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ブーリン家の姉妹

2008年10月29日

おとといの夜、映画を2本続けて見ました。
今日は、2作品目のお話。

『アキレスと亀』を観て1時間もしないうちに、
『ブーリン家の姉妹』を観ました。

私は『エリザベス』も『エリザベス:ゴールンデン・エイジ』も大好きな作品です。
だから、今回もかなり楽しみにしていました。
だって、エリザベス1世の母親とその妹のお話ですよー!
これは、観ずにはいられない、というものです。

私は、時代物は海外・国内問わず好きです。
今の時代も、もちろん、生きにくかったり、大変なことも多いけれど、
今と昔で違うのは「規制」の差だと思うのです。
昔は、色々な「規制」があった。
その中で、苦しみながらも自分の人生を受け入れ、時には反発しながら生きていった。
だから、ドラマが成り立つ。
その「凄まじさ」は、今の時代の人間には、決して真似できないものだと思うの。
だから、私は惹かれるのかもしれないなぁ。

この作品の中に出てくる女性は、皆、強い。
妹メアリーは、人を純粋に愛する強さ(後に母としての強さも)、
姉アンは、策略家で大胆な強さ、
そして、彼女たちの母は、娘を思う母としての強さがあります。

簡単にストーリーを説明すると、
 1人の男性をめぐって、姉妹が対立するというものです。
そんな中、私が、一番共感したのは、姉のアン。
国王のヘンリーに対する言動を見ながら、
私は、「いいぞー!アン!!もっとやれー!」と、
まるでスポーツ観戦のように応援したくなりました。
そこに登場する妹のメアリー。果たして彼女は敵か?味方か?

国王ヘンリー8世が、姉妹を翻弄しているのか。
それとも、姉妹に翻弄されているのか。

さて、その結末は!?

いや〜。
面白かった。
でも、私にも妹が2人いますが、姉妹で1人の男性を奪い合うことだけは、
絶対にしたくない、と思いました。
でも、もし、そうなったら、どうなるんだろう?
私は、アンになってしまうのかしら・・・。
なんて想像しただけでこわいわ。
きっと、そんなことは無いはず。。。

この作品の前に『アキレスと亀』を観ていたことを忘れてしまうくらい、
まったく疲れを感じることなく、映画の世界に没頭しました。
思い立って、2本見てよかった。
タイプはまったく異なるけれど、どちらもとても面白かったです。

たまには、こんな秋の夜長もいいかもよ!

yukikotajima 10:00 am