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映画『ここは退屈迎えに来て』

2018年10月17日

今日のgraceの15時〜富山市出身作家、山内マリコさんが登場します!

山内さんと言えば、明後日19日の金曜から
山内さん原作の映画『ここは退屈迎えに来て』が公開されます。

おめでとうございます〜。

原作は2012 年に発表されたデビュー作で、
当時、私はラジオで作品をご紹介しました。

◎私の感想は コチラ

今日のgraceでは、原作をメインに映画のお話を伺います。
放送は今日の15時からです!

私は先日、試写会で一足早く映画を見てきたのですが、
ほぼ富山で撮影されており、
あまりにもおなじみの富山が切り取られているので
ちょっと恥ずかしさを感じました。(笑)

おなじみなのは、景色だけでは無く言動も、です。

女性二人が夜のファミレスでダラダラ喋る感じなんて、
私も20代の頃よくやってたなーと、懐かしい気持ちになりました。

他にもそれぞれの女性たちの気持ちがどれもわかって、
まるで客観的に自分を観察しているようでもあり、
そういう意味でも他人事とは思えない作品でした。

また、この作品は10代〜20代までの物語だけど、
35歳くらいになった彼女たちがどんな人生を送っているのか
覗いてみたくなりました。

アラフォーになった彼女たちが、
「若い頃、あんなこともあったよねー」
なんて言いながら笑ってたらいいなあ。

映画は19日(金)に公開となりますので、是非ご覧ください。

◎映画『ここは退屈迎えに来て』のサイトは コチラ

それから!
映画をご覧になったら、原作も読んでみてね。

私も今回久しぶりに原作を再読しました。
それも映画を見た後に。

久しぶりに読んだ原作は、新鮮な気持ちで楽しめました。
原作には、映画には出てこないお話もありますので、
映画を見た後に原作を読むと、おまけとして楽しめると思います。
そして、この短編が最高にキュートで面白い!

yukikotajima 12:02 pm

すぐ死ぬんだから

今日のキノコレは、紀伊國屋書店富山店の奥野さんから
内館牧子さんの『すぐ死ぬんだから』をご紹介いただきます。

◎奥野さんの推薦文は コチラ

私も読みましたので、軽く感想を。

大変面白かったです!!

主人公は、78歳のおばあちゃん、忍(おし)ハナです。

このハナさんは、
「人間60代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだ」
という信条を持ち、美しさと若さをキープすべくオシャレをしています。
同世代は着ないようなファッションを取り入れたり、
ネイルサロンにネイルをしに行ったり。

夫は折り紙が趣味の穏やかな人だし、
家業を継いだ長男も真面目に仕事をしている。
その上、孫たちはみんなかわいい!
つまり、ハナさんは幸せな生活を送っています。

周りの地味な同世代の人を目にしては「薄汚い」とののしり、
「人は中身と言う女にろくな者はいない」と直接言うのではなく…
心の中で、毒づきます。
まあ、一応大人ですからね。心の中で思うだけです。(笑)

そんな自分に正直に生きてきたハナさんでしたが、ある日、夫が倒れ…。

この続きは本のページをめくってみて下さい。

たぶん、夫が倒れ、ハナさんは介護の日々が始まるのかしら?
と想像した方もいらっしゃるかもしれませんが、違います!

ここから物語が大きく動きします。
まさかまさかの展開で、夢中で読み進めてしまいました。

ハナさんもなかなか強烈なキャラですが、
ハナさんの家族も個性派ぞろいです。

内館さんの『終わった人』が映画化されたように
この作品もいずれ映像化されたそうだな。

それにしても最近、高齢の方が主人公の作品が増えてきましたね。

私も以前、 『花まみれの淑女たち』という
おばあちゃんたちが活躍する小説をご紹介しましたが、
これから先、元気な高齢者が増えるにつれて、
ますます、おじいちゃん、おばあちゃんが主人公の作品が増えていくかもしれません。

ちなみに、『すぐ死ぬんだから』も『花まみれの淑女たち』も
主人公のおばあちゃんたちがとにかくパワフルなのが素敵!
どちらの作品も読んで元気になりましたもの。

70〜80代にしてみたら、アラフォーの私なんて若者です。

40代は、まだまだ色々なことができるな、と改めて思いました。

最近、もう年だしなあ、、、と何かをあきらめかけている方は、
あきらめる前にこれらの本を読んでみてください。
きっと、私ももう1回頑張ってみるか、と思えるはずです。

yukikotajima 11:28 am