議な浮遊感のあるガット・ギターで魔法のような音楽を創り、「究極美」ともいわれるそのサウンドと作風はジョビン〜エグベルト・ジスモンティ等とも並び称される程の影響力を世界中に与えている。

特に2019年奇跡の来日公演は大きな話題となった。このアルバムでは美しすぎるギンガ名曲の数々をこのデュオならではのアレンジと穏やかなサウンドで再構築。ギンガの名パートナーである詩人アウジール・ブランキやパウロ・セーザル・ピニェイロ他との曲がインティメイトな響きで静かに迫ってくる内容。

 

 
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